JP2015209704A - 通気型防音パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、本発明は、鉄道や道路、あるいは、工場の機械、又は事務所内などから発生する騒音を低下させるために設置する通気性を有する防音パネルに関し、簡単な構造で、用途に応じて対応が可能な通気型の防音パネルを提供することを課題とする。【解決手段】 箱状とされたパネル体の表側パネルと裏側パネルのそれぞれに設けられた複数個の通気孔に消音部を備えた通気型防音パネルにおいて、表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せる状態と、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せない変位した状態が選択可能とされているものである。【選択図】 図6
Description
本発明は、鉄道や道路、あるいは、工場の機械、又は事務所内などから発生する騒音を低下させるために設置する通気性を有する防音パネルに関するものである。
従来、箱型板状のパネルに、パネル表裏方向に貫通する長管孔を複数設けて通気孔とし、該長管孔の開口端の周縁部を外側に向けて漸次拡大させ消音部とした通気型防音パネルがあった。
しかしながら、このような通気型防音パネルの場合、通気孔が、パネル表裏方向に一直線に貫通しているので通気性に優れているが、通気孔からパネルの一方側から他方側が見えるので、例えば電話ボックスの壁材や、商談コーナーの間仕切りパネルといった、ある程度の閉塞性が必要な場所で使用するには好ましいものではなかった(例えば特許文献1)。
さらに、このようなパネルの場合、通気孔から光が通過するため、ある程度の暗さが必要な仮眠室などで使用するには好ましいものではなかった。
さらに、このようなパネルの場合、通気孔から光が通過するため、ある程度の暗さが必要な仮眠室などで使用するには好ましいものではなかった。
また、箱型板状のパネルの一方側面に貫通孔を設けて、他方側面を通気性の無い投光体で閉塞した、防音性と閉塞性を有した防音パネルがあるが、通気性がないので、このような防音パネルを電話ボックスなどのように囲まれた空間で使用すると、新たに電話ボックスないに空調機器が必要となり、全体としてコストの増加を招くので使用できなかった(例えば特許文献2)。
本発明は、従来の問題点に鑑みて、簡単な構造で、用途に応じて対応が可能な通気型の防音パネルを提供することを課題とする。
上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、箱状とされたパネル体の表側パネルと裏側パネルのそれぞれに設けられた複数個の通気孔に消音部を備えた通気型防音パネルにおいて、表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せる状態と、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せない変位した状態が選択可能とされているものである。
次に、上記課題を解決する為、本発明が第2の手段として構成したところは、上記第1の手段に加え、表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は、同数、同一仕様に形成され、一方側の通気孔から他方側が一直線に見通せる状態から、表側パネルと裏側パネルのいずれか一方を、通気孔の貫通方向を軸方向として180度回転させることによって、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せない変位した状態とすることができるものである。
次に、上記課題を解決する為、本発明が第3の手段として構成したところは、上記第1の手段、あるいは、上記第2の手段に加え、表側パネルと裏側パネルの通気孔間が、空気浄化部材で仕切られているものである。
本発明が第1の手段として構成したところによると、表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せる状態と、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せない変位した状態とが選択可能とされているので、通気性が必要で、かつ、ある程度の透過性が要求される箇所(空調環境に影響を与えないよう、間仕切りパネル下部、あるいは、上部の仕切り板)での使用や、あるいは、通気性が必要で、透過性が要求されない箇所(電話ボックス、商談コーナー等)での使用等、表側パネルと裏側パネルを、使用箇所、用途に応じて適宜組替えて使用することができるので、対応性に優れている。
更に、本発明の通気性防音パネルを、複数枚の表側パネルと複数枚の裏側パネルから構成することにより、一部が透過性を有し(通気孔が一直線に見通せる状態として使用)、一部をそうでない状態(通気孔が一直線に見通せない状態として使用)で使用することで、内部、あるいは、向こう側に人がいるかどうか確認することができ、通路のコーナー部分、電話ボックス、商談コーナー等での使用など、通気性と閉塞性が必要な部分、あるいは、通気性と透過性が必要な部分を一枚の通気性防音パネルに組み込むことも可能となり、更に使用箇所、用途などに応じて、広範囲で対応することができる。
更に、本発明の通気性防音パネルを、複数枚の表側パネルと複数枚の裏側パネルから構成することにより、一部が透過性を有し(通気孔が一直線に見通せる状態として使用)、一部をそうでない状態(通気孔が一直線に見通せない状態として使用)で使用することで、内部、あるいは、向こう側に人がいるかどうか確認することができ、通路のコーナー部分、電話ボックス、商談コーナー等での使用など、通気性と閉塞性が必要な部分、あるいは、通気性と透過性が必要な部分を一枚の通気性防音パネルに組み込むことも可能となり、更に使用箇所、用途などに応じて、広範囲で対応することができる。
本発明が第2の手段として構成したところによると、表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は同数、同一仕様に形成され、一方側の通気孔から他方側が一直線に見通せる状態から、表側パネルと裏側パネルのいずれか一方を、通気孔の貫通方向を軸方向として180度回転させることによって、一方側の通気孔から他方側の通気孔が見通せない変位した状態とすることができるので、表側パネルと裏側パネルを区別して生産する必要が無く、一種類のパネルとして生産できるので、量産性に優れ、安価に製作でき、在庫管理も容易となるだけでなく、パネルの取り付け方向の変更作業も容易であり、通気性防音パネルの用途の変更に手軽に対応することができる。
本発明が第3の手段として構成したところによると、表側パネルと裏側パネルの通気孔間を、空気浄化部材で仕切られるものであるから、建物の室内と屋外と隔てる壁面に本通気型防音パネルを設置することも可能であり、様々な用途に対応することが可能である。
さらに、適宜な空気浄化部材を選択(向こう側に人等の気配が感じられる程度の透光性を有する材料を使用した空気浄化部材)することにより、透光性と通気性と空気浄化性を組み合わせることが可能となり、様々な用途に対応することが可能である。
さらに、適宜な空気浄化部材を選択(向こう側に人等の気配が感じられる程度の透光性を有する材料を使用した空気浄化部材)することにより、透光性と通気性と空気浄化性を組み合わせることが可能となり、様々な用途に対応することが可能である。
箱状とされたパネル体の表側パネルと裏側パネルのそれぞれに設けられた複数個の通気孔に消音部を備えた通気型防音パネルにおいて、表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せる状態と、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せない変位した状態が選択可能とされ、表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は同数、同一仕様に形成され、一方側の通気孔から他方側が一直線に見通せる状態から、表側パネルと裏側パネルのいずれか一方を、通気孔の貫通方向を軸方向として180度回転させることによって、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せない変位した状態とすることができるものである。
以下、第1実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1、図2において、符号100は、本発明の通気型防音パネルを示している。
通気型防音パネル100は、左右縦枠2、2と、左右の縦枠2、2の上下方向の中間部に配設された横枠3からなる略H形の基枠20と、基枠20の表側に配設された上下2枚の表側パネル5、5と、基枠20の裏側に配設された上下2枚の裏側パネル6、6より構成されている。
図1、図2において、符号100は、本発明の通気型防音パネルを示している。
通気型防音パネル100は、左右縦枠2、2と、左右の縦枠2、2の上下方向の中間部に配設された横枠3からなる略H形の基枠20と、基枠20の表側に配設された上下2枚の表側パネル5、5と、基枠20の裏側に配設された上下2枚の裏側パネル6、6より構成されている。
左右の縦枠2、2は対向した同形に形成されているので、一方側(図1において左側)を図3、図4に基づいて説明する。
縦枠2は、表側パネル5と裏側パネル6を保持するための保持基板21と、保持基板21の前後(表裏)側端部を外側方向に折り曲げた当接用基板22、22より横断面略コ字形に形成されている。
縦枠2は、表側パネル5と裏側パネル6を保持するための保持基板21と、保持基板21の前後(表裏)側端部を外側方向に折り曲げた当接用基板22、22より横断面略コ字形に形成されている。
そして、保持基板21には、表側パネル連結ネジ500・・・が貫通する上下に複数個の逃がし孔211・・・と、逃がし孔211・・・の後方に所定間隔を有して裏側パネル連結ネジ600・・・が連結される裏側パネル連結孔212・・・が形成され、逃がし孔211・・・と、裏側パネル連結孔212・・・に対応する位置に連結用ナット213・・・・が設けられた連結用補助板4が、保持基板21の内面側に配設されている。
横枠3は上部が開口する縦断面上向きコ字形に形成され、適宜手段にて左右の縦枠2、2間に配設されている。
横枠3は上部が開口する縦断面上向きコ字形に形成され、適宜手段にて左右の縦枠2、2間に配設されている。
表側パネル5は、基枠20に連結可能なように略正方形板体の基板50の四隅を所定形状に切り欠いた後、左右上下側端部をそれぞれ内側方向に折り曲げて、左右当接用突部51、51と、上下当接用突部52、52を形成し、更に、左右当接用突部51、51の内側端部を内側方向に突出させた連結用突片53、53と、上下当接用突部52、52の内側端部を内側方向に突出させた突合せ突片54、54を有し、連結用突片53、53には前記連結用ナット213・・・・に対応して連結孔531・・・が形成されている。
そして、基板50には複数個の透し孔501・・・が設けられ、透し孔501・・・には消音部8・・・が設けられている。
本発明の場合、透し孔501に別部材の長管部分を嵌入しているので、正確には長管部分が通気孔として作用するが、消音部分8の構成によっては透し孔501が直接通気孔として作用することもある。いずれにしても、基板50に透し孔501を形成しない限り通気孔として作用するものを構成することができないので、実施例の説明として、以下、透し孔501を通気孔7とし、通気孔7と一体、別体を問わず消音機能を有する箇所を消音部8として説明する。
本発明の場合、透し孔501に別部材の長管部分を嵌入しているので、正確には長管部分が通気孔として作用するが、消音部分8の構成によっては透し孔501が直接通気孔として作用することもある。いずれにしても、基板50に透し孔501を形成しない限り通気孔として作用するものを構成することができないので、実施例の説明として、以下、透し孔501を通気孔7とし、通気孔7と一体、別体を問わず消音機能を有する箇所を消音部8として説明する。
すなわち、基板50には複数個の通気孔7・・・が形成され、通気孔7・・・には、消音部8が設けられている。
通気孔7・・・は、右側端部の一列目は上下方向に、通気孔7の直径の1.5倍の間隔を有して10個形成され、2列目は、近接する上下2つの通気孔7、7の中心を2つの頂点とし、正三角形を作るもう一つの頂点を中心として通気孔7が上下方向に9個形成され、同様にして、左右方向に1列目と同じものが6列、2列目とおなじものが5列形成されている。
通気孔7・・・は、右側端部の一列目は上下方向に、通気孔7の直径の1.5倍の間隔を有して10個形成され、2列目は、近接する上下2つの通気孔7、7の中心を2つの頂点とし、正三角形を作るもう一つの頂点を中心として通気孔7が上下方向に9個形成され、同様にして、左右方向に1列目と同じものが6列、2列目とおなじものが5列形成されている。
そして、基板50の上下端部から上下端部の通気孔7、7までの寸法は同一に形成され、基板50の左右短部から左右端部の通気孔7、7までの寸法は異なって形成されている。
すなわち、左側の寸法を右側の寸法の約1.8倍とし、通気孔の7の貫通方向を回転軸として180度回転した時に、通気孔7・・・が、回転前の左右の通気孔7・・・間に位置するよう構成されている。
すなわち、左側の寸法を右側の寸法の約1.8倍とし、通気孔の7の貫通方向を回転軸として180度回転した時に、通気孔7・・・が、回転前の左右の通気孔7・・・間に位置するよう構成されている。
裏側パネル6は、表側パネル5と同様、基板60、左右当接用突部61、61、上下当接用突部62、62、連結用突片63、63、突合せ突片64、64、連結孔631・・・を有し、基板60には透し孔通気孔7(透し孔)・・・が形成され、通気孔の7の貫通方向を回転軸として180度回転した状態の表側パネル5と同一に形成されている。
すなわち、裏側パネル6と表側パネル5は同一形状であり、製作時は同じものとして生産され、使用時に、通気孔の7の貫通方向を回転軸として180度回転させることで、裏側パネル6として使用される。
すなわち、裏側パネル6と表側パネル5は同一形状であり、製作時は同じものとして生産され、使用時に、通気孔の7の貫通方向を回転軸として180度回転させることで、裏側パネル6として使用される。
消音部8は、合成樹脂材にて一体に形成された消音部材80を、通気孔7に連結して消音部を構成している。
消音部材80は、通気孔7に嵌合する円筒形の嵌合部81と、嵌合部81より小径で、通気孔7より表側パネル5、あるいは、裏側パネル6内外に突出する円筒形の長管部82と、基板50、60の外面に当接する円盤形の鍔部83と、鍔部83と長管部82の外側に連設された外方に向かって開くラッパ状の第1消音部84と、第1消音部84の内側に形成された第2消音部85より形成され、通気孔7の基板端面部を鍔部83と弾性材からなるチューブ状の保持管86で、通気孔7の基板端面部を挟持するように通気孔7に取り付けられる。
消音部材80は、通気孔7に嵌合する円筒形の嵌合部81と、嵌合部81より小径で、通気孔7より表側パネル5、あるいは、裏側パネル6内外に突出する円筒形の長管部82と、基板50、60の外面に当接する円盤形の鍔部83と、鍔部83と長管部82の外側に連設された外方に向かって開くラッパ状の第1消音部84と、第1消音部84の内側に形成された第2消音部85より形成され、通気孔7の基板端面部を鍔部83と弾性材からなるチューブ状の保持管86で、通気孔7の基板端面部を挟持するように通気孔7に取り付けられる。
本発明の本発明の通気型防音パネル100は上記の如く構成されている。そして、図1に示す、表側パネル5の通気孔7から、裏側パネル6の通気孔7が一直線に見通せない状態から図7のように、下側の表側パネル5の通気孔7から裏側パネル6の通気孔7が一直線に見通る状態にするには、縦枠2、2の表側パネル連結ネジ500・・・を外し、基枠20から下側の表側パネル5を取外し、通気孔7の貫通方向を軸方向として180度回転させた状態で、連結用突片53、53を縦枠2、2の保持基板21、21と連結用補助板4間に差込み、左右当接用突部51、51の内側端面を当接用基板22、22に当接させると共に、突合せ突片54、54を裏側パネル6の突合せ突片64、64に付き合わせた状態とし、表側パネル連結ネジ500・・・にて、連結用補助板4に連結する。
この状態で、下側の表側パネル5の通気孔7・・・と、下側の裏側パネル6の通気孔7・・・は一直線に見通せる状態となる。
この状態で、下側の表側パネル5の通気孔7・・・と、下側の裏側パネル6の通気孔7・・・は一直線に見通せる状態となる。
本実施例においては、一方側のパネルを180度回転させて通気孔が一直線に見通せる状態と通気孔が一直線に見通せない状態を選択できるようにしているが、本実施例以外にもパネルを上下あるいは左右にスライドさせることにより、通気孔が一直線に見通せる状態と通気孔が一直線に見通せない状態を選択できるようにしてもよい。この場合、スライドさせた表側パネルと裏側パネルの端部が一致しない状態(一方側の端部が他方側の端部よりスライド移動分突出した状態)が発生するので、常に端部が一致する本実施例の方が、使い勝手がよい。
スライドさせる場合には、スライド移動させるパネルの外形寸法を、固定状態のパネルよりスライド移動量分小さく設定すると、固定状態のパネルの範囲内でスライド移動できるので、一方側の端部が、他方側の端部よりスライド移動分突出した状態にならないようにすることができる。
スライドさせる場合には、スライド移動させるパネルの外形寸法を、固定状態のパネルよりスライド移動量分小さく設定すると、固定状態のパネルの範囲内でスライド移動できるので、一方側の端部が、他方側の端部よりスライド移動分突出した状態にならないようにすることができる。
図9に示す第2実施例では、表側パネル5と裏側パネル6間(互いの通気孔7・・・間)に、空気浄化部材9を配設することにより、通気型防音パネルによって空気の浄化も可能となる。
空気浄化部材9は、通気型防音パネルを挟んで一方側の空気が他方側に移動するとき、空気とともに移動するものを、他方側に持ち込まないようにするものである。
したがって、空気浄化部材は、防塵フィルターや活性炭フィルターなどのように空気中のチリ、埃や臭気を取り除くものや、網やハニカムなどのように比較的大きな物の通過を抑えるもののように、用途に応じて様々なものが用いられる。
したがって、空気浄化部材は、防塵フィルターや活性炭フィルターなどのように空気中のチリ、埃や臭気を取り除くものや、網やハニカムなどのように比較的大きな物の通過を抑えるもののように、用途に応じて様々なものが用いられる。
空気浄化部材9を配設することによって、様々な用途に対応することができる。
例えば、空気浄化部材に不織布を使い通気性を持たせながら空気中の埃、チリなどを除去し、同時に光も遮断する時は、表側パネル5と裏側パネル6を通気孔が一直線に見通せない状態とすればよい。
光を通したい場合は、空気浄化部材9に向こう側に人等の気配が感じられる程度の透光性を有する材料を使用し、表側パネル5と裏側パネル6を通気孔が一直線に見通せる状態とすればよい。
したがって、空気浄化部材を配設することによって建物の室内と屋外と隔てる壁面に本通気型防音パネルを設置することも可能であるから、換気口や窓に設置することができる。
また、湿気が透過しやすい空気浄化部材を選択すれば、湿気が篭りやすい玄関やお風呂場の扉や窓に設置するのに適したものとなる。
このように、透光性と通気性と空気浄化性を組み合わせることが可能であるため、様々な用途に対応することが可能である。
例えば、空気浄化部材に不織布を使い通気性を持たせながら空気中の埃、チリなどを除去し、同時に光も遮断する時は、表側パネル5と裏側パネル6を通気孔が一直線に見通せない状態とすればよい。
光を通したい場合は、空気浄化部材9に向こう側に人等の気配が感じられる程度の透光性を有する材料を使用し、表側パネル5と裏側パネル6を通気孔が一直線に見通せる状態とすればよい。
したがって、空気浄化部材を配設することによって建物の室内と屋外と隔てる壁面に本通気型防音パネルを設置することも可能であるから、換気口や窓に設置することができる。
また、湿気が透過しやすい空気浄化部材を選択すれば、湿気が篭りやすい玄関やお風呂場の扉や窓に設置するのに適したものとなる。
このように、透光性と通気性と空気浄化性を組み合わせることが可能であるため、様々な用途に対応することが可能である。
空気浄化部材は、第2実施例に示されるシート状のものでなくても、通気孔に内包する円柱状のものでもよいが、空気浄化部材は、汚れなどにより交換することがあるので、交換の手間を考えるとシート状の方が使い勝手が良い。
100 本発明の通気型防音パネル
2、2 左右縦枠
20 基枠
5 表側パネル
6 裏側パネル
7(501) 通気孔
8 消音部
2、2 左右縦枠
20 基枠
5 表側パネル
6 裏側パネル
7(501) 通気孔
8 消音部
Claims (3)
- 箱状とされたパネル体の表側パネルと裏側パネルのそれぞれに設けられた複数個の通気孔に消音部を備えた通気型防音パネルにおいて、表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せる状態と、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せない変位した状態が選択可能とされていることを特徴とする通気型防音パネル。
- 表側パネルの通気孔と裏側パネルの通気孔は、同数、同一仕様に形成され、一方側の通気孔から他方側が一直線に見通せる状態から、表側パネルと裏側パネルのいずれか一方を、通気孔の貫通方向を軸方向として180度回転させることによって、一方側の通気孔から他方側の通気孔が一直線に見通せない変位した状態とすることができることを特徴とする請求項1に記載の通気型防音パネル。
- 表側パネルと裏側パネルの通気孔間が、空気浄化部材で仕切られていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通気型防音パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105551477A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-05-04 | 杭叉集团股份有限公司 | 可调降噪箱 |
CN108005418A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-08 | 唐雪梅 | 一种封闭式独立洗车房 |
CN109243419A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-18 | 中国船舶重工集团公司第七〇四研究所 | 一种基于声学超材料技术的通风隔声结构 |
-
2014
- 2014-04-28 JP JP2014092405A patent/JP2015209704A/ja active Pending
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CN105551477B (zh) * | 2015-12-22 | 2019-03-01 | 杭叉集团股份有限公司 | 可调降噪箱 |
CN108005418A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-08 | 唐雪梅 | 一种封闭式独立洗车房 |
CN109243419A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-18 | 中国船舶重工集团公司第七〇四研究所 | 一种基于声学超材料技术的通风隔声结构 |
CN109243419B (zh) * | 2018-10-26 | 2023-12-01 | 中国船舶重工集团公司第七一四研究所 | 一种基于声学超材料技术的通风隔声结构 |
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