JP2015210845A - ターンシグナルスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を容易に図ることができるとともに、操作ノブ及び連動部材が中立位置にあるときの固定接点と可動接点との間の意図しない短絡を確実に防止することができるターンシグナルスイッチを提供する。【解決手段】中立位置から左右方向に操作可能とされた操作ノブ6と、操作ノブ6に対する左右方向の操作と連動して中立位置から移動し得る連動部材7と、固定接点と接触又は離間して任意に所定の電気回路を形成し得る可動接点8とを具備し、操作ノブ6を中立位置から左右何れかの方向に操作することにより車両に配設された所望の側のウィンカを点滅させるターンシグナルスイッチ1において、ケース2に形成された凸部2aと、可動接点8に形成され、連動部材7が中立位置にあるとき、凸部2aの突端2aaに位置して可動接点8を固定接点が形成された面Fから離間させ得る突起部8cとを備えたものである。【選択図】図12

Description

本発明は、前記操作ノブを中立位置から左右何れかの方向に操作することにより車両に配設された所望の側のウィンカを点滅させるターンシグナルスイッチに関するものである。
一般に、二輪車のハンドルバーの左右先端には、運転者が把持するための把持グリップが取り付けられており、その把持グリップの基端側近傍にはスイッチケースが固定されている。かかるスイッチケースには、車両が具備する種々電装品を操作するための複数のスイッチが配設されており、そのうちの一つとしてターンシグナルスイッチがある。このターンシグナルスイッチは、二輪車の左右それぞれに配設されたウィンカを操作して、所望の側のウィンカを点滅させるためのスイッチであり、従来、固定接点が形成されたケースと、該ケースから突出して形成された操作ノブと、操作ノブの左右方向の操作に応じて摺動する連動部材と、該連動部材に形成されて固定接点に対して接触又は離間可能な可動接点とを有して構成されていた(例えば、特許文献1にて開示されているものが挙げられる)。
このような従来のターンシグナルスイッチによれば、中立位置にある操作ノブを左右何れかの方向に操作すると、その方向に連動部材を移動させることにより固定接点に可動接点が接触して所定の回路が形成され、二輪車が具備する左右何れかのウィンカが選択的に点滅し得るようになっている。なお、操作ノブを押し込み操作すると、連動部材が元の位置(中立位置)に戻され、可動接点が固定接点から離間するので、ウィンカの点滅がキャンセル(選択されたウィンカが消灯)されることとなる。
実開平1−73730号公報
しかしながら、上記従来のターンシグナルスイッチにおいては、以下の如き問題があった。
近時においては、スイッチケース全体を小型化して意匠性及び製造コストの向上を図ることが行われており、ターンシグナルスイッチのより小型化も要求されているのが実情である。しかし、ターンシグナルスイッチを小型化する場合、操作ノブ及び連動部材が中立位置にあるときの可動接点と固定接点との離間寸法を小さく設定せざるを得ず、雨水や可動接点の摺動粉が当該離間部に入り込んで意図せず短絡してしまう虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、小型化を容易に図ることができるとともに、操作ノブ及び連動部材が中立位置にあるときの固定接点と可動接点との間の意図しない短絡を確実に防止することができるターンシグナルスイッチを提供することにある。
請求項1記載の発明は、固定接点が形成されたケースと、該ケースに取り付けられ、中立位置から左右方向に操作可能とされた操作ノブと、前記ケース内に取り付けられ、前記操作ノブに対する左右方向の操作と連動して中立位置から移動し得る連動部材と、該連動部材に形成されるとともに、前記固定接点と接触又は離間して任意に所定の電気回路を形成し得る可動接点とを具備し、前記操作ノブを中立位置から左右何れかの方向に操作することにより車両に配設された所望の側のウィンカを点滅させるターンシグナルスイッチにおいて、前記ケースに形成された凸部と、前記可動接点に形成され、前記連動部材が中立位置にあるとき、前記凸部の突端に位置して前記可動接点を前記ケースの前記固定接点が形成された面から離間させ得る突起部とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のターンシグナルスイッチにおいて、前記固定接点は、負極用固定接点、左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点を有するとともに、前記可動接点は、前記負極用固定接点と接触可能な負極用接触部、及び前記左側正極用固定接点又は右側正極用固定接点と選択的に接触して所望の側のウィンカを点滅可能な正極用接触部を有して構成され、且つ、前記連動部材が中立位置にあるとき、前記可動接点の前記正極用接触部が前記左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点の間の離間部に位置するとともに、前記突起部が凸部の突端に位置することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のターンシグナルスイッチにおいて、前記突起部は、前記正極用接触部の近傍に形成され、前記連動部材が中立位置にあるとき、前記負極用接触部の前記負極用固定接点との接触を維持しつつ前記正極用接触部を前記ケースの前記固定接点が形成された面から離間させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載のターンシグナルスイッチにおいて、前記左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点の間の離間部には、凹部が形成されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか1つに記載のターンシグナルスイッチにおいて、前記突起部は、前記連動部材が中立位置に向かって移動する過程で前記凸部の側面における高さ方向の中間部に干渉し得るよう突出寸法が設定されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ケースに形成された凸部と、可動接点に形成され、連動部材が中立位置にあるとき、凸部の突端に位置して可動接点をケースの固定接点が形成された面から離間させ得る突起部とを備えたので、小型化を容易に図ることができるとともに、操作ノブ及び連動部材が中立位置にあるときの固定接点と可動接点との間の意図しない短絡を確実に防止することができる。
請求項2の発明によれば、連動部材が中立位置にあるとき、可動接点の正極用接触部が左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点の間の離間部に位置するとともに、突起部が凸部の突端に位置するので、少なくとも左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点の間の離間部において、固定接点が形成された面から正極用接点部が離間するので、操作ノブ及び連動部材が中立位置にあるときの固定接点と可動接点との間の意図しない短絡をより確実に防止することができる。
請求項3の発明によれば、突起部は、正極用接触部の近傍に形成され、連動部材が中立位置にあるとき、負極用接触部の負極用固定接点との接触を維持しつつ正極用接触部をケースの固定接点が形成された面から離間させるので、連動部材が中立位置に戻る際の荷重を低減させることができる。
請求項4の発明によれば、左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点の間の離間部には、凹部が形成されたので、当該離間部における左側正極用固定接点と右側正極用固定接点との間の沿面寸法を増大させることができるとともに、当該凹部に可動接点の摺動粉や異物を導くことができる。したがって、操作ノブ及び連動部材が中立位置にあるときの固定接点と可動接点との間の意図しない短絡をより一層確実に防止することができる。
請求項5の発明によれば、突起部は、連動部材が中立位置に向かって移動する過程で凸部の側面における高さ方向の中間部に干渉し得るよう突出寸法が設定されたので、連動部材が中立位置に戻る際の荷重を低減させることができる。
本発明の実施形態に係るターンシグナルスイッチが適用されるハンドルスイッチを示す正面図 同ターンシグナルスイッチの外観を示す3面図 図2におけるIII−III線断面図 図2におけるIV−IV線断面図 図2におけるV−V線断面図 図2におけるVI−VI線断面図 図2におけるVII−VII線断面図 同ターンシグナルスイッチにおけるケースを示す斜視図 同ターンシグナルスイッチにおけるケースを示す平面図 同ターンシグナルスイッチにおける操作ノブを示す4面図 同ターンシグナルスイッチにおける連動部材を示す4面図 同ターンシグナルスイッチにおける可動接点を示す3面図 同ターンシグナルスイッチにおける可動接点が中立位置にある状態を示す平面図 同ターンシグナルスイッチにおける可動接点の正極用接触部が右側正極用固定接点と接触した状態を示す平面図 同ターンシグナルスイッチにおける可動接点の正極用接触部が左側正極用固定接点と接触した状態を示す平面図 同ターンシグナルスイッチにおける可動接点の突起部が凸部の突端に位置した状態を示す拡大断面図 同ターンシグナルスイッチにおける可動接点の突起部が凸部の側面における高さ方向の中間部に干渉した状態を示す拡大断面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るターンシグナルスイッチは、図1に示すように、二輪車(車両)が具備するハンドルバーHの把持グリップG近傍に固定されたハンドルスイッチCに形成されたもので、当該ハンドルスイッチCは、ターンシグナルスイッチ1の他、ディマースイッチAやホーンボタンB等の二輪車に搭載された種々電装品を操作し得る複数のスイッチが形成されている。
ターンシグナルスイッチ1は、図2〜12に示すように、ケース2と、固定接点(負極用固定接点3、左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)と、操作ノブ6と、連動部材7と、可動接点8とから主に構成されており、操作ノブ6の図1中左右方向の操作により、二輪車に配設された所望の側(左右何れかの側)のウィンカ(ターンシグナルフラッシャ)を点滅させるとともに、操作ノブ6の押し込み操作により、当該ウィンカの点滅をキャンセルさせ得るものである。なお、ウィンカの点滅をキャンセルするための手段は、操作ノブとは別個の手段(操作ノブに形成された別個のプッシュノブ等)であってもよい。
ケース2は、ターンシグナルスイッチの筐体を成し、内部の所定位置には、図8、9に示すように、3つの固定接点(負極用固定接点3、左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)が形成されている。負極用固定接点3は、電源(バッテリ)の負極と接続されるもので、可動接点8を介して左側正極用固定接点4と電気的に接続されて電気回路が形成されると、例えば左側のウィンカが点滅するとともに、可動接点8を介して右側正極用固定接点5と電気的に接続されて電気回路が形成されると、例えば右側のウィンカが点滅する
また、左側正極用固定接点4の先端と右側正極用固定接点5の先端との間には、離間部P(可動接点8の摺動軌跡の略中間位置であって固定接点が形成されない部位)が形成されているとともに、ケース2の所定部位には、所定寸法突出形成された中心ボス2cが形成されており、当該中心ボス部2cに操作ノブ6及び連動部材7が取り付けられてそれぞれが独立的に又は連動して回動可能とされている。
操作ノブ6は、ケース2に取り付けられ、中立位置から左右方向に操作可能とされたもので、図10に示すように、操作者が指で操作し得る操作部6aと、側方に突出した突出部6bと、中心ボス2cを挿通し得る長孔6cと、スプリング10(図4参照)を挿入し得る挿入凹部6dとを有して構成されている。そして、操作部6aを中立位置から左側に移動させると、操作ノブ6が中心ボス2cを中心として左側に揺動するとともに、操作部6aを右側に移動させると、操作ノブ6が中心ボス2cを中心として右側に揺動するようになっている。
連動部材7は、ケース2内に取り付けられ、操作ノブ6に対する左右方向の操作と連動して中立位置から移動し得るもので、図11に示すように、中心ボス2cを挿通し得る挿通孔7aと、可動接点8を取り付けるための取付部7bと、操作ノブ6の突出部6bが挿通される挿通部7cとを有して構成されている。そして、操作ノブ6が中立位置から左右方向に操作されると、突出部6bが挿通部7cの内周縁部を押圧することで、連動部材7が中心ボス2cを中心として操作ノブ6とは反対方向に揺動するようになっている。
また、操作部6aから指を離すと、操作ノブ6は中立位置に戻る一方、連動部材7は連動した位置にて保持されるよう構成されている。そして、その状態(操作ノブ6が中立位置、且つ、連動部材7が揺動した位置)において、操作ノブ6を押し込み操作すると、挿通部7cに形成されたカム部7caを突出部6bが押圧して連動部材7を中立位置まで戻し得るようになっている。
可動接点8は、連動部材7に形成されるとともに、固定接点と接触又は離間して任意に所定の電気回路を形成し得るもので、図12に示すように、負極用固定接点3と接触可能な負極用接触部8a、及び左側正極用固定接点4又は右側正極用固定接点5と選択的に接触して所望の側のウィンカを点滅可能な正極用接触部8bを有して構成されている。かかる可動接点8は、スプリング9(図5、7参照)により固定接点(負極用固定接点3、左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)側に常時付勢されている。
しかして、操作ノブ6が中立位置にあるとき、図13に示すように、負極用接触部8aが負極用固定接点3と接触しつつ正極用接触部8bが離間部Pに位置するように構成されており、操作ノブ6が中立位置から図中左方向に操作されて連動部材7が図中右方向に連動すると、図14に示すように、負極用接触部8aと負極用固定接点3との接触が維持されつつ正極用接触部8bが右側正極用固定接点5と接触して右側のウィンカを点滅させるとともに、操作ノブ6が中立位置から図中右方向に操作されて連動部材7が図中左方向に連動すると、図15に示すように、負極用接触部8aと負極用固定接点3との接触が維持されつつ正極用接触部8bが左側正極用固定接点4と接触して左側のウィンカを点滅させるようになっている。
ここで、本実施形態に係るターンシグナルスイッチ1は、ケース2に形成された凸部2aと、可動接点8に形成され、連動部材7が中立位置にあるとき、図16に示すように、凸部2aの突端2aaに位置して可動接点8をケース2の固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)が形成された面Fから離間させ得る突起部8cと、左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5の間の離間部Pに形成された凹部2bとをそれぞれ有している。
より具体的には、凸部2aは、図8、9に示すように、ケース2における左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5の間の離間部Pであって正極用接触部8bの移動軌跡から外れた位置に一体成形された突出部から成り、図16に示すように、平坦に形成された突端2aaと、面Fから突端2aaに向かってテーパ状に形成された側面2abとを有している。本実施形態に係る凸部2aは、面Fから突端2aaまでの高さ寸法がtとされている。なお、本実施形態に係る凸部2aは、左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5の間の離間部Pであって正極用接触部8bの移動軌跡から外れた位置に形成されているが、ケース2における離間部Pとは異なる他の位置に形成するようにしてもよい。
突起部8cは、図12に示すように、可動接点8の一部をプレス成形にて突出させた部位から成り、連動部材7が中立位置にあるとき、可動接点8の正極用接触部8bが左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5の間の離間部Pに位置した状態で、突起部8cが凸部2aの突端2aaに位置するよう構成されている。また、本実施形態に係る突起部8cは、図12に示すように、正極用接触部8bの近傍に形成(特に本実施形態においては、正極用接触部8bと連なって形成)されており、連動部材7が中立位置にあるとき、負極用接触部8aの負極用固定接点3との接触を維持しつつ正極用接触部8bをケース2の固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)が形成された面Fから離間させる(すなわち、面Fから浮かせた状態とする)構成されている。
凹部2bは、左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5の間の離間部Pであって、凸部2aと隣接した位置(正極用接触部8bの移動軌跡上)に形成された溝から成る。かかる凹部2bにより、離間部Pにおける左側正極用固定接点4と右側正極用固定接点5との間の沿面寸法(面に沿った寸法)を増大させることができるとともに、当該凹部2bに可動接点8の摺動粉や異物を導くことができる。したがって、操作ノブ6及び連動部材7が中立位置にあるときの固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)と可動接点8との間の意図しない短絡をより一層確実に防止することができる。
さらに、本実施形態に係る突起部8cは、連動部材7が中立位置に向かって移動する過程で、図17に示すように、凸部2aの側面2abにおける高さ方向の中間部(面Fとの境界部よりも上方の位置であって高さ寸法tの範囲内のテーパ面)に干渉し得るよう突出寸法が設定されている。すなわち、例えば操作ノブ6を押し込み操作して連動部材7を中立位置に移動させる際、突起部8cが凸部2aの側面2abにおける高さ方向の中間部に干渉し、その側面2abが成すテーパ面に沿って摺動するとともに、連動部材7が中立位置に達すると、突起部8cが凸部2aの突端2aaに至ることとなる。
これにより、連動部材7が中立位置に達すると、負極用接触部8aの負極用固定接点3との接触を維持しつつ正極用接触部8bをケース2の固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)が形成された面Fから離間させて面Fから浮かせた状態とすることができる。このように、本実施形態に係る突起部8cは、連動部材7が中立位置に向かって移動する過程で凸部2aの側面2abにおける高さ方向の中間部に干渉し得るよう突出寸法が設定されたので、連動部材7が中立位置に戻る際の荷重を低減させることができる。
上記実施形態によれば、ケース2に形成された凸部2aと、可動接点8に形成され、連動部材7が中立位置にあるとき、凸部2aの突端2aaに位置して可動接点8をケース2の固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)が形成された面Fから離間させ得る突起部8cとを備えたので、ターンシグナルスイッチ1の小型化を容易に図ることができるとともに、操作ノブ6及び連動部材7が中立位置にあるときの固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)と可動接点8との間の意図しない短絡を確実に防止することができる。
また、本実施形態によれば、連動部材7が中立位置にあるとき、可動接点8の正極用接触部8bが左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5の間の離間部Pに位置するとともに、突起部8cが凸部2aの突端2aaに位置するので、少なくとも左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5の間の離間部Pにおいて、固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)が形成された面Fから正極用接点部8bが離間するので、操作ノブ6及び連動部材7が中立位置にあるときの固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)と可動接点8との間の意図しない短絡をより確実に防止することができる。
さらに、本実施形態に係る突起部8cは、正極用接触部8bの近傍に形成され、連動部材7が中立位置にあるとき、負極用接触部8aの負極用固定接点3との接触を維持しつつ正極用接触部8bをケース2の固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)が形成された面Fから離間させるので、連動部材7が中立位置に戻る際の荷重を低減させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば連動部材7が中立位置にあるとき、負極用接触部8a及び正極用接触部8bの両方をケース2の固定接点(左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5)が形成された面Fから離間させて浮かせるようにしてもよい。また、左側正極用固定接点4及び右側正極用固定接点5の間の離間部Pに凹部2bが形成されないもの、或は連動部材7が中立位置に向かって移動する過程で、突起部8cが凸部2aの側面2abにおける高さ方向の最下部(面Fとの境界部)に干渉し得るものとしてもよい。
さらに、ターンシグナルスイッチ1が形成されるハンドルスイッチCは、ハンドルバーHの右側先端又は左側先端のいずれに固定されるものであってもよく、形成される他のスイッチは任意のものとすることができる。なお、本実施形態においては二輪車のハンドルバーに取り付けられたターンシグナルスイッチに適用されているが、スノーモービルや3輪又は4輪バギーなどハンドルバーを具備した他の車両にも適用することができる。
ケースに形成された凸部と、可動接点に形成され、連動部材が中立位置にあるとき、凸部の突端に位置して可動接点をケースの固定接点が形成された面から離間させ得る突起部とを備えたターンシグナルスイッチであれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 ターンシグナルスイッチ
2 ケース
2a 凸部
2b 凹部
3 負極用固定接点
4 左側正極用固定接点
5 右側正極用固定接点
6 操作ノブ
7 連動部材
8 可動接点
8a 負極用接触部
8b 正極用接触部
8c 突起部
9 スプリング
10 スプリング
H ハンドルバー

Claims (5)

  1. 固定接点が形成されたケースと、
    該ケースに取り付けられ、中立位置から左右方向に操作可能とされた操作ノブと、
    前記ケース内に取り付けられ、前記操作ノブに対する左右方向の操作と連動して中立位置から移動し得る連動部材と、
    該連動部材に形成されるとともに、前記固定接点と接触又は離間して任意に所定の電気回路を形成し得る可動接点と、
    を具備し、前記操作ノブを中立位置から左右何れかの方向に操作することにより車両に配設された所望の側のウィンカを点滅させるターンシグナルスイッチにおいて、
    前記ケースに形成された凸部と、
    前記可動接点に形成され、前記連動部材が中立位置にあるとき、前記凸部の突端に位置して前記可動接点を前記ケースの前記固定接点が形成された面から離間させ得る突起部と、
    を備えたことを特徴とするターンシグナルスイッチ。
  2. 前記固定接点は、負極用固定接点、左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点を有するとともに、前記可動接点は、前記負極用固定接点と接触可能な負極用接触部、及び前記左側正極用固定接点又は右側正極用固定接点と選択的に接触して所望の側のウィンカを点滅可能な正極用接触部を有して構成され、且つ、前記連動部材が中立位置にあるとき、前記可動接点の前記正極用接触部が前記左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点の間の離間部に位置するとともに、前記突起部が凸部の突端に位置することを特徴とする請求項1記載のターンシグナルスイッチ。
  3. 前記突起部は、前記正極用接触部の近傍に形成され、前記連動部材が中立位置にあるとき、前記負極用接触部の前記負極用固定接点との接触を維持しつつ前記正極用接触部を前記ケースの前記固定接点が形成された面から離間させることを特徴とする請求項2記載のターンシグナルスイッチ。
  4. 前記左側正極用固定接点及び右側正極用固定接点の間の離間部には、凹部が形成されたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のターンシグナルスイッチ。
  5. 前記突起部は、前記連動部材が中立位置に向かって移動する過程で前記凸部の側面における高さ方向の中間部に干渉し得るよう突出寸法が設定されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載のターンシグナルスイッチ。
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