JP2015218001A - 自動倉庫システム - Google Patents

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【課題】自動倉庫システムにおける作業性や安全性を向上させる。【解決手段】自動倉庫システムにおいて、格納庫は、物品を収容するコンテナが上下方向に複数個配列され、上方のリザーブ領域と下方のフェイス領域に分離される。クレーン104は、リザーブ領域およびフェイス領域の間でコンテナを昇降させることによりコンテナの配置を変更する。移動制御装置106は、クレーン104にコンテナの設置場所を指示する。物品の補充またはピッキングのために設けられるフェイス領域は、上下方向に複数段の設置場所が形成されている。移動制御装置106は、リザーブ領域からフェイス領域にコンテナを移動させるとき、コンテナの総重量に応じて、フェイス領域におけるコンテナの設置場所の高さを決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、自動倉庫システムに関し、特に、自動倉庫システムにおけるコンテナの配置を決定するための技術、に関する。
配送センターなど大量の物品を保管する現場では、自動倉庫システムが導入されることが多い。一般的な自動倉庫システムにおいては、複数のコンテナが格納庫内に積み上げられ、クレーンによりコンテナの配置が適宜変更される。
格納庫からは、1日に数回、物品の補充とピッキング(取り出し)が行われる。この補充/ピッキング作業の前に、コンテナの配置変更(以下、「入れ替え作業」とよぶ)が行われる。補充/ピッキングの対象となるコンテナ(以下、「作業コンテナ」とよぶ)は、格納庫上方のリザーブ領域から下方のフェイス領域にクレーンで移され、対象外のコンテナ(以下、「保管コンテナ」とよぶ)はフェイス領域からリザーブ領域に退避される。作業者は、フェイス領域に配置された作業コンテナを対象として、物品の補充/ピッキング作業を行う。
フェイス領域は、複数段、たとえば、上段/中段/下段の3段に分かれており、一般的には、最下段の作業コンテナがもっとも作業しやすい(特許文献1参照)。
特開2008−174349号公報
コンテナに収納される物品の大きさや重さ、形状はさまざまであり、補充/ピッキング作業によってコンテナの内容物やコンテナの総重量も変化する。作業者は、通常、フェイス領域にある作業コンテナを上から掴んで手前に引き出して補充/ピッキング作業をするため、上段から重い作業コンテナを引き出すときに作業効率が悪くなる。重いコンテナや大きな物品を収納するコンテナはなるべく下段に配置されることが望ましい。
ただし、上述のようにコンテナの内容物や総重量は自動倉庫システムの運用中に変化する。重いコンテナが重いままであり続けるわけではないし、軽いコンテナが軽いままであり続けるわけでもない。たとえば、1回目の補充/ピッキング作業時に最上段に配置されたコンテナは、次回の補充/ピッキング作業時にも最上段に再配置されるべきであるとは限らない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、自動倉庫システムにおける作業性や安全性を向上させることである。
本発明のある態様における自動倉庫システムは、物品を収容するコンテナが上下方向に複数個配列され、上方のリザーブ領域と下方のフェイス領域に分離される格納庫と、リザーブ領域およびフェイス領域の間でコンテナを昇降させることによりコンテナの配置を変更するクレーンと、クレーンにコンテナの設置場所を指示する移動制御装置と、を備える。
物品の補充/ピッキングのために設けられるフェイス領域は、上下方向に複数段の設置場所が形成されており、移動制御装置は、リザーブ領域からフェイス領域にコンテナを移動させるとき、コンテナの総重量に応じて、フェイス領域におけるコンテナの設置場所の高さを決定する。
本発明によれば、自動倉庫システムの作業性や安全性を向上させることができる。
自動倉庫システムのハードウェア構成図である。 フェイス領域の拡大図である。 移動制御装置の機能ブロック図である。 商品マスタデータベースのデータ構造図である。 在庫データベースのデータ構造図である。 判定ルールを示す図である。 補充/ピッキング作業における処理過程のフローチャートである。 コンテナの移動作業のフローチャートである。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、自動倉庫システム100のハードウェア構成図である。
本実施形態における自動倉庫システム100は、通信販売商品を保管・管理する。自動倉庫システム100は、格納庫102、クレーン104、移動制御装置106、商品マスタデータベース108および在庫データベース110を含む。
格納庫102は、上下方向に複数段の設置場所(以下、「スペース166」とよぶ)を有し、各スペース166にコンテナ112が収納される。格納庫102は、リザーブ領域114とフェイス領域116に分かれる。リザーブ領域114は、当面の出入庫が予定されていないコンテナ112(保管コンテナ)を収容すべき領域であり、格納庫102の上方に位置する。フェイス領域116は、出入庫が予定されているコンテナ112(作業コンテナ)を収容すべき領域であり、格納庫102の下方に位置する。本実施形態におけるフェイス領域116は、3段のスペース166を含み、下から下段スペース、中段スペース、上段スペースとよぶことにする。フェイス領域116の高さは作業者の一般的な身長と同等またはそれ以下であることが望ましく、たとえば、120〜160センチ程度であることが望ましい。
コンテナ112は、1種類の商品のみを収納する場合もあれば、複数種類の商品を混載することもある。
クレーン104は、2つの格納庫102の間を昇降し、コンテナ112の配置を変える。具体的には、フェイス領域116のコンテナ112をリザーブ領域114に移動させ、リザーブ領域114のコンテナ112をフェイス領域116に移動させる。
移動制御装置106は、クレーン104に制御信号を送信し、各コンテナ112の配置方法を指示する。移動制御装置106の構成については図3に関連して後述し、制御方法については図6〜図8に関連して後述する。
移動制御装置106には、商品マスタデータベース108および在庫データベース110が接続される。商品マスタデータベース108はコンテナ112に格納される商品の属性情報を格納するデータベースであり、詳細は図4に関連して後述する。在庫データベース110は各コンテナ112の在庫情報を格納するデータベースであり、詳細は図5に関連して後述する。
図2は、フェイス領域116の拡大図である。
図2では、フェイス領域116の中段スペース(下から2段目)から作業員がコンテナ112を取り出すときの様子が示されている。コンテナ112は、支持台118により支えられる。支持台118の下部からは矢印122の方向にクレーン104のアーム(図示せず)が差し込まれる。クレーン104は、アームによってコンテナ112を取り出し、昇降させ、移動制御装置106により指定された場所に設置する。
作業者の手がアームに当たるのを防ぐため、支持台118の下にはカバー120が取り付けられている。上下のコンテナ112の間には空間があり、作業者はカバー120の下からこの空間に手を入れてコンテナ112をつかみ、矢印124の方向(手前方向)にコンテナ112を引き出して作業する。
作業者は、専用または汎用の携帯端末130(図3参照)を保有しており、移動制御装置106から携帯端末130に作業指示が送信される。ここでいう作業指示とは、具体的には、どこにあるどのコンテナ112からどの物品を取り出し、どこにあるどのコンテナ112にどの物品を収納するべきか、という指示である。作業者は、指定の補充/ピッキング作業の完了後、作業完了通知を移動制御装置106に送信する。
格納庫102に多くのコンテナ112を収納するためには、上下に隣り合うコンテナ112の間は狭い方がよい。しかし、コンテナ112とコンテナ112の間が狭くなると、カバー120も必要であるため、作業者がコンテナ112の上に手を差し入れにくくなる。この結果、作業者がコンテナ112を引き出しにくくなる。本実施形態においては、このコンテナ112とコンテナ112の距離はコンテナ112の高さの1/4以下となるようにしている。下段スペースは比較的作業しやすいが、上段スペースは作業しにくい。特に、上段スペースの作業コンテナが重いときには、顕著に作業性が低下する。また、重い作業コンテナを落下させてしまう危険性も考慮すると、重い作業コンテナは下段スペースに配置されることが望ましい。少なくとも、重い作業コンテナを上段スペースに配置するのは避けた方がよい。
図3は、移動制御装置106の機能ブロック図である。
移動制御装置106の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
移動制御装置106は、作業員の携帯端末130、クレーン104、商品マスタデータベース108および在庫データベース110とのインタフェースとなる通信部126と、通信部126からの指示を受けて各種のデータ処理を実行するデータ処理部128を含む。
通信部126は、送信部132と受信部134を含む。送信部132は、制御信号等の各種の命令・信号を外部に送信し、受信部134は各種の信号・命令を外部から受信する。
データ処理部128は、計算部136と位置判定部138を含む。計算部136は、コンテナ112の総重量を計算する。位置判定部138は、コンテナ112の総重量や、コンテナ112に収納される商品のサイズに基づいて、コンテナ112の配置を決定する。位置判定部138は、図6に関連して後述する判定ルールに基づいて、位置判定を行う。
図4は、商品マスタデータベース108のデータ構造図である。
商品マスタデータベース108は、商品の属性情報を保存する。商品マスタデータベース108は、商品のIDを示す商品ID欄140、商品の名称を示す名称欄142、商品のサイズを示すサイズ欄144、商品の重量を示す重量欄146および商品の価格を示す価格欄148を含むが、商品の種別やメーカー名など他の情報が追加されてもよい。
図5は、在庫データベース110のデータ構造図である。
在庫データベース110は、在庫情報を保存する。入出庫が生じるごとに移動制御装置106により更新される。コンテナID欄150は、コンテナ112のIDを示す。位置情報欄152はコンテナ112の設置場所を示し、収納商品欄154はコンテナ112が収納する商品のIDとその数を示し、重量欄156はコンテナ112の総重量を示す。コンテナの補充/ピッキング回数など他の情報が追加されてもよい。
たとえば、図5のコンテナID=01のコンテナ112は、「フェイス(110)」と表記される場所に設置されている。これは、フェイス領域116の第1段(最下段)/第10列のスペース166に設置されていることを示す。コンテナ112(コンテナID:01)は、商品ID=04の商品を2つ、商品ID=18の商品を1つ収納し、その総重量は24キログラムである。ここでいう総重量とは、コンテナ112の重さに収納商品全体の重さを加算したものであってもよいし、収納商品全体の重さのみであってもよい。
図6は、判定ルール158を示す図である。
位置判定部138は、判定ルール158にしたがってコンテナ112の設置場所を決める。ルールID欄160はルールのIDを示し、重量範囲欄162はルールが適用される重量範囲を示し、選択順位欄164はフェイス領域116における空き領域の検索順位を示す。たとえば、総重量が15キログラム以上のコンテナ112をフェイス領域116に移すときにはルール1が適用され、下段から空きスペースが優先的に検索される。下段に空きスペースがないときには中段から空きスペースが検索され、中段にもないときには上段から空きスペースが検索される。総重量が10キログラム以上15キログラム未満の中間の重さのコンテナ112は、中段への配置が優先される。総重量が10キログラム未満の軽いコンテナ112は、上段への配置が優先される。
図7は、補充/ピッキング作業における処理過程のフローチャートである。
移動制御装置106の送信部132から携帯端末130へ作業指示が送信されると、作業員は指定されたコンテナ112(作業コンテナ)から指定の商品を取り出し、あるいは、指定の商品を収納する。終了後、携帯端末130から移動制御装置106には作業完了通知が送信される。
移動制御装置106の受信部134が作業完了通知を受信すると、まず、補充/ピッキング作業の結果を反映して在庫データベース110の収納商品欄154のデータが更新される(S8)。次に、計算部136は補充/ピッキングの対象となった作業コンテナ112の総重量を再計算する(S10)。たとえば、補充/ピッキング作業後にコンテナ112にある商品A(重さa)がm個、商品B(重さb)がn個であり、コンテナ112そのものの重さをcとすれば、コンテナ112の総重量xは、
x=c+m×a+n×b
となる。もちろん、上述のようにx=m×a+n×bとしてもよい。
送信部132は、在庫データベース110における重量欄156に再計算後の総重量を登録するように指示する(S12)。また、収納商品欄154も更新される。こうして、在庫データベース110は補充/ピッキング作業が行われるごとに更新される。
図8は、コンテナ112の移動作業のフローチャートである。
1日に数回、実際の補充/ピッキング作業が行われる前に、フェイス領域116とリザーブ領域114の間でコンテナ112の入れ替え作業が補充/ピッキング作業のための事前準備として行われる。次回補充/ピッキングの対象となるべき作業コンテナはリザーブ領域114からフェイス領域116に移され、次回補充/ピッキングの対象とはならない保管コンテナはフェイス領域116からリザーブ領域114に移される。クレーン104による入れ替え作業が完了後、図7に関連して説明した作業員による補充/ピッキング作業が実行される。
まず、次回補充/ピッキング作業の対象とはならないすべてのコンテナ112がフェイス領域116からリザーブ領域114の空きスペースに順次移動される(S20)。コンテナの位置が変わるため、移動制御装置106は在庫データベース110の位置情報欄152を更新する(S22)。
次に、位置判定部138は、次回補充/ピッキング作業となる作業コンテナを選択する(S24)。位置判定部138は、商品マスタデータベース108と在庫データベース110を参照し、作業コンテナに所定サイズ以上、たとえば、縦/横/高さのいずれかが40センチ以上の商品が収納されているときには(S26のY)、所定のルールを選択する(S30)。本実施形態においては、所定サイズ以上の大きな商品を収納する作業コンテナは、作業コンテナの総重量に関わらずルール1を選択するものとする。
所定サイズ以上の大きな商品が収納されていないときには(S26のN)、位置判定部138は在庫データベース110を参照して作業コンテナの総重量をチェックする(S28)。位置判定部138は、判定ルール158を参照して、ルールを選択する(S30)。位置判定部138は、選択されたルールにしたがって、フェイス領域116の空きスペースをサーチする(S32)。
送信部132は、クレーン104に制御信号を送信し、選択されたコンテナ112をフェイス領域116の特定された空きスペースに移動させるとともに(S34)、在庫データベース110の位置情報欄152を更新する(S36)。
更に、リザーブ領域114からフェイス領域116に移動させるべき作業コンテナがあれば(S38のY)、処理はS24に戻り、なければ(S38のN)、入れ替え作業は終了する。
以上、本実施形態における自動倉庫システム100の構成および制御について説明した。本実施形態における自動倉庫システム100によれば、特に重いコンテナ112はフェイス領域116の下段に優先的に配置されるため、作業効率を向上させることができる。また、安全面でも重いコンテナ112は低い段に配置されることが好ましい。同様に、大きな商品を格納するコンテナ112もフェイス領域116の下段に優先的に配置されるため、同様に、作業効率を向上させることができる。
コンテナ112の内容物や総重量は、補充/ピッキング作業を繰り返すうちにどんどん変化する。自動倉庫システム100においては、各コンテナ112の内容物や総重量は在庫データベース110によりリアルタイムに管理されている。補充/ピッキング作業が行われるごとにコンテナ112の総重量を再計算して登録するため、入れ替え作業が発生するときに常に重いコンテナ112が低い段から優先的に配置されるように制御される。1つのコンテナ112に複数種類の商品が混載されるときには、コンテナ112の総重量が変化しやすいため、在庫データベース110と判定ルール158に基づく本実施形態の配置制御方法は特に効果的である。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
たとえば、入れ替え作業のときに15キログラム以上の重い作業コンテナ112を特定しておき、まず、これらの重いコンテナ112を下段、中段、上段の優先順にて配置してもよい。次に、中間の重さのコンテナ112をフェイス領域116へ移動させる。これらの中間の重さのコンテナ112も下段、中段、上段の優先順にて配置される。最後に軽いコンテナ112のフェイス領域116へ移動させ、下段、中段、上段の優先順にて配置される。このような処理方法によっても、重いコンテナ112ほど低い段に優先的に配置できる。あるいは、リザーブ領域114からフェイス領域116に移動させるべきすべてのコンテナ112を総重量に基づいてソート(順位付け)し、重いコンテナ112から順番に移動させ、下段から優先的に配置してもよい。
サイズおよび重さを他の統一基準、たとえば、ポイントに換算してもよい。たとえば、40センチ以上の商品を格納するコンテナ112には5ポイントを付与し、15キログラム以上のコンテナ112には3ポイントを付与してもよい。こうして、コンテナの内容物のサイズおよび総重量に基づいて、コンテナごとに総ポイントを計算し、ポイントが大きなコンテナほど低い段に配置されるように制御してもよい。たとえば、7ポイント以上のときにはルール1、4〜6ポイントのときにはルール2、3ポイント以下のときにはルール3を適用してもよい。
本実施形態においては、コンテナ112に収納される商品のサイズとコンテナ112の総重量に基づいて、コンテナ112の配置を決定したが、これら以外の情報に基づいてコンテナ112の配置を決定してもよい。たとえば、「こわれもの」という属性を有する商品を収納するコンテナ112にはルール1を適用してもよいし、コンテナ112に収納される商品の数が多いときにはルール1を適用してもよい。
また、補充/ピッキング作業に際しては、コンテナ112の総重量が所定値を超えないように商品を配置したり、所定種類、たとえば、8種類以上の商品が1つのコンテナ112に混載されないように商品を配置することにより、作業の安全性や作業ミス防止を担保してもよい。
コンテナ112の入れ替え作業に際しては、図8のS20に関連して説明したように、保管コンテナのリザーブ領域114への移動と作業コンテナのフェイス領域116への移動が行われる、として説明した。しかし、フェイス領域116がすでに空のときには、リザーブ領域114の作業コンテナをフェイス領域116に移動させる作業のみを実行すればよい。また、次回の補充/ピッキングの対象とならないすべてのコンテナをフェイス領域116からリザーブ領域114へ移動させるのではなく、次回の補充/ピッキングの対象となる(リザーブ領域114からフェイス領域116への移動が必要な)コンテナの数から空となったフェイス領域116の数を減算した数のコンテナのみを移動させるようにしてもよい。
100 自動倉庫システム、 102 格納庫、 104 クレーン、 106 移動制御装置、 108 商品マスタデータベース、 110 在庫データベース、 112 コンテナ、 114 リザーブ領域、 116 フェイス領域、 118 支持台、 120 カバー、 126 通信部、 128 データ処理部、 130 携帯端末、 132 送信部、 134 受信部、 136 計算部、 138 位置判定部、 140 商品ID欄、 142 名称欄、 144 サイズ欄、 146 重量欄、 148 価格欄、 150 コンテナID欄、 152 位置情報欄、 154 収納商品欄、 156 重量欄、 158 判定ルール、 160 ルールID欄、 162 重量範囲欄、 164 選択順位欄。

Claims (10)

  1. 物品を収容するコンテナが上下方向に複数個配列され、上方のリザーブ領域と下方のフェイス領域に分離される格納庫と、
    前記リザーブ領域および前記フェイス領域の間で前記コンテナを昇降させることにより前記コンテナの配置を変更するクレーンと、
    前記クレーンに前記コンテナの設置場所を指示する移動制御装置と、を備え、
    前記物品の補充/ピッキング作業のために設けられる前記フェイス領域は、上下方向に複数段の設置場所が形成されており、
    前記移動制御装置は、前記リザーブ領域から前記フェイス領域に前記コンテナを移動させるとき、前記コンテナの総重量に応じて、前記フェイス領域における前記コンテナの設置場所の高さを決定することを特徴とする自動倉庫システム。
  2. 前記移動制御装置は、前記コンテナの総重量が第1の重量範囲にあるときには、前記コンテナの設置場所を第1の高さに設定し、前記コンテナの総重量が前記第1の重量範囲よりも軽い範囲である第2の重量範囲にあるときには、前記フェイス領域における前記コンテナの設置場所を前記第1の高さよりも高い第2の高さに設定することを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫システム。
  3. 前記移動制御装置は、前記コンテナの総重量が第1の閾値よりも大きいとき、前記コンテナの設置場所として前記フェイス領域の最下段から優先的に空き領域を検索することを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫システム。
  4. 前記移動制御装置は、前記コンテナに格納される物品のIDと前記コンテナの総重量が登録される在庫データベースと接続され、
    前記移動制御装置は、前記コンテナについて前記物品の補充またはピッキングが行われたとき、前記コンテナの総重量を再計算して、前記在庫データベースを更新することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自動倉庫システム。
  5. 前記物品の補充またはピッキングが行われたあと、作業者の携帯端末から作業完了通知が前記移動制御装置に送信された場合、
    前記移動制御装置は、前記作業完了通知を受信したことを条件として、前記物品の補充またはピッキングの対象となった前記コンテナの総重量を再計算して、前記在庫データベースを更新することを特徴とする請求項4に記載の自動倉庫システム。
  6. 前記移動制御装置は、前記フェイス領域において前記物品の補充またはピッキングが完了したコンテナを前記リザーブ領域に移動させることにより、前記フェイス領域に空き領域を作ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の自動倉庫システム。
  7. 前記移動制御装置は、前記リザーブ領域から前記フェイス領域に前記コンテナを移動させるとき、更に、前記コンテナに含まれる物品のサイズに応じて、前記フェイス領域における前記コンテナの設置場所の高さを決定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の自動倉庫システム。
  8. 前記移動制御装置は、前記コンテナに含まれる物品のサイズが第2の閾値よりも大きいとき、前記コンテナの設置場所として前記フェイス領域の最下段から優先的に空き領域を検索することを特徴とする請求項7に記載の自動倉庫システム。
  9. 前記格納庫においては、作業者を前記クレーンのアームから守るためのカバーが設けられることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の自動倉庫システム。
  10. 前記格納庫において、上下において隣り合う前記コンテナの隙間が前記コンテナの高さの1/4以下であることを特徴とする請求項1から9のいずれかの記載の自動倉庫システム。
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