JP2015217535A - 段ボールシート加工装置及びそのセット方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】印版交換を伴うオーダーチェンジに際して製函機等の停止時間を短縮してその稼働効率を向上させることができるようにする。【解決手段】段ボールシートに加工を行なう加工部1〜6を有し、加工部は、複数の印刷ユニットを選択的に使用してコンベアで搬送される段ボールシートに印刷を行なう印刷部2を含んでいる段ボールシート加工装置であって、複数の印刷ユニットにそれぞれ設けられ、印版交換の実施後にオペレータがオン操作する印版交換実施済みスイッチ86a〜86dと、印版交換実施済みスイッチ86a〜86dのオン操作を受けて該当する印刷ユニットが印版交換実施済みであることを表示する表示手段87a〜87d,122,131と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、段ボールシートに印刷を含んだ加工を行なう製函機等の段ボールシート加工装置及びそのセット方法に関するものである。
段ボールシートを加工する装置の代表的なものに製函機がある。製函機は、上流側から、給紙部,印刷部,排紙部,ダイカット部,フォルダグルア部,カウンタエジェクタ部といった加工部が順に設けられている。給紙部で板状の段ボールシートを印刷部に供給し、印刷部で段ボールシートに印刷をし、排紙部で印刷された段ボールシートにスロッタによる溝切りやスコアラによる罫線入れを行ない、ダイカット部で打ち抜きによって段ボールシートから不要部分を断裁し除去する。さらに、フォルダグルア部で、段ボールシートの左右両端部が裏側で重合するように折り曲げ加工して、左右両端部の重合個所を糊によって接着して製函用シート材(段ボール箱用ブランク)を形成し、カウンタエジェクタ部で製函用シート材を計数しながら積載する。
こうした製函機では、製函用シート材のオーダーチェンジの際に、印刷ユニットのインキ供給系統のインキ洗浄や、印刷ユニットの版胴に装着された印版を交換する作業等のセット処理が必要になる。このオーダーチェンジに要する多くの作業は自動化され、いわゆるオートセット処理によって各加工部が新オーダーに応じた状態に自動で設定されるが、印版交換の作業については別途人手を要している。
なお、印版交換の作業も、印版交換を補助する装置等の開発によりオペレータの作業負担は軽減される傾向にある。例えば特許文献1には、製函機ではなく枚葉印刷機に関するものであるが、印版交換を補助する装置が開示されている。しかし、これらの補助装置を用いてもオペレータの手作業が必要である。また、印版交換の際には、印刷ユニットの版胴をこれと対向して備えられた圧胴から離隔させる胴抜きを予め行なう必要がある。
したがって、オーダーチェンジの際には、製函機を停止させ、例えば版胴を含む昇降ユニットを上昇させることで版胴を圧胴から離隔させる胴抜きを行ない、印版交換の作業を行なう。印版交換が完了したら、版胴が段ボールシートを介して圧接するように例えば昇降ユニットを下降させることで版胴を圧胴に接近させる胴入れを行なう。そして、その他の各加工部のオートセットも完了すれば製函機を始動させることができる。
なお、版胴を圧胴に接近させる昇降ユニットの下降は、版胴セットボタンの操作をトリガーに実施される。なお、版胴セットボタンは各印刷ユニットの操作パネルに設けられており、オペレータによって手動で操作される。このように、オペレータの手動操作をトリガーに昇降ユニットを下降させて印刷部のセットを完了するのは、印版交換を実施したか否かは自動で判断することが難しいためである。
このような印刷部では、複数(例えば4台)の印刷ユニットが装備され、これら複数の印刷ユニットを、印刷に必要なインキ色の数に応じて選択的に使用して印刷をする。また、印刷ユニットには、段ボールシートへの印刷に通常用いるフレキソ印刷機が適用されている。このフレキソ印刷機は、プロセスインキを用いるカラー印刷とは異なり、そのオーダーに応じた専用色(いわゆる特色)のインキが使用される。多くのオーダーは単色又は2色であり、3色や4色のオーダーは比較的少ない。
したがって、例えば、印刷に必要なインキ色が2色であれば2台の印刷ユニットを使用する。現オーダーが2色であれば、2台の印刷ユニットが使用されるが、残り2台の印刷ユニットは遊休状態にあり、次のオーダーに対して、現オーダーで使用している印刷ユニットからこの遊休状態の印刷ユニット(遊休印刷ユニット)に切り替えて使用することや、現オーダーで使用している印刷ユニットとこの遊休印刷ユニットとを併せて使用することができる。
ただし、印版交換の際には、印刷ユニットの版胴を、これと対向して備えられた圧胴から離隔させなくてはならない。しかし、版胴及び圧胴によって段ボールシートを搬送する場合は、遊休印刷ユニットでも版胴及び圧胴を圧接させなくてはならないため、遊休状態を利用して印版交換の作業を行なうことはできず、製函機を停止させて印版交換の作業を行なわなければならない。一方、例えば特許文献2に記載されているようにコンベア及びサクション装置等を用いて段ボールシートを搬送する場合は、通常、遊休印刷ユニットの版胴及び圧胴を用いなくてよいため、遊休印刷ユニットの版胴を圧胴から離隔させて、印版交換の作業を行なうことができる。
このような遊休印刷ユニットの場合、現オーダーの生産のために製函機が稼働しているときに、これと並行して次オーダーのための印版交換の作業を行なうことができるため、予めの印版交換の作業を行なっておけば、オーダーチェンジの際には、遊休印刷ユニットの印版交換の作業が不要になり、この分だけオーダーチェンジのための製函機の停止時間を短縮させることが可能になり、製函機の稼働率を向上させることができる。
実開昭61−77247号公報 特開2000−6362号公報
ところで、遊休印刷ユニットで予め印版交換の作業を行なっておく場合も、胴入れのために版胴を圧胴に接近させる昇降ユニットの下降は、オペレータの版胴セットボタンの操作をトリガーに実施され、この昇降ユニットの下降によって印刷部のセットが完了する。これにより、製函機を始動させ次オーダーの生産を開始することができる。しかし、印版交換もオートセットもいずれも完了したとしても、オペレータの版胴セットボタンの操作がなければ次オーダーの生産を開始することはできない。
遊休印刷ユニットで予め印版交換の作業を行なっておく場合、印版交換の完了から現オーダーの終了及びオーダーチェンジに係るオートセットの完了までに時間があり、オペレータが印版交換を完了したことを明確に記憶していないために、再び確認に行った後に版胴セットボタンを操作する場合がある。この場合、版胴セットボタンの操作タイミングの遅れによって、製函機の停止時間が長くなり稼働効率が低下してしまう。
現オーダーで使用中の印刷ユニットの印版交換の場合にも、印版交換が完了したら、印刷ユニットの操作パネルで版胴セットボタンを操作するが、この版胴セットボタンの操作を忘れてしまうと、操作パネルから一旦離れた後に戻って操作することになり、操作遅れが生じて、その分だけ製函機の稼働効率が低下してしまう。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、印版交換を伴うオーダーチェンジに際して製函機の停止時間を短縮してその稼働効率を向上させることができるようにした段ボールシート加工装置及びそのセット方法を提供することを目的とする。
(1)本発明にかかる段ボールシート加工装置は、段ボールシートに加工を行なう加工部を有し、前記加工部は、複数の印刷ユニットを選択的に使用してコンベアで搬送される段ボールシートに印刷を行なう印刷部を含んでいる段ボールシート加工装置であって、前記複数の印刷ユニットにそれぞれ設けられ、印版交換(即ち、オーダーチェンジに際して版胴に装着される印版を以降のオーダーのものに交換する印版交換)の実施後にオペレータがオン操作する印版交換実施済みスイッチと、前記印版交換実施済みスイッチのオン操作を受けて該当する印刷ユニットが印版交換実施済みであることを表示する表示手段と、を備えている。
(2)オーダーチェンジの際に、次オーダーに対応するように前記加工部をセットするオートセット機構と、オーダーチェンジの際に、予め入力されたオーダー情報に基づいて前記オートセット機構を作動させ、前記オートセット機構によるセットの完了を判定すると共に、前記複数の印刷ユニットのうち次オーダーの印版交換対象の印刷ユニットの前記印版交換実施済みスイッチがオン操作されたことを判定すると、次オーダーのために前記段ボールシート加工装置を始動する制御装置と、を備えていることが好ましい。
(3)前記複数の印刷ユニットのうち使用しない遊休印刷ユニットは、前記版胴が搬送される段ボールシートから離隔した状態とされ、印版交換が可能とされることが好ましい。
(4)前記複数の印刷ユニットには、印版交換時に使用する操作スイッチ類が併設され、前記印版交換実施済みスイッチは、前記操作スイッチ類の近傍に配置されていることが好ましい。
(5)前記複数の印刷ユニットには、印版交換時に使用する操作スイッチとして、前記版胴を回動させる版胴操作スイッチと、前記版胴に印版を締付する締付スイッチとが装備され、前記印版交換実施済みスイッチには前記締付スイッチが兼用され、前記締付スイッチの締付操作の終了操作を前記印版交換実施済みスイッチのオン操作とすることが好ましい。
(6)前記表示手段は、表示灯であることが好ましい。
(7)前記段ボールシート加工装置全体の作動を監視するためのモニターを備え、前記表示手段は、前記モニターに表示される画像表示であることが好ましい。
(8)前記段ボールシート加工装置全体の作動を監視するためのモニターを備え、前記制御装置は、予め入力された前記オーダーに対してオーダー割り込みがあったら、前記モニターにその旨を表示することが好ましい。
(9)前記コンベアにより搬送される段ボールシートを吸引保持するサクション装置が付設されていることが好ましい。
(10)前記段ボールシート加工装置は、製函機であることが好ましい。
(11)本発明にかかる段ボールシート加工装置のセット方法は、段ボールシートに加工を行なう加工部を備え、前記加工部は、複数の印刷ユニットを選択的に使用してコンベアで搬送される段ボールシートに印刷を行なう印刷部を含み、オーダーチェンジの際に前記加工部を次オーダーに対応するようにセットするオートセット機構と、前記オートセット機構を含んだ前記加工部を制御する制御装置とを備えた段ボールシート加工装置のセット方法であって、現オーダーの加工において、前記複数の印刷ユニットのうち使用しない遊休印刷ユニットにおける印版交換と、印版交換後に、前記複数の印刷ユニットにそれぞれ設けられた印版交換実施済みスイッチをオン操作するスイッチ操作とを実施する事前準備ステップと、その後、予め入力されたオーダー情報に基づく前記オートセット機構によるセット処理(オートセット)と、前記セット処理が完了し且つ次オーダーの印版交換対象の印刷ユニットの前記印版交換実施済みスイッチがオン操作されたことを判定すると行なう、次オーダーの加工のための前記段ボールシート加工装置の始動処理とを、何れも前記制御装置により実施するオーダーチェンジ実施ステップとを有する。
(12)前記事前準備ステップにおける印版交換は、現オーダーに続く次オーダーのための印版交換及びスイッチ操作に加えて、次オーダー以降のオーダーのための印版交換及びスイッチ操作を実施することも好ましい。
(13)前記印版交換実施済みスイッチのオン操作を受けると、該当する印刷ユニットが印版交換実施済みであることを表示手段に表示することが好ましい。
(14)前記印版交換実施済みスイッチは、印版交換時に使用する操作スイッチ類の近傍に配置され、前記スイッチ操作は、前記印版交換の作業位置にて行なうことが好ましい。
(15)前記オーダーチェンジ実施ステップでは、前記複数の印刷ユニットのそれぞれの前記版胴を段ボールシートから離隔させる胴抜き処理と、前記複数の印刷ユニットのうち次オーダーで使用する印刷ユニットのみ、前記版胴を段ボールシートに接触させる胴入れ処理とを、前記制御装置により実施するが好ましい。
(16)前記段ボールシート加工装置は、製函機であることが好ましい。
本発明によれば、オペレータがある印刷ユニットを印版交換したら、その印刷ユニットの印版交換実施済みスイッチをオン操作することで、このオン操作を受けて何れの印刷ユニットが印版交換実施済みであるかが認識される。該当する印刷ユニットが印版交換実施済みであることが表示手段に表示されると、該当する印刷ユニットまで行って目視によって確認することなく印版交換実施済みであることを認識でき、オーダーチェンジに際し印版交換を効率よく正確に行なうことができる。
また、オーダーチェンジの際に、制御装置が、予め入力されたオーダー情報に基づいてオートセット機構を作動させ、このオートセット機構によるセットの完了を判定すると共に、次オーダーの印版交換対象の印刷ユニットの印版交換実施済みスイッチがオン操作されたことを判定すると、次オーダーのために段ボールシート加工装置を始動させるようにすれば、段ボールシート加工装置を速やかに始動させることができる。
例えば、遊休印刷ユニットに予め次オーダーの印版交換をしておけば、段ボールシート加工装置を速やかに始動させることができる。また、印刷ユニット毎に印版交換実施済みスイッチを設ければ、例えば、印版交換時に使用する操作スイッチ類の近傍に印版交換実施済みスイッチを配置することもできる。これにより、印版交換を完了したら速やかに印版交換実施済みスイッチを操作することができる。このため、前オーダーで運転していた印刷ユニットの場合にも、印版交換の完了直後に印版交換実施済みスイッチを操作すれば、印版交換にかかる段ボールシート加工装置の始動条件が成立し、段ボールシート加工装置を速やかに始動させることができる。
本発明の一実施形態にかかる製函機の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる製函機を側面視で示す構成図である。 本発明の一実施形態にかかる製函機の印刷部の一部を側面視で示す構成図である。 本発明の一実施形態にかかる製函機の印刷部の一部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる製函機を給紙側から見て示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる印版交換実施済みの表示例であるモニターの表示画像を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる印版交換手順を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかるセット方法(遊休印刷ユニット対象)を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかるセット方法(運転印刷ユニット対象)を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかるセット方法(遊休印刷ユニット対象)を説明するフローチャートである。
以下、図面により、本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図10は本発明の一実施形態を説明するもので、これらを用いて本実施形態にかかる段ボールシート加工装置としての製函機及びこの製函機に装備される印刷部並びにオーダーチェンジの際のセット方法について説明する。
〔1.装置構成〕
〔1−1.製函機〕
まず、本実施形態にかかる製函機について図2を参照して説明する。
図2では、段ボールシートが製函用シート材に加工される工程を装置構成の上方に装置構成とは分けて示している。図2に示すように、この製函機は、上流側から、給紙部1,印刷部2,排紙部3,ダイカット部4,フォルダグルア部5,カウンタエジェクタ部6の各加工部が順に設けられている。
給紙部1では、板状の段ボールシート10aが多数積載された状態で搬入され、この段ボールシート10aを1枚ずつ印刷部2に供給する。
印刷部2は、所定の色数(ここでは、4色)の印刷ユニット20a〜20d(各印刷ユニットを区別しない場合には、符号20で示す)からなり、印刷部2では、搬送コンベア70によって1枚ずつ搬送される段ボールシート10aに、各色のインキを順次印刷する。
排紙部3では、印刷された段ボールシートにスロッタによる溝切りやスコアラによる罫線入れを行ない、ダイカット部4では、手穴,空気穴等の孔開け及び打ち抜きによって段ボールシート10aから不要部分を断裁し除去する。
なお、ダイカット部4では、特殊な形状の箱を作成するための溝切り,罫線入れを行なうこともある。したがって、排紙部3及びダイカット部4のどちらも溝切り,罫線入れを行なう機能を有している。
そして、フォルダグルア部5では、溝切りや罫線入れをされた段ボールシート10aの左右方向一端の糊代に糊付けして、段ボールシート10aの左右両端部が裏側(下方)で重合するように、折り曲げ加工を行なって、折り曲げられた段ボールシート10aの左右両端部を糊によって接着して製函用シート材(段ボール箱用ブランク)10とする。
カウンタエジェクタ部6では、フォルダグルア部5で加工された製函用シート材10を計数しながら積載する。そして、所定枚数の製函用シート材10が積み上げられたら、このシート材群10Gを1単位として出荷する。
なお、排紙部3を有さず、ダイカット部4において、手穴,空気穴等の孔開け及び打ち抜きを行なうと共に、上記の特殊な形状の箱を作成するための溝切り,罫線入れを行なって、印刷及び溝切りや罫線入れをされた状態の段ボールシート10aを製品の製造ラインに導入して、段ボールシート10aの上に物品を集積して載せ、これを包み込むようにしながら箱を成形して包装する、ラップアラウンド・ケーサーとも呼ばれる機械もある。
このような機械に提供する製函用シート材は、ダイカット部4で処理した段階の印刷及び溝切りや罫線入れをされた段ボールシート10aであり、この場合、製函機からフォルダグルア部5が省略され、ダイカット部4で処理した段ボールシート10aをカウンタエジェクタ部6に送って処理して出荷するものとなる。本発明はこうした機械を含んだ段ボールシート加工装置に広く適用することができる。
〔1−2.搬送コンベア及び印刷ユニット〕
次に、製函機の印刷部2に適用される搬送コンベア70及び印刷ユニット20a〜20dについて説明する。
図3に示すように、印刷部2には、搬送ベルト71を有する搬送コンベア70と、搬送コンベア70によって1枚ずつ搬送される段ボールシート10aに、各色のインキを順次印刷する印刷ユニット20a〜20dとが備えられる。
搬送コンベア70は、搬送ベルト71と、この搬送ベルト71を案内、又は案内及び駆動するガイドロール25a〜25dと、段ボールシート10aの搬送経路に対して搬送ベルト71を挟んで配設されたサクションボックス26とをそなえている。
搬送ベルト71は、ゴムシートに布シートを積層させて柔軟で且つ延びのない材料特性を有すると共に多数の細孔が形成され表裏間で通気性を有する無端状のベルトである。この搬送ベルト71は、ガイドロール25a〜25dで案内された軌道上を循環しながら、サクションボックス26の吸引により搬送ベルト71に保持された段ボールシート10aを搬送する。
印刷ユニット20a〜20dには、フレキソ印刷機が用いられ、チャンバフレーム,シールブレード,ドクタブレードからなるインキチャンバ21と、シールブレード,ドクタブレードと摺接しながら回転しインキチャンバ21内のフレキソインキを外周面の溝内に供給されるアニロックスロール22と、外周にアニロックスロール22からフレキソインキを転写される印版(図示略)を装着された版胴(印刷シリンダ)23と、段ボールシート10aを版胴23と圧接する圧胴24とを備えている。フレキソ印刷機の場合、使用するインキは全てが特色であり、オフセット印刷機のように、プロセスカラーのインキを用いて各インキの濃度割合で種々の色を再現するものとは異なっている。
また、インキチャンバ21やアニロックスロール22や版胴23を支持するフレームは、昇降可能な昇降ユニット20Mとして構成され、印刷に使用する印刷ユニットは、昇降ユニット20Mを下降させて版胴23が段ボールシート10aを挟んで圧胴24に圧接するよう配置する胴入れ処理を行ない、これにより発生するニップ圧によって版胴23から段ボールシート10aの印刷面にインキが転写される。一方、印刷に使用しない印刷ユニットは、昇降ユニット20Mを上昇させて版胴23を搬送される段ボールシート10aから離隔するように配置する胴抜きを行なう。なお、図2,図3では、印刷ユニット20a〜20dのうち、印刷ユニット20b,20cについては印刷に使用するため胴入れ処理をしており、印刷ユニット20a,20dについては印刷に使用しないため胴抜き処理をしている。
〔1−3.オーダーチェンジにかかる構成〕
このような製函機において、生産する製函用シート材のオーダーチェンジの際には、各加工部1〜6の設定変更が必要になる。つまり、給紙部1や印刷部2や排紙部3やダイカット部4やフォルダグルア部5やカウンタエジェクタ部6では、次オーダーの段ボールシート10aのサイズ等に合わせた設定変更が行われる。また、印刷部2では使用していた印刷ユニット20b,20cのインキ供給系統のインキ洗浄やその版胴21に装着された印版を交換する等のセット処理が加わる。
各加工部の設定変更やインキ洗浄等、オーダーチェンジに要する多くの作業は自動化されており、図1に示すように、各加工部1〜6には自動でのセット処理、いわゆるオートセット処理を実施するオートセット機構111〜116が装備されている。各オートセット機構111〜116は、それぞれの設定変更にかかるアクチュエータを備え、各アクチュエータがコントローラ(制御装置)100によって制御され、各加工部の設定変更を実施する。コントローラ100は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit), ROM(Read Only Memory), RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロプロセッサ或いはかかるマイクロプロセッサを備えたコンピュータにより構成されている。
なお、生産管理装置200には各オーダー情報(オーダーチェンジ情報を含む)が予め入力されており、コントローラ100は、この生産管理装置200からオーダー情報を入手し、次オーダーの各オーダーデータ及び製函機の作動状況に基づいて各オートセット機構111〜116に所要のタイミングで作動信号を出力する。各オートセット機構111〜116はこれに応じて作動し、コントローラ100はこれらの作動信号を監視して作動完了、即ち、オートセットの完了を判定する。
オーダーチェンジの際には、コントローラ100は、製函機を停止させるが、印刷部2については、全ての印刷ユニット20a〜20dを、昇降ユニット20Mを上昇させて胴抜き状態とする。ただし、使用していない印刷ユニット20a,20d(図2,図3参照)は胴抜き状態なので、製函機停止時には、使用していた印刷ユニット20b,20c(図2,図3参照)の昇降ユニット20Mのみを上昇させる。
各加工部1〜6の多くは、オートセット処理によって新オーダーに応じた状態に設定されるが、印版交換の作業については別途人手を要する。この印版交換の作業も、印版交換を補助する装置等の開発によりオペレータの作業負担は軽減される傾向にあるが、依然としてオペレータの手作業が必要である。
したがって、オーダーチェンジの際には、コントローラ100が、オートセットを開始して、製函機を停止させ、使用していた印刷ユニットの昇降ユニットを上昇させることで胴抜きにより版胴23を圧胴24から離隔させる。この結果、印刷ユニット20a〜20dのすべてが胴抜き状態となり、印刷ユニット20a〜20dのうち次オーダーで使用する印刷ユニット20に対してオペレータの手作業を加えながら印版交換を実施することができる。次オーダーでどの印刷ユニット20を使用するかはオーダー情報から得られる。
図2,図3に示すように、段ボールシート10aの走行軌道10rの上方には、ステップ72を通じてアクセス可能な作業フロア73が設けられ、オペレータはこの作業フロア73に乗って印版交換を行なう。この印版交換を行なうために、図4に示すように、種々の操作ボタン(ボタン型の操作スイッチ)81〜86が装備される。この例ではオペレータが作業フロア73上に立って印版交換を行なう方式になっており、各操作ボタン81〜86は、作業フロア73上に立ったオペレータの手元に位置するように配置されている。印版交換を行なう方式によっては、各操作ボタン81〜86をオペレータの足元に配置するものもある。
操作ボタン81は版胴23を微少量ずつ正回転させる正転ボタンであり、操作ボタン82は版胴23を微少量ずつ逆回転させる逆転ボタンであり、操作ボタン83は版胴23を非常停止させる非常停止ボタンであり、操作ボタン84は版胴23を1回転だけ正回転させる1周自動回転正転ボタンであり、操作ボタン85は版胴23の端部を締め付け固定する締付ボタン(締付スイッチ)である。そして、操作ボタン86は印版交換の完了後にオペレータがオン操作する印版交換実施済みボタン(版印版交換実施済みスイッチ)であり、本印刷部2の各印刷ユニット20に特有のものである。
図1に示すように、各印刷ユニット20a〜20dの印版交換実施済みボタン86a〜86d(各印刷ユニット20a〜20dで印版交換実施済みボタン86を区別する場合は符号86にサフィックスa〜dを付す)はコントローラ100に接続され、何れかの印版交換実施済みボタン86がオン操作されると、コントローラ100にその旨のオン信号が入力される。コントローラ100は、このオン信号に基づいてオン操作された印刷ユニット20が印版交換実施済みであることを表示手段に表示する。
また、コントローラ100は、各オートセット機構111〜116によるセットの完了を判定すると共に、次オーダーの印版交換対象の印刷ユニット20の印版交換実施済みボタン86がオン操作されたこと(オン信号が入力されたこと)を判定し、次オーダーで使用する印刷ユニット20の昇降ユニット20Mを下降させて、加工装置(各加工部1〜6)を始動する。
表示手段としては、ここでは、図1,図5に示すように、各印刷ユニット20a〜20dのフレームの上部に立設された回転灯87a〜87d(それぞれを区別しない場合は符号87で示す)と、給紙部1に設けられたオペレータパネル120の第1モニター(モニターディスプレイ)121及びカウンタエジェクタ部6に設けられた図示しないオペレータパネルの第2モニター131とに表示するようになっている。
各印刷ユニット20a〜20dの回転灯87a〜87dによる表示は、ライトを点灯し回転させることで行なうため視認性が高い利点があるが、これに替えて回転しないライトを表示灯(表示手段)として用いてもよい。モニターディスプレイ121による表示は、例えば図6に示すように、模式表示した各印刷ユニット122a〜122dの近傍にそれぞれ表示したランプマークを点灯表示(点灯マーク)にさせることで行なう。
コントローラ100は、モニター121,131に次オーダーの情報、特に、印刷ユニット20a〜20dのうちのどれを印版交換するか及び次オーダーにはどの印版を用いるかを表示する。オペレータはこのモニター121,131の表示情報を見て印版交換を実施する。また、予め入力されたオーダーに対してオーダー割り込みがあったら、割り込みされたオーダーに対応してオートセット処理を実施し、また、モニター121,131にオーダー割り込みがあった旨(例えば図6に示すように、「割り込みオーダーが発生したので○ユニットはキャンセルしました。印版を掛け替えてください」等のメッセージ)を表示すると共に、割り込みされたオーダーの情報を表示する。したがって、オペレータはこのモニター121,131の表示情報を見て、割り込みされたオーダーに対応して印版交換を実施することができる。
〔2.作用及び効果〕
本実施形態にかかる製函機は上述のように構成されているので、オーダーチェンジの際のセット処理及びこれに伴ってオペレータの手動操作を伴って行なう印版交換は以下のようにして行なうことができる。以下、印版交換及びセット処理の手順を説明しながらその作用及び効果を説明する。
〔2−1.印版交換〕
まず、印版交換について説明する。印版交換は、対象の印刷ユニット20の昇降ユニット20Mが上昇している状態で行なわれる。
図7に示すように、オペレータは、まず、前オーダーの生産に使用していた印版(旧印版)を取り外す(ステップA10)。この際、印版の締め付けを解除し、旧印版の咥え尻側を版胴23の係止溝から外して、1周自動回転正転ボタン84或いは正転ボタン81を操作して、旧印版を版胴23の外周から離脱させ、最後に、旧印版の咥え側を版胴23の係止溝から外す。
次に、新印版の先端の咥え側を版胴23の係止溝に係止(仮止め)する(ステップA20)。
次に、1周自動回転正転ボタン84を操作して、新印版を版胴23の外周に巻き付ける(ステップA30)。1周自動回転正転ボタン84の操作後、必要に応じて正転ボタン81や逆転ボタン82を操作して(ステップA40)、版胴23の回転位相を調整し、その後、新印版の後端の咥え尻側を版胴23の係止溝に係止(仮止め)して、締付ボタン85を操作して新印版の咥え側及び咥え尻側を完全係止(固定)する(ステップA50)。
〔2−2.遊休印刷ユニットを次オーダーで使用する場合のセット処理〕
次に、現オーダーで使用していない遊休印刷ユニットを次オーダーで使用する場合のセット処理を説明する。
図8に示すように、まず、上述のようにしてオペレータが印版交換を実施する(ステップB10)。この印版交換は、オーダーチェンジに先立って、現オーダーの生産中に実施する。本製函機は、印刷部2において、搬送コンベア70によって段ボールシート10aを搬送するため、版胴23や圧胴24を段ボールシート10aの搬送に用いない。このため、遊休状態の印刷ユニット20の版胴23を圧胴24から離隔させており、遊休印刷ユニットでは印版交換を行なうことができる。
印版交換を完了したら、オペレータは、印版交換した印刷ユニット20の印版交換実施済みボタン86を押してオン操作する(ステップB20)。これにより、該当する印刷ユニット20の印版交換実施済みボタン86のオン信号がコントローラ100に入力される。コントローラ100では、オン信号の入力状態から、印刷ユニット20a〜20dのどの印刷ユニット20で印版交換を実施したかを把握することができる。
コントローラ100は、現オーダーの終了を判定すると(ステップB30)、現オーダーで使用していた印刷ユニット20の各昇降ユニット20Mを上昇させて胴抜きをし(ステップB40)、製函機を停止する。
次に、コントローラ100は、オートセットを実施する(ステップB50)。つまり、コントローラ100は、生産管理装置200から入手した次オーダーの情報に基づいて、オートセット機構111〜116を制御して、各加工部の設定変更を実施する。
コントローラ100は、かかるオートセットが完了し、且つ、次オーダーで使用する印刷ユニット(対象印刷ユニット)20の印版交換実施済みボタン86がオン操作されたか否かを判定する(ステップB60)。コントローラ100は、オートセットが完了し且つ対象印刷ユニット20の印版交換実施済みボタン86がオン操作されていると判定したら、対象印刷ユニット20の昇降ユニット20Mを降下させて胴入れをする(ステップB70)。
これにより、印刷部2のセットが完了する。全ての加工部1〜6のセットが完了するため、コントローラ100は、次オーダーのために製函機を始動させる。
したがって、例えば、図2,図3に示すように、次オーダーでは遊休印刷ユニット20a,20dのみを使用する場合など、遊休印刷ユニットのみで次オーダーで使用する印刷ユニット20を賄うことができれば、オートセットが完了したら直ぐに使用する印刷ユニット20の昇降ユニット20Mを降下させて胴入れをし、速やかに次オーダーの生産を開始することができる。
また、印版交換時に使用する操作スイッチ類81〜85の近傍に印版交換実施済みボタン86を配置しているので、印版交換を完了したら速やかに印版交換実施済みボタン86を押してオン操作することができるため、印版交換実施済みボタン86の操作に手間取ることもなく、また、印版交換実施済みボタン86の操作を忘れるおそれも低下する。この点からも、セットに要する時間を短縮でき、また、セットにかかるオペレータの負担を軽減することができる。
〔2−3.印刷ユニットを次オーダーで連続使用する場合のセット処理〕
次に、現オーダーで使用中の印刷ユニットを次オーダーでも連続して使用する場合のセット処理を説明する。
図9に示すように、この場合、コントローラ100は、オーダーチェンジのタイミングになると、まず、使用していた印刷ユニット20の昇降ユニット20Mを全て上昇させて胴抜きをする(ステップC5)。これにより、全ての印刷ユニット20の昇降ユニット20Mは上昇した状態となる。
次に、コントローラ100は、オートセットを実施する(ステップC10)。つまり、コントローラ100は、生産管理装置200から入手した次オーダーの情報に基づいて、オートセット機構111〜116を制御して、各加工部の設定変更を実施する。また、このオートセットと平行して、オペレータは前述のようにして印版交換を実施する(ステップC20)。
オペレータは、印版交換を完了したら、印版交換した印刷ユニット20の印版交換実施済みボタン86を押してオン操作する(ステップC30)。これにより、該当する印刷ユニット20の印版交換実施済みボタン86のオン信号がコントローラ100に入力される。コントローラ100では、オン信号の入力状態からどの印刷ユニット20で印版交換を実施したかを把握することができる。
コントローラ100は、かかるオートセットが完了し、且つ、次オーダーで使用する印刷ユニット(対象印刷ユニット)20の印版交換実施済みボタン86がオン操作されたか否かを判定する(ステップC40)。オートセットが完了し且つ(対象印刷ユニット20の全てで印版交換実施済みボタン86がオン操作されていると判定されたら、全ての対象印刷ユニット20の昇降ユニット20Mを降下させて胴入れをする(ステップC50)。
これにより、印刷部2のセットが完了し、全ての加工部1〜6のセットが完了するため、コントローラ100は、次オーダーのために製函機を始動させる。
現オーダーで使用中の印刷ユニットを次オーダーでも連続して使用する場合、オーダーチェンジの開始後、印版交換をする印刷ユニット20の昇降ユニット20Mが上昇するのを待って、(ステップC5)から印版交換を実施するため、遊休印刷ユニットのみで次オーダーで使用する印刷ユニット20を賄うことができる場合のようにはセットに要する時間を短縮できないが、印版交換時に使用する操作スイッチ類81〜85の近傍に印版交換実施済みボタン86を配置しているので、印版交換を完了したら速やかに印版交換実施済みボタン86を押してオン操作することができ、これによる効果は得られる。
つまり、オートセットが完了して、コントローラ100は、対象印刷ユニット20の昇降ユニット20Mを降下させる条件である印版交換実施済みボタン86のオン操作を待っている状況では、印版交換実施済みボタン86のオン操作と共に、対象印刷ユニット20の昇降ユニット20Mを降下させることができ、印版交換の完了から印版交換実施済みボタン86までの時間短縮分だけ、対象の昇降ユニット20Mの降下タイミングを早めることができ、この分だけセットに要する時間を短縮することができる。
もちろん、オン操作印版交換実施済みボタン86の操作に手間取ることがなく、また、印版交換実施済みボタン86の操作を忘れるおそれも低下するので、セットにかかるオペレータの負担を軽減することができる効果も得られる。
また、次オーダーでは3つの印刷ユニット20を必要とするため、遊休印刷ユニット20a,20d、及び、使用していた印刷ユニット20bの3つを使用する場合、前オーダー中に、遊休印刷ユニットにおいて印版交換を実施しておけば、オーダーチェンジを開始してから、印版交換を実施するのは使用していた印刷ユニット20bだけで良いため、この分だけ印版交換に要する時間を短縮することができ、セットに要する時間短縮に寄与する。
〔2−4.複数の遊休印刷ユニットを次オーダー及び次々オーダーで使用する場合のセット処理〕
次に、現オーダーで使用していない遊休印刷ユニットを次オーダー及び次々オーダーで使用する場合のセット処理を説明する。
ここでは、印刷部2の4つの印刷ユニット20a〜20dをこの順に第1,第2,第3,第4の印刷ユニットと呼び、また、現オーダーを第1オーダー、現オーダーに続く次オーダーを第2オーダー、次オーダーに続く次々オーダーを第3オーダーと呼んで説明する。
例えば、第1オーダーにおいて、第1印刷ユニット20a及び第2印刷ユニット20bを使用していて、第2オーダーでは第3印刷ユニット20cを使用し、第3オーダーでは第4印刷ユニット20dを使用するものとする。この場合、第1オーダーの生産を実施しているときには、第3及び第4印刷ユニット20c,20dは遊休印刷ユニットであり印版交換を実施可能である。
そこで、図10に示すように、第1オーダーの生産の実施中に、オペレータは、第3印刷ユニット20cで第2オーダーに対応した印版交換を実施し、第4印刷ユニット20dで第3オーダーに対応した印版交換を実施し(ステップD10)、さらに、各印版交換実施済みボタン86をオン操作する(ステップD20)。
図10では、第3,第4印刷ユニット20c,20dの印版交換を実施してから印版交換実施済みボタン86をオン操作する構成を記載するが、第3印刷ユニット20cにおいて、第2オーダーに対応した印版交換を実施してからその印版交換実施済みボタン86をオン操作し、次いで或いはこれに先立って、第4印刷ユニット20dにおいて、第3オーダーに対応した印版交換を実施してからその印版交換実施済みボタン86をオン操作するようにしても良い。
これにより、第2,第3オーダーにかかる印刷ユニット20c,20dの印版交換実施済みボタン86のオン信号がコントローラ100に入力される。コントローラ100では、オン信号の入力状態から、印刷ユニット20a〜20dのどの印刷ユニット20で印版交換を実施したかを把握することができる。
コントローラ100では、第1オーダーの終了を判定すると(ステップD30)、コントローラ100が、第1オーダーで使用していた印刷ユニット20a,20bの各昇降ユニット20Mを上昇させて胴抜きをし(ステップD40)、製函機を停止する。
次に、第2オーダーのオートセットを実施する(ステップD50)。つまり、コントローラ100は、生産管理装置200から入手した第2オーダーの情報に基づいて、オートセット機構111〜116を制御して、各加工部の設定変更を実施する。
コントローラ100は、第2オーダーにかかるオートセットが完了し、且つ、第2オーダーで使用する印刷ユニット20cの印版交換実施済みボタン86がオン操作されたか否かを判定する(ステップD60)。オートセットが完了し且つ対象印刷ユニット20cの印版交換実施済みボタン86がオン操作されていると判定されたら、第2オーダーで使用する印刷ユニット20cの昇降ユニット20Mを降下させて胴入れをする(ステップD70)。
これにより、印刷部2のセットが完了し、コントローラ100が製函機を始動して、第2オーダーを実施する(ステップD80)。
コントローラ100では、第2オーダーの終了を判定すると(ステップD90)、コントローラ100が、第2オーダーで使用していた印刷ユニット20cの各昇降ユニット20Mを上昇させて胴抜きをし(ステップD100),製函機を停止する。
次に、第3オーダーのオートセットを実施する(ステップD110)。つまり、コントローラ100は、生産管理装置200から入手した第3オーダーの情報に基づいて、オートセット機構111〜116を制御して、各加工部の設定変更を実施する。
コントローラ100は、第3オーダーにかかるオートセットが完了し、且つ、第3オーダーで使用する印刷ユニット20dの印版交換実施済みボタン86がオン操作されたか否かを判定する(ステップD120)。オートセットが完了し且つ対象印刷ユニット20dの印版交換実施済みボタン86がオン操作されていると判定されたら、第3オーダーで使用する印刷ユニット20dの昇降ユニット20Mを降下させて胴入れをする(ステップD130)。
これにより、印刷部2のセットが完了し、コントローラ100が製函機を始動させ、第3オーダーを実施する(ステップD140)。
したがって、第1オーダーから第2オーダーへのオーダーチェンジの際には、第2オーダーのオートセットが完了したら直ぐに第2オーダーで使用する印刷ユニット20cの昇降ユニット20Mを降下させて、速やかに第2オーダーの生産を開始することができる。また、その後の第2オーダーから第3オーダーへのオーダーチェンジの際にも、第3オーダーのオートセットが完了したら直ぐに第3オーダーで使用する印刷ユニット20dの昇降ユニット20Mを降下させて、速やかに第3オーダーの生産を開始することができる。
このように、第1オーダー(現オーダー)の生産中に、第2オーダー(次オーダー)のみならず第3オーダー(次々オーダー)のための印版交換をも実施しておくことで、例えば、第2オーダーの生産ロット数が少なく、第2オーダーの生産中に第3オーダーのために第4印刷ユニット20dの印版交換を実施する時間的余裕がない場合であっても、第2オーダーから第3オーダーへのオーダーチェンジの際に、速やかに第3オーダーの生産を開始することができる。
このように、印刷ユニット20の割り当て状況によっては、第1オーダー(現オーダー)に続く第2オーダー(次オーダー)のための印版交換及びスイッチ操作に加えて、第2オーダー(次オーダー)以降のオーダーのための印版交換及びスイッチ操作を実施することができる。この場合、第2オーダー以降のオーダーとは、第3オーダー(次々オーダー)のみならず、第3オーダーに続く第4オーダーなど、更に後に続くオーダーをも含めることができる。
例えば、第1オーダーにおいて、第1印刷ユニット20aを使用していて、第2オーダーでは第2印刷ユニット20bを使用し、第3オーダーでは第3印刷ユニット20cを使用し、第3オーダーの次の第4オーダーでは第4印刷ユニット20dを使用するものとした場合、第1オーダーの生産中に、遊休印刷ユニットである第2,第3,第4印刷ユニット20b,20c,20dにおいて、それぞれ、第2オーダー,第3オーダー,第4オーダーのための印版交換を実施することもできる。
〔3.その他〕
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でかかる実施形態の一部を用いたり、一部を変更したりして実施することができる。
例えば、上記実施形態では、印版交換実施済みスイッチ86と、表示手段87,121,131と、オートセットの完了と印版交換実施済みスイッチ86のオン操作とを条件(アンド条件)として、次オーダーのために装置を始動する制御装置100と、を全て備えているが、単に、印版交換実施済みスイッチ86のみを備えても、印版交換実施済みスイッチ86の操作信号を種々の処理に利用しうる効果が得られる。また、印版交換実施済みスイッチ86及び何らかの表示手段のみを備えても良く、オペレータの利便性が向上する効果やセット時間を短縮しうる効果が得られる。
また、上記実施形態では、印版交換実施済みスイッチ86を単独で設けているが、例えば、版胴23に印版を締付する締付スイッチ85を印版交換実施済みスイッチと兼用させることもできる。つまり、締付スイッチ85の締付操作の終了によって印版交換が完了するので、締付スイッチ85の締付操作の終了操作を印版交換実施済みスイッチのオン操作とすることができ、これにより、印版交換実施済みスイッチ86の増設が不要になり、また、オペレータの印版交換実施済みスイッチ86のオン操作も不要になり、コスト低減と、オペレータの利便性の向上やセット時間の短縮等の効果を促進することができる。
本発明は、組み立てるだけの製函用シート材を製造する製函機や、ダイカット部4で処理した段階の印刷及び溝切りや罫線入れをされたが折り曲げ加工や接着は行われない段ボールシートを製造する機械など、段ボールシートに印刷を含む加工をする装置に広く適用することができる。
1 給紙部
2 印刷部
3 排紙部
4 ダイカット部
5 フォルダグルア部
6 カウンタエジェクタ部
10 製函用シート材(段ボール箱用ブランク)
10a 段ボールシート
10G シート材群
10r 段ボールシート10aの走行軌道
20,20a〜20d 印刷ユニット
20M 昇降ユニット
21 インキチャンバ
22 アニロックスロール
23 版胴(印刷シリンダ)
24 圧胴
25a〜25d ガイドロール
26 サクションボックス
70 搬送コンベア
71 搬送ベルト
72 ステップ
73 作業フロア
81 正転ボタン(操作ボタン、操作スイッチ)
82 逆転ボタン(操作ボタン、操作スイッチ)
83 非常停止ボタン(操作ボタン、操作スイッチ)
84 1周自動回転正転ボタン(操作ボタン、操作スイッチ)
85 締付ボタン(操作ボタン、操作スイッチ)
86,86a〜86d 印版交換実施済みボタン(操作ボタン、版印版交換実施済みスイッチ)
87,87a〜87d 表示手段(表示灯)としての回転灯
100 コントローラ(制御装置)
111〜116 オートセット機構
120 オペレータパネル
121 表示手段としての第1モニター(モニターディスプレイ)
131 表示手段としての第2モニター(モニターディスプレイ)
200 生産管理装置

Claims (16)

  1. 段ボールシートに加工を行なう加工部を有し、前記加工部は、複数の印刷ユニットを選択的に使用してコンベアで搬送される段ボールシートに印刷を行なう印刷部を含んでいる段ボールシート加工装置であって、
    前記複数の印刷ユニットにそれぞれ設けられ、印版交換の実施後にオペレータがオン操作する印版交換実施済みスイッチと、
    前記印版交換実施済みスイッチのオン操作を受けて該当する印刷ユニットが印版交換実施済みであることを表示する表示手段と、を備えている
    段ボールシート加工装置。
  2. オーダーチェンジの際に、次オーダーに対応するように前記加工部をセットするオートセット機構と、
    オーダーチェンジの際に、予め入力されたオーダー情報に基づいて前記オートセット機構を作動させ、前記オートセット機構によるセットの完了を判定すると共に、前記複数の印刷ユニットのうち次オーダーの印版交換対象の印刷ユニットの前記印版交換実施済みスイッチがオン操作されたことを判定すると、次オーダーのために前記段ボールシート加工装置を始動する制御装置と、を備えている
    請求項1記載の段ボールシート加工装置。
  3. 前記複数の印刷ユニットのうち使用しない遊休印刷ユニットは、前記版胴が搬送される段ボールシートから離隔した状態とされ、印版交換が可能とされる
    請求項1又は2記載の段ボールシート加工装置。
  4. 前記複数の印刷ユニットには、印版交換時に使用する操作スイッチ類が併設され、前記印版交換実施済みスイッチは、前記操作スイッチ類の近傍に配置されている
    請求項1〜3の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置。
  5. 前記複数の印刷ユニットには、印版交換時に使用する操作スイッチとして、前記版胴を回動させる版胴操作スイッチと、前記版胴に印版を締付する締付スイッチとが装備され、
    前記印版交換実施済みスイッチには前記締付スイッチが兼用され、前記締付スイッチの締付操作の終了操作を前記印版交換実施済みスイッチのオン操作とする
    請求項1〜3の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置。
  6. 前記表示手段は、表示灯である
    請求項1〜5の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置。
  7. 前記段ボールシート加工装置全体の作動を監視するためのモニターを備え、
    前記表示手段は、前記モニターに表示される画像表示である
    請求項1〜6の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置。
  8. 前記段ボールシート加工装置全体の作動を監視するためのモニターを備え、
    前記制御装置は、予め入力されたオーダーに対してオーダー割り込みがあったら、前記モニターにその旨を表示する
    請求項2、又は請求項2を引用する請求項3〜7の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置。
  9. 前記コンベアにより搬送される段ボールシートを吸引保持するサクション装置が付設されている
    請求項1〜8の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置。
  10. 前記段ボールシート加工装置は、製函機である
    請求項1〜9の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置。
  11. 段ボールシートに加工を行なう加工部を備え、前記加工部は、複数の印刷ユニットを選択的に使用してコンベアで搬送される段ボールシートに印刷を行なう印刷部を含み、オーダーチェンジの際に前記加工部を次オーダーに対応するようにセットするオートセット機構と、前記オートセット機構を含んだ前記加工部を制御する制御装置とを備えた段ボールシート加工装置におけるセット方法であって、
    現オーダーの加工において、
    前記複数の印刷ユニットのうち使用しない遊休印刷ユニットにおける印版交換と、印版交換後に、前記複数の印刷ユニットにそれぞれ設けられた印版交換実施済みスイッチをオン操作するスイッチ操作とを、実施する事前準備ステップと、
    その後、予め入力されたオーダー情報に基づく前記オートセット機構によるセット処理と、前記セットが完了し且つ次オーダーの印版交換対象の印刷ユニットの前記印版交換実施済みスイッチがオン操作されたことを判定すると行なう、次オーダーの加工のための前記段ボールシート加工装置の始動処理とを、何れも前記制御装置により実施するオーダーチェンジ実施ステップとを有する
    段ボールシート加工装置のセット方法。
  12. 前記事前準備ステップでは、現オーダーに続く次オーダーのための印版交換及びスイッチ操作に加えて、次オーダー以降のオーダーのための印版交換及びスイッチ操作を実施する
    請求項11記載の段ボールシート加工装置のセット方法。
  13. 前記印版交換実施済みスイッチのオン操作を受けると、該当する印刷ユニットが印版交換実施済みであることを表示手段に表示する
    請求項11又は12記載の段ボールシート加工装置のセット方法。
  14. 前記印版交換実施済みスイッチは、印版交換時に使用する操作スイッチ類の近傍に配置され、
    前記スイッチ操作は、前記印版交換の作業位置にて行なう
    請求項11〜13の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置のセット方法。
  15. 前記オーダーチェンジ実施ステップでは、
    前記複数の印刷ユニットのそれぞれの前記版胴を段ボールシートから離隔させる胴抜き処理と、
    前記複数の印刷ユニットのうち次オーダーで使用する印刷ユニットのみ、前記版胴を段ボールシートに接触させる胴入れ処理とを、
    前記制御装置により実施する
    請求項11〜14の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置のセット方法。
  16. 前記段ボールシート加工装置は、製函機である
    請求項11〜15の何れか1項に記載の段ボールシート加工装置のセット方法。
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