JP2015216833A - 統合デマンド制御方法、及び、統合デマンド制御装置 - Google Patents

統合デマンド制御方法、及び、統合デマンド制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】各領域の快適性や利便性を損なわずに、複数領域に備えられる機器を制御する。【解決手段】複数の各領域に備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御方法では、複数の各領域の温度を受信し(S602)、複数の各領域のデマンド制御のキャンセル信号を受信し、デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の各領域の温度を、キャンセル温度として記憶し、記憶しているキャンセル温度から、各領域の基準キャンセル温度を決定し(S603)、所定時点における各領域の温度と基準キャンセル温度との差であるデマンド制御許容指数を算出し(S604)、デマンド制御許容指数が小さいほど、各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、デマンド制御の優先度に応じて、各領域に備えられる空気調和機に対するデマンド制御信号を生成する(S605)。【選択図】図6

Description

本開示は、デマンドレスポンス機能として複数領域に備えられる機器を制御する統合デマンド制御装置、及び、統合デマンド制御方法に関する。
近年、太陽光発電や風力発電等の分散型電源の活用が注目されている。従来の電力会社による集中型電源に、太陽光発電や風力発電等の分散型電源を組み合わせる場合、電力の需給バランスを調整する必要が生じるため、スマートグリッドのような高効率な送配電を実現する電力システムが求められている。
このスマートグリッドには、電力供給者からの供給が不安定化あるいは、供給不足になった際に、電力需要者に電力消費の抑制を促すデマンドレスポンス機能が含まれる。
また近年、複数の電力需要者と契約し、電力需要者に代わって電力会社又は余剰電力取引市場等と電力需給調整を行い、その調整量に応じて契約した電力需要者が有する機器をデマンド制御するアグリゲータサービスが注目を浴びつつある(例えば、特許文献1)。
特開2013−64542号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、快適性や利便性を十分に提供できない。
そこで、本開示は、各領域の快適性や利便性を損なわずに、複数領域に備えられる機器を制御する統合デマンド制御装置を提供する。
本開示の一態様に係る統合デマンド制御方法は、複数の各領域に備えられる空気調和機のデマンド制御を行う統合デマンド制御方法であって、前記複数の各領域の温度を受信し、前記複数の各領域のデマンド制御のキャンセル信号を受信し、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の前記各領域の温度を、キャンセル温度として記憶し、記憶している前記キャンセル温度から、前記各領域の基準キャンセル温度を決定し、所定時点における前記各領域の温度と前記基準キャンセル温度との差であるデマンド制御許容指数を算出し、前記デマンド制御許容指数が小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる空気調和機に対するデマンド制御信号を生成する。
また、本開示の一態様に係る統合デマンド制御方法は、複数の各領域に備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御方法であって、前記複数の各領域の状態を示す状態指数を受信し、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信し、前記キャンセル信号を受信した際の前記各領域の状態指数を、キャンセル状態指数として記憶し、記憶している前記キャンセル状態指数から、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定し、前記各領域の所定時点における前記状態指数と前記基準キャンセル状態指数との差であるデマンド制御許容指数が、小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる機器に対するデマンド制御信号を生成する。
尚、これらの全般的または包括的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROM等の記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の統合デマンド制御方法によれば、各領域の快適性や利便性を損なわずに、複数領域に備えられる機器を制御することができる。
図1は、実施の形態1に係る統合デマンド制御システムの構成例を表す図である。 図2は、実施の形態1に係る統合デマンド制御装置のブロック図である。 図3は、実施の形態1に係るキャンセル温度テーブルの例を表す図である。 図4は、実施の形態1に係るデマンド制御グループ決定時のグループを表す図である。 図5は、実施の形態1に係る各領域に備えられる空気調和器の運転制御の例を表す図である。 図6は、実施の形態1に係る統合デマンド制御装置の処理を表すフローチャートである。 図7は、実施の形態2に係るデマンド制御グループ決定時のグループを表す図である。 図8は、実施の形態2に係る各領域に備えられる空気調和器の運転制御の例を表す図である。 図9は、各実施の形態の変形例3に係るデマンド制御情報の表示装置の表示例を表す図である。
本開示の一態様に係る統合デマンド制御方法は、複数の領域のそれぞれに備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御方法であって、前記複数の各領域の状態を示す状態指数を受信し、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記各領域の状態指数を、キャンセル状態指数として記憶し、記憶している前記キャンセル状態指数から、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定し、前記各領域の所定時点における前記状態指数と、前記基準キャンセル状態指数との差であるデマンド制御許容指数が小さいほど、前記デマンド制御を行う前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、設定した前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる機器に対するデマンド制御信号を生成する。
また、例えば、前記デマンド制御信号は、デマンド制御の開始時刻を含み、前記開始時刻は、優先度が高いほど早い時刻に設定される。
また、例えば、前記デマンド制御信号は、デマンド制御の制御時間を含み、前記制御時間は、優先度が高いほど長く設定される。
また、例えば、前記基準キャンセル温度は、前記キャンセル温度の期待値である
また、前記基準キャンセル温度は、発生回数が最も多い前記キャンセル温度である。
また、前記デマンド制御信号の内容を前記領域に備えられる表示装置に表示する。
また、例えば、本開示の一態様に係る統合デマンド制御方法は、複数の各領域に備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御方法であって、前記複数の各領域の状態を示す状態指数を受信し、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信し、前記キャンセル信号を受信した際の前記各領域の状態指数を、キャンセル状態指数として記憶し、記憶している前記キャンセル状態指数から、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定し、前記各領域の所定時点における前記状態指数と前記基準キャンセル状態指数との差であるデマンド制御許容指数が、小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる機器に対するデマンド制御信号を生成する。
また、例えば、前記機器は、冷却装置付のショーケースであり、前記状態指数は、前記ショーケース内の温度であり、前記キャンセル状態指数は、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記ショーケース内のキャンセル温度であり、前記基準キャンセル状態指数は、記憶している前記キャンセル温度に基づいて決定される基準キャンセル温度である。
また、例えば、前記機器は、照明装置であり、前記状態指数は、前記各領域の照度であり、前記キャンセル状態指数は、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記各領域のキャンセル照度であり、前記基準キャンセル状態指数は、記憶している前記キャンセル照度に基づいて決定される基準キャンセル照度である。
また、例えば、本開示の一態様に係る統合デマンド制御装置は、複数の各領域に備えられる空気調和機のデマンド制御を行う統合デマンド制御装置であって、前記複数の各領域の温度を受信する第1の受信部と、前記複数の各領域のデマンド制御のキャンセル信号を受信する第2の受信部と、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の前記各領域の温度を、キャンセル温度として記憶する記憶部と、記憶している前記キャンセル温度から、前記各領域の基準キャンセル温度を決定する決定部と、所定時点における前記各領域の温度と前記基準キャンセル温度との差であるデマンド制御許容指数を算出し、前記デマンド制御許容指数が小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる空気調和機に対するデマンド制御信号を生成する生成部と、を備える。
また、例えば、本開示の一態様に係る統合デマンド制御装置は、複数の各領域に備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御装置であって、前記複数の各領域の状態を示す状態指数を受信する第1の受信部と、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信する第2の受信部と、前記キャンセル信号を受信した際の前記各領域の状態指数を、キャンセル状態指数として記憶する記憶部と、記憶している前記キャンセル状態指数から、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定する決定部と、前記各領域の所定時点における前記状態指数と前記基準キャンセル状態指数との差であるデマンド制御許容指数が、小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる機器に対するデマンド制御信号を生成する生成部と、を備える。
また、本開示の一態様に係る統合デマンド制御装置は、複数の領域のそれぞれに備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御装置であって、前記複数の領域のうちの各領域の状態を示す状態指数を受信する第1の受信部と、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記各領域の状態指数をキャンセル状態指数として受信する第2の受信部と、受信した前記各領域の前記キャンセル状態指数を記憶する記憶部と、記憶している前記キャンセル状態指数から、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定する基準決定部と、前記各領域の所定時点における前記状態指数と、前記基準キャンセル状態指数との差であるデマンド制御許容指数が小さいほど、前記デマンド制御を行う前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定するデマンド制御条件決定部と、決定した前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる制御装置にデマンド制御信号を生成し、送信する送信部とを備える。
本開示の一態様に係る統合デマンド制御方法は、複数の領域のそれぞれに備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御装置における統合デマンド制御方法であって、センサにより取得された、前記複数の領域のうちの各領域の状態を示す状態指数を受信し、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記各領域のキャンセル状態指数を受信し、受信した前記各領域の前記キャンセル状態指数を記憶し、記憶している前記キャンセル状態指数に基づいて、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定し、決定した前記基準キャンセル状態指数に基づいて、前記デマンド制御を行う前記各領域のデマンド制御条件を決定し、決定した前記デマンド制御条件に基づいて、前記各領域に備えられる制御装置にデマンド制御信号を送信する。
また、例えば、前記各領域の所定時点における前記状態指数と前記基準キャンセル状態指数との差であるデマンド制御許容指数に基づいて、前記デマンド制御を行う前記各領域のデマンド制御条件を決定してもよい。
これにより、デマンド制御のキャンセル発生確率を考慮して、デマンド制御を実施することができる。
また、例えば、前記デマンド制御条件は、前記デマンド制御を行う前記各領域のデマンド制御順番であってもよい。
また、例えば、前記デマンド制御は、デマンド制御期間中に前記機器の消費電力を少なくする制御であり、前記デマンド制御許容指数が大きい前記領域に備えられる前記機器ほど、先に前記デマンド制御させるように前記デマンド制御順番を決定してもよい。
これにより、キャンセル発生確率が小さい領域に備えられる機器を、優先的に早く消費電力低減させることができる。
また、例えば、前記デマンド制御許容指数が最も大きい前記領域に備えられる機器を、最初に前記デマンド制御させるように前記デマンド制御順番を決定してもよい。
また、例えば、前記デマンド制御は、デマンド制御期間中に前記機器を稼動する制御であり、前記デマンド制御許容指数が小さい前記領域に備えられる前記機器ほど、先に前記デマンド制御させるように前記デマンド制御順番を決定してもよい。
これにより、キャンセル発生確率が大きい領域に備えられる機器を、優先的に早く稼動制御することができる。
また、例えば、前記デマンド制御許容指数が最も小さい前記領域に備えられる機器を、最初に前記デマンド制御させるように前記デマンド制御順番を決定してもよい。
また、例えば、前記デマンド制御条件は、前記デマンド制御を行う前記各領域のデマンド制御時間であってもよい。
また、例えば、前記デマンド制御は、デマンド制御期間中に前記機器の消費電力を少なくする制御であり、前記デマンド制御許容指数が大きい前記領域に備えられる前記機器ほど、長く前記デマンド制御させるように前記デマンド制御時間を決定してもよい。
これにより、キャンセル発生確率が小さい領域に備えられる機器を、優先的に長い期間消費電力低減させることができる。
また、例えば、前記デマンド制御許容指数が最も大きい前記領域に備えられる機器を、最も長く前記デマンド制御させるように前記デマンド制御時間を決定する。
また、例えば、前記デマンド制御は、デマンド制御期間中に前記機器を稼動する制御であり、前記デマンド制御許容指数が小さい前記領域に備えられる前記機器ほど、短く前記デマンド制御させるように前記デマンド制御時間を決定してもよい。
これにより、キャンセル発生確率が大きい領域に備えられる機器を、優先的に短い期間消費電力低減させることができる。
また、例えば、前記デマンド制御許容指数が最も小さい前記領域に備えられる機器を、最も長く前記デマンド制御させるように前記デマンド制御時間を決定してもよい。
また、例えば、前記デマンド制御条件は、前記デマンド制御を行う前記各領域に備えられる前記機器のデマンド制御設定値であってもよい。
また、例えば、前記基準キャンセル状態指数は、記憶している前記キャンセル状態指数の確率分布によって決定される。
これにより、各領域のキャンセル発生確率を推定することができる。
また、例えば、デマンド制御期間前に前記機器が稼動している前記領域の中から、前記デマンド制御条件を決定する。
また、例えば、前記機器は、空気調和機であり、前記状態指数は、前記各領域の温度であり、前記キャンセル状態指数は、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記各領域のキャンセル温度であり、前記基準キャンセル状態指数は、記憶している前記キャンセル温度に基づいて決定される基準キャンセル温度であってもよい。
これにより、各領域の快適性や利便性を損なわずに、複数領域に備えられる空気調和機の統合デマンド制御を実施することができる。
また、例えば、前記機器は、冷却装置付のショーケースであり、前記状態指数は、前記ショーケース内の温度であり、前記キャンセル状態指数は、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記ショーケース内のキャンセル温度であり、前記基準キャンセル状態指数は、記憶している前記キャンセル温度に基づいて決定される基準キャンセル温度であってもよい。
これにより、各領域の快適性や利便性を損なわずに、複数領域に備えられるショーケースの統合デマンド制御を実施することができる。
また、例えば、前記機器は、照明装置であり、前記状態指数は、前記各領域の照度であり、前記キャンセル状態指数は、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記各領域のキャンセル照度であり、前記基準キャンセル状態指数は、記憶している前記キャンセル照度に基づいて決定される基準キャンセル照度であってもよい。
これにより、各領域の快適性や利便性を損なわずに、複数領域に備えられる照明装置の統合デマンド制御を実施することができる。
また、例えば、さらに、前記各領域には表示装置が備えられ、前記デマンド制御条件を示す情報を前記制御装置に送信し、前記制御装置によって、前記表示装置に前記デマンド制御条件を示す情報を表示させてもよい。
これにより、各領域のユーザーは、デマンド制御の予定やグルーピング、順番の決定根拠を知ることができる。
また、本開示の一態様に係る統合デマンド制御装置は、複数の領域のそれぞれに備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御装置であって、センサにより取得された、前記複数の領域のうちの各領域の状態を示す状態指数を受信する第1の受信部と、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記各領域のキャンセル状態指数を受信する第2の受信部と、受信した前記各領域の前記キャンセル状態指数を記憶する記憶部と、記憶している前記キャンセル状態指数に基づいて、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定する基準決定部と、決定した前記基準キャンセル状態指数に基づいて、前記デマンド制御を行う前記各領域のデマンド制御条件を決定するデマンド制御条件決定部と、決定した前記デマンド制御条件に基づいて、前記各領域に備えられる制御装置にデマンド制御信号を送信する送信部とを備える。
これにより、上記の統合デマンド制御方法と同様の効果を奏する。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
尚、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、処理のステップ、ステップの順序等は、一例である。したがって、これらの各形態により、本開示が限定されるものではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
<発明者の得た知見>
特許文献1に開示される技術では、各領域の居住者の嗜好を考慮せず、各領域の領域温度に基づいて各領域の制御時間を設定しているため、各領域の居住者の快適性を損なう可能性がある。デマンド制御により快適性が損なわれた各領域の居住者は、デマンド制御をキャンセルすることが考えられる。その結果、アグリゲータは安定したデマンドレスポンスサービスができない。
デマンドレスポンス制御においては、できるだけ電力需要者の快適性や品物の品質を損なわないようにする必要がある。これは、デマンド制御を実施して居住者の快適性や対象物の品質を損なった場合、デマンド制御の拒絶やキャンセルが発生することが考えられるからである。電力供給事業者とデマンド制御を実施する契約を行ったにも関わらず、デマンド制御の拒絶やキャンセルが発生すると、アグリゲータは契約を履行することができず、十分な収益を上げることができない。
そこで、本願における発明者は、アグリゲータが安定したデマンドレスポンスサービスを行うために、電力需要者によるデマンド制御のキャンセル行動に着目し、キャンセル時の環境の状態変数を参照することで、電力需要者の快適性や品物の品質の嗜好を学習又は推定する事を想到した。本開示によると、学習又は推定した電力需要者の快適性や品物の品質の嗜好に基づいたデマンド制御を実施することで、デマンド制御を拒絶又はキャンセルされる可能性を逓減することができる。その結果、各領域の居住者の快適性や対象物の品質を損なわずに、安定したデマンドレスポンスサービスを提供できることが期待される。
(実施の形態1)
本実施の形態に係る統合デマンド制御システムは、各領域に設けられる空気調和機をデマンド制御機器として、統合デマンド制御を実施する統合デマンド制御システムである。
図1は、本実施の形態に係る統合デマンド制御システム100の構成例を表す。統合デマンド制御システム100は、スマートグリッドの環境に組み込まれる電力事業者110と、統合デマンド制御装置120と、電力需要家130とを含む。
電力事業者110は、統合デマンド制御装置120を備えるアグリゲータと契約し、アグリゲータにデマンド制御を依頼する。電力事業者110は、例えば、火力発電所、水力発電所、風力発電所、原子力発電所、又は、太陽光発電所等の発電する施設である。また、電力事業者110、これらの中の一つまたは複数の発電所と契約して電力を販売する電気事業者も含まれ、これらの例に限られない。
統合デマンド制御装置120は、電力事業者110と契約したデマンド制御に基づいて、契約している電力需要家130に対して、デマンド制御コマンドを送信する。デマンド制御に成功した場合、アグリゲータは、電力事業者110からインセンティブを受ける。また、アグリゲータは、電力事業者110から受けたインセンティブの一部を、電力需要家130に対して交付する。
尚、本実施の形態におけるデマンド制御コマンドは、デマンド制御期間中に、特定の電力需要家130に備えられる空気調和機134を稼動させるためのコマンドである。
電力需要家130は、統合デマンド制御装置120から受信するデマンド制御コマンドに基づいて、各電力需要家130に設けられる空気調和機134をデマンド制御する。電力需要家130a〜130lは、それぞれが物理的に区分された個別の部屋、または、建物の空間領域であってもよく、それらの組み合わせであってもよい。また、ここでは説明のために電力需要家の数を12としているが、電力需要家の数は2以上であればいくつでもよい。
各電力需要家130には、通信装置131と、環境情報センサ132と、機器制御装置133と、空気調和機134と、が備えられる。
通信装置131は、統合デマンド制御装置120から送信されるデマンド制御コマンドを受信し、対応する電力需要家130に備えられる機器制御装置133へ送信する。また、通信装置131は、対応する電力需要家130に備えられる環境情報センサ132から送信される環境状態指数(単に、状態指数とも言う)を受信し、統合デマンド制御装置120へ送信する。
環境情報センサ132は、対応する電力需要家130における環境(状態)を示す所定の環境情報(状態指数)を検出し、所定の環境情報を通信装置131に送信する。本実施の形態における所定の環境情報とは、室内の温度、湿度、外気温、又は、日射量等であるが、空気調和機134のデマンド制御において電力需要家のキャンセルに関わる指標であればよく、これらの例に限られない。本実施の形態において、環境情報センサ132は、温度センサであるとして、以下説明する。
機器制御装置133は、通信装置131から送信されるデマンド制御コマンドを受信し、受信したデマンド制御コマンドに基づいて、対応する電力需要家130に備えられる空気調和機134をデマンド制御する。
尚、本実施の形態において、デマンド制御機器を空気調和機134として説明するが、室内の温度又は湿度に基づいて、デマンド制御における電力需要家のキャンセルに関わるデマンド制御機器であればよく、空気調和機134に限られない。
居住者は、直接操作又はリモコンによる操作により、機器制御装置133、または、空気調和機134にキャンセル信号を入力することによって、空気調和機134のデマンド制御をキャンセルする。機器制御装置133、または、空気調和機134がキャンセル信号を受信した場合、通信装置131にその旨を送信し、通信装置131によって、統合デマンド制御装置120に空気調和機134のデマンド制御がキャンセルされた旨を送信する。
また、通信装置131は、環境情報センサ132から受信した状態指数を、キャンセル信号と共に、統合デマンド制御装置120に送信してもよい。
また、本実施の形態においては、通信装置131と、環境情報センサ132と、機器制御装置133と、空気調和機134とが、それぞれ別個の構成要素としているが、例えば、機器制御装置133が通信装置131や環境情報センサ132と同一であってもよい。また、機器制御装置133が空気調和機134と同一であってもよい。その場合、空気調和機134は、通信装置131から送信されたデマンド制御コマンドに基づいて、自身のデマンド制御(例えば、稼働モードを変更する)を行ってもよい。即ち、電力需要家130に備えられる各構成要素は、それぞれ別個の構成要素であってもよく、いずれか一部、または、全てが同一の構成であってもよい。
図2は、本実施の形態に係る統合デマンド制御装置のブロック図である。
統合デマンド制御装置120は、温度受信部210と、デマンドキャンセル情報受信部220と、キャンセル温度テーブル230と、基準キャンセル温度計算部240と、デマンド制御許容指数計算部250と、デマンド制御グループ決定部260と、デマンド制御コマンド送信部270と、デマンド情報受信部280と、を備える。
温度受信部210は、環境情報センサ132から各電力需要家130の温度の情報を受信し、キャンセル温度テーブル230、または、デマンド制御許容指数計算部250に各電力需要家130の温度の情報を送信する。
デマンドキャンセル情報受信部220は、電力需要家130に備えられる空気調和機134をデマンド制御中に、居住者によってデマンド制御がキャンセルされた情報を受信する。デマンドキャンセル情報受信部220は、デマンドキャンセル情報を温度受信部210、及び、キャンセル温度テーブル230に送信する。デマンドキャンセル情報を受信した温度受信部210は、デマンド制御がキャンセルされた時点の当該キャンセルされた電力需要家130のデマンドキャンセル温度を受信し、キャンセル温度テーブル230に送信する。
キャンセル温度テーブル230は、各電力需要家130におけるデマンドキャンセル温度と、当該デマンドキャンセル温度におけるキャンセル発生回数とを、図3のようなテーブルで履歴として記憶する。図3においては、一例として、電力需要家130aは、26℃で1回、27℃で3回、30℃で4回、デマンド制御がキャンセルされた状況を示している。キャンセル温度テーブル230は、デマンドキャンセル情報受信部220、及び、温度受信部210からデマンドキャンセル情報を受信すると、更新される。
基準キャンセル温度計算部240は、キャンセル温度テーブル230から各電力需要家130のデマンドキャンセル温度履歴を受信し、各電力需要家130においてキャンセルが発生する確率の高い基準キャンセル温度を算出する。具体的には、各電力需要家130においてキャンセルが発生する温度の期待値を計算して基準キャンセル温度としてもよく、各電力需要家130においてキャンセル発生回数が最も大きい温度を基準キャンセル温度としてもよい。もしくは、デマンド制御開始前の温度もキャンセル温度テーブルに記憶しておき、基準キャンセル温度をベイズ推定で算出してもよい。基準キャンセル温度は、キャンセル時の温度の統計情報を用いて決定してもよい。統計情報には、上記の期待値のほか、中央値などを用いてもよい。
デマンド制御許容指数計算部250は、温度受信部210から各電力需要家130の所定時点の温度を受信し、また、基準キャンセル温度計算部240から、算出した各電力需要家130の基準キャンセル温度を受信する。そして、デマンド制御許容指数計算部250は、各電力需要家130の基準キャンセル温度と、各電力需要家130の所定時点の温度との差分を計算し、当該差分を各電力需要家130のデマンド制御許容指数として決定する。デマンド制御許容指数計算部250がデマンド制御許容指数を算出するタイミングは、デマンド制御を開始する前であり、デマンド制御を開始する時点に近い時点で算出すると、精度よくデマンド制御のグルーピングをすることができる。
また、デマンド制御許容指数計算部250は、デマンド制御期間中にデマンド制御許容指数を算出してもよい。さらに、デマンド制御期間中にある電力需要家130からデマンド制御のキャンセルを受信した場合、再度デマンド制御許容指数を算出するとしてもよい。
デマンド情報受信部280は、電力事業者110から、デマンド制御時間を含むデマンド制御情報を受信し、デマンド制御グループ決定部260に送信する。
デマンド制御グループ決定部260は、デマンド制御許容指数が小さいものほどデマンド制御を行う優先度が高いものとして、各電力需要家130をデマンド制御許容指数が小さい順にソートし、デマンド制御許容指数が小さい順にグルーピングする。本実施の形態では、電力需要家が12軒存在するとしているため、各グループあたりの需要家数を2軒として、A〜Fの6つのグループを作成してもよい。また、グループの数は6つ以外であってもよく、これらの例に限られない。グルーピングについては、図4において具体例を用いて詳しく説明する。
また、デマンド制御グループ決定部260が決定する優先度は、デマンド制御を行う順番であってもよく、デマンド制御を行う時間幅であってもよい。即ち、優先度がデマンド制御を行う順番である場合、優先度が高いグループほど先にデマンド制御を行う。また、優先度がデマンド制御を行う時間幅である場合、優先度が高いグループほど長くデマンド制御を行う。また、デマンド制御グループ決定部260は、デマンド制御時間前に空気調和機134が稼動している電力需要家130の中から、グルーピングをしてもよい。
また、デマンド制御グループ決定部260は、デマンド情報受信部280から受信するデマンド制御情報に基づいて、各グループの制御内容を決定し、デマンド制御コマンドを生成する。各グループの制御内容とは、具体的には、各電力需要家130に備えられる空気調和機134の設定温度等である。また、デマンド制御グループ決定部260は、当該デマンド制御を行うために必要な、全電力需要家130に送信するデマンド制御コマンドや、デマンド制御を解除するデマンド制御解除コマンドも生成する。
デマンド制御コマンド送信部270は、デマンド制御グループ決定部260が決定したグループ、制御内容、および、優先度に基づいて、各電力需要家130の通信装置131にデマンド制御コマンドを送信する。
図4は、本実施の形態に係るデマンド制御グループ決定時のグループを表す図である。本実施の形態では、デマンド制御許容指数は、基準キャンセル温度からデマンド制御開始前の温度を減じた値として算出している。図4においては、一例として、電力需要家130aのデマンド制御開始前の温度は25℃であり、電力需要家130aの基準キャンセル温度は26℃の場合を示しており、このときの電力需要家130aのデマンド制御許容指数は1となる。同様に、電力需要家130b〜130lについてもデマンド制御許容指数が算出される。このとき、デマンド制御許容指数が小さい電力需要家130a及び130bが、優先度が最も高いグループAとなるようにグルーピングされる。また、デマンド制御許容指数の小さい各電力需要家130が、優先度が高くなるようにグループA〜Fが決定される。
図5は、本実施の形態に係る各領域に備えられる空気調和器の運転制御の例を表す図である。
図5では、デマンド制御の時間を60分間としたときの、グループA〜グループFまでの各電力需要家130の空気調和機134のデマンド制御パターンを示している。本実施の形態では、デマンド制御を割り当てられたローテーション時間帯に空気調和器134を稼働し、それ以外の時間帯では空気調和機134を停止する。即ち、デマンド制御コマンド送信部270が送信するデマンド制御コマンドは、デマンド制御時間帯において該当する空気調和機134を稼動させる信号と、デマンド制御時間帯以外の時間帯において該当する空気調和機134を停止させる信号である。
尚、デマンド制御を行うために、必ずしも空気調和機134を停止させる必要はなく、空気調和機134の出力を通常使用時より制限するとしてもよい。即ち、デマンド制御コマンド送信部270が送信するデマンド制御コマンドは、デマンド制御時間帯において該当する空気調和機134を通常使用時と同等に稼動させる信号と、デマンド制御時間帯以外の時間帯において該当する空気調和機134の出力を通常使用時よりも制限する信号であってもよい。
デマンド制御開始時刻(0分)では、優先度が最も高いグループAに属する電力需要家130の空気調和器134のみを稼働させ、それ以外のグループに属する電力需要家130の空気調和器134を停止させている。このとき、デマンド制御コマンド送信部270は、電力需要家130a及び130bに対しては稼働コマンドを送信し、電力需要家130c〜130lに対しては停止コマンドを送信する。
デマンド制御開始時刻より25分が経過すると、優先度が2番目のグループBに属する電力需要家130の空気調和器134のみを稼働させ、それ以外のグループに属する電力需要家130の空気調和器134を停止させている。このとき、デマンド制御コマンド送信部270は、電力需要家130c及び130dに対しては稼働コマンドを送信し、電力需要家130a,130b,130e〜130lに対しては停止コマンドを送信する。さらに、グループAよりも優先度が劣る、グループBに属する電力需要家130の空気調和器134を稼動させる時間幅は、グループAよりも短い。
同様に、デマンド制御開始時刻(0分)からデマンド制御終了時刻(60分)まで、グループAからグループFまで、優先度に基づいてデマンド制御を行う。
デマンド制御終了時刻(60分)になると、デマンド制御コマンド送信部270は、電力需要家130に対して、デマンド制御開始前の運転モードに復元するコマンドを送信する。これにより、基準キャンセル温度と所定時点の温度との差が小さく、デマンド制御をキャンセルする恐れのある優先度が高い電力需要家130に対して、優先的にデマンド制御を行わせることができる。
尚、図5では、デマンド制御許容指数に基づいて、デマンド制御を行う順番とデマンド制御を行う時間幅が決定される例を示しているが、これらは必ずしも同時に行われる必要はない。即ち、デマンド制御許容指数に基づいて、デマンド制御を行う順番のみ決定されてもよいし、デマンド制御許容指数に基づいて、デマンド制御を行う時間幅のみ決定されてもよい。
図6は、本実施の形態に係る統合デマンド制御装置の処理を表すフローチャートである。
まず、デマンド制御許容指数計算部250は、現在時刻がデマンド制御開始時刻前であるか否かを判断する(ステップS601)。
現在時刻がデマンド制御開始時刻前でない場合(ステップS601でNO)、ステップS606へ進む。
現在時刻がデマンド制御開始時刻前である場合(ステップS602でYES)、温度受信部210は、各電力需要家130に備えられる環境情報センサ132により計測した温度を通信装置131から受信する(ステップS602)。
次に、基準キャンセル温度計算部240は、キャンセル温度テーブル230から各電力需要家130のデマンドキャンセル温度履歴を取得し、各電力需要家130の基準キャンセル温度を算出する(ステップS603)。
デマンド制御許容指数計算部250は、受信した所定時点の温度と基準キャンセル温度を用いて、各電力需要家130のデマンド制御許容指数を算出する(ステップS604)。
そして、デマンド制御グループ決定部260は、算出したデマンド制御許容指数に基づいて、各電力需要家130をグルーピングし、各グループのデマンド制御内容を決定する(ステップS605)。
その後、デマンド制御コマンド送信部270は、現在時刻がデマンド制御開始時刻であるか否かを判断する(ステップS606)。
現在時刻がデマンド制御開始時刻でない場合(ステップS606でNO)、ステップS601へ戻り、デマンド制御開始時刻まで待機する。
現在時刻がデマンド制御開始時刻である場合(ステップS606でYES)、全電力需要家130に対して、空気調和機134を停止させるデマンド制御コマンドを送信する(ステップS607)。
そして、デマンド制御コマンド送信部270は、現在時刻が各グループのデマンド制御開始時刻か否かを判定する(ステップS608)。
現在時刻が各グループのデマンド制御開始時刻である場合(ステップS608でYES)、デマンド制御コマンド送信部270は、当該グループに属する電力需要家130に対して、デマンド制御グループ決定部260が決定したデマンド制御内容を含むデマンド制御コマンドを送信する(ステップS609)。
現在時刻がデマンド制御開始時刻でないグループについては、現在時刻が各グループのデマンド制御開始時刻になるまで待機する(ステップS608でNO)。
デマンド制御コマンドを送信後、デマンド制御中の電力需要家130において、デマンド制御がキャンセルされた場合(ステップS610でYES)、温度受信部210は、環境情報センサ132により計測したデマンドキャンセル時の温度を通信装置131から受信し、キャンセル温度テーブル230に送信する(ステップS611)。
そして、デマンド制御コマンド送信部270は、現在時刻がデマンド制御終了時刻であるか否かを判断する(ステップS612)。
現在時刻が当該グループのデマンド制御終了時刻でない場合(ステップS612でNO)、ステップS610に戻り、現在時刻が当該グループのデマンド制御開始時刻になるまで待機する。
現在時刻がデマンド制御終了時刻である場合(ステップS612でYES)、デマンド制御コマンド送信部270は、当該グループに属する電力需要家130に対して、デマンド制御を解除するデマンド制御解除コマンドを送信する(ステップS613)。
その後、デマンド制御コマンド送信部270は、現在時刻がデマンド制御終了時刻であるか否かを判断する(ステップS614)。
現在時刻がデマンド制御終了時刻でない場合(ステップS614でNO)、ステップS608へ戻り、残りのグループのデマンド制御開始時刻まで待機する。
現在時刻がデマンド制御終了時刻である場合(ステップS614でYES)、全電力需要家130に対して、デマンド制御解除コマンドを送信し(ステップS615)、処理を終了する。
図6で示す処理を実行することにより、各グループに属する電力需要家130に備えられる空気調和器134を制御することができる。尚、図6では、最初に全電力需要家130の空気調和機134を停止させてから、各グループに順番にデマンド制御コマンドを送信するとしたが、この例に限られない。例えば、デマンド制御開始時刻において、最初にデマンド制御するグループの空気調和機134は継続稼動させ、それ以外のグループの空気調和機134は停止させるとしてもよい。このとき、2番目のグループの空気調和機134をデマンド制御するタイミングで、最初のグループの空気調和機134を停止させる信号を送信し、2番目のグループの空気調和機134を稼動させる信号を送信する。以降、デマンド制御を実施するグループを変更する際に、同様の処理を行うとしてもよい。即ち、ステップS605で決定したデマンド制御グループ、デマンド制御内容を満たすように各電力需要家の空気調和機134を稼動または停止することができればよく、デマンド制御信号の送信方法は上記に限られない。
以上、図1〜図6を用いて、本実施の形態に係る統合デマンド制御方法について説明した。このように本実施の形態においては、電力需要家130の快適性を考慮して、デマンド制御時の各電力需要家130に備えられる空気調和器134の稼動順、稼動時間幅を変更し、デマンド制御期間中の各電力需要家130の温度が、各電力需要家130のキャンセル基準温度をなるべく超過しないようにすることで、デマンド制御のキャンセル率の低いデマンド制御を行う。
その結果、電力需要家130毎に冷房が効きすぎている、極端に寒がりの居住者がいる等といった環境又は居住者の嗜好の違いを反映させたデマンド制御が可能となり、各領域の快適性や利便性を損なわずに、複数領域に備えられる機器を制御することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1に係る統合デマンド制御システム100は、キャンセル許容指数が小さいものを優先度が高いとして、キャンセル許容指数が小さい順にローテーション時間帯を設定し、デマンド制御を割当てられたローテーション時間帯に機器を稼働し、それ以外の時間帯では機器を停止するデマンド制御を行う構成であった。一方、本実施の形態に係る統合デマンド制御システム100は、キャンセル許容指数が大きいものを優先度が高いとして、キャンセル許容指数が大きい順にローテーション時間帯を設定し、割り当てられたローテーション時間帯に機器を停止させ、それ以外の時間帯では機器を稼働させる点が異なる。
以下、本実施の形態について、図7及び図8を用いて詳細に説明する。尚、本実施の形態において、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は、本実施の形態に係るデマンド制御グループ決定時のグループを表す図である。本実施の形態では、デマンド制御許容指数の大きい電力需要家130ほど、優先度が高いグループへとグルーピングされる。また、デマンド制御許容指数が小さい電力需要家130ほど、優先度が低いグループになるように、グループA〜Fが決定される。
図8は、本実施の形態に係る各領域に備えられる空気調和器の運転制御の例を表す図である。
図8では、デマンド制御の時間を60分間としたときの、グループA〜グループFまでの各電力需要家130の空気調和機134のデマンド制御パターンを示している。本実施の形態2では、デマンド制御を割り当てられたローテーション時間帯に空気調和器134を停止し、それ以外の時間帯では空気調和機134を稼働する。即ち、デマンド制御コマンド送信部270が送信するデマンド制御コマンドは、デマンド制御時間帯において該当する空気調和機134を停止させる信号と、デマンド制御時間帯以外において該当する空気調和機134を稼動させる信号である。尚、デマンド制御を行うために、必ずしも空気調和機134を停止させる必要はなく、空気調和機134の出力を通常使用時より制限するとしてもよい。即ち、デマンド制御コマンド送信部270が送信するデマンド制御コマンドは、デマンド制御時間帯において該当する空気調和機134の出力を通常使用時よりも制限する信号と、デマンド制御時間帯以外の時間帯において該当する空気調和機134を通常使用時と同等に稼動させる信号であってもよい。
具体的な統合デマンド制御装置の処理手順は図6で示したフローチャートと同様であるので、説明を省略する。
以上、図7及び図8を用いて、本実施の形態に係る統合デマンド制御方法について説明した。このように本実施の形態においては、電力需要家130の快適性を考慮して、デマンド制御時の各電力需要家130に備えられる空気調和器134の停止順、停止時間幅を変更し、デマンド制御期間中の各電力需要家130の温度が、各電力需要家130のキャンセル基準温度をなるべく超過しないようにすることで、デマンド制御のキャンセル率の低いデマンド制御を行う。
その結果、電力需要家130毎に冷房が効きすぎている、極端に寒がりの居住者がいる等といった環境又は居住者の嗜好の違いを反映させたデマンド制御が可能となり、各領域の快適性や利便性を損なわずに、複数領域に備えられる機器を制御することができる。
(各実施の形態の変形例1)
上記実施の形態に係る統合デマンド制御装置120では、電力需要家130に備えられる機器を空気調和器134として説明したが、これらの機器は冷蔵庫やショーケース等の冷凍設備であってもよい。この場合、環境情報センサ132の計測対象は各機器の庫内温度である。そして、デマンド制御がキャンセルされた時の庫内温度をキャンセル温度テーブルに記憶しておくことで、上記の実施の形態と同様の制御を行うことが可能となる。
これにより、各領域に備えられる冷凍設備に求められる庫内温度を考慮して、デマンド制御を実施することができる。その結果、デマンド制御によって、冷凍設備に格納される商品を傷めてしまう等の利便性を損なわずに、複数領域に備えられる冷凍設備を制御する統合デマンド制御装置を提供することができる。
(各実施の形態の変形例2)
上記実施の形態に係る統合デマンド制御装置120では、電力需要家130に備えられる機器を空気調和器134として説明したが、これらの機器は照明設備であってもよい。この場合、環境情報センサ132による測定対象は照度である。そして、デマンド制御がキャンセルされた時の照度をキャンセル照度テーブルに記憶しておくことで、上記の実施の形態と同様の制御を行うことが可能となる。
これにより、各領域に備えられる照明設備に求められる照度を考慮してデマンド制御を実施することができる。その結果、デマンド制御によって、居住者の快適性を損なわずに、複数領域に備えられる照明設備を制御する統合デマンド制御装置を提供することができる。
(各実施の形態の変形例3)
上記実施の形態に係る統合デマンド制御システム100では、さらに、各電力需要家130に表示部を有する表示装置を備えてもよい。表示装置は、通信装置131と通信を行い、デマンド制御グループ決定部260が決定したデマンド制御グループ、デマンド制御内容を表示する。
図9は、本変形例に係るデマンド制御情報の表示装置の第1の表示例を表す図である。
図9に示すように、表示装置には、例えば、電力需要家130のデマンド制御時の室内温度と、空気調和機134の基準キャンセル温度と、デマンド制御開始時間と、デマンド制御グループ番号等のデマンド制御情報とが表示される。デマンド制御開始時刻やデマンド制御グループを示す情報として、図5に示すような、デマンド制御グループと時間軸とを2軸に示す画像を表示してもよい。
尚、機器制御装置133が表示部を備える構成としてもよい。
これにより、電力需要家130の居住者は、デマンド制御の予定やグルーピング、順番の決定根拠を知ることができる。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上記各実施の形態の統合デマンド制御装置などを実現するソフトウェアは、次のようなプログラムである。
すなわち、このプログラムは、コンピュータに、複数の領域のそれぞれに備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御装置における統合デマンド制御方法であって、センサにより取得された、前記複数の領域のうちの各領域の状態を示す状態指数を受信し、前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の、前記各領域のキャンセル状態指数を受信し、受信した前記各領域の前記キャンセル状態指数を記憶し、記憶している前記キャンセル状態指数に基づいて、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定し、決定した前記基準キャンセル状態指数に基づいて、前記デマンド制御を行う前記各領域のデマンド制御条件を決定し、決定した前記デマンド制御条件に基づいて、前記各領域に備えられる制御装置にデマンド制御信号を送信する統合デマンド制御方法を実行させる。
以上、一つまたは複数の態様に係る統合デマンド制御装置などについて、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本開示に係る統合デマンド制御装置の統合デマンド制御方法などは、複数の電力需要者と契約し、契約した電力需要者が有する機器をデマンド制御する際等に適用できる。
100 統合デマンド制御システム
110 電力事業者
120 統合デマンド制御装置
130a〜130l 電力需要家
131a〜131l 通信装置
132a〜132l 環境情報センサ
133a〜133l 機器制御装置
134a〜134l 空気調和機
210 温度受信部
220 デマンドキャンセル情報受信部
230 キャンセル温度テーブル
240 基準キャンセル温度計算部
250 デマンド制御許容指数計算部
260 デマンド制御グループ決定部
270 デマンド制御コマンド送信部
280 デマンド情報受信部

Claims (11)

  1. 複数の各領域に備えられる空気調和機のデマンド制御を行う統合デマンド制御方法であって、
    前記複数の各領域の温度を受信し、
    前記複数の各領域のデマンド制御のキャンセル信号を受信し、
    前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の前記各領域の温度を、キャンセル温度として記憶し、
    記憶している前記キャンセル温度から、前記各領域の基準キャンセル温度を決定し、
    所定時点における前記各領域の温度と前記基準キャンセル温度との差であるデマンド制御許容指数を算出し、前記デマンド制御許容指数が小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる空気調和機に対するデマンド制御信号を生成する、
    統合デマンド制御方法。
  2. 前記デマンド制御信号は、デマンド制御の開始時刻を含み、前記開始時刻は、優先度が高いほど早い時刻に設定される
    請求項1に記載の統合デマンド制御方法。
  3. 前記デマンド制御信号は、デマンド制御の制御時間を含み、前記制御時間は、優先度が高いほど長く設定される
    請求項1に記載の統合デマンド制御方法。
  4. 前記基準キャンセル温度は、前記キャンセル温度の期待値である、
    請求項1に記載の統合デマンド制御方法。
  5. 前記基準キャンセル温度は、発生回数が最も多い前記キャンセル温度である、
    請求項1に記載の統合デマンド制御方法。
  6. 前記デマンド制御信号の内容を前記領域に備えられる表示装置に表示する、
    請求項1に記載の統合デマンド制御方法。
  7. 複数の各領域に備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御方法であって、
    前記複数の各領域の状態を示す状態指数を受信し、
    前記デマンド制御のキャンセル信号を受信し、
    前記キャンセル信号を受信した際の前記各領域の状態指数を、キャンセル状態指数として記憶し、
    記憶している前記キャンセル状態指数から、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定し、
    前記各領域の所定時点における前記状態指数と前記基準キャンセル状態指数との差であるデマンド制御許容指数が、小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる機器に対するデマンド制御信号を生成する、
    統合デマンド制御方法。
  8. 前記機器は、冷却装置付のショーケースであり、
    前記状態指数は、前記ショーケース内の温度である
    請求項7に記載の統合デマンド制御方法。
  9. 前記機器は、照明装置であり、
    前記状態指数は、前記各領域の照度である、
    請求項7に記載の統合デマンド制御方法。
  10. 複数の各領域に備えられる空気調和機のデマンド制御を行う統合デマンド制御装置であって、
    前記複数の各領域の温度を受信する第1の受信部と、
    前記複数の各領域のデマンド制御のキャンセル信号を受信する第2の受信部と、
    前記デマンド制御のキャンセル信号を受信した際の前記各領域の温度を、キャンセル温度として記憶する記憶部と、
    記憶している前記キャンセル温度から、前記各領域の基準キャンセル温度を決定する決定部と、
    所定時点における前記各領域の温度と前記基準キャンセル温度との差であるデマンド制御許容指数を算出し、前記デマンド制御許容指数が小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる空気調和機に対するデマンド制御信号を生成する生成部と、を備える
    統合デマンド制御装置。
  11. 複数の各領域に備えられる機器のデマンド制御を行う統合デマンド制御装置であって、
    前記複数の各領域の状態を示す状態指数を受信する第1の受信部と、
    前記デマンド制御のキャンセル信号を受信する第2の受信部と、
    前記キャンセル信号を受信した際の前記各領域の状態指数を、キャンセル状態指数として記憶する記憶部と、
    記憶している前記キャンセル状態指数から、前記各領域の基準キャンセル状態指数を決定する決定部と、
    前記各領域の所定時点における前記状態指数と前記基準キャンセル状態指数との差であるデマンド制御許容指数が、小さいほど、前記各領域のデマンド制御の優先度を高く設定し、前記デマンド制御の優先度に応じて、前記各領域に備えられる機器に対するデマンド制御信号を生成する生成部と、を備える
    統合デマンド制御装置。
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