JP2015213977A - チャック装置 - Google Patents

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JP2015213977A
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大橋 勇志
Takeshi Ohashi
勇志 大橋
利一 日比野
Riichi Hibino
利一 日比野
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Abstract

【課題】ロッドの進退方向と一対の把持部材の拡縮方向とが直交していることに伴いリンク及び案内機構が必要になる。
【解決手段】シリンダー1と、該シリンダー1のロッド2が貫通する一対の把持部材3、4と、該一対の把持部材3、4の間に配置された前記ロッド2が貫通する固定ブロック5とを有し、シリンダー1側の把持部材3をシリンダー1に固定し、ロッド2の先端を反対側の把持部材4に固定し、固定ブロック5の両端に、前記ロッド2に対し平行な一対のガイドシャフト6、6aを貫通固定し、該一対のガイドシャフト6、6aの両端部を、一対の把持部材3、4の両端部に形成したガイド孔7、7a、8、8aに挿通することによって、一対の把持部材3、4間をロッド2の進退方向に対し平行方向に拡縮可能にする。
【選択図】図3(b)

Description

本発明は、油等の液圧又は空気圧式のシリンダーを利用したチャック装置に関する。
従来、油等の液圧又は空気圧式のシリンダーを利用したチャック装置としては、倒立配置されたシリンダーのロッドに一対のリンクを介し一対の把持部材を連結して、該一対の把持部材間をロッドの進退により拡縮自在にすることで、ワーク等を把持可能としたものが見受けられる(例えば、特許文献1参照)。
特許第3932392号公報
しかし、上記従来技術にあっては、ロッドの進退方向と一対の把持部材の拡縮方向とが直交していることから、リンク及び案内機構を内蔵させる必要があるため、該リンク及び案内機構が故障したとしても全てを交換せねばならないなど、解決せねばならない課題があった。
本発明は、上記従来技術に基づく、ロッドの進退方向と一対の把持部材の拡縮方向とが直交していることに伴いリンク及び案内機構が必要になる課題に鑑み、シリンダーと、該シリンダーのロッドが貫通する一対の把持部材と、該一対の把持部材の間に配置された前記ロッドが貫通する固定ブロックとを有し、前記シリンダー側の把持部材をシリンダーに固定し、前記ロッドの先端を反対側の把持部材に固定し、前記固定ブロックの両端に、前記ロッドに対し平行な一対のガイドシャフトを貫通固定し、該一対のガイドシャフトの両端部を、前記一対の把持部材の両端部に形成したガイド孔に挿通することによって、前記一対の把持部材間をロッドの進退方向に対し平行方向に拡縮可能にして、上記課題を解決する。
要するに本発明は、シリンダーと、該シリンダーのロッドが貫通する一対の把持部材と、該一対の把持部材の間に配置された前記ロッドが貫通する固定ブロックとを有し、前記シリンダー側の把持部材をシリンダーに固定し、前記ロッドの先端を反対側の把持部材に固定しているので、伝動手段を介さずに直接一対の把持部材間をロッドの進退方向に対し平行方向に拡縮させることが出来、而も一対の把持部材間の拡縮に伴いシリンダーも動くことから、両方の把持部材を相反方向に動かすことが可能になるため、両方の把持部材を相反方向に動かすための手段を講じずにワーク等を両側から把持することが出来る。
又、前記固定ブロックの両端に、前記ロッドに対し平行な一対のガイドシャフトを貫通固定し、該一対のガイドシャフトの両端部を、前記一対の把持部材の両端部に形成したガイド孔に挿通しているので、一対の把持部材を平行状態を維持したまま相反方向にスムーズに動かすことが出来るため、ワーク等を確実に把持することが出来る。
更に、上記従来技術では、不具合が生じた場合に全てを交換せねば対応出来ないが、構成部品がシリンダー、一対の把持部材、固定ブロック及び一対のガイドシャフトだけであるため、シリンダーに対し一方の把持部材を、ロッドに対し他方の把持部材を、固定ブロックに対し一対のガイドシャフトを夫々取外し可能に固定すれば、不具合の生じた構成部品だけを交換すれば簡単に修理出来るため、維持コストを軽減出来ると共に、交換時間を短縮して、設置対象である機械自体の稼働停止時間も短縮出来る。
前記固定ブロックと前記一対の把持部材の対向面のどちらか一方に、前記一対の把持部材の間が最縮閉状態で前記対向面の他方に当接するストッパーを設けているので、一対の把持部材を把持するために必要なロッドの後退量をシリンダー側で制御することを不要にすることが出来、而もワーク等を、中心が固定ブロックの中心線上に位置する様に配置すれば、どちらか一方の把持部材が動きすぎてワーク等に衝突することを防止することが出来る。
更に、前記一対のガイドシャフトの少なくともどちらか一方の両端部を把持部材より突出させると共に、該突端部にストッパーを設けているので、ロッドの前進量をシリンダー側で制御することを不要にすることが出来、而も固定ブロックの側面と両ストッパーとの間の距離を同一にすることで、最拡開状態における一対の把持部材と固定ブロックとの間を同寸法にすることが出来ることから、一対の把持部材を相反方向に同量動かしてワーク等を把持することが出来るため、効率よく把持作業を実行させることが出来る。
前記一対の把持部材及び前記固定ブロックに形成された挿通孔に対し前記ロッドを遊挿状態としているので、拡縮時におけるロッドの進退開始時に他方の把持部材が極僅かに傾いたとしても、他方の把持部材とロッドの間には若干の遊びがあることから、その傾きが即座に解消させることが出来るため、一対の把持部材がスムーズに拡縮方向に移動することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
本発明に係るチャック装置の正面図である。 図1の左側面図である。 図1のチャック装置を把持位置にセットした状態を示す断面端面拡大図である。 図1のチャック装置でワークを把持した状態を示す断面端面拡大図である。 図1のチャック装置の一方の把持部材におけるフィンガーの斜視図である。 図1のチャック装置の他方の把持部材におけるフィンガーの斜視図である。 図1のチャック装置のシリンダーの斜視図である。 図1のチャック装置のブロック体の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。
本発明に係るチャック装置は、基本的に、シリンダー1と、該シリンダー1のロッド2が貫通する一対の把持部材3、4と、該一対の把持部材3、4の間に配置された、ロッド2が貫通する固定ブロック5とを有し、シリンダー1側の把持部材3をシリンダー1に固定し、ロッド2の先端を、反対側の把持部材4に固定し、固定ブロック5の両端に、ロッド2に対し平行な一対のガイドシャフト6、6aを貫通固定し、該一対のガイドシャフト6、6aの両端部を、一方の把持部材3の両端部に形成したガイド孔7、7a及び他方の把持部材4の両端部に形成したガイド孔8、8aに挿通して、ロッド2の進退により一対の把持部材3、4が固定ブロック5に接近及び離間させることで、一対の把持部材3、4間をロッド2の進退方向に対し平行方向に拡縮可能にしている。
以下、具体的に説明する。
図1、2は、本発明に係るチャック装置の正面図、左側面図、図3(a)、図3(b)は、図1のチャック装置の拡開・縮閉状態を示す断面端面拡大図であり、かかるチャック装置には、シリンダー1、一対の把持部材3、4及び固定ブロック5を有している。
シリンダー1は、図5に示す様に、ロッド2側の端面に板状のスペーサ9を設け、該スペーサ9に、後述するメインシャフト12の基端部位12a より大径な挿通孔10が形成されている。
ロッド2は、ロッド本体11と、該ロッド本体11の先端に固定されたメインシャフト12とを有し、ロッド本体11及びメインシャフト12は、夫々の端面中央に全ネジである連結ボルト13を螺入することで連結されている。
メインシャフト12は、ロッド本体11より大径な基端部位12a と、該基端部位12a より小径な先端部位12b とを有し、基端部位12a と先端部位12b の間の段差部に他方の把持部材4の内側面が当接している。
一方の把持部材3は、図3(a)に示す様に、ロッド2の進退方向に対し直交方向に長く、フィンガー14と該フィンガー14の先端に着脱可能に取り付けられた爪15とを有し、フィンガー14はスペーサ9の前面に固定され、中間部に、メインシャフト12の基端部位12a より若干大径な挿通孔16が形成され、両端側にガイド孔7、7aが形成され、該ガイド孔7、7aには一対のガイドシャフト6、6aの一端側に外嵌されるガイドブッシュ17、17a を有している。
他方の把持部材4は、図3(b)に示す様に、ロッド2の進退方向に対し直交方向に長く、フィンガー18と該フィンガー18の先端に着脱可能に取り付けられた爪19とを有し、フィンガー18の中間部にメインシャフト12の先端部位12b より若干大径な挿通孔20が形成され、両端側にガイド孔8、8aが形成され、該ガイド孔8、8aには一対のガイドシャフト6、6aの他端側に外嵌されるガイドブッシュ21、21a を有している。
つまり、一方の把持部材3と他方の把持部材4は、挿通孔16、20の径の大きさを除き同一構成である。
ロッド2におけるメインシャフト12の先端部位12b の他方の把持部材4からの突出部位の外周面にネジ溝を螺刻し、座金、ワッシャを介してナットを螺嵌して、他方の把持部材4を基端部位12a と先端部位12b の間の段差部に押圧することで、ロッド2に対し他方の把持部材4が固定されている。
固定ブロック5は、本発明に係るチャック装置の設置対象に固定され、図6に示す様に、中間部に、メインシャフト12の基端部位12a より若干大径な挿通孔22が形成され、該挿通孔22の両側を一対のガイドシャフト6、6aが貫通している。
固定ブロック5と一対の把持部材3、4の対向面のどちらか一方に、一対の把持部材3、4の間が最縮閉状態で対向面の他方に当接するストッパー23、23a を設け、具体的には、固定ブロック5の両側面の一部を外方に突出させて、最縮閉状態における一対の把持部材3、4の内側面に当接するストッパー23、23a を形成している。
一対のガイドシャフト6、6aの少なくともどちらか一方(図面上、他方のガイドシャフト6a)の両端部を一対の把持部材3、4の外側面より突出させると共に、該突端部に鍔状にストッパー24、24a を設け、該ストッパー24、24a は最拡開状態における一対の把持部材3、4の外側面に当接可能にしている。
又、一対のガイドシャフト6、6aの一方又は両方の延長線上にスペーサ9が位置している場合、図3(b)に示す様に、縮閉状態における一対のガイドシャフト6、6aの少なくともどちらか一方(図面上、一方のガイドシャフト6)の一方の把持部材3の外側面からの突端部の逃がし部25をスペーサ9に形成し、且つスペーサ9を一方の把持部材3の突出寸法より厚くしている。
次に、本発明に係るチャック装置の作用について説明する。
図3(a)に示す様に、最拡開状態として、ワークWの把持位置まで移動させた後、シリンダー1のロッド2を後退させることで、両方の把持部材3、4が固定ブロック5に接近し両者間が徐々に縮閉し、つまりシリンダー1は一方の把持部材3と共に移動し、最終的には図3(b)に示す様に、両方の把持部材3、4が固定ブロック5のストッパー23、23a に同時又は順次当接すると共に、一対の把持部材3、4における爪15、19でワークWを把持する。
又、拡縮時におけるロッド2の進退開始時に、他方の把持部材4が極僅かに傾く可能性があり、そのままでは一対の把持部材3、4が拡縮方向に移動出来なくなってしまうが、、他方の把持部材4とロッド2の間には若干の遊びがあることから、その傾きが即座に解消されて、一対の把持部材3、4が拡縮可能になる。
1 シリンダー
2 ロッド
3、4 一対の把持部材
5 固定ブロック
6、6a 一対のガイドシャフト
7、7a、8、8a ガイド孔
16、20、22 挿通孔
23、23a ストッパー
24、24a ストッパー

Claims (4)

  1. シリンダーと、該シリンダーのロッドが貫通する一対の把持部材と、該一対の把持部材の間に配置された前記ロッドが貫通する固定ブロックとを有し、前記シリンダー側の把持部材をシリンダーに固定し、前記ロッドの先端を反対側の把持部材に固定し、前記固定ブロックの両端に、前記ロッドに対し平行な一対のガイドシャフトを貫通固定し、該一対のガイドシャフトの両端部を、前記一対の把持部材の両端部に形成したガイド孔に挿通したことを特徴とするチャック装置。
  2. 前記固定ブロックと前記一対の把持部材の対向面のどちらか一方に、前記一対の把持部材の間が最縮閉状態で前記対向面の他方に当接するストッパーを設けたことを特徴とする請求項1記載のチャック装置。
  3. 前記一対のガイドシャフトの少なくともどちらか一方の両端部を把持部材より突出させると共に、該突端部にストッパーを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のチャック装置。
  4. 前記一対の把持部材及び前記固定ブロックに形成された挿通孔に対し前記ロッドを遊挿状態としたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のチャック装置。
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