JP2015211309A - 無線送信装置、無線受信装置および無線通信システム - Google Patents

無線送信装置、無線受信装置および無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はドップラー広がりが起こっても、隣接チャネル干渉の発生を抑制した無線送信装置、無線受信装置、および無線通信システムの提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る無線送信装置は、N個に並列化された送信データに対して差動時空符号化方式で符号化を行い、M個の系統別にN個のシングルキャリア信号を生成する差動時空符号化変調回路(即ち第1から第NのDSTBC変調回路62,63,64)と、系統別に、N個のシングルキャリア信号の周波数を変化させる周波数シフト回路71,72と、を備え、送信周波数シフト回路71,72は、互いに隣接するシングルキャリア信号の中心周波数の間隔を広げる方向へ、シングルキャリア信号の周波数を変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は無線送信装置、無線受信装置および無線通信システムに関し、例えば差動時空ブロック符号化(DSTBC:differential space-time block coding)方式におけるダイバーシチ方式の無線送信装置、無線受信装置および無線通信システムに関する。
マルチキャリア伝送方式の一つとして、直交周波数分割多重化(OFDM:orthogonal frequency-division multiplexing)方式が知られている。OFDM方式とDSTBC方式を組み合わせた通信技術としては、例えば非特許文献1を参照。OFDM方式の送信波においては、隣接するサブキャリアは互いにオーバラップする部分がある。
Jing Chen、他1名、「Performance Analysis of DSTBC-OFDM System in Frequency Selective Fading Channels」、IET International Conference on Wireless, Mobile and Multimedia Networks(ICWMMN2006) Proceedings、2006年11月、pp.1−4
無線送信装置または無線受信装置を備えた移動体の移動速度が大きくなると、ドップラー広がりにより、隣接するサブキャリアのオーバラップする部分が広くなる。隣接するサブキャリアのオーバラップする部分が広くなると、隣接チャネル干渉(ICI:Inter-Carrier Interference)が起こり、DSTBC復号において送信ダイバーシチ効果が得られなくなる。さらには、通信性能が大幅に劣化する。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、ドップラー広がりが起こっても、隣接チャネル干渉の発生を抑制した無線送信装置、無線受信装置、および無線通信システムの提供を目的とする。
本発明に係る無線送信装置は、差動時空符号化方式を用いた無線送信装置であって、N個に並列化された送信データに対して差動時空符号化方式で符号化を行い、M個の系統別にN個のシングルキャリア信号を生成する差動時空符号化変調回路と、系統別に、N個のシングルキャリア信号の周波数を変化させる周波数シフト回路と、を備え、送信周波数シフト回路は、互いに隣接するシングルキャリア信号の中心周波数の間隔を広げる方向へ、シングルキャリア信号の周波数を変化させる。
また、本発明に係る無線受信装置は、差動時空符号化方式を用いた無線受信装置であって、受信データが入力される少なくとも1つの入力端子と、入力端子に入力された受信データを並列化したN個の並列データ信号のそれぞれに対して周波数を変化させる受信周波数シフト回路と、周波数が変化したN個の並列データ信号のそれぞれからシングルキャリア信号を抽出するN個の受信フィルタと、シングルキャリア信号に対して同期および復調処理を行う差動時空符号化復調回路と、を備え、受信周波数シフト回路は、隣接するシングルキャリア信号の中心周波数の間隔を狭める方向へ、個々のシングルキャリア信号の周波数を変化させる。
本発明に係る無線送信装置によれば、送信周波数シフト回路71,72において、周波数領域において隣接するシングルキャリア信号の間隔を広げる処理を行う。従って、送信信号においてドップラー広がりが生じて、個々のシングルキャリア信号の幅が広がったとしても、シングルキャリア信号間のチャネル干渉が発生することを抑制可能である。よって、通信性能の劣化を大きく抑圧できるとともに、DSTBCによる送信ダイバーシチ効果を享受することができる。
また、本発明に係る無線受信装置によれば、無線送信装置が、隣接するシングルキャリア信号の周波数領域での間隔を広げる処理を行って送信波を送信した場合であっても、無線受信装置は、受信周波数シフト回路を備えるため、シングルキャリア信号間の周波数領域での間隔を狭める処理を行って、周波数シフトを行う前の送信波を復元することが可能である。
実施の形態1に係る無線送信装置のブロック図である。 実施の形態1に係る無線送信装置における周波数軸上での全体信号とキャリア信号の関係を示す図である。 実施の形態1に係る無線受信装置のブロック図である。 実施の形態1に係る送信信号のドップラー広がりの影響を示す図である。 実施の形態2に係る無線送信装置のブロック図である。 実施の形態2に係る無線送信装置における周波数軸上での全体信号とキャリア信号の関係を示す図である。 実施の形態2に係る無線受信装置のブロック図である。 実施の形態3に係る無線受信装置のブロック図である。 実施の形態4に係る無線受信装置のブロック図である。 前提技術に係る無線送信装置のブロック図である。 前提技術に係る無線受信装置のブロック図である。 前提技術に係るOFDM信号波形を示す図である。 前提技術に係る単一キャリア送信時のドップラー広がりによる信号波形の変化を示す図である。 前提技術に係るOFDMにおけるドップラー広がりの影響を示す図である。
<前提技術>
図10に,前提技術におけるDSTBCによるマルチキャリア伝送方式の無線送信装置のブロック図を示す。入力端子1から入力された送信データは、DSTBC変調回路4にて2系統のDSTBC符号化データに変換される。その内、第1系統の符号化データは、直列・並列変換回路5において並列データに変換される。そして、逆離散フーリエ変換回路7(逆DFT回路7)において時間領域の信号に変換される。そして、並列・直列変換回路9にて直列データに変換されて出力端子2から送信信号として送信される。第2系統の符号化データについても、直列・並列変換回路6、逆DFT回路8、並列・直列変換回路10において第1系統と同様の処理が施され、出力端子3から送信信号として送信される。
図11に、前提技術におけるDSTBCによるマルチキャリア伝送方式の無線受信装置のブロック図を示す。入力端子20から受信された受信信号は、直列・並列変換回路22にて並列信号に変換される。そして、離散フーリエ変換回路23(DFT回路23)にて周波数領域信号に変換される。次に、並列・直列変換回路24にて直列信号に変換される。そして、DSTBC復調回路25にて復調される。そして、出力端子21から出力される。
図12は、前提技術における無線送信装置から送信される全体信号とサブキャリア信号の関係を示す図である。図12より明らかなように、OFDMにおいては、隣接するサブキャリア30,31はお互いにオーバラップしている部分(領域32)がある。
図13は、単一キャリア送信時のドップラー広がりによる信号波形の変化を示す図である。無線送信装置から送信された元の信号(サブキャリア40)が、ドップラー効果により周波数的に広がった信号(サブキャリア40a)に変化する。
図14は、OFDMにおけるドップラー広がりの影響を示す図である。1つのサブキャリア51がドップラー広がりによりサブキャリア51aの波形に変化したとする。すると、周波数的に広がったサブキャリア51aは、隣接するサブキャリア50,52の周波数領域に侵入するため、領域53,54において隣接チャネル干渉(ICI)が発生する。無線受信装置は、ICI存在下においてDSTBC復号を実施することになるため、送信ダイバーシチ効果を得ることができない。さらには、通信性能を大幅に劣化させてしまう問題がある。これらの問題を解決する本発明の実施の形態を以下に述べる。
<実施の形態1>
<無線送信装置>
<構成>
図1は、本実施の形態1における無線送信装置のブロック図である。本実施の形態1における無線送信装置は、DSTBC によるマルチキャリア伝送方式を採用する。本実施の形態1における無線送信装置は、直列・並列変換回路61と、第1から第NのDSTBC変調回路62,63,64と、第1系統用の第1から第Nの送信フィルタ65,66,67と、第2系統用の第1から第Nの送信フィルタ68,69,70と、第1、第2系統用の送信周波数シフト回路71,72と、第1、第2系統用の加算回路73,74と、を備える。
直列・並列変換回路61は、入力端子60から入力された送信データとしての直列データ系列をN個の並列データ系列へ変換する。第1から第NのDSTBC変調回路62,63,64は、各並列データに対してDSTBC符号化を行い、2つの系統(第1系統、第2系統)のDSTBC符号化データ系列を出力する。
第1系統用の第1から第Nの送信フィルタ65,66,67は、第1系統のDSTBC符号化データ系列に対して送信フィルタリングを実施する。同様に、第2系統用の第1から第Nの送信フィルタ68,69,70は、第2系統のDSTBC符号化データ系列に対して送信フィルタリングを実施する。
第1系統用の送信周波数シフト回路71は、第1系統のN個のDSTBC符号化データ系列に対して、それぞれに対応する所定の周波数シフトを施す。同様に、第2系統用の送信周波数シフト回路72は、第2系統のN個のDSTBC符号化データ系列に対して、それぞれに対応する所定の周波数シフトを施す。ここで、周波数シフトを施すとは、周波数領域で隣接するデータ系列の中心周波数の間隔が広くなるように、各データ系列の周波数を変化させることを意味する。
第1系統用の加算回路73は、第1系統のN個のDSTBCデータ系列を加算し、送信出力端子75にて出力する。同様に、第2系統用の加算回路74は、第2系統のN個のDSTBCデータ系列を加算し、出力端子76にて出力する。
<動作>
入力端子60から入力された送信データは、まず、直列・並列変換回路61において直列データ系列からN個の並列データ系列へ変換される。次に、N個のDSTBC変調回路62,63,64によって、各並列データ系列がDSTBC符号化される。N個のDSTBC変調回路62,63,64は、第1、第2系統のDSTBC符号化データ系列を出力する。
そして、DSTBC変調回路から出力された第1系統のデータ系統に対して、第1から第Nの送信フィルタ65,66,67は送信フィルタリングを実施する。次に、N個の並列データ系列に対してDSTBC符号化して得られたN個の第1系統DSTBC符号化データ系列は、送信周波数シフト回路71において、N個のデータ系列それぞれに対応する所定の周波数シフトが与えられる。その後、加算回路73にてN個のデータ系列を加算し、出力端子75から出力される。
なお、第2系統DSTBC符号化データ系列に対しても、第1から第Nの送信フィルタ68,69,70、送信周波数シフト回路72、加算回路74において、同様の処理が施されて、出力端子76から出力される。
図2は本実施の形態の無線送信装置における、周波数軸上での全体信号とキャリア信号の関係を示す.図2より明らかなように,図12に示したOFDMとは異なり、隣接するキャリアはお互いにオーバラップしていない。それは、隣接する2つのシングルキャリア80,81がオーバラップせずに、緩衝領域82が存在するよう、送信周波数シフト回路71,72において周波数シフトを与えているからである。
<無線受信装置>
<構成>
図3は、本実施の形態1における無線受信装置のブロック図である。本実施の形態1における無線受信装置は、直列・並列変換回路91と、受信周波数シフト回路92と、第1から第Nの受信フィルタ93,94,95と、第1から第NのDSTBC復調回路96,97,98と、並列・直列変換回路99と、を備える。
直列・並列変換回路91は、直列受信データ系列をN個の並列受信データ系列に変換する。受信周波数シフト回路92は、N個の並列受信データ系列の各データ系列に対して対応する周波数シフトを実施する。第1から第Nの受信フィルタ93,94,95は、各シングルキャリアにおける受信信号成分を抽出する。
DSTBC復調回路96,97,98は、N個のデータ系列それぞれに対してDSTBC同期・復調処理を実施する。並列・直列変換回路99は、N個のDSTBC復調後の並列データ系列を直列データ系列に変換する。
<動作>
入力端子90ら入力された受信データは、まず、直列・並列変換回路91により直列データ系列からN個の並列データ系列に変換され。そして、N個の並列データ系列は、受信周波数シフト回路92によって、各データ系列に対して対応する周波数シフトが施される。ここで、周波数シフトを施すとは、周波数領域で隣接する並列データ系列の中心周波数の間隔が狭くなるように、各データ系列の周波数を変化させることを意味する。さらに、第1から第Nの受信フィルタ93,94,95によって各シングルキャリアにおける受信信号成分が抽出される。
そして、N個のデータ系列それぞれに対して、第1から第NのDSTBC復調回路96,97,98においてDSTBC同期・復調処理が施される。得られたN個のDSTBC復調後のデータ系列は、並列・直列変換回路99にて直列データ系列に変換される。この直列データ系列は、出力端子100にて出力される。
図4に,本実施の形態におけるドップラー広がりの影響を、1つのキャリアに注目して周波数軸上で記載する。ドップラー広がりにより周波数的に広がった信号(シングルキャリア81a)の受信フィルタの周波数範囲を超える部分は、受信フィルタにより削除される。しかし、周波数的に広がった信号(シングルキャリア81a)は、隣接するシングルキャリア80の周波数領域には侵入せず、隣接チャネル干渉(ICI)は発生しない。受信フィルタによる信号の削除が性能に与える影響はICIと比較して小さい。よって、通信性能の劣化を大きく抑圧できるとともに、DSTBCによる送信ダイバーシチ効果を享受することができる。
なお、本実施の形態1における無線送信装置と無線受信装置では、符号化方式としてブロック符号化、ブロック復号化をそれぞれ行った。本実施の形態では、符号化方式としてブロック符号化に限定されず、例えばトレリス符号化(復号化)を行ってもよい。
<効果>
本実施の形態1における無線送信装置は、差動時空符号化方式を用いた無線送信装置であって、N個に並列化された送信データに対して差動時空符号化方式で符号化を行い、M個の系統別にN個のシングルキャリア信号を生成する差動時空符号化変調回路(即ち第1から第NのDSTBC変調回路62,63,64)と、系統別に、N個のシングルキャリア信号の周波数を変化させる送信周波数シフト回路71,72と、を備え、送信周波数シフト回路71,72は、互いに隣接するシングルキャリア信号の中心周波数の間隔を広げる方向へ、シングルキャリア信号の周波数を変化させる。
本実施の形態1における無線送信装置は、送信周波数シフト回路71,72において、周波数領域において隣接するシングルキャリアの間隔を広げる処理を行う。従って、送信信号においてドップラー広がりが生じて、個々のシングルキャリアの幅が広がったとしても、シングルキャリア信号間のチャネル干渉が発生することを抑制可能である。よって、通信性能の劣化を大きく抑圧できるとともに、DSTBCによる送信ダイバーシチ効果を享受することができる。
また、本実施の形態における無線送信装置において、差動時空符号化変調回路(即ち、第1から第NのDSTBC変調回路62,63,64)は、差動時空ブロック符号化を行う。
従って、符号化処理としてブロック符号化は一般的であり、無線送信装置の汎用性を向上させることが可能である。
また、本実施の形態における無線送信装置において、差動時空符号化変調回路は、差動時空トレリス符号化も適用可能である。
従って、符号化処理としてトレリス符号化は一般的であり、無線送信装置の汎用性を向上させることが可能である。
また、本実施の形態1における無線受信装置は、差動時空符号化方式を用いた無線受信装置であって、受信データが入力される少なくとも1つの入力端子90と、入力端子90に入力された受信データを並列化したN個の並列データ信号のそれぞれに対して周波数を変化させる受信周波数シフト回路92と、周波数が変化したN個の並列データ信号のそれぞれからシングルキャリア信号を抽出するN個の受信フィルタ(即ち、第1から第Nの受信フィルタ93,94,95)と、シングルキャリア信号に対して同期および復調処理を行う差動時空符号化復調回路(即ち、第1から第NのDSTBC復調回路96,97,98)と、を備え、受信周波数シフト回路92は、隣接するシングルキャリア信号の中心周波数の間隔を狭める方向へ、個々のシングルキャリア信号の周波数を変化させる。
従って、無線送信装置が、隣接するシングルキャリア信号の周波数領域での間隔を広げて送信波を送信した場合であっても、無線受信装置は、受信周波数シフト回路92を備えるため、シングルキャリア信号の周波数領域での間隔を狭める処理を行って、周波数シフトを行う前の送信波を復元することが可能である。
また、本実施の形態における無線受信装置において、差動時空符号化復調回路(即ち、第1から第NのDSTBC復調回路96、97,98)は、差動時空ブロック復号化を行う。従って、無線送信装置側において差動時空ブロック復号化が行われた場合に、受信波を復号化することが可能である。
また、本実施の形態における差動時空符号化復調回路は、差動時空トレリス復号化も適用可能である。従って、無線送信装置側において差動時空トレリス復号化が行われた場合に、受信波を復号化することが可能である。
また、本実施の形態における無線通信システムは、差動時空符号化方式を用いた無線送信システムであって、無線送信装置と、無線受信装置と、を備える。
従って、無線送信装置が送信周波数シフト回路71,72を備えることによって、送信波にドップラーシフトが生じた場合であっても、周波数シフトを施すことによって、隣接チャネル干渉を抑制した状態で無線受信装置が送信波を受信することが可能となる。さらに、無線受信装置が受信周波数シフト回路92を備えることによって、周波数シフトが施された送信波を周波数シフトが施される前の状態に戻すことが可能である。
<実施の形態2>
<無線送信装置>
図5は、本実施の形態2における無線送信装置のブロック図である。本実施の形態2における無線送信装置は、実施の形態1(図1)の無線送信装置に備わる、第1から第Nの送信フィルタ65,66,67,68,69,70、送信周波数シフト回路71,72および加算回路73,74に代えて、逆離散フーリエ変換回路125,126(逆DFT回路125,126)および並列・直列変換回路127,128を備える。その他の構成は実施の形態1(図1)と同じため、説明を省略する。
第1系統用の逆DFT回路125は、N個のDSTBC変調回路62,63,64においてDSTBC処理が施されたN個の第1系統出力に対して逆離散フーリエ変換処理を行う。同様に、第2系統用の逆DFT回路126は、N個のDSTBC変調回路62,63,64においてDSTBCされたN個の第2系統出力に対して逆離散フーリエ変換処理を行う。
第1系統用、第2系統用の並列・直列回路127,128は、N個の並列データを直列データに変換して、出力端子75,76にそれぞれ出力する。
第1、第2系統用の逆DFT回路125,126のそれぞれは、N個以上の入力端子(すなわち、N以上の逆DFTポイント数とする)を有する。これは、周波数領域で隣接するシングルキャリア信号間に緩衝領域を設けるためである。実施の形態1で説明したように、隣接するシングルキャリア信号間に緩衝領域を設けることにより、ICIを抑制することができる。
逆DFT回路125,126には、所定のDFTポイント数分の間隔で第1、第2系統のDSTBC符号化系列が入力される。例えば、図5では、所定のDFTポイント数分の間隔として、1DFTポイントを設定している。
図6は、本実施の形態2の無線送信装置(図5)による、周波数軸上での全体信号と複数シングルキャリア信号130,132の関係を示す。図6より明らかなように、隣接するシングルキャリア信号130,132の間には、送信されないシングルキャリアによって緩衝領域131が設けられている。緩衝領域131が設けられるのは、DSTBC変調回路62,63,64の出力端子と、逆DFT回路125,126の入力端子とを所定の規則に基づいて接続しているためである。
<無線受信装置>
図7は、本実施の形態2における無線受信装置のブロック図である。本実施の形態2における無線受信装置は、実施の形態1(図3)の無線送信装置に備わる受信周波数シフト回路92および第1から第Nの受信フィルタ93,94,95に代えて、離散フーリエ変換回路141(DFT回路141)を備える。その他の構成は実施の形態1(図3)と同じため、説明を省略する。
本実施の形態2における無線受信装置(図7)は、直列・並列変換回路91の後段に、実施の形態1における受信周波数シフト回路92(図3)の代わりに、DFT回路141を有している。つまり、本実施の形態2の無線受信装置においては、実施の形態1の受信周波数シフト回路92の出力端子に代えて、DFT回路141の出力端子が、第1から第NのDSTBC復調回路96,97,98の入力端子と接続される構成となっている。
本実施の形態2において、無線受信装置(図7)におけるDFT回路141と、第1から第NのDSTBC復調回路96,97,98との接続構成は、無線送信装置(図5)における第1から第NのDSTBC変調回路と、逆DFT回路との接続構成に対応している。つまり、前述のように、逆DFT回路125の入力端子には、例えば1DFTポイントを隔てて、第1から第NのDSTBC変調回路62,63,64の出力端子が接続される。同様に、DFT回路141の出力端子には、例えば1DFTポイントを隔てて、第1から第NのDSTBC復調回路96,97,98の入力端子が接続される。
本実施の形態2によれば、無線送信装置における逆DFT回路125,126の入力端子、無線受信装置におけるDFT回路141の出力端子への接続を変更することで、柔軟かつ容易に緩衝領域を設定することが可能である。なお、実施の形態1と同様に、無線送信装置において各シングルキャリアに対して送信フィルタを設けても良い。また、無線受信装置において各シングルキャリアに対して受信フィルタを設けても良い。
しかしながら、図7の構成では、DFT回路141を使用するため、DFT処理ブロック内にて伝送路変動が生じる場合、DFT処理を行っても複数シングルキャリア間の直交性の崩れによる干渉が生じることがある。そのため、上記のケースにおいてはDSTBCによる送信ダイバーシチ効果が得られない可能性がある。上記の干渉を回避するために、図3の無線受信装置を使用しても良い。
<効果>
本実施の形態における無線送信装置において、送信周波数シフト回路71,72は逆離散フーリエ変換回路125,126である。
従って、逆離散フーリエ変換回路125,126はそれぞれ1つのハードウエアで構成されるため、入力される並列データの個数(シングルキャリアの個数)が増大した場合であっても、回路規模の増大を抑制することが可能である。
また、本実施の形態における無線受信装置において、受信周波数シフト回路92は、離散フーリエ変換回路141である。
従って、離散フーリエ変換回路141は1つのハードウエアで構成されるため、入力される並列データの個数(シングルキャリアの個数)が増大した場合であっても、回路規模の増大を抑制することが可能である。
<実施の形態3>
<構成>
図8は、本実施の形態3における無線受信装置のブロック図である。実施の形態1、2ではドップラーシフトによる影響を回避するべく周波数軸における緩衝領域を設定することにより、隣接チャネル干渉(ICI)を抑制した。しかし、ドップラーシフトが生じている信号に対し、受信フィルタにてフィルタリングを実施する際には、信号スペクトルの一部を除去してしまう場合がある。干渉や雑音耐性が弱い多値変調採用時には上記の信号歪の影響で伝送品質が劣化することが予想される。
そこで、本実施の形態3における無線受信装置は、上記の問題を解決するべく、予想されるドップラーシフトの程度を考慮して、各シングルキャリアに対して複数の受信フィルタを備える構成とする。
実施の形態1(図3)の無線受信装置は、各シングルキャリアごとに1つの受信フィルタと1つのDSTBC復調回路を備える構成であった。本実施の形態3(図8)の無線受信装置は、各シングルキャリアごとに複数の受信フィルタと複数のDSTBC復調回路を備え、複数の復調信号のうち最も誤差の少ない復調信号を選択する構成である。
本実施の形態3(図8)の無線受信装置は、直列・並列変換回路91と、受信周波数シフト回路92と、第1から第Nのシングルキャリア用復調回路200,300,400と、並列・直列変換回路99と、を備える。
直列・並列変換回路91、受信周波数シフト回路92および並列・直列変換回路99は、実施の形態1と同様のため、説明を省略する。第1のシングルキャリア用復調回路200は、N個の並列データのうち第1の並列データの復調を行う。第1のシングルキャリア用復調回路200は、第1から第Lの受信フィルタ152,153と、第1から第LのDSTBC復調回路154,155と、復調結果選択回路158と、選択制御回路157と、を備える。なお、第2から第Nのシングルキャリア用復調回路300,400の構成は第1のシングルキャリア用復調回路200の構成と同じため、説明を省略する。
<動作>
第1のシングルキャリア用復調回路200の動作について説明を行う。第1のシングルキャリア用復調回路200に備わる第1から第Lの受信フィルタ152,153には、受信周波数シフト回路92から周波数が所定量だけシフトした第1のシングルキャリアが入力される。第1から第Lの受信フィルタは、互いに特性の異なる受信フィルタである。第1から第Lの受信フィルタにおいてシングルキャリアにおける受信信号成分が抽出され、第1から第LのDSTBC復調回路154,155にそれぞれ入力される。L個の復調信号は復調結果選択回路158に入力される。第1から第LのDSTBC復調回路154,155のそれぞれは、同期および復調処理を行うとともに、同期および復調処理に基づく誤差を算出して選択制御回路157に出力する。
選択制御回路157は、L個の誤差の中から最も小さい誤差を選択し、最も小さい誤差に対応した復調信号を選択するように、復調結果選択回路158を制御する。復調結果選択回路158は、選択制御回路157の指示を受け、L個の復調結果の中から1つを選んで、後段の並列・直列変換回路99に出力する。
第2から第Nのシングルキャリア用復調回路300,400には、受信周波数シフト回路92において周波数が所定量だけシフトした第2から第Nのシングルキャリアがそれぞれ入力される。第2から第Nのシングルキャリア用復調回路300,400の動作は、第1のシングルキャリア用復調回路200の動作と同様のため、説明を省略する。
<効果>
本実施の形態における無線受信装置において、受信フィルタ(即ち第1から第Lの受信フィルタ152,153)は、並列データ信号ごとに複数備わっており、差動時空符号化復調回路(即ち第1から第LのDSTBC復調回路154,155)は、シングルキャリア信号ごとに複数備わっており、シングルキャリア信号ごとに、複数の差動時空符号化復調回路の出力のうちいずれか一つの出力を選択する復調結果選択回路158と、復調結果選択回路158の動作を制御する選択制御回路157と、をさらに備え、複数の差動時空符号化復調回路のそれぞれは、シングルキャリア信号に対して同期および復調処理を行うとともに、選択制御回路157に対して同期および復調処理に基づく誤差を出力し、選択制御回路157は、入力された複数の誤差のうち最も小さい誤差に対応する差動時空符号化復調回路の出力を選択するように復調結果選択回路158を制御する。
従って、本実施の形態における無線受信装置は、各シングルキャリアに対して最も誤差の少ない復調結果を選択するため、実施の形態1で述べた効果に加えて、受信フィルタによる信号の歪みを最小とすることができる。
<実施の形態4>
<構成>
実施の形態3の無線受信装置(図8)においては入力端子が1つの構成を示した。本実施の形態4の無線受信装置では入力端子が複数(例えば2系統)存在する構成を示す。
実施の形態3の無線受信装置が受信する受信波において、同一の周波数を使用した他信号が希望信号に重畳されている場合、重畳された他信号が希望信号に干渉するため、適切な復調結果を選択できない可能性ある。そのため、選択制御回路157にて干渉の影響を極力回避する手段が必要となる。そこで、本実施の形態4では、上記の干渉が生じている場合においても、適切な復調結果を選択できる構成を示す。
図9は、本実施の形態4における無線受信装置のブロック図である。本実施の形態では簡単のため入力端子を2つ(2系統)としているが、これに制約されない。本実施の形態4における無線受信装置は、実施の形態3の無線受信装置(図8)に対して、第2系統に対応した入力端子160、直列・並列変換回路161および受信周波数シフト回路162をさらに備える。本実施の形態4における無線受信装置の第1のシングルキャリア用復調回路200Aは、第2系統の第1の並列データに対応して、第1から第Lの受信フィルタ163,164をさらに備える。また、第1のシングルキャリア用復調回路200Aは、第1から第Lの複数系統DSTBC復調回路165,166をさらに備える。なお、第2から第Nのシングルキャリア用復調回路300A,400Aは、第1のシングルキャリア用復調回路200Aと同様の構成である。
<動作>
本実施の形態4における無線受信装置では、「第1系統を使用するDSTBC復調」、「第2系統を使用するDSTBC復調」および「複数系統(即ち第1、第2系統)を使用するDSTBC復調」を実施する。「複数系統を使用するDSTBC復調」では、同一のフィルタ特性を有する受信フィルタから出力される2つの系統の受信信号を用いてDSTBC復調を行う。
例えば、第1系統用の第1の受信フィルタ152と、第2系統用の第1の受信フィルタ163に着目して説明を行う。第1系統用の第1の受信フィルタ152から出力される信号は、第1系統用の第1のDSTBC復調回路154と、第1の複数系統DSTBC復調回路165へ入力される。また、第2系統用の第1の受信フィルタ163から出力される信号は、第2系統用の第1のDSTBC復調回路167と、第1の複数系統DSTBC復調回路165へ入力される。第1のDSTBC復調回路154が「第1系統を使用するDSTBC復調」を行う。第1のDSTBC復調回路167が「第2系統を使用するDSTBC復調」を行う。さらに、第1の複数系統DSTBC復調回路165が「複数系統を使用するDSTBC復調」を行う。
第1の複数系統DSTBC復調回路165は、例えば、各系統単位でDSTBC復調を行い、得られた2つの系統の復調結果を用いて最大比合成を行う。なお、複数系統を用いた復調方法および合成方法については上記の限りではない。
第1から第LのDSTBC復調回路154,155,167,168および第1から第Lの複数系統DSTBC復調回路166,167は、復調処理および同期処理を実施して、復調信号を復調結果選択回路158に入力するとともに、復調処理および同期処理に基づく誤差を算出して選択制御回路157に入力する。
実施の形態3と同様、選択制御回路157は、入力された複数の誤差の中から最も小さい誤差を選択し、最も小さい誤差に対応した復調信号を選択するように、復調結果選択回路158を制御する。復調結果選択回路158は、選択制御回路157の指示を受け、複数の復調結果の中から1つを選んで、後段の並列・直列変換回路99に出力する。
なお、第2から第Nのシングルキャリア用復調回路300A,400Aの動作は、第1のシングルキャリア用復調回路200Aの動作と同様のため、説明を省略する。
<効果>
本実施の形態における無線受信装置において、入力端子90,160は複数であり、複数の入力端子90,160からの複数系統の受信データを利用して同期および復調処理を行う複数系統差動時空符号化復調回路(即ち第1から第Lの複数系統DSTBC復調回路165,166)をさらに備える。
従って、本実施の形態における無線受信装置は、第1、第2の各系統において個別にDSTBC復調を実施することに加えて、2つの系統を利用してDSTBC復調を実施する。マルチパスフェージングの影響により希望波に対し混入する干渉波の電力が各入力端子90,160において異なるため、複数系統を利用して復調を行うことにより、ICIの抑制、信号の歪みの抑制および干渉波の影響の抑制の効果を得ることが可能である。
なお、本発明は、上記にて示した実施の形態にそのまま制限されるものではない。特に、各実施の形態では送信ダイバーシチ方式としてDSTBCを採用したが、差動時空トレリス符号化(DSTTC:differential space-time trellis coding)を採用してもよく、送信ダイバーシチ方式に制約はない。また、各実施の形態において、実施形態の記載内容から予測可能な範囲内で構成要素を変形できる。各実施の形態は、無線通信に制限されず、光通信などの有線通信においても適用可能である。特に、回路規模低減のためDSTBC復調回路等の構成要素について、同じ回路を並列に実装せずに単一回路で複数回実行させる構成としても良い。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1,20,60,90,160 入力端子、7,8,125,126 逆DFT変換回路、23,141 DFT変換回路、2,3,21,75,76,100 出力端子、62,63,64 DSTBC変調回路、65,68 第1の送信フィルタ、66,69 第2の送信フィルタ、67,70 第Nの送信フィルタ、71,72 送信周波数シフト回路、92,162 受信周波数シフト回路、73,74 加算回路、152,163 第1の受信フィルタ、153,164 第Nの受信フィルタ、154,167 第1のDSTBC復調回路、155,168 第LのDSTBC復調回路、165 第1の複数系統DSTBC復調回路、166 第Lの複数系統DSTB復調回路、157 選択制御回路、158 復調結果選択回路、200,200A 第1のシングルキャリア用復調回路、300,300A 第2のシングルキャリア用復調回路、400,400A 第Nのシングルキャリア用復調回路、61,91 直列・並列変換回路、99,127,128 並列・直列変換回路、30,31,40,40a,50,51,51a,52 サブキャリア、32,53,54 領域、80,81,81a,130,132 シングルキャリア、82,131 緩衝領域。

Claims (11)

  1. 差動時空符号化方式を用いた無線送信装置であって、
    N個に並列化された送信データに対して差動時空符号化方式で符号化を行い、M個の系統別にN個のシングルキャリア信号を生成する差動時空符号化変調回路と、
    前記系統別に、N個の前記シングルキャリア信号の周波数を変化させる送信周波数シフト回路と、
    を備え、
    前記送信周波数シフト回路は、互いに隣接する前記シングルキャリア信号の中心周波数の間隔を広げる方向へ、前記シングルキャリア信号の周波数を変化させる、
    無線送信装置。
  2. 前記周波数シフト回路は逆離散フーリエ変換回路である、
    請求項1に記載の無線送信装置。
  3. 前記差動時空符号化変調回路は、差動時空ブロック符号化を行う、
    請求項1に記載の無線送信装置。
  4. 前記差動時空符号化変調回路は、差動時空トレリス符号化を行う、
    請求項1に記載の無線送信装置。
  5. 差動時空符号化方式を用いた無線受信装置であって、
    受信データが入力される少なくとも1つの入力端子と、
    前記入力端子に入力された前記受信データを並列化したN個の並列データ信号のそれぞれに対して周波数を変化させる周波数シフト回路と、
    周波数が変化したN個の前記並列データ信号のそれぞれからシングルキャリア信号を抽出するN個の受信フィルタと、
    前記シングルキャリア信号に対して同期および復調処理を行う差動時空符号化復調回路と、
    を備え、
    前記周波数シフト回路は、隣接する前記シングルキャリア信号の中心周波数の間隔を狭める方向へ、個々のシングルキャリア信号の周波数を変化させる、
    無線受信装置。
  6. 前記受信周波数シフト回路は、離散フーリエ変換回路である、
    請求項5に記載の無線受信装置。
  7. 前記受信フィルタは、前記並列データ信号ごとに複数備わっており、
    前記差動時空符号化復調回路は、前記シングルキャリア信号ごとに複数備わっており、
    前記シングルキャリア信号ごとに、複数の前記差動時空符号化復調回路の出力のうちいずれか一つの出力を選択する復調結果選択回路と、前記復調結果選択回路の動作を制御する選択制御回路と、
    をさらに備え、
    複数の前記差動時空符号化復調回路のそれぞれは、前記シングルキャリア信号に対して同期および復調処理を行うとともに、前記選択制御回路に対して同期および復調処理に基づく誤差を出力し、
    前記選択制御回路は、入力された複数の前記誤差のうち最も小さい誤差に対応する前記差動時空符号化復調回路の出力を選択するように前記復調結果選択回路を制御する、
    請求項5に記載の無線受信装置。
  8. 前記入力端子は複数であり、
    複数の前記入力端子からの複数系統の前記受信データを利用して同期および復調処理を行う複数系統差動時空符号化復調回路をさらに備える、
    請求項5に記載の無線受信装置。
  9. 前記差動時空符号化復調回路は、差動時空ブロック復号化を行う、
    請求項5に記載の無線受信装置。
  10. 前記差動時空符号化復調回路は、差動時空トレリス復号化を行う、
    請求項5に記載の無線受信装置。
  11. 差動時空符号化方式を用いた無線送信システムであって、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の無線送信装置と、
    請求項5から請求項10のいずれか一項に記載の無線受信装置と、
    を備える、
    無線通信システム。
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