JP2015211100A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】貫通電極のための凹部を半導体基板に形成する際、半導体基板の端部にダメージ部が形成されることを防止すること。
【解決手段】半導体装置の製造方法は、半導体基板の第1面上の一部に、第1の絶縁層を形成する工程と、半導体基板の第1面上に、第1の保護膜を形成する工程と、第1の保護膜上に、第2の保護膜を形成する工程と、半導体基板の第1面上の少なくとも端部に積層された第1の保護膜及び第2の保護膜を残しながら、半導体基板が露出するように、第1の絶縁層に貫通孔を形成する工程と、半導体基板の第1面上の少なくとも端部に第1の保護膜を残しながら、半導体基板に、貫通孔と少なくとも部分的に連通する凹部を形成する工程と、を含む。
【選択図】図18

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。特に、本発明は、貫通電極を有する半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の集積度が年々向上し、それに伴って配線の微細化や多層化が進んでいる。一方、スマートフォーンなどのモバイル製品に組み込まれる各種半導体装置は、高密度実装化され、パッケージサイズの小型化及び薄膜化が要求されている。このような要求に対して、MCP(Multi Chip Package)と呼ばれる1つの配線基板上に複数の半導体チップを高密度実装する技術が開発されている。その中でも、TSV(Through Substrate Via/Through Silicon Via)と呼ばれる貫通電極を有する半導体装置(半導体チップ)を積層したチップ積層体を配線基板の主面に実装したCoC(Chip on Chip)型の半導体装置(半導体パッケージ)が注目されている。
上記貫通電極は、半導体装置の半導体基板を貫通する様に設けられている。貫通電極の両端は、バンプ電極を介して、配線基板、或いは他の半導体装置と電気的に接続されている。貫通電極(TSV;Through Silicon Via/Through Substrate Via)の形成方法としては、特許文献1にも開示されているようなビアミドル法とビアラスト法がある。ビアミドル法とは、半導体装置の製造工程の中で、素子(トランジスタ、メモリキャパシタ等)形成後に配線層を形成する初期段階で、貫通電極の孔形成と貫通電極材料の埋め込みを半導体基板の表面側から実施しておき、配線層形成後に半導体基板の裏面側からCMP(Chemical Mechanical Polishing)などで半導体基板の薄膜化を進め、貫通電極の一端を露出させて貫通電極を完成させるものである。それに対し、ビアラスト法とは、配線層形成後に、半導体基板の裏面側から所定の厚さまで薄膜化を進めた上で、貫通電極の孔形成と貫通電極材料の埋め込みを半導体基板の裏面側から実施して貫通電極を完成させるものである。
特許文献2及び特許文献3には、貫通電極を絶縁する絶縁リングを有する半導体装置の製造方法が開示されている。
特許文献2に記載の半導体装置の製造方法は、半導体基板の素子形成面の側から半導体基板を選択的に除去して環筒状凹部を形成し、環筒状凹部の内部に絶縁膜を埋設し、環筒状凹部の外部に形成された絶縁膜を除去して環筒状絶縁膜を形成する工程と、素子形成面に所定の半導体素子を形成する工程と、半導体素子を形成する工程の後、半導体基板を素子形成面の裏面から薄化する工程と、半導体基板を薄化する工程の後、裏面に裏面絶縁膜を設け、該裏面絶縁膜の所定の領域を選択的に除去して開口部を設ける工程と、裏面の側から、開口部をマスクとして、環筒状絶縁膜の内側に残存する半導体基板の所定の領域を選択的に除去し、開口部よりも拡径した領域を含み半導体基板を貫通する孔を形成するとともに、裏面絶縁膜の一部を半導体基板の面内方向に張り出した張出部とする工程と、孔を埋め込むように導電膜を成長させて、半導体基板を貫通するとともに張出部に接する貫通電極を形成する工程と、を含む。
特許文献3に記載の半導体装置の製造方法は、基板の少なくとも側端部を覆うように、保護膜を形成する第1の工程と、フォトレジストパターンを用いたエッチングにより、基板の第1の主面に、第1の主面に対向して見た形状が環状となる溝を形成する第2の工程と、溝を埋め込むように絶縁膜を形成することにより、絶縁リングを形成する第3の工程と、絶縁リングの内側に位置する基板の上方に順に、配線層及び表面電極を形成する工程と、接着層を介して、基板の第1の主面上に、側端部が保護膜で覆われた支持基板(WSS;Wafer Support System)を接着させる工程と、基板の第1の主面と厚さ方向に対向する面側から基板を研削して、絶縁リングの底部を露出させる工程と、基板の第1の主面と厚さ方向に対向する面側から、基板を貫通して配線層に接続されるように裏面電極を形成することにより貫通電極を得る工程と、を有する。
特開2011−228419号公報 特開2007−123857号公報 特開2013−30537号公報
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
現在、貫通電極の径の微細化が進められており、例えば、貫通電極の径は6μm程度にすることが求められている。このような微細な径の場合、ビアラスト法によると、半導体基板の反りなどの影響のために、裏面側から表面側にある配線層の所定の位置に接続する貫通電極の開孔を行うことが非常に困難である。したがって、ビアミドル法の方が微細化を進める上で、ビアラスト法よりも優位であると考えられる。
半導体基板の主要領域には素子形成層や絶縁膜が形成されているが、半導体基板の端部領域には、素子形成層等は形成されていない。後述するように、貫通電極を埋め込むための凹部を半導体基板に形成する場合、素子形成層等の上面は保護膜で被覆するが、半導体基板の端部領域には、保護膜等で被覆されずに半導体基板が露出する箇所が存在する。このような状態において、例えばエッチングにより半導体基板に凹部を形成すると、半導体基板の端部領域においても半導体基板の露出箇所がエッチングされてしまう。エッチングにより、例えば、端部領域に深さ数十μmのダメージ部が形成される。このダメージ部が起因となって、後の工程において、端部領域の材料が剥離したり欠落したりする。そして、剥離物等が中間製品に付着すると製品歩留まりを著しく低下させることになる。
本発明の第1視点によれば、半導体基板の第1面上の一部に、第1の絶縁層を形成する工程と、半導体基板の第1面上に、第1の保護膜を形成する工程と、第1の保護膜上に、第2の保護膜を形成する工程と、半導体基板の第1面上の少なくとも端部に積層された第1の保護膜及び第2の保護膜を残しながら、半導体基板が露出するように、第1の絶縁層に貫通孔を形成する工程と、半導体基板の第1面上の少なくとも端部に第1の保護膜を残しながら、半導体基板に、貫通孔と少なくとも部分的に連通する凹部を形成する工程と、を含む、半導体装置の製造方法が提供される。
半導体基板端部の損傷を防止することができる。これにより、半導体基板端部の損傷に起因する不具合の発生を防止することができる。
第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための貫通電極部分の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップ積層体の製造方法を説明するための拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 第1実施形態に係る半導体チップの製造方法を説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 第2実施形態に係る半導体装置の概略断面図。 半導体基板の端部を説明するための半導体基板の概略部分断面図。 ダメージ部の生成メカニズムを説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 ダメージ部の生成メカニズムを説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 ダメージ部の生成メカニズムを説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。 ダメージ部の生成メカニズムを説明するための半導体基板端部の拡大概略断面図。
上記各視点の好ましい形態を以下に記載する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1の絶縁層はシリコン酸化膜である。貫通孔はエッチングによって形成する。第2の保護膜は、貫通孔を形成するためのエッチングに対して保護膜として機能する材料で形成する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2の保護膜はシリコン膜を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、半導体基板はシリコンである。凹部はエッチングで形成する。第1の保護膜は、凹部を形成するためのエッチングに対する保護膜として機能する材料で形成する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、凹部を形成する工程において、第2の保護膜の少なくとも一部が除去されて、第1の保護膜の少なくとも一部が露出する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1の保護膜はシリコン酸化膜を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1の保護膜を形成する工程は、第1の絶縁層の上方に形成された第1の保護膜を除去する工程を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2の保護膜を形成する工程は、第1の絶縁層の上方に形成された第2の保護膜を除去する工程を含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1の絶縁層の上方に形成された第1の保護膜及び第2の保護膜を同一工程において除去する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1の保護膜及び第2の保護膜は、化学的機械的研磨を用いて除去する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、半導体装置の製造方法は、第1絶縁層の上方に、第1のマスクを形成する工程をさらに含む。貫通孔を形成する工程において、第1のマスクをマスクとして貫通孔を形成する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1のマスクは、第1の絶縁層の上方に形成された第1の保護膜及び第2の保護膜を除去した後に形成する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1のマスクは、第2の保護膜の一部の上にも形成される。
上記第1視点の好ましい形態によれば、半導体装置の製造方法は、凹部を形成する工程の後に、第1のマスクを除去する工程をさらに含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、半導体装置の製造方法は、貫通孔及び凹部内に導電材を埋め込む工程と、半導体基板の第1面とは反対側の第2面側から半導体基板を薄化して導電材を半導体基板から露出させる工程と、をさらに含む。
上記第1視点の好ましい形態によれば、半導体装置の製造方法は、半導体基板の第1面上の一部に、素子が形成された素子形成層を形成する工程をさらに含む。第1の絶縁層を形成する工程は、素子形成層を形成する工程に含まれる。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1絶縁層はシリコン酸化膜である。
以下の説明において、図面参照符号は発明の理解のために付記しているものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。各実施形態において、同一または同様の要素には同一の符号を付してある。
以下の各実施形態においては、本発明の半導体装置について、半導体チップとしての半導体装置、及び当該半導体チップを積層した半導体チップ積層体(半導体パッケージ)としての半導体装置を例にして説明する。
第1実施形態に係る半導体装置について説明する。図13に、半導体チップとしての半導体装置の概略断面図を示す。半導体装置100は、半導体基板101と、半導体基板101の第1面101a側に形成された素子形成層102と、素子形成層102側に形成された第2絶縁層131と、を備える。素子形成層102は、トランジスタやキャパシタ等の素子、素子を覆う第1絶縁層、素子に電気的に接続されたプラグ等が形成された層である。第1絶縁層は、例えば、シリコン酸化膜で形成される。
半導体装置100は、第2絶縁層131側に形成された第3絶縁層109と、第3絶縁層109中に形成された配線層108と、配線層108に電気的に接続された第1バンプ112と、をさらに備える。配線層は108、バンプ間、素子同士間、及びバンプと素子間の少なくともいずれかを電気的に接続する。
半導体装置100は、第2面101b側に形成された裏面保護絶縁膜117と、裏面保護絶縁膜117側に形成された第2バンプ120と、を備える。半導体装置100は、半導体基板101等を貫通し、第1バンプ112と第2バンプ120とを電気的に接続する貫通電極107と、貫通電極107の周りに形成された第1バリア膜106と、第1バリア膜106の周りに形成された側壁絶縁膜105と、をさらに備える。
図14に、半導体チップ積層体としての半導体装置の概略断面図を示す。半導体装置150は、少なくとも2つの半導体チップ100を備える。半導体チップ100は、第1バンプ112と第2バンプ120とを電気的に接続するように積層されている。
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図1〜図22に、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための図面を示す。図1〜図13は、貫通電極を有する半導体チップの製造方法を説明するための図面であり、貫通電極部分の拡大概略断面図である。図14は、半導体チップ積層体の製造方法を説明するための概略断面図である。図15〜図22は、貫通電極を有する半導体チップの製造方法を説明するための図面であり、半導体基板端部の拡大概略断面図である。
半導体基板101の第1面101aの一部の領域に、第1絶縁層を含む素子形成層102を形成する(図1及び図15)。このとき、半導体基板101の一部、例えば、半導体基板101の第1面101aの端部101cには、素子形成層102は形成されない。
次に、素子形成層102上に第2絶縁層131を形成する(図1及び図15)。第2絶縁層131としては、例えばシリコン窒化膜を使用することができる。次に、第2絶縁層131上に、素子形成層に第1コンタクト孔を形成するための第1マスク(不図示)を形成する。次に、第1マスクを用いて、第2絶縁層131及び素子形成層102に第1コンタクト孔133を形成する(図15)。
次に、第1マスクを除去する。
次に、少なくとも第1コンタクト孔133内に、コンタクトを形成するための第1導電材134’を堆積する(図16)。第1導電材134’としては、例えばW/TiN膜を使用することができる。
次に、少なくとも半導体基板101の端部101cにおける半導体基板上を被覆するように、第1導電材134’上に第1保護膜135を形成する(図17)。第1保護膜135は素子形成層102の上方を被覆してもよい。第1保護膜135は、後の工程において半導体基板101に凹部を形成する際に端部101cにおける半導体基板の保護膜として機能する材料を有すると好ましい。第1保護膜135は、例えば、素子形成層102における第1の絶縁層と同じ材料で形成することができる。第1保護膜135としては、例えば、シリコン酸化膜を選択することができる。第1保護膜135の厚さは、例えば0.2μm〜1μmとすることができる。
図24に、半導体基板101の端部101cを説明するための半導体基板の概略部分断面図を示す。半導体基板101の第1面101aは、主要部101d、端部101c及びアペックス部101eに区分することができる。主要部101dは、素子形成層102等を形成する領域である。端部101cは、主要部101dの面方向に対して傾斜する部分であると好ましい。例えば、図24に示す断面において、端部101c部分の輪郭線に対する接線と主要部101dの面とのなす角度は0度より大きく、45度以下であると好ましい。アペックス部101eは、半導体基板101の側面に相当する領域である。例えば、図24に示す断面において、アペックス部101e部分の輪郭線に対する接線と主要部101dの面とのなす角度は45度より大きいと好ましい。本発明にいう端部101cは、主要部101dとアペックス部101eとの間の領域であると好ましい。
次に、少なくとも半導体基板101の端部101cにおける半導体基板上を被覆するように、第1保護膜135上に第2保護膜136を形成する(図17)。第2保護膜136は素子形成層102の上方を被覆してもよい。第2保護膜136は、後の工程において素子形成層102に凹部を形成する際に露出部および第1保護膜135の保護膜として機能する材料を有すると好ましい。第2の保護膜136は、例えば、半導体基板101と同じ材料で形成することができる。第2保護膜136としては、例えば、シリコン膜を選択することができる。シリコン膜は、多結晶シリコン膜であってもよいし、非晶質シリコン膜であってもよい。第2保護膜136の厚さは、例えば0.1μm〜1μmとすることができる。
次に、素子形成層102上方にある第1導電材134’、第1保護膜135及び第2保護膜136を除去する。このとき、半導体基板101の端部101c上における第1保護膜135及び第2保護膜136は残存させる(図18)。第1導電材134’、第1保護膜135及び第2保護膜136は、例えば、化学機械的研磨(CMP;Chemical Mechanical Polishing)法を用いて除去することができる。素子形成層102上の第1導電材134’を除去することによって、第1コンタクト孔133内に第1コンタクトプラグ134が形成される。CMP法を用いれば、半導体基板101の端部101c上における第1保護膜135及び第2保護膜136を残存させることができる。例えば、CMPでのウェハ押し付け圧力を下げれば、ウェハ外周の研磨レートは極端に下げられる事が可能となり、半導体基板101の端部101c上における第1保護膜135及び第2保護膜136を残存させる事ができる。第1保護膜135、第2保護膜136及び第1導電材134’の除去は、複数の工程に分けて行うことができる。例えば、1回目のCMP工程で第1保護膜135及び第2保護膜136を除去し、2回目のCMP工程で第1導電材134’を除去してもよい。あるいは、第1保護膜135、第2保護膜136及び第1導電材134’をそれぞれ別個のCMP工程で除去してもよい。
次に、素子形成層102上方に、貫通電極を形成するための凹部を形成するための第2マスク103を形成する。第2マスク103は、例えばレジスト等で形成することができる。レジストの形成は、スピンコーターを使ったレジスト膜の塗布、露光/現像処理を経て行うことができる。第2マスク103をレジストで形成した場合、スピンコーターでは、半導体基板裏面にレジスト材が付着するのを防ぐ目的で、半導体基板裏面に対しレジストを溶解可能な有機溶剤の散布(所謂バックリンスでMEK:メチルエチルケトンなどを使用)が実施され、この有機溶剤が半導体基板101の端部101c上に回り込む為、半導体基板101の端部101c上をレジストで完全に覆うことはできない。この場合、第2保護膜136が第2マスクから露出することになる。次に、貫通電極を形成する位置に、第2マスク103に貫通孔103aを形成する(図19)。
次に、第2マスク103及び第2保護膜136をマスクとして、第2絶縁層131及び素子形成層102に第2貫通孔138を形成する(図20)。このとき、半導体基板101の端部101c上には、第1保護膜135が残存するようにする。第1保護膜135上に、第2保護膜136も残存するとより好ましい。第2貫通孔138は、例えばドライエッチングを用いて形成することができる。エッチングガスとしては、例えば、C、C、C、Cなどのフロロカーボン系ガスを使用することができる。
次に、第2マスク103及び第1保護膜135をマスクとして、半導体基板101に、貫通電極を埋め込むための凹部104を形成する(図2及び図21)。凹部104は、少なくとも部分的に第2貫通孔138と連通している。凹部104の形成は、例えばドライエッチングを使用することができる。エッチングガスとしては、例えば、HBrとClの混合ガスを使用することができる。第2保護膜136をシリコンで形成した場合、当該混合ガスによるエッチングによって、露出した第2保護膜136は除去され、第1保護膜135が露出する。しかし、第1保護膜135に対するエッチングレートは低いので、第1保護膜135は残存することができる。したがって、第1保護膜135によって半導体基板101の端部101cがエッチングされることを防止することができる。これより、半導体基板101の端部101cがダメージを負うことを防止し、後の工程において半導体基板の剥離や欠落が生じることを防止することができる。
次に、第2マスク103を除去する(図22)。第2マスク103の除去は、例えばプラズマ処理によって行うことができる。
次に、凹部104の内壁を覆うように、側壁絶縁膜の前駆膜105’を形成する。側壁絶縁膜の前駆膜105’は、プラズマCVD(化学蒸着;Chemical Vapor Deposition)で形成することができる。側壁絶縁膜の前駆膜105’の膜厚は、例えば、0.2μm〜0.3μmとすることができる。次に、側壁絶縁膜の前駆膜105’の上に、第1シード膜106’を形成する。第1シード膜106’は、例えば、窒化タンタル(下層)と銅(上層)の積層膜とすることができる。第1シード膜106’の膜厚は、例えば、0.1μm〜1μmとすることができる。次に、凹部104を埋めるように、貫通電極の前駆膜107’を形成する(図3)。貫通電極の前駆膜107’は、例えば、第1シード膜106’を用いた電解めっき法により、銅で形成することができる。
次に、素子形成層102上に存在する側壁絶縁膜の前駆膜105’、第1シード膜106’及び貫通電極の前駆膜107’を除去する。これにより、第1バリア膜106及び貫通電極107を形成する(図4)。
次に、素子形成層102上に、貫通電極107に電気的に接続された配線層108及び第3絶縁層109を形成する。配線層108は、例えば、複数の配線及び配線層を電気的に接続するビアから形成することができる。例えば、第1配線をCu配線として、第2配線と第1ビアをデュアルダマシン法で形成したCu配線として、そして、第3配線と第2ビアをリフローアルミを使ったアルミ配線とすることができる。第3絶縁層109は、例えば、Cu配線形成におけるバリア膜となるシリコン窒化膜やシリコン炭化窒化膜(SiCN)、及び低誘電膜(Low−k膜)などを含んだ絶縁膜の積層膜とすることができる。また、第3絶縁層109は、第3配線形成後に成膜されるカバー膜やポリイミド膜も含んでもよい。次に、第3絶縁層109に、配線層108の上部を露出する第1開口109aを形成する。第1開口109aの径は、貫通電極107の径(幅)よりも大きいと好ましい。
次に、配線層108の上面、第1開口109a及び第3絶縁層109上を覆うように第2シード膜111’を形成する。第2シード膜111’は、例えば、PVD(物理蒸着;Physical Vapor Deposition)法によって、チタン(下層)と銅(上層)の積層膜として形成することができる。第2シード膜111’の膜厚は、例えば0.5μmとすることができる。次に、第2シード膜111’上に第3マスク110を形成する。第3マスク110には、配線層108の上方が露出するように、バンプを形成するための開口を形成する。次に、第3マスク110の開口内に、第2導電材113及び第3導電材114を形成する(図6)。第2導電材113及び第3導電材114は、例えば、第2シード膜111’を用いた電解めっきにより形成することができる。第2導電材113は、例えばCuで形成することができる。第3導電材114は、例えば、Ni/Au膜とすることができる。
次に、第3マスク110を除去する。次に、第3マスク110下にあった第2シード膜111’を除去して、第2バリア膜111を形成する。これにより、第1バンプ112が形成される(図7)。
次に、半導体基板101の第1面101a側に、接着剤115によって支持基板116を貼り付ける(図8)。支持基板116としては、例えば、ガラスやシリコンを使用することができる。次に、半導体基板101の第2面101b側から第2絶縁層131及び半導体基板101の一部を除去して、貫通電極107の一部を第2面101b側から突出させる。第2絶縁層131及び半導体基板101の一部の除去は、例えばドライエッチングによるエッチバックで行うことができる。エッチングガスとしては、例えば、HBrとClガスの混合ガスを使用することができる。側壁絶縁膜の前駆膜105’も同じく第2面101b側から突出させると好ましい。貫通電極107が銅である場合、銅がドライエッチングのプラズマ中に晒されると、イオン化し、そのイオン化された銅が半導体基板101に拡散(汚染)することになって、半導体素子の特性を著しく劣化させるからである。本工程では、半導体基板101の第2面101b側にある第2絶縁層131及び半導体基板101の一部を除去しているが、第2絶縁層だけを事前にフッ硝酸などを使って除去していても構わない。
次に、半導体基板101の第2面101b及び貫通電極107を覆うように、裏面保護絶縁膜の前駆膜117’を形成する(図9)。裏面保護絶縁膜の前駆膜117’は、例えば、プラズマCVD法により形成することができる。裏面保護絶縁膜の前駆膜117’の厚さは、例えば5μmとすることができる。
次に、裏面保護絶縁膜の前駆膜117’から貫通電極107が突出した部分を除去する(図10)。このとき、裏面保護絶縁膜の前駆膜117’の一部も除去されてよく、これにより裏面保護絶縁膜117が形成される。裏面保護絶縁膜117の厚さは、例えば2μm程度とすることができる。貫通電極107及び裏面保護絶縁膜の前駆膜117’の除去は、例えばCMP法によって行うことができる。また、図10の様に、CMP時、研磨対象となる部分の研磨レート差により、貫通電極107が裏面保護絶縁膜117の最表面から少しへこむ様な形態を取る事が好ましい。
次に、貫通電極107の露出面及び裏面保護絶縁膜117を覆うように、第3シード膜119’を形成する。第3シード膜119’は、例えば、チタン(下層)と銅(上層)の積層膜とすることができる。第3シード膜119’の厚さは、例えば、0.1μm〜1μmとすることができる。次に、第3シード膜119’上に第4マスク118を形成する。第4マスク118には、貫通電極107の上方が露出するように、バンプを形成するための開口を形成する。次に、第4マスク118の開口内に、第4導電材121及び第5導電材122を形成する(図11)。第4導電材121及び第5導電材122は、例えば、第3シード膜119’を用いた電解めっきにより形成することができる。第4導電材121は、例えばCuで形成することができる。第5導電材122は、例えば、半田(SnAg)で形成することができる。
次に、第4マスク118を除去する。次に、第4マスク118下にあった第3シード膜119’を除去して、第3バリア膜119を形成する。これにより、第2バンプ120が形成される(図12)。
次に、接着剤115によって支持基板116を除去する。支持基板116は、例えば、接着剤115にレーザを照射することによって接着力を弱めて剥がすことができる。接着剤115は、例えば、粘着テープ及びウェットエッチングを用いて除去することができる。次に、ダイシング等によりチップ片に加工すると、半導体チップとしての半導体装置100が製造される(図13)。
また、少なくとも2つの半導体チップ100において、第1バンプ112と第2バンプ120とを第5導電材122によって電気的に接続することにより、半導体チップ積層体としての半導体装置150が製造される(図14)。
次に、第2実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について説明する。図23に、第2実施形態に係る半導体装置で使用される半導体チップの概略断面図を示す。第2実施形態に係る半導体装置の構成は、後述の製造方法の説明からも明らかにされる。半導体装置200は、第1実施形態に係る半導体装置をDRAM(Dynamic Random Access Memory)チップに適用したものである。DRAMチップは、トランジスタ201が形成されるトランジスタ領域Aと、貫通電極107が形成される貫通電極領域Bと、を有する。トランジスタ領域Aには、周辺回路領域A1及びメモリセル領域A2が設けられている。トランジスタ領域Aには、半導体基板101に形成された素子分離領域202及び素子分離領域202によって区画された領域に形成されたトランジスタ201が形成されている。トランジスタ201は、不純物拡散層と、ゲート絶縁膜と、ゲート電極と、を有する(各符号不図示)。不純物拡散層にはコンタクトプラグが電気的に接続されている。トランジスタ201の構造は、図に示す形態には限定されない。
貫通電極領域Bには、貫通電極107が半導体基板101及び複数の層間絶縁膜203を貫通するように形成されている。貫通電極107の側壁には、貫通電極107の側壁を覆う第1バリア膜106、及び第1バリア膜106を覆う側壁絶縁膜105が形成されている。また、配線層108の下には、第2絶縁層131が配置されている。
次に、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。まず、トランジスタ201、層間絶縁膜203等を形成した中間製品に、凹部(第1実施形態にいう凹部と同様)を形成する。凹部は、第2絶縁層131、素子形成層102の一部である第1絶縁層、及び層間絶縁膜203を貫通するが、半導体基板101は貫通しないように形成する。また、第1実施形態と同じく、凹部の形成時には、半導体基板101の第1面の端部(図示なし)は、第2保護膜/第1保護膜の積層膜(図示なし)で保護されるものとする。第1実施形態と同様、第1保護膜としてシリコン酸化膜、第2保護膜としてシリコン膜を選択する事ができる。次に、第1実施形態と同様にして、凹部に側壁絶縁膜105、第1バリア膜106及び貫通電極107を形成する。次に、半導体基板101の第2面側から半導体基板101を研削するなどして貫通電極107を露出させる。そして、第2バンプ120を形成して、DRAMチップを形成する。次にDRAMチップを積層し、半導体装置200を製造する。
参考例として、半導体基板の端部にダメージ部が形成されるメカニズムについて説明する。図25〜図28に、ダメージ部の生成について説明するための概略断面図を示す。比較対照を容易にするために、上記実施形態と同様の要素には同じ名称及び符号を付してある。
図25は、図18に対応する図面である。しかし、図25においては、第1保護膜及び第2保護膜は形成されておらず、半導体基板101の端部101cが露出した状態にある。次に、図19と同様にして、素子形成層102上に、貫通孔103aを有する第2マスクを形成する(図26)。このとき、半導体基板101の端部101cは、第2マスク103によって完全に覆われず、少なくとも一部が露出することになる。第2マスク103は、例えばレジスト等で形成することができる。レジストの形成は、スピンコーターを使ったレジスト膜の塗布、露光/現像処理を経て行われる。第2マスク103をレジストで形成した場合、スピンコーターでは、半導体基板裏面にレジスト材が付着するのを防ぐ目的で、半導体基板裏面に対しレジストを溶解可能な有機溶剤の散布(所謂バックリンスでMEK:メチルエチルケトンなどを使用)が実施され、この有機溶剤が半導体基板101の端部101c上に回り込む為、半導体基板101の端部101c上をレジストで完全に覆うことはできない。次に、図20と同様にして、第2マスク103をマスクとして、素子形成層102に第2貫通孔138を形成する(図27)。次に、図21と同様にして、半導体基板101に、第2貫通孔138と連通する凹部104をエッチングによって形成する。しかしながら、半導体基板101の端部101cが露出しているため、凹部104を形成するためのエッチングによって半導体基板101の端部101cもエッチングされてしまう。すなわち、半導体基板101の端部101cにダメージ部901が形成されてしまう(図28)。ダメージ部901に起因して半導体基板101の端部101cの一部がもろくなって、剥離や欠落が生じやすい状態となってしまう。そして、後の工程において、半導体基板101の端部101cからの剥離物等が遊離して他の部分に付着することによって、半導体装置の歩留まり低下が引き起こされることになる。
上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の半導体装置の製造方法は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の全開示に枠内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の全開示の枠内において、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
100,200 半導体チップ
101 半導体基板
101a 第1面
101b 第2面
101c 端部
101d 主要部
101e アペックス部
102 素子形成層
103 第2マスク
103a 貫通孔
104 凹部
105 側壁絶縁膜
105’ 側壁絶縁膜の前駆膜
106 第1バリア膜
106’ 第1シード膜
107 貫通電極
107’ 貫通電極の前駆膜
108 配線層
109 第3絶縁層
109a 第1開口
110 第3マスク
111 第2バリア膜
111’ 第2シード膜
112 第1バンプ
113 第2導電材
114 第3導電材
115 接着剤
116 支持基板
117 裏面保護絶縁膜
117’ 裏面保護絶縁膜の前駆膜
118 第4マスク
119 第3バリア膜
119’ 第3シード膜
120 第2バンプ
121 第4導電材
122 第5導電材
131 第2絶縁層
133 第1コンタクト孔
134 第1コンタクトプラグ
134’ 第1導電材
135 第1保護膜
136 第2保護膜
138 貫通孔
150 半導体チップ積層体
201 トランジスタ
202 素子分離領域
203 層間絶縁膜
901 ダメージ部

Claims (17)

  1. 半導体基板の第1面上の一部に、第1の絶縁層を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記第1面上に、第1の保護膜を形成する工程と、
    前記第1の保護膜上に、第2の保護膜を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記第1面上の少なくとも端部に積層された前記第1の保護膜及び前記第2の保護膜を残しながら、前記半導体基板が露出するように、前記第1の絶縁層に貫通孔を形成する工程と、
    前記半導体基板の第1面上の少なくとも端部に前記第1の保護膜を残しながら、前記半導体基板に、前記貫通孔と少なくとも部分的に連通する凹部を形成する工程と、
    を含む、半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1の絶縁層はシリコン酸化膜であり、
    前記貫通孔はエッチングによって形成し、
    前記第2の保護膜は、前記貫通孔を形成するためのエッチングに対して保護膜として機能する材料で形成する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2の保護膜はシリコン膜を含む、請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記半導体基板はシリコンであり、
    前記第凹部はエッチングで形成し、
    前記第1の保護膜は、前記凹部を形成するためのエッチングに対する保護膜として機能する材料で形成する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記凹部を形成する工程において、前記第2の保護膜の少なくとも一部が除去されて、前記第1の保護膜の少なくとも一部が露出する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1の保護膜はシリコン酸化膜を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1の保護膜を形成する工程は、前記第1の絶縁層の上方に形成された前記第1の保護膜を除去する工程を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2の保護膜を形成する工程は、前記第1の絶縁層の上方に形成された前記第2の保護膜を除去する工程を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1の絶縁層の上方に形成された前記第1の保護膜及び前記第2の保護膜を同一工程において除去する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1の保護膜及び前記第2の保護膜は、化学的機械的研磨を用いて除去する、請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1絶縁層の上方に、第1のマスクを形成する工程をさらに含み、
    前記貫通孔を形成する工程において、前記第1のマスクをマスクとして前記貫通孔を形成する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第1のマスクは、前記第1の絶縁層の上方に形成された前記第1の保護膜及び前記第2の保護膜を除去した後に形成する、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第1のマスクは、前記第2の保護膜の一部の上にも形成される、請求項11又は12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記凹部を形成する工程の後に、前記第1のマスクを除去する工程をさらに含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記貫通孔及び前記凹部内に導電材を埋め込む工程と、
    前記半導体基板の前記第1面とは反対側の第2面側から前記半導体基板を薄化して前記導電材を前記半導体基板から露出させる工程と、
    をさらに含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記半導体基板の前記第1面上の一部に、素子が形成された素子形成層を形成する工程をさらに含み、
    前記第1の絶縁層を形成する工程は、前記素子形成層を形成する工程に含まれる、請求項1〜15のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記第1絶縁層はシリコン酸化膜を含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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