JP2015209186A - ドアロック機構の駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアロック機構の切替操作を容易なものとすること。
【解決手段】ドアを施錠状態と解錠状態との間で切替可能なドアロック機構10に適用される駆動装置であって、室外クルースイッチ30は、室外側シャフト33の中心軸回りに回転可能に配設されるとともにドアロック機構10に伝達ケーブルC1を介して接続され、かつドアロック機構10を施錠状態にさせる待機位置と解錠状態にさせる解錠位置との間で回転移動可能な伝達プーリ31と、伝達プーリ31と一体的に回転可能に配設され、かつ第1操作位置と第2操作位置との間で回転移動可能な室外側連係プーリ32とを有し、室内クルースイッチ50は、室内側シャフト52の中心軸回りに回転可能に配設されるとともに室外側連係プーリ32と連係ケーブルC2,C3を介して接続され、かつ第3操作位置と第4操作位置との間で回転移動可能な室内側連係プーリ51を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、ドアロック機構の駆動装置に関し、より詳細には、例えば電車等の車両に開閉移動可能に搭載されるドアを全閉状態に保持する施錠状態と、ドアが開移動することを許容する解錠状態との間で切替可能なドアロック機構に適用される駆動装置に関するものである。
従来、例えば電車等の車両に開閉移動可能に搭載されるドアが例えば特許文献1に示されている。そして、このようなドアを全閉状態に保持する施錠状態と、該ドアが開移動することを許容する解錠状態との間で切替可能なドアロック機構が設けられている。このドアロック機構は、通常時においては、車両の運転士若しくは車掌が所定の操作を行うことで電気信号が与えられて施錠状態若しくは解錠状態に切り替わるものである。
ところで、車両のドアの近傍における室内側及び室外側には、それぞれ操作部である室内クルースイッチ及び室外クルースイッチが配設されているのが一般的である。
室内クルースイッチは、ドアロック機構に伝達ケーブルを介して接続された伝達プーリが回動可能に内蔵されており、操作入力が付与されて伝達プーリが回動することでドアロック機構を施錠状態若しくは解錠状態に切り替えることができるものである。
室外クルースイッチは、ドアロック機構に伝達ケーブルを介して接続された伝達プーリが回動可能に内蔵されており、操作入力が付与されて伝達プーリが回動することでドアロック機構を施錠状態若しくは解錠状態に切り替えることができるものである。
このような室内クルースイッチ及び室外クルースイッチを使ってのドアロック機構の切り替えは、車両を例えば車両基地等に誘導して清掃作業やメンテナンス作業等を行う際に作業者が室内クルースイッチ又は室外クルースイッチを操作することにより行われるのが一般的である。
特開2007−297796号公報
ところが、上述した例においては、室内クルースイッチ及び室外クルースイッチがそれぞれ独立して伝達ケーブルを介してドアロック機構に接続されているので、次のような問題があった。
例えば室内クルースイッチを操作してドアロック機構を施錠状態から解錠状態に切り替えた場合、このドアロック機構を解錠状態から施錠状態に切り替えるためには室内クルースイッチを操作する必要があるが、室内クルースイッチと室外クルースイッチとのいずれを操作したのか忘れてしまうことで、結果的に室内クルースイッチ及び室外クルースイッチを重複して操作してしまうことがあり、室内クルースイッチ及び室外クルースイッチを用いてのドアロック機構の切替操作が煩雑なものになるという問題があった。
特に、全てのドアが全閉状態かつドアロック機構が施錠状態となっている車両の内部に一旦入って、その後に車両の外部に出て全てのドアを全閉状態かつドアロック機構を施錠状態とする場合には、室外クルースイッチを操作して解錠状態にしたドアロック機構に対応するドアを開移動させて進入し、その後にかかるドアを閉移動させてから室外クルースイッチを操作してドアロック機構を施錠状態にする必要がある。そのため、先頭車両から内部に進入してメンテナンス作業等のために最後尾の車両まで進んだ場合、再び先頭車両まで戻らなくてはならず、メンテナンス作業等の時間の増大化を招来する虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、ドアロック機構の切替操作を容易なものとすることができるドアロック機構の駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るドアロック機構の駆動装置は、車両に開閉移動可能に搭載されるドアを全閉状態に保持する施錠状態と、前記ドアが開移動することを許容する解錠状態との間で切替可能なドアロック機構に適用される駆動装置であって、前記車両の内部及び外部の一方に配設された第1操作部は、自身を貫通する第1シャフトの中心軸回りに回転可能に配設されるとともに前記ドアロック機構に伝達部材を介して接続され、かつ前記ドアロック機構を前記施錠状態にさせる待機位置と、前記ドアロック機構を前記解錠状態にさせる解錠位置との間で回転移動可能な伝達プーリと、前記第1シャフトの中心軸回りに前記伝達プーリと一体的に回転可能に配設され、かつ第1操作位置と第2操作位置との間で回転移動可能な第1連係プーリとを有し、前記車両の内部及び外部の他方に配設された第2操作部は、自身を貫通する第2シャフトの中心軸回りに回転可能に配設されるとともに前記第1連係プーリと連係部材を介して接続され、かつ第3操作位置と第4操作位置との間で回転移動可能な第2連係プーリを有してなり、前記第1操作部は、自身の第1操作入力部を通じて操作入力が付与されて前記第1連係プーリが前記第1操作位置から前記第2操作位置に回転移動する場合には、前記伝達プーリを前記待機位置から前記解錠位置に回転移動させて前記ドアロック機構を解錠状態にするとともに前記第2連係プーリを前記3操作位置から前記第4操作位置に回転移動させる一方、前記第1操作入力部を通じて操作入力が付与されて前記第1連係プーリが前記第2操作位置から前記第1操作位置に回転移動する場合には、前記伝達プーリを前記解錠位置から前記待機位置に回転移動させて前記ドアロック機構を施錠状態にするとともに前記第2連係プーリを前記4操作位置から前記第3操作位置に回転移動させるものであり、前記第2操作部は、自身の第2操作入力部を通じて操作入力が付与されて前記第2連係プーリが前記第3操作位置から前記第4操作位置に回転移動する場合には、前記第1連係プーリを前記第1操作位置から前記第2操作位置に回転移動させることで前記伝達プーリを前記待機位置から前記解錠位置に回転移動させて前記ドアロック機構を解錠状態にする一方、前記第2操作入力部を通じて操作入力が付与されて前記第2連係プーリが前記第4操作位置から前記第3操作位置に回転移動する場合には、前記第1連係プーリを前記第2操作位置から前記第1操作位置に回転移動させることで前記伝達プーリを前記解錠位置から前記待機位置に回転移動させて前記ドアロック機構を施錠状態にすることを特徴とする。
また本発明は、上記ドアロック機構の駆動装置において、前記第1操作部は、常態においては前記第1連係プーリと前記第1操作入力部との間での動力伝達を規制する一方、前記第1操作入力部に操作入力が付与される場合には、前記第1連係プーリと前記第1操作入力部との間での動力伝達を許容する第1クラッチ機構を有し、前記第2操作部は、常態においては前記第2連係プーリと前記第2操作入力部との間での動力伝達を規制する一方、前記第2操作入力部に操作入力が付与される場合には、前記第2連係プーリと前記第2操作入力部との間での動力伝達を許容する第2クラッチ機構を有することを特徴とする。
本発明においては、第1操作部が、自身の第1操作入力部を通じて操作入力が付与されて第1連係プーリが第1操作位置から第2操作位置に回転移動する場合には、伝達プーリを待機位置から解錠位置に回転移動させてドアロック機構を解錠状態にするとともに第2連係プーリを第3操作位置から第4操作位置に回転移動させる一方、第1操作入力部を通じて操作入力が付与されて第1連係プーリが第2操作位置から第1操作位置に回転移動する場合には、伝達プーリを解錠位置から待機位置に回転移動させてドアロック機構を施錠状態にするとともに第2連係プーリを第4操作位置から第3操作位置に回転移動させる。また第2操作部は、自身の第2操作入力部を通じて操作入力が付与されて第2連係プーリが第3操作位置から第4操作位置に回転移動する場合には、第1連係プーリを第1操作位置から第2操作位置に回転移動させることで伝達プーリを待機位置から解錠位置に回転移動させてドアロック機構を解錠状態にする一方、第2操作入力部を通じて操作入力が付与されて第2連係プーリが第4操作位置から第3操作位置に回転移動する場合には、第1連係プーリを第2操作位置から第1操作位置に回転移動させることで伝達プーリを解錠位置から待機位置に回転移動させてドアロック機構を施錠状態にする。よって、例えば、第1操作部を操作してドアロック機構を施錠状態から解錠状態に切り替えた後に、第2操作部を操作してドアロック機構を解錠状態から施錠状態に切り替えることができる。よって、本発明によれば、従来のように室内クルースイッチ及び室外クルースイッチを重複して操作してしまうような虞れがなく、ドアロック機構の切替操作を容易なものとすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態であるドアロック機構の駆動装置を模式的に示す説明図である。 図2は、図1に示した駆動装置の適用対象となるドアロック機構の要部を模式的に示す模式図である。 図3は、図1に示した室外クルースイッチを模式的に示す要部断面図である。 図4は、図3に示した伝達プーリを室外側クラッチ機構から見た場合を示す模式図である。 図5は、伝達ケーブルの構成を示す説明図である。 図6は、図3に示した第1室外側プーリを室外側クラッチ機構から見た場合を示す模式図である。 図7は、図3に示した第2室外側プーリを室外側クラッチ機構から見た場合を示す模式図である。 図8は、図3に示した第1室外側クラッチを第2室外側クラッチから見た場合を示す模式図である。 図9は、図1に示した室内クルースイッチを模式的に示す要部断面図である。 図10は、図9に示した第1室内側プーリを室内側クラッチ機構から見た場合を示す模式図である。 図11は、図9に示した第2室内側プーリを室内側クラッチ機構から見た場合を示す模式図である。 図12は、室外クルースイッチを模式的に示す要部断面図である。 図13は、第1室外側クラッチの模式図である。 図14は、室外クルースイッチを模式的に示す要部断面図である。 図15は、室内クルースイッチを模式的に示す要部断面図である。 図16は、室内クルースイッチを模式的に示す要部断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドアロック機構の駆動装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるドアロック機構の駆動装置を模式的に示す説明図である。ここで例示する駆動装置は、例えば電車等の車両に開閉可能に搭載されるドアのドアロック機構10に適用されるもので、室外クルースイッチ(第1操作部)30及び室内クルースイッチ(第2操作部)50を備えて構成されている。
図2は、図1に示した駆動装置の適用対象となるドアロック機構の要部を模式的に示す模式図である。かかる図2を用いて本実施の形態である駆動装置の適用対象であるドアロック機構10について説明する。
ドアロック機構10は、例えば電車等の車両に開閉可能に搭載されるドア毎に設けられるもので、ロックプレート11とロックピン12とを備えて構成されている。ロックプレート11は、平板状の板状部材であり、厚み方向に貫通するロック貫通孔13が形成されている。
ロックピン12は、ロッド状の長尺状部材であり、自身の軸方向(長手方向)、すなわち図2における上下方向に沿ってスライド移動可能に設けられている。このようなロックピン12の一端には伝達ケーブル(伝達部材)C1が接続されている。伝達ケーブルC1については後述する。
また、ロックピン12の他端にはロックバネ14が係止されており、ロックピン12は、かかるロックバネ14によりロックプレート11のロック貫通孔13を貫通する方向、すなわち図2における下方向に向けて常時付勢されている。
このようなドアロック機構10においては、ロックピン12がロック貫通孔13を貫通することで、図示せぬドアを全閉状態に保持する施錠状態となる一方、ロックピン12がロック貫通孔13から離脱することで上記ドアが開移動することを許容する解錠状態となるものである。つまり、ドアロック機構10は、ドアを全閉状態に保持する施錠状態と、ドアが開移動することを許容する解錠状態との間で切替可能なものであり、ロックバネ14に付勢されることで、常態においては施錠状態となるものである。
図3は、図1に示した室外クルースイッチを模式的に示す要部断面図である。この図3に示すように、室外クルースイッチ30は、伝達プーリ31と、室外側連係プーリ(第1連係プーリ)32と、室外側クラッチ機構(第1クラッチ機構)40とを備えて構成されている。
伝達プーリ31は、中央部分に貫通孔31aが形成されており、室外クルースイッチ30の枠体(以下、室外用枠体ともいう)30aに固定される室外側シャフト(第1シャフト)33が該貫通孔31aを貫通することで、該室外側シャフト33の中心軸回りに回転可能に配設されている。
このような伝達プーリ31には、図4に示すように、一端がロックピン12に接続された伝達ケーブルC1の他端が接続されている。ここで伝達ケーブルC1は、図5に示すようなプッシュプルケーブルと称されるものであり、円筒状のアウターケーブルOCの内部にインナーケーブルICが通過して構成されている。アウターケーブルOCは、所定の位置に固定されており、インナーケーブルICの一端がロックピン12に接続され、かつ他端が伝達プーリ31に接続されている。
室外側連係プーリ32は、第1室外側プーリ321と第2室外側プーリ322とを備えて構成されている。
第1室外側プーリ321は、中央部分に貫通孔321aが形成されており、上記室外側シャフト33が該貫通孔321aを貫通することで、該室外側シャフト33の中心軸回りに回転可能に配設されている。この第1室外側プーリ321は、一面(図3中においては上面)が伝達プーリ31の一面(図3中においては下面)に接しており、伝達プーリ31と一体的に回転可能なものである。
このような第1室外側プーリ321には、図6に示すように第1連係ケーブルC2の一端が接続されている。この第1連係ケーブルC2は、伝達ケーブルC1と同様に、プッシュプルケーブルにより構成されるものである。
第2室外側プーリ322は、中央部分に貫通孔322aが形成されており、上記室外側シャフト33が該貫通孔322aを貫通することで、該室外側シャフト33の中心軸回りに回転可能に配設されている。この第2室外側プーリ322は、一面(図3中においては上面)が第1室外側プーリ321の他面(図3中においては下面)に接しており、第1室外側プーリ321と一体的に回転可能なものである。これにより、室外側連係プーリ32は、伝達プーリ31と一体的に回転可能なものである。
このような第2室外側プーリ322には、図7に示すように第2連係ケーブルC3の一端が接続されている。この第2連係ケーブルC3は、伝達ケーブルC1と同様に、プッシュプルケーブルにより構成されるものである。尚、図3中の符号34は、軸受部材である。
室外側クラッチ機構40は、第1室外側クラッチ41と第2室外側クラッチ42とを備えて構成されている。第1室外側クラッチ41は、伝達プーリ31や室外側連係プーリ32よりも大径となる円板状部材であり、その中心部に室外側シャフト33の外径よりも小径となるガイド孔41aが形成されている。
かかる第1室外側クラッチ41は、自身の中心軸が室外側シャフト33の中心軸に一致する態様で配設されており、一面(図3中においては上面)が室外側連係プーリ32の第2室外側プーリ322の他面(図3中において下面)に接している。つまり、第1室外側クラッチ41は、伝達プーリ31及び室外側連係プーリ32(第1室外側プーリ321及び第2室外側プーリ322)と、室外側シャフト33の中心軸回りに一体的に回転可能なものである。
このような第1室外側クラッチ41の側周面の一部には規制凹部43が設けられている。規制凹部43は、詳細は後述するが、室外側枠体30aに設けられた規制用ボールプランジャBP1(図13参照)の進入を許容するものである。
また、第1室外側クラッチ41の他面(図3中においては下面)には、図8に示すように、複数(図示の例では2つ)の連結凹部44が形成されている。これら連結凹部44は、第1室外側クラッチ41の中心を通る直線に対して線対称となる態様で設けられており、それぞれ円弧状の形態を成している。
第2室外側クラッチ42は、室外側基部421と室外側連結部422とを備えて構成されている。室外側基部421は、第1室外側クラッチ41と同程度の外径を有する円板状部材である。この室外側基部421は、ガイド突起421a、連結凸部421b(図12参照)及び窪部421cが設けられている。
ガイド突起421aは、室外側基部421の一面(図3中においては上面)の中心領域より第1室外側クラッチ41に向けて突出する円柱状部材である。このガイド突起421aは、第1室外側クラッチ41のガイド孔41aの内径よりも僅かに小さい外径を有しており、その一部がガイド孔41aに挿入している。そして、室外側基部421の一面におけるガイド突起421aの周囲には凹部421dが形成されている。尚、ガイド突起421aの中心軸は、室外側基部421の中心軸に一致しており、更に第1室外側クラッチ41の中心軸に一致している。
連結凸部421bは、複数(図示の例では2つ)設けられており、室外側基部421の一面における凹部421dの周囲に設けられている。この連結凸部421bは、室外側基部421の中心を通る直線に対して線対象となる態様で設けられており、それぞれ上記連結凹部44に進入可能な大きさを有している。
窪部421cは、複数設けられており、室外側基部421の他面(図3中においては下面)に設けられている。これら窪部421cは、室外側基部421の中心部分を中心として円弧状に並ぶよう設けられている。また、これら窪部421cは、室外側枠体30aに形成された伝達用ボールプランジャBP2の進入を許容するものである。
室外側連結部422は、室外側基部421の他面より第1室外側クラッチ41と反対方向に向けて、すなわち図3中においては下方に向けて突出する態様で配設された円柱状部材である。この室外側連結部422は、室外側枠体30aに形成された挿通孔35を挿通しており、その中心軸が室外側基部421の中心軸に一致している。
この室外側連結部422の延在端部には、第1キーユニット(第1操作入力部)70の連結柱状部71が連結されている。ここで第1キーユニット70は、図示せぬキー孔にキーが挿入されて操作入力が与えられることで連結柱状部71が自身の中心軸回りに回転してその回転力を室外側連結部422に伝達するものである。
このような室外側クラッチ機構40においては、第1室外側クラッチ41と第2室外側クラッチ42との間には、室外側クラッチバネ45が介在している。室外側クラッチバネ45は、ガイド突起421aを巻回する態様で、一端が第1室外側クラッチ41に係止し、他端が第2室外側クラッチ42に係止している。この室外側クラッチバネ45は、第1室外側クラッチ41と第2室外側クラッチ42とを互いに離隔するよう付勢するものである。
図9は、図1に示した室内クルースイッチを模式的に示す要部断面図である。この図9に示すように、室内クルースイッチ50は、室内側連係プーリ(第2連係プーリ)51と、室内側クラッチ機構(第2クラッチ機構)60とを備えて構成されている。
室内側連係プーリ51は、第1室内側プーリ511と第2室内側プーリ512とを備えて構成されている。第1室内側プーリ511は、中央部分に貫通孔511aが形成されており、室内クルースイッチ50の枠体(以下、室内側枠体ともいう)50aに固定される室内側シャフト(第2シャフト)52が該貫通孔511aを貫通することで、該室内側シャフト52の中心軸回りに回転可能に配設されている。このような第1室内側プーリ511には、図10に示すように、第1連係ケーブルC2の他端が接続されている。
第2室内側プーリ512は、中央部分に貫通孔512aが形成されており、上記室内側シャフト52が該貫通孔512aを貫通することで、該室内側シャフト52の中心軸回りに回転可能に配設されている。この第2室内側プーリ512は、一面(図9中においては上面)が第1室内側プーリ511の他面(図9中においては下面)に接しており、第1室内側プーリ511と一体的に回転可能なものである。このような第2室内側プーリ512には、図11に示すように第2連係ケーブルC3の他端が接続されている。尚、図9中の符号53は、軸受部材である。
室内側クラッチ機構60は、第1室内側クラッチ61と第2室内側クラッチ62とを備えて構成されている。第1室内側クラッチ61は、室内側連係プーリ51よりも大径となる円板状部材であり、その中心部に室内側シャフト52の外径よりも小径となるガイド孔61aが形成されている。
かかる第1室内側クラッチ61は、自身の中心軸が室内側シャフト52の中心軸に一致する態様で配設されており、一面(図9中においては上面)が室内側連係プーリ51の第2室内側プーリ512の他面(図9中において下面)に接している。つまり、第1室内側クラッチ61は、室内側連係プーリ51(第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512)と、室内側シャフト52の中心軸回りに一体的に回転可能なものである。
このような第1室内側クラッチ61の他面(図9中においては下面)には、第1室外側クラッチ41と同様に、複数(図示の例では2つ)の連結凹部63が形成されている。これら連結凹部63は、第1室内側クラッチ61の中心を通る直線に対して線対称となる態様で設けられており、それぞれ円弧状の形態を成している。
第2室内側クラッチ62は、室内側基部621と室内側連結部622とを備えて構成されている。室内側基部621は、第1室内側クラッチ61と同程度の外径を有する円板状部材である。この室内側基部621は、ガイド突起621a、連結凸部621b(図16参照)及び窪部621cが設けられている。
ガイド突起621aは、室内側基部621の一面(図9中においては上面)の中心領域より第1室内側クラッチ61に向けて突出する円柱状部材である。このガイド突起621aは、第1室内側クラッチ61のガイド孔61aの内径よりも僅かに小さい外径を有しており、その一部がガイド孔61aに挿入している。そして、室内側基部621の一面におけるガイド突起621aの周囲には凹部621dが形成されている。尚、ガイド突起621aの中心軸は、室内側基部621の中心軸に一致しており、更に第1室内側クラッチ61の中心軸に一致している。
連結凸部621bは、複数(図示の例では2つ)設けられており、室内側基部621の一面における凹部621dの周囲に設けられている。この連結凸部621bは、室内側基部621の中心を通る直線に対して線対象となる態様で設けられており、それぞれ上記連結凹部63に進入可能な大きさを有している。
窪部621cは、複数設けられており、室内側基部621の他面(図9中においては下面)に設けられている。これら窪部621cは、室外側基部621の中心部分を中心として円弧状に並ぶよう設けられている。また、これら窪部621cは、室内側枠体50aに形成された伝達用ボールプランジャBP2の進入を許容するものである。
室内側連結部622は、室内側基部621の他面より第1室内側クラッチ61と反対方向に向けて、すなわち図9中においては下方に向けて突出する態様で配設された円柱状部材である。この室内側連結部622は、室内側枠体50aに形成された挿通孔54を挿通しており、その中心軸が室内側基部621の中心軸に一致している。
この室内側連結部622の延在端部には、第2キーユニット(第2操作入力部)80の連結柱状部81が連結されている。ここで第2キーユニット80は、図示せぬキー孔にキーが挿入されて操作入力が与えられることで連結柱状部81が自身の中心軸回りに回転してその回転力を室内側連結部622に伝達するものである。
このような室内側クラッチ機構60においては、第1室内側クラッチ61と第2室内側クラッチ62との間には、室内側クラッチバネ64が介在している。室内側クラッチバネ64は、ガイド突起621aを巻回する態様で、一端が第1室内側クラッチ61に係止し、他端が第2室内側クラッチ62に係止している。この室内側クラッチバネ64は、第1室内側クラッチ61と第2室内側クラッチ62とを互いに離隔するよう付勢するものである。
以上のような構成を有する駆動装置においては、次のようにしてドアロック機構10を施錠状態と解錠状態とに切り替えることができる。尚、説明の前提として、ドアロック機構10は、ロックバネ14によりロックピン12がロック貫通孔13を貫通して施錠状態にあるものとする。
このようにドアロック機構10が施錠状態にある場合には、室外クルースイッチ30において、伝達プーリ31は、図4に示すような待機位置に位置し、第1室外側プーリ321及び第2室外側プーリ322は、図6及び図7に示すような第1操作位置に位置している。また、第1室外側クラッチ41と第2室外側クラッチ42とは互いに離隔して動力伝達を規制している。更に図3に示すように、室外側枠体30aに設けた規制用ボールプランジャBP1は、規制凹部43には進入しておらず、室外側枠体30aに設けた伝達用ボールプランジャBP2は、窪部421cに進入している。
一方、室内クルースイッチ50において、第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512は、図10及び図11に示すような第3操作位置に位置している。また、第1室内側クラッチ61と第2室内側クラッチ62とは互いに離隔して動力伝達を規制している。更に図9に示すように、室内側枠体50aに設けた伝達用ボールプランジャBP2は、窪部621cの内部に進入している。
このような状態から第1キーユニット70のキー孔に所定のキーが挿入されて操作入力が与えられることで連結柱状部71が自身の中心軸回りに例えば時計回りの方向に回転すると、その回転力が室外側クラッチ機構40の第2室外側クラッチ42に伝達される。回転力が伝達された第2室外側クラッチ42は、自身の中心軸回りに時計回りに回転し、これにより窪部421cに進入していた伝達用ボールプランジャBP2が該窪部421cより相対的に離脱することとなる。
このように伝達用ボールプランジャBP2が窪部421cから離脱して室外側基部421の他面に摺接すると、第2室外側クラッチ42は、室外側クラッチバネ45の付勢力に抗して第1室外側クラッチ41に近接する方向に移動し、図12に示すように、第2室外側クラッチ42の連結凸部421bが第1室外側クラッチ41の連結凹部44に進入する。
連結凸部421bが連結凹部44に進入した状態で第2室外側クラッチ42が時計回りに回転すると、連結凸部421bが連結凹部44の縁部に当接して、該第1室外側クラッチ41が時計回りに回転する。このように第1室外側クラッチ41が時計回りに回転すると、室外側連係プーリ32(第1室外側プーリ321及び第2室外側プーリ322)、並びに伝達プーリ31も一体的に時計回りに回転する。
伝達プーリ31が図4において時計回りに回転すると、伝達ケーブルC1を引張動作させる結果、ドアロック機構10のロックピン12がロックバネ14の付勢力に抗してロック貫通孔13から離脱する方向に移動する。
また、室外側連係プーリ32が図6及び図7において時計回りに回転すると、第1連係ケーブルC2を引張動作させる結果、室内クルースイッチ50において第1室内側プーリ511が図10において時計回りに回転することとなり、これにより第2室内側プーリ512及び第1室内側クラッチ61も時計回りに回転する。
つまり、室内側連係プーリ51(第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512)及び第1室内側クラッチ61が室外側連係プーリ32の回転に連動して室外側連係プーリ32と同方向に回転する。このとき、第1室内側クラッチ61と第2室内側クラッチ62とは互いに離隔して動力伝達が規制されていることから、第2室内側クラッチ62には回転力が付与されない。
その後図13に示すように、時計回りに回転する第1室外側クラッチ41の規制凹部43に規制用ボールプランジャBP1が相対的に進入すると同時に、図14に示すように時計回りに回転する第2室外側クラッチ42の窪部421cに伝達用ボールプランジャBP2が進入すると、第2室外側クラッチ42が室外側クラッチバネ45の付勢力にて第1室外側クラッチ41から離隔する方向に移動し、連結凸部421bが連結凹部44から離脱して第1室外側クラッチ41、室外側連係プーリ32(第1室外側プーリ321及び第2室外側プーリ322)、並びに伝達プーリ31の回転が停止する。これにより、伝達プーリ31は解錠位置に位置し、第1室外側プーリ321及び第2室外側プーリ322は第2操作位置に位置する。
この結果、ドアロック機構10においては、ロックピン12がロック貫通孔13に離脱した解錠状態となる。尚、ロックピン12はロックバネ14により常時付勢されているために、伝達ケーブルC1を通じて伝達プーリ31にロックバネ14の付勢力が作用するが、第1室外側クラッチ41の規制凹部43に規制用ボールプランジャBP1が進入しているので、ロックピン12がロック貫通孔13に近接する方向に移動することを規制することができる。
また、室内クルースイッチ50においては、図15に示すように、室内側連係プーリ51(第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512)、並びに第1室内側クラッチ61が、図15に示すように、図9に示した状態からそれぞれ時計回りに所定角度だけ回転し、第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512は、第4操作位置に位置する。
その後、第1キーユニット70のキー孔からキーを抜き出すことで、ドアロック機構10を施錠状態から解錠状態への切替操作が終了する。
次に、解錠状態にあるドアロック機構10を施錠状態に切り替える場合について説明する。尚、この場合、室内クルースイッチ50を操作するものとして説明する。
図15に示すように第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512が第4操作位置に位置する室内クルースイッチ50における第2キーユニット80のキー孔に対して、所定のキーが挿入されて操作入力が与えられることで連結柱状部81が自身の中心軸回りに例えば反時計回りの方向に回転すると、その回転力が室内側クラッチ機構60の第2室内側クラッチ62に伝達される。回転力が伝達された第2室内側クラッチ62は、自身の中心軸回りに反時計回りに回転し、これにより窪部621cに進入していた伝達用ボールプランジャBP2が該窪部621cより相対的に離脱することとなる。
このように伝達用ボールプランジャBP2が窪部621cから離脱して室内側基部621の他面に摺接すると、第2室内側クラッチ62は、室内側クラッチバネ64の付勢力に抗して第1室内側クラッチ61に近接する方向に移動し、図16に示すように、第2室内側クラッチ62の連結凸部621bが第1室内側クラッチ61の連結凹部63に進入する。
連結凸部621bが連結凹部63に進入した状態で第2室内側クラッチ62が反時計回りに回転すると、連結凸部621bが連結凹部63の縁部に当接して、該第1室内側クラッチ61が反時計回りに回転する。このように第1室内側クラッチ61が反時計回りに回転すると、室内側連係プーリ51(第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512)も一体的に反時計回りに回転する。
室内側連係プーリ51が反時計回りに回転すると、第2連係ケーブルC3を引張動作させる結果、室外クルースイッチ30において第2室外側プーリ322が反時計回りに回転することとなり、これにより第1室外側クラッチ41、第1室外側プーリ321及び伝達プーリ31も反時計回りに回転する。
第1室外側クラッチ41が反時計回りに回転することで規制凹部43に進入していた規制用ボールプランジャBP1が該規制凹部43から離脱することになる。尚、このとき第1室外側クラッチ41と第2室外側クラッチ42とは互いに離隔して動力伝達が規制されていることから、第2室外側クラッチ42には回転力が付与されない。
伝達プーリ31が反時計回りに回転すると、伝達ケーブルC1を押込動作させる結果、ドアロック機構10のロックピン12がロックバネ14の付勢力によりロック貫通孔13に近接する方向に移動する。
その後、図9に示すように反時計回りに回転する第2室内側クラッチ62の窪部621cに伝達用ボールプランジャBP2が進入すると、第2室内側クラッチ62が室内側クラッチバネ64の付勢力にて第1室内側クラッチ61から離隔する方向に移動し、連結凸部621bが連結凹部63から離脱して第1室内側クラッチ61、並びに室内側連係プーリ51(第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512)の回転が停止する。これにより、第1室内側プーリ511及び第2室内側プーリ512は第3操作位置に位置する。
また、室外クルースイッチ30においては、室外側連係プーリ32(第1室外側プーリ321及び第2室外側プーリ322)、伝達プーリ31並びに第1室外側クラッチ41が、図3に示すように、図14に示した状態からそれぞれ反時計回りに所定角度だけ回転し、第1室外側プーリ321及び第2室外側プーリ322は、第1操作位置に位置するとともに、伝達プーリ31が待機位置に位置する。
この結果、ドアロック機構10においては、ロックピン12がロック貫通孔13を貫通した施錠状態となる。その後、第2キーユニット80のキー孔からキーを抜き出すことで、ドアロック機構10を解錠状態から施錠状態への切替操作が終了する。
以上においては、ドアロック機構10を施錠状態から解錠状態へ切り替える場合には、室外クルースイッチ30に操作入力を与え、かつドアロック機構10を解錠状態から施錠状態に切り替える場合には、室内クルースイッチ50に操作入力を与えるようにしたが、ドアロック機構10を施錠状態から解錠状態へ切り替える場合には、室内クルースイッチ50に操作入力を与え、かつドアロック機構10を解錠状態から施錠状態に切り替える場合には、室外クルースイッチ30に操作入力を与えるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態である駆動装置において、室外クルースイッチ30は、第1キーユニット70を通じて操作入力が付与されて室外側連係プーリ32が第1操作位置から第2操作位置に回転移動する場合には、伝達プーリ31を待機位置から解錠位置に回転移動させてドアロック機構10を解錠状態にするとともに室内側連係プーリ51を第3操作位置から第4操作位置に回転移動させる一方、第1キーユニット70を通じて操作入力が付与されて室外側連係プーリ32が第2操作位置から第1操作位置に回転移動する場合には、伝達プーリ31を解錠位置から待機位置に回転移動させてドアロック機構10を施錠状態にするとともに室内側連係プーリ51を第4操作位置から第3操作位置に回転移動させる。また、室内クルースイッチ50は、第2キーユニット80を通じて操作入力が付与されて室内側連係プーリ51が第3操作位置から第4操作位置に回転移動する場合には、室外側連係プーリ32を第1操作位置から第2操作位置に回転移動させることで伝達プーリ31を待機位置から解錠位置に回転移動させてドアロック機構10を解錠状態にする一方、第2キーユニット80を通じて操作入力が付与されて室内側連係プーリ51が第4操作位置から第3操作位置に回転移動する場合には、室外側連係プーリ32を第2操作位置から第1操作位置に回転移動させることで伝達プーリ31を解錠位置から待機位置に回転移動させてドアロック機構10を施錠状態にする。よって、例えば、室外クルースイッチ30を操作してドアロック機構10を施錠状態から解錠状態に切り替えた後に、室内クルースイッチ50を操作してドアロック機構10を解錠状態から施錠状態に切り替えることができる。よって上記駆動装置によれば、従来のように室内クルースイッチ及び室外クルースイッチを重複して操作してしまうような虞れがなく、ドアロック機構10の切替操作を容易なものとすることができる。
また、上記駆動装置によれば、室外側クラッチ機構40が、常態においては室外側連係プーリ32と第1キーユニット70との間での動力伝達を規制する一方、第1キーユニット70に操作入力が付与される場合には、室外側連係プーリ32と第1キーユニット70との間での動力伝達を許容し、室内側クラッチ機構60が、常態においては室内側連係プーリ51と第2キーユニット80との間での動力伝達を規制する一方、第2キーユニット80に操作入力が付与される場合には、室内側連係プーリ51と第2キーユニット80との間での動力伝達を許容するので、第1キーユニット70及び第2キーユニット80のようにキー孔に所定のキーが挿入された場合に操作入力を受け付けるような操作入力部に対しても適用することができ、適用可能な操作入力部のバリエーションを増大させることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、室外クルースイッチ30に伝達プーリ31が設けられていたが、本発明においては、室内クルースイッチ50に伝達プーリが設けられるようにしてもよい。
10 ドアロック機構
30 室外クルースイッチ(第1操作部)
31 伝達プーリ
32 室外側連係プーリ(第1連係プーリ)
321 第1室外側プーリ
322 第2室外側プーリ
33 室外側シャフト(第1シャフト)
40 室外側クラッチ機構(第1クラッチ機構)
41 第1室外側クラッチ
42 第2室外側クラッチ
421 室外側基部
421a ガイド突起
421b 連結凸部
421c 窪部
422 室外側連結部
43 規制凹部
44 連結凹部
50 室内クルースイッチ(第2操作部)
51 室内側連係プーリ(第2連係プーリ)
511 第1室内側プーリ
512 第2室内側プーリ
60 室内側クラッチ機構(第2クラッチ機構)
61 第1室内側クラッチ
62 第2室内側クラッチ
621 室内側基部
621a ガイド突起
621b 連結凸部
621c 窪部
622 室内側連結部
63 連結凹部
70 第1キーユニット(第1操作入力部)
80 第2キーユニット(第2操作入力部)
C1 伝達ケーブル(伝達部材)
C2 第1連係ケーブル
C3 第2連係ケーブル

Claims (2)

  1. 車両に開閉移動可能に搭載されるドアを全閉状態に保持する施錠状態と、前記ドアが開移動することを許容する解錠状態との間で切替可能なドアロック機構に適用される駆動装置であって、
    前記車両の内部及び外部の一方に配設された第1操作部は、
    自身を貫通する第1シャフトの中心軸回りに回転可能に配設されるとともに前記ドアロック機構に伝達部材を介して接続され、かつ前記ドアロック機構を前記施錠状態にさせる待機位置と、前記ドアロック機構を前記解錠状態にさせる解錠位置との間で回転移動可能な伝達プーリと、
    前記第1シャフトの中心軸回りに前記伝達プーリと一体的に回転可能に配設され、かつ第1操作位置と第2操作位置との間で回転移動可能な第1連係プーリと
    を有し、
    前記車両の内部及び外部の他方に配設された第2操作部は、自身を貫通する第2シャフトの中心軸回りに回転可能に配設されるとともに前記第1連係プーリと連係部材を介して接続され、かつ第3操作位置と第4操作位置との間で回転移動可能な第2連係プーリを有してなり、
    前記第1操作部は、自身の第1操作入力部を通じて操作入力が付与されて前記第1連係プーリが前記第1操作位置から前記第2操作位置に回転移動する場合には、前記伝達プーリを前記待機位置から前記解錠位置に回転移動させて前記ドアロック機構を解錠状態にするとともに前記第2連係プーリを前記3操作位置から前記第4操作位置に回転移動させる一方、前記第1操作入力部を通じて操作入力が付与されて前記第1連係プーリが前記第2操作位置から前記第1操作位置に回転移動する場合には、前記伝達プーリを前記解錠位置から前記待機位置に回転移動させて前記ドアロック機構を施錠状態にするとともに前記第2連係プーリを前記4操作位置から前記第3操作位置に回転移動させるものであり、
    前記第2操作部は、自身の第2操作入力部を通じて操作入力が付与されて前記第2連係プーリが前記第3操作位置から前記第4操作位置に回転移動する場合には、前記第1連係プーリを前記第1操作位置から前記第2操作位置に回転移動させることで前記伝達プーリを前記待機位置から前記解錠位置に回転移動させて前記ドアロック機構を解錠状態にする一方、前記第2操作入力部を通じて操作入力が付与されて前記第2連係プーリが前記第4操作位置から前記第3操作位置に回転移動する場合には、前記第1連係プーリを前記第2操作位置から前記第1操作位置に回転移動させることで前記伝達プーリを前記解錠位置から前記待機位置に回転移動させて前記ドアロック機構を施錠状態にすることを特徴とするドアロック機構の駆動装置。
  2. 前記第1操作部は、常態においては前記第1連係プーリと前記第1操作入力部との間での動力伝達を規制する一方、前記第1操作入力部に操作入力が付与される場合には、前記第1連係プーリと前記第1操作入力部との間での動力伝達を許容する第1クラッチ機構を有し、
    前記第2操作部は、常態においては前記第2連係プーリと前記第2操作入力部との間での動力伝達を規制する一方、前記第2操作入力部に操作入力が付与される場合には、前記第2連係プーリと前記第2操作入力部との間での動力伝達を許容する第2クラッチ機構を有することを特徴とする請求項1に記載のドアロック機構の駆動装置。
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