JP2015214364A - 自動包装機 - Google Patents

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Toshio Masai
敏夫 正井
敦彦 飛野
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敦彦 飛野
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Abstract

【課題】被包装物の特性に応じた充填機構により包装体の生産効率を高め、高品質の包装体を得ることができる自動包装機を提供する。
【解決手段】被包装物投入口30aが形成された内部中空の中間シュート30と、中間シュート30の下方位置に配設され、中間シュート30の下端が当接される当接プレート31と、当接プレート31に対して中間シュート30を相対移動させて、被包装物投入口30aが当接プレート31にて閉止される閉止位置P1、及び被包装物投入口30aが開口される開口位置P2に切り替えるシュート移動機構32と、が設けられる中間供給装置12を具備してなり、中間シュート30が閉止位置P1にある状態で被包装物供給装置11より供給される被包装物が中間シュート30に収容され、中間シュート30が閉止位置P1から開口位置P2に切り替えられることで被包装物投入口30aより成形シュート10に被包装物が投入される。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動包装機の技術に関し、より詳細には、長尺状の包装材料を長手方向に沿って二つ折り成形する成形シュートと、被包装物を貯留して充填する被包装物供給装置と、成形シュートにて二つ折り成形された包装材料をシールして被包装物供給装置より供給される被包装物を密封包装するシール装置と、を具備してなる自動包装機に関する。
従来、薬剤、嗜好品、調味料、その他の食品などの粉状又は粒状の被包装物は、一の又は二個以上が連続された包装体(製品)に密封包装されて提供されている。このような被包装物の包装体を製造する自動包装機としては、長尺状の包装材料を長手方向に沿って二つ折り成形する成形シュートと、被包装物を貯留して充填する被包装物供給装置と、成形シュートにて二つ折り成形された包装材料をシールして被包装物供給装置より供給される被包装物を密封包装するシール装置と、被包装物が密封包装された包装材料を裁断して一の又は二個以上が連続された包装体を得るカッター装置等と、を具備してなる構成が公知となっている。
上述した従来の自動包装機では、ポリエチレンやポリ塩化ビニルその他熱可塑性樹脂よりなる長尺フィルム状の包装材料を移動させながら成形シュートにて長手方向に沿って二つ折りにし、次いで、シール装置を構成する縦シールバーにより二つ折り成形された包装材料の折り重ね縁部を縦シールしてチューブ状とした後に、同じくシール装置を構成する横シールバーによりかかるチューブ状の包装材料を包装体一個分(一袋分)毎に横シールして成形シュートより供給された被包装物を密封包装するものである。そして、このように被包装物が一袋分毎に分包された包装材料がカッター装置により所定の離間毎に裁断されることで、一の包装体又は二個以上が連続された包装体が得られる。
従来の自動包装機としては、例えば、特許文献1に開示されるように、成形シュートの後方位置に配設された被包装物供給装置にて被包装物が計量され、図示せぬシャッタが開閉動作されることで一定量の被包装物が一度に落下され、成形シュートを介して包装材料内へと充填されるように構成されている。
しかしながら、上述した従来の自動包装機では、被包装物供給装置より一定量の被包装物を成形シュートに一度に落下供給させる構成であるが、流動性(流れ易さ)や噴流性(飛散の起こり易さ)などの特性が異なる被包装物が用いられる場合には、例えば、流動性が低い場合には、成形シュート内に詰まったり、又噴流性が高い場合には、一度に落下させると被包装物が飛散してシールに噛み込んだりするなど、被包装物供給装置からの被包装物の供給工程がボトルネックになって包装体の生産効率に劣るという問題があった。
また、包装物供給装置より被包装物を成形シュートへと一度に落下投入させると、上述したように被包装物ごとに特性が異なるため、包装材料内へ比重が高く重量がある被包装物が充填される際に、落下中に落下スピードが増して、集中的にシール面に荷重がかかり、シール面が剥がれる場合があり、得られる包装体の製品品質が一定しないという問題があった。
特開2005−53547号公報
そこで、本発明では、自動包装機に関し、前記従来の課題を解決するもので、被包装物の特性に応じた充填機構により包装体の生産効率を高め、高品質の包装体を得ることができる自動包装機を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、長尺状の包装材料を長手方向に沿って二つ折り成形する成形シュートと、被包装物を貯留して充填する被包装物供給装置と、前記成形シュートにて二つ折り成形された包装材料をシールして前記被包装物供給装置より供給される被包装物を密封包装するシール装置と、を具備してなる自動包装機において、前記被包装物供給装置の下方位置に配設され、被包装物投入口が形成された内部中空の中間シュートと、前記中間シュートの下方位置に配設され、前記中間シュートの下端が当接される当接プレートと、前記当接プレートに対して前記中間シュートを相対移動させて、前記被包装物投入口が前記当接プレートにて閉止される閉止位置、及び前記被包装物投入口が開口される開口位置に切り替えるシュート移動機構と、が設けられる中間供給装置を具備してなり、前記中間シュートが閉止位置にある状態で前記被包装物供給装置より供給される被包装物が前記中間シュートに収容され、前記中間シュートが閉止位置から開口位置に切り替えられることで前記被包装物投入口より前記成形シュートに被包装物が投入されるものである。
請求項2においては、前記中間供給装置は、前記中間シュートを閉止位置から開口位置に切り替える速度を、前記中間シュートを開口位置から閉止位置に切り替える速度よりも遅くするものである。
請求項3においては、前記中間供給装置は、前記中間シュートを開口位置で所定時間停止させてから閉止位置に切り替えるものである。
請求項4においては、前記中間供給装置は、前記中間シュートを前記被包装物投入口の一部が開口される状態で所定時間停止させてから開口位置に切り替えるものである。
請求項5においては、前記シュート移動機構は、前記中間シュートが揺動可能に支持される支持アームと、前記支持アームと連結されるリンクアームと、前記リンクアームの一端を駆動軸周りに旋回させる旋回装置と、が設けられるものである。
本発明の効果として、被包装物の特性に応じた充填機構により包装体の生産効率を高め、高品質の包装体を得ることができる。
本発明の一実施例に係る自動包装機の全体的な構成を示した側面図である。 同じく図1の正面図である。 中間供給装置の側面図である。 中間供給装置の正面図である。 中間供給装置の平面図である。 中間供給装置の動作を示した平面図である。 同じく中間供給装置の動作を示した平面図である。 中間シュートの動作制御を示したタイミングチャートである。
次に、発明を実施するための形態を説明する。
まず、本実施例の自動包装機1の全体構成について、以下に概説する。以下の実施例において、図1の矢印X方向を自動包装機1の上下方向、矢印Y方向を自動包装機1の前後方向、図2の矢印Z方向を自動包装機1の左右方向とする。
図1及び図2に示すように、本実施例の自動包装機1は、長尺状の包装材料2を長手方向に沿って二つ折り成形する成形シュート10と、被包装物を貯留して充填する被包装物供給装置11と、前記被包装物供給装置より供給される被包装物を収容し、成形シュート10へと被包装物を投入する中間供給装置12と、成形シュート10にて二つ折り成形された包装材料2を縦シール及び横シールして、中間供給装置12を介して被包装物供給装置11より供給される被包装物を密封包装する縦シール装置13及び横シール装置14と、被包装物が密封包装された包装材料2を裁断して一の又は二個以上が連続された包装体を得るカッター装置15等とで構成されている。
自動包装機1の装置上部には、ロール状の包装材料2を支持するリール16が配設され、リール16に支持されたロール状の包装材料2がシート状に展開されて、リール16の下方位置に配設された成形シュート10へと送られる。成形シュート10は、展開された包装材料2を長手方向に沿って二つ折り成形するために、上部で広く、かつ下部では狭く絞った面部材として形成されており、表面に沿って包装材料2が連続的に通過されることで、包装材料2が水平断面視にてU字状に二つ折り成形される。
成形シュート10は、内部が中空に形成され、包装材料2が通過される側とは反対側の上下方向中途部に被包装物充填口10aが開口されており、被包装物充填口10aには中間受けシュート18が配設され、成形シュート10の内部と連続されている(図3等参照)。
成形シュート10の後方位置には、被包装物供給装置11が配設されている。被包装物供給装置11は、ホッパ19より移送された被包装物が貯留されており、被包装物を収容する容器20の底部に回転盤21が形成され、回転盤21の周縁部に複数の計量カップ22・22・・・が配設されている(図3等参照)。容器20内に貯留された被包装物は計量カップ22に個別に収容され、回転盤21の回転に伴って枡切り計量された後、自動包装機1の前方(図3において左方向)にて計量カップ22の下方開口部に儲けられたシャッタ23が開閉動作されることで、一定量の被包装物が落下される。
被包装物供給装置11の下方位置には、後述する中間供給装置12が配設されており、被包装物供給装置11より落下供給された一定量の被包装物が中間供給装置12(の中間シュート30)に収容された後、中間供給装置12の下方位置に配設された成形シュート10へと投入され、成形シュート10内を経由して二つ折り成形された包装材料2内へと供給される。なお、中間供給装置12については、詳細を後述する(図3等参照)。
成形シュート10の下方位置には、二つ折り成形された包装材料2を縦シール及び横シールする縦シール装置13及び横シール装置14が配設されている。二つ折り成形された包装材料2は、縦シール装置13の一対の縦シールバー13a・13aにて両側縁部が縦シールされてチューブ状態とされ、さらに縦シール装置13の下方位置に配設された横シール装置14の一対の横シールバー14a・14aにて横シールされて有底状態とされる。
横シール装置14の下方位置には、縦シール装置13にて縦シールされた箇所を挟んで包装材料2を間欠的に送り出す送り出し装置24が配設されている。中間供給装置12から投入された被包装物が有底状態の包装材料2内へ充填された後、送り出し装置24にて包装材料2が長手方向へと送り出され、横シール装置14により包装材料2の上辺が横シールされることで被包装物が密封包装される。
送り出し装置24の下方位置には、カッター装置15が配設されており、横シール装置14にて被包装物が密封包装された包装材料2が、カッター装置15により横シール部で直線カット(切断)されて、一又は二個以上が連続された包装体が得られる。カッター装置15にて切断された包装体は、カッター装置15の下方位置に配設された排出シュート25を介して排出される。
上述した被包装物供給装置11、縦シール装置13及び横シール装置14は、駆動モータ26の出力軸に連結された回転駆動軸27と動力伝達可能に接続されており、図示せぬコントローラにより駆動モータ26が制御されることで、送り出し装置24による包装材料の送り出しと連動して、包装材料2に対する縦シール及び横シールが略一致するタイミングで縦シール装置13(縦シールバー13a・13a)及び横シール装置14(横シールバー14a・14a)が動作される。
次に、中間供給装置12の構成について、以下に詳述する。
図3乃至図7に示すように、中間供給装置12は、被包装物供給装置11の下方位置に配設され、被包装物投入口30aが形成された中間シュート30と、中間シュート30の下方位置に配設され、中間シュート30の下端が当接される当接プレート31と、当接プレート31に対して中間シュート30を相対移動させて、被包装物投入口30aが当接プレート31にて閉止される閉止位置P1、及び被包装物投入口30aが開口される開口位置P2に切り替えるシュート移動機構32等とが設けられ、中間シュート30が閉止位置P1にある状態で被包装物供給装置11より供給される被包装物が中間シュート30に収容され、中間シュート30が閉止位置P1から開口位置P2に切り替えられることで被包装物投入口30aより成形シュート10に被包装物が投入されるように構成されている。
中間シュート30は、平面視円形の被包装物投入口30aが穿設された内部中空の筒状体に形成され、後述するシュート移動機構32を構成する支持アーム34にて水平方向に移動可能に支持されている。中間シュート30は、後述するシュート移動機構32によって、被包装物供給装置11の計量カップ22・22・・・のうち自動包装機1の前方(図3において左方向)に到達した計量カップ22と垂直方向に重なる状態と、成形シュート10の被包装物充填口10aと垂直方向に重なる状態とに切り替え移動される(図5等参照)。
当接プレート31は、平面視矩形の水平面を有する板状体に形成され、水平面が自動包装機1の接地面と並行となるようにして自動包装機1のフレーム体に固定されている。当接プレート31は、中間シュート30の下方位置であって自動包装機1の前方(図3において左方向)に到達した計量カップ22の直下方位置で、かつ成形シュート10の被包装物充填口10aの上方を塞がない位置に配置されている。
当接プレート31の配置構成としては、中間シュート30が自動包装機1の前方に到達した計量カップ22と垂直方向に重なる位置で、当接プレート31に中間シュート30の下端が当接されて被包装物投入口30aが閉止される(以下、かかる中間シュート30の位置を「閉止位置P1」という。図5参照)。このように中間シュート30が閉止位置P1にある状態では、計量カップ22と垂直方向に重なり、かつ下端が当接プレート31に当接されて被包装物投入口30aが閉止されるため、包装物供給装置11のシャッタ23が開閉動作されることで、計量カップ22より落下供給された被包装物が収容される。
一方、中間シュート30が成形シュート10の被包装物充填口10aと垂直方向に重なる位置で、当接プレート31に中間シュート30の下端が当接されず被包装物投入口30aが開口される(以下、かかる中間シュート30の位置を「開口位置P2」という。図5参照)。このように中間シュート30が開口位置P2にある状態では、成形シュート10の被包装物充填口10aと垂直方向に重なり、かつ当接プレート31に中間シュート30の下端が当接されず被包装物投入口30aが開口されるため、中間シュート30に収容された被包装物が成形シュート10へ投入される。
中間シュート30の上方位置であって被包装物供給装置11との中間位置には、被包装物供給装置11より供給された被包装物を中間シュート30へと供給するガイドシュート28が配設されている。ガイドシュート28は、下端が縮径された逆円錐台形状に形成され、自動包装機1のフレーム体に支持プレート29を介して固定されており、自動包装機1の前方に到達した計量カップ22の直下方位置に配設されている。
ガイドシュート28は、上端側の口径(内径)が計量カップ22の口径よりも大きく、下端側の口径が中間シュート30(の被包装物投入口30a)の口径よりも小さくなるように形成されている。このようにガイドシュート28が配設されることで、計量カップ22・ガイドシュート28・中間シュート30が上下方向に連続され、被包装物供給装置11より供給された被包装物がガイドシュート28を介して中間シュート30へと確実に収容される。
シュート移動機構32は、中間シュート30が揺動可能に支持される支持アーム34と、支持アーム34と連結されるリンクアーム35と、リンクアーム35の一端を駆動軸39a周りに旋回させる旋回装置36等とが設けられており、当接プレート31に対して中間シュート30を相対移動させて、被包装物投入口30aが当接プレート31にて閉止される閉止位置P1、及び被包装物投入口30aが開口される開口位置P2に切り替えるように構成されている。
支持アーム34は、平面視略L字状に形成され、一端が自動包装機1のフレーム体に固定された支点軸37に回転可能に軸支され、他端の端面にカムフォロア38が当接プレート31の水平面上を転動可能に配設されることで、支点軸37を中心にして当接プレート31に対して水平方向に揺動自在とされている。また、支持アーム34の他端のL字端面には、中間シュート30が自動包装機1の前方に向けて突設して支持されている。
リンクアーム35は、一端が支持アーム34の中途部と回転自在に連結され、他端が後述する旋回装置36の旋回軸41と回転自在に連結されている。
旋回装置36は、支持アーム34を揺動させて中間シュート30を移動させる動力装置として構成され、具体的には、自動包装機1のフレーム体に固定されたモータ装置39と、モータ装置39の駆動軸39aに回転可能に固定される回転部材40と、回転部材40に突設され軸心が駆動軸39aの軸中心より周方向にずれた位置に配置される旋回軸41等とで構成されている。
モータ装置39は、公知の装置を採用することができ、本実施例の自動包装機1では一例としてサーボモータが用いられている。モータ装置39にサーボモータを用いることで、旋回軸41の回転速度を制御して中間シュート30の動作(移動、速度など)を可変に調整できる。モータ装置39は、駆動軸39aが垂直上方に向けて突出され、その突出端に回転部材40が固定されている。回転部材40は、駆動軸39aが回転駆動されることで、駆動軸39aと一体に回転される。
旋回軸41は、回転部材40の上面に垂直に突設され、垂直軸中心が駆動軸39aの垂直軸中心より周方向(水平方向)にずれた位置に配置されている。すなわち、モータ装置39が駆動されると、駆動軸39a・回転部材40・旋回軸41が一体に回転され、その際、旋回軸41が駆動軸39a周りに旋回されることで、旋回軸41に連結されたリンクアーム35の他端が連動して駆動軸39a周りに旋回される。
ここで、中間供給装置12の動作について、以下に説明する。
図6及び図7に示すように、まず、旋回軸41が自動包装機1の後方(図6(a)において右方向)の位置R1まで旋回された状態では、リンクアーム35を介して支点軸37を中心に支持アーム34が後方に揺動され、中間シュート30が閉止位置P1に移動される(図6(a)参照)。かかる状態では、中間シュート30は、計量カップ22と垂直方向に重なり、かつ下端が当接プレート31に当接されて被包装物投入口30aが閉止されるため、計量カップ22より落下供給された被包装物が収容可能とされる。
次いで、モータ装置39の駆動軸39aが時計回りに回転駆動されることで旋回軸41が時計回りに旋回され、旋回軸41が自動包装機1の左方(図6(b)において下方向)の位置R2まで旋回された状態では、リンクアーム35を介して支点軸37を中心に支持アーム34が前方に揺動され、当接プレート31に中間シュート30の下端が摺接されながら自動包装機1の前方(図6(b)において左方向)に移動される。かかる状態では、中間シュート30は、当接プレート31より下端の一部が突出されて、成形シュート10の被包装物充填口10aと垂直方向に一部が重なり、被包装物投入口30aの一部が開口されるため、中間シュート30に収容された被包装物が開口された一部の被包装物投入口30aから徐々に成形シュート10に投入可能とされる。
同様に、モータ装置39の駆動軸39aが時計回りに回転駆動されることで旋回軸41が時計回りに旋回され、旋回軸41が自動包装機1の前方(図7(a)において左方向)の位置R3まで旋回された状態では、リンクアーム35を介して支点軸37を中心に支持アーム34が前方に揺動され、中間シュート30が開口位置P2に移動される(図7(a)参照)。かかる状態では、中間シュート30は、成形シュート10の被包装物充填口10aと垂直方向に完全に重なり、被包装物投入口30aが完全に開口されるため、中間シュート30に残された被包装物が成形シュート10に投入可能とされる。
さらに、モータ装置39の駆動軸39aが時計回りに回転駆動されることで旋回軸41が時計回りに旋回され、旋回軸41が自動包装機1の右方(図7(b)において上方向)の位置R4まで旋回された状態では、リンクアーム35を介して支点軸37を中心に支持アーム34が後方に揺動され、当接プレート31に中間シュート30の下端が摺接されながら自動包装機1の後方(図7(b)において右方向)に移動される。そして、さらに旋回軸41が時計周りに位置R1まで旋回されることで、中間シュート30が閉止位置P1に到達される(図6(a)参照)。
このように本実施例の自動包装機1では、シュート移動機構32にて成形シュート10・計量カップ22・当接プレート31に対して中間シュート30が相対移動されて、自動包装機1の前後方向に往復揺動されることで閉止位置P1及び開口位置P2に切り替え移動される。
次に、本実施例の自動包装機1における中間シュート30の動作制御について、以下に説明する。
図8に示すように、本実施例の自動包装機1では、被包装物供給装置11から成形シュート10を経由して二つ折り成形された包装材料2内へと被包装物を供給する際に、横シール装置14の横シールバー14a・14aの開閉動作、及び被包装物供給装置11のシャッタ23の開閉動作と連動して中間供給装置12の中間シュート30が動作制御され、中間シュート30の移動及び速度を被包装物の特性に応じて制御可能なように構成されている。
具体的には、図8(a)に示すように、横シール装置24では、横シールバー14a・14aが開状態から閉状態へと動作されて包装材料2が有底チューブ状態とされ、次いで閉状態から再び開状態へと戻される。この1サイクルの間、包装材料2が包装体一個分(1ピッチ)だけ送り出されるとともに、後述するように、被包装物供給装置11のシャッタ23の開閉動作、及び中間供給装置12の中間シュート30の移動が連動して行われる。
図8(b)に示すように、被包装物供給装置11では、回転盤21の回転に伴って被包装物が収容された計量カップ22が自動包装機1の前方に到達すると、シャッタ23が開閉動作されて、かかる計量カップ22から被包装物が落下供給される。なお、シャッタ23が開閉動作される間は、中間シュート30は閉止位置P1にて停止されており(図8(c)〜(g)参照)、被包装物供給装置11(計量カップ22)より供給された被包装物がガイドシュート28を介して中間シュート30へと収容される。
図8(c)に示すように、中間供給装置12では、例えば、流動性が高い被包装物が用いられる場合などには、横シールバー14a・14aの閉動作と連動して、中間シュート30が閉止位置P1から開口位置P2の近傍へと速やかに到達するように移動され、被包装物投入口30aが開口された状態が長くなるように開口位置P2の近傍で中間シュート30の移動速度を遅くし、再び開口位置P2へと速やかに復帰するように制御される。このように中間シュート30を動作制御することで、閉止位置P1から開口位置P2へと移動される際に、被包装物投入口30aの一部が開口された状態(図6(b)参照)を短くして、流動性が高い被包装物を包装材料2(包装体)内で集積や荷重の偏りなく高速で充填させることができる。
図8(d)に示すように、例えば、噴流性が高い被包装物が用いられる場合などには、横シールバー14a・14aの閉動作と連動して、中間シュート30を閉止位置P1から開口位置P2に切り替える速度を、中間シュート30を開口位置P2から閉止位置P1に切り替える速度よりも遅くするように制御される。このように中間シュート30を動作制御することで、閉止位置P1から開口位置P2へと移動される際に、被包装物投入口30aの一部が開口された状態(図6(b)参照)を長くして、噴流性が高い被包装物の飛散を抑制しながら成形シュート30に徐々に投入することができる。
図8(e)に示すように、例えば、流動性が低い被包装物が用いられる場合などには、横シールバー14a・14aの閉動作と連動して、中間シュート30を開口位置P2で所定時間停止させてから閉止位置P1に切り替えるように制御される。このように中間シュート30を動作制御することで、被包装物投入口30aが開口された状態(図7(a)参照)を維持して、流動性が低い被包装物を確実に成形シュート30に投入することができる。
図8(f)に示すように、例えば、固まり易い被包装物が用いられる場合などには、横シールバー14a・14aの閉動作と連動して、閉止位置P1から開口位置P2に切り替えるタイミングを遅くして、中間シュート30に被包装物が収容される時間を長くするとともに、中間シュート30を開口位置P2で所定時間停止させてから閉止位置P1に切り替えるように制御される。このように中間シュート30を動作制御することで、被包装物を閉止位置P1にてある程度固化させ、開口位置P2にて確実に成形シュート30に投入することができる。
図8(g)に示すように、例えば、重量のある被包装物が用いられる場合などには、横シールバー14a・14aの閉動作と連動して、中間シュート30を被包装物投入口30aの一部が開口される状態(図6(b)参照)で所定時間停止させてから開口位置P2に切り替えるように制御される。このように中間シュート30を動作制御することで、閉止位置P1から開口位置P2へと移動される際に、被包装物投入口30aの一部が開口された状態(図6(b)参照)を長くして、重量のある被包装物を包装材料2(包装体)に投入する際の衝撃を低減し、包装材料2内で集中的にシール面に荷重がかかり、シール面を剥がれることなく充填させることができる。
以上のように、本実施例の自動包装機1は、長尺状の包装材料2を長手方向に沿って二つ折り成形する成形シュート10と、被包装物を貯留して充填する被包装物供給装置11と、成形シュート10にて二つ折り成形された包装材料2をシールして被包装物供給装置11より供給される被包装物を密封包装する縦シール装置13及び横シール装置14と、を具備してなる自動包装機1において、被包装物供給装置11の下方位置に配設され、被包装物投入口30aが形成された内部中空の中間シュート30と、中間シュート30の下方位置に配設され、中間シュート30の下端が当接される当接プレート31と、当接プレート31に対して中間シュート30を相対移動させて、被包装物投入口30aが当接プレート31にて閉止される閉止位置P1、及び被包装物投入口30aが開口される開口位置P2に切り替えるシュート移動機構32と、が設けられる中間供給装置12を具備してなり、中間シュート30が閉止位置P1にある状態で被包装物供給装置11より供給される被包装物が中間シュート30に収容され、中間シュート30が閉止位置P1から開口位置P2に切り替えられることで被包装物投入口30aより成形シュート10に被包装物が投入されるように構成されるため、被包装物の特性に応じて充填でき、高品質の包装体を得ることができるのである。
すなわち、本実施例の自動包装機1では、被包装物供給装置11より供給される被包装物を収容可能な中間シュート30が設けられる中間供給装置12を具備してなり、従来の自動包装機のように被包装物供給装置11より被包装物を成形シュート10に一度に落下供給させるものではく、中間供給装置12の中間シュート30に一旦収容してから成形シュート10に投入するものであるため、横シール装置14にて横シールされた有底状の包装材料2までの充填距離を短くすることができ、被包装物供給装置11からの被包装物の供給工程がボトルネックにならず、包装体の生産効率(スピード)を高めることができる。
特に、被包装物は、その種類・大きさ・形状などによって分散度、均一度、及び凝集度などの力学物性に差異があり、流動性(流れ易さ)や噴流性(飛散の起こり易さ)などの特性が異なってくるものであるが、本実施例の自動包装機1では、上述したように中間供給装置12にて閉止位置P1及び開口位置P2に切り替える際の中間シュート30の動作を制御することで、例えば、被包装物の流動性が低い場合や噴流性が高い場合などであっても、被包装物を包装材料2に効率よく充填させることができ、包装体の生産効率を向上できるとともに、包装材料2内へ比重が高く重量がある被包装物を充填させる際に集中的にシール面に荷重がかかり、シール面が剥がれることを防ぎ、包装体の製品品質を一定にすることができる。
また、本実施例では、シュート移動機構32は、中間シュート30が揺動可能に支持される支持アーム34と、支持アーム34と連結されるリンクアーム35と、リンクアーム35の一端を駆動軸39a周りに旋回させる旋回装置36と、が設けられるため、簡易な構成にて中間シュート30を水平方向に揺動させて閉止位置P1及び開口位置P2へ切り替えることができる。
なお、自動包装機1の構成としては、上述した実施例に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
すなわち、上述した実施例の自動包装機1では、中間シュート30において、平面視円形の被包装物投入口30aが穿設された内部中空の筒状体に形成される構成について説明したが、かかる中間シュート30の形状はこれに限定されず、例えば、平面視楕円形の筒状体として形成されてもよく、下端が縮径された逆円錐台形状に形成されてもよい。さらに、例えば、中間シュート30に収容された被包装物を側方向及び/又は上下方向から押圧して押し固める押圧機構を別途設け、固まり易い被包装物が用いられる場合の中間シュート30の動作制御の際に(図8(f)参照)、閉止位置P1から開口位置P2に切り替える前の中間シュート30に被包装物が収容された状態で、中間シュート30内で被包装物を押し固めるようにしてもよい。
また、上述した実施例の自動包装機1では、シュート移動機構32において、支持アーム34、リンクアーム35、及び旋回装置36などからなるリンク機構として構成される場合について説明したが、かかるシュート移動機構32の構成はこれに限定されず、中間シュート30を水平方向に揺動可能であれば、例えば、カム機構などにより構成されてもよい。
1 自動包装機
2 包装材料
10 成形シュート
10a 被包装物充填口
11 被包装物供給装置
12 中間供給装置
13 縦シール装置
14 横シール装置
15 カッター装置
18 中間受けシュート
22 計量カップ
23 シャッタ
28 ガイドシュート
29 支持プレート
30 中間シュート
30a 被包装物投入口
31 当接プレート
32 シュート移動機構
34 支持アーム
35 リンクアーム
36 旋回装置
37 支点軸
38 カムフォロア
39 モータ装置
39a 駆動軸
40 回転部材
41 旋回軸

Claims (5)

  1. 長尺状の包装材料を長手方向に沿って二つ折り成形する成形シュートと、被包装物を貯留して充填する被包装物供給装置と、前記成形シュートにて二つ折り成形された包装材料をシールして前記被包装物供給装置より供給される被包装物を密封包装するシール装置と、を具備してなる自動包装機において、
    前記被包装物供給装置の下方位置に配設され、被包装物投入口が形成された内部中空の中間シュートと、
    前記中間シュートの下方位置に配設され、前記中間シュートの下端が当接される当接プレートと、
    前記当接プレートに対して前記中間シュートを相対移動させて、前記被包装物投入口が前記当接プレートにて閉止される閉止位置、及び前記被包装物投入口が開口される開口位置に切り替えるシュート移動機構と、
    が設けられる中間供給装置を具備してなり、
    前記中間シュートが閉止位置にある状態で前記被包装物供給装置より供給される被包装物が前記中間シュートに収容され、前記中間シュートが閉止位置から開口位置に切り替えられることで前記被包装物投入口より前記成形シュートに被包装物が投入されることを特徴とする自動包装機。
  2. 前記中間供給装置は、前記中間シュートを閉止位置から開口位置に切り替える速度を、前記中間シュートを開口位置から閉止位置に切り替える速度よりも遅くする請求項1に記載の自動包装機。
  3. 前記中間供給装置は、前記中間シュートを開口位置で所定時間停止させてから閉止位置に切り替える請求項1又は請求項2に記載の自動包装機。
  4. 前記中間供給装置は、前記中間シュートを前記被包装物投入口の一部が開口される状態で所定時間停止させてから開口位置に切り替える請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の自動包装機。
  5. 前記シュート移動機構は、前記中間シュートが揺動可能に支持される支持アームと、前記支持アームと連結されるリンクアームと、前記リンクアームの一端を駆動軸周りに旋回させる旋回装置と、が設けられる請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の自動包装機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111348226A (zh) * 2020-04-14 2020-06-30 温州启创自动化设备有限公司 一种颗粒自动化装置及其加工方法

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