JP2015213473A - ルアー - Google Patents

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【課題】比較的大型に形成されたとしても水上に浮き上がることもなく、水中に浮遊させられ、特に左右方向の水の抵抗を飛躍的に軽減して尾びれを大きく振って躍動的に遊泳させられる様にして集魚効果を向上させたルアーを提供する。【解決手段】内部空間Sを囲繞する外郭4にて躯体1の胴部5を形成し、前記外郭4の少なくとも左右側部4a、4bは、その全体にわたって内部空間Sを外部に連通する様に開設する。【選択図】図1

Description

本発明は、ルアーフィッシング(主にブラックバスやシーバス等のバス釣り)に用いるルアーに関する。
特許文献1には、内部に浮きとしての中空部を有する魚体型に形成されたプラスチック製の躯体を設け、該躯体の頭部付近を平面状に加工することにより頭部方向からの水流を受け止め可能な水受部を形成すると共に、頭部下側内に重錘を埋設し、躯体の腹部底面付近から尾部付近にかけて幅方向に平行に複数貫通され水が通過可能な孔部を中空部とは独立形成したルアーが開示されている。
そして、このルアーにあっては、躯体中央から頭部寄りの下面及び尾部に突設したアイレットにスプリットリングを介して釣針を吊り下げ、躯体の頭部に設けられた釣糸係止部に釣糸を係止して水中にキャスティングした後、釣糸を巻き取りながら躯体を水中で泳動させる。
このとき、躯体頭部に形成された水受部が水流を受けて躯体が幅方向に振動し、かかる躯体の振動にともなって、躯体に形成された孔部を水が通過して水流が発生し、この水流自体及び水流が発生する震動が魚(獲物)にアピールし、該獲物をおびき寄せるというものである。
特開平11−332419号公報
しかしながら、上記の様なルアーでは、躯体を左右に振らす時には、当然ながら、その側面に水の抵抗が作用するのでその振れは小さく、水中で大きな動きをして魚にアピールするには至らず、その躯体の小さい振れによって水が孔部を通過する時の振動では、生き餌のごとき印象を魚(獲物)に与えるのに十分とはいえない。
また、特に大魚を釣るために大型のルアーを使用する場合では、躯体の浮力が大きくなり過ぎる傾向にあるため、その中空部の容積を小さくしたり、中実にしたり、重錘を増量する必要があるが、これではルアー全体が重くなり過ぎ、ルアーを思うように操ることができない。
そこで、本発明では、比較的大型に形成されたとしても水上に浮き上がることもなく、水中に浮遊させられ、特に左右方向の水の抵抗を飛躍的に軽減して尾びれを大きく振って躍動的に遊泳させられる様にして集魚効果を向上させたルアーの提供を目的とする。
上記課題に鑑み、本発明のルアーは、内部空間を囲繞する外郭にて躯体の胴部を形成し、前記外郭の少なくとも左右側部は、その全体にわたって内部空間が外部に連通する様に開設して成るもの、又はその全体にわたって内部空間との通水口を多数連続配列する様に区画した格子状骨格から構成したことを特徴とする。
或いは、上記外郭の全体にわたって内部空間との通水口を多数連続配列する様に区画した格子状骨格から構成したことを特徴とする。
また、上記内部空間に、光の反射が可能なブレードを回転自在に設けたことを特徴とする。
要するに本発明のルアーは、その躯体胴部においてその外郭にて囲繞された内部空間が、全体が開設された外郭の左右側部を介して外部に連通しているので、キャスティングによる躯体の着水と同時に内部空間は水に満たされ、例え躯体が大魚を釣るために大型に形成されたとしても、水上に浮き上がることもなく、水中に安定的に浮遊させることができる。
しかも、躯体の左右は内部空間を通して突き抜け、側面を有する従来品に比し水が抵抗なく通り抜け自在であるから、躯体の幅方向左右の水流抵抗を飛躍的に軽減させられ、躯体を水中にキャスティングした後の釣糸を巻き取りながらのリトリーブでは、魚が尾びれを大きく左右に振って躍動的に遊泳しているかの如く躯体を左右方向に大きく振る様に動作させられ、かかる躯体のアクションが漁獲対象であるブラックバス等の獲物を引き付けて集魚効果を向上させられる。
また、内部空間を囲繞する外郭にて躯体の胴部を形成し、前記外郭の少なくとも左右側部は、その全体にわたって内部空間との通水口を多数連続配列する様に区画した格子状骨格から構成することにより、上記と同様に、躯体の着水と同時に内部空間は格子状骨格の通水口を通して水に満たされ、例え躯体が大魚を釣るために大型に形成されたとしても、水上に浮き上がることもなく、水中に安定的に浮遊させることができる。
更に、外郭を格子状骨格で構成した部位は、内部空間を保持する強度とその部位の立体感を保持でき、例え外郭全体が格子状骨格で構成されたとしても、見た目上の印象を極力変えることなく立体的な躯体を漁獲対象であるブラックバス等の獲物に看取させられる。
加えて、躯体の少なくとも左右側部は、内部空間との通水口を多数連続配列した格子状骨格から構成され、内部空間を介して突き抜けているので、側面を有する従来品に比し水が抵抗なく通り抜け自在であるから、幅方向左右の水流抵抗を飛躍的に軽減させられ、躯体を水中にキャスティングした後の釣糸を巻き取りながらのリトリーブでは、魚が尾びれを大きく左右に振って躍動的に遊泳しているかの如く躯体を左右方向に大きく振る様に動作させられ、かかる躯体のアクションが獲物を引き付けて集魚効果を向上させられる。
そして、内部空間を囲繞する外郭にて躯体の胴部を形成し、前記外郭の左右側部のみならずその全体にわたって内部空間との通水口を多数連続配列する様に区画した格子状骨格から構成されれば、上記と同様なる効果を奏するのみならず、上記よりも更なる水中での浮遊安定化を発揮できると共に、左右のみならず上下方向の水の抵抗を低減でき、リトリーブによる上下左右の自然で滑らかな躯体の泳動動作を現出することができ、集魚効果をより一層向上させられる。
また、上記内部空間に、光の反射が可能なブレードを回転自在に設けたので、水中で躯体をリトリーブするときに、外郭の少なくとも左右側部から回転するブレードが視認でき、該ブレードの回転により音の発生や光の反射を起こして、漁獲対象であるブラックバス等の獲物を誘き寄せる集魚効果を発揮し、泳動する躯体とその内部で回転するブレード双方の集魚効果の相乗効果でより一層の集魚効果を増大させられる。
更に、ブレードは躯体外部でなく内部に有するため、リトリーブ中に水草や塵が絡まって回転が阻害される様なことはないし、獲物がブレードに食いつこうとすると、該ブレードを囲繞する外郭を食いつくことになり、躯体に備えられた釣針に必ず引っ掛かるため、獲物を取り逃がすことはないから、従来品のスピナーベイトなどに備えられたブレードに直接獲物が食いついても釣針に引っ掛からず、取り逃がすといった不具合をも解消できる等その実用的効果甚だ大である。
本発明に係るルアーの側面図である。 同上一部省略平面図である。 同上一部省略底面図である。 図2のA−A断面図である。 ルアーの変形例を示す一部破断省略平面図である。 図5のB−B断面図である。
以下本発明の実施の一形態例を図面に基づいて説明する。
本発明に係るルアーは、硬質な合成樹脂、好ましくはABS樹脂にて外形が魚の外見を真似て造形されるものにして、その躯体1は前後に気密空間Mを夫々に有する頭部2と尾部3を設けると共に、該頭部2と尾部3との間に、これらの間に設けた内部空間Sを囲繞する外郭4にて胴部5を介装形成している。
そして、胴部5の内部空間Sを囲繞する外郭4の少なくとも左右側部4a、4bは、その全体にわたって内部空間Sとの通水口6を多数連続配列する様に区画した格子状骨格7から構成し、これにより外郭4の少なくとも左右側部4a、4bの全体は内部空間Sが外部に連通する様に開設している。
尚、本実施例では、図示する様に外郭4の左右側部4a、4bのみならず、外郭4全体(上下左右)にわたって内部空間Sとの通水口6を多数連続配列する様に区画した格子状骨格7で構成しているが、内部空間Sを囲繞する外郭4の左右側部4a、4bの全体が単純に図示しない大口の窓(図示せず)の様に開放され、内部空間Sが外部に連通する様に構成しても良い。
躯体1は左右対称に形成されると共に、図2にも示す様に、その胴部5が前後に分離され、かかる躯体前部1aと躯体後部1bとを相互に左右揺動自在に直列連結している。
そして、躯体前部1aと躯体後部1bの夫々は、三次元CAD(Computer Aided Design )で得られた三次元形状モデルのデータから樹脂を積層造形する三次元造形装置(3Dプリンタ)を用いて一体的に形成されている。
頭部2は、気密空間Mを囲繞する所定肉厚の外郭2aにて所定長さの船首形状に形成されると共に、その後部に前方降下状の傾斜した後端面を形成している。
そして、頭部2の底部には、舌状のリップ8を前方降下状に突設しており、該リップ8は従前のものと同様に水中のルアーを引いたときに、水流を受けて水を逃がす様に躯体1を左右に振らせながら潜行深度を徐々に下げつつ泳動させられる。
また、リップ8の前面基部には、螺子部9b(図4において螺子は省略)を頭部2に斜行螺入したアイボルト9の環部9aを突出し、該環部9aを釣糸(図示せず)の係止部と成し、頭部外郭2aの肉厚より長い螺子部9bを螺入保持する螺子保持柱10が頭部2内の前方底部にここより気密空間M内へ突出する様にして一体形成されている。
更に、頭部2内の底部においてリップ8の後方対応部位には、金属球から成る所定数の重錘11を頭部2に固着一体化している(図4参照)。
そして、頭部2と、これの後方で頭部2後部と略同一高さにして平面視く字状の板片から成る後端部12との間に、その間隙(内部空間)Sを囲繞する格子状骨格7から成る外郭4を介装することにより躯体前部1aを構成している。
格子状骨格7は、頭部2と後端部12との間に複数の同径の円柱状の組子13をその外周に沿って適宜間隔置きに水平架設することにより構成し、隣接する組子13の間隙を内部空間Sに連通する通水口6と成している。
尚、図示例では、左右各4本の円柱状組子13を使用しているが、上方2本の組子13は一部を共有した断面略瓢箪形と成している。
また、後端部12のく字の内角部の上下の夫々には、アイボルト14の螺子部14b(図4において螺子は省略)を水平螺入すると共に、後方へ水平突出する各アイボルト14の環部14aの中心を一鉛直線上に合致させており、後端部12の板厚より長い螺子部14bを螺入保持する螺子保持柱15が後端部12のく字の稜角部にこれより前方へ突出する様にして一体形成されている。
躯体後部1bは、その前端部16が、短辺と長辺が同一平面上で前後に平行配置され、左右の二等辺の開き角が大きい等脚台形状の上面と、該上面と上下平行で後方の長辺が上面のそれより極端に短い等脚台形状の下面を有し、且つ躯体前部1aの後端部12より若干高い中実の変形四角柱から成り、当該前端部16と、これの後方に設けた尾部3との間に、その間隔(内部空間)Sを囲繞する格子状骨格7から成る外郭4を介装している。
尾部3は、気密空間Mを囲繞する所定肉厚の外郭3aにより、前端面が前端部16の約3分の2程度の高さを有する逆等脚台形状にして、尻窄みの横臥四角錐台状に形成されている。
前端部16と尾部3の間の外郭4は、前端部16と尾部3の高低差に対応する様に後方へ向かうに従い徐々に細くて長い筒状に形成され、外郭4を構成する格子状骨格7は、短尺で直線状、く字状、円弧状などに形成された多数の組子13、13a…を組み合わせて適宜形状の通水口6を多数配列して成り、該通水口6を介して内部空間Sは外部に連通している。
尚、躯体後部1bの格子状骨格7は、通水口6が変形六角形を基調とした網目構造としており、前端部16と尾部3に連続する前後端側の通水口6はその一部が欠截したものを示しているが、通水口6の形状はその他の多角形、円形、楕円形であっても良いし、躯体前部1aの格子状骨格7の様に柵状と成しても良い。
また、躯体前部1aの格子状骨格7についても、上記と同様に適宜形状の通水口6を有する網目構造と成しても良い。
要するに、外郭4を格子状骨格7で構成することにより、内部空間Sを保持する強度と立体感を保持でき、外郭4が内部空間Sを介して突き抜けて水が少なくとも幅方向左右で抵抗なく通り抜け自在と成すことによって、側面を有する従来品に比し幅方向左右の水流抵抗を飛躍的に軽減させられるのであれば、格子状骨格7を構成する組子13、13a…の形状や、格子状骨格7で区画配列される通水口6の形状、数、大きさは何ら限定されない。
そして、躯体後部1bの前端部16は、躯体前部1aの後端部12より後方へ水平突出する各アイボルト14の環部14aを、その前端より水平穿設したスリット17内に遊挿し、環部14aの環内に、前端部16底部よりその内部上方へ垂直に挿着した支軸18を挿通して環部14aを回転自在に支持することにより、躯体前部1aと躯体後部1bとを相互に左右揺動自在に連結している。
また、前端部16の底部後方には、螺子部19b(図4において螺子は省略)を螺入したアイボルト19の環部19aを突出し、該環部19aにスプリットリング20を介して釣針21(図2、3では省略)を吊り下げている。
尚、前端部16の後方は、前端部16に内在する環部14aのスリット17が露出する様に穿設して凹部16aを形成している。
また、尾部3には、その後端面下部に螺子部22b(図4において螺子は省略)を水平螺入したアイボルト22の環部22aを突出し、該環部22aにスプリットリング23を介して釣針24(図2、3では省略)を吊り下げており、尾部3の肉厚より長い螺子部22bを螺入保持する螺子保持柱25が尾部3内の底部に該底部後端より気密空間M内へ突出する様にして一体形成されている。
尚、本実施例では、尾部3には、頭部2の様に重錘11を内在していないが、躯体1の水中での所望する浮遊姿勢(本例では図1の如く水面W下に水平)を調整するにあたって必要であれば、尾部3にも適宜重量の重錘を内設しても良く、これにより躯体1に作用する浮力と重錘11との釣り合いを調整し、躯体1の水中での所望する浮遊姿勢を変更し、水中での躯体1の浮遊安定化を図っている。
また、尾部3に浮力を必要としない場合には、尾部3の外郭3aを胴部5と同様な格子状骨格7と成し、尾部3を胴部5と同一化し、躯体1を浮力調整としての密閉空間Mと重錘11を設けた頭部2と、内部空間Sを囲繞する外郭4の少なくとも左右側部4a、4bが格子状骨格7から成る胴部5とだけで構成しても良い。
更に、本実施例では、躯体1は分割された前部1aと後部1bを連結したものを示したが、前後に分割されない一体的な躯体1であっても良い。
次に、ルアーの変形例を図5、6に基づき説明する。
このルアーは、内部空間Sに光の反射が可能なブレード26を回転自在に設けたものであり、その他の構成は上記と同一なため、上記と同一又は相当部分には同じ符号を図中に付し、説明を省略する。
尚、図5は、躯体後部1bの一部を破断した平面図であり、説明の便宜上組子13、13a…は省略し、外郭4(格子状骨格7)の外形のみを二点鎖線で表している。
ブレード26は、ABS樹脂等の合成樹脂製、ステンレス等の金属製、或いはバルサや檜等の木製にて、適宜薄肉片、例えば木の葉状に形成して成り、金属製以外のものは、その表面を好ましくは金色、銀色、その他の光の反射し易い色で着色している。
ブレード26は、その基端に貫通孔26aを設け、該貫通孔26aに通したスプリットリング27にスイベル28の一方の環部28aを連結している。
また、ブレード26の幅は通水口6の最大口径より短く、長さは通水口6の最大口径より若干長く設定され、適宜通水口6から内部空間Sへ挿入される。
そして、前端部16後方の凹部16aを上下に縦貫して前端部16上部に先端を螺着させたアイボルト19の螺子部19bで、スイベル28の他方の環部28bを挿通することにより、内部空間Sにブレード26が回転自在に支持される。
尚、前端部16の左右の斜辺において、上下のスリット17間には、内部空間Sへの連通口29を穿設し、連通口29から内部空間Sへ導かれる水流によってブレード26がより一層回転する様に成している。
上記の様に構成されたルアーにあっては、環部9aに釣糸を係止して躯体1を水中にキャスティングすると同時にその躯体胴部5の各内部空間Sは通水口6を通じて水に満たされ、例え躯体1が大魚を釣るために大型に形成されたとしても、水上に浮き上がることもなく、水中に安定的に浮遊させられる(図1参照)。
そして、躯体1は、その外郭4の大部分が格子状骨格7で構成されているため、内部空間Sを保持する強度とその立体感を保持し、これにより、見た目上の印象を極力変えることなく立体的な躯体1を漁獲対象であるブラックバス等の獲物に看取させられる。
しかも、躯体1の格子状骨格7は内部空間Sを通して突き抜けて側面を有する従来品に比し水が抵抗なく通り抜け自在であるから、幅方向左右の水流抵抗を飛躍的に軽減させられ、躯体1を水中にキャスティングした後の釣糸を巻き取りながらのリトリーブでは、ロッドアクション(釣竿の振り)やリップ8の作用などによって魚が尾びれを大きく左右に振って躍動的に遊泳しているかの如く躯体後部1bを左右方向に極めて大きく振る様に動作させられる(図2参照)と共に、躯体1の格子状骨格7は左右のみならず上下方向の水の抵抗をも低減できるから、リトリーブによる上下左右の自然で滑らかな躯体1の泳動動作を現出し、かかる躯体1のアクションを上記獲物に強くアピールしてこれを引き付けることになる。
また、図5、6で示す様に、内部空間Sに光の反射が可能なブレード26を回転自在に設けたルアーでは、水中で躯体1をリトリーブするときに、外郭4の少なくとも左右側部4a、4bから回転するブレード26が視認でき、該ブレード26の回転により音の発生や光の反射を起こして、漁獲対象であるブラックバス等の獲物を誘き寄せる集魚効果を発揮し、上記の様に泳動する躯体1とその内部で回転するブレード26双方の集魚効果の相乗効果でより一層の集魚効果を増大させられる。
更に、ブレード26は躯体1外部でなく内部に有するため、リトリーブ中に水草や塵が絡まって回転が阻害される様なことはないし、獲物がブレード26に食いつこうとすると、該ブレード26を囲繞する外郭4を食いつくことになり、躯体1に備えられた釣針21、24に必ず引っ掛かるため、獲物を取り逃がすことはない。
1 躯体
4 外郭
4a、4b 左右側部
5 胴部
6 通水口
7 格子状骨格
26 ブレード
S 内部空間

Claims (4)

  1. 内部空間を囲繞する外郭にて躯体の胴部を形成し、前記外郭の少なくとも左右側部は、その全体にわたって内部空間が外部に連通する様に開設して成ることを特徴とするルアー。
  2. 内部空間を囲繞する外郭にて躯体の胴部を形成し、前記外郭の少なくとも左右側部は、その全体にわたって内部空間との通水口を多数連続配列する様に区画した格子状骨格から構成したことを特徴とするルアー。
  3. 内部空間を囲繞する外郭にて躯体の胴部を形成し、前記外郭の全体にわたって内部空間との通水口を多数連続配列する様に区画した格子状骨格から構成したことを特徴とするルアー。
  4. 上記内部空間に、光の反射が可能なブレードを回転自在に設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のルアー。
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