JP2015212764A - 表示装置 - Google Patents

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伸二 小浦
Shinji Koura
伸二 小浦
裕昭 伊吹
Hiroaki Ibuki
裕昭 伊吹
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Abstract

【課題】バックライトの反り量が変化したり寸法が伸縮したりした場合に、表示パネルへ伝わる応力を低減することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示パネルと、表示パネルの裏面側に設けられた裏面側部材と、一方の面が表示パネルに接着された第1緩衝材と、一方の面が裏面側部材に接着された第2緩衝材と、を有し、第1緩衝材の他方の面は、裏面側部材に対向し、かつ裏面側部材に接着されず、第2緩衝材の他方の面は、表示パネルに対向し、かつ表示パネルに接着されず、第1緩衝材と第2緩衝材とは、互いの側壁を接して設けられたことを特徴とする表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
一般に、表示装置では、表示パネルがバックライトに対し両面テープで固定されている(例えば特許文献1参照)。この場合、バックライトに反りがあったり寸法の誤差があったりすると、両面テープを介して表示パネルへ応力が伝わり、表示パネルに歪みが生じ、表示のムラの原因となる。
そこで、図10に示すように、緩衝材140の両面に両面テープからなる接着層141、141を設け、一方の接着層141を表示パネル101に接着し、他方の接着層141をバックライト102に接着し、これにより表示パネル101とバックライト102とを固定することが提案されている。このようにすると、バックライト102に反りがあったり寸法の誤差があったりしても、緩衝材140が変形することによって応力が吸収され、表示パネル101へ応力が伝わりにくくなり、表示のムラを防ぐことができる。なお、表示パネル101のバックライト102と反対側の面は、ベゼル103に接着された緩衝材142により押えられている。
特開2013−218014号公報
しかし、図10に示す構造であっても、使用中の気温の変化等により、バックライト102の反り量が変化したり寸法が伸縮したりすると、緩衝材140がその変形の限度を超えてしまうことがある。その場合は、緩衝材140から表示パネル101へ応力が伝わる。その結果、表示のムラが生じる。
そこで、本発明は、使用中の気温の変化等によりバックライトの反り量が変化したり寸法が伸縮したりした場合に、表示パネルへ伝わる応力を低減することができる表示装置を提供することを課題とする。
実施形態の液晶表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルの裏面側に設けられた裏面側部材と、一方の面が前記表示パネルに接着された第1緩衝材と、一方の面が前記裏面側部材に接着された第2緩衝材と、を有し、前記第1緩衝材の他方の面は、前記裏面側部材に対向し、かつ前記裏面側部材に接着されず、前記第2緩衝材の他方の面は、前記表示パネルに対向し、かつ前記表示パネルに接着されず、前記第1緩衝材と前記第2緩衝材とは、互いの側壁を接して設けられたことを特徴とする。
第1実施形態の液晶表示装置Aの側端部付近の断面図。 第1実施形態における緩衝材50a、50bが設けられたバックライト2の平面図。 第1実施形態の変更例における緩衝材50a、50bが設けられたバックライト2の平面図。 第2実施形態における緩衝材60a、60bが設けられたバックライト2の平面図。 第2実施形態の変更例における緩衝材60a、60bが設けられたバックライト2の平面図。 第2実施形態の別の変更例における緩衝材60a、60bの配置を示す図。 第3実施形態の液晶表示装置Bの側端部付近の断面図。 第3実施形態の液晶表示装置Bの側端部付近の断面図。 第3実施形態における緩衝材40a、40bが設けられたバックライト2の平面図。 従来の液晶表示装置の側端部付近の断面図。 従来のものに改良を加えた液晶表示装置の側端部付近の断面図。
前記課題を解決するために提案された表示装置の構造を図11に示す。この構造では、バックライト202に接着された緩衝材240と、ベゼル203に接着された緩衝材242とにより、表示パネル201が挟まれる。そして、表示パネル201と緩衝材240、242との間には接着層が存在しない。この構造の場合、緩衝材240が表示パネル201を引っ張ることは無い。そのため、バックライト202が伸縮しても、緩衝材240が表示パネル201の裏面上で滑り、緩衝材240から表示パネル201へほとんど応力が伝わらない。また、バックライト202の反り量が変化すると、緩衝材240が変形して、緩衝材240から表示パネル201へはほとんど応力が伝わらない。そのため前記課題が解決できるとも思われる。しかし、表示パネル201と緩衝材240、242とが接着されていないため、例え表示パネル201が周辺部材によりある程度押えられているとしても、強い衝撃が与えられると表示パネル201が緩衝材240、242に対して滑り、表示装置における表示位置がずれる。
このことにも配慮した液晶表示装置について以下に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態の液晶表示装置Aを図1、2に示す。
液晶表示装置Aは、表示パネルとしての液晶セル1と、液晶セル1の裏面側(表示面の反対側)に設けられたバックライト2と、液晶セル1とバックライト2の側端部を周囲から囲うベゼル3とを備える。
液晶セル1は、周知の構造のもので、アレイ基板10と、アレイ基板10の表示面側に配置された対向基板11とを備える。アレイ基板10と対向基板11の間には液晶が挟まれている。対向基板11の表示面側及びアレイ基板10の裏面側には、それぞれ偏光板12、13が設けられている。さらに液晶セル1にはICチップやフレキシブルプリント基板が取り付けられている。液晶セル1の表示面の中央部が、画像が表示される長方形の表示領域14で、表示領域14の周囲が、画像が表示されない周辺領域15である。
バックライト2も周知の構造のもので、導光板20と、導光板20の一方に設けられた光源と、導光板20の表示面側の面に積層された光学シート21と、これらの部材の側端部を周囲から囲うバックライトフレーム26とを備える。バックライト2の表示面側の面のうち、液晶セル1の表示領域14と重なる領域を対応領域24、対応領域24の周囲を周辺領域25とする。周辺領域25は、バックライトフレーム26の表示面側の面にあたる。
液晶セル1とバックライト2との間には緩衝部5が挟まれている。緩衝部5は、表示面側から見て液晶セル1の表示領域14(バックライト2の対応領域24)を囲うように配置されている。図1、2の実施形態の場合は、4つの直線状の緩衝部5が、表示領域14の辺に平行に配置されている。
図1に示すように、緩衝部5は、側方(液晶セル1の表示面やバックライト2の対応領域24の面に平行な面内における、液晶セル内外方向)に2つの緩衝材が並んだ構造となっている。ここで、隣り合う緩衝材は、側部(側方の部分)が接している。緩衝材は、第1緩衝材50aと第2緩衝材50bとに分類される。第1緩衝材50aは、表示面側にのみ接着層51が設けられ、液晶セル1にのみ接着されている。第1緩衝材50aの液晶セル1に接着された面と反対側の面は、バックライト2に対向しているが、接着されていない。第2緩衝材50bは、裏面側にのみ接着層51が設けられ、バックライト2にのみ接着されている。第2緩衝材50bのバックライト2に接着された面と反対側の面は、液晶セル1に対向しているが、接着されていない。図1、2の実施形態では、第1緩衝材50aが液晶セル外方(液晶セル1の側端部の方向)に、第2緩衝材50bが液晶セル内方(表示領域14の方向)に位置しているが、この逆でも良い。
液晶セル1は表示面側から支持されている。そのための構造の一例を、図1に示す。この例では、ベゼル3が、液晶セル1の側端部から表示面側へ回り込み、液晶セル1の周辺領域15を、該周辺領域15から間隔を空けて覆っている。そして、ベゼル3のうち周辺領域15と対向する部分に、周辺領域15に当接する支持部材としての緩衝材42が、接着層43を介して設けられている。ここで緩衝材42は、液晶セル1とベゼル3との間で押えられ、弾性的に縮まっていることが望ましい。それにより、液晶セル1が、緩衝材42からバックライト2へ向かって押し付けられた状態となる。また、緩衝材42と周辺領域15との間には、接着層が存在しないことが望ましい。
液晶セル1とバックライト2とに挟まれる緩衝材50a、50bは、バックライト2が変形する等してバックライト2から直接的又は間接的に応力がかかった場合に、変形し得るものであれば良い。緩衝材50a、50bの代表的な材質としてはウレタンフォーム等の発泡合成樹脂が挙げられるが、これに限定されない。液晶セル1とベゼル3とに挟まれる緩衝材42の材質についても同様である。また、以上の接着層51、43は、両面に接着性を有する層であれば良く、例えば、両面テープの層であっても良いし、接着剤のみで形成された層であっても良い。
第1実施形態の液晶表示装置Aの構造によれば、バックライト2の反り量が変化したり寸法が伸縮したりした場合、液晶セル1へ伝わる応力を低減することができ、ひいては液晶セル1の表示のムラを防ぐことができる。これについて、第1緩衝材50aが液晶セル外方に、第2緩衝材50bが液晶セル内方に設けられている場合を例に、詳細に説明すると次の通りである。
まず、バックライト2の反り量が変化して、バックライト2の周辺領域25の一部が液晶セル1に接近した場合、その部分では緩衝材50a、50bがバックライト2から液晶セル1へ向かって押される。すると、緩衝材50a、50bが、液晶セル1とバックライト2との間で、バックライト2の反りの変化量だけ縮まる。そのため、液晶セル1とバックライト2との間に緩衝材50a、50bが無い場合と比較して、バックライト2から液晶セル1へ伝わる応力が低減される。その結果、液晶セル1の表示のムラを防ぐことができる。
次に、バックライト2の反り量が変化して、バックライト2の周辺領域25の一部が液晶セル1から離隔した場合、その部分ではバックライト2に接着されている第2緩衝材50bが液晶セル1から離隔する方向へ引かれる。すると、該第2緩衝材50bが、液晶セル1に接着されている第1緩衝材50aと側部を接した状態を保ちながらずれ、第2緩衝材50bだけが液晶セル1から離隔する方向へ変位する。そのため、バックライト2が第2緩衝材50bを引く力が第1緩衝材50aにほとんど伝わらず、液晶セル1にもほとんど応力がかからない。その結果、液晶セル1の表示のムラを防ぐことができる。
次に、バックライト2の寸法が伸びた場合、バックライト2に接着されている第2緩衝材50bは、バックライト2の伸びる方向へ移動しようとし、その方向に隣接する第1緩衝材50aを押す。すると、これらの第1緩衝材50aと第2緩衝材50bは変形する。そのため、バックライト2から液晶セル1へ伝わる応力が低減される。また、第2緩衝材50bは液晶セル1に接着されていないため、第2緩衝材50bが液晶セル1を引っ張ることにより液晶セル1に応力がかかることはない。また、第1緩衝材50aはバックライト2に接着されていないため、第1緩衝材50aを介してバックライト2が液晶セル1を引っ張ることにより液晶セル1に応力がかかることもない。そのため、バックライト2から液晶セル1へ伝わる応力が低減される。これらの結果、液晶セル1の表示のムラを防ぐことができる。
次に、バックライト2の寸法が縮んだ場合、第2緩衝材50bはバックライト2に引かれて第1緩衝材50aから離れる方向へ移動する。そのため、バックライト2から緩衝材50a、50bを介して液晶セル1へ応力が伝わるおそれが無い。
また、液晶セル1に接着された第1緩衝材50aと、バックライト2に接着された第2緩衝材50bとは側部を接しており、その側部部分に摩擦が生じるため、液晶セル1が表示面側へ外れることはある程度防がれる。しかし、上記の第1実施形態のように液晶セル1が表示面側から支持されていれば、液晶セル1が表示面側へ外れることをさらに防ぐことができる。上記の第1実施形態の場合は、ベゼル3に接着された緩衝材42が液晶セル1の表示面側の部分を押えている。そのため、温度変化等が原因でベゼル3が変形しても、ベゼル3が液晶セル1の表示面側を直接押すことがなく、液晶セル1へ伝わる応力を低減することができる。さらに、緩衝材42と液晶セル1とは接着されていない。そのため、ベゼル3が変形して緩衝材42を表示面に沿う方向に押しても、緩衝材42は液晶セル1の表示面上を滑り、液晶セル1をほとんど押さない。そのため、液晶セル1へ伝わる応力を低減することができる。
また、横方向電界により配向制御される液晶層を有する所謂IPS系液晶セルは、該液晶セルに応力が加わること等が原因で、黒表示の際に光抜けによるムラが生じ易いことが知られている。しかし、上記の液晶表示装置Aの構造とすることによって、IPS系液晶セルのムラも防ぐことができる。
第1実施形態は、緩衝部5において、側方に2つの緩衝材50a、50bが並ぶ形態であるが、この範囲において様々な変更例が存在する。
まず、液晶セル1とバックライト2との間の緩衝部の、表示面側から見た場合の配置のされ方は限定されない。ただし、緩衝部は表示面側から見て液晶セル1の表示領域14(対応領域24)を囲うように配置されていることが望ましい。例えば、長方形の枠状に形成された緩衝部が表示領域14を隙間無く囲っていても良い。あるいは、複数の緩衝部が隙間を空けて表示領域14を囲っていても良い。
また、上記の実施形態では、4つの緩衝部5の全てにおいて、第1緩衝材50aが液晶セル内方又は外方のいずれか一方に、第2緩衝材50bがその他方に設けられている。しかし、第1緩衝材50aが液晶セル内方である緩衝部5と、第1緩衝材50aが液晶セル外方である緩衝部5とが、混在していても良い。ただし、液晶表示装置Bが強い衝撃を受けた場合に液晶セル1がバックライト2に対してずれないようにするため、対向する2つの緩衝部5において第1緩衝材50aと第2緩衝材50bとが対称的に配置されていることが望ましい。
その具体例を図3に示す。図3の変更例では、表示領域14を囲う4つの緩衝部5のうち、一方の対向する緩衝部5、5においては、第1緩衝材50aが液晶セル内方に、第2緩衝材50bが液晶セル外方に設けられている。そして、他方の対向する緩衝部5、5においては、第1緩衝材50aが液晶セル外方に、第2緩衝材50bが液晶セル内方に設けられている。この場合も、上記の実施形態の場合と同様の作用により、液晶セル1へ伝わる応力を低減することができ、ひいては液晶セル1の表示のムラを防ぐことができる。また、液晶セル1はバックライト2に対していずれの方向にもずれることができないため、表示装置Aが強い衝撃を受けても表示位置がずれるおそれが無い。
(第2実施形態)
第2実施形態の液晶表示装置における緩衝部6の配置を図4に示す。図4の実施形態は、第1実施形態の変更例の1つでもある。
第2実施形態の液晶表示装置と第1実施形態の液晶表示装置Aとで異なる部分は、緩衝部に関する部分のみである。図4において、第1実施形態の液晶表示装置Aと共通する部分には、液晶表示装置Aにおけるものと同じ符号を付してある。
第2実施形態の液晶表示装置においても、液晶セル1とバックライト2との間に緩衝部6が挟まれている。緩衝部6は、第1実施形態の場合と同様、表示面側から見て液晶セル1の表示領域14(バックライト2の対応領域24)を囲うように配置されている。ただし、第1実施形態における4つの直線状の緩衝部5が、それぞれ複数の緩衝部6に分断された態様となっている。換言すれば、表示領域14の各辺に平行に、複数の緩衝部6が間隔を空けながら並び、全体として表示領域14を囲っている。
緩衝部6は、第1実施形態の場合と同様、側方(液晶セル1の表示面やバックライト2の対応領域24の面に平行な面内における、液晶セル内外方向)に2つの緩衝材が並んだ構造となっている。ここで、隣り合う緩衝材は、側部(側方の部分)が接している。緩衝材は、液晶セル1にのみ接着されている第1緩衝材60aと、バックライト2にのみ接着されている第2緩衝材60bに分類される。図4の実施形態では、第1緩衝材60aが液晶セル外方に、第2緩衝材60bが液晶セル内方に設けられているが、この逆でも良い。
第2実施形態の液晶表示装置の構造によれば、バックライト2の反り量が変化したり寸法が伸縮したりした場合、第1実施形態の液晶表示装置Aの場合と同じ作用により、液晶セル1へ伝わる応力を低減することができ、ひいては液晶セル1の表示のムラを防ぐことができる。
第2実施形態の変更例を図5に示す。
図5に示す変更例では、第1緩衝材60aと第2緩衝材60bが、それぞれ、これらの緩衝材の長さより短い間隔を空けて、表示領域14の辺(対応領域24の辺)に平行に並んでいる。そして、第1緩衝材60aと第2緩衝材60bのいずれか一方が、表示領域14の辺の伸びる方向に、該緩衝材の長さの半分の距離だけずれている。上記の第2実施形態の場合の場合、緩衝部6によって囲われる領域とその外の領域とが、隣り合う緩衝部6、6の間で連通している。そのため、異物が、この連通箇所を通って、緩衝部6によって囲われる領域に入り込むおそれがある。しかし、図5に示す変更例の場合は、隣り合う第1緩衝材60a、60aの隙間を第2緩衝材60bが塞ぐため、異物が緩衝部6によって囲われる領域に入り込むことを防ぐことができる。
第2実施形態の別の変更例を図6に示す。
上記の第2実施形態では、全ての緩衝部6において、第1緩衝材60aが液晶セル内方又は外方のいずれか一方に、第2緩衝材60bがその他方に設けられている。しかし、第1緩衝材60aが液晶セル内方である緩衝部6と、第1緩衝材60aが液晶セル外方である緩衝部6とが、混在していても良い。図6(a)に示す形態はその一例で、第1緩衝材60aが液晶セル内方である緩衝部6と、第1緩衝材60aが液晶セル外方である緩衝部6とが、交互に並んでいる。また、上記の第2実施形態の変更例においても、ある部分では第1緩衝材60aが液晶セル内方に、別の部分では第1緩衝材60aが液晶セル外方になるように配置されていても良い。図6(b)に示す形態はその一例で、液晶セル内方及び外方において、それぞれ、第1緩衝材60aと第2緩衝材60bが表示領域14の辺(対応領域24の辺)に平行に交互に並んでいる。
(第3実施形態)
第3実施形態の液晶表示装置Bを図7〜9に示す。
第3実施形態の液晶表示装置Bの構造は、緩衝部に関する部分を除いて、第1実施形態の液晶表示装置Aの構造と同じである。図7〜9において、液晶表示装置Aと共通する部分には、液晶表示装置Aにおけるものと同じ符号を付してある。
液晶セル1とバックライト2との間には緩衝部7が挟まれている。緩衝部7は、表示面側から見て液晶セル1の表示領域14(バックライト2の対応領域24)を囲うように配置されている。図7〜9の実施形態の場合は、4つの直線状の緩衝部7が、表示領域14の辺に平行に配置されている。
緩衝部7は、側方(液晶セル1の表示面やバックライト2の対応領域24の面に平行な面内における、液晶セル内外方向)に3つ以上(図7〜9では3つ)の緩衝材が並んだ構造となっている。ここで、隣り合う緩衝材は、互いに側部(側方の部分)を接している。緩衝材は、第1緩衝材70aと第2緩衝材70bとに分類される。第1緩衝材70aは、表示面側にのみ接着層71が設けられ、液晶セル1にのみ接着されている。第1緩衝材70aの液晶セル1に接着された面と反対側の面は、バックライト2に対向しているが、接着されていない。第2緩衝材70bは、裏面側にのみ接着層71が設けられ、バックライト2にのみ接着されている。第2緩衝材70bのバックライト2に接着された面と反対側の面は、液晶セル1に対向しているが、接着されていない。そして、第1緩衝材70a又は第2緩衝材70bのうちの一方の緩衝材は、他方の緩衝材に挟まれている。図7の実施形態では、3つの緩衝材のうち中央の緩衝材が第1緩衝材70aで、液晶セル内方(表示領域14の方向)の緩衝材と液晶セル外方(液晶セル1の側端部の方向)の緩衝材が第2緩衝材70bである。そして、第1緩衝材70aが、2つの第2緩衝材70b、70bに挟まれている。一方、図8の実施形態では、3つの緩衝材のうち中央の緩衝材が第2緩衝材70bで、液晶セル内方の緩衝材と液晶セル外方の緩衝材が第1緩衝材70aである。そして、第2緩衝材70bが、2つの第1緩衝材70a、70aに挟まれている。
第3実施形態の液晶表示装置Bの構造によれば、バックライト2の反り量が変化したり寸法が伸縮したりした場合、第1実施形態の場合と同様の作用により、液晶セル1へ伝わる応力を低減することができ、ひいては液晶セル1の表示のムラを防ぐことができる。
また、第1緩衝材70a又は第2緩衝材70bのうちの一方の1つが、他方の2つに挟まれているため、液晶セル1がバックライト2に対してこれらの緩衝材の並ぶ方向にずれることを防ぐことができる。
第3実施形態は、緩衝部7において、側方に3つ以上の緩衝材70a、70bが並ぶ形態であるが、この範囲において様々な変更例が存在する。
まず、液晶セル1とバックライト2との間の緩衝部の、表示面側から見た場合の配置のされ方は限定されない。ただし、緩衝部は表示面側から見て液晶セル1の表示領域14(対応領域24)を囲うように配置されていることが望ましい。例えば、長方形の枠状に形成された緩衝部が表示領域14を隙間無く囲っていても良い。あるいは、複数の緩衝部が隙間を空けて表示領域14を囲っていても良い。その場合、緩衝部の数や隙間の大きさは限定されない。その場合の緩衝部の配置のされ方として、例えば、第2実施形態と同様に、上記の実施形態の各緩衝部7が、複数の小さな緩衝部に分断された態様が挙げられる。
また、上記の実施形態では、4つの緩衝部7の全てにおいて、側方に並ぶ3つの緩衝材のうち中央の緩衝材が第1緩衝材70a又は第2緩衝材70bのいずれか一方である。しかし、中央の緩衝材が第1緩衝材70aである緩衝部7と、中央の緩衝材が第2緩衝材70bである緩衝部7とが、混在していても良い。
また、緩衝部7は、側方に4つ以上の緩衝材が並んだ構造となっていても良い。その場合も、緩衝材は、液晶セル1にのみ接着されている第1緩衝材70aと、バックライト2にのみ接着されている第2緩衝材70bとに分類される。そして、第1緩衝材70a又は第2緩衝材70bのうちの一方の緩衝材の少なくとも1つが、他方の緩衝材の2つに挟まれている部分がある。
(その他の変更例)
第1〜第3実施形態に示していない変更例を示す。
上記の各実施形態では、第2緩衝材はバックライト2に接着されている。しかし、液晶表示装置の構造によっては、第2緩衝材が接着される部材は、バックライト以外の部材であって液晶セルの裏面側に設けられる部材(裏面側部材)となる場合もある。裏面側部材として、例えば、バックライトを直接又は接着層を介して保持するフレームが挙げられる。なお、このフレームはバックライトフレーム26とは異なる部材である。バックライトの反り量が変化したり寸法が伸縮したりすると、その周辺の裏面側部材も応力を受けて反り量が変化したり寸法が伸縮したりする。しかし、裏面側部材と液晶セルとの間に上記と同様の緩衝部が挟まれていれば、液晶セルへ伝わる応力を低減することができる。
上記の各実施形態では液晶表示装置について説明したが、その他の表示装置、例えば有機EL表示装置やプラズマ表示装置等においても、表示パネルとその裏面側に設けられた裏面側部材との間に、上記と同じ緩衝部を設けることができる。例えば、表示パネルとしての有機EL表示パネルやプラズマディスプレイパネルと、これらを保持する裏面側部材としてのフレームとの間に、上記と同じ緩衝部を設けることができる。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得る。それらの変更例及び修正例も本発明の範囲に属する。例えば、前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除又は設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。また、上記実施形態によりもたらされる他の作用効果については、本明細書の記載から明らかなものや、当業者が適宜想到し得るものは、当然に本発明によりもたらされる。
A…液晶表示装置、B…液晶表示装置、1…液晶セル、2…バックライト、3…ベゼル、5…緩衝部、6…緩衝部、7…緩衝部、10…アレイ基板、11…対向基板、12…偏光板、13…偏光板、14…表示領域、15…周辺領域、20…導光板、21…光学シート、24…対応領域、25…周辺領域、26…バックライトフレーム、42…緩衝材、43…接着層、50a…第1緩衝材、50b…第2緩衝材、51…接着層、60a…第1緩衝材、60b…第2緩衝材、70a…第1緩衝材、70b…第2緩衝材、71…接着層、101…表示パネル、102…バックライト、103…ベゼル、140…緩衝材、141…接着層、142…緩衝材、201…表示パネル、202…バックライト、203…ベゼル、240…緩衝材、242…緩衝材

Claims (6)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルの裏面側に設けられた裏面側部材と、
    一方の面が前記表示パネルに接着された第1緩衝材と、
    一方の面が前記裏面側部材に接着された第2緩衝材と、を有し、
    前記第1緩衝材の他方の面は、前記裏面側部材に対向し、かつ前記裏面側部材に接着されず、
    前記第2緩衝材の他方の面は、前記表示パネルに対向し、かつ前記表示パネルに接着されず、
    前記第1緩衝材と前記第2緩衝材とは、互いの側壁を接して設けられたことを特徴とする表示装置。
  2. 表示パネルと、
    前記表示パネルの裏面側に設けられた裏面側部材と、
    一方の面が前記表示パネルに接着された少なくとも1つの第1緩衝材と、
    一方の面が前記裏面側部材に接着された少なくとも1つの第2緩衝材と、を有し、
    前記第1緩衝材の他方の面は、前記裏面側部材に対向し、かつ前記裏面側部材に接着されず、
    前記第2緩衝材の他方の面は、前記表示パネルに対向し、かつ前記表示パネルに接着されず、
    前記第1緩衝材又は前記第2緩衝材のうちの一方の緩衝材の少なくとも1つは、他方の緩衝材の2つに挟まれていることを特徴とする表示装置。
  3. 前記第1緩衝材及び前記第2緩衝材は、前記表示パネルの周辺領域に設けられたことを特徴とする請求項1又は2の表示装置。
  4. 前記裏面側部材がバックライト構成部品としてのバックライトフレームであることを特徴とする請求項1又は2の表示装置。
  5. 前記表示パネルを表示面側から支持する支持部材を有することを特徴とする請求項1又は2の表示装置。
  6. 前記表示パネルが横方向電界により配向制御される液晶層を有することを特徴とする請求項1又は2の表示装置。
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