JP2015210355A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着不良を防止し、定着異常を検出しても本体停止を極力抑える。【解決手段】電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、ウォームアップ時に、熱定着用ヒータへ突入電流が流れている際に、AC電源の電圧値の変化量を測定し、測定されたAC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着制御変更を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、ウォームアップ時に熱定着ヒータへの電源供給を開始した際に突入電流が流れ、AC電源の状態により、電圧降下が発生する場合がある。AC電源の電圧降下が発生した場合、定着不良が発生したり、熱定着ローラが所定の温度まで上がらずに、定着異常を検出し、本体停止したりするものがある。
また、定着ヒータ点灯中に測定されたAC電源の電圧値に応じて、異常検出条件を変更し、一時的な電源電圧の低下等で異常検知としない制御を行う技術が考えられ既に知られている。
しかし、従来の画像形成装置は、AC電源の状態により電圧降下が発生してもAC電源の電圧値を測定する手段が無い場合、定着不良の発生もしくは定着異常を検出し本体停止となり、正常な画像を出力して終了することができないという問題があった。
また、AC電源の電圧測定手段を有していても、一時的な電源電圧の低下を異常検知としない制御では、蛸足配線のようにAC電源ラインのインピーダンスが高い場合、電圧降下が定常的に発生し、定着不良の発生もしくは定着異常を検出する。この結果本体停止となり、正常な画像を出力して終了することができないという問題があった。
また、AC電源の電圧値を測定する手段を有する場合でも、測定されたAC電源の電圧値が一定電圧以下もしくは一定電圧以上になるまで、AC電源の電圧値異常を検出できないという問題があった。
そこで、本出願人はAC電源の入力電圧を測定し、定着の異常検出条件を変更する目的で、主電源,定着器,電源電圧測定部,温度測定部,制御部により、定着の異常検出を適正に行うことを提案した(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載の発明はAC電源の電圧値を測定する手段を有する場合でも、一時的な電源電圧の低下を異常検知としない制御では、蛸足配線のようにAC電源ラインのインピーダンスが高い場合は、電圧降下が定常的に発生する。この結果、定着不良の発生もしくは定着異常を検出し本体停止となり、正常な画像を出力して終了することができない。また、AC電源の電圧値を測定する手段を有する場合でも、測定されたAC電源の電圧値が一定電圧以下もしくは一定電圧以上になるまで、AC電源の電圧値異常を検出できないという問題は解消できていない。
そこで、本発明の目的は、定着不良を防止し、定着異常を検出しても本体停止を極力抑えることにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、ウォームアップ時に、熱定着用ヒータへ突入電流が流れている際に、AC電源の電圧値の変化量を測定し、測定されたAC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着制御変更を行うことで定着不良を防ぐ制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、定着不良を防止し、定着異常を検出しても本体停止を極力抑えることができる。
定着ヒータへの電源供給開始時のAC電源電圧測定についての説明図である。 定着ヒータへの電源供給開始から電圧変化量測定及び定着制御変更について説明するための定着制御の一例を示すフローチャートである。 具体的なAC電源の一定時間ごとの電圧変化量を求める構成について説明するためのブロック図の一例である。 具体的なAC電源の一定時間ごとの電圧変化量を求める構成について説明するためのブロック図の他の一例である。 具体的なAC電源の電圧変化量に応じて定着ヒータに電源供給するオンデューティ比の上限を抑制する制御について説明するためのフローチャートの一例である。 (a)、(b)は、具体的なAC電源の電圧変化量に応じて定着ヒータに電源供給するオンデューティ比を変化させた場合の波形についての説明図である。 具体的なAC電源の電圧変化量に応じて定着制御を変更した場合のAC電圧値の変化の一例について説明図である。 具体的なAC電源の電圧変化量に応じて電源供給するヒータの本数を制限する制御の一例を示すフローチャートである。 具体的なAC電源の電圧変化量に応じて定着ヒータへの電源供給を停止した場合の操作部表示の制御のフローチャートの一例である。 具体的なAC電源の電圧検知機能が故障した場合の制御の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態を説明する。
<概 要>
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御に際して、以下の特徴を有する。
要するに、電子写真方式の画像形成装置のウォームアップ時に熱定着用ヒータに突入電流が流れている際に、AC電源の電圧値の変化量を測定し、変化量の大きさによりAC電源の電圧値の異常を検知し、電圧降下が起きないように制御することにある。
本発明の特徴について、以下、図面を用いて詳細に解説する。
<原 理>
図1は、定着ヒータへの電源供給開始時のAC電源電圧測定についての説明図である。
図1において、横軸は時間を示し、縦軸はAC電圧を示す。
電子写真方式の画像形成装置では、ウォームアップ時に熱定着ヒータへの電源供給を開始した際に突入電流が流れ、AC電圧の降下が発生する。画像形成装置は、AC電源の状態により、破線矢印で示すような電圧降下が発生する場合に、定着不良が発生したり、熱定着ローラが所定の温度まで上がらずに、定着異常を検出し、本体停止したりするものがある。
AC電源の電圧検知機能を有する場合、熱定着ヒータへの電源供給を開始後、単位時間あたりの電圧変化量を測定し、電圧変化量が一定値以上の場合に、AC電源の電圧値異常と判断し、定着制御変更を行うことで定着不良等を防ぐことができる。
<動作1>
図2は、定着ヒータへの電源供給開始から電圧変化量測定及び定着制御変更について説明するための定着制御の一例を示すフローチャートである。
最初に電源オン後(S102)、ウォームアップモードに入る(S103)。
ウォームアップモードで定着ヒータへ電源供給を開始し(S104)、単位時間当たりのAC電源の電圧変化量を測定する(S105)。
単位時間当たりのAC電源の電圧変化量が一定電圧以上であった場合(S106/Yes)、定着制御を変更し(S107)、定着不良等を防ぐ。
単位時間当たりのAC電源の電圧変化量が一定電圧以下であった場合(S106/No)、特に定着制御の変更は行わない(S108)。
<構成1>
図3は、具体的なAC電源の一定時間ごとの電圧変化量を求める構成について説明するためのブロック図の一例である。
同図に示すブロック図は、AC電源の一定時間ごとの電圧変化量を求める構成の一例を示す。
画像形成装置10-1は、AC電源11、ACの電圧値を測定するためDCの電圧値に変換する変換器12、A/Dコンバータ13、及び演算処理装置14を有する。
AC電源11は、商用電力であり、例えば、周波数が50Hzもしくは60Hzであり、電圧が100,115,120,127,200,220,230,240Vのいずれかが挙げられる。AC電源11は低圧直流電圧化後各部に供給されると共に、供給前のAC電源の電圧値が測定される。
A/Dコンバータ13は、交流電圧としてのAC電源の電圧値を直流電圧値に変換するデバイスである。
次にA/Dコンバータ13により、DCの電圧値を求める。
演算処理装置14は、Timer15、ROM16、RAM17、CPU18、及びI/O19を有する。
最後に演算処理装置14により、一定時間ごとにA/Dコンバータ13の出力値からAC電源の電圧値を求める。
CPU18は、Central Processing Unitの略であり、画像形成装置10を統括制御する機能を有するデバイスであり、例えば、マイクロプロセッサが挙げられる。サンプリングタイムはTimer15により測定し、測定は定着オン時のみとする。また演算処理装置14は、制御プログラムを格納したROM16及びデータを一時的に格納するRAM17を有する。ROMは、Read Only Memoryの略であり、RAMはRandom Access Memoryの略である。さらに求められた電圧値から、AC電源の電圧変化量を求める。I/Oは、Input/Outputの略であり、外部回路とデータを授受するためのデバイスである。
ここで、ROM16,RAM17,A/Dコンバータ13,I/O17,Timer15等のモジュールは演算処理装置14に内蔵されていても外付けであってもよい。
<構成2>
図4は、具体的なAC電源の一定時間ごとの電圧変化量を求める構成について説明するためのブロック図の他の一例である。
図4に示すブロック図と図3に示すブロック図との相違点は、変換器12が無い点である。尚、図3に示したブロック図と同様のブロックには共通の符号を用いた。
図4に示す画像形成装置14は、AC電源11、ADコンバータ13、及び演算処理装置14を有する。
画像形成装置10-2は、AC電源11から入力された電圧値をA/Dコンバータ13により、電圧値を求める。最後に演算処理装置14により、一定時間ごとにA/Dコンバータ13の出力値からAC電源11の電圧値を求める。サンプリングタイムはTimer15により測定し、測定は定着オン時のみとする。求められた電圧値から、AC電源11の電圧変化量を求める。
<動作2>
図5は、具体的なAC電源の電圧変化量に応じて定着ヒータに電源供給するオンデューティ比の上限を抑制する制御について説明するためのフローチャートの一例である。
このフローチャートは、AC電源11の電圧変化量に応じて定着ヒータに電源供給するオンデューティ比の上限を抑制する制御の一例である。
測定された単位時間当たりのAC電源11の電圧変化量を測定し(S112)、測定された電圧変化量がb[V/s]以上の場合(S113/Yes)、AC電源系統の異常と判断し、定着ヒータへの電源供給を停止する(S115)。
測定された電圧変化量が、a[V/s]以上、b[V/s]未満の場合(S114/No)、AC電源11の電圧降下を防ぐために、定着ヒータに電源供給するオンデューティ比の上限を変化量に応じて抑制する制御を行う(S116)。
測定された電圧変化量が、a[V/s]未満の場合は(S114)、特に制御の変更は行わない。但し、b[V/s] > a[V/s] (S117)。
図6(a)、(b)は、具体的なAC電源の電圧変化量に応じて定着ヒータに電源供給するオンデューティ比を変化させた場合の波形についての説明図である。
熱定着ヒータへの電源供給を開始後に、単位時間あたりの電圧変化量を測定し、測定された電圧変化量が一定値以上の場合に、AC電源の電圧値異常と判断し、電圧降下が起きないように、定着ヒータに電源供給するオンデューティ比の上限を変更する。
図6(a)は、オンデューティ比の上限を100%から80%に変更する場合を示す。
図6(b)は、測定された電圧変化量が一定値以下の場合に、AC電源の電圧値正常と判断し、定着ヒータに電源供給するオンデューティ比の上限は変更しない場合を示す。
図7は、具体的なAC電源の電圧変化量に応じて定着制御を変更した場合のAC電圧値の変化の一例について説明図である。同図において、横軸は時間を示し、縦軸はAC電圧を示す。
熱定着ヒータへの電源供給を開始後に、単位時間あたりの電圧変化量を測定し、測定された電圧変化量が一定値以上の場合に、AC電源の電圧値異常と判断し、電圧降下が起きないように、自動的に定着制御変更を行う。電圧降下を防ぐために定着制御変更を行った場合は、図7の実線で示すようにAC電圧値は遷移し、制御変更を行わなかった場合は、破線で示すようにAC電圧値は遷移する。
<動作3>
図8は、具体的なAC電源の電圧変化量に応じて電源供給するヒータの本数を制限する制御の一例を示すフローチャートである。但し、図8に示すフローチャートは、ヒータを停止するという制御に着目しているため、操作部のフローチャートは省略した。
測定された単位時間当たりのAC電源の電圧変化量を測定し(S122)、測定された電圧変化量がb[V/s]以上の場合(S123/Yes)、AC電源系統の異常と判断し、定着ヒータへの電源供給を停止する(S125)。
測定された電圧変化量が、a[V/s]以上,b[V/s]未満の場合(S124/Yes)、AC電源の電圧降下を防ぐため、電源供給するヒータの本数を変化量に応じて制限する制御を行う(S126)。
測定された電圧変化量が、a[V/s]未満の場合は(S124/No)、特に制御の変更は行わない。但し、b[V/s] > a[V/s] (S127)。
<動作3>
図9は、具体的なAC電源の電圧変化量に応じて定着ヒータへの電源供給を停止した場合の操作部表示の制御のフローチャートの一例である。
測定された単位時間当たりのAC電源の電圧変化量を測定し(S132)、測定された電圧変化量がb[V/s]以上の場合(S133/Yes)、AC電源系統の異常と判断し、定着ヒータへの電源供給を停止する(S135)。定着ヒータへの電源供給を停止した場合は操作部に表示する(S138)。
測定された電圧変化量が、a[V/s]以上,b[V/s]未満の場合(S134/Yes)、AC電源の電圧降下を防ぐために、定着制御の変更を行う(S136)。但し、定着制御変更に関しては操作部に表示しない(S139)。
測定された電圧変化量が、a[V/s]未満の場合は(S134/No)、特に制御の変更は行わない(S137)。また、操作部への表示もしない。但し、b[V/s] > a[V/s] (S139)。
尚、ステップS136の定着制御変更は、図5のフローチャートのステップS116と同様である。
<動作4>
図10は、具体的なAC電源の電圧検知機能が故障した場合の制御の一例を示すフローチャートである。
電源オン時に(S152)、AC電源電圧検知機能が故障と判断した場合(S153/Yes)、AC電源電圧検知を伴う制御を行わない制御とする(S154)。また、AC電源電圧検知に故障が発生したことをサービスマンに知らせる。「サービスマンに知らせる」とは、サービスマンモードで表示するか、または、図示しない回線によりコールセンターに連絡する等ユーザには分からない方法でサービスマンのみが分かることを意味する。
但し、ユーザには知らせず、AC電源異常と判断した場合の制御は行わないこととし、画像形成装置はそのまま稼動させる(S155)。
電源オン時に、AC電源電圧検知機能が故障していないと判断した場合(S153/No)、単位時間当たりのAC電源の電圧変化量を測定し(S156)、AC電源異常と判断した場合、電圧降下が起きない制御を行う(S157)。
<プログラム>
以上で説明した本発明に係る画像形成装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。一例として、プログラムにより本発明の機能を実現する場合の説明を以下で行う。
例えば、
画像形成装置のコンピュータが読みとり可能なプログラムであって、
コンピュータに、
ウォームアップ時に、熱定着用ヒータへの電源供給開始時の突入電流が流れている際に、AC電源の電圧値の変化量を測定するステップ、
測定された前記AC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着制御変更を行うことで定着不良等を防ぐステップ、
を実行させるためのプログラムが挙げられる。
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明にかかる画像形成装置を実現することができる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
<記憶媒体>
ここで、記憶媒体としては、例えばCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM、FeRAM等の半導体メモリやHDDが挙げられる。
CD-ROMは、Compact Disc Read Only Memoryの略である。フレキシブルディスクは、Flexible Disk:FDを意味する。CD-Rは、CD Recordableの略である。RAMは、Random-Access Memoryの略である。ROMは、Read-Only Memoryの略である。FeRAMは、Ferroelectric RAMの略で、強誘電体メモリを意味する。HDDは、Hard Disc Driveの略である。
<作用効果>
本実施形態は、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御方法において、ウォームアップ時に、熱定着用ヒータへの突入電流が流れている際に、AC電源の電圧値の変化量を測定し、測定されたAC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着制御変更を行い、定着不良等を防ぐ画像形成方法を用いても良い。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、測定されたAC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着不良,マシーン停止等を防ぐために、AC電源の電圧降下を防ぐ画像形成方法を用いても良い。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況でも、電圧降下を防ぎ、定着不良,マシーン停止等が起きないようにすることができる。また、蛸足配線状態になっている電気製品が正常に作動する。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上の場合、AC電源の異常と判断し、定着ヒータに電源を供給するオンデューティ比の上限を抑制する画像形成方法を用いても良い。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況でも、電源供給のオンデューティ比の上限を抑制することにより、AC電源の電圧降下を防ぐことができる。ここで、AC電源の電圧降下が発生した場合、定着が一定温度に到達するまでの時間が相対的にかかる。一旦一定温度に到達すると、オンデューティの上限が抑制されても定着温度は保持できる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、複数の定着ヒータを有し、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上の場合、AC電源の異常と判断し、電源供給するヒータの本数を減らす制御手段を有する画像形成方法を用いても良い。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況でも、電源供給する定着ヒータの本数を減らすことにより、AC電源の電圧降下を防ぐことができる。これは、蛸足配線等による電圧降下が発生している場合にはさらなる電圧降下を防止する場合がある。但し、既に保障電圧、例えば90V以下であれば画像形成を中止する場合がある。
本実施形は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上の場合、AC電源の異常と判断し、画像形成を行わずに定着ヒータに電源を供給することを停止する制御手段を有する画像形成方法を用いても良い。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況で、定着ヒータへの電源供給のオンデューティ比の上限抑制,電源供給する定着ヒータの本数を減らす制御等でも電圧降下を防ぐことができない場合、画像形成を停止することができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上で、AC電源の異常と判断し、画像形成を行わずに定着ヒータに電源を供給することを停止した場合、操作部に異常を表示する手段を有する画像形成方法を用いても良い。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況で、画像形成を行わずに定着ヒータへの電源供給を停止されたことをユーザに通知することができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、交流電源の電圧値を直流の電圧値に変換する機能を有する画像形成方法を用いても良い。
効果:AC電源の交流の電圧値を直流の電圧値で測定できる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、直流の電圧値に変換後に、A/Dコンバータにより、電圧値を求める機能を有する画像形成方法を用いても良い。
効果:AC電源の電圧値をA/Dコンバータの分解能まで正確に求めることができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、交流電源の電圧値をA/Dコンバータにより、AC電源の電圧値を求める機能を有する画像形成方法を用いても良い。
効果:AC電源の電圧値を直流電圧に変換することなく、求めることができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、一定時間ごとにAC電源の電圧値を測定する機能を有する画像形成方法を用いても良い。
効果:AC電源の電圧値の一定時間あたりの電圧変化量を求めることができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成方法に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値を測定する機能が故障した場合、AC電源電圧検知を伴う制御を行わずに、画像形成装置はそのまま稼動させる制御手段を有する画像形成方法を用いても良い。
効果:AC電源電圧検知機能が故障した際に、AC電源電圧検知を伴う制御を行わずに、画像形成装置はそのまま稼動させることができる。
本実施形態は、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、ウォームアップ時に、熱定着用ヒータへ突入電流が流れている際に、AC電源の電圧値の変化量を測定し、測定されたAC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着制御変更を行い、定着不良等を防ぐ制御手段を備えた画像形成装置であっても良い。
効果:蛸足配線等によるAC電源の異常時に、定着不良,マシーン停止等が起きないようにすることができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、測定されたAC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着不良、マシーン停止等を防ぐために、AC電源の電圧降下を防ぐ制御手段を有する画像形成装置であってもよい。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況でも、電圧降下を防ぎ、定着不良,マシーン停止等が起きないようにすることができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上の場合、AC電源の異常と判断し、定着ヒータに電源を供給するオンデューティ比の上限を抑制する制御手段を有する画像形成装置であってもよい。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況でも、電源供給のオンデューティ比の上限を抑制することにより、AC電源の電圧降下を防ぐことができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、複数の定着ヒータを有し、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上の場合、AC電源の異常と判断し、電源供給するヒータの本数を減らす制御手段を有する画像形成装置であってもよい。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況でも、電源供給する定着ヒータの本数を減らすことにより、AC電源の電圧降下を防ぐことができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上の場合、AC電源の異常と判断し、画像形成を行わずに定着ヒータに電源を供給することを停止する制御手段を有する画像形成装置であってもよい。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況で、定着ヒータへの電源供給のオンデューティ比の上限抑制,電源供給する定着ヒータの本数を減らす制御等でも電圧降下を防ぐことができない場合、画像形成を停止することができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上で、AC電源の異常と判断し、画像形成を行わずに定着ヒータに電源を供給することを停止した場合、操作部に異常を表示する手段を有する画像形成装置であってもよい。
効果:蛸足配線等によるAC電源の電圧降下が発生するような状況で、画像形成を行わずに定着ヒータへの電源供給を停止されたことをユーザに通知することができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、交流電源の電圧値を直流の電圧値に変換する機能を有する画像形成装置であってもよい。
効果:AC電源の交流の電圧値を直流の電圧値で測定できる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、直流の電圧値に変換後に、A/Dコンバータにより、電圧値を求める機能を有する画像形成装置であってもよい。
効果:AC電源の電圧値をA/Dコンバータの分解能まで正確に求めることができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、交流電源の電圧値をA/Dコンバータにより、AC電源の電圧値を求める機能を有する画像形成装置であってもよい。
効果:AC電源の電圧値を直流電圧に変換することなく、求めることができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、一定時間ごとにAC電源の電圧値を測定する機能を有する画像形成装置であってもよい。
効果:AC電源の電圧値の一定時間あたりの電圧変化量を求めることができる。
本実施形態は、上記構成に加え、電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、AC電源の電圧値を測定する機能が故障した場合、AC電源電圧検知を伴う制御を行わずに、画像形成装置はそのまま稼動させる制御手段を有する画像形成装置であってもよい。
効果:AC電源電圧検知機能が故障した際に、AC電源電圧検知を伴う制御を行わずに、画像形成装置はそのまま稼動させることができる。
尚、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
10−1、10−2 画像形成装置
11 AC電源
12 変換器
13 A/Dコンバータ
14 演算処理装置
15 Timer
16 ROM
17 RAM
18 CPU
特開2005-202219号公報

Claims (9)

  1. 電子写真方式の画像形成装置に搭載される定着制御において、ウォームアップ時に、熱定着用ヒータへ突入電流が流れている際に、AC電源の電圧値の変化量を測定し、測定されたAC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着制御変更を行うことで定着不良を防ぐ制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、測定されたAC電源の電圧値の変化量に応じて、AC電源の異常を検知し、定着不良、マシーン停止等を防ぐために、AC電源の電圧降下を防ぐことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上の場合、AC電源の異常と判断し、定着ヒータに電源を供給するオンデューティ比の上限を抑制することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、測定されたAC電源の電圧値の変化量が、一定電圧以上の場合、AC電源の異常と判断し、画像形成を行わずに定着ヒータに電源を供給するのを停止することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、交流電源の電圧値を直流の電圧値に変換する機能を有することを特徴とする請求項1から4の何れか一項記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、直流の電圧値に変換後に、A/Dコンバータにより、電圧値を求める機能を有することを特徴とする請求項1から5の何れか一項記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、交流電源の電圧値をA/Dコンバータにより、AC電源の電圧値を求める機能を有することを特徴とする請求項1から5の何れか一項記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、AC電源の電圧値の変化量を測定するために、一定時間ごとにAC電源の電圧値を測定する機能を有することを特徴とする請求項1から7の何れか一項記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、AC電源の電圧値を測定する機能が故障した場合、AC電源電圧検知を伴う制御を行わずに、画像形成装置はそのまま稼動させる機能を有することを特徴とする画像形成装置。
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