JP2015209239A - 扇形柱状物の折込み包装方法及び折込み包装機 - Google Patents
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扇形柱状物に対してシート状包装材を被せ、扇形柱状物をフォーマの成形孔に向かって扇形柱状物をシート状包装材とともに押し込むことで、シート状包装材の先端領域を谷折りする態様で扇形柱状物の他方の側面に沿って襞折りし、襞折りされた先端領域を扇形柱状物の他方の側面と他方の側面を覆う側面領域との間に押し挟むことで折り込み、シート状包装材の頂面領域の周囲に延びる周囲領域を扇形柱状物の側面及び端面に沿って折り込み、その後に底面領域の折曲げる処理を行うので、先端領域の処理がシンプルで、折込みミスが少なくて済み、包装体の仕上がりの側面、即ち、扇形柱状物の側面を覆う側面領域に皺が発生せず且つ角部が綺麗に折れることで美麗な外観を保って扇形柱状物を折込み包装することができる。 扇形柱状物の上方への突上げという一つの動作で、扇形柱状物の先端領域の折込み処理と周囲の三つの面が同時に折り込まれる。
扇形柱状物の上方への突上げという一つの動作で、扇形柱状物の先端領域の折込み処理と周囲の三つの面が同時に折り込まれる。
この扇形柱状物の折込み包装機によれば、扇形柱状物に対してその上方にシート状包装材を被せ、突上げ機構による扇形柱状物の上方への突上げとフォーマ内への押込みという動作で、シート状包装材の扇形領域の周囲領域が扇形柱状物の二つの側面及び端面に沿って折り込まれ、扇形柱状物の周囲の三つの面が同時に折り込まれる。そして、フォーマを通過した扇形柱状物とシート状包装材とが包装移動体のポケットに押し込まれる。その状態で、シート状包装材の底面領域の一部は、横折り板及び底折り板の折込み作動によって扇形柱状物の他方の扇形面に沿って折り込まれる。更に、シート状包装材の底面領域の残部は、包装移動体の移動に伴って、フォーマとの相対移動により、扇形柱状物の他方の扇形面に沿って折り込まれる。
工程(前工程1):供給円盤12と包装円盤40の回転
供給円盤12が回転されて、ポケット13が折込み包装開始位置Psに移動され、また、包装円盤40が回転されて、そのポケット42がフォーマ30を挟んでポケット13と整合する位置に移動される。供給円盤12のこうした回転により、扇形柱状物Aが供給円盤12のポケット13に収容された状態で折込み包装開始位置Psに供給される。突上げ機構20の突上げヘッド21は、供給円盤12の下方の下降位置で待機している。
工程(前工程2):シート状包装材Fsの供給
ウェブ状包装材Fwが供給円盤12と包装円盤40との間において供給されて、先端がナイフ15によって切断されると、シート状包装材Fsが折込み包装開始位置Psにセットされる。シート状包装材Fsの中心は扇形柱状物Aの平面形中心と略一致しており、扇形柱状物Aの頂面fuの頂点Vがシート状包装材Fsの対角線Ld上にあり、頂面fuの頂点Vを通る中心線が対角線Ldに一致させて、扇形柱状物Aの平面形は当該対角線に対して対称に重ねられる。シート状包装材Fsにおいて、扇形面fuの頂点Vと当該対角線Ldに関連するコーナーC1との間には、先端領域R2が確保されている。
図7を参照して、折込み工程(1)を説明する。図7は天地を逆にして示す斜視図であるので、突上げ機構20による扇形柱状物Aの突上げ動作は下方への押込み動作として示されている。シート状包装材Fsはその輪郭が破線にて描かれている。待機位置にあった突上げヘッド21が動作を開始すると、突上げヘッド21は、供給円盤12に備わるポケット13内の扇形柱状物Aをシート状包装材Fsに対して押し当てながら移動させ、フォーマ30内に押し込む。この押込みによって、シート状包装材Fsにおいて頂面領域R1の周囲に延びる三方のフラップのうち一方の側面領域R3と先端領域R2を含むフラップが曲面ガイド36aに当接する。曲面ガイド36aは、頂点Vよりも外側に広がる包装材の余剰領域である先端領域R2を折り曲げるために横方向に僅かに屈折して延びる延長部36dを備えている。曲面ガイド36aは開口縁35aに向かって滑らかに窄む形状に形成されているので、突上げヘッド21による扇形柱状物Aとシート状包装材Fsとの押込みが進むに従って、曲面ガイド36aにおいて先端領域R2との当接部分が内方に移動し、一方の側面領域R3が扇形柱状物Aの一方の側面fsに接近するようにシート状包装材Fsが折り曲げられる。同時に、延長部36dは、同様にして、先端領域R2を含むフラップ部分を他方の側面領域R3に向かって撓ませて折り曲げる。延長部36dの屈折部分の近傍に折込み開始体37aが設けられている。折込み開始体37aは、曲面ガイド36aに沿って貼り付けられた僅かに厚みのある板材から形成されており、そのエッジ38aが折込みに際しての主たる作用を及ぼす。
図8を参照して、扇形柱状物Aの突上げが進行する折込み工程(2)を説明する。図8は図7と同様、天地を逆にして示す斜視図である。図8では、フォーマ30の折込み開始体37aによるシート状包装材Fsの先端領域R2に対する襞折りが開始されている状態を示している。突上げヘッド21による扇形柱状物Aとシート状包装材Fsとの押込みが進むに従って、折込み開始体37aにおいてエッジ38aとシート状包装材Fsとの当接部分も内方に移動していくが、エッジ38aは先端領域R2に窪みを形成し、その窪みはエッジ38aが延びる方向、即ち、頂点Vとシート状包装材Fsの外周(コーナーC1)とを結ぶ方向に沿って伝播して谷状の窪みを形成する。したがって、シート状包装材Fsの先端領域R2には当該谷状の窪みに沿って襞Gvが形成され始める。この段階で、曲面ガイド36aに次いで高さを有する曲面ガイド36bがシート状包装材Fsのフラップに当接し始めるので、シート状包装材Fsの他方の側面領域R3が扇形柱状物Aの他方の側面fsに接近するようにシート状包装材Fsの折曲げが開始される。
図9を参照して、扇形柱状物Aの突上げが更に進行して頂点V,Vを結ぶ稜線VLの周りの包装材の折込みが形成される折込み工程(3)を説明する。図9は図7と同様、天地を逆にして示す斜視図である。図9では、シート状包装材Fsの他方の側面領域R3が扇形柱状物Aの他方の側面fsに接近したシート状包装材Fsの折曲げが行われるとともに、折込み工程(2)で形成された襞Gvが次第に折り畳まれる。図中、1〜5の数字は、シート状包装材Fsに形成された襞Gvにおける包装材の縁を辿る順を示す番号である。図9では図8で示す状態よりも更に扇形柱状物Aとシート状包装材Fsの突上げが進行しており、シート状包装材Fsの他方の側面領域R3とその近傍の底面領域R5は曲面ガイド36bによって更に折り曲げられて、他方の側面領域R3が扇形柱状物Aの他方の側面fsを覆うまでに至る。襞Gvは、扇形柱状物Aの側面fsと曲面ガイド36bとの間に挟まれて折り畳まれつつある。扇形柱状物Aの側面fsには、押上げ機構20の突上げヘッド21の板材本体22から外方に延びる支持部23の一つを位置させることによって、補強作用のある支持部23と曲面ガイド36bとの間で襞Gvを強く挟み込んで襞Gvを折り畳むことにより折り癖を付けるのが好ましい。扇形柱状物Aの頂点Vs,Vsに対応したフラップに、襞Gvと同様の襞を形成するため、折込み開始体37b,37cがシート状包装材Fsの余剰領域R6,R6に当接し始める。シート状包装材Fsの周面領域R4とその近傍の底面領域R5は、未だ折込み作用を受けるには至っていない。
図10を参照して、扇形柱状物Aの突上げが更に進行して頂点Vの周りの折込みの形成と周面領域R4の折曲げが行われる折込み工程(4)を説明する。図10は図7と同様、天地を逆にして示す斜視図である。図10では、扇形柱状物Aの突上げが更に進行して、頂点Vの周りに形成されていた襞Gvが折り畳まれて折込み直前の状態にまで成形された状態が示されている。扇形柱状物Aの突上げが更に進み、襞Gvが枠部品34bの開口縁35bを通過したときに、襞Gvは折込み状態にまで成形される。折込み開始体37aのエッジ38aが襞Gvを形成するのと同様に、折込み開始体37b,37cのエッジ38b,38cがシート状包装材Fsの余剰領域R6,R6(扇形柱状物Aの頂点Vs,Vsに対応したフラップの余剰となる領域)に当接して、それぞれ方向G2,G3に襞の谷が延びる襞Gs,Gsを形成する。即ち、頂点Vs,Vsを結ぶ稜線VsLの周りの余剰領域R6,R6の襞折りが形成される。枠部品34cの開口縁35aをシート状包装材Fsの周面領域R4が通過する際に、開口縁35aの折曲げ作用により周面領域R4とその近傍の底面領域R5は折り曲げられ、扇形柱状物Aの端面feは周面領域R4によって覆われ、また襞Gs,Gsは折り畳まれる。
突上げヘッド21の更なる上昇によって、フォーマ30を通過した扇形柱状物Aとシート状包装材Fsとは包装円盤40のポケット42内に押し込まれる。図4に示すように、ポケット42内に押し込まれた状態でシート状包装材Fsのポケット42から垂れるフラップのうち、まず、第1横折り板43によって折り込まれた先端領域R2を扇形柱状物Aの底面fbに沿って横方向に折り込む。第1横折り板43の動作タイミングから僅かに時期を遅らせて、第2横折り板44が動作を開始し、扇形柱状物Aの底面fbに沿って移動することで、周面領域R4の外側に接続する底面領域R5が扇形柱状物Aの下方へ折り込まれる。
包装円盤40のポケット42内に扇形柱状物Aとともに押し込まれたシート状包装材Fsについて、ポケット42から垂れるフラップのうち、包装円盤40の回転方向後方側の側面領域R3の外側に接続する底面領域R5が、底折り板46によって扇形柱状物Aの扇形の底面fbに沿うように折り込まれる。
包装円盤40のポケット42内に扇形柱状物Aとともに押し込まれたシート状包装材Fsの、ポケット42から垂れる最後のフラップについて、包装円盤40の回転方向前方側の側面領域R3の外側に接続する底面領域R5が、包装円盤40の回転に伴ってフォーマ30の成形孔32の縁が相対的に移動することで生じる撫で折り作用によって、扇形柱状物Aの底面fbに沿うように折り込まれる。
包装円盤40の下方には底面ヒータとしてのポイントヒータ47が配設されており、折り込まれて重なる底面領域R5,R5,R5が、包装円盤40の間欠回転の停止中に、ポイントヒータ47上に留まる際に、加熱によって密封をする底面ヒートシールが行われる。このヒートシールの際に、折込み途中の包装体を上方から押して、加熱を効果的に行うことが好ましい。扇形柱状物Aが食品である場合には、底面領域R5,R5,R5の底面ヒートシールによって、シート状包装材Fsの内部が密封される。なお、フィルムの必要箇所にシーラントが付着されていることは言うまでもない。その後、包装円盤40が回転されて次の間欠回転の停止位置にまで進む。
12 供給円盤 13 ポケット
14,14,14 載置部 15 ナイフ
20 突上げ機構 21 突上げヘッド
22 板材本体 22a 切欠き
23,23,23 支持部 24 突上げロッド
30 フォーマ 31 フォーマ本体
32 成形孔
34a,34b,34c 枠部品 35a,35b,35c 開口縁
36a,36b 曲面ガイド 37a,37b,37c 折込み開始体
38a,38b,38c エッジ
40 包装円盤 42 ポケット
43 第1横折り板 44 第2横折り板
46 底折り板 47 ポイントヒータ
60 搬出コンベヤ
70 投入口 71 折込み部分
72 ラベル
A,A1,A2,A3 扇形柱状物 fu,fb 扇形面(頂面、底面)
fs 側面 fe 端面
Fs シート状包装材(フィルムシート) Ld 対角線
V,Vs,Vs 頂点(角部) VL,VsL 稜線 Si,Si 斜辺
Sc 円弧状底辺 C1〜C4 コーナー
R1 扇形領域 R2 先端領域
R3,R3 側面領域 R4 周面領域
R5,R5,R5 底面領域 R6,R6 余剰領域
Rs 先端部折曲げシール領域
Bf 折込み包装体
Gv,Gs,Gs 襞
G1,G2,G3 エッジ38a,38b,38cが延びる方向(襞の谷が延びる方向)Fd 折込み
Ac 製品 O 中心
B 三角柱状袋 Bp 折込み包装体
E 角部の折り W 皺 M 折余り
To 開封テープ Cu Uカット So 開封口シール
CA 扇形柱状物Aの平面形中心
Claims (11)
- 扇形柱状物に対して矩形のシート状包装材を、前記扇形柱状物の一方の扇形面の頂点が前記シート状包装材のコーナーとの間に先端領域を残して前記シート状包装材の対角線上に位置するとともに前記扇形面の前記頂点を通る中心線が前記対角線に一致する態様に重ね、
前記シート状包装材が重ねられた前記扇形柱状物を、前記シート状包装材側から、前記扇形面の輪郭に対応した成形孔が形成されたフォーマ内に押し込み、
前記扇形柱状物の前記扇形面に重なる前記シート状包装材の頂面領域の周りの周囲領域のうち、前記扇形柱状物の前記頂点に連なる前記扇形柱状物の一方の側面に対応する側面領域を当該一方の側面を覆うように折り込むとともに、前記先端領域を谷折りする態様で前記扇形柱状物の他方の側面に沿って襞折りし、
前記シート状包装材の前記周囲領域のうち、前記扇形柱状物の他方の側面に対応する側面領域を当該他方の側面を覆うように折り込むとともに、襞折りされた前記先端領域を前記扇形柱状物の前記他方の側面と前記他方の側面を覆う前記側面領域との間に押し挟むことで折り込み、
前記シート状包装材の前記周囲領域のうち、前記扇形柱状物の端面に対応する周面領域を、当該端面を覆うように折り込み、
前記シート状包装材の前記側面領域と前記周面領域の外側にそれぞれ延びる底面領域を前記扇形柱状物の底面を覆うように折り曲げるとともに、重ねられた前記底面領域にシールを施すことによって封鎖することから成る扇形柱状物の折込み包装方法。 - 前記シート状包装材は正方形に裁断されていることから成る請求項1に記載の扇形柱状物の折込み包装方法。
- 前記フォーマは前記扇形柱状物の前記他方の側面に沿う方向に延びる折込みエッジを有する折込み開始体を備えており、前記折込みエッジが前記シート状包装材の前記先端領域を前記扇形柱状物の前記他方の側面に沿って押し込むことにより、前記シート状包装材の前記先端領域の襞折りを行うことから成る請求項1又は2に記載の扇形柱状物の折込み包装方法。
- 前記シート状包装材が被せられた前記扇形柱状物を突上げヘッドの板材本体に載置した状態で且つ前記突上げヘッドの前記板材本体から延びていて薄板からなる支持部で前記扇形柱状物の前記他方の側面を支持しながら前記フォーマの前記成形孔内へ押し込み、襞折りされた前記先端領域を前記扇形柱状物の前記他方の側面と当該他方の側面を覆う前記側面領域との間に押し挟むことで折り込む際に、前記突上げヘッドの前記支持部が前記先端領域の折込みの裏当てとして支えることから成る請求項1〜3のいずれか一項に記載の扇形柱状物の折込み包装方法。
- 前記扇形柱状物の前記端面に対応する前記シート状包装材の前記周面領域を、当該端面を覆うように折り込む際に、前記シート状包装材の前記周面領域と前記側面領域との間の余剰領域を前記扇形柱状物の前記端面に沿って谷折り状に押し込むことで前記端面に沿って襞折りし、襞折りされた前記余剰領域を前記扇形柱状物の前記端面と当該端面を覆う前記側面領域との間に押し挟むことで折込むことから成る請求項1〜4のいずれか一項に記載の扇形柱状物の折込み包装方法。
- 扇形柱状物を供給する製品供給手段、前記扇形柱状物に対して、前記扇形柱状物に重なる態様で矩形のシート状包装材を供給するシート状包装材供給手段、及び前記扇形柱状物の周囲に前記シート状包装材を折り込む折込み手段を備えた扇形柱状物の折込み包装機において、
前記シート状包装材供給手段は、前記扇形柱状物の一方の扇形面の頂点が前記シート状包装材のコーナーとの間に先端領域を残して前記シート状包装材の対角線上に位置するとともに前記扇形面の前記頂点を通る中心線が前記対角線に一致する態様に重ね、
前記折込み手段は、前記扇形柱状物の前記扇形面の輪郭に対応する形状を有する成形孔が形成されており、前記シート状包装材が重ねられた前記扇形柱状物が前記シート状包装材側から前記成形孔内に押し込まれることで前記シート状包装材の扇形領域の前記周囲領域を、前記扇形柱状物の前記側面及び前記端面に沿って折り込むフォーマを備えており、 前記シート状包装材が重ねられた前記扇形柱状物が前記フォーマの前記成形孔内へ押し込まれるのに従って、前記フォーマは、
前記扇形柱状物の前記扇形面に重なる前記シート状包装材の頂面領域の周りの周囲領域のうち、前記扇形柱状物の前記頂点に連なる前記扇形柱状物の一方の側面に対応する側面領域を当該一方の側面を覆うように折り込むとともに、前記先端領域を谷折りする態様で前記扇形柱状物の他方の側面に沿って襞折りし、
前記シート状包装材の前記周囲領域のうち、前記扇形柱状物の他方の側面に対応する側面領域を当該他方の側面を覆うように折り込むとともに、襞折りされた前記先端領域を前記扇形柱状物の前記他方の側面と前記他方の側面を覆う前記側面領域との間に押し挟むことで折り込み、
前記シート状包装材の前記周囲領域のうち、前記扇形柱状物の端面に対応する周面領域を、当該端面を覆うように折り込み、
前記シート状包装材の前記側面領域と前記周面領域の外側にそれぞれ延びる底面領域を、前記扇形柱状物の底面を覆うように折り曲げるとともに、重ねられた前記底面領域にシールを施すことによって、前記扇形柱状物の周囲で前記シート状包装材を封鎖すること、を特徴とする扇形柱状物の折込み包装機。 - 前記シート状包装材供給手段は、ウェブ状包装材から正方形に裁断して前記シート状包装材を切り出すこと、を特徴とする請求項6に記載の扇形柱状物の折込み包装機。
- 前記折込み手段は、前記扇形柱状物とその上方に被せられる前記シート状包装材とを突き上げる突上げ機構と、前記シート状包装材の底面領域を前記扇形柱状物の他方の前記扇形面に沿って折り込む横折り板及び底折り板と、前記フォーマを通過した前記扇形柱状物と前記シート状包装材とが押し込まれるポケットが形成されている包装移動体を備えていること、を特徴とする請求項6又は7に記載の扇形柱状物の折込み包装機。
- 前記フォーマは、前記扇形柱状物の前記他方の側面に沿う方向に延びる折込みエッジを有しており且つ前記シート状包装材の前記先端領域を前記扇形柱状物の前記他方の側面に沿って押し込むことで襞折りをする折込み開始体を備えること、を特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の扇形柱状物の折込み包装機。
- 前記突上げ機構は、前記前記シート状包装材が被せられた前記扇形柱状物を前記フォーマの前記成形孔内に押し込む突上げヘッドを備えており、前記突上げヘッドは、前記扇形柱状物を載置する板材本体と、前記板材本体から延びている薄板から形成されており且つ前記板材本体に載置されている前記扇形柱状物の前記他方の側面を支持する支持部とを備えること、を特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の扇形柱状物の折込み包装機。
- 前記扇形柱状物の前記端面に対応する前記シート状包装材の前記周面領域を、当該端面を覆うように折り込む際に、前記シート状包装材の前記周面領域と前記側面領域との間の余剰領域を前記扇形柱状物の前記端面に沿って谷折り状に押し込むことで前記端面に沿って襞折りし、襞折りされた前記余剰領域を前記扇形柱状物の前記端面と当該端面を覆う前記側面領域との間に押し挟むこと、を特徴とする請求項6〜10のいずれか一項に記載の扇形柱状物の折込み包装機。
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