JP2015210535A - 減圧弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の削減、加工組立てコストの低減等を効果的に図ることのできる減圧弁を提供する。
【解決手段】弁口22付き弁座23を有する弁室21、流出室26、一次側流入口21、及び二次側流出口22が設けられた一部材からなる弁本体10と、弁口22をその下側から開閉するべく弁本体10に上下方向に摺動自在に嵌挿された弁棒30と、二次側流出口12の二次側圧力を感知して弁棒30を上下方向に駆動するべく弁本体10に取り付けられた感圧応動部材40と、を備え、弁棒30が摺動自在に嵌挿される案内孔19が設けられたホルダ部材20が弁本体10と一体に構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、減圧弁に係り、例えば給湯設備等に使用される減圧弁に関する。
この種の減圧弁として、例えば下記特許文献1、2に所載のように、樹脂製の弁本体と、弁棒と、感圧応動部材(ダイアフラム装置)とを備えたものが知られている。
詳細には、特許文献1、2に所載の減圧弁では、上面が開口し、内部に弁口付き弁座を有する弁室が設けられるとともに、前記弁口の下側に流出室が設けられ、外周部に前記弁室に連なる一次側流入口と前記流出室に連なる二次側流出口が設けられた樹脂製の弁本体と、前記弁口をその下側から開閉するための弁体部が設けられ、前記弁本体に上下方向に摺動自在に嵌挿された弁棒と、該弁棒を上下方向に駆動すべく前記弁本体の上面開口を塞ぐようにその上部に取り付けられた感圧応動部材と、を備え、前記二次側流出口と前記感圧応動部材との間に二次側圧力を前記感圧応動部材に感知させるための感圧室が設けられている。
また、かかる減圧弁では、樹脂製の弁本体や通路構成部品等が圧力によって破壊されるのを防止すべく、一次側の圧力が所定の圧力を超えたときに開弁して一次側の圧力を感圧室あるいは流出室を経由して二次側に逃がす逃がし弁が弁本体内に設けられている。
特許第4290200号公報 特開2013−205990号公報
しかしながら、上記特許文献1に所載の減圧弁では、単一の弁本体内に弁棒の案内孔、弁室、流出室、感圧室等を形成して弁棒を後付けする構成であり、弁本体の下面を開口とし、この下面開口から弁棒を挿入した後に、該下面開口を別体のねじ込み式底蓋部材で閉塞するとともに、外部との気密性を確保すべくこの閉塞部分をOリング等でシールする必要があるため、部品点数が多くなり、部品コスト、加工組立てコストが高くなる等の問題がある。
また、上記特許文献2に所載の減圧弁では、弁本体が、一次側流入口、二次側流出口、及びそれら入出口が開口する有底筒状部を有する樹脂製のハウジング部材と、有底筒状部に挿着固定され、弁棒が摺動自在に嵌挿される案内孔及び弁室が設けられた樹脂製のホルダ部材とで分割構成されるため、弁本体の下面開口を別体のねじ込み式底蓋部材で閉塞するとともに、この閉塞部分をOリング等でシールすることは不要となる。しかしながら、前記弁本体がハウジング部材とホルダ部材とで分割構成されるため、部品点数の削減による部品コスト、加工組立てコストの低減等の観点で改善の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、部品点数の削減、加工組立てコストの低減等を効果的に図ることのできる減圧弁を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る減圧弁は、内部に弁口付き弁座を有する弁室が設けられるとともに、前記弁口の下側に流出室が設けられ、外周部に前記弁室に連なる一次側流入口と前記流出室に連なる二次側流出口が設けられた一部材からなる弁本体と、前記弁口をその下側から開閉するべく前記弁本体に上下方向に摺動自在に嵌挿された弁棒と、前記二次側流出口の二次側圧力を感知して前記弁棒を上下方向に駆動するべく前記弁本体に取り付けられた感圧応動部材と、を備えた減圧弁であって、前記弁棒が摺動自在に嵌挿される案内孔が設けられたホルダ部材が前記弁本体と一体に構成されていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記弁棒は、前記案内孔に摺動自在に嵌挿され且つ前記弁口に挿通される弁軸と前記弁口をその下側から開閉するための弁体部とを有し、前記弁体部と前記弁軸とは別体に構成され、前記二次側流出口及び前記流出室は、少なくとも前記弁体部の外形よりも大きくなっており、前記弁体部は、前記二次側流出口を介して前記弁本体内に挿入されて前記弁軸に取付けられる。
更に好ましい態様では、前記弁体部は、保持具もしくは締結部材を用いて前記弁軸に取付けられる。
他の好ましい態様では、前記弁体部は、下方に行くに従って外形が小さくなる部分を有している。
更に好ましい態様では、前記弁体部は、円錐台状部を有している又は円錐台状を呈している。
他の好ましい態様では、前記弁体部の前記弁座と対向する部分に、前記弁座と接離する環状のリブが設けられている。
他の好ましい態様では、前記弁本体には、前記一次側流入口の一次側圧力が所定値を超えたとき、その一次側圧力を前記二次側流出口に逃がす逃がし弁が設けられている。
更に好ましい態様では、前記逃がし弁は横孔から構成される。
更に好ましい態様では、前記逃がし弁は、前記流出室と前記二次側流出口との間で形成される段差部に設けられている。
また、本発明に係る減圧弁は、内部に弁口付き弁座を有する弁室が設けられるとともに、上面が前記弁室に連なるように開口し、前記弁口の下側に流出室が設けられ、外周部に前記弁室に連なる一次側流入口と前記流出室に連なる二次側流出口が設けられた有底筒状の一部材からなる弁本体と、前記弁本体に上下方向に摺動自在に嵌挿された弁棒であって、前記弁本体の上面開口と前記弁室との間に設けられた案内孔に摺動自在に嵌挿され且つ前記弁口に挿通される弁軸と前記弁口をその下側から開閉するための弁体部とを有する弁棒と、前記弁棒を上下方向に駆動するべく前記弁本体の上面開口を塞ぐようにその上部に取り付けられた感圧応動部材と、前記二次側流出口の二次側圧力を前記感圧応動部材に感知させるべく前記二次側流出口と前記感圧応動部材との間に設けられた感圧室と、を備えた減圧弁であって、前記案内孔が設けられたホルダ部材が前記弁本体と一体に構成されていることを特徴としている。
本発明に係る減圧弁によれば、弁棒を摺動自在に保持するための案内孔が設けられたホルダ部材が、弁室、流出室、一次側流入口、二次側流出口が設けられた一部材からなる弁本体と一体に構成されるため、部品点数の削減、加工組立てコストの低減等を効果的に図ることができる。
その際、弁棒を構成する弁体部と弁軸とは別体に構成されるとともに、二次側流出口及び流出室が少なくとも弁体部の外形よりも大きくなっており、弁体部は二次側流出口を介して弁本体内に挿入されて弁軸に取付けられるので、簡便に且つ確実に弁体部を弁軸に取付けることができる。
また、弁体部が下方に行くに従って外形が小さくなる部分を有するので、例えば弁室等の大きさを確保するべく流出室の下面もしくは側面が上方へ向かって大きくなる場合でも、弁体部と流出室の壁面との干渉を回避しながら弁体部の弁座と対向する部分の大きさを確保でき、当該弁体部によって弁口を確実に開閉することができる。
更に、弁体部の弁座と対向する部分に弁座と接離する環状のリブが設けられているので、弁座の弁体部と対向する部分を平坦面から構成でき、ホルダ部材を弁本体と一体に構成する際にも当該弁本体を簡便に作製することができる。
本発明に係る減圧弁の実施形態1を示す斜視図。 図1に示す減圧弁の縦断面図。 図2のA−A矢視断面図。 本発明に係る減圧弁の実施形態2を示す縦断面図。 図4のB−B矢視断面図。
以下、本発明に係る減圧弁の実施形態を図面を参照しながら説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明に係る減圧弁の実施形態1を示す斜視図、図2は、図1に示す減圧弁の縦断面図、図3は、図2のA−A矢視断面図である。
図示する減圧弁1は、主に、樹脂製の弁本体10と、弁棒30と、感圧応動部材としてのダイアフラム装置40とを備えている。
樹脂製の弁本体10は、有底円筒状の一部材から構成され、内部に弁口22付き弁座23を有する円筒状空所からなる弁室21が設けられるとともに、上面が弁室21に連なるように開口し、弁口22の下側に流出室26が設けられ、外周部に弁室21に連なる一次側流入口11と流出室26に連なる二次側流出口12が設けられている。一次側流入口11と二次側流出口12は横向きに形成され、弁室21と一次側流入口11および流出室26と二次側流出口12はそれぞれ、横方向(水平方向)に並んで配設されている。また、流出室26と二次側流出口12は、後述する弁棒30の弁体部39を挿通し得るように、正面視や側面視で弁体部39の外形よりも大きく形成されている。
また、弁本体10の上面開口10aと弁室21との間には、後述する弁棒30を保持するべく縦向きの(上下方向に延びる)案内孔19が設けられたホルダ部材20が当該弁本体10と一体に形成され、該ホルダ部材20の上側(ホルダ部材20の上面と上面開口10aとの間)に、後述する感圧室24が画成される。
また、弁棒30は、弁口22をその下側(流出室26側)から開閉すべく弁本体10に上下方向に摺動自在に嵌挿されている。この弁棒30は、主に、弁本体10の前記案内孔19に摺動自在に嵌挿され且つ弁口22に挿通される弁軸38と、弁口22をその下側から開閉するための弁体部39とを有する。
弁軸38は、上から順に縮径するように、後述するダイアフラム装置40を支承するダイアフラム支承部32、摺動大径部33、中間小径部34、及び側面が内側へ向かって凸となるように湾曲した略円錐状係止部35a付き下部円柱部35を有する。ダイアフラム支承部32と摺動大径部33の中心部には、当該弁軸38をダイアフラム装置40に連結する締結ねじ29の雄ねじ部が螺合する雌ねじ部31が螺設されている。また、摺動大径部33は弁本体10の案内孔19と同径に形成され、その摺動大径部33が弁本体10の案内孔19に上下方向に摺動自在に嵌挿されると共に、摺動大径部33の外周に設けられた環状溝に、案内孔19との間に形成される摺動面間隙間をシールするべく、Oリング28が装着されている。また、下部円柱部35は弁口22よりも小径に形成され、その下部円柱部35が弁室21を通して弁口22に挿通され、その下部が前記流出室26内に配在されている。
弁体部39は、前記弁座23に接離する通し穴36a付き略短円筒状のゴム製のシール部材36と、該シール部材36を略円錐状係止部35a付き下部円柱部35に取付固定した際のシール部材36の下側及び外周側を保持する通し穴37a付き有底略短円筒状の下側押さえ部材37とを備え、前記下部円柱部35の下部がその通し穴36a、37aを通った状態で当該弁体部39が下部円柱部35の下部に外嵌されている。前記下側押さえ部材37は、下部円柱部35の下端部外周(下側押さえ部材37の下側)に設けられた嵌合溝35bに平面視で略U字状もしくは略コの字状の線材からなる保持具としてのスナップリテーナ27が嵌合されることより下部円柱部35に外装固定され、弁体部39は、下部円柱部35の略円錐状係止部35aとスナップリテーナ27とで挟持される。
また、弁体部39の下部には、下方へ向かって縮径する円錐台状部39aが設けられ、その側面視における外形が二次側流出口12や流出室26よりも小さく、当該弁体部39を二次側流出口12を介して流出室26内に収容し得るようになっている。また、弁口22よりも大径のシール部材36の上面(弁座23と対向する部分)には、弁座23と接離する円環状のリブ36bが突設されている。
ダイアフラム装置40は、二次側流出口12の二次側圧力を感知して弁棒30を上下方向に駆動すべく、弁本体10の上面開口10aを塞ぐようにその上部に取り付けられている。
詳細には、ダイアフラム装置40は、弁本体10の上面開口10aを覆うように配在されたダイアフラム41と、このダイアフラム41の外周部を弁本体10の上端に設けられたダイアフラム受け部10bと協働してその下端面部42bで挟圧封止する断面概略段付き凸字状のキャップ42と、ダイアフラム41とキャップ42の上部との間に配在されてダイアフラム41を下方に付勢する圧縮コイルばね45と、弁棒30の雌ねじ部31に螺合される締結ねじ29が挿通される挿通孔43aを有し、前記圧縮コイルばね45の下端を受け止めるべくダイアフラム41の内周部上に載せられ、前記弁棒30のダイアフラム支承部32と協働してダイアフラム41を挟持する断面概略凹字状の下側ばね受け部材43と、圧縮コイルばね45の上端を受け止める受け座46aが上端から外側へ突設された断面概略凹字状の上側ばね受け部材46と、下端が上側ばね受け部材46と当接され且つ上端に六角穴が形成された略円柱状の六角穴付き調節ねじ47と、を備え、キャップ42の下端面部42bを複数本のボルト類48で弁本体10の取付部10cに締付固定することにより、弁本体10に組み付けられている。
このダイアフラム装置40では、圧縮コイルばね45のセット荷重調節に供するべく、前記キャップ42の上部口筒部42aの内周に雌ねじ部42bが形成され、その雌ねじ部42bと六角穴付き調節ねじ47の外周に設けられた雄ねじ部47aとが螺合している。調節ねじ47を鉛直軸周りで回動させ、下側ばね受け部材43と上側ばね受け部材46との間に縮装された圧縮コイルばね45のセット荷重を調節することで、ダイアフラム装置40の開弁時の圧力が調節される。
前記ダイアフラム41とホルダ部材20の上面との間には、前記感圧室24が画成されると共に、前記弁本体10における二次側流出口12側の周側部に、後述する逃がし弁50との干渉を回避するように、前記感圧室24の下面に連なる縦穴からなる感圧通路25が形成されている。二次側流出口12の二次側圧力が、前記感圧通路25及び感圧室24を介して感圧応動部材としてのダイアフラム装置40に感知されることで、ダイアフラム装置40のダイアフラム41に連結された弁棒30が弁本体10内で上下方向に駆動される。なお、図2には、感圧通路25の一部(逃がし弁50よりも上側の部分)が示されており、当該感圧通路25は、逃がし弁50の側方(例えば奥側)を通って二次側流出口12に連なるように形成されている。
また、当該減圧弁1には、樹脂製の弁本体10や通路構成部品等が圧力によって破壊されるのを防止するべく、一次側圧力が所定値(弁本体10や通路構成部品の耐圧限界値)を超えたときに開く逃がし弁50が、弁本体10の流出室26と二次側流出口12との間で形成される段差部13に設けられている。
逃がし弁50は、弁室21に開口するオリフィスからなる横向きの逃がし弁口51と、該逃がし弁口51の側部に連設されて前記二次側流出口12に開口する段付き大径の横孔52と、該横孔52の側端部に挿着固定された貫通孔53付きばね受け蓋54と、前記逃がし弁口51を開閉する例えばゴム製のボール弁体55と、該ボール弁体55を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばねからなる閉弁ばね56と、から構成されている。なお、ばね受け蓋54は、例えば超音波溶着や圧入等により横孔52の側端部に固定される。一次側圧力が所定値を超えると、ボール弁体55に働く開弁方向の力が閉弁ばね56の閉弁方向の付勢力に打ち勝ち、逃がし弁50が開弁し、一次側流入口11と二次側流出口12とが連通して一次側圧力が低減される。
このような構成の減圧弁1を組立てる際には、所定の取付治具を使用して、弁棒30を構成する弁体部39を二次側流出口12を介して弁口22の下方の流出室26内に配置する。次に、弁棒30を構成する弁軸38を有底円筒状の弁本体10の上面開口10aを通して弁本体10内に挿入し、弁軸30の摺動大径部33を弁本体10のホルダ部材20の案内孔19に嵌挿すると共に、その下部円柱部35の下部を弁口22を通して前記弁体部39の中心部の通し穴36a、37aに内嵌する。次に、二次側流出口12を通して弁本体10内へ挿入された前記取付治具を使用して、下部円柱部35の下端部(弁体部39の下側押さえ部材37の下側の部分)に設けられた嵌合溝35bに横方向(二次側流出口12側)からスナップリテーナ27を嵌合し、下部円柱部35の下部外側に前記弁本体39を保持固定する。
また、弁本体10の段差部13は、側方(二次側流出路12側)から視認し得るようになっており、その段差部13に形成された段付き大径の横孔52に、二次側流出路12を介して、ボール弁体55、閉弁ばね56、貫通孔53付きばね受け蓋54をその順で横方向(二次側流出口12側)から装着し、例えば超音波溶着や圧入等によりばね受け蓋54を横孔52の側端部に固定する。
また、弁本体10の上面開口10aを覆うようにダイアフラム装置40のダイアフラム41を配し、弁棒30の弁軸38とダイアフラム41の内周部の上に下側ばね受け部材43を載置し、締結ねじ29を下側ばね受け部材43の挿通孔43aを通してその雄ねじ部を弁軸38の雌ねじ部31と螺合させ、弁本体10の上面開口10aを覆うようにダイアフラム装置40のダイアフラム41を締結固定する。その際、弁室21に位置する弁軸38の中間小径部34の横断面形状は非円形状(例えば、側部が切り欠かれた断面略小判形状)を有しており、一次側流入口11から弁室21へ挿入された固定治具を使用して弁軸38を弁本体10に対して回転不能に固定した状態で、前記締結ねじ29を前記弁軸38に締め付ける。そして、圧縮コイルばね45等が所定位置に配されたキャップ42の下端面部42bをボルト類48により弁本体10の取付部10cに締付固定して、ダイアフラム装置40を弁本体10の上部に取り付ける。これにより、上記した減圧弁1を簡便に組立てることができる。
このような構成とされた減圧弁1においては、弁棒30が摺動自在に嵌挿される案内孔19が設けられたホルダ部材20が、弁室21、上面開口10a、流出室26、一次側流入口11、二次側流出口12が設けられた有底筒状かつ樹脂製の弁本体10と一体に構成されているので、部品点数の削減、加工組立てコストの低減等を効果的に図ることができる。
また、二次側流出口12及び流出室26が少なくとも弁体部39の外形よりも大きくなっており、弁体部39は二次側流出口12を介して流出室26内に挿入されて弁軸38に取付けられるので、上記したようにホルダ部材20を弁本体10と一体に構成する際にも簡便に且つ確実に弁体部39を弁軸38に取付けることができる。
また、弁棒30を構成する弁体部39が下方へ向かって縮径する円錐台状部39aを有する、すなわち下方に行くに従って外形が小さくなる部分を有するので、例えば弁室21等の大きさを確保するべく流出室26の下面が側面視で略円弧状を呈している(図3参照)場合でも、弁体部39と流出室26の壁面との干渉を回避しながら弁体部39の上面(弁座23と対向する部分)の大きさを確保でき、当該弁体部39により弁口22を確実に開閉することができる。
更に、弁体部39の上面に弁座23と接離する円環状のリブ36bが設けられているので、弁座23の下面(弁体部39と対向する部分)を平坦面から構成でき、上記したようにホルダ部材20を弁本体10と一体に構成する際にも当該弁本体10を簡便に作製することができる。具体的には、成形型のスライドピンを横方向(二次側流出口12側)へ移動させて弁本体10の内部に流出室26を形成する際にも、弁本体10の弁座23の下面(流出室26の上面)を、流出室26の下面若しくは側面と同様に平坦面から構成できるので、当該弁本体10を簡便に成形することができる。
また、逃がし弁50が弁本体10の流出室26と二次側流出口12との間に形成される段差部13に設けられると共に、弁室21と二次側流出口12とに連なる横孔52から構成され、一次側圧力が所定値(所定の圧力)を超えたとき、その一次側圧力を逃がし弁50を介して二次側流出口12へ直接的に逃がすように構成されているので、簡便に逃がし弁50を弁本体10内に形成できると共に、逃がし弁50が開いたときにダイアフラム装置40への影響は少なく、簡単な構成でもって、樹脂製の弁本体10や通路構成部品等が圧力によって破壊されるのを防止することができる。
また、逃がし弁50の弁体をゴム製のボール弁体55で構成しているので、良好なシール性が得られるとともに、別途にばね受け部材等を必要とせず、この点からも部品点数の削減、加工組立てコストの低減等を効果的に図ることができる。なお、ボール弁体55は、ゴム以外の材料、すなわち樹脂や金属等の如何なる材料から構成されても良い。
[実施形態2]
図4は、本発明に係る減圧弁の実施形態2を示す縦断面図、図5は、図4のB−B矢視断面図である。図4及び図5に示す実施形態2の減圧弁1Aは、図1〜図3に示す実施形態1の減圧弁1に対し、弁棒の弁軸に対する弁体部の取付構成が相違しており、その他の構成は図1〜図3に示す減圧弁1と同様である。したがって、図1〜図3に示す減圧弁1と同様の構成については同様の符号を付してその詳細な説明は省略する。なお、実施形態2の減圧弁1Aでは、感圧通路が実施形態1の減圧弁1と異なる位置に設けられ、図4には示されていない。
この実施形態2の減圧弁1Aでは、弁棒30Aを構成する弁体部39Aが、締結部材としてのタッピングねじ27Aにより弁軸38Aに外装固定されている。
詳細には、弁軸38Aは、上から順に縮径するように、ダイアフラム支承部32A、摺動大径部33A、中間小径部34A、及び略円錐状係止部35aA付き下部円柱部35Aを有し、下部円柱部35Aの下端中心部に、弁体部39Aを当該弁軸38Aに締結固定するタッピングねじ27Aの雄ねじ部が螺合する雌ねじ部35bAが縦方向に螺設されている。
弁体部39Aは、弁座23Aに接離する通し穴36aA付き略円錐台状のゴム製のシール部材36Aと、該シール部材36Aの下側及び外周側を保持する通し穴37aA付きの下側押さえ部材37Aとを備え、通し穴37aAが通し穴36aAよりも小径に形成され、前記下部円柱部35Aの下部が通し穴36aAを通り且つその下部円柱部35Aの下端面が通し穴37aAの周囲の上面と接する状態で当該弁体部39Aが下部円柱部35Aの下部に外嵌されている。前記下側押さえ部材37Aは、通し穴37aAに挿通されたタッピングねじ27Aが下部円柱部35Aの下端中央部に設けられた雌ねじ部35bAに螺合されることより下部円柱部35Aに固定され、弁体部39Aのシール部材36Aは、下部円柱部35Aの略円錐状係止部35aAと下側押さえ部材37Aとで挟持される。なお、弁体部39Aは、その全体形状が下方へ向かって縮径する略円錐台状を有している。
このような構成の減圧弁1Aを組立てる際には、弁棒30Aを構成する弁体部39Aの各通し穴36aA、37aAにタッピングねじ27Aの雄ねじ部を挿通し、所定の取付治具を使用して、その弁体部39Aを二次側流出口12Aを介して弁口22Aの下方の流出室26A内に配置する。次に、弁棒30Aを構成する弁軸38Aを有底円筒状の弁本体10Aの上面開口10aAを通して弁本体10A内に挿入し、弁軸30Aの摺動大径部33Aを弁本体10Aのホルダ部材20Aの案内孔19Aに嵌挿すると共に、その下部円柱部35Aの下部を弁口22Aを通して前記弁体部39Aの通し穴36aAに内嵌し、下部円柱部35Aの下端面を通し穴37aAの周囲の下側押さえ部材37Aの上面と当接させる。その際、タッピングねじ27Aを鉛直軸周りで回転不能に固定しておき、弁軸38Aを鉛直軸周りで回転させながら弁本体10A内に下方へ向かって挿入し、弁体部39Aの各通し穴36aA、37aAに挿通されたタッピングねじ27Aの雄ねじ部を弁軸38Aの雌ねじ部35bAと螺号させながら、下部円柱部35Aの下部を弁体部39Aの通し穴36aAに内嵌し、下部円柱部35Aの下部外側に前記弁本体39Aを締結固定する。これにより、上記した減圧弁1Aを簡便に組立てることができる。
なお、タッピングねじ27Aの雄ねじ部の縦方向の長さは、弁体部39Aを流出室26A内に挿入する際の二次側流出口12Aや流出室26Aの壁面との干渉を回避するべく、弁体部39Aの厚さ(縦方向の寸法)以下であることが好ましい。
なお、上記した実施形態1、2では、スナップリテーナ等の保持具やタッピングねじ等の締結部材によって弁本体を弁軸に取付ける形態について説明したが、弁軸に対する弁本体の取付方法は、上記した保持固定や締結固定以外に、例えばかしめ固定等の適宜の取付方法を採用することができる。
また、弁棒、弁棒を構成する弁軸や弁本体等の形状は、弁口をその下側から開閉できれば、適宜に変更することができる。たとえば、上記した実施形態1、2では、側面視で弁体部が下方に行くに従って直線的に外形が小さくなる形態について説明したが、例えば、弁体部は、下方に行くに従って曲線的もしくは段階的に外形が小さくなっていても良い。
1 減圧弁
10 弁本体
10a 上面開口
11 一次側流入口
12 二次側流出口
13 段差部
19 案内孔
20 ホルダ部材
21 弁室
22 弁口
23 弁座
24 感圧室
25 感圧通路
26 流出室
27 スナップリテーナ(保持具)
27A タッピングねじ(締結部材)
30 弁棒
35 下部円柱部
35a 略円錐状係止部
35b 嵌合溝
36 シール部材
36b リブ
37 下側押さえ部材
38 弁軸
39 弁体部
39a 円錐台状部
40 ダイアフラム装置(感圧応動部材)
41 ダイアフラム
50 逃がし弁
51 逃がし弁口
52 横孔
54 ばね受け蓋
55 ボール弁体
56 閉弁ばね

Claims (11)

  1. 内部に弁口付き弁座を有する弁室が設けられるとともに、前記弁口の下側に流出室が設けられ、外周部に前記弁室に連なる一次側流入口と前記流出室に連なる二次側流出口が設けられた一部材からなる弁本体と、前記弁口をその下側から開閉するべく前記弁本体に上下方向に摺動自在に嵌挿された弁棒と、前記二次側流出口の二次側圧力を感知して前記弁棒を上下方向に駆動するべく前記弁本体に取り付けられた感圧応動部材と、を備えた減圧弁であって、
    前記弁棒が摺動自在に嵌挿される案内孔が設けられたホルダ部材が前記弁本体と一体に構成されていることを特徴とする減圧弁。
  2. 前記弁棒は、前記案内孔に摺動自在に嵌挿され且つ前記弁口に挿通される弁軸と前記弁口をその下側から開閉するための弁体部とを有し、前記弁体部と前記弁軸とは別体に構成され、前記二次側流出口及び前記流出室は、少なくとも前記弁体部の外形よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  3. 前記弁体部は、前記二次側流出口を介して前記弁本体内に挿入されて前記弁軸に取付けられることを特徴とする請求項2に記載の減圧弁。
  4. 前記弁体部は、保持具もしくは締結部材を用いて前記弁軸に取付けられることを特徴とする請求項3に記載の減圧弁。
  5. 前記弁体部は、下方に行くに従って外形が小さくなる部分を有していることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の減圧弁。
  6. 前記弁体部は、円錐台状部を有している又は円錐台状を呈していることを特徴とする請求項5に記載の減圧弁。
  7. 前記弁体部の前記弁座と対向する部分に、前記弁座と接離する環状のリブが設けられていることを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の減圧弁。
  8. 前記弁本体には、前記一次側流入口の一次側圧力が所定値を超えたとき、その一次側圧力を前記二次側流出口に逃がす逃がし弁が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の減圧弁。
  9. 前記逃がし弁は横孔から構成されることを特徴とする請求項8に記載の減圧弁。
  10. 前記逃がし弁は、前記流出室と前記二次側流出口との間で形成される段差部に設けられていることを特徴とする請求項8又は9に記載の減圧弁。
  11. 内部に弁口付き弁座を有する弁室が設けられるとともに、上面が前記弁室に連なるように開口し、前記弁口の下側に流出室が設けられ、外周部に前記弁室に連なる一次側流入口と前記流出室に連なる二次側流出口が設けられた有底筒状の一部材からなる弁本体と、
    前記弁本体に上下方向に摺動自在に嵌挿された弁棒であって、前記弁本体の上面開口と前記弁室との間に設けられた案内孔に摺動自在に嵌挿され且つ前記弁口に挿通される弁軸と前記弁口をその下側から開閉するための弁体部とを有する弁棒と、
    前記弁棒を上下方向に駆動するべく前記弁本体の上面開口を塞ぐようにその上部に取り付けられた感圧応動部材と、
    前記二次側流出口の二次側圧力を前記感圧応動部材に感知させるべく前記二次側流出口と前記感圧応動部材との間に設けられた感圧室と、を備えた減圧弁であって、
    前記案内孔が設けられたホルダ部材が前記弁本体と一体に構成されていることを特徴とする減圧弁。
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