JP2015216729A - 電動車両のバッテリ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両が衝撃を受けた場合でも、車両の走行を確保できるバッテリ制御装置を提供する。【解決手段】バッテリ制御装置は、車体の所定位置に搭載された第1の組電池4と、車体の他の場所に搭載され。第1の組電池4と電気的に接続された第2の組電池5とを用いて車両走行用の電動モータ1を駆動する電動車両に適用される。バッテリ制御装置は電動車両への衝撃入力時に、第1の組電池4と第2の組電池5との電気的接続を遮断するとともに、第2の組電池5を構成する単電池のうち、所定個数の直列接続された単位電池から電動モータ1に電力を供給する切り換え回路6を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、複数組の組電池を用いて走行用の電動モータを駆動する電動車両のバッテリ制御に関する。
特許文献1は、電動車両の走行用の電動モータを駆動する蓄電池の蓄電容量を確保するために、複数組の組電池を分散して配置することを提案している。組電池は複数個の単電池により構成され、さらに複数個の組電池を直列接続した電源から、走行用の電動モータを供給している。
各組電池は車両の前後のシートの下方や、前後のシートの間の床下、さらにはトランクルームなどに分散して収納される。これらの組電池は電力線によって相互に接続されることで一体の電源を構成する。一体の電源はインバータを介して電動モータに接続される。
特開2013−23206号公報
このように異なる場所に配置された複数組の組電池を用いて走行用電動モータの電源を構成する場合には、必然的に単電池の接続数が増加する。車両に例えば外部から大きな衝撃が入力した場合、衝撃により例えば一部の単電池の内部抵抗が増加するなどの異常が発生する可能性がある。
こうした異常発生のもとで、電動車両を例えば安全な場所に移動させるために、電源から走行用電動モータへの電力供給を行なうと、異常が発生した単電池に電流が流れ続けることで、単電池の温度が上昇し、他の単電池にも高温によるダメージを与えることになりかねない。
この発明は複数組の組電池を電源として走行用電動モータを駆動する電動車両におけるこのような問題を解決すべくなされたもので、車両が外部から衝撃を受けた場合でも、車両の走行を確保できるバッテリ制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、この発明は、車体の所定位置に搭載された第1の組電池と、車体の他の場所に搭載され。第1の組電池と電気的に接続された第2の組電池と、を用いて走行用の電動モータを駆動する電動車両のバッテリ制御装置に適用される。バッテリ制御装置は、電動車両に車両外部から衝撃が入力した場合に、第1の組電池と第2の組電池との電気的接続を遮断するとともに、第2の組電池を構成する単電池のうち、少なくとも所定個数の直列接続された単位電池から電動モータに電力を供給する手段と、を備えている。
電動車両に車両外部から衝撃が入力した場合には、第1の組電池と第2の組電池との電気的接続が遮断される。さらに、第2の組電池を構成する単電池のうち、少なくとも所定個数の直列接続された単位電池から電動モータへ電力を供給することで、車両移動用の最低限の駆動力を確保する。第1の組電池と第2の組電池との電気的接続を遮断することで、第1の組電池を構成する単電池に衝撃による異常が生じた場合でも、電動モータの駆動に際して第1の組電池には電流が流れず、したがって、異常を生じた単電池には電流が流れない。したがって、電動車両の移動を確保しつつ、異常を来した単電池が他の単電池等に及ぼすダメージを回避できる。
例えば第2の組電池を車両外部からの衝撃の影響を受けにくい場所に配置し、第1の組電池をその他の場所に配置することで、電動車両に車両外部から衝撃が入力した時に、衝撃の影響を受けやすい第1の組電池を電気的に遮断した状態で、車両外部からの衝撃の影響を受けにくい第2の組電池の電力みを用いて電動車両を安全な場所へ移動させることができる。
この発明の第1の実施形態による、電動車両のバッテリ制御装置の回路図である。 この発明の第1の実施形態によるEVコントローラが実行するバッテリ制御ルーチンを説明するフローチャートである。 この発明の第1の実施形態による第1の組電池と第2の組電池の筐体の配置を示す車両の概略縦断面図である。 この発明の第2の実施形態によるEVコントローラが実行するバッテリ制御ルーチンを説明するフローチャートである。 この発明の第3の実施形態による、電動車両のバッテリ制御装置の回路図である。 この発明の第4の実施形態による、電動車両のバッテリ制御装置の回路図である。 この発明の第4の実施形態によるEVコントローラが実行するバッテリ制御ルーチンを説明するフローチャートである。 この発明の第5の実施形態による、電動車両のバッテリ制御装置の回路図である。 この発明の第6の実施形態による、電動車両のバッテリ制御装置の回路図である。 この発明の第6の実施形態によるEVコントローラが実行するバッテリ充電制御ルーチンを説明するフローチャートである。 この発明の第7の実施形態による、電動車両のバッテリ制御装置の回路図である。
図1−3を参照して、この発明の第1の実施形態によるバッテリ制御装置を説明する。
図1を参照すると、電動車両の走行用の電動モータ1は車両に搭載したバッテリ電源3からインバータ2を介して供給される電力により駆動される。
バッテリ電源3は、第1の組電池4と第2の組電池5とを備える。第1の組電池4は直列ないし並列に接続された複数の単電池によって構成される。第2の組電池5は第1の組電池4の正極に接続される組電池ユニット5Aと、負極に接続される組電池ユニット5Bの2組の組電池とで構成される。組電池ユニット5Aと5Bは直列ないし並列に接続された複数の単電池によってそれぞれ構成される。なお、第2の組電池5を組電池ユニット5Aと5Bの一方のみで構成することも可能である。以上の構成により、直流電流の流れに関して言えば、第2の組電池5の組電池ユニット5Bが最も上流側に配置され、組電池ユニット5Aが最も下流側に配置され、組電池ユニット5Bと5Aの間に第1の組電池4が配置される。
図3を参照すると、第1の組電池4は筐体4Xに収装して電動車両のトランクルーム11またはエンジンルーム12に配置される。第2の組電池5(5A、5B)は筐体5Xに収装して車室13の床下に配置される。言い換えれば、第2の組電池5(5A、5B)の筐体5Xは電動車両の縦断方向に関して中央近くに配置され、第1の組電池4の筐体4Xは電動車両の縦断方向に関して第2の組電池5(5A、5B)より外側に配置される。以下の説明では、第1の組電池4はトランクルーム11に配置されるものとする。
再び図1を参照すると、第1の組電池4と第2の組電池5とは、切り換え回路6を介して直列に接続される。正確には、負極側から数えて組電池ユニット5B,第1の組電池4、及び組電池ユニット5Aの順で直列に接続され、組電池ユニット5Bと第1の組電池4の間及び第1の組電池4と組電池ユニット5Aの間に切り換え回路6が介装される。切り換え回路6が切り換え手段を構成する。
切り換え回路6は、リレー7と8によって構成される。リレー7は第1の組電池4と組電池ユニット5Aを接続する回路に設けられる。リレー8は第1の組電池4とリレー7とを迂回して、組電池ユニット5Bと5Aを直接接続するバイパス回路14に設けられる。切り換え回路6は第2の組電池5の筐体5Xに収装される。
第2の組電池5の組電池ユニット5Aの正極はメインリレー9Aを介してインバータ2に接続される。一方第2の組電池5の組電池ユニット5Bの負極はメインリレー9Bを介してインバータ2に接続される。
電動モータ1とインバータ2とバッテリ電源3の制御は電動車両(EV)コントローラ15によって行なわれる。一方、切換回路6のリレー7と8の制御はバッテリコントローラ16によって行なわれる。
EVコントローラ15とバッテリコントローラ16は、それぞれが中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/O インタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。EVコントローラ15とバッテリコントローラ16を単一のマイクロコンピュータで構成することも可能である。あるいは、EVコントローラ15とバッテリコントローラ16の一方または両方を複数のマイクロコンピュータで構成することも可能である。
EVコントローラ15には車両の加速度を検出する加速度センサ17から検出データが信号入力される。なお、加速度センサ17は、例えば車両に搭載されたエアバッグを作動させるかどうかを判定するために設ける加速度センサと兼用することが可能である。加速度センサ17が加速度検出手段を構成する。
バッテリコントローラ16には絶縁センサ18の検出データが信号入力される。絶縁センサ18は電流センサで構成されるので、絶縁センサ18の検出データは電流値である。
バッテリ制御装置は以上ように構成される。
次に、図2を参照して、EVコントローラ15が車両外部からの衝撃に対して、バッテリを保護しつつ車両の一時的走行を可能とするために実行するバッテリ制御ルーチンを説明する。このルーチンは、電動車両の運転中に例えば10ミリ秒の一定間隔で繰り返し実行される。
ステップS1で、EVコントローラ15は加速度センサ17が検出した車両の加速度が所定値以上かどうかを判定する。ここで所定値は、例えば車両が他の車両あるいは外部の固定物と衝突した場合のように、第1の組電池4に物理的なダメージを与える可能性のある衝撃が電動車両に入力したかどうかを判定するための値である。ステップS1の判定はしたがって、電動車両に車両外部から大きな衝撃が入力したかどうかを判定していることになる。
ステップS1の判定が否定的な場合には、電動車両に大きな衝撃が入力していないことを意味する。この場合には、第1の組電池4と第2の組電池5のいずれについても異常が生じるおそれがないので、EVコントローラ15はステップS10でバッテリ電源3の通常制御を実行した後、ルーチンを終了する。なお、ステップS10で行なわれるバッテリ電源3の通常制御においては、車両のアクセルペダルの踏み込み量などに基づくトルク要求値に応じて、EVコントローラ15がインバータ2を介してバッテリ電源3から電動モータ1への電流供給を制御する。この制御の内容は公知であるので詳しい説明を省略する。
一方、ステップS1の判定が否定的な場合には、電動車両に大きな衝撃が入力したことを意味する。この場合に、EVコントローラ15はステップS2で直ちにメインリレー9Aと9Bをともに遮断する。これにより、バッテリ電源3とインバータ2の電気的接続が完全に遮断される。
次のステップS3で、EVコントローラ15はバッテリコントローラ16に対して切り換え回路6の遮断指令を出力する。遮断指令は第1の組電池4と第2の組電池5の接続を遮断する指令信号である。遮断指令を受けたバッテリコントローラ16はリレー7を遮断する。これにより、第1の組電池4と組電池ユニット5Aとの接続が遮断される。
次のステップS4で、EVコントローラ15は切り換え回路6にバイパス指令を出力する。バイパス指令はバイパス回路14を介して第2の組電池5の組電池ユニット5Aと5Bを直列接続する指令信号である。バイパス指令を受けたバッテリコントローラ16はリレー8を閉じることで、バイパス回路14を導通させる。
ステップS3とS4の処理の結果、バッテリ電源3は、直列接続された組電池ユニット5Aと5Bからなる第2の組電池5のみで構成されることになる。
次のステップS5で、バッテリコントローラ16に入力される絶縁センサ18の検出値を読み込む。
ステップS6では、検出した絶縁度からバイパス回路14で接続された第2の組電池5から漏電が生じているかどうかを判定する。リレー7が遮断状態であって、リレー8が連通状態であり、メインリレー9Aと9Bがともに遮断状態にある場合には、第2の組電池5の内部に電流は流れない。この状態で、絶縁センサ18が実質的な電流値を検出する場合には、EVコントローラ15は第2の組電池5に漏電が生じていると判定する。
ステップS6の判定が肯定的、すなわち第2の組電池5に漏電がある場合には、EVコントローラ15はバッテリ電源3が電動モータ1を駆動するのに適した状態にないと判定し、ステップS9で電動モータ1の再起動を禁止して、ルーチンを終了する。
第2の組電池5に漏電がある場合には、次のケースが考えられる。
まず、第2の組電池5それ自体の絶縁抵抗が低下している場合である。また、第1の組電池4と第2の組電池5との接続はリレー7によって遮断されているが、組電池ユニット5Bと第1の組電池4との接続自体は遮断されていない。そのため、第2の組電池5それ自体は正常であっても、第1の組電池4が漏電を起こしていれば、組電池ユニット5Bから第1の組電池4へと電流が流れ、絶縁センサ18が実質的な電流を検出することになる。いずれの場合も、EVコントローラ15はバッテリ電源3が電動モータ1の駆動に適した状態にないと判定する。
一方、ステップS5の判定が否定的な場合、すなわち、第2の組電池5に漏電がない場合には、EVコントローラ15はステップS7で、システム再始動指令が存在するかどうかを判定する。システム再始動指令は、電動車両のドライバがスタータスイッチをONにすることでEVコントローラ15に入力される。
システム再始動指令が存在しない場合、EVコントローラ15は何も行なわずにルーチンを終了する。システム再始動指令が存在する場合、EVコントローラ15はステップS8でメインリレー9Aと9Bをともに閉じ、第2の組電池5のみで構成されたバッテリ電源3からインバータ2を介して電動モータ1への電力供給を再開する。ステップS8の処理の後、EVコントローラ15はルーチンを終了する。
このルーチンの実行により、車両に大きな衝撃が入力すると、まずメインリレー9Aと9Bが遮断され、電動モータ1の運転が停止する。次に切り換え回路6のリレー7が遮断され、第1の組電池4と第2の組電池5との接続が遮断される。
車体の中央部付近に配置された第2の組電池5に対して、トランクルーム11に配置された第1の組電池4は電動車両外部からの衝撃によりダメージを受けやすい。特に、例えば車両が追突された場合や、後進により障害物や他の車両に衝突した場合などは、第1の組電池4は大きな衝撃を受ける。車体の中央部付近に配置された第2の組電池5は、サイドメンバなどの車両の構造物が変形して衝撃を吸収することで、受ける衝撃の程度は第1の組電池4と比較して小さく抑えられる。そのため、衝撃による被害の程度も第2の組電池5は第1の組電池より低く抑えられる。切り換え回路6のリレー7を遮断するのは、衝撃の被害を受けにくい第2の組電池5を衝撃の被害を受けやすい第1の組電池4から電気的に切り離すためである。
さらに、切り換え回路6において、リレー8が綴じ、バイパス回路14を介して組電池ユニット5Aと5Bが直列に接続される。このようにして第2の組電池5のみでバッテリ電源3が新たに構成される。
次に、バッテリ電源3に漏電が生じていないかどうかが確認され、漏電が生じてない場合に限って、バッテリ電源3を用いて電動モータの駆動が行なわれる。これにより、電動車両は安全な場所へと走行することが可能となる。一方、バッテリ電源3に漏電が生じている場合は、バッテリ電源3による電動モータ1の再起動が禁止される。この場合には、システム再始動指令が入力されても、EVコントローラ15は電動モータ1の再起動を行なわない。
したがって、このバッテリ制御ルーチンの実行によって、電動車両が衝撃を受けた場合でも、衝撃により異常の生じた単電池が他の単電池へ与えるダメージを抑えつつ車両を安全な場所へと移動することが可能となる。
また、この実施形態では、第1の組電池4を収装した筐体4Xをトランクルーム11に配置する一方、第2の組電池5と切り換え回路6を収装した筐体5Xを車室13の床下に収装している。このように、第1の組電池4と第2の組電池5とで収装する筐体を分けることで、例えば第1の組電池4の電解液の漏れが第2の組電池5に好ましくない影響をおよぼすのを防止できる。また、第1の組電池4の発熱の影響が第2の組電池5に及ぶのを防止することができる。つまり、第1の組電池4がダメージを受けた場合でも、その影響が第2の組電池5に及びにくい環境を創出することができる。
以上の実施形態では、第1の組電池4の筐体4Xを車両のトランクルーム11に搭載するケースを例にとって説明したが、第1の組電池4筐体4Xを車両のエンジンルーム12に搭載する場合も、車両が前方の障害物や車両に衝突した場合には第2の組電池5に比べて第1の組電池4がより大きな衝撃を受ける。したがって、第1の実施形態によるバッテリ制御装置は第1の組電池4の筐体4Xを車両のエンジンルーム12に搭載するケースに対しても有効である。
図4を参照して、EVコントローラ15が実行するバッテリ制御ルーチンに関するこの発明の第2の実施形態を説明する。
図4を参照すると、この実施形態は図2のバッテリ制御ルーチンのステップS1とS2の間にステップS101を設けたものに相当する。ハードウェアの構成及びバッテリ制御ルーチンのその他のステップとバッテリ制御ルーチンの実行条件は第1の実施形態と同一である。
この実施形態によるバッテリ制御ルーチンにおいては、EVコントローラ15はステップS1で加速度が所定値以上の場合には、ステップS101で加速度の方向を判定する。
すなわち、加速度のベクトルが第1の組電池4から第2の組電池5に向かうベクトルの向きかどうかを判定する。具体的には、加速度センサ17が検出する加速度の符号によりこの判定を行なうことができる。そのために、加速度センサ17は車両前方に向けての加速度を正の加速度として検出し、車両後方に向けての加速度を負の加速度として検出するようにあらかじめ設定される。
第1の組電池4の筐体4Xは第2の組電池5の筐体5Xの後方のトランクルーム11内に搭載されている。したがって、加速度が正の値の場合には、ステップS101の判定は肯定的となり、加速度が負の値の場合には、ステップS101の判定は否定的となる。つまり、電動車両が後進中に障害物に衝突した場合や他の車両に追突された場合には、ステップS101の判定が肯定的となり、電動車両が前進中に障害物や前方の他の車両に追突した場合には、ステップS101の判定が否定的となる。
EVコントローラ15は、ステップS101の判定が否定的な場合、すなわち衝撃の方向が第2の組電池5から第1の組電池4へ向かう方向の場合には、ステップS10でバッテリ電源3の通常制御を行なってルーチンを終了する。この場合には、エンジンルーム12により衝撃が吸収され、トランクルーム11内の第1の組電池4や車室13の床下の第2の組電池5に衝撃の影響が及びにくいので、ステップS2以降の電源の切り換えを行なわず、バッテリ電源3の通常制御を行なうのである。
一方、EVコントローラ15は、ステップS101の判定が否定的な場合、すなわち衝撃の方向が第1の組電池4から第2の組電池5へ向かう方向の場合にはステップS2以降でバッテリ電源3の切り換え処理を行なう。第1の組電池4から第2の組電池5へ向かう衝撃に対しては、トランクルーム11内の第1の組電池5が最も衝撃のダメージを受けやすい。そこで、第1の組電池4を切り離して、第2の組電池5のみでバッテリ電源3を構成したうえで、再起動指令に応じた電動モータ1の再起動が行なわれる。
このバッテリ制御ルーチンによれば、衝撃による加速度の大きさのみならずその方向に応じて、トランクルーム11内の第1の組電池4が被る衝撃を判断し、その結果に応じて電動モータ1の切り離しと第2の組電池5のみによる電動モータ1の再起動とが行なわれる。したがって、第1の組電池4のダメージを正確に推測して、電動モータ1の再起動をより適切に行なうことができる。
なお、この実施形態は、第1の組電池4をトランクルーム11に搭載する場合を対象としているが、第1の組電池4をエンジンルーム12に搭載する場合も同様に、衝撃が第2の組電池5から第1の組電池4へ向かう場合には、ステップS10でバッテリ電源3の通常制御を行ない、衝撃が第2の組電池5から第1の組電池4へ向かう場合には、ステップS2以降の処理により第1の組電池5を切り離し、第2の組電池5のみでバッテリ電源3を構成したうえで、再起動指令に応じた電動モータ1の再起動が行なわれる。
いずれの場合でも、加速度の方向が第1の組電池4から第2の組電池5へ向かう方向かどうかを判定する点では、ステップS101の判断内容は同じである。ただし、第1の組電池4をトランクルーム11に搭載する場合には、正の加速度が第1の組電池4から第2の組電池5へ向かう衝撃を表し、負の加速度が第2の組電池5から第1の組電池4へ向かう衝撃を表す。一方、第1の組電池4をエンジンルーム12に搭載する場合には、正の加速度が第2の組電池5から第1の組電池4へ向かう衝撃を表し、負の加速度が第1の組電池4から第2の組電池5へ向かう衝撃を表す。
この実施形態のステップS1とS101が判定手段を構成する。
図5を参照してこの発明の第3の実施形態を説明する。
この実施形態はハードウェアの構成、具体的には切り換え回路6の構成が第1の実施形態と異なる。この実施形態による換え回路6は、組電池ユニット5Bの正極と第1の組電池4の負極とを接続する回路19の、バイパス回路14の分岐点の下流側に配置されたリレー20をさらに備える。
このリレー20はリレー7と同時にバッテリコントローラ16に開閉操作される。すなわち、通常時においてはリレー7と20はともに閉じている。一方、図2または図5のバッテリ制御ルーリンのステップS3でEVコントローラ15が第1組電池4と第2組電池5の接続を遮断する際は、バッテリコントローラ16がリレー7と20をともに開くように構成される。
この実施形態では、第1の組電池4と第2の組電池5とを接続する2本のケーブルの各々にリレー7(29)を設けている。そのため、ステップS3で第1組電池4と第2組電池5の接続を遮断する際に、第1の組電池4を第2の組電池5から電気的に完全に切り離すことができる。例えば第1の組電池4が衝撃により漏電状態となっていても、ステップS3でリレー7と20を開くことで、以後は第1の組電池4を介した第2の組電池5からの漏電を完全に阻止することができる。
この実施形態によれば、第2の組電池5それ自体は正常であるが、第1の組電池4を介して第2の組電池5からの漏電が生じている場合に、第1の組電池4を第2の組電池5から電気的に完全に切り離して、第2の組電池5を安全に使用することができる。その結果、安全を確保しつつ電動モータ1の再起動の可能性を高めることができる。
図6と図7を参照してこの発明の第4の実施形態を説明する。
この実施形態はハードウェアの構成とEVコントローラ15が実行するバッテリ制御ルーチンが第3の実施形態と異なる。
ハードウェアに関して、この実施形態は第1の実施形態によるバッテリ電源3の制御装置に第1の組電池4の放電を行なう放電機構21を備えたものに相当する。
放電機構21は第1組電池4の正極と負極を接続する、直列接続されたリレー22と抵抗23とからなる。回路19には、抵抗23と第1組電池4の負極の間に電流センサ24が設けられる。電流センサ24が検出する回路19の電流値はバッテリコントローラ16に信号入力される。
EVコントローラ15は第1の実施形態の図2のバッテリ制御ルーチンに代えて、図7に示すバッテリ制御ルーチンを実行する。このルーチンは、第2の実施形態の図4のバッテリ制御ルーチンのステップS2とS3の間にステップS201とステップS202を挿入したものに相当する。バッテリ制御ルーチンのその他のステップとバッテリ制御ルーチンの実行条件は図4のバッテリ制御ルーチンと同一である。
図7を参照すると、ステップS3で切り換え回路6の遮断指令をバッテリコントローラ16に出力してリレー7を遮断した後、EVコントローラ15はステップS201で、リレー22を閉じることで放電機構21を用いて第1組電池4の放電を行なう。
次のステップS202で、EVコントローラ15は電流センサ24の検出す電流値がゼロかどうかを判定する。ここで電流値は放電機構21の抵抗23と第1組電池4の負極との間の回路19に設けられている。そのため、放電機構21が第1組電池4の放電を行っている間は電流センサ24の検出す電流値はゼロにはならない。電流センサ24の検出す電流値がゼロになることはすなわち、第1組電池4の放電が完了したことを意味する。
ステップS202の判定が否定的な場合、すなわち第1組電池4の放電が完了していない場合は、EVコントローラ15はステップS9でシステム再起動を禁止してルーチンを終了する。
ステップS202の判定が肯定的な場合、すなわち第1組電池4の放電が完了している場合は、EVコントローラはステップS4以降の処理を行なう。
この実施形態によれば、第1の組電池4の放電が完了するまでは、電動モータ1の再起動は行なわれない。したがって、第1の組電池4がダメージを受けた場合でも、第1の組電池4が電動モータ1の再起動によって他の機器や第2の組電池5に及ぼすダメージを完全に排除することができる。
図8を参照してこの発明の第5の実施形態を説明する。
この実施形態によるバッテリ制御装置は、第1の実施形態のバッテリ制御装置に手動遮断スイッチ25を加えたものに相当する。手動遮断スイッチ25は切り換え回路6と組電池ユニット5Aとを接続する回路に設けられる。手動遮断スイッチ25は電動車両の点検整備のためのサービスプラグを兼用する。手動遮断スイッチ25は常時においてはスイッチオンの状態に保持される。
この実施形態によれば、第1の実施形態のバッテリ制御ルーチンを実行して電動車両を移動させた後に、ドライバが手動遮断スイッチ25をオフにすることで、バッテリ電源3の電力供給を確実に停止させることができる。
手動遮断スイッチ25は図8に一点鎖線の枠31で示される第2の組電池5の回路内のどこに設けても良い。
図9と図10を参照して、この発明の第6の実施形態を説明する。
第1―第5の実施形態はいずれも、電動車両に車両外部から衝撃が入力した場合にバッテリ電源3から電動モータ1への電力供給を確実に行なうことを目的とし、そのためのバッテリ制御ルーチンを実行している。この実施形態は、バッテリ制御ルーチンの実行に加えて、バッテリ電源3への充電を制限するためのバッテリ充電制御ルーチンに関する。
図9を参照すると、バッテリ電源3の構成は第1の実施形態と同一である。EVコントローラ15はバッテリ制御ルーチンと並行して図10に示すバッテリ充電制御ルーチンを実行する。電動車両は、この制御と関連して、外部電源からインバータ2を介してバッテリ電源3に充電を行なうための外部充電入力リレーボックス26と、機械ブレーキ27をアシストするブレーキアシストを制御する車両電装コントローラ28、車速センサ29,及びブレーキペダル踏み込み量検知センサ30を含む様々な機器を備える。
図10を参照すると、ステップS11でEVコントローラ15は、バッテリ制御ルーチンのステップS3とS4において、切り換え回路6の切り換え処理が行なわれたかどうか、より具体的には遮断指令とバイパス指令が出力されたかどうかを判定する。
判定が否定的な場合には、EVコントローラ15は以後のステップを実行することなく直ちにルーチンを終了する。判定が肯定的な場合は、電動車両に衝撃が入力したことにより、第1の組電池4を切り離して、第2の組電池5単独でバッテリ電源3を構成した場合を意味する。この場合には、EVコントローラ15は次の制御を行なう。
EVコントローラ15はステップS12において、外部充電器が接続された場合でも、外部充電器からの電力の入力を受け付けないように、外部充電入力リレーボックス26に入力停止指令信号を出力する。ステップS12の処理が充電制限手段に相当する。
ステップS13において、EVコントローラ15は単電池の電圧検出を切り換え回路6より車両前方に位置する第2の組電池5に限定する。EVコントローラ15は電動車両の通常走行においては、各単電池の充電状態を検出するために各単電池の電圧を検出するが、衝撃入力後はこの対象を、電動モータ1の駆動に使用される第2の組電池5に限定するのである。
ステップS14で、EVコントローラ15は、電動車両のブレーキングに伴って行なわれる回生発電による充電対象が第2の組電池5のみとなることから、インバータ2に対して回生発電による充電の対象を第2の組電池5に限定する場合の電圧値へと低下させるよう指令する。この電圧値は予め定められる。ステップS14の処理が充電制限手段に相当する。
ステップS15で、EVコントローラ15は新たな電圧値と、車速センサ29が検出する電動車両の車速と、ブレーキペダル踏み込み量検知センサ30が検出するブレーキペダル踏み込み量とに基づき、機械ブレーキと回生ブレーキとの比率を決定し、決定した比率が得られるように、ブレーキシリンダの圧力と電動モータ1の回生電力を制御する。
ステップS15の処理の後、EVコントローラ15はバッテリ充電制御ルーチンを終了する。
電動車両に大きな衝撃が入力した際には、バッテリ制御ルーチンの実行により、第1の組電池4を切り離し、第2の組電池5のみで電動モータ1を駆動する。この処理の結果、電動モータ1の駆動電圧が低下する。この実施形態によれば、EVコントローラ15がバッテリ制御ルーチンと並行してバッテリ充電制御ルーチンを実行することで、第2の組電池5への入力電力を制限するので、衝撃入力後の過大電圧印加による第2の組電池5の寿命低下を防止することができる。
また、切り換え回路6による電源の切り換えが行なわれた場合には、ステップS12において、外部充電器からの電力の入力を受け付けないように、外部充電入力リレーボックス26に入力停止指令信号を出力するので、切り換え回路6の切り換え処理後の第2の組電池5に過大な電圧がチャージされるのを防止でき、衝撃入力後の過大電圧印加による第2の組電池5の寿命低下を防止することができる。
図11を参照して、この発明の第7の実施形態を説明する。
第1―第6の実施形態による切り換え回路6はいずれも、第1の組電池4を第2の組電池5から切り離し、第2の組電池5のみでバッテリ電源3を担うように構成されている。しかしながら、切り換え回路6が切り離すのは第1の組電池4に限定されない。
この実施形態では、第2の組電池5を組電池ユニット5A−5Dで構成する。組電池ユニット5Dは組電池ユニット5Bと第1の組電池4との間に配置され、組電池ユニット5Cは第1の組電池4と組電池ユニット5Aの間に配置される。組電池ユニット5Cと5Dは組電池ユニット5Aと5Bに比べて車両の後方寄りに配置される。
第1の実施形態と同様に構成された切り換え回路6は、組電池ユニット5Bと5Dの間及び組電池ユニット5Cと5Aの間で回路を切り換える。
切り換え回路6をこのように第2の組電池5の回路内に設けることで、切り替え後の電動モータ1への電力供給は、組電池ユニット5Aと5Bのみを用いて行なわれることになる。つまり、電動車両に大きな衝撃が入力した際には第1の組電池4に加えて、車室13の後方寄りに配置された組電池ユニット5Cと5Dをもバッテリ電源3から除外し、第2の組電池5のうち車室13の前方寄りに配置された組電池ユニット5Aと5Bのみでバッテリ電源3を構成する。電動車両に大きな衝撃が入力した後に切り換え回路6が新たなバッテリ電源3として使用する組電池ユニット5Aと5Bの合計のバッテリ容量は、第1の組電池4と第2の組電池5の組電池ユニット5Cと5Dの合計のバッテリ容量より小さく設定される。
この実施形態によれば、切り換え回路6を配置する位置によって、電動車両に大きな衝撃が入力した後のバッテリ電源3の構成を自由に設定することが可能である。電動車両の最低限の走行動力を得るために、必ずしも第2の組電池5の全量を必要としない場合には、このようにして、第2の組電池5のうち電動車両の走行に必要な最小限の組電池ユニット5Aと5Bのみでバッテリ電源3を構成する。
以上のように、この発明をいくつかの特定の実施形態を通じて説明して来たが、この発明は上記の各実施形態に限定されるものではない。当業者にとっては、特許請求の範囲でこれらの実施形態にさまざまな修正あるいは変更を加えることが可能である。
1 電動モータ
2 インバータ
3 バッテリ電源
4 第1の組電池
4X 筐体
5 第2の組電池
5A 組電池ユニット
5B 組電池ユニット
5C 組電池ユニット
5D 組電池ユニット
5X 筐体
6 切り換え回路
7,8 リレー
9A,9B メインリレー
11 トランクルーム
12 エンジンルーム
13 車室
14 バイパス回路
15 EVコントローラ
16 バッテリコントローラ
17 加速度センサ
18 絶縁センサ
19 回路
20 リレー
21 放電機構
22 リレー
23 抵抗
24 電流センサ
25 手動遮断スイッチ
26 外部充電入力リレーボックス
27 機械ブレーキ
28 車両電装コントローラ
29 車速センサ
30 ブレーキペダル踏み込み量検知センサ

Claims (9)

  1. 車体の所定位置に搭載された第1の組電池と、車体の他の場所に搭載され。第1の組電池と電気的に接続された第2の組電池とを用いて走行用の電動モータを駆動する電動車両のバッテリ制御装置において、
    電動車両への衝撃入力時に、第1の組電池と第2の組電池との電気的接続を遮断するとともに、第2の組電池を構成する単電池のうち、所定個数の直列接続された単位電池から電動モータに電力を供給する切り換え手段と、
    を備えたことを特徴とする、電動車両のバッテリ制御装置。
  2. 車体の加速度を検出する加速度検出手段と、加速度が所定値以上であって、加速度の向きが第1の組電池から第2の組電池に向かうベクトル方向の場合に、車両に衝撃が入力したと判定する判定手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の電動車両のバッテリ制御装置。
  3. 第1の組電池と第2の組電池は2本のケーブルによって接続されるとともに、前記切り換え手段は第1の組電池と第2の組電池との電気的接続を遮断する際に2本のケーブルによる接続をともに遮断するよう構成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の電動車両のバッテリ制御装置。
  4. 車体の中央部に第2の組電池と前記切り換え手段とを収容した筐体を搭載し、車体の後部に第1の組電池を収容した筐体を搭載することを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の電動車両のバッテリ制御装置。
  5. 第1の組電池の放電を行なう放電機構をさらに備えたことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の電動車両のバッテリ制御装置。
  6. 第2の組電池と前記切り換え手段との間に手動遮断スイッチを設けたことを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の電動車両のバッテリ制御装置。
  7. 前記切り換え手段が作動している状態では、前記電動モータの回生発電による電力の前記第2の組電池への入力を制限する充電制限手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の電動車両のバッテリ制御装置。
  8. 前記切り換え手段が作動している状態では、外部電源による充電入力を遮断する入力遮断手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の電動車両のバッテリ制御装置。
  9. 前記所定個数の直列接続された単位電池の合計のバッテリ容量は、その他の単位電池の合計のバッテリ容量より小さく設定されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の電動車両のバッテリ制御装置。
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