JP2015209161A - モータ駆動車両 - Google Patents

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賢志 宇佐美
清田 茂之
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Abstract

【課題】主駆動輪を駆動する内燃機関(エンジン)と、従駆動輪を駆動可能な電動モータとを備えたモータ駆動車両において、電動モータへ電力を供給する発電機の電力を、バッテリを介さずに直接、電気式ヒータにも供給する。
【解決手段】主駆動輪(1L及び1R)を駆動する内燃機関(2)と、従駆動輪(3L及び3R)を駆動可能な電動モータ(4)と、内燃機関(2)の動力で駆動され且つ発電した電力を電動モータ(4)に供給可能な発電機(7)とを備えたモータ駆動車両において、電力により熱を発生させる電気式ヒータ(61)への給電要求を受けると、発電機(7)と電気式ヒータ(61)とを接続する電線(9)の途中に設けられた継電器(60)を制御して、この電線(9)を通電状態に切り替え、発電機(7)から電気式ヒータ(61)に電力を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、前後輪のうち一方の車輪をエンジンからの動力により駆動し、他方の車輪を電動モータからの動力によりクラッチを介して適宜駆動するモータ駆動車両における電気式ヒータへの電力供給に関する。
従来、主駆動輪を駆動するエンジンと、従駆動輪を駆動可能な電動モータとを備えたモータ駆動車両は、ランプ類等の一般電装品を駆動するために、一般電装品用のバッテリ、及び当該バッテリを充電するための一般電装用発電機を備える。一般電装品とは、ランプ類、ワイパー、エアコンディショナー等を指す。上記の車両にあっては、通常、エンジンに対してモータ駆動用発電機と一般電装用発電機との2台の発電機が接続される構成であるが、モータ駆動用発電機の電力を電動モータとバッテリとに振り分けるようにすることで、エンジンルーム内に配置する発電機を1台にする技術も知られている(特許文献1参照)。
特開2004−222443号公報
しかし、電力により熱を発生させる電気式ヒータは、他の一般電装品と比べて多くの電力を必要とする。通常、一般電装品等へ供給する発電機の発電能力やバッテリの容量は小さいため、一般電装品等へ電力を供給していると、条件によっては電気式ヒータへ供給ができなくなる。また、特許文献1に記載の技術においても、電気式ヒータは他の一般電装品と同様に扱われることになるため、電気式ヒータの電源はバッテリのみである。
本発明の一態様に係るモータ駆動車両は、主駆動輪を駆動する内燃機関と、従駆動輪を駆動可能な電動モータと、内燃機関の動力で駆動され且つ発電した電力を電動モータに供給可能な発電機とを備えたモータ駆動車両である。当該モータ駆動車両は、電力により熱を発生させる電気式ヒータへの給電要求を受けると、発電機と電気式ヒータとを接続する電線の途中に設けられた継電器を制御して、この電線を通電状態に切り替え、発電機から電気式ヒータに電力を供給する。
本発明の一態様によれば、主駆動輪を駆動するエンジンと、従駆動輪を駆動可能な電動モータとを備えたモータ駆動車両において、電動モータへ電力を供給する発電機の電力を、バッテリを介さずに直接、電気式ヒータにも供給することができる。
本発明の一実施形態に係る車両の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る車両のシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る4WDコントローラのシステム構成図である。 本発明の実施例1について説明するための概略図である。 本発明の実施例2について説明するための概略図である。 本発明の実施例3について説明するための概略図である。 本発明の実施例4について説明するための概略図である。 本発明の実施例5について説明するための概略図である。
<実施形態>
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
[車両の構成]
図1、図2を参照して、本実施形態に係る車両の構成例について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両は、左右前輪1L及び1Rをエンジン(内燃機関)2で駆動する主駆動輪(エンジン駆動車輪)とし、左右後輪3L及び3Rを電動モータ(電動機)4で駆動可能な従駆動輪(モータ駆動車輪)とする所謂モーターアシスト方式の四輪駆動(4WD)車両である。ここでは、e4WD(登録商標)を想定している。但し、実際には、e4WD(登録商標)に限定されない。
エンジン2は、吸気管路14によって外気と連通しており、この吸気管路14には、メインスロットルバルブ15とサブスロットルバルブ16が介装されている。吸気管路14は、例えば、インテークマニホールドによって形成されている。
メインスロットルバルブ15は、アクセル開度指示装置(加速指示操作部)であるアクセルペダル17に連結され、アクセルセンサ22が検出したアクセルペダル17の踏み込み量等に応じて開閉することにより、そのメインスロットル開度が調整制御される。また、メインスロットルバルブ15は、アクセルペダル17の踏み込み量に機械的に連動するか、若しくはアクセルペダル17の踏み込み量を検出するアクセルセンサ22の踏み込み量検出値に応じて、エンジンコントローラ18が電気的に調整制御することによって、そのメインスロットル開度が調整される。エンジンコントローラ18は、アクセルセンサ22が検出したアクセルペダル17の踏み込み量検出値と、4WDコントローラ8から送信された信号に基づいて、エンジン2の駆動状態を制御する。4WDコントローラ8は、マイクロコンピュータ等の演算処理装置を備える。例えば、4WDコントローラ8は、電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)によって形成されている。
サブスロットルバルブ16は、スロットルモータ19をアクチュエータとし、そのステップ数に応じた回転角により、そのサブスロットル開度が調整制御される。スロットルモータ19は、例えばステップモータにより形成されている。スロットルモータ19と4WDコントローラ8との間には、スロットルモータコントローラ20が配置され、スロットルモータコントローラ20は、4WDコントローラ8から送信される信号に応じて、スロットルモータ19の回転角を調整制御する。
ここで、サブスロットルバルブ16のサブスロットル開度を、メインスロットルバルブ15のメインスロットル開度以下等に調整することにより、運転者によるアクセルペダル17の操作とは独立して、エンジン2の出力トルクを減少させることができる。つまり、サブスロットルバルブ16の開度調整が、エンジン2による左右前輪1L及び1Rの加速スリップを抑制する駆動力制御となる。
また、エンジン2には、エンジン回転数センサ21が設けられている。エンジン回転数センサ21は、エンジン回転数を検出する。具体的には、エンジン回転数センサ21は、例えばセンサロータの磁力線を検出回路によって検出しており、センサロータの回転に伴う磁界の変化を電流信号に変換して4WDコントローラ8へ出力する。4WDコントローラ8は、入力した電流信号からエンジン回転数を判断する。
エンジン2と左右前輪1L及び1Rとの間には、トランスミッション(変速機)5Aとディファレンシャルギヤ(差動歯車)5Bを一体化したオートマチックトランスアクスル5が介装され、エンジン2が駆動すると、エンジン2の回転トルクTeが、オートマチックトランスアクスル5を介して、左右前輪1L及び1Rに伝達される。
また、エンジン2の回転トルクTeの一部は、無端ベルト(Vベルト)6を介して発電機7に伝達される。発電機7は、エンジン2の回転軸と無端ベルト6を介して連結された回転軸を有しており、エンジン2の回転トルクTeの一部が、無端ベルト6を介して発電機7に伝達されることにより、エンジン2の回転数Neにプーリ比を乗じた回転数Ngで回転して、この回転トルクTeの一部を電力に変換する。すなわち、発電機7は、4WDコントローラ8によって調整される界磁電流Ifgに応じてエンジン2に対し負荷となり、その負荷トルクに応じた発電をする。この発電機7の発電電力の大きさは、回転数Ngと界磁電流Ifgとの大きさにより決定される。
発電機7が発電した電力は、電線(パワーケーブル)9を介して電動モータ4に供給可能となっている。電線9の途中には、ジャンクションボックス10と、一般用切替ボックス50と、ヒータ用切替ボックス60が設けられている。
上記のジャンクションボックス10内には、発電機7と電動モータ4とを接続・遮断するリレー機構(継電器)が設けられている。このリレー機構は、電気信号を受けて、電磁石によりスイッチを開閉(ON/OFF)させる電磁リレーである。但し、実際には、半導体リレーやプログラムリレーでも良い。このリレー機構が接続されている状態で、発電機7から電線9を介して供給された直流の電力により電動モータ4を駆動する。すなわち、電動モータ4は直流電動機(DCモータ)である。また、ジャンクションボックス10内には、発電電圧を検出する発電機電圧センサと、発電電流を検出する発電機電流センサとが設けられている。これらのセンサは、検出信号を4WDコントローラ8に出力する。また、電動モータ4の駆動軸にはレゾルバが連結され、電動モータ4の磁極位置信号を4WDコントローラ8に出力する。
上記の一般用切替ボックス50は、リレー機構を構成し、4WDコントローラ8からの指令に応じて、バッテリ(蓄電池)52側に電力供給可能な状態にスイッチを切り替え、発電機7が発電した電力をバッテリ(蓄電池)52側に供給する。この一般用切替ボックス50は、例えばメカニカルリレー式や半導体リレー式によって形成されている。この一般用切替ボックス50とバッテリ52とを接続する電線55の途中には、電動モータ用の電圧(例えば42V)をバッテリ用の電圧(例えば14V)に変換する電圧変換器51が介装されている。バッテリ52は、ランプ類等の一般電装品54の電源となるものである。なお、本実施形態では、一般電装品54への給電要求及び給電停止要求が4WDコントローラ8に供給される。一般電装品54への給電要求及び給電停止要求として、一般電装品54からの電力要求及び停止要求の信号、若しくは運転手の操作による一般電装品54の作動指令及び停止指令の信号がある。4WDコントローラ8は、一般電装品54への給電要求及び給電停止要求に応じて、対応する一般電装品54への電力供給を制御する。また、バッテリ52には、蓄電量センサ53が設けられている。蓄電量センサ53は、バッテリ52の蓄電率を計測する。蓄電量センサ53は、計測した蓄電率を4WDコントローラに出力する。
上記のヒータ用切替ボックス60は、リレー機構を構成し、4WDコントローラ8からの指令に応じて、電気式ヒータ61側に電力供給可能な状態にスイッチを切り替え、発電機7が発電した電力を電気式ヒータ61側に供給する。電気式ヒータ61は、発熱体を有し、電力により熱を発生させる暖房装置又は電熱器である。このヒータ用切替ボックス60は、例えばメカニカルリレー式や半導体リレー式によって形成されている。このヒータ用切替ボックス60と電気式ヒータ61とを接続する電線62には、電動モータ用の電圧(例えば42V)で電力が供給される。したがって、電気式ヒータ61には、電線62を介して、電動モータ用の電圧(例えば42V)で電力が供給される。このように、本実施形態では、基本的に、一般電装品54の電源と電気式ヒータ61の電源は別系統としている。但し、制御に関しては、上記の一般電装品54の場合と同様に、電気式ヒータ61への給電要求及び給電停止要求が4WDコントローラ8に供給される。4WDコントローラ8は、電気式ヒータ61への給電要求及び給電停止要求に応じて、対応する電気式ヒータ61への電力供給を制御する。ここでは、電気式ヒータ61は多段式(複数の電気式ヒータの集合体)である。多段式の電気式ヒータ61の一部の段はバッテリ52に接続されていても良い。更に、ヒータ用切替ボックス60は、多段式の電気式ヒータ61の各段(段ごと)に設けられていても良い。すなわち、ヒータ用切替ボックス60は、電気式ヒータ61のスイッチであっても良い。若しくは電気式ヒータ61のスイッチと連動するリレー機構等であっても良い。
電動モータ4と左右後輪3L及び3Rとの間には、減速機11、クラッチ12、及びディファレンシャルギヤ13がこの順で介装され、電動モータ4が駆動すると、電動モータ4の出力が、減速機11、クラッチ12、及びディファレンシャルギヤ13を順に介して左右後輪3L及び3Rに伝達される。
クラッチ12は、例えば電磁式クラッチであって、4WDコントローラ8からの指令に応じて締結及び解放を行う。なお、本実施形態においては、クラッチ12を電磁式クラッチとしたが、実際には湿式多板クラッチ、パウダークラッチ、又はポンプ式クラッチであっても良い。クラッチ12は、4WDコントローラ8から出力されるクラッチ制御指令に応じて、締結状態又は解放状態となる。クラッチ12が締結状態となると、電動モータ4の駆動軸が左右後輪3L及び3Rに接続され、車両は四輪駆動状態となり、左右前輪1L及び1R及び左右後輪3L及び3Rが駆動輪となる。クラッチ12が解放状態となると、電動モータ4の駆動軸と左右後輪3L及び3Rとの接続が解除され、車両は二輪駆動状態となり、左右前輪1L及び1Rのみが駆動輪となる。
スロットルセンサ23は、二系統としており、メインスロットルバルブ15及びサブスロットルバルブ16のスロットル開度を検出する。このスロットルセンサ23は、例えばポテンショメータであり、メインスロットルバルブ15及びサブスロットルバルブ16のスロットル開度を電圧信号に変換して、4WDコントローラ8及びエンジンコントローラ18へ出力する。
4WDコントローラ8及びエンジンコントローラ18は、スロットルセンサ23からの電圧信号が入力され、メインスロットルバルブ15及びサブスロットルバルブ16のスロットル開度を判断する。4WDコントローラ8は、主としてペダル開度に応じて目標スロットル開度を設定し、この目標スロットル開度と実際のスロットル開度との偏差に応じてモータ制御量を設定する。スロットルモータコントローラ20は、このモータ制御量を発電機制御指令値C1(デューティ比)に変換し、パルス状の電流値によってスロットルモータ19を駆動制御する。
また、各車輪1L、1R、3L、3Rには、車輪速センサ24FL、24FR、24RL、24RRが設けられている。車輪速センサ24FL、24FR、24RL、24RRは、対応する車輪1L、1R、3L、3Rの回転速度に応じたパルス信号を車輪速検出値として4WDコントローラ8に出力する。
4WDコントローラ8は、エンジン回転数センサ21で検出されるエンジン回転数、上記の各車輪速センサ24FL〜24RRで検出される車輪速度信号、ジャンクションボックス10内の電圧センサ及び電流センサの出力信号、電動モータ4に連結されたレゾルバの出力信号及びアクセルペダル17の踏込み量に相当するアクセル開度等が入力される。
図2に示すように、発電機7は、出力電圧Vを調整するための電圧調整器(レギュレータ)25を備えており、4WDコントローラ8によって発電機制御指令値C1(デューティ比)が制御されることで、界磁電流Ifgを通じて、エンジン2に対する発電負荷トルクTh及び発電する電圧Vが制御される。すなわち、電圧調整器25は、4WDコントローラ8から発電機制御指令値C1(デューティ比)が入力されると、その発電機制御指令値C1に応じた値に発電機7の界磁電流Ifgを調整すると共に、発電機7の出力電圧Vを検出して4WDコントローラ8に出力可能となっている。なお、発電機7の回転数Ngは、エンジン2の回転数Neからプーリ比に基づき演算することが可能である。
ジャンクションボックス10内には、電流センサ10Aが設けられている。電流センサ10Aは、4WDコントローラ8に接続され、発電機7から電動モータ4に供給される電力の電流値Iaを検出し、この検出した電機子電流信号を4WDコントローラ8に送信する機能を有している。また、電線9の電圧(電動モータ4の電圧)が、4WDコントローラ8で検出される。また、ジャンクションボックス10内には、リレー10Bが設けられており、4WDコントローラ8からの指令によって、電動モータ4に供給される電圧(電流)の接続・遮断が制御される。
電動モータ4は、4WDコントローラ8からの指令(界磁制御出力)によって界磁電流Ifmが制御されると、その界磁電流Ifmの調整によってトルクが調整される。電動モータ4内には、電動モータ4の温度を測定するためのサーミスタ(thermistor)4Aが設けられている。4WDコントローラ8は、サーミスタ4Aを用いて電動モータ4の温度を測定する。
また、電動モータ4は、電動モータ4の駆動軸の回転数Nmを検出するモータ回転数センサ26を備える。モータ回転数センサ26は、二系統としており、電動モータ4の駆動軸の回転数Nmを検出すると、この検出した電動モータ4の回転数信号を示す情報信号を、4WDコントローラ8に出力する。
また、4WDコントローラ8は、加速度センサ27、シフトセンサ28、選択スイッチ(4WDスイッチ)29、及びブレーキストロークセンサ30からの各検出信号が入力される。
加速度センサ27は、車両前後方向の加減速度を検出する。この加速度センサ27は、例えば固定電極に対する可動電極の位置変位を静電容量の変化として検出しており、加減速度と方向に比例した電圧信号に変換して4WDコントローラ8へ出力する。4WDコントローラ8は、入力した電圧信号から加減速度を判断する。
シフトセンサ28は、トランスミッション5Aのシフトポジション(走行レンジ)を検出する。なお、シフトポジションは、運転者によるシフトレバーの操作や、4WDコントローラ8による自動運転制御により切り替えられる。このシフトセンサ28は、例えば複数のホール素子を備え、夫々のON/OFF信号を4WDコントローラ8へ出力する。4WDコントローラ8は、ON/OFF信号の組み合わせからシフトポジションを判断する。
選択スイッチ29は、駆動方式の選択状態を検出する。この選択スイッチ29は、運転者が操作可能となるように運転席近傍に設けてあり、運転者の操作により、二輪駆動(2WD)方式と、四輪駆動(4WD)方式と、のいずれか一方が選択される。二輪駆動方式とは、左右前輪1L及び1Rをエンジン2で駆動し、且つ左右後輪3L及び3Rを電動モータ4で駆動しない駆動形態である。また、四輪駆動方式とは、左右前輪1L及び1Rをエンジン2で駆動し、且つ左右後輪3L及び3Rを電動モータ4で駆動する駆動形態である。選択スイッチ29は、例えば所謂c接点(切換接点)の検出回路を介して、二輪駆動方式及び四輪駆動方式の切替え状態に応じた電圧信号を4WDコントローラ8に出力する。4WDコントローラ8は、入力された電圧信号から二輪駆動方式及び四輪駆動方式の切替え状態を判断する。
ブレーキストロークセンサ30は、制動指示操作部であるブレーキペダル31のストローク量を検出する。ブレーキストロークセンサ30は、検出したブレーキストローク量を制動コントローラ32及び4WDコントローラ8に出力する。制動コントローラ32は、入力したブレーキストローク量に応じて、各車輪1L、1R、3L、3Rに装備したディスクブレーキ等の制動装置(ブレーキ)33FL、33FR、33RL、33RRを通じて、車両に作用する制動力を制御する。
なお、4WDコントローラ8は、上記のセンサ及びスイッチ類からの各信号を入力しているが、実際にはこれに限定されるものではない。例えば、4WDコントローラ8を他のコントロールユニットとツイストペア線で接続し、CSMA/CA方式の多重通信(CAN:Controller Area Network)を介して、他のコントロールユニットから各種データを受信しても良い。
また、エンジンコントローラ18は、4WDコントローラ8とのCAN通信により、上記のセンサ及びスイッチ類からの各信号を受信しても良い。
本実施形態では、上記の車両のような、左右前輪1L及び1Rをエンジン2により駆動し、左右後輪3L及び3Rを電動モータ4により駆動するモータ駆動車両において、電動モータ4へ電力を供給する発電機7の電力を、電気式ヒータ61への給電要求に応じて、電気式ヒータ61にも供給する。そのため、本実施形態に係る車両は、従動輪を駆動する電動モータ4と、電動モータ4へ電力を供給する発電機7と、発電機7の電力の供給先を電気式ヒータ61若しくは電動モータ4に切り替えるリレーを備え、条件によって発電機7の電力の供給先をリレーで切り替える。
図3に示すように、4WDコントローラ8は、電装品給電制御部8Aと、ヒータ給電制御部8Bと、モータ給電制御部8Cと、発電電圧制御部8Dを備える。
電装品給電制御部8Aは、一般電装品54への給電要求があるか否かを判定し、一般電装品54への給電要求があると判定した場合には、バッテリ52側に電力供給可能な状態(通電状態)にするため、一般用切替ボックス50に対し、リレー機構を開放状態(OFF)から閉成状態(ON)に切り替える指令を出力する。また、一般電装品54への給電停止要求があるか否かを判定し、一般電装品54への給電停止要求があると判定した場合には、バッテリ52側に電力供給不能な状態(遮断状態)にするため、一般用切替ボックス50に対し、リレー機構を閉成状態(ON)から開放状態(OFF)に切り替える指令を出力する。
ヒータ給電制御部8Bは、電気式ヒータ61への給電要求があるか否かを判定し、電気式ヒータ61への給電要求があると判定した場合には、電気式ヒータ61側に電力供給可能な状態(通電状態)にするため、ヒータ用切替ボックス60に対し、リレー機構を開放状態(OFF)から閉成状態(ON)に切り替える指令を出力する。また、電気式ヒータ61への給電停止要求があるか否かを判定し、電気式ヒータ61への給電停止要求があると判定した場合には、電気式ヒータ61側に電力供給不能な状態(遮断状態)にするため、ヒータ用切替ボックス60に対し、リレー機構を閉成状態(ON)から開放状態(OFF)に切り替える指令を出力する。
モータ給電制御部8Cは、車両の駆動方式が切り替えられたか否かを判定し、車両の駆動方式が切り替えられたと判定した場合、ジャンクションボックス10を制御することで、発電機7から電動モータ4への電力供給(通電)と遮断を制御する。例えば、二輪駆動(2WD)方式から四輪駆動(4WD)方式に切り替えられた時には、リレー10Bを閉成状態(ON)にして、発電機7から電動モータ4への電力供給を行う。反対に、四輪駆動(4WD)方式から二輪駆動(2WD)方式に切り替えられた時には、リレー10Bを開放状態(OFF)にして、発電機7から電動モータ4への電力供給を遮断する。
発電電圧制御部8Dは、発電機7の発電電圧を調整し、一般電装品用の電圧(例えば14V)、若しくは、それより高い電圧(例えば42V)にする。なお、一般電装品用の電圧は、上記のバッテリ用の電圧(例えば14V)と等しい。また、一般電装品用の電圧より高い電圧は、上記の電動モータ用の電圧(例えば42V)と等しい。
以下、図4〜図8を参照して、本実施形態における電力供給方式の実施例の概要について説明する。
なお、図中において、「G」(Generator)は発電機7、「A」(Appliance)は一般電装品54、「J/B」(Junction Box)はジャンクションボックス10、「M」(Motor)は電動モータ4を示す。
[実施例1]
図4に示すように、図1、図2の構成において、選択スイッチ29において二輪駆動(2WD)方式が選択され、ジャンクションボックス10が発電機7と電動モータ4とを遮断している時は、発電機7の電力を電気式ヒータ61へ供給する。
[実施例2]
図5に示すように、発電機7の発電電圧を、一般電装品用の電圧(例えば14V)より高い電圧(例えば42V)にした上で、発電機7から電気式ヒータ61へ電力を供給する。これにより、バッテリ52のみから電力が供給される場合と比べて、発電機7の発電電圧とバッテリ52の電圧との電位差の分、多段式の電気式ヒータ61の段数を多くすることができる。例えば、図5に示すように、電位差による増設分63を設置することで、電気式ヒータ61の台数を増やすことができる。
[実施例3]
図6に示すように、発電機7の発電電圧を、一般電装品用の電圧(例えば14V)より高い電圧(例えば42V)にした上で、必要に応じて、発電機7から、多段式の電気式ヒータ61の一部の段若しくは全段に対して電力を供給する。例えば、多段式の電気式ヒータ61のうち、一部の段はバッテリ52から電力を供給され、残りの段は発電機7が発電した電力を供給される。例えば、図6に示すように、多段式の電気式ヒータ61は、発電機側ヒータ61aと、バッテリ側ヒータ61bを含む。発電機側ヒータ61aは、発電機7が発電した電力を供給される。バッテリ側ヒータ61bは、バッテリ52から電力を供給される。
[実施例4]
図7に示すように、発電機7の発電電圧を、一般電装品用の電圧(例えば14V)にした上で、発電機7から電気式ヒータ61へ電力を供給する。このとき、4WDコントローラ8は、電動モータ4の使用時には、発電機7の発電電圧を、バッテリ52の電圧よりも高くする。少なくとも、電動モータ4の使用時には、電動モータ4を駆動するための電力・電圧が必要になるためである。反対に、電動モータ4の不使用時には、発電機7の発電電圧を、バッテリ52の電圧と等しくする。電動モータ4の不使用時には、電動モータ4を駆動する必要が無いため、一般電装品54に供給される電力と同等の電力を発電し、バッテリ52の代わりとして電気式ヒータ61に電力供給すれば良い。例えば、停車中、アイドリング中、若しくは選択スイッチ29において二輪駆動(2WD)方式が選択され、ジャンクションボックス10が発電機7と電動モータ4とを遮断している時は、電動モータ4への電力供給が不要であり、一般電装品用の電圧(例えば14V)より高い電圧(例えば42V)にしなくても良いため、発電機7の発電電圧を、一般電装品用の電圧(例えば14V)にすることができる。
これにより、電気式ヒータ61として、一般電装品用の電圧(例えば14V)に対応した従来の電気式ヒータを使用することができる。更に、電気式ヒータ61は、発電機7から電力を供給され、従来のようにバッテリ52からの電力を一般電装品54と分け合う必要が無いため、バッテリ52からの電力を一般電装品54と分け合う場合と比べて配電に余裕ができ、多段式の電気式ヒータ61の段数を多くすることができる。例えば、図7に示すように、配電の余裕による増設分64を設置することで、電気式ヒータ61の台数を増やすことができる。
なお、実際には、発電機7の発電電圧を、一般電装品用の電圧(例えば14V)より高い電圧(例えば42V)に維持した状態で、ヒータ用切替ボックス60と電気式ヒータ61とを接続する電線62の途中に、電圧変換器51に相当する電圧変換器を介装することにより、電動モータ用の電圧(例えば42V)をバッテリ用の電圧(例えば14V)に変換して電力供給することも可能である。
[実施例5]
図8に示すように、発電機7の発電電圧を一般電装品用の電圧(例えば14V)にした上で、必要に応じて、発電機7から、多段式の電気式ヒータ61の一部の段若しくは全段に対して電力を供給する。例えば、図8に示すように、多段式の電気式ヒータ61は、発電機側ヒータ61aと、バッテリ側ヒータ61bを含む。発電機側ヒータ61aは、発電機7が発電した電力を供給される。バッテリ側ヒータ61bは、バッテリ52から電力を供給される。
[変形例]
上記の説明では、電気式ヒータ61は、発電機7とバッテリ52のいずれか一方を電源としているが、実際には、電気式ヒータ61は、発電機7及びバッテリ52の両方を電源とし、状況に応じて切り替えられるようにしても良い。例えば、電気式ヒータ61は、ヒータ用切替ボックス60のリレー機構が開放状態(OFF)であり、発電機7と電気式ヒータ61とが電気的に接続されていない場合には、バッテリ52から電力供給を受けるようにする。反対に、ヒータ用切替ボックス60のリレー機構が閉成状態(ON)であり、発電機7と電気式ヒータ61とが電気的に接続されている場合には、発電機7から電力供給を受けるようにする。この場合、バッテリ52と電気式ヒータ61との間にも電源切替用のリレー機構(図示せず)を設け、ヒータ用切替ボックス60のリレー機構が開放状態(OFF)の場合には当該電源切替用のリレー機構を閉成状態(ON)に切り替え、ヒータ用切替ボックス60のリレー機構が閉成状態(ON)の場合には当該電源切替用のリレー機構を開放状態(OFF)に切り替えると好ましい。電源切替用のリレー機構は、ヒータ用切替ボックス60のリレー機構と連動するため、4WDコントローラ8のヒータ給電制御部8Bにより制御すると好ましい。
また、ジャンクションボックス10とヒータ用切替ボックス60とを同時制御により連動させ、又は一体化し、発電機7からの電力を、電動モータ4と電気式ヒータ61とに振り分けるようにしても良い。このとき、発電機7からの電力を、電動モータ4と電気式ヒータ61とに同時に供給可能にしても良い。若しくは、発電機7からの電力を、電動モータ4と電気式ヒータ61のいずれかに供給するようにしても良い。発電機7からの電力の供給先を、電動モータ4と電気式ヒータ61のいずれかに切り替える場合には、所謂c接点を持つリレー機構を利用しても良い。例えば、電動モータ4の電力不足を回避するため、電動モータ4の使用中には電気式ヒータ61を使用しない構成とすることが考えられる。
また、上記の説明において、電気式ヒータ61の代わりに、一般電装品用の電圧より高い電圧を必要とする高電圧電装品を設置しても良い。すなわち、電気式ヒータ61は一例に過ぎない。また、一般電装品54の数が多くバッテリ52からの電力供給では電力不足となる場合に、電気式ヒータ61の代わりに、これら多数の一般電装品54を設置しても良い。
なお、バッテリ52の代わりに、上記の発電機7とは別の発電機(例えば小型発電機)を設けても良い。この発電機は、一般電装品54に電力を供給するための発電機である。したがって、この発電機の発電電圧は一般電装品用の電圧(例えば14V)である。このような、一般電装品54に電力を供給するためのバッテリ52及び発電機を「一般用電源」と称する。
[本実施形態の効果]
本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)本実施形態に係るモータ駆動車両は、主駆動輪を駆動する内燃機関(エンジン)と、従駆動輪を駆動可能な電動モータと、内燃機関の動力で駆動され且つ発電した電力を電動モータに供給可能な発電機とを備えたモータ駆動車両である。当該モータ駆動車両は、電力により熱を発生させる電気式ヒータへの給電要求を受けると、発電機と電気式ヒータとを接続する電線の途中に設けられた継電器を制御して、この電線を通電状態に切り替え、発電機から電気式ヒータに電力を供給する。
このように構成することで、一般電装品等へ供給する発電機の発電能力やバッテリの容量が小さくて電気式ヒータへ十分な電力を供給できないような車両又は装置構成においても、電動モータ用の発電機を利用して電力を電気式ヒータへ供給でき、一般電装品等へ供給する発電機の発電能力やバッテリの容量を大きくすることなく、暖房性能を満たすことができる。
(2)上記のモータ駆動車両は、一般電装品に電力を供給するための一般用電源と、電動モータ用の発電機の発電電圧を一般用電源の電圧以上にする発電電圧制御装置とを更に備える。電気式ヒータは、多段式であり、少なくとも一部の段が電動モータ用の発電機から電力供給を受ける。なお、一般用電源は、一般電装品等に電力を供給するための電動モータ用の発電機又はバッテリである。一般用電源の電圧は、例えば14Vである。また、通常、電動モータに供給される電力の電圧は、例えば42Vである。
このように構成することで、電気式ヒータの電源と一般電装品の電源とを別系統とすることができる。したがって、電気式ヒータと一般電装品とは、同じ電源から供給される電力を分け合う必要がなくなり、従来よりも供給される電力に余裕が生じるため、互いに十分な電力を確保することができる。また、電気式ヒータが多段式である場合に、電気式ヒータの一部の段若しくは全段の電源を電動モータ用の発電機とすることができる。これにより、仮に一般用電源からの電力供給に問題が生じた場合にも、電動モータ用の発電機から電力供給を受ける電気式ヒータは影響を受けずに稼動することができる。
(3)上記のモータ駆動車両は、電動モータ用の発電機の発電電圧を一般用電源の電圧より高くする。
このようにすることで、電気式ヒータの電源が電動モータ用の発電機のみであっても、従来のように電気式ヒータの電源が一般用電源のみである場合と比べて、電源電圧が高くなり、電動モータ用の発電機の発電電圧と一般用電源の電圧との電位差の分、電気式ヒータの段数(台数)を増やすことが可能である。
(4)多段式の電気式ヒータは、一般用電源から電力供給を受ける段と、電動モータ用の発電機から電力供給を受ける段とにより形成されている。
このように構成することで、上記のモータ駆動車両において、一般用電源から電力供給を受ける電気式ヒータと、電動モータ用の発電機から電力供給を受ける電気式ヒータを併設することができる。また、多段式の電気式ヒータの段毎に電源を分散させることができる。
(5)上記のモータ駆動車両は、電動モータ用の発電機の発電電圧を、電動モータの使用時には一般用電源の電圧よりも高くし、電動モータの不使用時には一般用電源の電圧と等しくする。
駆動方式が四輪駆動(4WD)方式である時に、電動モータ用の発電機の発電電圧が一般用電源の電圧以下である場合、電動モータを駆動するための電力が不足する可能性がある。反対に、駆動方式が二輪駆動(2WD)方式である時には、電動モータを駆動するための電力を考慮する必要が無い。したがって、電動モータの使用時には、電動モータ用の発電機の発電電圧を一般用電源の電圧よりも高くすることで、電動モータを駆動するための十分な電力を確保することができる。また、電動モータの不使用時には、電動モータ用の発電機の発電電圧を一般用電源の電圧と等しくすることで、電気式ヒータを使用するための必要最低限の電力を確保した上で、電動モータ用の発電機の発電量を削減することができ、燃費や環境に配慮した構成にすることができる。また、電気式ヒータは、電動モータ用の発電機から電力供給を受けるため、一般用電源の電圧と同じ電圧であっても、従来のように一般用電源のみから電力供給を受ける場合と比べて、他の一般電装品と電力を分け合う必要がない分、配電に余裕が生じるため、電気式ヒータの段数を増やすことができる。したがって、従来よりも多い段数で、暖房性能を向上することができる。
(6)電気式ヒータは、電線が遮断状態のときには一般用電源から電力供給を受け、電線が通電状態のときには電動モータ用の発電機から電力供給を受ける。
例えば、電動モータ用の発電機が電動モータに電力供給しており電気式ヒータに電力供給できない場合、電気式ヒータは一般用電源から電力供給を受ける。反対に、電動モータ用の発電機が電動モータに電力供給しておらず電気式ヒータに電力供給できる場合、電気式ヒータは当該発電機から電力供給を受ける。このように、電動モータ用の発電機及び一般用電源の両方を電気式ヒータの電源として使用可能にすることで、電気式ヒータは、常に電動モータ用の発電機と一般用電源のいずれかから電力供給を受けることができるようになる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、実際には、上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
1L及び1R…左右前輪、2…エンジン(内燃機関)、3L及び3R…左右後輪、4…電動モータ(電動機)、5…オートマチックトランスアクスル、5A…トランスミッション(変速機)、5B…ディファレンシャルギヤ(差動歯車)、6…無端ベルト(Vベルト)、7…発電機(ジェネレータ)、8…4WDコントローラ、9…電線(パワーケーブル)、10…ジャンクションボックス、10A…電流センサ、10B…リレー、11…減速機、12…クラッチ、13…ディファレンシャルギヤ、14…吸気管路、15…メインスロットルバルブ、16…サブスロットルバルブ、17…アクセルペダル、18…エンジンコントローラ、19…スロットルモータ、20…スロットルモータコントローラ、21…エンジン回転数センサ、22…アクセルセンサ、23…スロットルセンサ、24FL、24FR、24RL、及び24RR…車輪速センサ、25…電圧調整器(レギュレータ)、26…モータ回転数センサ、27…加速度センサ、28…シフトセンサ、29…選択スイッチ、30…ブレーキストロークセンサ、31…ブレーキペダル、32…制動コントローラ、33FL、33FR、33RL、及び33RR…制動装置(ブレーキ)、50…一般用切替ボックス、51…電圧変換器、52…バッテリ(蓄電池)、53…蓄電量センサ、54…一般電装品、55…電線、60…ヒータ用切替ボックス、61…電気式ヒータ、61a…発電機側ヒータ、61b…バッテリ側ヒータ、62…電線、63…電位差による増設分、64…配電の余裕による増設分

Claims (6)

  1. 主駆動輪を駆動する内燃機関と、
    従駆動輪を駆動可能な電動モータと、
    前記内燃機関の動力で駆動され且つ発電した電力を前記電動モータに供給可能な発電機と、
    前記発電機と電線を介して接続され且つ電力により熱を発生させる電気式ヒータと、
    前記電線の途中に設けられ、前記電線の通電状態と遮断状態とを切り替える継電器と、
    前記電気式ヒータへの給電要求を受けると、前記継電器を制御して前記電線を通電状態に切り替え、前記発電機から前記電気式ヒータに電力を供給する給電制御装置と、を備えることを特徴とするモータ駆動車両。
  2. 一般電装品に電力を供給するための一般用電源と、
    前記発電機の発電電圧を、前記一般用電源の電圧以上にする発電電圧制御装置と、
    を更に備え、
    前記電気式ヒータは、多段式であり、少なくとも一部の段が前記発電機から電力供給を受けることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動車両。
  3. 前記発電電圧制御装置は、前記発電機の発電電圧を前記一般用電源の電圧より高くすることを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動車両。
  4. 多段式の前記電気式ヒータは、前記一般用電源から電力供給を受ける段と、前記発電機から電力供給を受ける段とにより形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のモータ駆動車両。
  5. 前記発電電圧制御装置は、前記発電機の発電電圧を、前記電動モータの使用時には前記一般用電源の電圧よりも高くし、前記電動モータの不使用時には前記一般用電源の電圧と等しくすることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のモータ駆動車両。
  6. 前記電気式ヒータは、前記電線が遮断状態のときには前記一般用電源から電力供給を受け、前記電線が通電状態のときには前記発電機から電力供給を受けることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のモータ駆動車両。
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