JP3235343U - 移動式格子戸 - Google Patents
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Abstract
【課題】程よい風を通して、居心地の良い空間を作り出す移動式格子戸を提供する。【解決手段】複数の縦格子材11は、奥行き方向の長さxが左右方向の幅yよりも長く、且つ、奥行き方向の長さxよりも短い所定の間隔zを開けて左右方向に等間隔で配置される。上側固定材12は、複数の縦格子材11の上端部同士を固定する。上側コロ13は、上側固定材12の上面に設けられる。下側固定材14は、複数の縦格子材11の下端部同士を固定する。下側コロ15は、下側固定材14の下面に設けられる。弾性部材20は、第一の面格子10aと第二の面格子とのそれぞれの上側固定材12又は下側固定材14の左右方向の側面のそれぞれに設けられ、第一の面格子10aと第二の面格子とが左右方向に隣接した際に、互いに隣接する第一の面格子10aの最も側面に位置する第一の側面縦格子材と、第二の面格子の最も側面に位置する第二の側面縦格子材との間の距離を間隔zと同等に保つ。【選択図】図3
Description
本考案は、移動式格子戸に関する。
従来より、部屋の開口部に設置する格子戸に関する技術が多種存在する。例えば、特開平10−18725号公報(特許文献1)には、部屋の開口部に対をなすガラス戸のうちの一方のガラス戸に隣接して取付けられ、他方のガラス戸に対向する格子戸が開示されている。この格子戸では、両側上部に形成した嵌合孔部に上下動可能に嵌合され、常時は上方に付勢されて開口部側に係合する係合部と、この係合部に近接して形成された収容部に上下動可能に収容され、上端が開口部側に係合した状態で格子戸側に固定される固定部とを備える。これにより、風通しが良く、開口部に取り付け固定部を開口部に係合すれば、開口部側に対する脱着を簡単に行なうことができて、しかも、格子戸を外部から取り外すことができないので、防犯上の見地からも安全であるとしている。
又、特開2009−121065号公報(特許文献2)には、格子体の両面にガラス板をそれぞれ積層してペアガラスを形成し、ペアガラスの左右両側端面にガラス板よりも格子体を外方に突出させた突出部を設け、透光用開口を囲繞する框材の左右の内側端面にペアガラスの厚みより若干幅広で且つ内方へ開口する取付溝を形成し、透光用開口に配置したペアガラスの左右の端縁部を上記取付溝に遊挿し、ペアガラスの突出部の先端面を取付溝の溝底面に配設した弾性体に圧接してペアガラスを框材に支持した格子戸が開示されている。これにより、ペアガラスをガラス板の破損の恐れ無く框材に支持できる、という利点を有するとしている。
又、特開2010−222835号公報(特許文献3)には、それぞれ平行に配置される第1 格子戸と第2 格子戸からなる引き戸型の格子付き扉が開示されている。この格子付き扉では、第1格子戸及び第2格子戸はそれぞれ複数の格子で構成され、各格子は隣接する格子どうしを近接及び離間可能に連結子で連結されており、第1格子戸及び第2格子戸のそれぞれの格子どうしが近接し、第1格子戸及び第2格子戸により開口部を遮蔽する閉鎖状態と、第1格子戸と第2格子戸のそれぞれの格子が離間し、第1格子戸と第2格子戸の格子同士を相対して配置し、開口部にスリットを形成する開放状態とに切り替え可能である。これにより、閉鎖時の遮音性や光漏れ防止性能の高い、閉鎖状態と開放状態を切り替えることができるとしている。
又、特開2014−109154号公報(特許文献4)には、枠体と、複数本の固定側縦格子と、複数本の可動側縦格子と、固定側横桟材と、可動側横桟材と、を備える格子戸の構造が開示されている。この格子戸の構造では、枠体は、縦横の枠材が矩形状に組み立てられてなり、複数本の固定側縦格子は、枠体の厚さ方向の一方側に、互いに一定の間隔をあけて配置されるとともに、上下端部が枠体の横枠材に対して固定される。複数本の可動側縦格子は、枠体の厚さ方向の他方側に、互いに一定の間隔をあけて配置されるとともに、上下端部が枠体の横枠材に対し、横枠材の長さ方向に沿って連動してスライド可能に取り付けられる。固定側横桟材は、複数本の固定側縦格子に直交して配置されるとともに、複数本の固定側縦格子の同一高さ位置に形成された切欠部に嵌合固定され、可動側横桟材は、複数本の可動側縦格子に直交して配置されるとともに、複数本の可動側縦格子の同一高さ位置に形成された切欠部に嵌合固定される。そして、固定側横桟材と可動側横桟材は略等しい高さに配置され、互いに当接している。これにより、たとえ湿気の影響を受けても、複数本の可動側縦格子と複数本の固定側縦格子とが噛み合ってしまったり、湿気によって建てつけが悪くなってしまったりすることを確実に回避でき、複数本の可動側縦格子を複数本の固定側縦格子に対して確実にスライド移動させることが可能となるとしている。又、複数本の固定側縦格子と複数本の可動側縦格子とが互いに離間する方向にも撓みにくくなるため、隙間風や明かり漏れ等が生じることを確実に防ぐことができるとしている。
一般的に、部屋の窓を開けることで、風通しを良くするが、単に、窓を開けると、部屋の中を外部から見られるおそれがあり、セキュリティー上の課題が生じる。そこで、上述のように、窓に格子戸を設置して、風通しを良くするとともに、外部から見え難くすることが行われている。
しかしながら、一般的な格子戸は、窓に固定するか、窓の左右に移動可能かの2種類であるため、ユーザーが、簡単に格子戸を付けたり外したりすることが出来ないという課題がある。
一方、単純な構成の格子戸を窓に設置しても、外部から格子戸を介して部屋の中の一部を見ることが可能であり、上述の課題を容易に解決することが出来ない。上述の特許文献1−4に記載の技術では、窓に設置するタイプの格子戸であり、同様の課題が生じる。
ところで、建築現場では、上述のセキュリティーの他に、建築物のデザイン性も重視される。単に部屋の窓に格子戸を設けただけでは、格子戸の一つ一つが目立ってしまい、デザイン性が失われるという課題がある。
そこで、本考案は、課題を解決するためになされたものであり、程よい風を通して、居心地の良い空間を作り出すことが可能であり、外部から部屋の内部を視認し難く、デザイン性に優れ、格子戸を自由に付けたり外したりすることが可能な移動式格子戸を提供することを目的とする。
本考案者は、鋭意研究を重ねた結果、本考案に係る新規な移動式格子戸を完成させた。即ち、本考案に係る移動式格子戸は、第一の面格子及び第二の面格子と、弾性部材と、上側溝部と、下側溝部と、を備える。第一の面格子及び第二の面格子は、複数の縦格子材と、上側固定材と、上側コロと、下側固定材と、下側コロと、を備える。複数の縦格子材は、鉛直方向に延出され、奥行き方向の長さが左右方向の幅よりも長く、且つ、前記奥行き方向の長さよりも短い所定の間隔を開けて左右方向に等間隔で配置される。上側固定材は、左右方向に延出され、前記複数の縦格子材の上端部同士を固定する。上側コロは、前記上側固定材の上面に設けられ、回転可能である。下側固定材は、左右方向に延出され、前記複数の縦格子材の下端部同士を固定する。下側コロは、前記下側固定材の下面に設けられ、回転可能である。弾性部材は、前記第一の面格子と前記第二の面格子とのそれぞれの上側固定材又は下側固定材の左右方向の側面のそれぞれに設けられ、前記第一の面格子と前記第二の面格子とが左右方向に隣接した際に、互いに隣接する前記第一の面格子の最も側面に位置する第一の側面縦格子材と、前記第二の面格子の最も側面に位置する第二の側面縦格子材との間の距離を前記間隔と同等に保つ。上側溝部は、左右方向に延出され、部屋の左右方向に位置する開口部の上端部に設けられ、前記第一の面格子と前記第二の面格子とのそれぞれの上側コロがスライド可能である。下側溝部は、左右方向に延出され、前記開口部の下端部に設けられ、前記第一の面格子と前記第二の面格子とのそれぞれの下側コロがスライド可能である。
本考案によれば、程よい風を通して、居心地の良い空間を作り出すことが可能であり、外部から部屋の内部を視認し難く、デザイン性に優れ、格子戸を自由に付けたり外したりすることが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本考案の実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本考案の実施形態に係る移動式格子戸1は、図1−図2に示すように、第一の面格子10a及び第二の面格子10bと、弾性部材20と、上側溝部30と、下側溝部40と、を備える。
第一の面格子10a及び第二の面格子10bは、複数の縦格子材11と、上側固定材12と、上側コロ13と、下側固定材14と、下側コロ15と、を備える。
複数の縦格子材11は、鉛直方向に延出され、奥行き方向の長さxが左右方向の幅yよりも長く、且つ、奥行き方向の長さxよりも短い所定の間隔zを開けて左右方向に等間隔で配置される。
上側固定材12は、左右方向に延出され、複数の縦格子材11の上端部同士を固定する。上側コロ13は、上側固定材12の上面に設けられ、回転可能である。
下側固定材14は、左右方向に延出され、複数の縦格子材11の下端部同士を固定する。下側コロ15は、下側固定材14の下面に設けられ、回転可能である。
弾性部材20は、第一の面格子10aと第二の面格子10bとのそれぞれの上側固定材12又は下側固定材14の左右方向の側面のそれぞれに設けられ、第一の面格子10aと第二の面格子10bとが左右方向に隣接した際に、互いに隣接する第一の面格子10aの最も側面に位置する第一の側面縦格子材11aと、第二の面格子10bの最も側面に位置する第二の側面縦格子材11bとの間の距離を間隔zと同等に保つ。
上側溝部30は、左右方向に延出され、部屋の左右方向に位置する開口部の上端部に設けられ、第一の面格子10aと第二の面格子10bとのそれぞれの上側コロ13がスライド可能である。
下側溝部40は、左右方向に延出され、開口部の下端部に設けられ、第一の面格子10aと第二の面格子10bとのそれぞれの下側コロ15がスライド可能である。
これにより、程よい風を通して、居心地の良い空間を作り出すことが可能であり、外部から部屋の内部を視認し難く、デザイン性に優れ、格子戸を自由に付けたり外したりすることが可能となる。
即ち、図3Aに示すように、第一の面格子10aと第二の面格子11aとは、複数の縦格子材11で構成されていることから、風通しが良いとともに、部屋の内部から縦格子材11を介して外部を程よく確認することが出来る。そのため、部屋の内部のユーザーにとって、居心地の良い空間を作り出すことが可能となる。
又、第一の面格子10aと第二の面格子11aとのそれぞれの複数の縦格子材11は、奥行き方向の長さxが左右方向の幅yよりも長く、且つ、奥行き方向の長さxよりも短い所定の間隔zを開けて左右方向に等間隔で配置されている。これにより、部屋の外部のユーザーが、縦格子材11を介して内部を見る時は、ユーザーの目線が、縦格子材11の奥行方向に対して少しでも角度が生じると、縦格子材11の奥行き方向の長さxに遮られて、部屋の内部を見ることが出来なくなる。そのため、外部から部屋の内部を視認し難くすることが可能となり、セキュリティー上の課題を解決することが出来る。
更に、第一の面格子10aと第二の面格子11aとを左右方向に隣接した場合、第一の面格子10aと第二の面格子11aとのそれぞれの弾性部材20により、第一の側面縦格子材11aと第二の側面縦格子材11bとの間の距離が、互いに隣接する他の複数の縦格子材11の間隔zと同じになる。すると、図3Bに示すように、例えば、第一の面格子10aと第二の面格子11aとの上端付近と下端付近とのそれぞれが所定の部材50で隠されると、第一の面格子10aと第二の面格子11aとのそれぞれの複数の縦格子材11のデザインが一体化する。つまり、第一の面格子10aと第二の面格子11aとのそれぞれが一つ一つの単位として見えずに、全体として、一連の移動式格子戸1のデザインとなり、デザイン性を向上させることが出来る。
そして、第一の面格子10aと第二の面格子11aとのそれぞれの上側コロ13と下側コロ15は、上側溝部30と下側溝部40とのそれぞれにスライドさせて入れているだけであるため、自由に取り外し可能である。そのため、ユーザーは、季節や場面に応じて、第一の面格子10aと第二の面格子11aとを開口部に設置して、和空間にしたり、第一の面格子10aと第二の面格子11aとを開口部から外して、洋空間にしたりして、自由に空間の演出を切り替えることが可能となる。
ここで、縦格子材11の材質に特に限定は無いが、例えば、木製や金属製などを挙げることが出来る。又、縦格子材11に関する奥行き方向の長さxは、左右方向の幅yよりも長く、且つ、間隔zよりも長く設計されていれば、特に限定は無い。又、縦格子材11に関する左右方向の幅yは、奥行き方向の長さxより短く設計されていれば、特に限定は無いが、例えば、間隔zより短く設計されると、風通しが良くなり、好ましい。又、縦格子材11の鉛直方向の長さに特に限定は無く、部屋の開口部に合わせて適宜設計される。
又、上側固定材12の構成に特に限定は無いが、例えば、複数の縦格子材11の上端部付近を覆うコの字状の部材を挙げることが出来る。又、上側固定材12の材質に特に限定は無いが、例えば、金属製などを挙げることが出来る。
又、複数の縦格子材11の上端部に対する上側固定材12の固定方法に特に限定は無いが、例えば、ビス止めや接着剤による接着などを挙げることが出来る。
又、上側コロ13の構成に特に限定は無いが、例えば、球状のコロや半球状のコロ、円柱状のコロや円盤状のコロなどを挙げることが出来る。
尚、下側固定材14の構成は、上側固定材12の構成と同等であると好ましい。又、下側コロ15の構成は、上側コロ13の構成と同等であると好ましい。
又、弾性部材20の形状に特に限定は無いが、例えば、円柱状、四角柱状、多角柱状、円錐台状などを挙げることが出来る。又、弾性部材20の材質に特に限定は無いが、例えば、ゴムの他に、合成樹脂やエラストマー、スポンジ、発泡体などを挙げることが出来る。又、弾性部材20の数に特に限定は無いが、例えば、上側固定材12又は下側固定材14だけに設置されても良いし、上側固定材12及び下側固定材14にそれぞれ設置されても構わない。又、面格子の位置に応じて、弾性部材20は、上側固定材12又は下側固定材14の左右方向の一側面に設けられても良いし、両側面に設けられても構わない。
又、上側溝部30の構成に特に限定は無いが、例えば、上側コロ13又は/及び上側固定材12がスライド可能なコの字状の部材を挙げることが出来る。上側溝部30の材質に特に限定は無いが、例えば、金属製などを挙げることが出来る。尚、下側溝部40の構成は、上側溝部30の構成と同等であると好ましい。
又、移動式格子戸1を構成する面格子は、少なくとも第一の面格子10aと第二の面格子11aとの2つを用意すれば良いが、2つ以上の面格子を用意して、移動式格子戸1を構成しても構わない。
又、部屋の開口部の種類に特に限定は無いが、例えば、部屋の窓に限らず、部屋間の仕切りが設置される開口部などを挙げることが出来る。
又、第一の面格子10aと第二の面格子11aとを上側溝部30と下側溝部40とのそれぞれに装着してスライドさせる方法に特に限定は無いが、例えば、ユーザーが手で第一の面格子10aと第二の面格子11aとをスライドさせても良いし、電動で自動的に第一の面格子10aと第二の面格子11aとをスライドさせても構わない。
さて、本考案の実施形態に係る移動式格子戸1の作用効果について説明する。例えば、図4Aに示すように、鉛直方向の長さが200mm、奥行き方向の長さxが60mm、左右方向の幅yが30mmである縦格子材11を11本用意し、間隔zを45mmだけ開けて左右方向に等間隔で配置して、複数の縦格子材11の上端部同士をコの字状の部材の上側固定材12で覆ってビス止めした。又、上側固定材12の上面の左右方向の両端部付近に円盤状の上側コロ13をそれぞれ設置し、上側固定材12の左右方向の側面に円錐台状の弾性部材20を設置した。
又、図4Bに示すように、複数の縦格子材11の下端部同士をコの字状の部材の下側固定材14で覆ってビス止めし、下側固定材14の下面の左右方向の両端部付近に円盤状の下側コロ15をそれぞれ設置し、下側固定材14の左右方向の側面に円錐台状の弾性部材20を設置した。このようにして、第一の面格子10aと第二の面格子10bと第三の面格子10cの3つ以上の面格子を製造した。
次に、図5に示すように、部屋の左右方向の開口部の上端部にコの字状の部材の上側溝部30を設置するとともに、開口部の下端部にコの字状の部材の下側溝部40を設置して、移動式格子戸1を構成した。そして、第一の面格子10aと第二の面格子10bと第三の面格子10cとのそれぞれを上側溝部30と下側溝部40とに滑らして、左右方向に隣接して配置した。
図6Aに示すように、第一の面格子10aと第二の面格子10bとが左右方向に隣接した際に、弾性部材20の存在により、第一の側面縦格子材11aと第二の側面縦格子材11bとの間の距離が、他の複数の縦格子材11の間隔zと同等となった。
このような状態で、部屋の内部から移動式格子戸1を介して外部を見ると、図7Aに示すように、移動式格子戸1を介して外部を程よく確認することが出来ることが理解される。更に、移動式格子戸1からは程よい風が流れることになるため、部屋の内部のユーザーにとっては居心地の良い空間となるのである。
一方、部屋の外部のユーザーが、移動式格子戸1を介して内部を見る時は、ユーザーの目線が、縦格子材11の奥行方向に対して少しでも角度が生じると、縦格子材11の奥行き方向の長さxに遮られることになるため、図7Bに示すように、部屋の内部を殆ど確認することが出来ないことが理解される。ユーザーの目線を異なる角度にしても同様である。そのため、外部から部屋の内部を視認し難くすることが可能となり、セキュリティー上の課題を解決することが出来るのである。
更に、第一の面格子10aと第二の面格子11aとを左右方向に隣接すると、弾性部材20により、両者は一体化されたデザインとなる。そのため、図7A、図7Bに示すように、全体として、一連の移動式格子戸1のデザインとなり、デザイン性が向上したことが理解される。
このように、本考案は、程よい風を通して、居心地の良い空間を作り出すことが可能であり、外部から部屋の内部を視認し難く、デザイン性に優れ、格子戸を自由に付けたり外したりすることが可能となる。
以上のように、本考案は、部屋に限らず、家やホテル、施設などあらゆる建築物の移動式格子戸として有用であり、程よい風を通して、居心地の良い空間を作り出すことが可能であり、外部から部屋の内部を視認し難く、デザイン性に優れ、格子戸を自由に付けたり外したりすることが可能な移動式格子戸として有効である。
1 移動式格子戸
10a 第一の面格子
10b 第二の面格子
11 縦格子材
12 上側固定材
13 上側コロ
14 下側固定材
15 下側コロ
20 弾性部材
30 上側溝部
40 下側溝部
10a 第一の面格子
10b 第二の面格子
11 縦格子材
12 上側固定材
13 上側コロ
14 下側固定材
15 下側コロ
20 弾性部材
30 上側溝部
40 下側溝部
Claims (1)
- 鉛直方向に延出され、奥行き方向の長さが左右方向の幅よりも長く、且つ、前記奥行き方向の長さよりも短い所定の間隔を開けて左右方向に等間隔で配置された複数の縦格子材と、
左右方向に延出され、前記複数の縦格子材の上端部同士を固定する上側固定材と、
前記上側固定材の上面に設けられ、回転可能な上側コロと、
左右方向に延出され、前記複数の縦格子材の下端部同士を固定する下側固定材と、
前記下側固定材の下面に設けられ、回転可能な下側コロと、
を備えた第一の面格子と、第二の面格子と、
前記第一の面格子と前記第二の面格子とのそれぞれの上側固定材又は下側固定材の左右方向の側面のそれぞれに設けられ、前記第一の面格子と前記第二の面格子とが左右方向に隣接した際に、互いに隣接する前記第一の面格子の最も側面に位置する第一の側面縦格子材と、前記第二の面格子の最も側面に位置する第二の側面縦格子材との間の距離を前記間隔と同等に保つ弾性部材と、
左右方向に延出され、部屋の左右方向の開口部の上端部に設けられ、前記第一の面格子と前記第二の面格子とのそれぞれの上側コロがスライド可能な上側溝部と、
左右方向に延出され、前記開口部の下端部に設けられ、前記第一の面格子と前記第二の面格子とのそれぞれの下側コロがスライド可能な下側溝部と、
を備えた移動式格子戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003802U JP3235343U (ja) | 2021-10-04 | 2021-10-04 | 移動式格子戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003802U JP3235343U (ja) | 2021-10-04 | 2021-10-04 | 移動式格子戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3235343U true JP3235343U (ja) | 2021-12-16 |
Family
ID=78847260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021003802U Active JP3235343U (ja) | 2021-10-04 | 2021-10-04 | 移動式格子戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235343U (ja) |
-
2021
- 2021-10-04 JP JP2021003802U patent/JP3235343U/ja active Active
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---|---|---|---|
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