JP2015209299A - シート搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送経路を覆う位置に配設されたカバー部に対して荷重が加わった場合でも、カバー部に歪みが生じにくいシート搬送装置を提供すること。【解決手段】シート搬送装置6は、所定の搬送経路に沿ってシートを搬送する搬送部20と、搬送部20を覆う位置に配設されたカバー部27と、カバー部27との間に搬送経路となる隙間を空けて配設されたガイド部25と、ガイド部25に対し、第一位置と第二位置との間で揺動可能に取り付けられた可動部41とを備える。可動部41は、第一位置においてカバー部27が所定位置よりもガイド部25側へ接近した場合には、可動部41の揺動中心45から所定距離だけ離れた位置にある可動部41の自由端が、カバー部27に当接するように構成される。搬送部20によってシートが搬送される場合、可動部41の自由端が、カバー部27から離れる第二位置に向かって揺動可能に構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、シート搬送装置に関する。
画像読取装置が備える自動原稿送り装置(Automatic Document Feeder;以下、ADFと略称する。)において、原稿を搬送する搬送部と、搬送部を覆う位置に配設されたカバー部とを有する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されたADFの場合、搬送部(特許文献1でいう原稿搬送機構(35)。)を覆う位置にカバー部(特許文献1でいう上部カバー(13)。)が配設されている。カバー部の下方には、カバー部との間に搬送経路となる隙間を空けてガイド部(特許文献1では図示のみ。)が配設されている。
搬送部によって搬送される原稿は、ガイド部の下方にある搬送経路に沿って搬送された後、搬送経路に沿ってUターンしてガイド部の上方へと搬送される。そして、原稿は、ガイド部とカバー部との間にある搬送経路に沿って搬送されて、装置の上面側へと排出される。
特開2012−126530号公報
ところで、上述のようなカバー部は、その直下に搬送経路が構成されている。そのため、上方から見てカバー部と搬送経路が重なる範囲には、カバー部を下方から支持する構造が存在しない。例えば、上方から見てカバー部の中央となる箇所は、その直下に搬送経路となる空間が存在しているが、カバー部を支持する構造は存在しない。また、例えば、カバー部の周縁にある四辺のうち、一辺の直下となる箇所には、搬送部によって搬送される原稿の入口ないし出口となる開口部が形成される。そのため、この開口部付近にも、カバー部を下方から支持する構造は存在しない。
しかし、このような構造のカバー部に対し、上方から荷重が加えられた場合、カバー部を下方から支持する構造が存在しない箇所では、カバー部が変形しやすく、カバー部の外面に歪みが生じることがある。特に、ADF全体の薄型化を図るために、カバー部を薄い構造にした場合には、カバー部の曲げ剛性が低下しやすく、上述のような歪みが生じやすくなる。そのため、このような歪みが生じると、利用者に対してカバー部の構造が脆弱であるとの印象を与えやすい。
また、カバー部に対して荷重が一時的に加えられただけであれば、仮にカバー部がいくらか弾性変形したとしても、荷重が作用しなくなれば歪みは解消する。しかし、カバー部に対して長期にわたって過大な荷重が作用し続けた場合(例えば、カバー部の上に長期にわたって重量物が載せられていた場合等。)には、カバー部にクリープ歪みが生じる可能性がある。このようなクリープ歪みが生じた場合、荷重が作用しなくなっても簡単には歪みが解消されず、カバー部の直下にある搬送経路が狭まることになる。そのため、そのような狭まった搬送経路においては、原稿詰まり(ジャム)が発生しやすくなる。
以上のような事情から、搬送経路を覆う位置に配設されたカバー部に対して荷重が加わった場合でも、カバー部に歪みが生じにくいシート搬送装置を提供することが望ましい。
以下に説明するシート搬送装置は、所定の搬送経路に沿ってシートを搬送する搬送部と、前記搬送部を覆う位置に配設されたカバー部と、前記カバー部との間に前記搬送経路となる隙間を空けて配設されたガイド部と、前記カバー部及び前記ガイド部、いずれか一方を構成する部材と他方を構成する部材のうち、前記一方を構成する部材に対し、第一位置と第二位置との間で揺動可能に取り付けられた可動部とを備え、前記可動部は、前記第一位置において前記カバー部が所定位置よりも前記ガイド部側へ接近した場合には、前記可動部の揺動中心から所定距離だけ離れた位置にある前記可動部の自由端が、前記他方を構成する部材に当接するように構成され、前記搬送部によって前記シートが搬送される場合には、前記自由端が、前記他方を構成する部材から離れる前記第二位置に向かって揺動可能に構成されている。
このように構成されたシート搬送装置によれば、可動部が第一位置にある場合には、カバー部が所定位置よりもガイド部側へ接近すると、前記他方を構成する部材に可動部の自由端が当接する。そのため、カバー部に対して荷重が作用した際、その荷重によってカバー部がガイド部側へ接近する方向へ変形するのを、上述の可動部によって抑制することができる。したがって、カバー部自体の剛性を過度に高めなくてもカバー部の変形を抑制できる。よって、例えば、カバー部自体を容易に薄型化することができるようになるので、その分だけシート搬送装置全体としても容易に薄型化を図ることができる。また、搬送部によってシートが搬送される場合には、可動部が第一位置から第二位置に向かって揺動する。これにより、可動部は搬送部によるシートの搬送を妨げない位置へと変位する。したがって、搬送部によってシートを搬送する際には、可動部が邪魔になることはなく、適切にシートを搬送することができる。
以上のようなシート搬送装置は、更に以下に挙げるような構成を備えていてもよい。まず、上述のシート搬送装置において、前記可動部は、前記シートが前記可動部に当接していない状態においては前記第一位置にあり、前記シートが前記可動部に当接すると前記第一位置から前記第二位置側に向かって変位するように構成されていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、第一位置にある可動部にシートが当接すると、可動部はシートから作用する力を受けて第一位置から第二位置に向かって変位する。したがって、可動部を作動させるために専用の動力源等を設ける必要がなく、可動部を作動させるための構成を簡素化することができる。
また、上述のシート搬送装置は、前記搬送部によって搬送される搬送前の前記シートを支持する支持部を備え、前記支持部が前記シートを支持した状態において、前記可動部は前記シートに当接可能な位置に配設されていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、支持部にシートを支持した状態において、そのシートが可動部に当接すると、可動部が第二位置へ向かって変位する。したがって、支持部にシートをセットするだけで、可動部を第二位置へ変位させることができる。
また、上述のシート搬送装置において、前記可動部は、前記シートの搬送方向に直交する前記シートの幅方向について、前記カバー部の幅方向両端よりも、前記カバー部の幅方向中央に近い位置に配設されていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、可動部は、カバー部の幅方向両端よりも、カバー部の幅方向中央に近い位置に配設されている。カバー部の幅方向中央は、ガイド部との間にシートの搬送経路となる空間が確保されるので、カバー部に対して荷重が作用した際、その空間側に向かってカバー部が変形しやすい箇所となる。そのような位置に可動部があることで、カバー部の変形を効果的に抑制することができる。
また、上述のシート搬送装置において、前記可動部は、前記カバー部と前記ガイド部との間に形成される前記搬送経路への入口又は前記搬送経路からの出口となる開口部付近に配設されていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、可動部は、上述のような開口部付近に配設されている。このようなカバー部における開口部がある箇所は、開口部がない箇所よりも剛性が低下しやすく、カバー部が変形しやすい箇所となる。そのような位置に可動部があることで、カバー部の変形を効果的に抑制することができる。
また、上述のシート搬送装置は、前記可動部を前記第一位置側へ変位させる方向へ付勢する付勢部材を備えていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、可動部は付勢部材によって付勢されて第一位置側へと変位する。そのため、同様の付勢部材を備えていない場合とは異なり、装置の傾き等に影響されることなく、可動部が第一位置側へと付勢される状態を確実に維持することができる。
また、上述のシート搬送装置において、前記可動部は、前記一方を構成する部材に対して回動可能に取り付けられ、前記他方を構成する部材に対する前記可動部の前記自由端の当接箇所と、前記可動部の回動中心との相対的な位置関係は、前記自由端と前記他方を構成する部材とが当接した際に前記他方を構成する部材から前記当接箇所に対して作用する力を、前記回動中心と前記当接箇所とを直線で結ぶ方向へ作用する第一分力と、当該第一分力に直交する方向へ作用する第二分力とに分解した場合に、前記第二分力が前記可動部を前記第一位置側へと回動させる向きに作用する位置関係とされていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、可動部と前記他方を構成する部材とが当接した際、前記他方を構成する部材から可動部の当接箇所に対して力が作用すると、その分力は可動部を第一位置側へ回動させる向きに作用する。したがって、可動部と前記他方を構成する部材とが当接した際に、その力で可動部が第二位置側へと回動するのを防止ないし抑制することができ、可動部を適正に機能させてカバー部の変形を抑制できる。
また、上述のシート搬送装置において、前記ガイド部を挟んで両側にある箇所のうち、前記カバー部側とは反対側となる箇所には、前記搬送経路の一部に相当する第一経路が構成されるとともに、前記カバー部側となる箇所には、前記第一経路よりも搬送方向下流側にある前記搬送経路の一部に相当する第二経路が構成され、前記可動部は、前記ガイド部に対して回動可能に取り付けられ、その回動中心から前記第一経路側へ突出する第一突出部と、前記回動中心から前記第二経路側へ突出する第二突出部とを有し、前記可動部は、前記第一位置にある状態において前記カバー部が所定位置よりも前記ガイド部側へ接近した場合には、前記カバー部に前記第二突出部で当接するように構成され、前記搬送部によって前記シートが前記搬送経路を搬送される場合には、搬送される前記シートが前記第一突出部又は前記第二突出部に当接すると、前記第一位置から前記第二位置側に向かって変位するように構成されていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、可動部は、シートが第一突出部又は第二突出部に当接すると、第一位置から第二位置側に向かって変位する。そのため、第二突出部相当の箇所のみでシートが可動部に当接するものとは異なり、シートが第一突出部に当接した段階で可動部を第二位置側へ変位させることができる。したがって、第二経路においては、よりスムーズにシートを搬送することができる。
また、上述のシート搬送装置において、前記可動部は、前記第一位置にある状態において前記カバー部が所定位置よりも前記ガイド部側へ接近した場合に、前記カバー部に前記第二突出部で当接すると、前記可動部の回動が前記カバー部によって規制される状態となり、当該状態において、前記第一突出部は、前記第一経路へ前記シートが導入されるのを規制するように構成されていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、可動部がカバー部に第二突出部で当接する状態になると、可動部の回動がカバー部によって規制される。このとき、第一突出部は、第一経路へシートが導入されるのを規制する。したがって、カバー部が所定位置よりもガイド部側へ接近した際には、第二経路までシートが導入されてしまうことがなく、第二経路におけるジャムの発生を抑制することができる。
また、上述のシート搬送装置において、前記搬送部は、搬送前の前記シートを前記搬送経路内へと吸入する吸入ローラを備え、前記可動部は、前記吸入ローラよりも搬送方向上流側となる位置において、前記第一経路へと導入される前記シートに前記第一突出部で当接するように構成されていてもよい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、可動部は、吸入ローラよりも搬送方向上流側となる位置において、第一経路へと導入されるシートに第一突出部で当接する。したがって、可動部の回動がカバー部によって規制される場合には、シートが吸入ローラによって吸入されることはなく、搬送経路におけるジャムの発生を確実に抑制することができる。
図1は複合機の構成を示すブロック図である。 図2(A)は中央カバーが閉位置にある状態の読取ユニットを示す中央断面図である。図2(B)は中央カバーが開位置にある状態の読取ユニットを示す中央断面図である。 図3(A)は中央カバーが開位置にある状態のADFユニットを示す平面図である。図3(B)は図3(A)に示したADFユニットから左カバーを取り外した状態を示す平面図である。 図4は図3(B)中に示したIV部の拡大図である。 図5(A)は可動部を斜め上から見た斜視図である。図5(B)は可動部を斜め下から見た斜視図である。 図6は図3(A)中にVI−VI線で示した切断箇所におけるADFユニットの断面図である。 図7(A)は一枚のシートがセットされたときの可動部の位置を示す説明図である。図7(B)は最大枚数のシートがセットされたときの可動部の位置を示す説明図である。 図8(A)は図3(A)中にVIIIA−VIIIA線で示した切断箇所におけるADFユニットの断面図である。図8(B)は図8(A)中に示したVIIIB部の拡大図である。図8(C)は図8(B)に示した部分において左カバーが歪んで下方へ変位した状態を示す説明図である。 図9はカバー部から可動部に作用する力の向きを示す説明図である。 図10(A)は可動部が搬送経路の出口側に設けられて入口側には設けられていない実施形態を示す説明図である。図10(B)は搬送方向が逆向きにされた実施形態を示す説明図である。図10(C)は搬送方向が直線状にされた実施形態を示す説明図である。
次に、上述のシート搬送装置の例示的な実施形態について説明する。
[複合機の構成]
図1に示す複合機1は、上述のシート搬送装置の一例に相当する構成を備えるものである。なお、以下の説明においては、複合機1を構成する各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するために、図中(図2〜図9)に上下左右前後の各方向を併記し、これらの各方向を利用して説明を行う。これらの各方向のうち、上下方向は複合機1を水平面上に設置した場合における水平面に直交する方向、前方は後述する操作パネル14側が向けられる方向、後方は前方の反対方向、左右方向は上記前方から複合機1を見た場合における左右方向である。ただし、可動部品等の向きは変更され得るので、図中に示した方向が常に維持されるとは限らない。
複合機1は、図1に示すように、本体ユニット2と、読取ユニット3とを備える。本体ユニット2の上面には開口(図示略。)が形成されている。読取ユニット3は、本体ユニット2の上部に取り付けられ、閉位置と開位置との間を変位可能に構成されている。読取ユニット3が閉位置にある場合、本体ユニット2の開口は読取ユニット3によって閉鎖される。読取ユニット3が開位置にある場合、本体ユニット2の開口は開放される。なお、この開口を介して、本体ユニット2内に収容されている構成部品のメンテナンス等を実施可能に構成されている。読取ユニット3は、スキャナユニット5と、ADFユニット6(本明細書でいうシート搬送装置の一例に相当。)とを備える。これらスキャナユニット5及びADFユニット6の構造については後述する。
本体ユニット2には、図1に示すように、制御部11が設けられている。制御部11は、周知のCPU11A、ROM11B、RAM11C、NVRAM11D、及びインターフェース部11Eなどを備える。CPU11Aは、ROM11BやRAM11Cに記憶された制御プログラムに従って所定の処理を実行し、これにより、複合機1の各部に対する制御が実行される。
制御部11による制御対象としては、画像形成部12、LAN通信部13、操作パネル14、イメージセンサ15、モータ16、モータ17、及びシート検知センサ18などが設けられている。これらのうち、画像形成部12、LAN通信部13、及び操作パネル14は、本体ユニット2に設けられている。イメージセンサ15、及びモータ16は、スキャナユニット5に設けられている。モータ17、及びシート検知センサ18は、ADFユニット6に設けられている。
画像形成部12は、カット紙等の被記録媒体に対してインクジェット方式で画像を形成可能に構成されている。より詳しくは、画像形成部12は、被記録媒体を搬送するための搬送機構、インクを噴射する記録ヘッド、及び記録ヘッドを往復移動させるための駆動機構等を備える。ただし、これらは周知の構成なので、これ以上の説明及び図示を省略する。なお、画像形成部12は、電子写真方式で画像を形成可能に構成されていてもよい。
LAN通信部13は、無線LANに対応した通信インターフェース装置及び有線LANに対応した通信インターフェース装置によって構成されている。操作パネル14は、利用者が複合機1に対して各種指令を与える際に操作する入力装置(例えば、タッチパネル、各種ボタン類、及びスイッチ類。)と、複合機1の動作状態などを利用者に通知するための出力装置(例えば、液晶ディスプレイ装置、及び各種ランプ類。)を有する。
イメージセンサ15は、一方向に配列された複数の読取素子を備える一次元イメージセンサである。本実施形態の場合、密着イメージセンサ(CIS;Contact Image Sensor)が採用されている。モータ16は、イメージセンサ15が有する複数の読取素子の配列方向を主走査方向として、主走査方向に直交する副走査方向へイメージセンサ15を移動させるための動力源である。モータ17は、ADFユニット6においてシートを搬送するための動力源である。シート検知センサ18は、ADFユニット6において搬送されるシートの搬送方向先端や搬送方向後端が、所定の検出位置を通過したことを検出するセンサである。
シート検知センサ18としては、本実施形態の場合、搬送中のシートが接触する状態にあるか否かに応じてオンとオフが切り替わる接触式センサが採用されている。ただし、接触式センサを利用するか否かは任意であり、シートの搬送方向先端や搬送方向後端が所定の検出位置を通過したことを非接触で検出可能なセンサを用いてもよい。例えば、搬送中のシートが光路を遮る状態にあるか否かを検出可能な光学式センサや、搬送中のシートによって光が反射されるか否かを検出可能な光学式センサなどを利用し得る。
[読取ユニットの詳細]
次に、読取ユニット3の構造について、更に詳細に説明する。読取ユニット3において、ADFユニット6には、図2(A)及び図2(B)に示すように、所定の搬送経路(図2(B)中に破線で示す経路参照。)に沿ってシートを搬送する搬送部20が設けられている。この搬送部20は、吸入ローラ21、分離ローラ22A、分離片22B、中継ローラ23A、中継ピンチローラ23B、反転ローラ24A、第一反転ピンチローラ24B、及び第二反転ピンチローラ24Cなどを備えている。吸入ローラ21、分離ローラ22A、分離片22B、中継ローラ23A、及び中継ピンチローラ23Bを上側から覆う位置には、搬送経路に沿って延びるガイド部25が配設されている。
また、ADFユニット6には、ADFベース6A、中央カバー26、左カバー27(本明細書でいうカバー部の一例に相当。)、及び右カバー28が設けられている。ADFベース6Aは、上述した搬送部20を収容する。中央カバー26、左カバー27、及び右カバー28は、それぞれが軸支部26A,27A,28AによってADFベース6Aに回動可能に支持されている。軸支部26Aを構成する支軸及び軸受けは、いずれか一方が中央カバー26に設けられ、他方がADFユニット6のベース部であるADFベース6Aなど(例えば、ADFベース6A自体、若しくはADFベース6Aに対して固定された部材など。)に設けられていればよい。同様に、軸支部27Aを構成する支軸及び軸受けは、いずれか一方が左カバー27に設けられ、他方がADFベース6Aなどに設けられていればよい。軸支部28Aを構成する支軸及び軸受けは、いずれか一方が右カバー28に設けられ、他方がADFベース6Aなどに設けられていればよい。これら中央カバー26、左カバー27、及び右カバー28は、それぞれが図2(A)に示す位置にある状態において、装置上面側の外装を構成している。
図2(A)に示した状態において、中央カバー26の下方となる位置には、ADFベース6Aに一体成形されたメイントレイ29が設けられている。中央カバー26を、図2(A)に示す閉位置から図2(B)に示す開位置へと回動させた場合、中央カバー26とメイントレイ29は、互いに隣接し、かつ隣接箇所の境界部分が面一となる位置に配置される。これにより、中央カバー26は、サブトレイとして機能する状態になり、これら中央カバー26及びメイントレイ29により、搬送部20によって搬送される搬送前のシートを支持する支持部30が構成される。
右カバー28は、中央カバー26を図2(A)に示す閉位置から図2(B)に示す開位置へと回動させた際に、中央カバー26に連動して、図2(A)に示す水平位置から図2(B)に示す傾斜位置へと変位する。より詳しく説明すると、右カバー28の重心は、軸支部28Aよりも中央カバー26側(図2(A)中でいう左側。)となる位置にある。そのため、右カバー28は、自重によって常に中央カバー26側(図2(A)中でいう左側。)の端部が下降する方向へと付勢されている状態にある。ただし、右カバー28が図2(A)に示す水平位置にある状態において、右カバー28の中央カバー26側の端部(図2(A)中でいう左側の端部。)は、中央カバー26の端部(図2(A)中でいう右側の端部。)の上側に重なっている。そのため、右カバー28の中央カバー26側の端部(図2(A)中でいう左側の端部。)は、中央カバー26によって下方への変位が規制される状態にある。よって、中央カバー26が閉位置にある限り、右カバー28は水平位置に保持される。
一方、中央カバー26が、利用者からの操作を受けて閉位置から開位置へ変位すると、右カバー28は自重によって回動し、中央カバー26に追従して中央カバー26との接触を維持したまま図2(B)に示す傾斜位置へと変位する。なお、右カバー28が傾斜位置に到達すると、中央カバー26は右カバー28から離間して開位置に到達する。右カバー28が傾斜位置にある場合、右カバー28は、中央カバー26側の端部(図2(B)中でいう左端側の端部。)が下降した状態になる。これにより、中央カバー26が開位置へ変位した際に、中央カバー26と右カバー28が干渉するのを避けることができる。中央カバー26が、開位置から閉位置へと変位する際には、その途中の位置で中央カバー26が右カバー28に当接する。その後、中央カバー26が閉位置へと変位する間は、中央カバー26と右カバー28との当接を維持したまま変位し、右カバー28は中央カバー26から作用する力を受けて水平位置へと変位する。
左カバー27は、図2(A)に示す閉位置において、搬送部20及びガイド部25を覆う状態にある。この状態において、ガイド部25は、左カバー27との間に搬送経路となる隙間を空けて配設されている。左カバー27を開位置(開位置の図示は省略。)へ回動させた場合には、搬送部20及びガイド部25が露出する。したがって、搬送部20においてシートが詰まった場合には、左カバー27を開位置へと回動させることにより、詰まったシートを取り除くことができる。
メイントレイ29上には、図3(A)に示すように、サイドガイド31,32が設けられている。サイドガイド31,32は、シートの幅方向(図3(A)中でいう前後方向。)へスライドすることにより、当該幅方向の間隔を変更可能に構成されている。サイドガイド31,32をスライドさせる際には、いずれか一方を操作してスライドさせれば、それに連動して他方が一方とは逆方向へスライドする。これにより、サイドガイド31,32を、双方が互いに接近する方向、又は双方が互いに離間する方向へスライドさせることができる。
サイドガイド31,32には、それぞれの上端から互いに対向する方向へ略水平に延出する延出部33,34が設けられている。搬送部20へ供給されるシートを支持部30にセットする際には、シートが延出部33,34の下方にセットされる。この状態でシートの幅方向両側にある端面にサイドガイド31,32を当接させ、メイントレイ29上におけるシートのセット位置、及びシートの搬送方向を規制する。これにより、搬送部20によって搬送されるシートに斜行が発生するのを抑制することができる。
支持部30にセットされるシートは、図2(B)中に破線で示す搬送経路に沿って搬送される。その際、シートは、吸入ローラ21によってメイントレイ29上から搬送方向下流側へと送り出されて、分離ローラ22A及び分離片22Bによって1枚ずつに分離される。分離されたシートは、中継ローラ23Aによって搬送方向下流側へと送り出される。中継ローラ23Aによって送り出されたシートは、シート検知センサ18との当接に伴って、その先端位置や終端位置が検出される。シート検知センサ18との当接箇所を通過したシートは、反転ローラ24Aによってガイド部25と左カバー27との間へと送り出されて、搬送部20から排出される。搬送部20から排出されるシートは、延出部33,34の上方へと排出され、そのシートのサイズによっては、シートの一部がメイントレイ29及び中央カバー26によって構成される支持部30上へと到達する。すなわち、本実施形態において、支持部30は、搬送部20から排出される搬送後のシートを支持する構成としても機能する。
スキャナユニット5には、図2(A)及び図2(B)に示すように、プラテン37、ガイドレール38、及びキャリッジ39などが設けられている。プラテン37は、スキャナユニット5の上面において読み取り対象物を支持する支持面を構成する透明なガラス板である。ガイドレール38は、スキャナユニット5のベース部であるスキャナベース5Aの底部内面に一体成形されたもので、プラテン37の下面に対して平行な状態で、図2(B)中でいう左右方向に延在している。キャリッジ39は、ガイドレール38の上側に取り付けられることにより、ガイドレール38に沿って左右方向へ往復移動可能な状態で支持されている。このキャリッジ39は、無端状の歯付きベルト(図示略。)に連結され、上述のモータ16(図1参照。)によって歯付きベルトが循環駆動されると、歯付きベルトに追従してキャリッジ39が左右方向へ往復移動するように構成されている。
上述のイメージセンサ15は、上述の主走査方向が図2(A)中でいう前後方向(すなわち、図2(A)中に示す左右方向及び上下方向の双方に垂直な方向。)となり、かつ読取素子が上方に向けられた状態でキャリッジ39に搭載される。これにより、キャリッジ39が左右方向へ往復移動すると、イメージセンサ15がキャリッジ39とともに副走査方向へ移動することになる。プラテン37の上面に載置されたシートの画像を読み取る場合、イメージセンサ15は、キャリッジ39とともに移動しながら画像を読み取る。また、搬送部20によって搬送されるシートの画像を読み取る場合、シートは中継ローラ23Aと反転ローラ24Aとの間となる位置において、プラテン37の上面に接触しつつ通過する。この接触箇所の下方においてイメージセンサ15は静止し、プラテン37を通してシートの画像を読み取る。
[左カバーの変形抑制機構]
次に、左カバー27の変形抑制機構について説明する。ガイド部25には、図3(B)及び図4に示すように、左カバー27の変形を抑制するための変形抑制部40が設けられている。なお、図3(B)及び図4には、図3(A)に示したVI−VI線とVIIIA−VIIIA線と変形抑制部40との位置関係を明示するために、これら各線の全部又は一部を併記してある。
変形抑制部40は、図4,図5(A),及び図5(B)に示すように、ガイド部25に対して揺動可能に取り付けられた可動部41と、可動部41を所定の揺動方向へ付勢する付勢部材43とを備える。これらのうち、可動部41は、樹脂成形品によって構成され、支軸45、第一突出部46、第二突出部47、第一リブ48、及び第二リブ49が一体成形されている。なお、図4に表れるように、上述のVIIIA−VIIIA線は、第二突出部47を含む一部の範囲でのみ、第二突出部47の左右方向中央に一致する位置を通り、かつ、それ以外の範囲では支軸45の左右方向中央に一致する位置を通っている。
支軸45は、図4,図5(A),及び図5(B)の各図中でいう前後方向を軸方向として、その軸方向両端45A,45Bが、ガイド部25に一体形成された軸受け部51A,51Bによって回動可能に支持されている。ガイド部25には、図5(B)に示すように、図5(B)中でいう左方へ延出する弾性片53が一体成形されている。この弾性片53は、図5(B)中でいう後方の端縁で支軸45の一端45Aに当接し、これにより、弾性片53が抜け止めとして機能し、支軸45が軸受け部51A,51Bから抜けないように保持されている。
軸受け部51A,51Bに対して支軸45を取り付ける際には、先に支軸45の一端45Aが軸受け部51Aに挿し込まれる。このとき、支軸45の一端45Aは、弾性片53を避けて弾性片53の上側に向かって斜め上向きに挿し込まれる。この状態で、支軸45の他端45Bを軸受け部51B側(図5(A),及び図5(B)の各図中でいう上方。)へ変位させると、支軸45の一端45Aは弾性片53を弾性変形させつつ変位し、支軸45全体が軸受け部51A,51Bと同一軸線上に配置された状態にすることができる。この状態において、支軸45を軸受け部51B側(図5(A),及び図5(B)の各図中でいう後方。)に向かってスライドさせると、支軸45の一端45Aが弾性片53よりも図5(B)中でいう後方へずれたところで、弾性変形していた弾性片53の形状が復元し、これにより、弾性片53が抜け止めとして機能する状態になる。
第一突出部46は、支軸45から図4,図5(A),及び図5(B)の各図中でいう右斜め下方へ向かって突出している。第二突出部47は、支軸45から図4,図5(A),及び図5(B)の各図中でいう上方へ突出している。第二突出部47の上端において、前後両側には凸部47A,47Bが形成され、凸部47Aと凸部47Bの間には凹部47Cが形成されている。第一リブ48は、第一突出部46及び第二突出部47それぞれが有する板状部分に対して垂直に突設され、これにより、第一突出部46及び第二突出部47の曲げ剛性を向上させている。第二リブ49は、第一突出部46が有する板状部分に対して垂直に突設され、これにより、第一突出部46の曲げ剛性を向上させている。
ガイド部25には、図5(A),及び図5(B)の各図中でいう上下方向に貫通する貫通孔55が形成されている。上述の第二突出部47及び第一リブ48は、貫通孔55に通されている。貫通孔55の形状は、可動部41が回動した際に、第二突出部47が貫通孔55内へ入り込むことができる形状とされている。また、貫通孔55の形状は、軸受け部51A,51Bに対して支軸45を取り付ける際に、支軸45を図4中でいう前方へスライドさせても、ガイド部25と第二突出部47との干渉が発生しない形状とされている。
付勢部材43は、金属製のねじりコイルばねによって構成され、コイル部60と、コイル部60の両端それぞれから延びる一対のアーム部61,62とを有する。コイル部60の内周側には、可動部41の支軸45が通されている。また、一方のアーム部61は、可動部41の第一突出部46に当接し、他方のアーム部62は、ガイド部25に一体成形されたアーム受け65に当接している。このような当接状態において、アーム部61,62は、コイル部60を巻き締める方向へ変位した状態で保持されている。そのため、アーム部61は第一突出部46を図4,図5(A),及び図5(B)の各図中でいう右方へ向かって付勢する状態にある。
図6に示すように、ガイド部25を挟んで両側(図6中でいう下側及び上側。)にある箇所のうち、左カバー27側とは反対側となる箇所には、搬送経路の一部に相当する第一経路66Aが構成されている。また、左カバー27側となる箇所には、第一経路66Aよりも搬送方向下流側にある搬送経路の一部に相当する第二経路66Bが構成されている。
図6に示す状態において、第一突出部46はガイド部25の下方にある第一経路66A内へ突出し、第二突出部47はガイド部25の上方にある第二経路66B内へ突出している。メイントレイ29には凹部68が形成され、凹部68の内側には、図4及び図6に示すように、ストッパー69が突設されている。
図6に示す方向(前方)から見た場合、可動部41は、上述の付勢部材43(図6中にはアーム部61だけが表れる。)により、図6中で反時計回りに回動する方向へ付勢されている。そのため、搬送部20へ供給されるシートが支持部30上にセットされていない場合、可動部41は、図6に示す方向(前方)から見て反時計回りに回動し、第一突出部46の先端は、凹部68の内側へ入り込んでストッパー69に当接する。これにより、可動部41の回動はストッパー69によって規制され、可動部41はストッパー69に当接した位置(本明細書でいう第一位置の一例に相当。以下、第一位置と称する。)で静止する。
なお、本実施形態では、第一突出部46がストッパー69と当接することにより、可動部41が第一位置で静止する構成を採用しているが、ストッパー相当物は、可動部41が第一位置に変位した際に第二突出部47に当接する位置に設けられていてもよい。すなわち、可動部41が第一位置に変位した際に、ストッパー相当物が可動部41のどこに当接するかは任意である。
一方、搬送部20へ供給されるシートが支持部30上にセットされた場合、可動部41は、第一経路66A内へ導入されるシートと当接する。この当接に伴ってシート側から受ける力により、可動部41は、図6に示す方向(前方)から見て時計回りに回動し、例えば図7(A)及び図7(B)に示すような位置へと変位する。また、支持部30上のシートが全て搬送部20へと供給された後も、搬送部20からシートが排出される際には、可動部41は、第二経路66B内を搬送されるシートと当接する。この当接に伴ってシート側から受ける力により、可動部41は、図6に示す方向(前方)から見て時計回りに回動する。このとき、可動部41は、付勢部材43による付勢力に抗して回動し、コイル部60を巻き締める方向へアーム部61を変位させる。このように可動部41を回動させるため、付勢部材43としては、シートから作用する力で可動部41が回動可能となる程度のばね定数を持つねじりコイルばねが選定されている。
シートが支持部30上にセットされた際、可動部41がどの程度の回転角まで回動するかは、セットされたシート全体の厚さに応じて決まる。図7(A)は、セットされたシート全体の厚さが最小値t1である場合における可動部41の位置、図7(B)は、セットされたシート全体の厚さが最大値t2である場合における可動部41の位置(本明細書でいう第二位置の一例に相当。以下、第二位置と称する。)を示している。すなわち、シートが支持部30上にセットされた際、可動部41は上述の第一位置から第二位置へ向かって回動するが、その回動に伴って第二位置に達するか否かは、セットされたシート全体の厚さに応じて決まる。ガイド部25において、メイントレイ29に対向する箇所(図7(A)及び図7(B)でいう下方に向けられた箇所。)には、メイントレイ29側に向かって突出するリブ71が形成されている。上述の最大値t2は、リブ71の下端とメイントレイ29の上面との間の距離に相当する。
可動部41は、図6中でいう左右方向については、左カバー27とガイド部25との間に形成される第二経路66Bからの出口となる開口部73付近に配設されている。また、可動部41は、図8(A)に示すように、シートの搬送方向に直交するシートの幅方向(図8(A)中でいう前後方向。)については、左カバー27の幅方向両端までの距離D1,D2よりも、左カバー27の幅方向中央までの距離D3の方が、近距離となる位置に配設されている。
図8(B)に示すように、可動部41が第一位置にある状態において、第一突出部46の先端(図8(B)中でいう下端。)は、メイントレイ29の上面の高さ位置H1よりも下方となる高さ位置H2にある。第一経路66Aに沿って搬送されるシートは、メイントレイ29の上面の高さ位置H1よりも上方において搬送される。そのため、第一経路66Aに沿ってシートを搬送する際には、シートを第一突出部46に対して確実に当接させることができる。
また、左カバー27のガイド部25側に向けられた箇所(図8(B)中でいう下方に向けられた箇所。)には、ガイド部25側に向かって突出する複数のリブ75が形成されている。第二経路66Bに沿って搬送されるシートは、複数のリブ75の下端によって、当該下端よりも上方への変位が規制される。そのため、図8(B)中に示す高さ位置H3よりも下方の領域が第二経路66Bとして利用される領域となる。第二突出部47の先端(すなわち、凸部47A,47Bの先端。)は、上述の高さ位置H3よりも上方となる高さ位置H4にある。また、複数のリブ75のうち、一つのリブ75は、凸部47A,47Bの間にある凹部47Cに入り込んでいる。そのため、第二経路66Bに沿ってシートを搬送する際には、シートを第二突出部47に対して確実に当接させることができる。
以上のように構成される変形抑制部40は、第一位置にある状態において左カバー27が所定位置よりもガイド部25側へ接近した際に、図8(C)に示すように、可動部41を左カバー27に当接させることで、左カバー27が更にガイド部25側へ接近するのを阻止する。より詳しくは、例えば、左カバー27の上に何らかの重量物が載せられたような場合には、左カバー27が重量物の荷重を受けて変形することがある。このとき、変形抑制部40相当の構成が設けられていなければ、左カバー27には歪みが生じ、シートの幅方向(図8(A)中でいう前後方向。)中央付近は最も下降しやすくなる。
これに対し、シートの幅方向(図8(A)中でいう前後方向。)中央付近に、上述のような変形抑制部40が設けられていれば、仮に左カバー27がガイド部25側へ接近したとしても、可動部41が左カバー27に当接する。図8(B)及び図8(C)に示した例で言えば、左カバー27が高さ位置H5から高さ位置H6まで下降すると、可動部41が第二突出部47の先端(すなわち、凸部47A,47Bの先端。本明細書でいう可動部の自由端の一例に相当。)で左カバー27の下面に当接する。これにより、可動部41は、左カバー27を下方から支持し、左カバー27が高さ位置H6よりも更に下方へ変形するのを抑制し、左カバー27に歪みが生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、図9に示すように、左カバー27に対する可動部41の当接箇所Qと、可動部41の回動中心Rとの相対的な位置関係は、可動部41と左カバー27とが当接した際に左カバー27から当接箇所に対して作用する力Fを、回動中心Fと当接箇所Qとを直線で結ぶ方向へ作用する第一分力F1と、当該第一分力F1に直交する方向へ作用する第二分力F2とに分解した場合に、第二分力F2が可動部41を第一位置側へと回動させる向きに作用する位置関係とされている。すなわち、上述の当接箇所Qは、図9中でいう左右方向について、上述の回動中心Rよりも距離A1だけ左方にずれた位置にあり、これにより、第二分力F2の向きが、図9中において可動部41を反時計回りに回動させる向き(第一位置側へと回動させる向き。)になっている。そのため、左カバー27に上述のような力Fが作用した際、可動部41は、図9中でいう時計回りには回動しにくくなり、第二位置側への回動が抑制される。
また、このように左カバー27に上述のような力Fが作用している状態においては、可動部41の第二位置側への回動が抑制されるので、第一突出部46は、第一経路66Aへシートが導入されるのを規制する状態になる。このとき、可動部41は、搬送部20が有する吸入ローラ21よりも搬送方向上流側となる位置において、第一経路66Aへと導入されるシートに第一突出部46で当接する。そのため、仮に利用者が支持部30上にシートをセットしても、可動部41が第二位置側へ回動しなければ、シートが吸入ローラ21に届く位置にシートを適切にセットすることはできない。よって、左カバー27が下方へ変位して、第二経路66Bにおいてシートが詰まりやすい状況になっている場合には、可動部41によりシートの搬送自体を実施できないようにし、ジャムの発生を未然に防ぐことができる。
[効果]
以上説明した通り、上述の複合機1によれば、可動部41が第一位置にある場合には、左カバー27に対して荷重が作用しても、その荷重によって左カバー27がガイド部25側へ接近する方向へ変形するのを、可動部41によって抑制することができる。したがって、左カバー27自体の剛性を過度に高めなくても左カバー27の変形を抑制できる。よって、左カバー27の薄型化が容易になり、その分だけADFユニット6全体としても薄型化を図ることができる。また、搬送部20によってシートが搬送される場合には、可動部41が第一位置から第二位置側に向かって、搬送部20によるシートの搬送を妨げない位置まで変位する。したがって、搬送部20によってシートを搬送する際には、可動部41が邪魔になることはなく、適切にシートを搬送することができる。
また、上述の複合機1において、可動部41はシートから作用する力を受けて第一位置から第二位置側に向かって変位する。したがって、可動部41を作動させるために専用の動力源等を設ける必要はなく、可動部41を作動させるための構成を簡素化することができる。また、可動部41は、支持部30にシートがセットされた際に、当該シートが可動部41に当接する位置に配設されている。そのため、支持部30にシートをセットするだけで、可動部41を第二位置へ変位させることができる。
また、上述の複合機1において、可動部41は、左カバー27の幅方向両端よりも、左カバー27の幅方向中央に近い位置、かつ、第二経路66Bからの出口となる開口部73付近に配設されている。そのため、左カバー27が最も大きく変形しやすい箇所付近で、可動部41が左カバー27を支持するので、左カバー27の変形を効果的に抑制することができる。
また、上述の複合機1において、可動部41は付勢部材43によって付勢されて第一位置側へと変位する。したがって、付勢部材43を備えていない場合とは異なり、装置の傾き等に影響されることなく、可動部41が第一位置側へと付勢される状態を確実に維持することができる。
また、上述の複合機1において、可動部41は、シートが第一突出部46又は第二突出部47に当接すると、第一位置から第二位置側に向かって変位する。そのため、第二突出部47相当の箇所のみでシートが可動部41に当接するものとは異なり、シートが第一突出部46に当接した段階で可動部41を第二位置側へ変位させることができる。したがって、第二経路66Bにおいては、よりスムーズにシートを搬送することができる。
また、上述の複合機1において、可動部41が左カバー27に第二突出部47で当接すると、第一突出部46は、第一経路66Aへシートが導入されるのを規制する。したがって、左カバー27が所定位置よりもガイド部25側へ接近した際には、第二経路66Bにおけるジャムの発生を抑制することができる。
[他の実施形態]
以上、シート搬送装置について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。なお、以下の説明においては、上述の実施形態と機能的に見て同等な構成又は対応する構成には、同じ符号を付すことにする。
上述の実施形態では、可動部41が、第一突出部46と第二突出部47とを有する例を示したが、第二突出部47があれば左カバー27を下方から支持することができる。よって、第一突出部46を設けるか否かは任意であり、例えば、図10(A)に示すように、可動部41の形状を、第一突出部46相当の部分は備えず、第二突出部47相当の部分だけを備える形状にしてもよい。
また、上記実施形態では、搬送部20によってシートが搬送される搬送経路の形状を、下側にある第一経路66Aから上側にある第二経路66BへシートをUターンさせる形状としていたが、この搬送方向は逆向きであってもよい。具体的には、例えば、図10(B)に示すように、上側にある第一経路66Aから下側にある第二経路66BへシートをUターンさせる形状としてもよい。この場合、可動部41の回動方向は、シートの搬送方向に応じて適切な方向に変更すればよい。また、図10(B)中に例示した分離ローラ22A、分離片22Bのように、配設位置の変更が必要な構成については、それぞれ適切な位置に配設位置を変更すればよい。
また、上述の説明では、シートを途中でUターンさせる搬送経路について説明したが、シートを途中でUターンさせるか否かも任意である。例えば、図10(C)に示すように、搬送経路がほぼ真っ直ぐに構成されている場合(いわゆるストレートパスとされている場合)でも、可動部41によって上述の左カバー27相当物を支持し、左カバー27相当物の変形を抑制することができる。
また、上記実施形態では、ガイド部側に可動部の回動中心があって、その先端でカバー部側に当接する例を示したが、カバー部側に可動部の回動中心があって、その先端でガイド部側に当接する、という構成にしてもよい。
なお、上記実施形態では、シート搬送装置の一例として、複合機1が備えるADFユニット6を例示したが、複合機として構成されているか否かは任意であり、単機能の画像読取装置、コピー機、ファクシミリ装置などにおいて、上述のような構成を採用してもよい。
また、上述の説明では、画像読み取り装置が備えるADFにおいて、本発明のシート搬送装置の構成を採用する例を挙げたが、本発明のシート搬送装置の構成は、画像形成装置において採用することもできる。例えば、図10(A)〜図10(C)においては、イメージセンサ15を示してあるが、これに代えて記録ヘッドを配置すれば、画像形成装置としての構成になる。
1…複合機、2…本体ユニット、3…読取ユニット、5…スキャナユニット、5A…スキャナベース、6…ADFユニット、6A…ADFベース、11…制御部、11A…CPU、11B…ROM、11C…RAM、11D…NVRAM、11E…インターフェース部、12…画像形成部、13…LAN通信部、14…操作パネル、15…イメージセンサ、16…モータ、17…モータ、18…シート検知センサ、20…搬送部、21…吸入ローラ、22A…分離ローラ、22B…分離片、23A…中継ローラ、23B…中継ピンチローラ、24A…反転ローラ、24B…第一反転ピンチローラ、24C…第二反転ピンチローラ、25…ガイド部、26…中央カバー、26A…軸支部、27…左カバー、27A…軸支部、28…右カバー、28A…軸支部、29…メイントレイ、30…支持部、31,32…サイドガイド、33,34…延出部、37…プラテン、38…ガイドレール、39…キャリッジ、40…変形抑制部、41…可動部、43…付勢部材、45…支軸、46…第一突出部、47…第二突出部、48…第一リブ、49…第二リブ、51A,51B…軸受け部、53…弾性片、55…貫通孔、60…コイル部、61,62…アーム部、65…アーム受け、66A…第一経路、66B…第二経路、68…凹部、69…ストッパー、71…リブ、73…開口部。

Claims (10)

  1. 所定の搬送経路に沿ってシートを搬送する搬送部と、
    前記搬送部を覆う位置に配設されたカバー部と、
    前記カバー部との間に前記搬送経路となる隙間を空けて配設されたガイド部と、
    前記カバー部及び前記ガイド部、いずれか一方を構成する部材と他方を構成する部材のうち、前記一方を構成する部材に対し、第一位置と第二位置との間で揺動可能に取り付けられた可動部と
    を備え、
    前記可動部は、前記第一位置において前記カバー部が所定位置よりも前記ガイド部側へ接近した場合には、前記可動部の揺動中心から所定距離だけ離れた位置にある前記可動部の自由端が、前記他方を構成する部材に当接するように構成され、前記搬送部によって前記シートが搬送される場合には、前記自由端が、前記他方を構成する部材から離れる前記第二位置に向かって揺動可能に構成されている
    シート搬送装置。
  2. 前記可動部は、前記シートが前記可動部に当接していない状態においては前記第一位置にあり、前記シートが前記可動部に当接すると前記第一位置から前記第二位置側に向かって変位するように構成されている
    請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記搬送部によって搬送される搬送前の前記シートを支持する支持部
    を備え、
    前記支持部が前記シートを支持した状態において、前記可動部は前記シートに当接可能な位置に配設される
    請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記可動部は、前記シートの搬送方向に直交する前記シートの幅方向について、前記カバー部の幅方向両端よりも、前記カバー部の幅方向中央に近い位置に配設されている
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記可動部は、前記カバー部と前記ガイド部との間に形成される前記搬送経路への入口又は前記搬送経路からの出口となる開口部付近に配設されている
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記可動部を前記第一位置側へ変位させる方向へ付勢する付勢部材を備える
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記可動部は、前記一方を構成する部材に対して回動可能に取り付けられ、
    前記他方を構成する部材に対する前記可動部の前記自由端の当接箇所と、前記可動部の回動中心との相対的な位置関係は、前記自由端と前記他方を構成する部材とが当接した際に前記他方を構成する部材から前記当接箇所に対して作用する力を、前記回動中心と前記当接箇所とを直線で結ぶ方向へ作用する第一分力と、当該第一分力に直交する方向へ作用する第二分力とに分解した場合に、前記第二分力が前記可動部を前記第一位置側へと回動させる向きに作用する位置関係とされている
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記ガイド部を挟んで両側にある箇所のうち、前記カバー部側とは反対側となる箇所には、前記搬送経路の一部に相当する第一経路が構成されるとともに、前記カバー部側となる箇所には、前記第一経路よりも搬送方向下流側にある前記搬送経路の一部に相当する第二経路が構成され、
    前記可動部は、前記ガイド部に対して回動可能に取り付けられ、その回動中心から前記第一経路側へ突出する第一突出部と、前記回動中心から前記第二経路側へ突出する第二突出部とを有し、
    前記可動部は、前記第一位置にある状態において前記カバー部が所定位置よりも前記ガイド部側へ接近した場合には、前記カバー部に前記第二突出部で当接するように構成され、前記搬送部によって前記シートが前記搬送経路を搬送される場合には、搬送される前記シートが前記第一突出部又は前記第二突出部に当接すると、前記第一位置から前記第二位置側に向かって変位するように構成されている
    請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記可動部は、前記第一位置にある状態において前記カバー部が所定位置よりも前記ガイド部側へ接近した場合に、前記カバー部に前記第二突出部で当接すると、前記可動部の回動が前記カバー部によって規制される状態となり、当該状態において、前記第一突出部は、前記第一経路へ前記シートが導入されるのを規制するように構成されている
    請求項8に記載のシート搬送装置。
  10. 前記搬送部は、搬送前の前記シートを前記搬送経路内へと吸入する吸入ローラを備え、
    前記可動部は、前記吸入ローラよりも搬送方向上流側となる位置において、前記第一経路へと導入される前記シートに前記第一突出部で当接するように構成されている
    請求項9に記載のシート搬送装置。
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