JP2015215766A - 避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラム - Google Patents

避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015215766A
JP2015215766A JP2014098243A JP2014098243A JP2015215766A JP 2015215766 A JP2015215766 A JP 2015215766A JP 2014098243 A JP2014098243 A JP 2014098243A JP 2014098243 A JP2014098243 A JP 2014098243A JP 2015215766 A JP2015215766 A JP 2015215766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
evacuation
user
surrounding
evacuation route
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014098243A
Other languages
English (en)
Inventor
古川 至
Itaru Furukawa
至 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2014098243A priority Critical patent/JP2015215766A/ja
Publication of JP2015215766A publication Critical patent/JP2015215766A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】サーバと携帯端末装置との間に通信障害が生じていても被災場所や被災者の状況を考慮して避難経路の探索を行うことができる避難経路提供システムを実現する。【解決手段】サーバ10では、各携帯端末装置30から送信される端末現在位置情報511等に基づいて地理的統計情報519の取得や災害シミュレーションの実行が行われる。サーバ10で得られた情報は平常時に有意情報Mdaとして携帯端末装置30に送信され、当該有意情報Mdaは携帯端末装置30内の有意情報記憶部に保存される。携帯端末装置30には災害が発生した際の利用者周辺の被災状況を認識するための周辺被災状況認識部151が設けられている。災害が発生すると、避難経路探索部171は、端末現在位置情報511、有意情報Mda、及び周辺被災状況認識部151によって認識された周辺被災情報に基づいて、利用者にとっての最適な避難所・避難経路の探索を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、地震などの災害が発生したときに携帯端末装置の利用者に避難所までの経路の情報を提供する避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラムに関する。
携帯電話などの携帯端末装置の高機能化・高解像度化により、近年、電子化された地図を利用するアプリケーションソフトウェアが多く開発されている。そのようなアプリケーションソフトウェアの1つとして、携帯端末装置の利用者(以下、「利用者」という。)を目的地に案内するための「経路探索アプリ」などと呼ばれるアプリケーションソフトウェアが知られている。経路探索アプリを利用することにより、利用者は手元に地図がない場合でも目的地に容易にたどり着くことができる。
一般に、経路探索アプリを実現するシステムにおいて、経路探索の実行に必要とされる基礎的なデータ(地図や道路のデータ)はサーバに保持される。そして、利用者が経路探索アプリを利用する際に、サーバから携帯端末装置に、必要なデータがダウンロードされる。これにより、携帯端末装置は、内部に膨大なデータを保持することなく、経路探索を実行することが可能となっている。
ところで、近年、地震などの災害発生時に人々を速やかに避難所に誘導することが重要視されている。特に、土地勘のない観光客などを避難所に誘導することは重要な課題となっている。これに関し、携帯電話などの携帯端末装置が近年広く普及してきたことから、災害発生時に携帯端末装置を用いて利用者を避難所に誘導することが考えられている。
例えば、特許文献1には、災害発生が検出された時点で各ユーザの携帯端末の位置を検出し、各ユーザの位置に合わせた避難場所を検索してそれぞれの携帯端末に表示する避難誘導システムが開示されている。
特開2009−288843号公報
避難誘導を行う際、誘導する経路上に通れない場所が含まれることを避けるため、被災現場の被災状況を迅速かつ正確に把握することが重要である。一般に、災害時の被災状況の確認には、監視カメラや各種センサからの定点監視情報と、現場に居る消防署員や警察官、現地住民からの通報等の情報が用いられる。これらは数が限られており、被災地全域をカバーできる程度の監視カメラを配置し、消防署員などを配置することは現実的ではない。
ところが、特開2007−147340号公報に開示された発明によれば、平常時に経路探索サーバから携帯端末装置にダウンロードされるデータは、災害の程度や災害発生時の道路の混雑状況などを考慮することなく求められた避難経路のデータである。このため、実際に災害が発生した時には携帯端末装置に提示される避難経路が大混雑になっていたり、あるいは、通行不能になっていることも考えられる。また、最適な避難所や最適な避難経路は被災者の状況(例えば、怪我の有無、歩行能力)に応じて異なるものと考えられるが、特開2007−147340号公報に開示された発明において被災者の状況は全く考慮されていない。
そこで本発明は、サーバと携帯端末装置との間に通信障害が生じている場合であっても被災場所や被災者の状況を考慮して避難経路の探索を行うことができる避難経路提供システムを実現することを目的とする。
第1の発明は、サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続される避難経路提供システムであって、各携帯端末装置は、携帯端末装置を所持する利用者の現在位置を表す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、利用者周辺の状況を示す周辺現在情報を取得する周辺現在情報取得部と、周辺現在情報を取得した時点の携帯端末装置の姿勢である取得時姿勢情報を検出する姿勢検出部と、現在位置情報、周辺現在情報及び取得時姿勢情報含む情報を利用者情報としてサーバに送信する利用者情報送信部と、サーバから送信された避難誘導情報を表示する表示部とを備え、サーバは、道路及び避難所の情報を含む誘導基礎情報を記憶する誘導基礎情報記憶部と、周辺現在情報に対応する位置における過去の状況を記録した周辺過去情報を記憶する周辺過去情報記憶部と、利用者情報送信部により送信された利用者情報と周辺過去情報に基づいて、利用者周辺の被災状況を示す周辺被災情報を生成する周辺被災状況認識部と、利用者情報、誘導基礎情報及び周辺被災情報を用いて、利用者の現在位置から避難所までの、利用者に応じた避難経路である避難誘導情報を探索する避難経路探索処理を行う避難経路探索部と、避難経路探索部により探索された避難誘導情報を携帯端末装置に送信する避難誘導情報送信部とを備えることを特徴とする。
第2の発明は、サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続される避難経路提供システムを利用した避難経路提供方法であって、携帯端末において、携帯端末装置を所持する利用者の現在位置を取得する現在位置情報取得ステップと、利用者周辺の状況を示す周辺現在情報を取得する周辺現在情報取得ステップと、周辺現在情報を取得した時点の携帯端末の姿勢である取得時姿勢情報を検出する姿勢検出ステップと、現在位置情報、周辺現在情報及び取得時姿勢情報を利用者情報としてサーバに送信する利用者情報送信ステップと、サーバにおいて、利用者情報送信ステップで携帯端末から送信された利用者情報と、周辺過去情報記憶部に記憶された、周辺現在情報に対応する位置における過去の状況を記録した周辺過去情報に基づいて、利用者周辺の被災状況を示す周辺被災情報を生成する周辺被災状況認識ステップと、誘導基礎情報記憶部に記憶されている、避難所及び避難経路を探索する避難経路探索処理に用いられる道路及び避難所の情報を含む誘導基礎情報と、利用者情報及び周辺被災情報を用いて、利用者の現在位置から避難所までの、利用者に応じた避難経路である避難誘導情報を探索する避難経路探索処理を行う避難経路探索ステップと、避難経路探索ステップで探索された避難誘導情報を携帯端末装置に送信する避難誘導情報送信ステップと、携帯端末において、避難誘導情報送信ステップでサーバから送信された避難誘導情報を表示する表示ステップとを備えることを特徴とする。
第3の発明は、サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続される避難経路提供システムにおいて携帯端末装置で実行される避難経路提供プログラムであって、携帯端末装置を所持する利用者の現在位置を取得する現在位置情報取得ステップと、利用者周辺の状況を示す周辺現在情報を取得する周辺現在情報取得ステップと、周辺現在情報を取得した時点の携帯端末の姿勢である取得時姿勢情報を検出する姿勢検出ステップと、現在位置情報、周辺現在情報及び取得時姿勢情報を利用者情報としてサーバに送信する利用者情報送信ステップと、サーバから送信された避難誘導情報を表示する表示ステップを携帯端末としてのコンピュータのCPUがメモリを利用して実行する、避難経路提供プログラムであることを特徴とする。
第4の発明は、サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続される避難経路提供システムにおいてサーバで実行される避難経路提供プログラムであって、携帯端末装置から送られる、携帯端末装置を所持する利用者の現在位置を表す現在位置情報、利用者周辺の状況を示す周辺現在情報、及び周辺現在情報を取得した時点の携帯端末装置の姿勢である取得時姿勢情報を含む利用者情報を受信する利用者情報受信ステップと、携帯端末から送信された利用者情報と、周辺過去情報記憶部に記憶された、周辺現在情報に対応する位置における過去の状況を記録した周辺過去情報に基づいて、利用者周辺の被災状況を示す周辺被災情報を生成する周辺被災状況認識ステップと、誘導基礎情報記憶部に記憶されている、避難所及び避難経路を探索する避難経路探索処理に用いられる道路及び避難所の情報を含む誘導基礎情報と、利用者情報及び周辺被災情報を用いて、利用者の現在位置から避難所までの、利用者に応じた避難経路である避難誘導情報を探索する避難経路探索処理を行う避難経路探索ステップと、避難経路探索ステップで探索された避難誘導情報を携帯端末装置に送信する避難誘導情報送信ステップと、をサーバとしてのコンピュータのCPUがメモリを利用して実行する、避難経路提供プログラムであることを特徴とする。
上記の発明によれば、サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続された避難経路提供システムにおいて、携帯端末装置側で利用者の周辺の現在の状況である周辺現在情報が収集され、サーバに送付される。そして、サーバ側で周辺現在情報とそれに関する周辺過去情報を対比することで利用者周辺の被災状況を周辺被災情報として認識するための周辺状況認識部が設けられている。そして、この周辺状況認識部を用いて認識された情報を考慮して、避難所及び避難経路を探索する避難経路探索処理が行われ、その避難経路等が携帯端末装置に転送され、表示されることで利用者へ避難経路を提示する。
このため、実際に災害が発生した際の被災場所の状況などに応じて、利用者毎に最適な避難所・最適な避難経路を提示することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る避難経路提供システムを実現する機器構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、観光・避難誘導アプリの構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、携帯端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、避難経路提供システムの詳細な機能構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態において、地理的統計情報の1つである人数分布データのデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、地理的統計情報の1つである通過人数データのデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、位置情報の補間について説明するための図である。 上記第1の実施形態において、行動プロファイルのデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、混雑情報のデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、経路プロファイルのデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、地点別予測混雑度データのデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、経路別予測混雑度データのデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、道路情報のデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、周辺過去情報のデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、避難所情報のデータフォーマットの一例を示す図である。 上記第1の実施形態において、避難経路探索部による避難所・避難経路の探索について説明するための図である。 上記第1の実施形態において、サーバ及び携帯端末装置における平常時の動作プロセスについて説明するためのフローチャートである。 上記第1の実施形態において、携帯端末装置における災害発生時の動作プロセスについて説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。尚、以下において、「アプリケーションソフトウェア」のことを「アプリ」と略記している。
<1.第1の実施形態>
<1.1 全体構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る避難経路提供システムを実現する機器構成を示すブロック図である。この避難経路提供システムは、サーバ10と複数の携帯端末装置30とによって実現される。サーバ10と携帯端末装置30とは、インターネットなどの通信回線60を介して接続されている。
本実施形態において、避難経路提供システムを実現するために、観光案内用のアプリと避難誘導用のアプリとが統合された観光・避難誘導アプリ70が携帯端末装置30にインストールされる。観光・避難誘導アプリ70は、図2に示すように、観光アプリ71と避難誘導アプリ73とによって構成されている。
観光アプリ71は、観光施設の各種情報の提示、観光コースの案内、宿泊施設・飲食店・土産店の紹介など利用者の要求に応じて観光に有用な情報を提示するためのソフトウェアである。避難誘導アプリ73は、地震などの災害が発生した際、利用者に現在位置から避難所までの避難経路を提示するためのソフトウェアである。利用者は、所定の操作により観光アプリ71及び避難誘導アプリ73を起動することができる。尚、観光アプリ71の実行中にバックグラウンドで避難誘導アプリ73の一部の処理が実行されることもある。
以上のような観光・避難誘導アプリ70を携帯端末装置30にインストールしておくことにより、利用者は、観光アプリ71によって観光を楽しみつつ、土地勘のない観光地で災害に遭遇しても、避難誘導アプリ73によって避難所に容易にたどり着くことが可能となる。尚、本実施形態では利用者の操作により観光アプリ71及び避難誘導アプリ73を起動することとしているが、観光アプリ71使用中に緊急地震速報等の信号を受信して避難誘導アプリ73を自動的に起動しても良い。
図3は、サーバ10のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ10は、CPU101、ROM103、RAM105、補助記憶装置107、通信制御部109、入力操作部111、及び表示装置113を有している。CPU101は、このサーバ10の全体を制御するために各種演算処理等を行う。ROM103は、読み出し専用のメモリであって、例えばサーバ10の起動時にCPU101に実行させる初期プログラムなどを格納する。
RAM105は、書き込み可能な揮発性のメモリであって、実行中のプログラムやデータ等を一時的に格納する。補助記憶装置107は、磁気ディスク装置などであって、サーバ10の電源がオフされても保持されるべき各種プログラム・各種データを格納する。通信制御部109は、外部へのデータ送信の制御や外部からのデータ受信の制御を行う。入力操作部111は、例えばキーボードやマウスであって、オペレータによる入力操作を受け付ける。表示装置113は、CPU101からの指令に基づいて、画像の表示を行う。
図4は、携帯端末装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末装置30は、CPU301、フラッシュROM303、RAM305、通信制御部307、GPS処理部309、加速度センサ311、カメラ313、入力操作部315、及び表示装置317を有している。CPU301は、この携帯端末装置30の全体を制御するために各種演算処理等を行う。フラッシュROM303は、書き込み可能な不揮発性のメモリであって、携帯端末装置30の電源がオフされても保持されるべき各種プログラム・各種データを格納する。
RAM105は、書き込み可能な揮発性のメモリであって、実行中のプログラムやデータ等を一時的に格納する。通信制御部307は、外部へのデータ送信の制御や外部からのデータ受信の制御を行う。GPS処理部309は、GPS衛星から受信する電波に基づいて、利用者の現在位置を特定するための位置情報(緯度・経度等の情報)を取得する。
加速度センサ311は、この携帯端末装置30の動きに基づいて、利用者の動作情報を取得する。尚、動作情報とは、「立ち止まっている」、「走っている」、「座っている」など人の動作・行動を表す情報のことである。また、加速度センサ311は携帯端末装置30自身がどのような姿勢(直立している、水平に置かれている等)であるかを示す姿勢情報も取得する。カメラ313は、携帯端末周辺の映像を撮影する。入力操作部315は、例えばタッチパネルであって、利用者による入力操作を受け付ける。表示装置317は、CPU301からの指令に基づいて、画像の表示を行う。
携帯端末装置30内において、観光・避難誘導アプリ70を実現する観光・避難誘導プログラムは、フラッシュROM303に格納される。利用者によって観光アプリ71または避難誘導アプリ73の起動が指示されると、フラッシュROM303に格納されている観光・避難誘導プログラムがRAM305に読み出され、そのRAM305に読み出された観光・避難誘導プログラムをCPU301が実行することにより、観光アプリ71の機能及び避難誘導アプリ73の機能が利用者に提供される。尚、観光・避難誘導プログラムは、典型的にはインターネットなどの通信回線60を介してサーバ10から携帯端末装置30にダウンロードされ、当該携帯端末装置30内のフラッシュROM303にインストールされる。
<1.2 避難経路提供システムの詳細な構成>
図5は、避難経路提供システムの詳細な機能構成を示すブロック図である。尚、図5には、避難誘導アプリ73の機能を実現するための構成要素だけでなく観光アプリ71の機能を実現するための構成要素も図示している。上述したように、この避難経路提供システムは、サーバ10と携帯端末装置30とによって構成されている。
サーバ10は、端末情報受信部131、地理的統計情報取得部141、混雑状態判定部145、経路プロファイル生成部147、災害シミュレーション実行部149、誘導基礎情報記憶部161、周辺過去情報記憶部163、周辺被災状況認識部151、観光情報記憶部191、観光情報選択部193、及び観光・避難誘導情報送信部181を有している。尚、地理的統計情報取得部141には、行動プロファイル生成部143が含まれている。
携帯端末装置30は、観光機能選択部391、端末現在位置情報取得部341、利用者動作情報取得部343、端末姿勢情報取得部345、周辺現在情報取得部347、端末情報送信部331、観光・避難誘導情報受信部381、及び表示部349を有している。
尚、混雑状態判定部145によって混雑情報取得部が実現され、端末現在位置情報取得部341によって現在位置検出部が実現され、端末情報送信部331によって現在位置送信部が実現されている。
まず、携帯端末装置30の各構成要素の動作について説明する。観光機能選択部391は、利用者の所望する観光機能(観光施設の各種情報の提示、観光コースの案内、宿泊施設・飲食店・土産店の紹介など)を利用者に選択させるための部である。利用者が観光機能を選択すると、観光機能選択部391は、利用者によって選択された観光機能を示す観光機能選択情報501を出力する。
端末現在位置情報取得部341は、GPS衛星から受信する電波に基づいて利用者の現在位置を特定するための位置情報(緯度・経度等の情報)を取得し、その位置情報を示す端末現在位置情報511を出力する。尚、端末現在位置情報取得部341は、ハードウェアとしてのGPS処理部309(図4参照)によって実現される。
利用者動作情報取得部343は、この携帯端末装置30の動きに基づいて利用者の動作情報513を取得して、当該動作情報513を出力する。尚、利用者動作情報取得部343は、ハードウェアとしての加速度センサ311(図4参照)によって実現される。
同様に、端末姿勢情報取得部345は、この携帯端末装置30の姿勢を検出して携帯端末の姿勢情報515を取得して、当該姿勢情報515を出力する。尚、端末姿勢情報取得部345は、ハードウェアとしての加速度センサ311(図4参照)によって実現される。
周辺現在情報取得部347は、災害が発生した際の利用者の周辺の状況に関する情報を取得するための部である。この周辺現在情報取得部347は、利用者の周辺の映像を静止画または連続的に撮像された動画である映像データと、映像が撮像されたそれぞれの時点における携帯端末の姿勢情報515、及び端末現在位置情報511を関連付けた周辺現在情報517として取得して、当該周辺現在情報517を出力する。尚、周辺現在情報取得部347の映像取得に関する機能は、ハードウェアとしてのGPS処理部309、加速度センサ311、及びカメラ313(図4参照)によって実現される。
周辺現在情報517の取得については、利用者の操作により適宜周辺の画像を撮像する、表示装置317に端末現在位置情報511に基づいて複数の方向を向けて撮像するためのガイダンスを表示し、利用者がそのガイダンスに従って撮像する、あるいは利用者が立っている位置で横方向に回転しながら連続的に周辺の映像を撮像する等、種々の方法が選択可能である。
端末情報送信部331は、観光機能選択情報501、端末現在位置情報511、動作情報513、及び周辺現在情報517を端末情報531としてサーバ10に送信する。尚、端末現在位置情報511及び動作情報513は、例えば、利用者がこの観光・避難誘導アプリ70を起動したタイミング及び利用者がこの観光・避難誘導アプリ70を用いて何らかの操作を行ったタイミングで、携帯端末装置30からサーバ10へと送信される。また、利用者がこの観光・避難誘導アプリ70を使用している期間中、所定期間毎に端末現在位置情報511及び動作情報513が携帯端末装置30からサーバ10に送信されるようにしても良い。
観光・避難誘導情報受信部381は、サーバ10から送信されるデータを受信する。尚、サーバ10から携帯端末装置30には、避難誘導に関するデータ、及び観光機能選択部391によって利用者に選択された観光機能に対応するデータが含まれる観光・避難誘導情報581が送信される。
表示部349は、各種情報の表示を行う。即ち、平常時に利用者が観光機能選択部391によって或る観光機能を選択すると、表示部349は、利用者によって選択された観光機能に対応する観光情報591を表示する。また、災害時には、サーバ10から送付された利用者の現在位置から避難所への避難誘導情報561を表示する。
次に、サーバ10の各構成要素の動作について説明する。端末情報受信部131は、携帯端末装置30から送られる端末情報531を受信する。端末情報受信部131が受信した端末情報531に関し、観光機能選択情報501は観光・避難誘導情報送信部181、及び避難経路探索部171に与えられ、端末現在位置情報511は観光情報選択部193、及び地理的統計情報取得部141に与えられ、動作情報513は混雑状態判定部145に与えられ、周辺現在情報517は周辺被災状況認識部151に与えられる。
地理的統計情報取得部141は、各携帯端末装置30から送られる端末現在位置情報511に基づいて、リアルタイムで地点毎の人数(すなわち人数分布)や各地点における所定期間中の通過人数を求める。尚、端末現在位置情報511での1つの位置座標(最小単位の位置座標)によって1つの地点を構成しても良いし、端末現在位置情報511での複数の位置座標によって1つの地点を構成しても良い。この地理的統計情報取得部141によって求められたデータは、地理的統計情報519としてRAM105または補助記憶装置107(図3参照)に保存され、経路プロファイル生成部147、及び災害シミュレーション実行部149、及び避難経路探索部171の機能が実行される際にCPU101によって読み出される。
地理的統計情報519は、例えば、図6に示すようなデータフォーマットを有する人数分布データと図7に示すようなデータフォーマットを有する通過人数データとによって構成される。尚、地理的統計情報取得部141が道路毎の人数や各道路における所定期間中の通過人数を求めるようにしても良い。
ところで、この観光・避難誘導アプリ70の使用タイミングや使用間隔は利用者毎に異なっている。このため、人数分布の情報や各地点の通過人数の情報をリアルタイムで得るためには、情報の補間を行う必要がある。そこで、本実施形態において、直近の時点において或る利用者(以下、「利用者X」という。)の位置情報を取得できなかった場合、以下に説明するように、当該時点における利用者Xの位置座標(現在位置)の予測が行われる。
この予測についての具体例を図8を参照しつつ説明する。尚、図8に示す経路に関し、説明の便宜上、地点Bから地点Cへの移動に要する時間及び地点Bから地点Dへの移動に要する時間はとも30分であると仮定する。例えば、過去のデータに基づくと、地点Aから地点Bに移動した人は次に地点Cに移動する傾向にあると仮定する。ここで、利用者Xが地点Aから地点Bに向かって移動して地点Bに10時到達していると仮定する。このような場合に利用者Xについての位置情報が10時すぎから取得できていなければ、「10時30分には利用者Xは地点Cにいる」という予測が行われる。
また、過去のデータに基づくと、地点Aから地点Bに移動した人のうち90%の人は地点Bから地点Cに移動し、10%の人は地点Bから地点Dに移動していると仮定する。このような場合に利用者Xと同じように移動している利用者が10人いれば、「10人のうち9人は10時30分には地点Cにいて、残りの1人は10時30分には地点Dにいる」という予測が行われる。このような予測が行われることにより、各時点における人数分布等が多数の利用者の情報に基づいて見積もられる。尚、具体的な予測の手法については、過去のデータを用いて統計的に位置座標を求めることのできる手法であれば、上述した例には限定されない。
上記のような予測を行うためには、各利用者の行動(移動)の履歴をデータとして蓄積しておく必要がある。そこで、地理的統計情報取得部141には、過去における利用者の移動傾向を示すデータが格納された行動プロファイルを生成する行動プロファイル生成部143が含まれている。行動プロファイルは、例えば図9に示すようなデータフォーマットを有している。この例では、第1地点から第2地点に移動した人のうち次に第3地点に移動する人の割合がデータとして行動プロファイルに保持される。
また、データ項目に「曜日」や「天候」を設けることにより、曜日別の移動傾向や天候別の移動傾向をデータとして保持することが可能となる。行動プロファイル生成部143は、このような行動プロファイルを、各携帯端末装置30から随時送られる端末現在位置情報511に基づいて、後述する誘導基礎情報523を参照しつつ生成する。そして、行動プロファイルは、上述したような利用者の位置座標(現在位置)の予測のために用いられる。
混雑状態判定部145は、各携帯端末装置30から送られる動作情報513に基づいて、後述する誘導基礎情報523を参照しつつ各経路における混雑状態を判定する。この混雑状態判定部145による判定結果は、混雑状態情報521としてRAM105または補助記憶装置107(図3参照)に保存され、経路プロファイル生成部147、災害シミュレーション実行部149、及び避難経路探索部171としての機能が実行される際にCPU101によって読み出される。
図10は、混雑状態判定部145によって生成される混雑状態情報521のデータフォーマットの一例である。図10に示すように、混雑状態情報521は、各経路の位置のデータ(始点及び終点のデータ)と当該経路の混雑度のデータとによって構成されている。尚、混雑状態判定部145が各地点における混雑状態を判定するようにしても良い。
上述したように、動作情報513とは、「立ち止まっている」、「走っている」、「座っている」など人の動作・行動を表す情報のことである。この動作情報513に基づいて、例えば或る経路において「立ち止まっている」状態の人が多数存在すれば、「当該経路の混雑度は高い」旨の判定を行うことができる。また、例えば或る経路において「走っている」状態の人が少しでも存在すれば、「当該経路の混雑度は比較的低い」旨の判定を行うことができる。尚、混雑度は、複数段階(例えば5段階)で表されるようにしても良いし、パーセントで表されるようにしても良いし、それ以外の単位で表されるようにしても良い。
経路プロファイル生成部147は、地理的統計情報519と混雑状態情報521とに基づいて、後述する誘導基礎情報523を参照しつつ、各経路の特性を示すデータが格納された経路プロファイル525を生成する。すなわち、経路プロファイル生成部147は、平常時に取得・蓄積された人数分布、(各地点の)通過人数、及び混雑度の情報に基づいて、経路毎の長期的な特性を求める。尚、経路プロファイル525は、RAM105または補助記憶装置107(図3参照)に保存され、災害シミュレーション実行部149及び避難経路探索部171としての機能が実行される際にCPU101によって読み出される。
本実施形態において、各経路の特性は、所定期間内の通過可能人数と移動速度とによって表される。経路プロファイル525は、例えば図11に示すようなデータフォーマットを有している。図11に関し、「移動速度A」とは始点側から終点側に移動する際の移動速度であり、「移動速度B」とは終点側から始点側に移動する際の移動速度である。このように移動速度Aと移動速度Bとが存在する理由は、例えば坂道では上りと下りで歩く速度が異なること等を表すためである。
また、データ項目に「曜日」や「天候」を設けることにより、曜日別の特性や天候別の特性をデータとして保持することが可能となる。このような経路プロファイル525は、災害シミュレーション実行部149によるシミュレーション(災害が発生した際の各地点・各経路の混雑度の予測)に用いられるとともに、携帯端末装置30に送られて避難経路探索部171による避難所・避難経路の探索に用いられる。
災害シミュレーション実行部149は、地理的統計情報519、混雑状態情報521、経路プロファイル525、及び後述する誘導基礎情報523を用いて、災害が発生した際の各地点・各経路の混雑度を予測するシミュレーションを所定の時間間隔で実行する。すなわち、災害シミュレーション実行部149は、平常時に取得・蓄積された人数分布、(各地点の)通過人数、混雑度の情報や各経路の長期的な特性に基づいて、災害が発生した際の各地点・各経路の混雑度を予測する。
この災害シミュレーション実行部149によるシミュレーション結果情報527は、RAM105または補助記憶装置107(図3参照)に保存され、避難経路探索部171としての機能が実行される際にCPU101によって読み出される。シミュレーション結果情報527は、例えば、図12に示すようなデータフォーマットを有する地点別予測混雑度データと図13に示すようなデータフォーマットを有する経路別予測混雑度データとによって構成される。
誘導基礎情報記憶部161には、避難経路を探索する際に必要となる誘導基礎情報523が格納されている。誘導基礎情報523には、地図、道路情報、避難所情報などが含まれている。図14は、道路情報のデータフォーマットの一例を示す図である。図14に示すように、道路情報は、各道路の位置のデータ(始点及び終点のデータ)、始点から終点までの距離のデータ、道路幅のデータなどによって構成されている。図15は、避難所情報のデータフォーマットの一例を示す図である。図15に示すように、避難所情報は、避難所の位置のデータ、収容人数のデータ、医者の有無のデータ、食料備蓄状況のデータなどによって構成されている。尚、誘導基礎情報記憶部161は、ハードウェアとしての補助記憶装置107によって実現される。
周辺過去情報記憶部163には、周辺被災状況認識部151で周辺現在情報517と比較して、災害発生時の利用者周辺の被災状況を認識するための周辺過去情報529が格納されている。周辺過去情報529には、過去のある時点における道路及び周辺の建造物、立木、川等を撮影した映像(静止画あるいは動画)と、その映像を撮影した場所や撮影した時点のカメラなどの姿勢の情報が含まれている。
図16は、周辺過去情報529のデータフォーマットの一例を示す図である。図16に示すように、周辺過去情報529は、映像が撮影された位置(緯度、経度。高度が含まれていても良い)、方位、撮影に用いたカメラの仰角・俯角、及び撮影された映像のデータ等によって構成されている。尚、周辺過去情報記憶部163は、ハードウェアとしての補助記憶装置107によって実現される。尚、周辺過去情報529は、様々な場所に存在し得る利用者に柔軟に対応可能となるよう、平常時に道路を通行する車両等から、周辺360度全ての方位について映像を撮影し、集積しておくことが好ましい。
周辺被災状況認識部151は、周辺過去情報529、及び周辺現在情報517を用いて、利用者周辺の道路や建築物等の被災状況を認識する。この周辺被災状況認識部151は、周辺現在情報517に含まれる端末現在位置情報511から、映像撮影時の位置(緯度、経度)及び方位を抽出し、また、周辺現在情報517に含まれる携帯端末の姿勢情報515から、映像撮影時の仰角・俯角を抽出し、抽出した位置及び仰角・俯角に対応する周辺過去情報529を検索する。
そして、検索された周辺過去情報529の情報と周辺現在情報517との対比を行い、双方の映像で異なる部分を抽出する。これにより、利用者周辺の道路や建築物等の被災状況を認識し、その被災状況を示す周辺被災状況情報533を出力する。尚、映像撮影時の位置については、緯度、経度に加えて高度の情報を抽出してもよい。
尚、本実施形態において、周辺過去情報529は静止画や動画である映像として提供される。周辺過去情報529には、映像に加えて、その映像を撮影した位置(緯度、経度)、方位、及び撮影時の仰角・俯角に関する情報が付加されている。また、上記位置の情報には高度に関する情報を含んでいてもよい。
周辺現在情報517と対応する周辺過去情報529の対比については、双方の映像の単純な差分や、双方の映像のエッジを抽出して比較し、異なる部分を特定する等、種々の部を採用し得る。このようにして、周辺過去情報529に比較して変化のあった周辺現在情報517の領域の画像の状態(色やテクスチャの状態)を判定し、その部分の災害種別(火災、倒壊、破損等)や被災の程度を判断する。これにより、災害が発生している場所とその種別、及び被災の程度を認識する。また、道路に相当する部分の映像を比較することにより、道路上の障害物や、被災者や車両等による混雑の状態を検出することも可能である。
避難経路探索部171は、図17に示すように端末現在位置情報511、地理的統計情報519、混雑状態情報521、経路プロファイル525、シミュレーション結果情報527、及び周辺被災状況情報533に基づいて、誘導基礎情報523を用いて利用者にとっての最適な避難所・避難経路を探索する。尚、地理的統計情報519、混雑状態情報521、経路プロファイル525、シミュレーション結果情報527、及び周辺被災状況情報533、についての説明は後述する。
観光情報記憶部191には、観光アプリ71によって利用者に提供するための各種情報(観光施設の情報、観光コースの情報、宿泊施設・飲食店・土産店の情報など)である観光情報591が格納されている。尚、観光情報記憶部191は、ハードウェアとしての補助記憶装置107によって実現される。
観光情報選択部193は、各携帯端末装置30から送られた端末現在位置情報511と観光機能選択情報501とに基づいて、利用者の所望する観光情報591のみを選択する。即ち、サーバ10が保持している全ての観光情報591を携帯端末装置30に送信する対象とするのではなく、携帯端末装置を所持する利用者の位置と、利用者が選択した観光機能に対応する観光情報591を選択することにより、携帯端末装置30の記憶容量やデータ送信のための通信時間を節約することが可能となる。
このようにして観光情報選択部193によって選択された観光情報591が、観光・避難誘導情報送信部181によって、観光・避難誘導情報581として携帯端末装置30に送信される。
<1.3 平常時の処理>
図18に示すフローチャートを参照しつつ、サーバ10及び携帯端末装置30における平常時の動作プロセスについて説明する。尚、ここでは、携帯端末装置30側での処理及びサーバ10側での処理を別々に説明する。
<1.3.1 携帯端末装置側での処理>
携帯端末装置30では、まず、観光アプリ71が起動される(ステップS100)。その後、利用者が観光機能選択部391によって所望の観光機能を選択する(ステップS110)。また、端末現在位置情報取得部341による現在位置情報(利用者の現在位置を特定するための位置情報)Gdaの取得及び利用者動作情報取得部343による動作情報513の取得が行われる(ステップS120)。そして、ステップS110及びステップS120で取得された情報(観光機能選択情報501、端末現在位置情報511、及び動作情報513)が端末情報531として端末情報送信部331によってサーバ10に送信される(ステップS130)。
携帯端末装置30は、端末情報531をサーバ10に送信した後、サーバ10から送信される観光情報591を受信する(ステップS140)。その観光情報591は、表示部349によって表示される(ステップS150)。
尚、本実施形態において、ステップS120及び後述するステップS320(図19参照)によって現在位置情報取得ステップが実現され、ステップS130によって利用者情報送信ステップが実現されている。
<1.3.2 サーバ側での処理>
サーバ10では、まず、端末情報受信部131が携帯端末装置30から送信された端末情報531を受信する(ステップS200)。そして、観光情報選択部193によって、端末情報531に含まれる観光機能選択情報501及び端末現在位置情報511に基づき、携帯端末装置30に送信すべき観光情報591が観光情報記憶部191から読み込まれる(ステップS210)。その読み込まれた観光情報591は、観光情報選択部193により選択され、観光・避難誘導情報送信部181によって携帯端末装置30に送信される(ステップS220)。
その後、地理的統計情報取得部141によって、人数分布データや通過人数データなどの地理的統計情報519が取得される(ステップS230)。また、混雑状態判定部145によって各経路における混雑状態の判定が行われることにより、混雑状態情報521が得られる(ステップS240)。更に、各経路の特性を示すデータが格納された、生成済みの経路プロファイル525の読み込みが行われる(ステップS250)。尚、サーバ10では、適宜のタイミングで、経路プロファイル生成部147により、地理的統計情報519と混雑状態情報521とに基づいて経路プロファイル525が生成される(ステップS299)。
経路プロファイル525が読み込まれた後、災害シミュレーション実行部149によって、災害が発生した際の各地点・各経路の混雑度を予測するシミュレーションが行われる(ステップS260)。
尚、本実施形態において、ステップS200によって利用者情報受信ステップが実現され、ステップS230によって地理的統計情報取得ステップが実現され、ステップS240によって混雑情報取得ステップが実現され、ステップS299によって経路プロファイル生成ステップが実現され、ステップS260によって災害シミュレーション実行ステップが実現されている。
<1.4 災害発生時の処理>
<1.4.1 携帯端末装置側での処理>
次に、図19に示すフローチャートを参照しつつ、携帯端末装置30における災害発生時の動作プロセスについて説明する。携帯端末装置30では、まず、避難誘導アプリ73が起動される(ステップS300)。尚、避難誘導アプリ73の起動については、利用者自身の操作による起動のみならず、観光アプリ71を使用中に災害が発生した場合に(例えば加速度センサ311によって検出された携帯端末装置30の動きに基づいて)自動的に避難誘導アプリ73が起動するようにしても良い。また、例えば災害発生を知らせる緊急メールに基づいて自動的に避難誘導アプリ73が起動するようにしても良い。
避難誘導アプリ73の起動後、端末現在位置情報取得部341による端末現在位置情報511の取得が行われる(ステップS320)。また、利用者が、カメラ313により、利用者周辺の状況を撮影して、周辺現在情報517を取得する(ステップS320)。
利用者によって周辺現在情報517の取得が行われた後、収集された端末現在位置情報511及び周辺現在情報517が端末情報531として端末情報送信部331によってサーバ10に送信される(ステップS330)。
携帯端末装置30は、端末情報531をサーバ10に送信した後、サーバ10から送信される避難誘導情報561を受信する(ステップS340)。その避難誘導情報561は、表示部349によって表示される(ステップS350)。
尚、本実施形態において、ステップS310及び上述したステップS120(図18参照)によって現在位置情報取得ステップが実現され、ステップS320によって周辺現在情報取得ステップが実現され、ステップS350によって表示ステップが実現されている。
<1.4.2 サーバ側での処理>
サーバ10では、まず、端末情報受信部131が携帯端末装置30から送信された端末情報531を受信する(ステップS400)。受信された端末情報531から端末情報受信部131により端末現在位置情報511が抽出され(ステップS410)避難経路探索部171に送られる。
また、周辺被災状況認識部151が、端末情報受信部131により抽出された周辺現在情報517と周辺過去情報記憶部163に記憶された周辺過去情報529に基づいて、携帯端末装置30周辺の被災状況を認識し(ステップS420)、周辺被災状況情報533として避難経路探索部171に送付する。
そして、避難経路探索部171による避難経路探索処理(避難所・避難経路を探索する処理)が実行される(ステップS430)。その際、端末現在位置情報511、地理的統計情報519、混雑状態情報521、経路プロファイル525、シミュレーション結果情報527、及び周辺被災状況情報533、に基づいて、誘導基礎情報523を用いて利用者にとっての最適な避難所・避難経路が探索される。
避難経路探索部171による避難経路探索処理で得られた避難誘導情報561は、観光・避難誘導情報送信部181によって、観光・避難誘導情報581として携帯端末装置30に送信される(ステップS440)。
尚、本実施形態において、ステップS400によって端末情報受信ステップが実現され、ステップS420によって周辺被災状況認識ステップが実現され、ステップS430によって避難経路探索ステップが実現され、ステップS440によって避難誘導情報送信ステップが実現されている。
<1.5 効果>
本実施形態に係る避難経路提供システムによれば、携帯端末装置30側の機能として、災害が発生した際の利用者の周辺の被災状況等を認識するための周辺現在情報取得部347が設けられている。この、周辺現在情報取得部347で得られた周辺現在情報517をサーバ10へ送信し、各携帯端末装置30の周辺の被災状況を認識することにより、実際に災害が発生した際、利用者毎に最適な避難所・最適な避難経路を提示することが可能となる。
また、本実施形態に係る避難経路提供システムによれば、各携帯端末装置30の周辺の被災状況に関する情報がサーバ10に集約されることとなり、災害発生時における詳細な被災状況を容易に確認することが可能となる。
また、本実施形態に係る避難経路提供システムによれば、サーバ10側の機能として、各携帯端末装置30から送られる端末現在位置情報511に基づいてリアルタイムで人数分布や各地点の通過人数を求める地理的統計情報取得部141が設けられている。この地理的統計情報取得部141で求められた情報(地理的統計情報519)は、平常時に携帯端末装置30に送信される。このため、携帯端末装置30では、混雑の予測を加味した避難経路の探索を行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る避難経路提供システムによれば、サーバ10側の機能として、各携帯端末装置30から送られる動作情報513に基づいて各経路の混雑度を求める混雑状態判定部145が設けられている。この混雑状態判定部145によって得られた情報(混雑状態情報521)は、平常時に携帯端末装置30に送信される。このため、携帯端末装置30で避難経路の探索を行う際の混雑予測の精度が高められる。
また、本実施形態に係る避難経路提供システムによれば、サーバ10側の機能として、地理的統計情報取得部141によって得られた人数分布や各地点の通過人数の情報と混雑状態判定部145によって得られた混雑度の情報とに基づいて各経路の特性を求める経路プロファイル生成部147が設けられている。経路プロファイル生成部147によって生成される経路プロファイル525には、各経路の長期的な特性を示す情報が格納される。その経路プロファイル525は、平常時に携帯端末装置30に送信される。このため、携帯端末装置30では、各経路の混雑についての長期的な傾向をも考慮して避難経路の探索を行うことが可能となる。
更に、本実施形態に係る避難経路提供システムによれば、サーバ10側の機能として、災害が発生した際の各地点・各経路の混雑度を地理的統計情報519、混雑状態情報521、及び経路プロファイル525に基づいて予測する災害シミュレーション実行部149が設けられている。その災害シミュレーション実行部149によるシミュレーションの結果は、平常時に携帯端末装置30に送信される。このため、携帯端末装置30では、災害が発生した際の各地点・各経路における予測混雑度の算出が不要となる。これにより、避難経路探索処理に関する携帯端末装置30側の処理負担が軽減される。従って、携帯端末装置30では、従来と比較して処理能力の高いCPUや記憶容量の大きいメモリを備えることなく、利用者に速やかに避難経路を提示することが可能となる。
<1.6 変形例>
上記第1の実施形態において、災害シミュレーション実行部149は、誘導基礎情報523以外に地理的統計情報519、混雑状態情報521、及び経路プロファイル525を用いて、シミュレーションを実行している。しかしながら、本発明はこれに限定されない。災害シミュレーション実行部149は、誘導基礎情報523以外に地理的統計情報519、混雑状態情報521、及び経路プロファイル525のうちの少なくとも1つを用いて、シミュレーションを実行することができる。
更に、上記第1の実施形態において、誘導基礎情報523以外に地理的統計情報519、混雑状態情報521、経路プロファイル525、シミュレーション結果情報527、及び周辺被災状況情報533に基づいて、避難経路探索部171により避難経路の探索が行われている。しかしながら、本発明はこれに限定されない。即ち、誘導基礎情報523以外に地理的統計情報519、混雑状態情報521、経路プロファイル525、シミュレーション結果情報527、及び周辺被災状況情報533のうちの少なくとも1つに基づいて、避難経路探索部171により避難経路の探索が行われてもよい。
<2.その他>
上記各実施形態において、観光アプリ71と避難誘導アプリ73とが統合された観光・避難誘導アプリ70によって避難経路提供システムが実現されていた。しかしながら、本発明はこれに限定されない。平常時にサーバ10から携帯端末装置30に有意情報Mdaが送信されるのであれば、観光アプリ71の機能を実現するための構成要素は必ずしも設けられる必要はない。すなわち、サーバ10内の観光情報記憶部191と観光情報選択部193及び携帯端末装置30内の観光機能選択部391は、本発明に係る避難経路提供システムを実現するための必須の構成要素ではない。
また、上記各実施形態において、周辺現在情報取得部347の映像取得に関する機能は、ハードウェアとしてのカメラ313によって実現されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、携帯端末装置30に内蔵されたカメラ313に変えて、ウェアラブルディスプレイ(またはヘッドマウントディスプレイ)付属のカメラやウェアラブルカメラなど頭部やその他の部分に装着するカメラなどの撮影部を用いてもよい。
10 サーバ
30 携帯端末装置
30 各携帯端末装置
60 通信回線
70 観光・避難誘導アプリ
131 端末情報受信部
141 地理的統計情報取得部
143 行動プロファイル生成部
145 混雑状態判定部
147 経路プロファイル生成部
149 災害シミュレーション実行部
151 周辺被災状況認識部
161 誘導基礎情報記憶部
163 周辺過去情報記憶部
171 避難経路探索部
181 観光・避難誘導情報送信部
191 観光情報記憶部
193 観光情報選択部
331 端末情報送信部
341 端末現在位置情報取得部
343 利用者動作情報取得部
345 端末姿勢情報取得部
347 周辺現在情報取得部
349 表示部
381 観光・避難誘導情報受信部
391 観光機能選択部
501 観光機能選択情報
511 端末現在位置情報

Claims (4)

  1. サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続される避難経路提供システムであって、
    前記各携帯端末装置は、
    携帯端末装置を所持する利用者の現在位置を表す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、
    前記利用者周辺の状況を示す周辺現在情報を取得する周辺現在情報取得部と、
    前記周辺現在情報を取得した時点の前記携帯端末装置の姿勢である取得時姿勢情報を検出する姿勢検出部と、
    前記現在位置情報、前記周辺現在情報及び前記取得時姿勢情報含む情報を利用者情報として前記サーバに送信する利用者情報送信部と、
    前記サーバから送信された避難誘導情報を表示する表示部と
    を備え、
    前記サーバは、
    道路及び避難所の情報を含む誘導基礎情報を記憶する誘導基礎情報記憶部と、
    前記周辺現在情報に対応する位置における過去の状況を記録した周辺過去情報を記憶する周辺過去情報記憶部と、
    前記利用者情報送信部により送信された前記利用者情報と前記周辺過去情報に基づいて、前記利用者周辺の被災状況を示す周辺被災情報を生成する周辺被災状況認識部と、
    前記利用者情報、前記誘導基礎情報及び前記周辺被災情報を用いて、前記利用者の現在位置から避難所までの、前記利用者に応じた避難経路である前記避難誘導情報を探索する避難経路探索処理を行う避難経路探索部と、
    前記避難経路探索部により探索された前記避難誘導情報を前記携帯端末装置に送信する避難誘導情報送信部と
    を備える避難経路提供システム。
  2. サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続される避難経路提供システムを利用した避難経路提供方法であって、
    前記携帯端末において、
    前記携帯端末装置を所持する利用者の現在位置を取得する現在位置情報取得ステップと、
    前記利用者周辺の状況を示す周辺現在情報を取得する周辺現在情報取得ステップと、
    前記周辺現在情報を取得した時点の前記携帯端末の姿勢である取得時姿勢情報を検出する姿勢検出ステップと、
    前記現在位置情報、前記周辺現在情報及び前記取得時姿勢情報を利用者情報として前記サーバに送信する利用者情報送信ステップと、
    前記サーバにおいて、
    前記利用者情報送信ステップで前記携帯端末から送信された前記利用者情報と、周辺過去情報記憶部に記憶された、前記周辺現在情報に対応する位置における過去の状況を記録した周辺過去情報に基づいて、前記利用者周辺の被災状況を示す周辺被災情報を生成する周辺被災状況認識ステップと、
    誘導基礎情報記憶部に記憶されている、避難所及び避難経路を探索する避難経路探索処理に用いられる道路及び避難所の情報を含む誘導基礎情報と、前記利用者情報及び前記周辺被災情報を用いて、前記利用者の前記現在位置から避難所までの、前記利用者に応じた避難経路である避難誘導情報を探索する避難経路探索処理を行う避難経路探索ステップと、
    前記避難経路探索ステップで探索された前記避難誘導情報を前記携帯端末装置に送信する避難誘導情報送信ステップと、
    前記携帯端末において、
    避難誘導情報送信ステップで前記サーバから送信された避難誘導情報を表示する表示ステップと
    を備える、避難経路提供方法。
  3. サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続される避難経路提供システムにおいて前記携帯端末装置で実行される避難経路提供プログラムであって、
    前記携帯端末装置を所持する利用者の現在位置を取得する現在位置情報取得ステップと、
    前記利用者周辺の状況を示す周辺現在情報を取得する周辺現在情報取得ステップと、
    前記周辺現在情報を取得した時点の前記携帯端末の姿勢である取得時姿勢情報を検出する姿勢検出ステップと、
    前記現在位置情報、前記周辺現在情報及び前記取得時姿勢情報を利用者情報として前記サーバに送信する利用者情報送信ステップと、
    前記サーバから送信された避難誘導情報を表示する表示ステップ
    を前記携帯端末としてのコンピュータのCPUがメモリを利用して実行する、避難経路提供プログラム。
  4. サーバと複数の携帯端末装置とがネットワークを介して接続される避難経路提供システムにおいて前記サーバで実行される避難経路提供プログラムであって、
    前記携帯端末装置から送られる、前記携帯端末装置を所持する利用者の現在位置を表す現在位置情報、前記利用者周辺の状況を示す周辺現在情報、及び前記周辺現在情報を取得した時点の前記携帯端末装置の姿勢である取得時姿勢情報を含む利用者情報を受信する利用者情報受信ステップと、
    前記携帯端末から送信された前記利用者情報と、周辺過去情報記憶部に記憶された、前記周辺現在情報に対応する位置における過去の状況を記録した周辺過去情報に基づいて、前記利用者周辺の被災状況を示す周辺被災情報を生成する周辺被災状況認識ステップと、
    誘導基礎情報記憶部に記憶されている、避難所及び避難経路を探索する避難経路探索処理に用いられる道路及び避難所の情報を含む誘導基礎情報と、前記利用者情報及び前記周辺被災情報を用いて、前記利用者の現在位置から避難所までの、前記利用者に応じた避難経路である避難誘導情報を探索する避難経路探索処理を行う避難経路探索ステップと、
    前記避難経路探索ステップで探索された前記避難誘導情報を前記携帯端末装置に送信する避難誘導情報送信ステップと、
    を前記サーバとしてのコンピュータのCPUがメモリを利用して実行する、避難経路提供プログラム。
JP2014098243A 2014-05-12 2014-05-12 避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラム Pending JP2015215766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014098243A JP2015215766A (ja) 2014-05-12 2014-05-12 避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014098243A JP2015215766A (ja) 2014-05-12 2014-05-12 避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015215766A true JP2015215766A (ja) 2015-12-03

Family

ID=54752590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014098243A Pending JP2015215766A (ja) 2014-05-12 2014-05-12 避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015215766A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018180030A1 (ja) * 2017-03-28 2018-10-04 株式会社日立製作所 混雑対策支援システム
JP2019067205A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2020127091A (ja) * 2019-02-01 2020-08-20 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置及び情報処理システム
JPWO2020105681A1 (ja) * 2018-11-21 2021-10-07 日本電気株式会社 通報処理装置、及び通報処理方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018180030A1 (ja) * 2017-03-28 2018-10-04 株式会社日立製作所 混雑対策支援システム
JP2019067205A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JPWO2020105681A1 (ja) * 2018-11-21 2021-10-07 日本電気株式会社 通報処理装置、及び通報処理方法
JP7452862B2 (ja) 2018-11-21 2024-03-19 日本電気株式会社 通報処理装置、及び通報処理方法
US11963081B2 (en) 2018-11-21 2024-04-16 Nec Corporation Report processing apparatus, report processing method, program, and recording medium
JP2020127091A (ja) * 2019-02-01 2020-08-20 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置及び情報処理システム
US11368635B2 (en) 2019-02-01 2022-06-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Controller and information processing system for vehicle
JP7259369B2 (ja) 2019-02-01 2023-04-18 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置及び情報処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10909759B2 (en) Information processing to notify potential source of interest to user
KR101864814B1 (ko) 스트리트 뷰 목적지에 대한 안내를 제공하는 방법 및 장치
US20120194554A1 (en) Information processing device, alarm method, and program
JP6208654B2 (ja) 関心地点情報をプッシュするための方法及びシステム
US20170153113A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
US10553113B2 (en) Method and system for vehicle location
US20170336217A1 (en) Navigation system, client terminal device, control method, and storage medium
US10989559B2 (en) Methods, systems, and devices for displaying maps
JP5809729B2 (ja) 避難経路提供システムおよび避難経路提供プログラム
US20200064133A1 (en) Information processing device, aerial photography route generation method, aerial photography route generation system, program, and storage medium
JP2015215766A (ja) 避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラム
KR101515434B1 (ko) 재난 신고 시스템
KR101308872B1 (ko) 사용자 행동의 예측에 기반하여 서비스를 제공하기 위한 서비스 서버 및 단말
JP5715715B1 (ja) 避難経路提供システム、避難経路提供方法、及び避難経路提供プログラム
JP7332471B2 (ja) 地点情報提供システム、地点情報提供方法、およびプログラム
JP6434684B2 (ja) 情報表示装置及び情報表示方法
WO2015079787A1 (ja) 避難経路提供システム、避難経路提供方法、および避難経路提供プログラム
JP2016133701A (ja) 情報提供システム、及び情報提供方法
JP6435640B2 (ja) 混雑度推定システム
JP2021071967A (ja) 対応支援システム、方法及びプログラム
US11726740B2 (en) Immersive audio tours
JP2015210617A (ja) 情報提供システムおよび情報提供方法
JP7422344B2 (ja) 報知制御装置、報知装置、報知制御方法および報知制御プログラム
JP7111397B1 (ja) プログラム、方法及び情報処理装置
KR20170064098A (ko) 지도 기반 촬상 위치 정보 제공 방법 및 장치