JP2015214205A - テレスコピックステアリング装置 - Google Patents

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伸 三原
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Abstract

【課題】製造コストの増大や幅方向寸法の増大を抑えつつ、ステアリングホイールを調節後の位置に保持する力を大きくできる構造を実現する。
【解決手段】一方の支持板部22aの外側面と、ナット25の内側面との間に、この一方の支持板部22aの側から順番に、係合片33と、板ばね34と、サイドプレート35と、スラスト軸受26とを挟持する。この板ばね34に幅方向外側に突出する状態で、1対の係止爪部44、44を設けると共に、前記サイドプレート35に、これら両係止爪部44、44と係合可能な複数の係止孔47、47を、前後方向に関して等間隔に設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転者の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイールの前後位置を調節可能としたテレスコピックステアリング装置に関する。
操舵輪(フォークリフト等の特殊車両を除き、通常は前輪)に舵角を付与する為のステアリング装置として、例えば図8に示す様な構造が、広く知られている。このステアリング装置は、車体1に支持された円筒状のステアリングコラム2の内径側にステアリングシャフト3を、回転可能に支持している。そして、このステアリングコラム2の後端開口よりも後方に突出した、前記ステアリングシャフト3の後端部分に、ステアリングホイール4を固定している。このステアリングホイール4を回転させると、この回転が、前記ステアリングシャフト3、自在継手5a、中間シャフト6、自在継手5bを介して、ステアリングギヤユニット7の入力軸8に伝達される。この入力軸8が回転すると、このステアリングギヤユニット7の両側に配置された1対のタイロッド9、9が押し引きされて左右1対の操舵輪に、前記ステアリングホイール4の操作量に応じた舵角を付与する。尚、本明細書及び特許請求の範囲で、前後方向、幅方向及び上下方向は、テレスコピックステアリング装置を設置する車体の前後方向、幅方向及び上下方向を言う。
この様なステアリング装置で、運転者の体格や運転姿勢に応じて、前記ステアリングホイール4の前後位置を調節する為のテレスコピック機構が、従来から知られている。この様なテレスコピック機構を構成する為に、前記ステアリングコラム2は、前側のインナコラム10の後部を後側のアウタコラム11の前部に軸方向に関する相対変位を可能に内嵌する事により、テレスコープ状に全長を伸縮可能としている。又、前記ステアリングシャフト3は、アウタチューブ12とインナシャフト13とを、スプライン係合等により、トルク伝達自在に、且つ、伸縮自在に組み合わせた構造としている。
尚、図示の例は、前記ステアリングホイール4の上下位置を調節できるチルト機構も組み込んでいる。更に、電動モータ14を補助動力源として前記ステアリングホイール4を操作する為に要する力の低減を図る、電動式パワーステアリング装置も組み込んでいる。この為に、前記ステアリングコラム2(インナコラム10)の前端部に、前記電動式パワーステアリング装置を構成するウォーム減速機等を収納したハウジング15を結合固定し、更にこのハウジング15を前記車体1に対し、横軸16を中心とする揺動変位を可能に支持している。又、この車体1の別位置に支持した支持ブラケット17に対して前記ステアリングコラム2(アウタコラム11)の一部に固設した変位ブラケット18を、前後方向及び上下方向の変位を可能に支持している。
チルト機構やテレスコピック機構の場合、電動式のものを除き、調節レバーの操作に基づいて、前記ステアリングホイール4の位置を調節可能な状態と、調節後の位置に保持可能な状態とを切り替え可能にする必要がある。この様な位置調節機構の従来構造の1例に就いて、上述の図8に加え、図9を用いて説明する。アウタコラム11の前端部の内径を弾性的に拡縮可能とする為に、このアウタコラム11の前端部乃至中間寄り部分の下面に、軸方向に長いスリット19を設けている。又、このスリット19を幅方向両側から挟む部分に、変位ブラケット18を構成する1対の被挟持部20、20を設けている。そして、これら両被挟持部20、20の互いに整合する部分に、それぞれ前記アウタコラム11の軸方向に長いテレスコ調節用長孔21、21を形成している。又、支持ブラケット17を構成し、前記両被挟持部20、20を幅方向両側から挟持する、互いに平行な1対の支持板部22、22に、横軸16を中心とする部分円弧状のチルト調節用長孔23、23を形成している。そして、これら各長孔21、23に調節ロッド24を挿通している。この調節ロッド24に組み込んだ拡縮機構により、前記両支持板部22、22同士の間隔を拡縮し、前記アウタコラム11の上下位置及び前後位置の調節を可能としたり、このアウタコラム11を調節後の位置に保持可能としている。この様な拡縮機構を構成する為に、前記調節ロッド24の先端部で、前記両支持板部22、22のうちの一方(図9の右方)の支持板部22の外側面から突出した部分に、ナット25を固定し、これら一方の支持板部22の外側面とナット25との間に、スラスト軸受26と押圧プレート27とを設けている。このうちの押圧プレート27の内側面に係合駒28を設け、この係合駒28を前記一方の支持板部22に形成したチルト調節用長孔23に、このチルト調節用長孔23に沿った変位のみを可能に(回転を阻止した状態で)係合させている。又、前記調節ロッド24の基端部で、前記両支持板部22、22のうちの他方(図9の左方)の支持板部22の外側面から突出した部分に調節レバー29の基端部を結合固定し、これら他方の支持板部22の外側面と調節レバー29との間に、カム装置30を設けている。このカム装置30は、駆動側カム31と被駆動側カム32との相対変位に基づいて軸方向寸法を拡縮するもので、このうちの被駆動側カム32を、前記他方の支持板部22に形成したチルト調節用長孔23に、このチルト調節用長孔23に沿った変位のみを可能に(回転を阻止した状態で)係合させている。一方、前記駆動側カム31は、前記調節レバー29により、前記調節ロッド24と共に回動可能としている。
前記ステアリングホイール4の位置調節を行う際には、前記調節レバー29を所定方向(一般的には下方)に回動させる事により前記駆動側カム31を回転駆動し、前記カム装置30の軸方向寸法を縮める。そして、特許請求の範囲に記載した1対の押圧部に相当する、前記被駆動側カム32と前記ナット25との、互いに対向する内側面同士の間隔を拡げ、前記両支持板部22、22が前記両被挟持部20、20を抑え付けている力を解放する。同時に、前記アウタコラム11の前部で前記インナコラム10の後部を内嵌した嵌合保持部分の内径を弾性的に拡げ、これらアウタコラム11の前部内周面とインナコラム10の後部外周面との当接部に作用している面圧を低下させる。この状態で、前記調節ロッド24が前記各長孔21、23の内側で変位できる範囲で、前記ステアリングホイール4の上下位置及び前後位置を調節できる。
このステアリングホイール4を所望位置に移動させた後、前記調節レバー29を前記所定方向とは逆方向(一般的には上方)に回動させる事により、前記カム装置30の軸方向寸法を拡げる。これにより、前記被駆動側カム31と前記ナット25との、互いに対向する内側面同士の間隔を縮め、前記両支持板部22、22により前記両被挟持部20、20を強く抑え付ける。同時に、前記アウタコラム11の前部で前記インナコラム10の後部を内嵌した嵌合保持部分の内径を弾性的に縮め、これらアウタコラム11の前部内周面とインナコラム10の後部外周面との当接部に作用している面圧を高くする。この状態で、前記ステアリングホイール4の上下位置及び前後位置が調節後の位置に保持される。
又、上述したステアリング装置は、衝突事故の際に、運転者の身体が前記ステアリングホイール4にぶつかる、二次衝突が発生した場合に、運転者に加わる衝撃荷重を緩和すべく、このステアリングホイール4が前方に変位する事を許容する機能を備える。この為に、具体的には、前記支持ブラケット17を前記車体1に対し、二次衝突時の衝撃により前方への離脱を可能に支持する構造を採用している。この様な構造を備えたステアリング装置の場合、前記ステアリングホイール4を調節後の位置に保持する力、即ち、前記支持ブラケット17に対する前記アウタコラム11の保持力が弱いと、二次衝突の発生時に、このアウタコラム11が前記支持ブラケット17に対し不用意に移動する可能性がある。そして、移動した場合には、この支持ブラケット17に対する衝撃の加わり方が変化する為、この支持ブラケット17を前記車体1から離脱させる事に基づく衝撃吸収機構の設計が難しくなる可能性がある。
一方、前記調節レバー29の操作量や操作力を大きくする事なく、前記支持ブラケット17に対する前記アウタコラム11の保持力を大きくする為には、この保持力を確保する為の摩擦面の数を増やす事が好ましい。この様な事情に鑑みて、特許文献1には、ステアリングコラムに支持した摩擦板と、支持ブラケットに支持した摩擦板とを、左右方向に重ね合わせる事により、前記摩擦面の数を増やす構造が記載されている。ところが、この特許文献1に記載された構造の場合には、前記各摩擦板を、前記ステアリングコラム又は前記支持ブラケットに対し、幅方向の変位のみを可能に支持する構成を採用している。この為、前記摩擦面の数を増やす為に必要となる摩擦板の枚数が多くなる。従って、前記摩擦面を増やす事に伴って、部品点数が過度に増大し、部品管理コストや組立コストが増大したり、幅方向寸法や重量が過度に増大し、ステアリング装置が大型・重量化したりする可能性がある。
特開平10−35511号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、製造コストの増大や幅方向寸法の増大を抑えつつ、ステアリングホイールを調節後の位置に保持する力を大きくできる構造を実現すべく発明したものである。
本発明のテレスコピックステアリング装置は、ステアリングコラムと、変位ブラケットと、支持ブラケットと、調節ロッドと、1対の押圧部と、拡縮装置とを備える。
このうちのステアリングコラムは、アウタコラムと、このアウタコラムの内径側に軸方向の変位を可能に嵌合支持されたインナコラムとから構成されている。尚、この様なステアリングコラムの内径側には、アウタシャフトとインナシャフトとを全長を伸縮可能に組み合わせる事により構成され、後端部にステアリングホイールを支持固定したステアリングシャフトが回転自在に支持される。
又、前記変位ブラケットは、前記アウタコラムの一部に固設(一体形成、又は、別体の部材として固定)され、幅方向に貫通し、且つ、前記アウタコラムの軸方向に伸長する状態で設けられたテレスコ調節用長孔を有している。
又、前記支持ブラケットは、前記変位ブラケットを幅方向両側から挟み、且つ、互いに整合する部分に通孔を設けた1対の支持板部を備え、車体に対し支持される。
又、前記調節ロッドは、前記テレスコ調節用長孔及び前記通孔を幅方向に挿通する状態で設けられている。
又、前記両押圧部は、前記調節ロッドの両端部で、前記両支持板部の外側面から突出した部分に設けられている。
又、前記拡縮装置は、前記両押圧部同士の間隔を拡縮するものである。
特に、本発明のテレスコピックステアリング装置に於いては、前記両支持板部のうちの一方の支持板部の外側面と、前記両押圧部のうちの一方の押圧部の内側面との間に、この一方の支持板部の側から順番に、板ばねと、サイドプレートとを挟持している。
このうちのサイドプレートは、前記一方の支持板部の外側面と対向する内側面に複数の係止凹部(このサイドプレートを幅方向に貫通する状態で設けられた係止孔を含む)を、前記アウタコラムの軸方向に間隔をあけて設けられたもので、このアウタコラムに対し、このアウタコラムの軸方向に関する変位を阻止されると共に、前記一方の支持板部に対する幅方向の遠近動を許容された状態で支持されている。
又、前記板ばねは、基板部と、弾性押圧板部と、係止爪部とを備えている。このうちの基板部は、前記一方の支持板部の外側面に対し、前記アウタコラムの軸方向に関する変位を阻止された状態で設けられている。又、前記弾性押圧板部は、前記基板部の幅方向外側に設けられ、前記サイドプレートの内側面を幅方向外方に向けて弾性的に押圧するものである。又、前記係止爪部は、前記基板部の外側面よりも幅方向外側に突出する状態で設けられ、前記弾性押圧板部の弾力に抗して前記サイドプレートの内側面と前記一方の支持板部の外側面との間隔を縮めた場合に、前記各係止凹部のうち、自身と整合する係止凹部に対して係合するものである。
上述の様な本発明のテレスコピックステアリング装置を実施する場合に好ましくは、請求項2に記載した発明の様に、前記支持ブラケットを、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に前記車体に対し支持されるものとする。
又、好ましくは請求項3に記載した発明の様に、前記一方の支持板部と前記板ばねの基板部との間に、この一方の支持板部に対し、前記アウタコラムの軸方向に関する変位を阻止した状態で係合した係合片を挟持する。
この様な請求項3に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項4に記載した発明の様に、前記係止爪部を、前記基板部の周縁の一部から延出した状態で設けられた延出部の先端部を幅方向外側に向け折り曲げる事で形成する。又、前記係合片の外側面のうち前記延出部に対向する部分に逃げ凹部(この係合片を幅方向に貫通する状態で設けられた透孔を含む)を設ける。
又、上述の様な請求項2又はこの請求項2を引用する請求項3〜4のうちの何れか1項に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項5に記載した発明の様に、前記サイドプレートの周縁部の一部を、幅方向に折り曲げる事により、このサイドプレートの、前記アウタコラムの軸方向に関する曲げ剛性を向上させる。
上述の様に構成する本発明のテレスコピックステアリング装置によれば、製造コストの増大や幅方向寸法の増大を抑えつつ、ステアリングホイールを調節後の位置に保持する力を大きくする事ができる。
即ち、本発明の場合、前記ステアリングホイールを調節後の位置に保持すべく、1対の押圧部同士の間隔を縮めた状態では、アウタコラムの軸方向に関する変位を阻止された板ばねの係止爪部と、このアウタコラムに対し支持されたサイドプレートの係止凹部とが(これら係止爪部と係止凹部との、このアウタコラムの軸方向に関する位相が一致していない場合には、例えば二次衝突に伴う衝撃荷重により、前記アウタコラムが軸方向に僅かに変位する事で、)係合する。これにより、前記ステアリングホイールを調節後の位置に保持する力、即ち、支持ブラケットに対する前記アウタコラムの保持力を大きくできる。
又、本発明の場合、この様なステアリングホイールを調節後の位置に保持する力を大きくできる構造を、前述した特許文献1に記載の構造の様に、複数枚の摩擦板を重ね合わせる事なく実現できる。従って、部品管理コストや組立コストが過度に増大するのを抑え、製造コストが徒に増大するのを抑えられると共に、幅方向寸法や重量が過度に増大するのを抑えて、テレスコピックステアリング装置の小型・軽量化を図れる。
本発明の実施の形態の第1例のテレスコピックステアリング装置を示す斜視図。 一方の支持板部、係合片、板ばね、サイドプレート、スラスト軸受、ナット及び調節ロッドを取り出して示す分解斜視図。 係合片、板ばね及びサイドプレートを取り出して示す分解斜視図。 板ばねを取り出して示す斜視図。 係合片、板ばね及びサイドプレートを取り出して、一方の支持板部に組み付けた状態で示す斜視図。 図5のX−X断面を、カム装置の軸方向寸法を縮めた状態で示す図(A)と、同じく拡げた状態で、且つ、係止爪部と係止孔とが係合した状態で示す図(B)と、同じく係合していない状態で示す図(C)。 本発明の実施の形態の第2例のテレスコピックステアリング装置を、サイドプレートのみを取り出して示す斜視図。 従来から知られているステアリング装置の1例を示す、部分切断略側面図。 ステアリングホイールの位置調節機構の従来構造の1例を示す断面図。
[実施の形態の第1例]
図1〜6は、請求項1〜4に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例を含めて本発明の特徴は、製造コストの増大や幅方向寸法の増大を抑えつつ、ステアリングホイール4(図8参照)を調節後の位置に保持する力を大きくできる構造を実現する点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図8〜9に示した従来構造と同様である。
本例の場合、支持ブラケット17aを構成する1対の支持板部22a、22bのうちの一方(図1の右方)の支持板部22aの外側面と、特許請求の範囲に記載した一方の押圧部であるナット25の内側面との間に、この一方の支持板部22aの側から順番に、係合片33と、板ばね34と、サイドプレート35と、スラスト軸受26とを挟持している。このうちの係合片33は、合成樹脂の射出成形若しくは軽合金のダイキャスト成形、又は、鋼板等十分な剛性を有する金属板に、プレス加工による打ち抜き加工及び曲げ加工を施す事により造られ、基部36と、ボス部37と、1対の壁部38、38とを備える。このうちの基部36は、中央部に、調節ロッド24aを挿通する為の円孔39を設けると共に、上下方向に離隔した2箇所位置に、逃げ凹部である透孔40、40を設けている。又、前記ボス部37は、前記基部36の内側面に設けられ、前記一方の支持板部22aに形成したチルト調節用長孔23に、このチルト調節用長孔23に沿った変位のみを可能に(この一方の支持板部22aに対する前後方向の変位及び相対回転を阻止した状態で)係合している。又、前記両壁部38、38は、前記基部36の外側面の上下方向両端部から幅方向外側に直角に折れ曲がった状態で設けられている。
又、前記サイドプレート35は、鋼板等の金属板にプレス加工による打ち抜き加工を施す事により造られるもので、上下方向に関する中央位置に前後方向に伸長する状態で、前記調節ロッド24aを挿通する為の前後方向長孔46を設けると共に、それぞれが特許請求の範囲に記載した係止凹部である、複数の係止孔47、47を、前記前後方向長孔46を上下方向両側から挟む位置に、それぞれ前後方向に関して等間隔に設けている。この様なサイドプレート35は、後端部に形成した支持孔48に、アウタコラム11aの外周面に幅方向外方に突出する状態で設けた支持凸部49を、前後方向及び上下方向に関するがたつきなく挿通する事により、前記アウタコラム11aに対し、幅方向変位を可能に(前記係合片33に対する幅方向の遠近動を可能に)支持している。
又、前記板ばね34は、弾性を有する金属板に、プレス加工による打ち抜き加工及び曲げ加工を施す事により造られるもので、基板部41と、弾性押圧板部42と、舌状部51と、1対の延出部43、43と、1対の係止爪部44、44とを備える。このうちの基板部41は、中央部に設けた円孔45aに前記調節ロッド24aを挿通すると共に、前記係合片33の前記両壁部38、38より上下方向両側から挟持された状態で、この係合片33の基部36の外側面に対しがたつきなく添設されている。又、前記弾性押圧板部42は、前記基板部41の後端縁から幅方向外側に向けて折れ曲がり、(前記板ばね34を前記一方の支持板部22aの外側面と前記ナット29の内側面との間で強く挟持する以前の)自由状態で、前記基板部41とのなす角度が鋭角(5〜45度程度)となる状態で設けられている。この様な弾性押圧板部42の中央部には、円孔45bが設けられており、この円孔45bに前記調節ロッド24aが緩く挿通されている。又、前記舌状部51は、前記弾性押圧板部42の前端縁の上下方向に関する中央位置から前方に延出する状態で形成されており、この弾性押圧板部42とのなす角度が鈍角となる様に幅方向内側に向け折り曲げる事で、この弾性押圧板部42の外側面と前記舌状部51の外側面とを部分円筒面により滑らかに連続させている。そして、この部分円筒面状の連続部により、前記サイドプレート35の内側面を幅方向外側に向け弾性的に押圧している。又、前記両延出部43、43は、前記基板部41の前端縁のうちで、互いに離隔した上下方向2箇所位置から前方に向け延出した状態で設けられている。そして、前記両延出部43、43の先端縁部(前端縁部)を幅方向外側に直角に折り曲げる事により、前記両係止爪部44、44を設けている。尚、これら両係止爪部44、44の、前記両延出部43、43の外側面からの突出量は、前記板ばね34の板厚(弾性押圧板部42の板厚)よりも大きくしている。従って、この板ばね34を幅方向両側から押し潰して、前記基板部41の外側面と前記弾性押圧板部42の内側面とが当接した状態では、前記両係止爪部44、44の先端部がこの弾性押圧板部42の外側面から突出する。
尚、本例の場合、前記ステアリングホイール4の位置調節機構を実現すべく、前記アウタコラム11aの前端部の内径を弾性的に拡縮可能とする為、このアウタコラム11aの前端部乃至中間寄り部分の上面に、軸方向に長いスリット(図示省略)を設けている。又、このスリットを幅方向両側から挟む部分に、変位ブラケット18aを構成する1対の被挟持部20、20を設け、これら両被挟持部20、20にテレスコ調節用長孔21を設けている。但し、スリットをアウタコラムの前端部乃至中間寄り部分の下面に設け、変位ブラケットをこのアウタコラムの下方に設ける事もできる。
上述の様な本例のテレスコピックステアリング装置に於いて、前記ステアリングホイール4の位置調節を行う際には、調節レバー29を所定方向(一般的には下方)に回動させる事により、カム装置30(図9参照)の軸方向寸法を縮める。そして、1対の押圧部である、被駆動側カム32と前記ナット29との間の間隔を拡げ、前記両支持板部22a、22bが、変位ブラケット18aを構成する1対の被挟持部20、20を抑え付けている力を解放する。同時に、前記アウタコラム11aの前部でインナコラム10の後部を内嵌した部分の内径を弾性的に拡げ、これらアウタコラム11aの前部内周面とインナコラム10の後部外周面との当接部に作用している面圧を低下させる。更に、前記一方の支持板部22aの外側面と前記ナット29の内側面とが、前記係合片33、前記板ばね34、前記サイドプレート35、及び前記スラスト軸受26を幅方向両側から抑え付けている力を解放する。すると、図6の(A)に示す様に、前記板ばね34の弾力に基づいて、前記サイドプレート35が、前記弾性押圧板部42により幅方向外方に向け弾性的に押圧され、前記板ばね34の係止爪部44、44と、前記サイドプレート35との係合が外れる。この状態では、前記調節ロッド24aが、前記両被挟持部20、20に形成されたテレスコ調節用長孔21及び前記前後方向長孔46と、前記両支持板部22a、22bに形成されたチルト調節用長孔23との内側で変位できる範囲内で、前記ステアリングホイール4の上下位置及び前後位置が調節可能となる。尚、本例の場合、このステアリングホイール4の位置調節を可能とした状態で、前記サイドプレート35は、部分円筒面状の前記弾性押圧板部42の外側面と前記舌状部51の外側面との連続部である部分円筒面により、幅方向外方に向け弾性的に押圧される。従って、前記サイドプレート35の内側面に、前記弾性押圧板部42の外周縁や前記両係止爪部44、44が引っ掛かる事はなく、前記ステアリングホイール4の位置調節を円滑に行う事ができる。
前記ステアリングホイール4を所望位置に移動させた後、このステアリングホイール4を調節後の位置に保持すべく、前記調節レバー29を前記所定方向とは逆方向(一般的には上方)に回動させ、前記カム装置30の軸方向寸法を拡げる事で、前記被駆動側カム32と前記ナット25との間の間隔を縮める。これにより、前記両支持板部22a、22bにより前記両被挟持部20、20を強く抑え付けると共に、前記アウタコラム11aの前部内周面と前記インナコラム10の後部外周面との当接部に作用している面圧を高くする。同時に、前記一方の支持板部22aの外側面と前記ナット25の内側面とにより、前記係合片33、前記板ばね34、前記サイドプレート35、及び前記スラスト軸受26を幅方向両側から強く抑え付ける。すると、前記板ばね34が弾力に抗して押し潰される。この状態で、この板ばね34の係止爪部44、44の前後方向位置が、前記サイドプレート35に形成した係止孔47、47のうちの何れかの係止孔47、47の前後方向位置と一致(整合)している場合には、図6の(B)に示す様に、前記両係止爪部44、44と前記何れかの係止孔47、47とが係合する。これにより、前記ステアリングホイール4を調節後の位置に保持する力、即ち、前記アウタコラム10aの、前記支持ブラケット17aに対する保持力を大きくする事ができる。
一方、前記板ばね34の係止爪部44、44が、前記サイドプレート35に形成した係止孔47、47のうちの何れとも、前後方向位置が一致していない場合には、図6の(C)に示す様に、前記両係止爪部44、44の先端縁が前記サイドプレート35の内側面に押し付けられる事によって、前記両延出部43、43が幅方向内側に向け湾曲する方向に弾性変形し、これら両延出部43、43の一部が、前記係合片33の基部36のうちこれら両延出部43、43と対向する部分に設けられた前記両透孔40、40の内側に退避する。これにより、これら両延出部43、43の弾性変形に拘わらず、これら両延出部43、43及び前記両係止爪部44、44が、前記係合片33の外側面と前記サイドプレート35の内側面との間で押し潰される事を防止できる様にしている。この場合にも、前記両支持板部22a、22bにより前記両被挟持部20、20を抑え付ける力、及び、前記アウタコラム11aの前部内周面と前記インナコラム10aの後部外周面との面圧を高くする事で、前記ステアリングホイール4の上下位置及び前後位置が調節後の位置に保持される。
この様な図6の(C)に示す状態で、二次衝突が発生し、前記アウタコラム11aに、前記両支持板部22a、22bが前記両被挟持部20、20を抑え付ける力を上回る衝撃荷重が加わると、前記アウタコラム11aが前記支持ブラケット17aに対し、僅かに前方に変位する。そして、このアウタコラム11aの前方への変位に伴い、前記両係止爪部44、44の前後方向位置が、前記各係止孔47、47のうちの何れかの係止孔47、47の前後方向位置と一致すると、前記板ばね34の弾力に基づいて、前記両延出部43、43が幅方向外側に向け弾性変形し(これら両延出部43、43が弾性的に復元し)、前記両係止爪部44、44と前記何れかの係止孔47、47とが係合する。これにより、前記アウタコラム11aの、前記支持ブラケット17aに対する保持力を大きくする事ができて、このアウタコラム11aをこの支持ブラケット17aと共に、車体1(図8参照)から前方に離脱させられる。
上述した様に、本例のテレスコピックステアリング装置によれば、前記支持ブラケット17aに対する前記アウタコラム11aの保持力を高くできる為、この支持ブラケット17aを前記車体1から離脱させる事に基づく衝撃吸収機構の設計を行い易くできる。
尚、本例の場合、前記両係止爪部44、44を、前記板ばね34の基板部41の前端縁から前方に向け延出した状態で設けられた前記両延出部43、43の先端部を折り曲げる事により形成している。但し、係止爪部を、板ばねの基板部の上下方向端縁から上下方向に延出した状態で設けられた延出部の先端部を折り曲げる事により形成する事もできる。前記係止爪部をこの様に形成すれば、この係止爪部の前後方向に関する曲げ剛性を高くする事ができ、前記ステアリングホイール4を調節後の位置に保持する為の保持力をより一層高くする事ができる。
更に、本例の場合、前記ステアリングホイール4を所望位置に保持した状態で、このステアリングホイール4の前後位置を動かそうとした場合、前記サイドプレート35の両側面を滑らせつつ、前記アウタコラム11aを前記支持ブラケット17aに対し、前後方向に変位させる必要がある。要するに、前記サイドプレート35を挟持している分、摩擦面を増やす事ができ、前記ステアリングホイール4を調節後の位置に保持する為の力を高くできる。尚、前記サイドプレート35の両側面に、これら両側面と対向する面との間の摩擦係数を大きくする為の表面処理を施す事もできる。この様な表面処理として、例えば粗面加工(ショットブラスト、ローレット加工等)を施して前記サイドプレート35の両側面の表面粗さを大きくしたり、或いは、これら両側面に摩擦剤を被覆する事ができる。この摩擦剤は、これら両側面の摩擦係数を大きくするものであれば、特に限定されず、例えばエポキシ樹脂、シリコーンゴム、ニトリルゴム、フッ素ゴム等の高分子材料や、粘着性接着剤、セラミックコーティング等を使用する事ができる。
又、本例の場合、上述の様なステアリングホイール4を調節後の位置に保持する力を強くできる構造を、前述した特許文献1に記載の構造の様に、複数枚の摩擦板を重ね合わせる事なく実現できる。従って、部品管理コストや組立コストが過度に増大するのを抑え、製造コストが徒に増大するのを抑えられると共に、幅方向寸法や重量が過度に増大するのを抑えて、前記テレスコピックステアリング装置の小型・軽量化を図れる。
尚、本例の場合、前記係合片33、前記板ばね34、及び前記サイドプレート35を、幅方向に関して、前記調節レバー29を設けた側と反対側に存在する、前記支持板部22aと、押圧部である前記ナット25との間に挟持している。但し、本発明を実施する場合、前記各部材33、34、35を、幅方向に関して、前記調節レバー29を設けた側に存在する、支持板部22bと、押圧部である被駆動側カム32との間に挟持する事もできる。
又、図示の例の場合、前記サイドプレート35に形成した両列の係止孔47、47の前後方向に関する位相を互いに同じにしている。但し、これら両列の係止孔47、47の前後方向に関する位相を、これら両列同士の間で半ピッチずらして形成する事もできる。これら両列の係止孔47、47の前後方向に関する位相を半ピッチずらせば、二次衝突の発生以前の状態に於いても、前記ステアリングホイール4の前後位置に拘わらず、前記両係止爪部44、44のうちの何れか一方の係止爪部44と、前記各係止孔47、47のうちの何れかの係止孔47とを確実に係合させる事ができる。
[実施の形態の第2例]
図7は、請求項1〜5に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合、サイドプレート35aの下側縁部を幅方向外側に折り曲げる事により、折り曲げ部50を設け、このサイドプレート35aの前後方向に関する曲げ剛性を高くしている。これにより、二次衝突時に加わる衝撃荷重に拘わらず、前記サイドプレート35aが湾曲する方向に変形するのを防止できる。
その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様である。
本発明は、図示の例の様な、ステアリングホイールの上下位置及び前後位置を調節可能な、チルト・テレスコピックステアリング装置としてだけでなく、前後位置のみを調節可能なテレスコピックステアリング装置として実施する事もできる。
1 車体
2 ステアリングコラム
3 ステアリングシャフト
4 ステアリングホイール
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7 ステアリングギヤユニット
8 入力軸
9 タイロッド
10 インナコラム
11、11a アウタコラム
12 アウタチューブ
13 インナシャフト
14 電動モータ
15 ハウジング
16 横軸
17、17a 支持ブラケット
18 変位ブラケット
19 スリット
20 被挟持部
21 テレスコ調節用長孔
22、22a、22b 支持板部
23 チルト調節用長孔
24、24a 調節ロッド
25 ナット
26 スラスト軸受
27 押圧プレート
28 係合駒
29 調節レバー
30 カム装置
31 駆動側カム
32 被駆動側カム
33 係合片
34 板ばね
35 サイドプレート
36 基部
37 ボス部
38 壁部
39 円孔
40 透孔
41 基板部
42 弾性押圧板部
43 延出部
44 係止爪部
45a、45b 円孔
46 前後方向長孔
47 係止孔
48 支持孔
49 支持凸部
50 折り曲げ部
51 舌状部

Claims (5)

  1. アウタコラムと、このアウタコラムの内径側に軸方向の変位を可能に嵌合支持されたインナコラムとから構成されるステアリングコラムと、
    前記アウタコラムの一部に固設され、幅方向に貫通し、且つ、このアウタコラムの軸方向に伸長する状態で設けられたテレスコ調節用長孔を有する変位ブラケットと、
    この変位ブラケットを幅方向両側から挟み、且つ、互いに整合する部分に通孔を設けた1対の支持板部を備え、車体に対し支持される支持ブラケットと、
    前記テレスコ調節用長孔及び前記通孔を幅方向に挿通する状態で設けられた調節ロッドと、
    前記調節ロッドの両端部で、前記両支持板部の外側面から突出した部分に設けられた1対の押圧部と、
    これら両押圧部同士の間隔を拡縮する拡縮装置と
    を備えるテレスコピックステアリング装置に於いて、
    前記両支持板部のうちの一方の支持板部の外側面と、前記両押圧部のうちの一方の押圧部の内側面との間に、この一方の支持板部の側から順番に、板ばねと、サイドプレートとが挟持されており、
    このうちのサイドプレートは、前記一方の支持板部の外側面と対向する内側面に複数の係止凹部を、前記アウタコラムの軸方向に間隔をあけて設けられたもので、このアウタコラムに対し、このアウタコラムの軸方向に関する変位を阻止されると共に、前記一方の支持板部に対する幅方向の遠近動を許容された状態で支持されており、
    前記板ばねは、前記一方の支持板部の外側面に対し、前記アウタコラムの軸方向に関する変位を阻止された状態で設けられた基板部と、この基板部の幅方向外側に設けられ、前記サイドプレートの内側面を幅方向外方に向けて弾性的に押圧する弾性押圧板部と、前記基板部の外側面よりも幅方向外側に突出する状態で設けられ、この弾性押圧板部の弾力に抗して前記サイドプレートの内側面と前記一方の支持板部の外側面との間隔を縮めた場合に、前記各係止凹部のうち、自身と整合する係止凹部に対して係合する係止爪部とを備えている、
    事を特徴とするテレスコピックステアリング装置。
  2. 前記支持ブラケットは、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に前記車体に対し支持されるものである、請求項1に記載したテレスコピックステアリング装置。
  3. 前記一方の支持板部と前記板ばねの基板部との間に、この一方の支持板部に対し、前記アウタコラムの軸方向に関する変位を阻止した状態で係合した係合片を挟持している、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
  4. 前記係止爪部は、前記基板部の周縁部の一部から延出する状態で設けられた延出部の先端部を幅方向外側に折り曲げる事で形成されたものであり、
    前記係合片の外側面のうち前記延出部に対向する部分に逃げ凹部が設けられている、請求項3に記載したテレスコピックステアリング装置。
  5. 前記サイドプレートの周縁部の一部を、幅方向に折り曲げる事により、このサイドプレートの、前記アウタコラムの軸方向に関する曲げ剛性を向上させている、請求項2又はこの請求項2を引用する請求項3〜4のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
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