JP2015209601A - 溶融電界紡糸装置及びこれを用いた繊維の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】溶融電界紡糸装置10は、誘電体で被覆されており、かつ略半円筒状凹曲面21を有する帯電電極20と、帯電電極20と対向配置されたノズル先端部30とを有する。溶融電界紡糸装置10は、帯電電極20とノズル先端部30との間に静電誘導によって電界を生じさせた状態下に、ノズル先端部30の先端31より吐出させた紡糸液から繊維を形成するようにしたものである。ノズル先端部30は、紡糸液の吐出方向が、帯電電極20の凹曲面21に向かうように配置されている。帯電電極20を構成する略半円筒の中心軸に沿ってエアーが噴出するように、搬送用エアーの噴射部40を設置した。
【選択図】図1
Description
前記吐出用ノズルは、前記紡糸液の吐出方向が、前記帯電電極の凹曲面に向かうように配置されており、
前記帯電電極を構成する略半円筒の中心軸に沿ってエアーが噴出するように、搬送用エアーの噴射部を設置した、溶融電界紡糸装置を提供するものである。
<1>
誘電体で被覆されており、かつ略半円筒状凹曲面を有する帯電電極と、該帯電電極と対向配置された吐出用ノズルとを有し、該帯電電極と該吐出用ノズルとの間に静電誘導によって電界を生じさせた状態下に、該吐出用ノズルの先端より吐出させた紡糸液から繊維を形成するようにした溶融電界紡糸装置であって、
前記吐出用ノズルは、前記紡糸液の吐出方向が、前記帯電電極の凹曲面に向かうように配置されており、
前記帯電電極を構成する略半円筒の中心軸に沿ってエアーが噴出するように、搬送用エアーの噴射部を設置した、溶融電界紡糸装置。
前記帯電電極の凹曲面の焦点又はその近傍の位置に、前記吐出用ノズルの先端が位置するように該吐出用ノズルを配置した前記<1>に記載の溶融電界紡糸装置。
<3>
前記吐出用ノズルの先端開口径と、前記帯電電極の長手方向に沿う長さとの比を1:50以上に設定した前記<1>又は<2>に記載の溶融電界紡糸装置。
<4>
前記吐出用ノズルの先端開口径と、前記帯電電極の長手方向に沿う長さとの比を1:50以上に設定し、1:1000 以下、特に1:400以下に設定し、例えば1:50以上1:1000以下、特に1:50以上1:400以下に設定する前記<1>ないし<3>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<5>
前記噴射部から100℃以上500℃以下の前記搬送用エアーが噴出するようになっている前記<1>ないし<4>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
前記噴射部の噴出口近傍の搬送用エアーの温度は、100℃以上、特に200℃以上であることが好ましく、500℃以下、特に400℃以下であることが好ましく、例えば100℃以上500℃以下であることが好ましく、200℃以上400℃以下であることが更に好ましい前記<1>ないし<5>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<7>
前記搬送用エアーの流量は50L/min以上、特に150L/min以上であることが好ましく、350L/min以下、特に250L/min以下であることが好ましく、例えば50L/min以上350L/min以下であることが好ましく、150L/min以上250L/min以下であることが更に好ましい前記<1>ないし<6>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<8>
前記搬送用エアーの噴出口を含む噴射部における先端部の噴出部位が絶縁体で構成されている前記<1>ないし<7>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<9>
前記噴射部は、搬送用エアーの噴出口を含む先端部の噴出部位が絶縁体で構成されており、
絶縁体で構成されているとは、(イ)噴出部位の全体が絶縁体で構成されていること、及び(ロ)導電性材料から構成される噴出部位の表面に絶縁体が被覆されていて、該導電性材料が露出されていない状態であることの双方を包含する、
前記<1>ないし<8>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<10>
前記帯電電極は、略半円筒の内面を構成する凹曲面を有しており、
略半円筒とは、(イ)横断面が真円である円筒の略半部、及び(ロ)真円と見なせる程度に真円度が高い楕円円筒の略半部の双方を包含し、
(ロ)の真円と見なせる程度に真円度が高い楕円とは、例えば短軸長/長軸長が0.86以上、1未満である楕円のことである、前記<1>ないし<9>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<11>
略半部とは、(イ)円筒又は楕円円筒の中心軸Cを通る平面Pで該円筒又は該楕円円筒を二分したときの半部、又は(ロ)円筒又は楕円円筒の中心軸Cを通る直線L上であって、かつ中心軸Cに近接する位置Dを通る、中心軸Cと垂直な平面Pで該円筒又は該楕円円筒を二分したときの半部の双方を包含する、前記<10>に記載の溶融電界紡糸装置。
前記凹曲面は、そのいずれの位置においても曲面になっており、
曲面とは、(イ)平面部を全く有していない曲面のことであるか、又は(ロ)平面部を有する複数のセグメントを繋ぎ合わせて全体として凹曲面と見なせる形状となっていることのいずれかを言い、
(ロ)の場合は、縦及び横の長さが0.5〜300mm程度の矩形となっている、同一の又は異なる大きさの平面部を有するセグメントを繋ぎ合わせて凹曲面を形成する、前記<1>ないし<11>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<13>
前記凹曲面は、前記の略半円筒の長手方向Xに沿って延びており、
前記凹曲面の長手方向Xに沿う両端部は開口しており、
長手方向Xに沿う前記凹曲面の長さを21Lとしたとき、長さ21Lは前記凹曲面の深さ21Dよりも十分に大きくなっており、
長さ21Lは、深さ21Dの 1倍以上であることが好ましく、4倍以下、特に3倍以下であることが好ましく、
長さ21Lは、深さ21Dの1倍以上4倍以下であることが好ましく、1倍以上3倍以下であることが更に好ましい前記<10>ないし<12>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<14>
前記凹曲面の長さ21Lは、15mm以上であることが好ましく、また長さ21Lは300mm以下、特に120mm以下であることが好ましく、
前記凹曲面の長さ21Lは、15mm以上300mm以下であることが好ましく、15mm以上120mm以下であることが更に好ましく、
前記凹曲面の深さ21Dは、深さ21Dに対する長さ21Lの比が上述の範囲であることを条件として、15mm以上であることが好ましく、また75mm以下、特に40mm以下であることが好ましく、
前記凹曲面の深さ21Dは、15mm以上75mm以下であることが好ましく、15mm以上40mm以下であることが更に好ましい前記<13>に記載の溶融電界紡糸装置。
<15>
前記凹曲面を含む前記帯電電極は、導電性材料、例えば金属から構成されており、
前記導電性材料は略半円筒形状を持ち、略半円筒形状の内面の部分は前記帯電電極の形状と相似の形状である、前記<1>ないし<14>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
前記導電性材料はその表面が誘電体で被覆されており、
前記誘電体は、少なくとも前記凹面部の全域を被覆しており、
前記帯電電極のうち、前記ノズル先端部と対向する部位の全域が前記誘電体によって被覆されていることが好ましい、前記<15>に記載の溶融電界紡糸装置。
<17>
前記帯電電極においては、その外面が前記誘電体で構成されており、該誘電体よりも外側には何らの材料も存在しておらず、前記帯電電極においては、その最外面に前記誘電体が露出しており、該誘電体が該最外面を構成している、前記<16>に記載の溶融電界紡糸装置。
<18>
前記誘電体として、絶縁材料であるマイカ、アルミナ、ジルコニア、チタン酸バリウム等のセラミック材料や、ベークライト(フェノール樹脂)、ナイロン(ポリアミド)、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ四フッ化エチレン、ポリフェニレンサルファイド等の樹脂系材料が用いられ、
アルミナ、ベークライト、ナイロン、塩化ビニル樹脂の中から選ばれる少なくとも1種以上の絶縁材料を用いることが好ましく、特にナイロンを用いることが好ましい、前記<16>又は<17>に記載の溶融電界紡糸装置。
<19>
前記誘電体が前記凹曲面を均一な厚みで被覆しており、
前記誘電体の厚みは、0.8mm以上、特に8mm以上であり、20mm以下、特に15mm以下であり、例えば誘電体の厚みは0.8mm以上20mm以下、特に8mm以上15mm以下である、前記<16>ないし<18>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<20>
前記吐出用ノズルがノズル先端部を有し、
前記吐出用ノズルが溶融樹脂押出しユニット部に取り付けられており、
前記溶融樹脂押出しユニット部が筐体51を有しており、
前記溶融樹脂押出しユニット部は、前記筐体と前記ノズル先端部とが電気的に絶縁した構造になっている、前記<1>ないし<19>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<21>
前記吐出用ノズルがノズル先端部を有し、
前記紡糸液の吐出方向と、前記凹曲面の長手方向とが直交するように前記ノズル先端部30が配置されているか、又は
前記紡糸液の吐出方向と、前記凹曲面の長手方向とが所定の角度をもって交差するように前記ノズル先端部が配置されている、前記<1>ないし<20>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
前記搬送用エアーの噴出方向は、略半円筒の中心軸と平行となるか、又は
前記搬送用エアーの噴出方向が、略半円筒の中心軸に対して右方向又は左方向に45度以内で傾斜するように、前記噴射部を設置した、前記<1>ないし<21>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<23>
前記吐出用ノズルがノズル先端部を有し、
前記ノズル先端部の延びる方向に沿ってみたとき、前記噴射部は、エアーの噴出口が、前記ノズル先端部の延長線上に位置するように配置されており、
前記噴射部は、エアーの噴出口の全部又は一部が、前記凹曲面で画成される空間内に位置するように配置されている、前記<1>ないし<22>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<24>
前記吐出用ノズルがノズル先端部を有し、
前記噴射部は、エアーの噴出口が、前記帯電電極の凹曲面が存在する領域に位置しており、
好ましくは、前記噴射部は、エアーの噴出口41が、前記ノズル先端部の延長線に近接する位置に配置されている、前記<1>ないし<23>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<25>
前記吐出用ノズルがノズル先端部を有し、
前記ノズル先端部は、その先端が、前記帯電電極20の凹曲面の焦点又はその近傍の位置に位置するように配置されている、前記<1>ないし<24>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
前記吐出用ノズルがノズル先端部を有し、
前記ノズル先端部にアースを施している、前記<1>ないし<25>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置。
<27>
前記<1>ないし<26>のいずれか1に記載の溶融電界紡糸装置を用いた繊維の製造方法。
<28>
前記溶融電界紡糸装置を複数用い、
各溶融電界紡糸装置を、搬送用エアーの噴出方向が同方向となるように配置した前記<28>に記載の繊維の製造方法。
図1に示す溶融電界紡糸装置を用いて溶融電界紡糸を行った。使用した樹脂はポリプロピレンである。ポリプロピレンにはPolyMirae社製のMF650Yを用いた。帯電電極20として、凹曲面21の長手方向Xの長さ21Lが120mmで、半径が35mmであるものを用いた。帯電電極20はステンレス製の基体の表面にMCナイロンからなる誘電体を厚み10mmで被覆したものである。ノズル先端部30の開口径は0.3mmであった。ノズル先端部30の開口端は、凹曲面21の焦点Tに位置させた。ノズル先端部30の開口端と凹曲面21の最深部との間の距離は約35mmであった。噴射部40から噴出する加熱空気は、その噴出方向が、凹曲面21の半円筒の中心軸と平行になるようにした。噴射部40の噴出口41の位置は、ノズル先端部30の延長線上とした。この延長線と噴出口41との距離は20mmに設定した。加熱空気の温度は380℃に設定した。加熱空気の噴出流量は200L/minに設定した。ノズル先端部30をアースに落とし、帯電電極20に5kVの電圧を印加した。この状態下に、250℃に溶融したポリプロピレンを5g/minの吐出速度で吐出させ溶融電界紡糸を行った。このようにして得られた繊維の帯電量を測定したところ−20nC/gであった。帯電量は、春日電機製ファラデーケージKQ1400内に帯電した溶融状態の原料樹脂を捕集し、該ファラデーケージに接続した春日電機製クーロンメーターMK−1002により測定した。
実施例1の帯電電極20に5kVの電圧を印加することに代えて、帯電電極20に15kVの電圧を印加した。また筐体51とノズル先端部30との間に絶縁材料からなる部材32を介在させ筐体51とノズル先端部30の絶縁性を大きく高めた。絶縁材料にはアルミナセラミックス(アルミナ99)を用いた。これら以外は実施例1と同様にして溶融電界紡糸を行った。このようにして得られた繊維の帯電量を測定したところ−80nC/gであった。このようにして得られた繊維の走査型電子顕微鏡像を図10に示す。10サンプルの繊維径を測定してその平均値を算出した結果、平均繊維径は2.7μmであった。
実施例1で用いた凹曲面21を有する帯電電極20に代えて、誘電体で被覆されている平板の帯電電極を用いた。平板電極は80mm×80mmの寸法を有する矩形状であり、ステンレス製の金属平板にMCナイロンが厚さ10mmで被覆されている。これ以外は実施例1と同様にして溶融電界紡糸を行った。このようにして得られた繊維の帯電量を測定したところ−10nC/gであった。
実施例2で用いた凹曲面21を有する帯電電極20に代えて、比較例1で用いた誘電体で被覆されている平板の帯電電極を用いた。これ以外は実施例2と同様にして溶融電界紡糸を行った。このようにして得られた繊維の帯電量を測定したところ―39nC/gであった。また、このようにして得られた繊維の走査型電子顕微鏡像を図11に示す。10サンプルの繊維径を測定してその平均値を算出した結果、平均繊維径は4.0μmであった。
以上の結果をまとめると、以下の表1に示すとおり、実施例1と比較例1では、凹曲面21を有する帯電電極20を用いることにより(実施例1)、誘電体で被覆されている平板の帯電電極を用いる場合(比較例)よりも、吐出された樹脂溶融液の帯電量が増加することが確認された。
実施例2と比較例2では、筐体51とノズル先端部30との間に絶縁材料からなる部材32を介在させることにより絶縁性を高めた状態下で、実施例1及び比較例1よりも高い電圧を加えた。凹曲面21を有する帯電電極20を用いることにより(実施例2)、誘電体で被覆されている平板の帯電電極を用いる場合(比較例2)よりも、吐出された樹脂溶融液の帯電量の増加及び繊維径の減少が確認された。
実施例2では実施例1に対して、筐体51とノズル先端部30との間に絶縁材料からなる部材32を介在させ、絶縁性を高めた状態化で実施例1よりも高い電圧を加えた結果、印加電圧の増加に伴い、吐出された樹脂溶融液の帯電量の増加が確認された。
20 帯電電極
21 凹曲面
22a,22b 平面部
23 高電圧発生装置
30 ノズル先端部
40 噴射部
41 噴出口
50 溶融樹脂押出しユニット部
51 筐体
53 ノズルベース
60 捕集シート
61 搬送コンベア
62 高電圧発生装置
Claims (7)
- 誘電体で被覆されており、かつ略半円筒状凹曲面を有する帯電電極と、該帯電電極と対向配置された吐出用ノズルとを有し、該帯電電極と該吐出用ノズルとの間に静電誘導によって電界を生じさせた状態下に、該吐出用ノズルの先端より吐出させた紡糸液から繊維を形成するようにした溶融電界紡糸装置であって、
前記吐出用ノズルは、前記紡糸液の吐出方向が、前記帯電電極の凹曲面に向かうように配置されており、
前記帯電電極を構成する略半円筒の中心軸に沿ってエアーが噴出するように、搬送用エアーの噴射部を設置した、溶融電界紡糸装置。 - 前記帯電電極の凹曲面の焦点又はその近傍の位置に、前記吐出用ノズルの先端が位置するように該吐出用ノズルを配置した請求項1に記載の溶融電界紡糸装置。
- 前記吐出用ノズルの先端開口径と、前記帯電電極の長手方向に沿う長さとの比を1:50以上に設定した請求項1又は2に記載の溶融電界紡糸装置。
- 前記噴射部から100℃以上500℃以下の前記搬送用エアーが噴出するようになっている請求項1ないし3のいずれか一項に記載の溶融電界紡糸装置。
- 前記搬送用エアーの噴出口を含む噴射部における先端部の噴出部位が絶縁体で構成されている請求項1ないし4のいずれか一項に記載の溶融電界紡糸装置。
- 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の溶融電界紡糸装置を用いた繊維の製造方法。
- 前記溶融電界紡糸装置を複数用い、
各溶融電界紡糸装置を、搬送用エアーの噴出方向が同方向となるように配置した請求項6に記載の繊維の製造方法。
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