JP2015214950A - 取付構造、該取付構造を有したリンク機構付き検出装置及び該リンク機構が接続される位置検出装置 - Google Patents

取付構造、該取付構造を有したリンク機構付き検出装置及び該リンク機構が接続される位置検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロッドの一端側に係合された被駆動体の揺動を抑制することができる取付構造、取付構造を有したリンク機構付き検出装置及びリンク機構が接続される位置検出装置を提供することを目的とする。【解決手段】取付構造は、揺動するレバーL1と往復移動可能なロッドとを備え、支点PPに近い側を第1円弧端点GA1、遠い側を第2円弧端点GA2とし、支点PPからレバーL1のレバー線分LJMへの垂線を垂線線分VLとし、支点PPと円弧中間点GA3とを結んだ中間線PG3と垂線線分VLのなす角を中間角度AN3とし、支点PPと第1円弧端点GA1を結んだ第1端線PG1と垂線線分VLのなす角を第1角度AN1とし、支点PPと第2円弧端点GA2を結んだ第2端線PG2と垂線線分VLのなす角を第2角度AN2とし、中間角度AN3が第1角度AN1と第2角度AN2のいずれか大きい角度と等しいか若しくは大きくなるという特徴を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、リンク機構における取付構造に関し、特に、取付構造を有したリンク機構付き検出装置及び該リンク機構が接続される位置検出装置に関する。
一端側に設けられた回転中心軸を中心にして回転するレバーと、このレバーの他端側で係合され往復移動するロッドと、を有したリンク機構は、簡単な治具や複雑な機械にいたる様々な用途で用いられている。特に、クランク、コネクティングロッド、ピストン等の内燃機関で良く用いられている。
このような従来例として、特許文献1では、リンクレバー903とロッド904を有したリンク機構が用いられたウェイストゲートバルブ制御装置900が提案されている。図18は、ウェイストゲートバルブ制御装置900を説明する図であって、図18(a)はウェイストゲートバルブ制御装置900の側面構成図であり、図18(b)は、ウェイストゲートバルブ制御装置900に用いられるリンク機構を示した説明図である。
図18(a)に示すウェイストゲートバルブ制御装置900は、回転中心軸を中心にして回転するウェイストゲートバルブ901と、このウェイストゲートバルブ901を駆動するロッド904と、ウェイストゲートバルブ901とロッド904とを連結するリンクレバー903と、ロッド904に一体的に設置されて、一定の磁束密度の磁界を発生する磁石を含む磁性移動体907と、この磁性移動体907の移動を検出するストロークセンサ999と、を備えて構成される。
このウェイストゲートバルブ制御装置900に用いられたリンク機構は、図18(b)に示すように、リンクレバー903とロッド904が直交するように連結されて中立点を形成するように構成されている。そして、ウェイストゲートバルブ901の駆動に伴って、リンクレバー903は、全閉開度点(図18(b)に示す点A)から中間開度点(中立点)(図18(b)に示す点B)を経て全開開度点(図18(b)に示す点C)と、円弧を描いて回動する。そして、リンクレバー903の回動に伴って、ロッド904は、スラスト軸受905に支持されて、傾きながら往復移動する。
特開2012−132554号公報
しかしながら、従来例のようなリンク機構では、リンクレバー903の回動に伴って、ロッド904が傾き、ロッド904の往復移動に伴って、ロッド904が大きく偏心するようになる。特に、従来例のような非接触式のストロークセンサ999を用いて、ロッド904のストロークを検出するような場合、このロッド904の偏心がストロークセンサ999とロッド904との間隔を変動させることになり、ストロークセンサ999の検出精度が低下するという課題があった。この偏心が大きくなればなるほど、ストロークセンサ999の検出精度への悪影響が大きくなってしまう。
本発明は、上述した課題を解決するもので、ロッドの一端側に係合された被駆動体の揺動を抑制することができる取付構造、該取付構造を有したリンク機構付き検出装置及び該リンク機構が接続される位置検出装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の取付構造は、一端側に揺動軸を有し所定の揺動角度範囲で揺動するレバーと、一端側に被駆動体が係合されたロッドと、該ロッドの中間部に配設され前記ロッドを往復移動可能に支持する支持体と、を備え、前記レバーの他端側と前記ロッドの他端側とを前記揺動軸から所定の距離離れた結合軸で可動可能に結合した取付構造であって、前記レバーの揺動に伴い前記結合軸が描く円弧において、前記支持体に近い側の円弧端点を第1円弧端点とするとともに、前記支持体に遠い側の円弧端点を第2円弧端点とし、前記揺動軸と前記結合軸とを結ぶ線分をレバー軸線とし、前記支持体の支持中心である支点から前記レバー軸線に向けた線が前記レバー軸線に対して垂線となる前記レバーの揺動角度の際に、前記垂線を垂線線分とするとともに、前記レバー軸線をレバー線分とし、前記レバー線分と前記円弧との接続点を円弧中間点とし、前記支点と前記円弧中間点とを結んだ線を中間線とし、前記支点と前記第1円弧端点を結んだ線を第1端線とし、前記支点と前記第2円弧端点を結んだ線を第2端線とし、前記中間線と前記垂線線分のなす角を中間角度とし、前記第1端線と前記垂線線分のなす角を第1角度とし、前記第2端線と前記垂線線分のなす角を第2角度とし、前記中間角度が前記第1角度と前記第2角度のいずれか大きい角度と等しいか若しくは大きくなるように、前記レバーと前記ロッドと結合したことを特徴としている。
これによれば、本発明の取付構造は、レバーの揺動角度範囲において、支持体に支持されたロッドの支点を中心としたロッドのブレ角度を小さくすることができる。このため、ロッドの一端側に係合された被駆動体の揺動を抑制することができる。このことにより、被駆動体が大きく揺動することによる被駆動体の不具合を軽減することができる。
また、本発明の取付構造は、前記支持体がスラスト軸受であることを特徴としている。
これによれば、ロッドが動く際に、異音を発したり寿命を縮めること無しに、ロッドの傾きの動きと往復移動を可能とすることができる。このことにより、被駆動体の駆動が安定して行われることとなる。
また、本発明のリンク機構付き検出装置は、請求項1または請求項2に記載の取付構造を有したリンク機構と、前記リンク機構に接続された検出装置と、を備え、前記検出装置が、前記リンク機構の前記ロッドとともに往復移動する前記被駆動体と、該被駆動体とともに往復移動する可動磁石と、該可動磁石の動作を検出する検出手段と、を有することを特徴としている。
これによれば、ロッドの支点を中心としたブレ角度を小さくすることができるリンク機構とリンク機構に接続された検出装置とを備えているので、ロッドが往復移動した際に、検出装置の被駆動体における往復移動のブレが小さいものとなる。このため、ロッドが往復移動した際の可動磁石と検出手段との間隔の変動を小さくすることができ、往復移動のブレの影響を受けることによる検出手段の検出精度の低下を抑えることができる。このことにより、検出精度の低下が抑えられたリンク機構付き検出装置を提供することができる。
また、本発明のリンク機構付き検出装置は、前記検出手段が、前記可動磁石の往復移動の移動方向と、前記可動磁石との間隔方向と、における前記可動磁石の動作量を検出することを特徴としている。
これによれば、可動磁石の動作をより正確に検出することができる。このことにより、位置検出の精度を向上させることができる。
また、本発明のリンク機構付き検出装置は、前記可動磁石と前記検出手段との間に隔壁が設けられていることを特徴としている。
これによれば、可動磁石が配設される空間と検出手段が配設される空間とが隔てられることとなる。このことにより、ロッドの配置されている空間での環境変化があっても検出手段への影響を軽減させることができる。
また、本発明の位置検出装置は、請求項1または請求項2に記載の取付構造を有したリンク機構が接続される位置検出装置であって、前記リンク機構の前記ロッドに係合され前記ロッドとともに往復移動する前記被駆動体と、該被駆動体とともに動作する可動磁石と、該可動磁石の動作を検出する検出手段と、を有することを特徴としている。
これによれば、可動磁石を動作する被駆動体がロッドの支点を中心としたブレ角度を小さくすることができるリンク機構に係合されているので、ロッドが往復移動した際に、位置検出装置の被駆動体における往復移動のブレが小さいものとなる。このため、ロッドが往復移動した際の可動磁石と検出手段との間隔の変動を小さくすることができ、往復移動のブレの影響を受けることによる検出手段の検出精度の低下を抑えることができる。このことにより、検出精度の低下が抑えられた位置検出装置を提供することができる。
また、本発明の位置検出装置は、前記可動磁石の往復移動に伴って前記可動磁石と前記検出手段との相対的な間隔が変化し、前記第1角度または前記第2角度のいずれか大きい角度における前記可動磁石の位置と、前記中間角度における前記可動磁石の位置と、の相対的な間隔が同じとなる位置に前記検出手段が配設されることを特徴としている。
これによれば、可動磁石が往復移動した際に、可動磁石と検出手段との間隔の変動が小さいものとすることができる。このことにより、可動磁石のブレの影響を受けることによる検出手段の検出精度の低下をより抑えることができる。
また、本発明の位置検出装置は、前記検出手段が、前記可動磁石の前記往復移動の移動方向と、前記可動磁石との間隔方向と、における前記可動磁石の動作量を検出することを特徴としている。
これによれば、可動磁石の動作をより正確に検出することができる。このことにより、位置検出の精度を向上させることができる。
また、本発明の位置検出装置は、前記可動磁石と前記検出手段との間に隔壁が設けられていることを特徴としている。
これによれば、可動磁石が配設される空間と検出手段が配設される空間とが隔てられることとなる。このことにより、ロッドの配置されている空間での環境変化があっても検出手段への影響を軽減させることができる。
本発明の取付構造は、レバーの揺動角度範囲において、支持体に支持されたロッドの支点を中心としたロッドのブレ角度を小さくすることができる。このため、ロッドの一端側に係合された被駆動体の揺動を抑制することができる。このことにより、被駆動体が大きく揺動することによる被駆動体の不具合を軽減することができる。
また、本発明のリンク機構付き検出装置は、ロッドの支点を中心としたブレ角度を小さくすることができるリンク機構とリンク機構に接続された検出装置とを備えているので、ロッドが往復移動した際に、検出装置の被駆動体における往復移動のブレが小さいものとなる。このため、ロッドが往復移動した際の可動磁石と検出手段との間隔の変動を小さくすることができ、往復移動のブレの影響を受けることによる検出手段の検出精度の低下を抑えることができる。このことにより、検出精度の低下が抑えられたリンク機構付き検出装置を提供することができる。
また、本発明の位置検出装置は、可動磁石を動作する被駆動体がロッドの支点を中心としたブレ角度を小さくすることができるリンク機構に係合されているので、ロッドが往復移動した際に、位置検出装置の被駆動体における往復移動のブレが小さいものとなる。このため、ロッドが往復移動した際の可動磁石と検出手段との間隔の変動を小さくすることができ、往復移動のブレの影響を受けることによる検出手段の検出精度の低下を抑えることができる。
本発明の第1実施形態の取付構造を説明する側面構成図である。 本発明の第1実施形態の取付構造を説明する図であって、スラスト軸受の一例を示した図である。 本発明の第1実施形態の取付構造を説明する構成図であって、レバーとロッドの動きを模式化した側面図である。 本発明の第2実施形態の位置検出装置を説明する分解斜視図である。 本発明の第2実施形態の位置検出装置を説明する斜視図である。 本発明の第2実施形態の位置検出装置を説明する側面図である。 本発明の第2実施形態の位置検出装置を説明する上面図である。 本発明の第2実施形態の位置検出装置を説明する図であって、図7に示すVIII−VIII線における断面図である。 本発明の第2実施形態に係わる位置検出装置の動作を説明する図であって、図8の状態から可動磁石が下方に移動した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係わる位置検出装置の可動磁石の動作を説明する図である。 本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置を説明する分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係わるリンク機構を説明した構成側面図である。 本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置を説明する斜視図である。 本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置を説明する側面図である。 本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置を説明する上面図である。 本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置を説明する図であって、図15に示すXV−XV線における断面図である。 本発明の第3実施形態に係わるリンク機構付き検出装置の動作を説明する図であって、図16の状態から可動磁石が上方に移動した状態を示す断面図である。 従来例のウェイストゲートバルブ制御装置を説明する図であって、図18(a)はウェイストゲートバルブ制御装置の側面構成図であり、図18(b)は、ウェイストゲートバルブ制御装置に用いられるリンク機構を示した説明図である。 従来例のウェイストゲートバルブ制御装置におけるリンクレバーとロッドの動きを模式化した側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の取付構造を説明する側面構成図であって、図1(a)は、レバーL1が右側(図1に示すX1側)に揺動した状態を示し、図1(b)は、レバーL1が中間部に位置した状態を示し、図1(c)は、レバーL1が左側(図1に示すX2側)に揺動した状態を示している。図2は、本発明の第1実施形態の取付構造に用いたスラスト軸受の一例を示した図である。
本発明の第1実施形態の取付構造は、車両等の内燃機関に用いられ、図1に示すように、所定の揺動角度範囲で揺動するレバーL1と、一端R2a側に被駆動体J05が係合されたロッドR2と、ロッドR2を往復移動可能に支持する支持体S4と、を備えて構成されている。そして、第1実施形態の取付構造は、レバーL1の他端L1z側とロッドR2の他端R2z側とが結合軸G3の部分で結合しており、レバーL1の所定の揺動角度範囲の揺動動作とロッドR2の直線動作(往復移動)とが可能なリンク機構を有している。
先ず、取付構造のレバーL1は、金属製の板状の形状をしており、図1に示すように、一端L1a側(図1に示すZ2側)には貫通孔が形成され、この貫通孔に揺動軸Y6を有した揺動軸体(図示していない)が挿通されて、図1(a)ないし図1(c)に示すように、この揺動軸Y6を揺動中心としてレバーL1が所定の揺動角度範囲で揺動するように構成されている。レバーL1が、回動軸を回動中心として所定の回動角度で回動するように構成してもよい。また、図示はしていないが、レバーL1の揺動軸体には他の機器が接続されている。
また、レバーL1の他端L1z側(図1に示すZ1側)には、レバーL1の本体から延設された凸部(詳細な図示をしていない)が形成され、この凸部にロッドR2が遊嵌されて、この部分でレバーL1とロッドR2が結合している。そして、この凸部には揺動軸Y6から所定の距離離れた結合軸G3が貫いており、レバーL1の揺動に伴って、この結合軸G3は、側面視して、揺動軸Y6を中心とした円弧を描くようになっている。
次に、取付構造のロッドR2は、金属製の棒状の形状をしており、図1に示すように、他端R2z側(図1に示すX1側)には、貫通孔(詳細な図示をしていない)が形成されており、この貫通孔とレバーL1の凸部とが結合されている。そして、図1(a)ないし図1(c)に示すように、レバーL1の揺動動作とロッドR2の直線動作とが可能となっている。なお、ロッドR2の直線動作の範囲は、レバーL1の揺動動作の揺動角度範囲に対応している。
また、ロッドR2の一端R2a側(図1に示すX2側)には、被駆動体J05が係合されて、ロッドR2の直線動作(往復移動)と一体となって移動するようになっている。なお、ロッドR2の一端R2a側には、この直線動作を利用して動作する被駆動体J05を備えた機器が接続される。
次に、取付構造の支持体S4は、図2に示すようなスラスト軸受を用い、図1に示すように、ロッドR2における一端R2aと他端R2zとの間の中間部に配設されている。このスラスト軸受は、図2に示すように、ベアリングを有した転動体S4bと、転動体S4bを受ける軌道板(S4j、S4k)と、から構成されており、ロッドR2が中央部の貫通穴S4hに挿通される。そして、スラスト軸受(支持体S4)は、ロッドR2を往復移動可能に支持するとともに、ロッドR2の若干の偏心(傾き)を可能にしている。これにより、ロッドR2が動く際に、異音を発したり寿命を縮めることがない。このことにより、被駆動体J05の駆動が安定して行われることとなる。
次に、以上のように構成された第1実施形態の取付構造における、取付状態の詳細について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の第1実施形態の取付構造を説明する構成図であって、レバーL1とロッドR2の動きを模式化した側面図である。また、従来例のウェイストゲートバルブ制御装置900における取付状態についても、図19に模式化して示しており、この図19と比較して説明する。なお、第1実施形態の取付構造と同じような部分の名称及び付番は、説明を分かり易くするため、同じ名称と最初に“C”を追加した付番を用いている。
本発明の第1実施形態の取付構造は、前述したように、レバーL1の揺動に伴い結合軸G3が円弧ARC(図3に示す)を描いている。そして、図3に示すように、この円弧ARCの中で、支持体S4(図3に示す支点PP)に近い側の円弧端点を第1円弧端点GA1とするとともに、支持体S4に遠い側の円弧端点を第2円弧端点GA2としている。なお、この第1円弧端点GA1は、レバーL1が所定の揺動角度範囲内で左側(図3に示すX2方向)に最大限振れた時の結合軸G3の位置を示し、第2円弧端点GA2は、レバーL1が所定の揺動角度範囲内で右側(図3に示すX1方向)に最大限振れた時の結合軸G3の位置を示している。
また、揺動軸Y6と結合軸G3とを結ぶ線分をレバー軸線LJとし、支持体S4の支持中心である支点PPからレバー軸線LJに向けた線がレバー軸線LJに対して垂線となるレバーL1の揺動角度の際に(図3に示すレバーL1Mの場合)、その垂線を垂線線分VLとするとともに、レバー軸線LJをレバー線分LJMとしている。そして、このレバー線分LJMと円弧ARCとの接続点を円弧中間点GA3としている。
更に、取付構造は、図3に示すように、支点PPと第1円弧端点GA1を結んだ線を第1端線PG1とし、支点PPと第2円弧端点GA2を結んだ線を第2端線PG2とし、支点PPと円弧中間点GA3とを結んだ線を中間線PG3とし、その際の第1端線PG1と垂線線分VLのなす角を第1角度AN1とし、第2端線PG2と垂線線分VLのなす角を第2角度AN2とし、中間線PG3と垂線線分VLのなす角を中間角度AN3としている。
本発明の第1実施形態の取付構造は、以上のように各線分及び各角度等を定義して、中間角度AN3が第1角度AN1と等しく(図3(a)の状態)、或いは中間角度AN3が第2角度AN2と等しく(図3(c)の状態)、若しくは中間角度AN3が第1角度AN1及び第2角度AN2より大きくなる(図3(b)の状態)ように、レバーL1の揺動角度範囲を規定して、レバーL1とロッドR2とを結合している。なお、図3(a)の状態では、第2角度AN2より第1角度AN1の方が大きく、図3(c)の状態では、第1角度AN1より第2角度AN2の方が大きくなっている。また、図3(b)の状態では、第2角度AN2より第1角度AN1の方が大きくなっているが、上述したレバーL1の揺動角度範囲内では、第1角度AN1より第2角度AN2の方が大きくなる状態も存在する。これらのことから、中間角度AN3が、ロッドR2が偏心する最大のブレ角度となる。
一方、従来例のウェイストゲートバルブ制御装置900における取付状態は、リンクレバー903とロッド904が直交するように連結されて、リンクレバー903の揺動中立点を形成するように構成されている。つまり、図19に示すように、揺動中立点におけるレバー軸線CLJと支点CPPとのなす角が直角となっているとともに、揺動中立点から右側(図19に示すX1側)への揺動による往復の距離DKと、揺動中立点から左側(図19に示すX2側)への揺動による往復の距離DKと、が同じになっている。これにより、第1実施形態の取付構造における中間線PG3と垂線線分VLとが同じ線分となり、支点CPPからのレバー軸線CLJへの垂線が従来例の垂線線分CVLとなっている。そして、その際には、図19に示すように、第1実施形態の取付構造における中間角度AN3は形成されず、第1端線CPG1と垂線線分CVLのなす角である第1角度CAN1と、第2端線CPG2と垂線線分CVLのなす角である第2角度CAN2と、が形成されるようになる。
以上のような構成を有した従来の取付構造では、リンクレバー903の揺動角度範囲内において、リンクレバー903が支点CPP側に一番近づいた際の第1角度CAN1の時が、常にロッド904が偏心する最大のブレ角度となる。このため、従来の取付構造は、本発明の取付構造と比較して、ロッド904の直線動作の範囲が本発明のロッドR2の直線動作の範囲と同じであれば、ロッド904のブレ角度が必ず大きいものとなる。つまり、本発明の取付構造では、垂線線分VLを挟んで第1角度AN1または第2角度AN2と中間角度AN3とが形成されるのに対し、従来の取付構造では、垂線線分CVLの一方側にのみ第1角度CAN1及び第2角度CAN2が形成されるので、中間角度AN3よりも第1角度CAN1の方が必ず大きくなり、ロッド904のブレ角度が必ず大きいものとなる。
以上のように構成された本発明の第1実施形態の取付構造における、効果について、以下に纏めて説明する。
本発明の第1実施形態の取付構造は、垂線線分VLと中間線PG3のなす角の中間角度AN3が垂線線分VLと第1端線PG1とのなす角の第1角度AN1或いは垂線線分VLと第2端線PG2とのなす角の第2角度AN2のいずれか大きい方と等しいか若しくは大きくなるように構成した。これにより、レバーL1の揺動角度範囲において、支持体S4に支持されたロッドR2の支点PPを中心としたロッドR2のブレ角度を小さくすることができる。このため、ロッドR2の一端R2a側に係合された被駆動体J05の揺動を抑制することができる。このことにより、被駆動体J05が大きく揺動することによる被駆動体J05の不具合を軽減することができる。
また、支持体S4がスラスト軸受であるので、ロッドR2が動く際に、異音を発したり寿命を縮めること無しに、ロッドR2の傾きの動きと往復移動を可能とすることができる。このことにより、被駆動体J05の駆動が安定して行われることとなる。
[第2実施形態]
図4は、本発明の第2実施形態の位置検出装置102を説明する分解斜視図である。図5は、本発明の第2実施形態の位置検出装置102を説明する斜視図である。図6は、本発明の第2実施形態の位置検出装置102を説明する側面図である。図7は、本発明の第2実施形態の位置検出装置102を説明する上面図である。また、第2実施形態の位置検出装置102は、第1実施形態の取付構造を有したリンク機構が接続されるようになっている。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施形態の位置検出装置102は、図5ないし図7に示すような外観を呈し、上ケースK11と下ケースK19とを組み合わせて形成され、図4に示すように、上ケースK11及び下ケースK19内の空間を移動する可動磁石12と、可動磁石12の動作を検出する検出手段13と、可動磁石12と一体的に駆動可能な被駆動体J05と、を備えて構成されている。他に、第2実施形態の位置検出装置102は、可動磁石12を移動させる駆動部16と、下ケースK19の底面K19b側に配設された固定板17と、外部機器と電気的に接続するためのコネクタCNが内蔵されたコネクタケースH18と、図示しない減圧源等の空気式制御装置にチューブ等で接続されるフィッティングF19と、を有している。
図8は、本発明の第2実施形態の位置検出装置102を説明する図であって、図7に示すVIII−VIII線における断面図である。図9は、本発明の第2実施形態に係わる位置検出装置102の動作を説明する図であって、図8の下限状態から可動磁石12が上方に移動して上限状態に位置した際の断面図である。
先ず、位置検出装置102の上ケースK11及び下ケースK19は、金属材を加工して作製されており、上ケースK11と下ケースK19とが組み合わされた際には、図8及び図9に示すように、可動磁石12、被駆動体J05及び駆動部16を収容し可動磁石12が移動可能な収容部K1sを形成している。
また、上ケースK11には、図5ないし図7に示すように、中間部の側壁から垂直方向に延設されたフィッティングF19が設けられている。このフィッティングF19は、中空に形成されており、この中空により収容部K1sと外部とが空間で繋がっている。また、上ケースK11の上方側には、コネクタケースH18の一方側が挿入されて係合される係合受部K1gが設けられており、コネクタケースH18が配設されている。
また、下ケースK19には、図4に示すように、底面K19bの中央部に開口した開口部K19hを有しており、この開口部K19hには、図8及び図9に示すように、取付構造のロッドR2が挿通されている。また、開口部K19hの部分には、取付構造の支持体S4が収容されており、支持体S4がロッドR2の往復移動が行えるようにロッドR2を支持している。なお、この開口部K19hにより、下ケースK19側の収容部K1s内を大気圧に保持している。
次に、位置検出装置102の可動磁石12は、円柱形状の永久磁石を用いており、図4、図8及び図9に示すように、合成樹脂で作製された可動磁石ホルダH12に保持されている。この可動磁石ホルダH12は、可動磁石12の円柱外形を覆うように形成されており、台座部が被駆動体J05に固定されて、被駆動体J05とともに動作するように構成されている。
次に、位置検出装置102の検出手段13は、ホール素子と半導体素子とが熱硬化性の合成樹脂でパッケージングされて形成されおり、図8及び図9に示すように、上ケースK11の側壁を挟んで可動磁石12と対向する外壁面K11qに2つ配設されている。つまり、2つの検出手段13(13A、13B)と可動磁石12との間に隔壁が設けられている構成となっている。これにより、検出手段13が配設される空間と可動磁石12が配設される空間とが隔てられることとなり、ロッドR2の配置されている空間での環境変化があっても検出手段13への影響を軽減させることができる。また、この2つの検出手段13(13A、13B)は、回路基板に搭載され回路基板とともにコネクタケースH18の一方側に装着されており、コネクタケースH18を上ケースK11の係合受部K1gに係合させて挿入されるだけで、外壁面K11qと対向した位置に配設されるようになる。
また、検出手段13は、可動磁石12の上下方向の動作(往復移動)に伴う磁界の変化を検知し、検出手段13Aが可動磁石12の往復移動の移動方向(図8に示すZ方向)を検出し、検出手段13Bが可動磁石12との間隔方向(図8に示すX方向)を検出しすることにより、可動磁石12の動作量を検出している。これにより、移動方向及び間隔方向の2軸の方向での動作を検出するので、可動磁石12の動作をより正確に検出することができる。このことにより、位置検出装置102の位置検出の精度を向上させることができる。
次に、位置検出装置102の被駆動体J05は、リンク機構のロッドR2に係合されロッドR2とともに往復移動するようになっており、図8及び図9に示すように、可動磁石12の可動磁石ホルダH12が固着されたピストン部P5と、ピストン部P5の下方(図8に示すZ2方向)に配設された補強板A5と、を有して構成されている。
被駆動体J05のピストン部P5は、金属材を用い、図4に示すように、円筒状に形成され、一方に底面部P5bを有し、底面部P5bの中央には、図8及び図9に示すように、ロッドR2が挿通される穴部P5hを有している。
被駆動体J05の補強板A5は、金属材を用い、図4に示すように、円盤状に形成され、中央には、ロッドR2が挿通される貫通穴A5kを有している。また、補強板A5は、図8及び図9に示すように、駆動部16(後述するダイヤフラムD6の底部16b)を挟んで、ピストン部P5の底面部P5b側に配設されている。
次に、位置検出装置102の駆動部16は、図8及び図9に示すように、収容部K1s内を2つの空間に分けるダイヤフラムD6と、ダイヤフラムD6の底部16bを付勢する付勢部材F6と、を有して構成されている。なお、2つの空間とは、ダイヤフラムD6の上ケースK11側の減圧室とダイヤフラムD6の下ケースK19側の大気室とを指している。
駆動部16のダイヤフラムD6は、弾性を有するゴム材を用い、図4に示すように、円筒状に形成され、上ケースK11と下ケースK19とに挟持されるフランジ部16fと、変形自在な変形部16eと、中央にロッドR2が挿通される貫通穴16h(図8を参照)を有する底部16bと、から構成されている。そして、ダイヤフラムD6は、図8及び図9に示すように、ダイヤフラムD6の底部16bがピストン部P5の底面部P5bと補強板A5とに挟持されるように配設され、ロッドR2が貫通穴16hに挿通され、被駆動体J05に固定されている。これにより、ダイヤフラムD6が変形してもダイヤフラムD6の底部16bは平面を保つことができる。
駆動部16の付勢部材F6は、両端を平面に研磨したコイルバネで、図8及び図9に示すように、一方端が上ケースK11の天井面に当接し、他方端がピストン部P5の底面部P5bに当接している。そして、付勢部材F6は、ピストン部P5を下方に付勢している。
以上のようにして構成された駆動部16は、ダイヤフラムD6の変形により、可動磁石12を上下方向に移動させている。つまり、図8の下限状態から、チューブ等で空気式制御装置に接続されたフィッティングF19を介して減圧室が減圧されると、ダイヤフラムD6が変形し、付勢部材F6の付勢力に抗してダイヤフラムD6の底部16bが上方(図8に示すZ1方向)に移動するようになる。そして、減圧室の減圧による力が付勢部材F6の付勢力より大きく勝った場合には、図9の上限状態にまでダイヤフラムD6の底部16bの移動が行われる。一方、減圧室の減圧が解除されると、付勢部材F6の付勢力により、図8の下限状態にまで、ダイヤフラムD6の底部16bの移動が行われる。このようにして、駆動部16が上下方向に移動することにより、可動磁石12及び被駆動体J05が上下方向に移動している。
そして、本発明の第2実施形態の位置検出装置102は、第1実施形態の取付構造を有したリンク機構が接続されるようになっているので、上述した駆動部16による可動磁石12及び被駆動体J05の上下方向の往復移動がごく僅かなブレをもって行われる。これにより、ロッドR2が往復移動した際の可動磁石12と検出手段13との間隔の変動を小さくすることができ、往復移動のブレの影響を受けることによる検出手段13の検出精度の低下を抑えることができる。このことにより、検出精度の低下が抑えられた位置検出装置102を提供することができる。
次に、この上下方向の往復移動について、図10を用いて詳細に説明する。図10は、可動磁石12及び被駆動体J05の動作を説明する図であって、図10(a)は、取付構造のレバーL1が第1円弧端点GA1にある時の状態を示し、図10(b)は、図10(a)の状態からレバーL1の結合軸G3が垂線線分VL上にある時の状態を示し、図10(c)は、図10(b)の状態からレバーL1が円弧中間点GA3にある時の状態を示し、図10(d)は、図10(c)の状態からレバーL1の結合軸G3が垂線線分VL上にある時の状態を示し、図10(e)は、図10(d)の状態からレバーL1が第2円弧端点GA2にある時の状態を示している。なお、図10は、説明を分かり易くするため、上ケースK11、可動磁石12、検出手段13及び被駆動体J05のみを模式的に示しているとともに、図8及び図9における上下方向(Z方向)を90°回転させて示している。
先ず、本発明の第2実施形態の位置検出装置102は、可動磁石12の往復移動の全体移動距離における始点(図10(a)における状態)では、ロッドR2のブレ角度がX1側で最大となっており、可動磁石12の傾きがX1側で最大となっている。その際には、可動磁石12と検出手段13との相対的な間隔の内、最大の間隔となる最大値を有している。この最大値は、図10(a)に示すように、可動磁石12が傾いているので、検出手段13と可動磁石12のどの部分との間隔を最大値とするのが難しいが、例えば、可動磁石12の先端部(図10に示すZ1側)との間隔を最大値(図10(a)に示すMAX)とする。
次に、レバーL1の回動に伴って、可動磁石12が下方(図10に示すZ2方向)に移動し、可動磁石12が、図10(b)の検出手段13と平行となる状態、つまりロッドR2のブレ角度が0°となる状態を経て、図10(c)の状態となる。その際には、ロッドR2のブレ角度がX2側で最大となっており、可動磁石12の傾きがX2側で最大となっている。これにより、可動磁石12と検出手段13との相対的な間隔の内、最小の間隔となる最小値(図10(c)に示すMIN)を有することとなる。
最後に、更なるレバーL1の回動に伴って、可動磁石12が下方(図10に示すZ2方向)に更に移動し、可動磁石12が、図10(d)の検出手段13と平行となる状態、つまりロッドR2のブレ角度が0°となる状態を経て、全体移動距離における終点(図10(e)の状態)となり、レバーL1の回動が終了する。本発明の第2実施形態では、図10(a)の始点と同様に、ロッドR2のブレ角度がX1側で最大となり、可動磁石12の傾きがX1側で最大となるように、全体移動距離の終点を決めている。なお、言うまでもないが、可動磁石12は往復移動を行うので、図10に示すZ1方向に移動する場合は、始点及び終点が逆になる。
以上の上下方向の往復移動と可動磁石12の配設位置との関係について纏めると、可動磁石12の往復移動の全体移動距離において、全体移動距離の始点及び終点における可動磁石12は、可動磁石12と検出手段13との相対的な間隔が最大値となる位置に配設されている(図10(a)及び図10(e)を参照)。更に、全体移動距離の中点におけるの可動磁石12は、可動磁石12と検出手段13との相対的な間隔が最小値となる位置(図10(c)を参照)に配設されている(図10(e)に示す移動距離DSを参照)。本発明の第2実施形態の位置検出装置102は、このように可動磁石12が配置されるように、被駆動体J05と取付構造のロッドR2とを係合させている。
また、本発明の第1実施形態で説明した取付構造のリンク機構におけるロッドR2のブレ角度で説明すると、リンク機構の第1角度AN1または第2角度AN2のいずれか大きい角度における可動磁石12の位置と、中間角度AN3における可動磁石12の位置と、の相対的な間隔が同じとなる位置に検出手段13が配設されるように構成すると良い。これにより、可動磁石12が往復移動した際に、可動磁石12と検出手段13との間隔の変動が小さいものとすることができる。このことにより、可動磁石12のブレの影響を受けることによる検出手段13の検出精度の低下をより抑えることができる。
最後に、位置検出装置102の固定板17は、金属材を用い、図4に示すように、円盤状に形成され、中央には、ロッドR2が挿通される貫通穴17kを有している。また、固定板17は、図8及び図9に示すように、下ケースK19の底面K19b側に配設され、下ケースK19の開口部K19hの部分に収容された取付構造の支持体S4を固定している。
以上のように構成された本発明の第2実施形態の位置検出装置102における、効果について、以下に纏めて説明する。
本発明の第2実施形態の位置検出装置102は、可動磁石12を動作する被駆動体J05がロッドR2の支点PPを中心としたブレ角度を小さくすることができるリンク機構に係合されているので、ロッドR2が往復移動した際に、位置検出装置102の被駆動体J05における往復移動のブレが小さいものとなる。このため、ロッドR2が往復移動した際の可動磁石12と検出手段13との間隔の変動を小さくすることができ、往復移動のブレの影響を受けることによる検出手段13の検出精度の低下を抑えることができる。このことにより、検出精度の低下が抑えられた位置検出装置102を提供することができる。
また、リンク機構の第1角度AN1または第2角度AN2のいずれか大きい角度における可動磁石12の位置と、中間角度AN3における可動磁石12の位置と、の相対的な間隔が同じとなる位置に検出手段13が配設されるように構成した。これにより、可動磁石12が往復移動した際に、可動磁石12と検出手段13との間隔の変動が小さいものとすることができる。このことにより、可動磁石12のブレの影響を受けることによる検出手段13の検出精度の低下をより抑えることができる。
また、検出手段13が可動磁石12における移動方向及び間隔方向の2軸の動作量を検出するので、可動磁石12の動作をより正確に検出することができる。このことにより、位置検出装置102の位置検出の精度を向上させることができる。
また、可動磁石12と検出手段13との間に隔壁が設けられているので、可動磁石12が配設される空間と検出手段13が配設される空間とが隔てられることとなる。このことにより、ロッドR2の配置されている空間での環境変化があっても検出手段13への影響を軽減させることができる。
[第3実施形態]
図11は、本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置RN3を説明する分解斜視図である。図12は、本発明の第3実施形態に係わるリンク機構RNKを説明した構成側面図である。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置RN3は、図11に示すように、第1実施形態の取付構造を有したリンク機構RNKと、リンク機構RNKに接続された検出装置203と、を備えて構成される。
先ず、リンク機構付き検出装置RN3のリンク機構RNKは、図12に示すように、所定の揺動角度範囲で揺動(図12に示すANA)するレバーL1と、一端R2a側に被駆動体J05(図11を参照)が係合されたロッドR2と、所定の往復移動範囲で往復移動(図12に示すJAL)可能にロッドR2を支持する支持体S4と、を備えて構成されている。そして、このリンク機構RNKは、レバーL1の他端L1z側とロッドR2の他端R2z側とが結合軸G3の部分で結合しており、レバーL1の所定の揺動角度範囲の揺動動作とロッドR2の往復移動範囲の直線動作(往復移動)とが可能となっている。なお、第1実施形態の取付構造で詳細な説明を行っているので、リンク機構RNKの詳細な説明は省略する。
また、リンク機構RNKは、第1実施形態の取付構造を有しているので、第1実施形態で説明したように、垂線線分VLと中間線PG3のなす角の中間角度AN3が垂線線分VLと第1端線PG1とのなす角の第1角度AN1或いは垂線線分VLと第2端線PG2とのなす角の第2角度AN2のいずれか大きい方と等しいか若しくは大きくなるように、レバーL1とロッドR2とを結合している。これにより、レバーL1の揺動角度範囲において、支持体S4に支持されたロッドR2の支点PPを中心としたロッドR2のブレ角度を小さくすることができる。このため、ロッドR2の一端R2a側に係合された被駆動体J05の揺動を抑制することができる。このことにより、被駆動体J05が大きく揺動することによる被駆動体J05の不具合を軽減することができる。
また、リンク機構RNKは、第1実施形態の取付構造を有しているので、第1実施形態で説明したように、支持体S4がスラスト軸受となっている。このため、ロッドR2が動く際に、異音を発したり寿命を縮めること無しに、ロッドR2の傾きの動きと往復移動を可能とすることができる。このことにより、被駆動体J05への駆動を安定して行うことができる。
次に、リンク機構付き検出装置RN3の検出装置203について説明する。図13は、検出装置203を説明する斜視図である。図14は、検出装置203を説明する側面図である。図15は、検出装置203を説明する上面図である。図13及び図14は、説明を分かり易くするため、一部が省略されたリンク機構RNKを記載している。図16は、本発明の第3実施形態の検出装置203を説明する図であって、図15に示すXV−XV線における断面図である。図17は、本発明の第3実施形態に係わる検出装置203の動作を説明する図であって、図16の下限状態から可動磁石22が上方に移動して上限状態に位置した際の断面図である。
検出装置203は、図13ないし図15に示すような外観を呈し、上ケースK11と下ケースK19とを組み合わせて形成され、上ケースK11及び下ケースK19内の空間を移動する可動磁石22と、可動磁石22の動作を検出する検出手段13と、可動磁石22と一体的に駆動可能な被駆動体J05と、を備えて構成されている。他に、第3実施形態のリンク機構付き検出装置RN3は、可動磁石22を移動させる駆動部26と、下ケースK19の底面K19b側に配設された固定板17と、外部機器と電気的に接続するためのコネクタCNが内蔵されたコネクタケースH18と、図示しない減圧源等の空気式制御装置にチューブ等で接続されるフィッティングF19と、を有している。
先ず、検出装置203の上ケースK11及び下ケースK19は、本発明の第2実施形態と同様に、金属材を加工して作製されており、上ケースK11と下ケースK19とが組み合わされた際には、図16及び図17に示すように、可動磁石22及び駆動部26を収容し可動磁石22が移動可能な収容部K1sを形成している。なお、上ケースK11及び下ケースK19は、本発明の第2実施形態と同様な構成なので、詳細な説明は省略する。
次に、検出装置203の可動磁石22は、円筒形状の永久磁石を用いており、図11、図16及び図17に示すように、合成樹脂で作製された円筒形状の可動磁石ホルダH22に保持されている。この可動磁石22は、可動磁石ホルダH22が可動磁石22の円筒内に挿入されることにより、保持されている。なお、可動磁石ホルダH22の合成樹脂材料として、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT、polybutyleneterephtalate)やポリアミド樹脂(polyamide)等を用いるのが好適である。
次に、検出装置203の検出手段13は、本発明の第2実施形態と同様に、ホール素子と半導体素子とが熱硬化性の合成樹脂でパッケージングされて形成されおり、図16及び図17に示すように、上ケースK11の側壁を挟んで可動磁石22と対向する外壁面K11qに2つ配設されている。つまり、2つの検出手段13(13A、13B)と可動磁石22との間に隔壁が設けられている構成となっている。これにより、検出手段13が配設される空間と可動磁石22が配設される空間とが隔てられることとなり、ロッドR2の配置されている空間での環境変化があっても検出手段13への影響を軽減させることができる。また、この2つの検出手段13(13A、13B)は、回路基板に搭載され回路基板とともにコネクタケースH18の一方側に装着されており、コネクタケースH18を上ケースK11の係合受部K1gに係合させて挿入されるだけで、外壁面K11qと対向した位置に配設されるようになる。
また、検出手段13は、可動磁石22の上下方向の動作(往復移動)に伴う磁界の変化を検知し、検出手段13Aが可動磁石22の往復移動の移動方向(図16に示すZ方向)を検出し、検出手段13Bが可動磁石22との間隔方向(図16に示すX方向)を検出しすることにより、可動磁石22の動作量を検出している。これにより、移動方向及び間隔方向の2軸の方向での動作を検出するので、可動磁石22の動作をより正確に検出することができる。このことにより、検出装置203の位置検出の精度を向上させることができる。
次に、検出装置203の被駆動体J05は、リンク機構RNKのロッドR2に係合されロッドR2とともに往復移動するようになっており、図16及び図17に示すように、可動磁石22の可動磁石ホルダH22が固着されたピストン部P5と、ピストン部P5の下方(図16に示すZ2方向)に配設された補強板A5と、を有して構成されている。
被駆動体J05のピストン部P5及び補強板A5は、第2実施形態と同様に、金属材を用いて形成されている。なお、ピストン部P5及び補強板A5は、本発明の第2実施形態と同様な構成なので、詳細な説明は省略する。
次に、検出装置203の駆動部26は、図16及び図17に示すように、収容部K1s内を2つの空間に分けるダイヤフラムD6と、ダイヤフラムD6の底部26bを付勢する付勢部材F6と、を有して構成されている。そして、ダイヤフラムD6のフランジ部26fが上ケースK11と下ケースK19とに挟持されて配設されている。なお、2つの空間とは、ダイヤフラムD6の上ケースK11側の減圧室とダイヤフラムD6の下ケースK19側の大気室とを指している。
駆動部26のダイヤフラムD6は弾性を有するゴム材を用い、駆動部26の付勢部材F6は両端を平面に研磨したコイルバネを用いている。なお、駆動部26のダイヤフラムD6及び付勢部材F6は、本発明の第2実施形態と同様な構成なので、詳細な説明は省略する。
そして、駆動部26は、ダイヤフラムD6の変形部26bの変形により、可動磁石22を上下方向に移動させている。つまり、図16の下限状態から、チューブ等で空気式制御装置に接続されたフィッティングF19を介して減圧室が減圧されると、ダイヤフラムD6が変形し、付勢部材F6の付勢力に抗してダイヤフラムD6の底部26bが上方(図16に示すZ1方向)に移動するようになる。そして、減圧室の減圧による力が付勢部材F6の付勢力より大きく勝った場合には、図17の上限状態にまでダイヤフラムD6の底部26bの移動が行われる。一方、減圧室の減圧が解除されると、付勢部材F6の付勢力により、図16の下限状態にまで、ダイヤフラムD6の底部26bの移動が行われる。このようにして、駆動部26が上下方向に移動することにより、可動磁石22及び被駆動体J05が上下方向に移動している。
そして、本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置RN3は、第1実施形態の取付構造を有したリンク機構RNKが備えられているので、上述した駆動部26による可動磁石22及び被駆動体J05の上下方向の往復移動がごく僅かなブレをもって行われる。これにより、ロッドR2が往復移動した際に、検出装置203の被駆動体J05における往復移動のブレが小さいものとなる。このため、ロッドR2が往復移動した際の可動磁石22と検出手段13との間隔の変動を小さくすることができ、往復移動のブレの影響を受けることによる検出手段13の検出精度の低下を抑えることができる。このことにより、検出精度の低下が抑えられたリンク機構付き検出装置RN3を提供することができる。
最後に、検出装置203の固定板17は、金属材を用い、図11に示すように、円盤状に形成され、中央には、ロッドR2が挿通される貫通穴17kを有している。また、固定板17は、図16及び図17に示すように、下ケースK19の底面K19b側に配設され、下ケースK19の開口部K19hの部分に収容された取付構造の支持体S4を固定している。
以上のように構成された本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置RN3における、効果について、以下に纏めて説明する。
本発明の第3実施形態のリンク機構付き検出装置RN3は、リンク機構RNKを、垂線線分VLと中間線PG3のなす角の中間角度AN3が垂線線分VLと第1端線PG1とのなす角の第1角度AN1或いは垂線線分VLと第2端線PG2とのなす角の第2角度AN2のいずれか大きい方と等しいか若しくは大きくなるように構成した。これにより、レバーL1の揺動角度範囲において、支持体S4に支持されたロッドR2の支点PPを中心としたロッドR2のブレ角度を小さくすることができる。このため、ロッドR2の一端R2a側に係合された被駆動体J05の揺動を抑制することができる。このことにより、被駆動体J05が大きく揺動することによる被駆動体J05の不具合を軽減することができる。
また、リンク機構RNKの支持体S4がスラスト軸受であるので、ロッドR2が動く際に、異音を発したり寿命を縮めること無しに、ロッドR2の傾きの動きと往復移動を可能とすることができる。このことにより、被駆動体J05への駆動を安定して行うことができる。
また、ロッドR2の支点PPを中心としたブレ角度を小さくすることができるリンク機構RNKとリンク機構RNKに接続された検出装置203とを備えているので、ロッドR2が往復移動した際に、検出装置203の被駆動体J05における往復移動のブレが小さいものとなる。このため、ロッドR2が往復移動した際の可動磁石22と検出手段13との間隔の変動を小さくすることができ、往復移動のブレの影響を受けることによる検出手段13の検出精度の低下を抑えることができる。このことにより、検出精度の低下が抑えられたリンク機構付き検出装置RN3を提供することができる。
また、検出手段13が可動磁石22における移動方向及び間隔方向の2軸の動作量を検出するので、可動磁石22の動作をより正確に検出することができる。このことにより、検出装置203の位置検出の精度を向上させることができる。
また、可動磁石22と検出手段13との間に隔壁が設けられているので、可動磁石22が配設される空間と検出手段13が配設される空間とが隔てられることとなる。このことにより、ロッドR2の配置されている空間での環境変化があっても検出手段13への影響を軽減させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
上記第1実施形態では、支持体S4としてスラスト軸受を好適に用いたが、これに限るものではない。
<変形例2>
上記第2実施形態及び第3実施形態では、可動磁石(12、22)を移動させる駆動部(16、26)として、ダイヤフラムD6と付勢部材F6とを用いて構成したが、これに限るものではなく、可動磁石(12、22)を移動させる手段であれば良い。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
L1、L1M レバー
L1a 一端
L1z 他端
R2 ロッド
R2a 一端
R2z 他端
12、22 可動磁石
13、13A、13B 検出手段
S4 支持体
J05 被駆動体
RNK リンク機構
102 位置検出装置
203 検出装置
RN3 リンク機構付き検出装置
AN1 第1角度
AN2 第2角度
AN3 中間角度
ARC 円弧
G3 結合軸
GA1 第1円弧端点
GA2 第2円弧端点
GA3 円弧中間点
LJ レバー軸線
LJM レバー線分
PG1 第1端線
PG2 第2端線
PG3 中間線
PP 支点
VL 垂線線分
Y6 揺動軸

Claims (9)

  1. 一端側に揺動軸を有し所定の揺動角度範囲で揺動するレバーと、
    一端側に被駆動体が係合されたロッドと、
    該ロッドの中間部に配設され前記ロッドを往復移動可能に支持する支持体と、を備え、
    前記レバーの他端側と前記ロッドの他端側とを前記揺動軸から所定の距離離れた結合軸で可動可能に結合した取付構造であって、
    前記レバーの揺動に伴い前記結合軸が描く円弧において、前記支持体に近い側の円弧端点を第1円弧端点とするとともに、前記支持体に遠い側の円弧端点を第2円弧端点とし、
    前記揺動軸と前記結合軸とを結ぶ線分をレバー軸線とし、
    前記支持体の支持中心である支点から前記レバー軸線に向けた線が前記レバー軸線に対して垂線となる前記レバーの揺動角度の際に、前記垂線を垂線線分とするとともに、前記レバー軸線をレバー線分とし、
    前記レバー線分と前記円弧との接続点を円弧中間点とし、
    前記支点と前記円弧中間点とを結んだ線を中間線とし、前記支点と前記第1円弧端点を結んだ線を第1端線とし、前記支点と前記第2円弧端点を結んだ線を第2端線とし、
    前記中間線と前記垂線線分のなす角を中間角度とし、前記第1端線と前記垂線線分のなす角を第1角度とし、前記第2端線と前記垂線線分のなす角を第2角度とし、
    前記中間角度が前記第1角度と前記第2角度のいずれか大きい角度と等しいか若しくは大きくなるように、前記レバーと前記ロッドと結合したことを特徴とする取付構造。
  2. 前記支持体は、スラスト軸受であることを特徴とする請求項1に記載の取付構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の取付構造を有したリンク機構と、
    前記リンク機構に接続された検出装置と、を備え、
    前記検出装置は、前記リンク機構の前記ロッドとともに往復移動する前記被駆動体と、
    該被駆動体とともに往復移動する可動磁石と、
    該可動磁石の動作を検出する検出手段と、を有することを特徴とするリンク機構付き検出装置。
  4. 前記検出手段は、前記可動磁石の往復移動の移動方向と、前記可動磁石との間隔方向と、における前記可動磁石の動作量を検出することを特徴とする請求項3に記載のリンク機構付き検出装置。
  5. 前記可動磁石と前記検出手段との間に隔壁が設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のリンク機構付き検出装置。
  6. 請求項1または請求項2に記載の取付構造を有したリンク機構が接続される位置検出装置であって、
    前記リンク機構の前記ロッドに係合され前記ロッドとともに往復移動する前記被駆動体と、
    該被駆動体とともに動作する可動磁石と、
    該可動磁石の動作を検出する検出手段と、を有することを特徴とする位置検出装置。
  7. 前記可動磁石の往復移動に伴って前記可動磁石と前記検出手段との相対的な間隔が変化し、
    前記第1角度または前記第2角度のいずれか大きい角度における前記可動磁石の位置と、前記中間角度における前記可動磁石の位置と、の相対的な間隔が同じとなる位置に前記検出手段が配設されることを特徴とする請求項6記載の位置検出装置。
  8. 前記検出手段は、前記可動磁石の往復移動の移動方向と、前記可動磁石との間隔方向と、における前記可動磁石の動作量を検出することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の位置検出装置。
  9. 前記可動磁石と前記検出手段との間に隔壁が設けられていることを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の位置検出装置。
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