JP2015216797A - 組立式整流子とその製造方法およびブラシ付き電動モータ - Google Patents

組立式整流子とその製造方法およびブラシ付き電動モータ Download PDF

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Natsumi Tamura
夏海 田村
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義親 川島
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Teppei Tokisaki
哲平 時崎
直希 小島
Naoki Kojima
直希 小島
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Abstract

【課題】部品点数や製造工程を削減して製造コストを低く抑えることができる組立式整流子を提供すること。【解決手段】ブラシ付き電動モータ10において摺接するブラシから供給される電流を電機子コア14へと受け渡すための組立式整流子1を、円弧曲面状の外周面を有する導電金属製の複数の整流子メタル2を、隣接するもの同士の間に所定のスリット3を設けて円筒状に配置し、これらの整流子メタル2の軸方向両端部同士を絶縁部材4,5によって結合して構成する。また、一方の前記絶縁部材4の外周の前記整流子メタル2に対応する位置にフック部4Aを一体に突設し、各フック部4Aに凹部4aをそれぞれ形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、摺接するブラシから供給される電流を電機子コアへと受け渡すための組立式整流子とその製造方法および組立式整流子を備えたブラシ付き電動モータに関するものである。
ブラシ付き電動モータは、内周面に複数の永久磁石(マグネット)が固定されたモータケースの内部に、電機子(アマチュア)をその電機子コアが前記永久磁石に対向するように回転可能に収容し、電機子の回転軸(アマチュア軸)に結着された整流子にブラシを当接させて構成されており、カメラなどの光学機器、VTRなどの音響・映像機器、自動車用電装機器などの駆動源として使用されている。
斯かるブラシ付き電動モータの構成部品である整流子には、熱硬化性樹脂によって全体を一体化して成るモールド式整流子と、絶縁部分に熱可塑性樹脂を用いた組立式整流子とがあるが、回転数が低くて電流や発熱量が比較的小さい小型モータには組立式整流子が多く使用されている。
ところで、組立式整流子に関して特許文献1には、高いアンカー効果によって整流子片の脱落を防ぐことができる組立式整流子が提案されているが、その構成を図16に基づいて以下に説明する。
すなわち、図16は特許文献1において提案された組立式整流子の縦断面図であり、図示の組立式整流子101は、複数の整流子片102を、円筒状に形成された絶縁基体104の外周面に対して、隣接するもの同士の間にスリットを設けて周方向に配置固定し、これらの円筒状に配置固定された複数の整流子片102の外周にワッシャー105を嵌入してこれを絶縁基体104の外周面に固定することによって構成されている。そして、前記各整流子片102のライザ部(端子部)102a側には、絶縁基体104方向(内方側)に突出する爪状の突起部102bがそれぞれ形成されており、絶縁基体104の周面の各突起部102bに対応する位置には、突起部102bに係合する凹所104aがそれぞれ形成されている。
而して、各整流子片102の突起部102bを絶縁機体104の各凹所104aにそれぞれ係合させた状態で、整流子片102の外周にワッシャー105を嵌入して各整流子片102を絶縁基体104の外周面に固定すると、各整流子片102の軸方向変位や絶縁基体104からの脱落が突起部102bの凹所104aへの係合によって確実に防がれる。
特開2006−353070号公報
しかしながら、特許文献1において提案された図16に示す組立式整流子101においては、各整流子片102を絶縁基体104の外周面に固定するためのアンカー機能を有するワッシャー105が必要であるため、部品点数が増えて製造コストがアップするという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数や製造工程を削減して製造コストを低く抑えることができる組立式整流子とその製造方法およびブラシ付き電動モータを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ブラシ付き電動モータにおいて摺接するブラシから供給される電流を電機子コアへと受け渡すための組立式整流子を、円弧曲面状の外周面を有する導電金属製の複数の整流子メタルを、隣接するもの同士の間に所定のスリットを設けて円筒状に配置し、これらの整流子メタルの軸方向両端部同士を絶縁部材によって結合して構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、軸方向に沿う溝が周方向に複数形成された樹脂部材を設け、該樹脂部材の前記各溝に前記各整流子メタルをそれぞれ嵌め込んで配置したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、一方の前記絶縁部材の外周の前記整流子メタルに対応する位置にフック部を一体に突設したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記各フック部に径方向に貫通する凹部を形成したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記各整流子メタルの軸方向一端を軸方向他端よりも長く延ばして径方向外方へと折り曲げ、その先端部を前記絶縁部材の外部へと突出させてライザ部として使用することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、ブラシ付き電動モータにおいて摺接するブラシから供給される電流を電機子コアへと受け渡すための組立式整流子の製造方法であって、
導電金属板を打ち抜いて平板状の複数の金属片を得る打ち抜き工程と、
該打ち抜く工程において得られた前記各金属片をプレス加工して円弧曲面状の外周面を有する整流子メタルを得るプレス工程と、
該プレス工程において得られた複数の前記整流子メタルを、隣接するもの同士の間に所定のスリットを設けて円筒状に配置して組み立てる組立工程と、
該組立工程において円筒状に組み立てられた複数の前記整流子メタルの軸方向両端同士を絶縁部材によって結合する結合工程と、
を経て組立式整流子を得ることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記組立工程において、軸方向に沿う溝が外面に周方向に複数形成された樹脂部材の前記各溝に前記各整流子メタルをそれぞれ嵌め込んで配置することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6または7記載の発明において、前記結合工程において、前記絶縁部材をモールドによって複数の前記整流子メタルと共に一体化することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項6または7記載の発明において、前記結合工程において、予め成形された前記絶縁部材を複数の前記整流子メタルの軸方向両端部にそれぞれ接着することを特徴とする。
請求項10記載のブラシ付き電動モータは、請求項1〜5の何れかに記載の組立式整流子を備えることを特徴とする。
請求項6記載の製造方法によって製造される請求項1記載の組立式整流子においては、円筒状に配置された複数の整流子メタルの軸方向両端部同士が絶縁部材によって結合されるため、アンカー機能を有するワッシャーなどの部品を用いることなく整流子メタルの脱落を防ぐことができ、部品点数や製造工程を削減して製造コストを低く抑えることができる。
請求項2および7記載の発明によれば、樹脂部材に形成された複数の各溝に各整流子メタルをそれぞれ嵌め込むことによって、複数の整流子片を位置決めしつつ円筒状に効率良く且つ容易に組み立てることができ、組立性を高めて作業時間を短縮することができる。
請求項3記載の発明によれば、電機子コイルの端部を各整流子メタルに電気的に接続する作業において、一方の絶縁部材の外周に突設された各フック部に各電機子コイルの端部をそれぞれ引っ掛けて仮固定することができるため、電機子コイルの整流子メタルへの電気的な接続作業を効率良く簡単に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、一方の絶縁部材の外周に突設された各フック部に径方向に貫通する凹部をそれぞれ形成したため、各フック部にそれぞれ仮固定された各電機子コイルの端部に各フック部の凹部からレーザービームをそれぞれ照射することによって、各電機子コイルの端部を各整流子メタルにレーザー溶接して両者を電気的に作業性良く確実に接続することができる。
請求項5記載の発明によれば、各整流子メタルの軸方向一端を軸方向他端よりも長く延ばして径方向外方へと折り曲げ、その先端部を絶縁部材の外部へと突出させてライザ部(端子部)として使用するようにしたため、各ライザ部に各電機子コイルの端部を電気的に作業性良く容易に接続することができる。
請求項8記載の発明によれば、組立式整流子の製造工程の1つである結合工程において、絶縁部材をモールドによって複数の整流子メタルと共に一体化するようにしたため、絶縁部材の製造と整流子メタルの結合とを同時に効率良く行うことができ、これによって組立式整流子の製造コストを低く抑えることができる。
請求項9記載の発明によれば、組立式整流子の製造工程の1つである結合工程において、予め成形された絶縁部材を複数の整流子メタルの軸方向両端部にそれぞれ接着するようにしたため、複数の整流子メタルの結合を簡単に行うことができ、これによって組立式整流子の製造コストを低く抑えることができる。
請求項10記載の発明によれば、部品点数や製造工程の削減によって製造コストが低く抑えられた組立式整流子を備えるブラシ付き電動モータの製造コストも低く抑えることができる。
本発明に係るブラシ付き電動モータを備える駆動ユニットの平面図である。 本発明に係るブラシ付き電動モータの電機子の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る組立式整流子の斜視図である。 図3のA部拡大詳細図である。 図3のB部拡大詳細図である。 (a)〜(e)は本発明の実施の形態1に係る組立式整流子の製造方法をその工程順に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る組立式整流子への電機子コイルの接続構造を示す平面図である。 図7のC部拡大詳細図である。 図2のD部拡大詳細図である。 図9のE−E線断面図である。 図10のF−F線断面図である。 本発明の実施の形態2に係る組立式整流子の斜視図である。 (a)〜(e)は本発明の実施の形態2に係る組立式整流子の製造方法をその工程順に示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る組立式整流子の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る組立式整流子の絶縁部材を固定する前の状態を示す斜視図である。 特許文献1において提案された組立式整流子の縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[駆動ユニット]
図1は本発明に係るブラシ付き電動モータを備える駆動ユニットの平面図、図2は本発明に係るブラシ付き電動モータの電機子の平面図であり、図1に示す駆動ユニットUは、自動車の不図示のリヤウインドガラスに付着した雨滴を払拭するためのリヤワイパー装置を駆動するものであって、駆動源である本発明に係るブラシ付き電動モータ10と、該ブラシ付き電動モータ10の回転を減速する減速機20と、該減速機20によって減速された回転を不図示のリヤワイパーアームの揺動運動に変換するリンク機構30を備えている。
本発明に係る前記ブラシ付き電動モータ10は、9スロット6極構造の電動モータであって、有底筒状のモータケース(ヨーク)11を備えており、このモータケース11の内周面には、N極とS極の不図示の永久磁石が交互に計6つ周方向に配置されて固定されている。また、モータケース11の内部には、回転可能な電機子(アマチュア)12が回転可能に収容されている。
上記電機子12においては、図2に示すように、前記モータケース11によって回転可能に支持された回転軸(アマチュア軸)13に電機子コア14と本発明に係る組立式整流子1が軸方向に所定距離だけ離間して固定されている。また、回転軸13の組立式整流子1の横には軸受15が設けられており、回転軸13の軸受15が設けられた側の一端部(図2の左端部)には、前記減速機20の一部を構成するウォーム21が一体に刻設されている。
而して、前記回転軸13は、その両端部が不図示の軸受を介してギヤケース22とモータケース11に回転可能に支持されるとともに、その中間部が前記軸受15を介してギヤケース22に回転可能に支持されている。ここで、回転軸15に固定された前記電機子コア14は、モータケース11の内面に固定された6つの前記永久磁石の内側に、これらに対向するよう配置されており、該電機子コア14には、導電体である板状鋼材を積層して成る9個のスロット14aが周方向に適当な間隔で配置されており、各スロット14aには電機子コイル16が巻装されている。ここで、各スロット14aに巻装された電機子コイル16の端部は、後述のようにレーザー溶接によって前記組立式整流子1に接続されている。
また、図示しないが、ブラシ付き電動モータ10の内部においては、導電性金属によって構成された一対のブラシがブラシホルダを介してモータケース11に固定されており、
これらのブラシの先端部は前記組立式整流子1の外周に接触している。なお、前記ブラシは、バッテリ等の不図示の電源に電気的に接続されている。
他方、前記減速機20は、ウォームギヤ機構によって構成されており、前記ギヤケース22に固着された支軸23によって回転可能に支持された大径のウォームホイール24と、このウォームホイール24に噛合する小径の前記ウォーム21とで構成されている。ここで、ウォームホイール24を支持する前記支軸23は、ブラシ付き電動モータ10の前記回転軸13と直交する方向に設けられており、従って、この支軸23に支持されたウォームホイール24は、ブラシ付き電動モータ10の回転軸13とウォーム21の回転方向に対して直交する方向に回転する。
また、前記リンク機構30は、ギヤケース22内に収容された2つのリンク31,32を備えており、一方のリンク31の一端は、ギヤケース22に回転可能に挿通支持された出力軸33に結着されており、同リンク31の他端は他方のリンク32の一端にピン34によって連結されている。そして、他方のリンク32の他端は、ピン35によって前記ウォームホイール24の一部に連結されている。なお、図示しないが、前記出力軸33のギヤケース22外へ突出する端部には、リヤワイパーアームが結着されており、このリヤワイパーアームにはワイパーブレードが取り付けられている。
而して、以上のように構成された駆動ユニットUにおいて、リヤワイパー装置を駆動するために運転者がボタン操作を行うと、不図示のバッテリなどの電源からブラシ付き電動モータ10のブラシに給電され、駆動電流がブラシとこれに接触する組立式整流子1を経て電機子コイル16へと供給され、6つの永久磁石によって形成される磁界内に配置された電機子コア14には、電機子コイル16を電流が流れることによって回転力が付与され、該電機子コア14とこれを固定する回転軸13が組立式整流子1と共に所定の方向に所定の速度で回転する。
以上のようにブラシ付き電動モータ10が起動されて回転軸13が回転駆動されると、該回転軸13の回転は、減速機20を構成するウォーム21とこれに噛合するウォームホイール24によってその方向が直角に変換されつつ減速され、ウォームホイール24が所定の速度で回転駆動される。そして、このウォームホイール24の回転は、リンク機構30の2つのリンク31,32によって出力軸33の揺動運動に変換され、該出力軸33に結着された不図示のリヤワイパーアームとこれに取り付けられた不図示のワイパーブレードが揺動し、リヤウインドガラスに付着した雨滴がワイパーブレードによって払拭される。
[組立式整流子とその製造方法]
次に、本発明に係る前記組立式整流子1とその製造方法の実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
図3は本発明の実施の形態1に係る組立式整流子の斜視図、図4は図3のA部拡大詳細図、図5は図3のB部拡大詳細図である。
本実施の形態に係る組立式整流子1は、図3に示すように、円弧曲面状の外周面を有する導電金属製の9個の整流子メタル2を、隣接するもの同士の間に所定のスリット3を設けて円筒状に配置し、これらの整流子メタル2の軸方向(図3の上下方向)両端部(上下端部)同士を熱可塑性樹脂によるモールド成形によって一体化された円環プレート状の絶縁部材4,5によって結合することによって構成されている。ここで、9個の整流子メタル2によって形成された円筒の外径と両絶縁部材4,5の外径は同じ値に設定されている。
そして、本実施の形態に係る組立式整流子1においては、一方(図3の上側)の絶縁部材4の外周面の各整流子メタル2の幅方向中央に対応する位置には、矩形ブロック状の計9個のフック部4Aが径方向外方に向かって一体に突設されている。そして、各フック部4Aの下部には、図4および図5に示すように、径方向に貫通する凹部4aがそれぞれ形成されており、各凹部4aからは各整流子メタル2の外周面がそれぞれ露出している。
次に、以上のように構成された組立式整流子1の製造方法を図6〜図11に基づいて以下に説明する。
図6(a)〜(e)は本発明の実施の形態1に係る組立式整流子の製造方法をその工程順に示す説明図、図7は同組立式整流子への電機子コイルの接続構造を示す平面図、図8は図7のC部拡大詳細図、図9は図2のD部拡大詳細図、図10は図9のE−E線断面図、図11は図10のF−F線断面図である。
本実施の形態に係る組立式整流子1は、以下に説明する1)打ち抜き工程、2)プレス工程、3)組立工程および4)結合工程を順次経て製造される。
1)打ち抜き工程:
打ち抜き工程においては、図6(a)に示す薄い(本実施の形態では、厚さ約1mm)の矩形の銅板2Aを図示の形状に打ち抜いて図6(b)に示す平板状の金属片2’を複数得る。ここで、各金属片2’は、中央の矩形の幅広部2a’と、該幅広部2a’の長手方向(図6(b)の上下方向)両端から外方に向かって幅が次第に狭くなる台形状の一対のテーパ部2b’と、各テーパ部2b’から外方(図6(b)の上下方向)に向かって一体に延びる幅の狭い矩形の一対の幅狭部2c’を備えている。
この打ち抜き工程においては、図6(a)に示すように、幅方向(図6(a)の上下方向)に隣接する金属片2’を長手方向に半ピッチ(金属片2’の長さの半分)だけずらし、各金属片2’のテーパ部2b’同士が幅方向に近接するように打ち抜くことによって、1枚の銅板2Aから多数の金属片2’を効率良く打ち抜くことができ、銅板2Aの無駄な部分を最小限に抑えて歩留まりを高めることができる。
2)プレス工程:
プレス工程においては、前記打ち抜き工程によって得られた各金属片2’(図6(b)参照)を不図示のプレス装置によってプレス成形し、図6(c)に示すように屈曲した形状の整流子メタル2を得る。ここで、各整流子メタル2には、図6(b)に示す金属片2’の幅広部2a’が円弧曲面状に成形された外周部2aと、図6(b)に示す金属片2’の一対のテーパ部2b’が直角に折り曲げられた上下の水平部2bと、図6(b)に示す金属片2’の一対の幅狭部2c’が垂直に直角に折り曲げられた上下の垂直部2cがそれぞれ形成されている。
3)組立工程:
組立工程においては、前記プレス工程によってプレス成形された9個の整流子メタル2(図6(c)参照)を不図示の治具を用いて図6(d)に示すように円筒状に配置して組み立てる。このように9個の整流子メタル2を円筒状に組み立てた状態では、周方向に隣接する整流子メタル2の間には細いスリット3がそれぞれ形成されており、各スリット3によって整流子メタル2同士が電気的に絶縁されている。
4)結合工程:
結合工程においては、前記組立工程において円筒状に組み立てられた9個の整流子メタ
ル2の軸方向両端部の水平部2bと垂直部2cがモールドによって一体成形された円環プレート状の絶縁部材4,5によって互いに結合され、図6(e)に示す組立式整流子1が最終的に製造される。ここで、絶縁部材4,5は、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PBT)などの熱可塑性樹脂によるモールド成形によって整流子メタル2と共に一体に成形される。なお、前述のように、一方(図6(e)の上側)の絶縁部材4の外周面の各整流子メタル2の幅方向中央に対応する位置には、矩形ブロック状の計9個のフック部4Aが径方向外方に向かって一体に突設されており、各フック部4Aの下部には、径方向に貫通する凹部4aがそれぞれ形成されている。
而して、以上の工程を経て製造された組立式整流子1は、その中心部に形成された円孔6に前記回転軸13(図2参照)が挿通することによって、図2に示すように回転軸13上に固定される。なお、図2及び図7に示すように、回転軸13の組立式整流子1と電機子コア14との間の部分は、電機子コア14の中心部から延びる絶縁スリーブ17によって被覆されている。
ところで、図2に示す電機子12の回転軸13上に固定された組立式整流子1の9個の各整流子メタル2には、前記電機子コア14の各スロット14aに巻装された電機子コイル16の端部がそれぞれ電気的に接続されるが、各電機子コイル16の各整流子メタル2への電気的な接続は図7〜図11に示す方法によってなされる。
すなわち、図7〜図10に示すように、電機子コア14から延びる各電機子コイル16の端部は、組立式整流子1の一方の絶縁部材4の外周に突設された各フック部4Aに掛けられてそれぞれ仮止めされ、各フック部4Aに形成された凹部4aに露出する部分がレーザー溶接によって組立式整流子1の各整流子メタル2にそれぞれ電気的に接続される。
ところで、本実施の形態では、図9に詳細に示すように、一方の絶縁部材4に突設された各フック部4Aは、図1に示す減速器20側(図9の左方)に向かって延設されており、その延設部の端部内面(整流子メタル2に対向する面)はR面(円弧曲面)とされている。このように各フック部4Aの延設部の端部内面をR面とすることによって、電機子コイル16をフック部4Aに巻いて仮止めする際に該電機子コイル16がフック部4A2引っ掛かりにくくなり,電機子コイル16をフック部4Aに容易に巻き付けて仮止めすることができる。
ここで、電機子コイル16の端部を組立式整流子1の整流子メタル2へのレーザー溶接の様子を図11に示すが、このレーザー溶接においては、レーザー発生装置7から出射するレーザービームLが絶縁部材4のフック部4Aに形成された凹部4aを通過して電機子コイル16の端部へと照射される。すると、電機子コイル16の端部がレーザー溶接によって組立式整流子1の整流子メタル2に電気的に接続される。この場合、各フック部4Aには凹部4aが形成されているため、この凹部4aに向けてレーザービームLを出射させることによって、該レーザービームLを電機子コイル16の電機子メタル2への溶接点を狙って正確に照射することができる。また、各フック部4Aは、前述のように図1に示す減速器20側に延設され、電機子メタル2の表面(電機子コイル16の溶接点)から離れているため、樹脂製のフック部4Aへの溶接熱の影響が軽減される。
以上のように、本実施の形態では、一方の絶縁部材4の外周に突設された各フック部4Aに径方向に貫通する凹部4aをそれぞれ形成したため、各フック部4Aにそれぞれ仮固定された各電機子コイル16の端部に各フック部4Aの凹部4aからレーザービームLをそれぞれ照射することによって、各電機子コイル16の端部を各整流子メタル2にレーザー溶接して両者を電気的に作業性良く確実に接続することができる。
而して、本実施の形態に係る組立式整流子1においては、円筒状に配置された複数の整流子メタル2の軸方向両端部同士が絶縁部材4,5によって結合されるため、アンカー機能を有するワッシャーなどの部品を用いることなく整流子メタル2の脱落を防ぐことができ、部品点数や製造工程を削減して製造コストを低く抑えることができる。
また、本実施の形態では、絶縁部材4,5をモールドによって複数の整流子メタル2と共に一体化するようにしたため、樹脂部材4,5の製造と整流子メタル2の結合とを同時に効率良く行うことができ、これによっても製造コストを低く抑えることができる。
そして、以上のように部品点数や製造工程の削減によって製造コストが低く抑えられた組立式整流子1を備える図1に示すブラシ付き電動モータ10においても、その製造コストを低く抑えることができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2に係る組立式整流子とその製造方法について説明する。
図12は本発明の実施の形態2に係る組立式整流子の斜視図、図13(a)〜(g)は同組立式整流子の製造方法をその工程順に示す説明図であり、これらの図においては図3〜図11において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態に係る組立式整流子1’も、前記実施の形態1に係る組立式整流子1と同様に、円弧曲面状の外周面を有する導電金属製の9個の整流子メタル2を、隣接するもの同士の間に所定のスリット3を設けて円筒状に配置し、これらの整流子メタル2の軸方向(図12の上下方向)両端部(上下端部)同士を、予め成形された円環プレート状の絶縁部材4,5によって結合することによって構成されているが、この組立式整流子1’には図13(d)に示すような樹脂部材8が設けられている。また、本実施の形態に係る組立式整流子1’においては、絶縁部材4,5が接着剤によって接着される点が前記実施の形態1に係る組立式整流子1とは異なっている。
以下、本実施の形態に係る組立式整流子1’の製造方法を図13(a)〜(g)に基づいて説明する。
本実施の形態に係る組立式整流子1’も、前記実施の形態1に係る組立式整流子1と同様に、1)打ち抜き工程、2)プレス工程、3)組立工程および4)結合工程を順次経て製造されるが、1)打ち抜き工程と2)プレス工程は前記実施の形態1と同じであるため、これらについての説明は省略し、以下、3)組立工程と4)結合工程についてのみ説明する。
3)組立工程:
組立工程においては、前工程であるプレス工程によってプレス成形された9個の整流子メタル2(図13(c)参照)を図13(d)に示す前記樹脂部材8を用いて図13(e)に示すように円筒状に配置して組み立てる。
ここで、上記樹脂部材8は、図13(d)に示すように、軸方向に沿う溝8aが周方向に9個形成された部材であって、絶縁部材4,5と同様の熱可塑性樹脂によって図示の形状に一体成形されている。組立工程においては、この樹脂部材8の前記各溝8aに計9個の各整流子メタル2がそれぞれ嵌め込まれ、これらが図13(e)に示すように円筒状に配置される。そして、このように9個の整流子メタル2が円筒状に組み立てられた状態では、周方向に隣接する整流子メタル2の間には細いスリット3がそれぞれ形成される。
4)結合工程:
結合工程においては、前記組立工程において樹脂部材8を用いて円筒状に組み立てられた9個の整流子メタル2の軸方向両端部の水平部2bと垂直部2cに、予め円環プレート状に一体成形された絶縁部材4,5が図13(f)に示すように円筒状に配置された複数の整流子メタル2の軸方向両端(図13(f)の上下)から嵌め込まれ、これらの絶縁部材4,5が接着剤によって接着される。すると、図13(g)に示す本実施の形態に係る組立式整流子1’が製造される。
そして、本実施の形態に係る組立式整流子1’においても、前記実施の形態1に係る組立式整流子1と同様に、一方(図10の上側)の絶縁部材4の外周面の各整流子メタル2の幅方向中央に対応する位置には、矩形ブロック状の計9個のフック部4Aが径方向外方に向かって一体に突設されている。そして、各フック部4Aの下部には、径方向に貫通する凹部4aがそれぞれ形成されており、各凹部4aからは各整流子メタル2の外周面がそれぞれ露出している。
従って、本実施の形態に係る組立式整流子1’においても、前記実施の形態1において説明したレーザー溶接によって各電機子コイル16の端部が組立式整流子1’の各整流子メタル2にそれぞれ電気的に接続される。
而して、本実施の形態に係る組立式整流子1’においては、樹脂部材8に形成された複数の各溝8aに各整流子メタル2をそれぞれ嵌め込むことによって、複数の整流子メタル2を位置決めしつつ円筒状に効率良く且つ容易に組み立てることができるため、組立性が高められて作業時間を短縮することができるという効果が得られる。
また、本実施の形態に係る組立式整流子1’は、予め成形された絶縁部材4,5を複数の整流子メタル2の軸方向両端部にそれぞれ接着することによって製造されるため、複数の整流子メタル2の結合を簡単に行うことができ、この結果、製造コストを低く抑えることができる。
その他、本実施の形態に係る組立式整流子1’においても、円筒状に配置された複数の整流子メタル2の軸方向両端部同士が絶縁部材4,5によって結合されるため、アンカー機能を有するワッシャーなどの部品を用いることなく整流子メタル2の脱落を防ぐことができ、部品点数や製造工程を削減して製造コストを低く抑えることができるという効果が得られる。
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3に係る組立式整流子について説明する。
図14は本発明の実施の形態3に係る組立式整流子の斜視図、図15は同組立式整流子の絶縁部材を固定する前の状態を示す斜視図であり、これらの図においても図3〜図11において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態に係る組立式整流子1”は、図15に示すように、各整流子メタル2の軸方向一端(図15の上端)を軸方向他端よりも長く延ばして径方向外方へと折り曲げ、その先端部2dを図14に示すように一方(図14の上側)の絶縁部材4の外部へと突出させてライザ部(端子部)として使用するものである。この組立式整流子1”の製造においては、熱可塑性樹脂によって予め円環プレート状に一体成形された絶縁部材4,5が、実施の形態2と同様に、円筒状に配置された複数の整流子メタル2の軸方向両端(図14の
上下)から嵌め込まれ、接着剤によって接着される。
そして、以上のように構成された組立式整流子1”も一方(図14の上側)の絶縁部材4から外部へと突出する複数の各整流子メタル2の先端部(ライザ部として使用される部分)2dに、各電機子コイル16の端部がレーザー溶接などによって電気的に接続される。
而して、本実施の形態に係る組立式整流子1”においては、各整流子メタル2の軸方向一端を軸方向他端よりも長く延ばして径方向外方へと折り曲げ、その先端部2dを絶縁部材4の外部へと突出させてライザ部として使用するようにしたため、各先端部(ライザ部)2dに各電機子コイル16の端部を電気的に作業性良く容易に接続することができる。
その他、本実施の形態に係る組立式整流子1”においても、円筒状に配置された複数の整流子メタル2の軸方向両端部同士が絶縁部材4,5によって結合されるため、アンカー機能を有するワッシャーなどの部品を用いることなく整流子メタル2の脱落を防ぐことができ、部品点数や製造工程を削減して製造コストを低く抑えることができるという効果が得られる。
1,1’,1” 組立式整流子
2 整流子メタル
3 スリット
4、5 絶縁部材
4A 絶縁部材のフック部
4a フック部の凹部
6 円孔
7 レーザー発生装置
8 樹脂部材
8a 樹脂部材の溝
10 ブラシ付き電動モータ
11 モータケース
12 電機子
13 回転軸
14 電機子コア
14a 電機子コアのスロット
15 軸受
16 電機子コイル
17 絶縁スリーブ
20 減速器
21 ウォーム
22 ギヤケース
23 支軸
24 ウォームホイール
30 リンク機構
31,32 リンク
33 出力軸
34,35 ピン
L レーザービーム
U 駆動ユニット

Claims (10)

  1. ブラシ付き電動モータにおいて摺接するブラシから供給される電流を電機子コアへと受け渡すための組立式整流子であって、
    円弧曲面状の外周面を有する導電金属製の複数の整流子メタルを、隣接するもの同士の間に所定のスリットを設けて円筒状に配置し、これらの整流子メタルの軸方向両端部同士を絶縁部材によって結合して構成されることを特徴とする組立式整流子。
  2. 軸方向に沿う溝が周方向に複数形成された樹脂部材を設け、該樹脂部材の前記各溝に前記各整流子メタルをそれぞれ嵌め込んで配置したことを特徴とする請求項1記載の組立式整流子。
  3. 一方の前記絶縁部材の外周の前記整流子メタルに対応する位置にフック部を一体に突設したことを特徴とする請求項1または2記載の組立式整流子。

  4. 前記各フック部に径方向に貫通する凹部を形成したことを特徴とする請求項3記載の組立式整流子。
  5. 前記各整流子メタルの軸方向一端を軸方向他端よりも長く延ばして径方向外方へと折り曲げ、その先端部を前記絶縁部材の外部へと突出させてライザ部として使用することを特徴とする請求項1または2記載の組立式整流子。
  6. ブラシ付き電動モータにおいて摺接するブラシから供給される電流を電機子コアへと受け渡すための組立式整流子の製造方法であって、
    導電金属板を打ち抜いて平板状の複数の金属片を得る打ち抜き工程と、
    該打ち抜く工程において得られた前記各金属片をプレス加工して円弧曲面状の外周面を有する整流子メタルを得るプレス工程と、
    該プレス工程において得られた複数の前記整流子メタルを、隣接するもの同士の間に所定のスリットを設けて円筒状に配置して組み立てる組立工程と、
    該組立工程において円筒状に組み立てられた複数の前記整流子メタルの軸方向両端同士を絶縁部材によって結合する結合工程と、
    を経て組立式整流子を得ることを特徴とする組立式整流子の製造方法。
  7. 前記組立工程において、軸方向に沿う溝が外面に周方向に複数形成された樹脂部材の前記各溝に前記各整流子メタルをそれぞれ嵌め込んで配置することを特徴とする請求項6記載の組立式整流子の製造方法。
  8. 前記結合工程において、前記絶縁部材をモールドによって複数の前記整流子メタルと共に一体化することを特徴とする請求項6または7記載の組立式整流子の製造方法。
  9. 前記結合工程において、予め成形された前記絶縁部材を複数の前記整流子メタルの軸方向両端部にそれぞれ接着することを特徴とする請求項6または7記載の組立式整流子の製造方法。
  10. 請求項1〜5の何れかに記載の組立式整流子を備えることを特徴とするブラシ付き電動モータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102658044B1 (ko) * 2023-10-16 2024-04-17 지알디씨 주식회사 와이퍼 구동용 모터 및 이를 포함하는 와이퍼 어셈블리

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