JP2015208588A - 洗浄布 - Google Patents

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【課題】汚れを容易に洗い落として短時間で乾燥することのできる洗浄布を提供すること。
【解決手段】一枚布の洗浄布1であって、中空状の布部材2と、布部材2の一軸方向に配列されて縫い込まれた複数の縦糸3とを備えるものを提供する。布部材2の端部に該端部に沿って貫通する袋部6を形成し、乾燥を容易にする。複数の縦糸3のうちの隣り合う2つの縦糸の間に横糸4や綿状体5を設けて目の粗さを調整し、布部材2の一方の面を細目に、他方の面を粗目にすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、被洗浄物を洗浄するための洗浄布に関する。
食器等の被洗浄物を洗浄する際に用いられる洗浄具は、スポンジ製のものがほとんどである。スポンジ製の洗浄具では、洗浄して食器等から除去する油脂等の汚れがスポンジの内部に残ってしまう。このため、食器等を繰り返し洗浄すると、汚れを落とす効果が薄れてしまうとともにスポンジ内の汚れが食器等に付着してしまい、洗浄された食器に匂いが残ってしまうという問題がある。
この問題に対して、布製の洗浄具(洗浄布と呼ぶ)が提案されている(例えば特許文献1参照)。しかし、洗浄布であっても、汚れが残ると同様の問題が生じることに変わりはない。
実用新案登録第3082495号公報
本発明は、汚れを容易に洗い落として短時間で乾燥することのできる洗浄布を提供することを課題とする。
汚れは水に溶解して洗浄布(スポンジ)に残ることが多い。洗浄布自身が容易に洗浄でき、短時間で乾燥することのできるものであれば、洗浄された食器等に匂いが残ることが極めて少なくなる。
本発明の洗浄布は、
被洗浄物を洗浄するための一枚布の洗浄布であって、
中空状の布部材と、
前記布部材の一軸方向に配列されて縫い込まれた複数の縦糸とを備えることを特徴とする。
一枚の中空状の布部材より形成される洗浄布であり、汚れを洗い落として短時間で乾燥することができる。また、2枚の布の間に水や汚れが残存してしまうことがない。
一枚布を薄手のものとすることもでき、哺乳瓶やコップの内面などの洗浄具や洗浄布が届きづらい箇所も容易に洗浄することができる。
本発明の洗浄布は、
前記布部材の一面の前記複数の縦糸のうちの隣り合う2つの縦糸の1組以上に、前記2つの縦糸の間に前記一軸方向に5mm以下の間隔で架設され、前記2つの縦糸の距離よりも長い複数の横糸を備えることを特徴とする。
横糸が縦糸の距離よりも長い分の余長を有するので、中空状の布部材の粗目の間に入り、より細目となる。
本発明の洗浄布は、
前記横糸を備える前記縦糸の組が2組以上あり、
前記横糸は、全ての前記縦糸の組について前記布部材の同一の一面に備えられていることを特徴とする。
布部材の一方の面を細目に、他方の面を粗目にすることができる。
本発明の洗浄布は、
前記布部材の一面の前記複数の縦糸のうちの隣り合う2つの縦糸の1組以上に、前記2つの縦糸の間の前記布部材の前記同一の一面を被覆する中空の綿状体を備えることを特徴とする。
綿状体によっても細目を構成できる。
本発明の洗浄布は、
前記中空の綿状体を備える前記縦糸の組が2組以上あり、
前記中空の綿状体及び前記横糸は、全ての前記縦糸の組について前記布部材の同一の一面に備えられていることを特徴とする。
横糸と綿状体とを合わせて、布部材の一方の面を細目に、他方の面を粗目にすることができる。
本発明の洗浄布は、
前記布部材の一端部に該端部に沿って貫通する袋部が形成されることを特徴とする。
袋部に乾燥に際して吊下げるための紐部材を通すことができる。また、袋部を布巾掛け等に通して洗浄布を乾燥させることができる。
本発明の洗浄布は、汚れを容易に洗い落として短時間で乾燥することができる。
図1は、洗浄布の全体構成を示す図である。 図2は、洗浄布の布部の構成を示す図である。 図3は、洗浄布の袋部の構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、洗浄布1の全体構成を示す図である。洗浄布1は、布部材2に縦糸3が縫い込まれた布部と、袋部6とを備えている。袋部6は、中央に切れ目61があり、紐部材71及び72が挿入されている。
布部は、ポリプロピレン等の合成樹脂の糸を粗目に織った布部材2を用いて矩形状に構成された一枚布である。布目は例えば1〜2mm間隔の粗いものであり、布の一面から他面に水が通る中空状のものである。布部に、洗浄液を滴下し、適度に泡立てて、被洗浄物を洗浄することができる。
図2は、洗浄布1の布部の構成を示す図である。布部は、布部材2、複数の縦糸3、複数の横糸4及び綿状体5から構成される。
複数の縦糸3は、一例として布部材2に用いられるものと同じ合成樹脂の糸である。縦糸3は、例えば3〜6mmの間隔を設けて図2(A)の横方向に配列される。
複数の横糸4は、一例として縦糸3の2倍の太さの合成樹脂の糸である。複数の縦糸3のうちの隣り合う2つの縦糸3間に架設される。横糸4は、例えば2〜4mmの間隔を設けて図2(A)の縦方向に配列される。2つの縦糸3の距離よりも長いので、例えば図2(A)に示すようにアーチ状となる。この結果、食器を洗浄する際には布部材2よりも多くの糸が食器に接し、布部材2よりも細目の布で洗浄するような効果を持つ。細目の度合いは、横糸4の長さ及び間隔によって調整可能である。
綿状体5は、一例として合成樹脂の糸を積層して絡ませたものである。複数の縦糸3のうちの隣り合う2つの縦糸3間に設けられ、布部材2を被覆する。綿状体5は、糸の間隔が布部材2よりも狭い(細目)である。
布部は多数の縦糸3を備えるが、以下、8本の縦糸3a〜3hにより説明する。他の縦糸についても同様である。
本実施形態の洗浄布1では、縦糸3aと3bの間及び3eと3fの間に横糸4が架設され、縦糸3cと3dの間及び3gと3hの間に綿状体5が設けられている。縦糸間の状況は、左から順に、横糸4、布部材2(横糸4も綿状体5もない)、綿状体5、布部材2となり、これが繰り返される。
縦糸間の状況は、本実施形態と異なる順番や頻度であってもよい。横糸4及び綿状体5によって洗浄布1が細目になるので、いかなる細目を実現したいかに応じて、横糸4及び綿状体5の順番及び頻度を調整すればよい。
図2(B)に示すように、横糸4及び綿状体5は、布部材2の片面のみに設けられている。図の上側の面は横糸4及び綿状体5によって細目になり、図の下側の面は布部材2の粗目のままである。1枚布の洗浄布1の表裏で異なる目の粗さとなっている。洗浄する食器や汚れに対応して使い分けることができる。
なお、2つの面の目の粗さは、それぞれの面における横糸4及び綿状体5の順番及び頻度、横糸4の間隔及び長さによって調整可能であり、各種の設計に対応できる。
図3は、洗浄布1の袋部6の構成を示す図である。
袋部6は、図3(A)(図1における右側面図)に示すように、布部材2の1端部(矩形の1辺)に沿って貫通し、両端は開口である。袋部6は、布部材2と同じ布製である。または布部材2を延長して袋部6を作成してもよい。(この場合、縦糸3、横糸4及び/または綿状体5を袋部が有していてもよい。)
袋部6は、図1に示したように、その中間に切れ目61を有している。
袋部6の内部には、布部材2が突出し、紐部材71及び72が突出した布部材2を周回して開口から導出されている。図3(B)は図3(A)のS線断面図であり、紐部材71及び72と布部材2との関係を示している。一方の開口から紐部材71が、他方の開口から紐状体72が、それぞれ導出されている。紐部材71及び72は、一例として、合成樹脂性の網紐である。
突出した布部材2は、袋部6の上端には達しておらず、袋部6の上部には空洞部62が存在する。
以下、洗浄布1を用いた食器の洗浄と、その後の洗浄布の汚れ落とし及び乾燥について説明する。
食器の洗浄に当たっては、洗浄布1に液体洗剤をかけ、食器の表面を洗浄布1で拭く。この際、スポンジを用いるよりも多目の液体洗剤を使用する。洗浄する食器や汚れに対応して、洗浄布1の面を使い分ける。大型の食器や汚れの多い食器には粗目の面、小型の食器や汚れの少ない食器には細目の面を使用することができる。
食器の洗浄の後、洗浄布1の汚れ及び洗剤を落とす。洗浄布1は中空であり、水が透過するので、流水を掛ける、水を入れたボウルの中で揺する等によって容易に汚れ及び洗剤を落とすことができる。
その後、洗浄布1を乾燥させる。空洞部62に布巾掛けを通すことで、洗浄布1が拡げられた状態で干すことができる。また、布巾掛けを使用しない場合には、切れ目61から紐部材71及び72を引き出してクリップ等に止めることもできる。更に乾燥させるための空間を小さくしたい場合には、紐部材71及び72を袋部6の空洞から引き出すと、布部材2が紐部材71及び72によって圧縮され、コンパクトに干すことができる。
以上のいずれの干し方であっても、洗浄布1が中空であって乾燥が速く、短時間で乾燥させることができる。朝食と昼食の間、昼食と夕食の間(いずれも3時間以上と考えられる)に乾燥させることができ、1枚の洗浄布1を繰り返し使用しても、洗浄された食器に匂いが残ってしまうという問題がない。
本発明の洗浄布は、汚れを容易に洗い落して短時間で乾燥するものであり、多くの個人(特に主婦)による利用が期待される。
1 洗浄布
2 布部材
3 縦糸
4 横糸
5 綿状体
6 袋部
61 切れ目
62 空洞部
71 紐部材
72 紐部材

Claims (6)

  1. 被洗浄物を洗浄するための一枚布の洗浄布であって、
    中空状の布部材と、
    前記布部材の一軸方向に配列されて縫い込まれた複数の縦糸とを備えることを特徴とする洗浄布。
  2. 前記布部材の一面の前記複数の縦糸のうちの隣り合う2つの縦糸の1組以上に、前記2つの縦糸の間に前記一軸方向に5mm以下の間隔で架設され、前記2つの縦糸の距離よりも長い複数の横糸を備えることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄布。
  3. 前記横糸を備える前記縦糸の組が2組以上あり、
    前記横糸は、全ての前記縦糸の組について前記布部材の同一の一面に備えられていることを特徴とする、請求項2に記載の洗浄布。
  4. 前記布部材の一面の前記複数の縦糸のうちの隣り合う2つの縦糸の1組以上に、前記2つの縦糸の間の前記布部材の前記同一の一面を被覆する中空の綿状体を備えることを特徴とする、請求項3に記載の洗浄布。
  5. 前記中空の綿状体を備える前記縦糸の組が2組以上あり、
    前記中空の綿状体及び前記横糸は、全ての前記縦糸の組について前記布部材の同一の一面に備えられていることを特徴とする、請求項4に記載の洗浄布。
  6. 前記布部材の一端部に該端部に沿って貫通する袋部が形成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の洗浄布。
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