JP2015207897A - 画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents

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泰裕 阿部
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智 大宮
祐一郎 宿谷
Yuichiro Shukutani
祐一郎 宿谷
真 東山
Makoto Higashiyama
真 東山
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Masahiko Oikawa
雅彦 及川
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達也 宮寺
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Abstract

【課題】回路の規模を小さくすることができることを目的とする。【解決手段】画像データに基づく画像、及びテストパターンを画像形成する画像形成であって、前記画像データの画素の間引き処理を行い、前記テストパターンのデータを生成する生成処理を行い、ディザリングに係るデータを生成するディザリングデータ生成手段と、を有し、前記間引き処理は、前記画像データに基づく画像を画像形成する場合、前記ディザリングデータ生成手段から前記ディザリングに係るデータを取得し、前記生成処理手段は、前記テストパターンを画像形成する場合、前記間引き処理手段が前記ディザリングに係るデータを取得するのと共通の前記ディザリングデータ生成手段から前記ディザリングに係るデータを取得することで上記課題を解決する。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、及び画像形成方法に関する。
従来、中間転写ベルト上に補正用のトナーパターンを形成し、補正を行う方法が知られている。補正は、第1階調範囲の第1テストパターン像、及び第1階調範囲の一部である第2階調範囲の第2テストパターン像の濃度に基づいて階調再現性を補正する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、ディザリング(Dithering)用の回路、及びレジスタ(register)等が共通化されていないため、回路の規模が大きくなってしまう場合があった。
本発明の1つの側面は、回路の規模を小さくすることを目的とする。
一態様における、画像データに基づく画像、及びテストパターンを画像形成する画像形成装置であって、前記画像データの画素の間引き処理を行う間引き処理手段と、前記テストパターンのデータを生成する生成処理を行う生成処理手段と、ディザリングに係るデータを生成するディザリングデータ生成手段と、を有し、前記間引き処理手段は、前記画像データに基づく画像を画像形成する場合、前記ディザリングデータ生成手段から前記ディザリングに係るデータを取得し、前記生成処理手段は、前記テストパターンを画像形成する場合、前記間引き処理手段が前記ディザリングに係るデータを取得するのと共通の前記ディザリングデータ生成手段から前記ディザリングに係るデータを取得することを特徴とする。
回路の規模を小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を説明する概要図である。 本発明の一実施形態に係るハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るディザリングに係る回路の送信先の切り替えの一例を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係るディザリングの一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る中間調の濃度補正の一例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
<第1実施形態>
<画像形成装置の概略構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を説明する概要図である。
画像形成装置1000は、例えば、ファクシミリ装置、印刷装置(プリンタ)、複写機、又は複合機等である。
画像形成装置1000は、例えば図1で図示するようにカラー画像形成でタンデム方式と称される二次転写機構を有する電子写真方式の画像形成装置である。以下、図1の場合を例に説明する。
画像形成装置1000は、例えばイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)等の各色に対応した別々の感光体ドラム(以下、「感光体」と略称する)を有する(以下、適宜括弧内に示した記号で色を表す場合がある)。
画像形成装置1000は、光学装置101と、像形成部102と、転写部103と、を有する。光学装置101、像形成部102、及び転写部103が、画像形成とテストパターン形成を行う。
光学装置101は、複数の光源(図示せず)から放出された光ビームBMを、ポリゴンミラー110で偏向させ、走査レンズ111a、111bに入射させる。走査レンズ111a、111bは、例えばfθレンズ等である。
光ビームBMは、イエロー(Y)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の各色に対応した数である。光ビームBMは、走査レンズ111a、及び走査レンズ111bを通過した後、反射ミラー112y〜112cで反射される。
例えば、イエローの光ビームYは、走査レンズ111aを透過して反射ミラー112yで反射される。他のブラック、マゼンタ、及びシアンの色も同様であるため、ここでは説明を省略する。
WTLレンズ113y〜113cは、反射ミラー112y〜112cから反射されて入射された各色の光ビームY〜Cを整形した後、反射ミラー114y〜114cに各色の光ビームY〜Cを偏向させる。
反射ミラー114y〜114cで偏向された各光ビームY〜Cは、反射ミラー115y〜115cで反射する。反射の後、光ビームY〜Cは、露光のために感光体120y〜120cに像状照射される。
感光体120y〜120cへの各色の光ビームY〜Cの照射は、上述したWTLレンズ113y〜113c、反射ミラー114y〜114c、及び反射ミラー115y〜115c等の複数の光学要素を使用して行われる。画像形成装置1000は、感光体120y〜120cに対する主走査方向、及び副走査方向に係るタイミング同期を行う。
以下、感光体120y〜120cに対する主走査方向を、光ビームの走査方向とする。感光体120y〜120cに対する副走査方向は、主走査方向に対して直交する方向とし、感光体120y〜120cの回転する方向とする。
感光体120y〜120cは、アルミニウム等の導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層と光導電層を有する。光導電層は、それぞれ感光体120y〜120cに対応して配設され、コロトロン、スコロトロン、又は帯電ローラ等を有する。帯電器122y〜122cにより表面電荷が付与される。
各帯電器122y〜122cによって感光体120y〜120c上にそれぞれ付与された静電荷は、光ビームY〜Cによりそれぞれ像状露光される。各帯電器122y〜122cの被走査面上に、静電潜像が形成される。
現像器121y〜121cは、現像スリーブ、現像剤供給ローラ、規制ブレード等を有する。感光体120y〜120cの被走査面上にそれぞれ形成された静電潜像は、現像器121y〜121cによりそれぞれ現像される。現像によって感光体120y〜120cの被走査面上に現像剤像が形成される。
感光体120y〜120cの被走査面上に担持された各現像剤は、搬送ローラ131a〜131cにより矢示Dの方向に移動する中間転写ベルト130上に転写される。132y〜132cは、それぞれ感光体120y〜120cに対する1次転写ローラである。
中間転写ベルト130は、感光体120y〜120cの被走査面上からそれぞれ転写されたY、K、M、Cの現像剤を担持した状態で2次転写部へと搬送される。すなわち、この中間転写ベルト130が、中間転写体に相当する。
2次転写部は、2次転写ベルト133と、搬送ローラ134a、及び搬送ローラ134bを有する。2次転写ベルト133は、搬送ローラ134a、及び搬送ローラ134bにより矢示Eの方向に搬送される。
記録媒体Pは、2次転写部に給紙カセット等の記録媒体収容部Tから搬送ローラ135によって供給される。受像材である記録媒体Pは、紙、プラスチックシート、又は金属シート等である。2次転写部は、2次転写バイアス電圧を印加して、中間転写ベルト130上に担持された多色現像剤像を、2次転写ベルト133上に吸着保持された記録媒体Pに転写する。
次に、記録媒体Pは、2次転写ベルト133の搬送と共に定着装置136へと供給される。
定着装置136は、定着ローラ等の定着部材137を有する。定着ローラは、シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等の部材からなる。定着装置136は、記録媒体Pと多色現像剤像を加圧加熱する。そして、排紙ローラ138で記録媒体Pを印刷物P2として画像形成装置1000の外部へ排出する。
多色現像剤像を転写した後、中間転写ベルト130は、クリーニング部139によって残った現像剤を除去される。クリーニング部139は、クリーニングブレード(図示せず)を有する。画像形成装置1000は、除去の後、次の画像形成プロセスとなる。
また、画像形成装置1000は、搬送ローラ131aの近傍に、3個の検出センサ(以下、検出センサという場合もある。)5a〜5cを有する。
検出センサ5a〜5cは、中間転写ベルト130上に形成されたテストパターンを検出する。テストパターンは、例えば色ずれ補正処理用テストパターン、濃度補正処理用テストパターン等がある。
検出センサ5a〜5cは、例えば公知の反射型フォトセンサである。各検出センサ5a〜5cによる検出結果に基づいて、各種のずれ量を算出する。
ずれ量は、例えば基準色に対する各色のスキュー(傾き)ずれ量、主走査レジストずれ量、副走査レジストずれ量、及び主走査倍率誤差である。ずれ量に基づいて、各種のずれを補正処理する。ずれの補正処理は、色ずれ、及び濃度等の画像形成条件を補正処理し、補正処理された画像形成条件でテストパターンを形成する。
<ハードウェア構成>
図2は、本発明の一実施形態に係るハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
画像形成装置1000は、記憶装置1000H1と、CPU(Central Processing Unit)1000H2と、を有する。画像形成装置1000は、画像処理ASIC(Application Specific Integrated Circuit)1000H3と、スキャナ装置1000H4と、プリンタ装置1000H5と、を有する。画像形成装置1000は、操作装置1000H6と、ネットワークI/F(interface)1000H7と、を有する。
記憶装置1000H1は、画像形成装置1000が処理に用いるデータ、及びプログラム等を記憶する。記憶装置1000H1は、メモリ(Memory)、及びハードディスク等である。
CPU1000H2は、画像形成装置1000の行う処理のための演算、及び画像形成装置1000の有する装置の制御を行う。
画像処理ASIC1000H3は、画像形成装置1000が行う画像処理を実現する。
スキャナ装置1000H4は、画像形成装置1000が画像形成を行う画像のデータを入力するための入力装置である。
プリンタ装置1000H5は、画像形成装置1000に入力された画像のデータを記録媒体に画像形成するための出力装置である。
操作装置1000H6は、画像形成装置1000の設定等を入力する操作を行うための入力装置である。
ネットワークI/F1000H7は、ネットワークを介して画像形成装置1000にデータを入出力するためのインタフェースである。
なお、ハードウェア構成は図2に示した構成に限られない。例えばCPU1000H2、又は画像処理ASIC1000H3は、複数のIC(Integrated Circuit)で構成されてもよい。
<機能構成>
図3は、本発明の一実施形態に係る機能構成の一例を説明する機能ブロック図である。
画像形成装置1000は、画像取得部1000F1と、コントローラ(Controller)1000F2と、画像処理部1000F3と、テストパターン生成部1000F4と、を有する。画像形成装置1000は、画素マスク部1000F5と、画像変換部1000F6と、LD(Laser Diode)ドライバ1000F7と、ディザリングデータ生成部1000F8と、ディザリング設定記憶部1000F9と、を有する。
画像取得部1000F1は、画像形成装置1000に画像を入力するための処理を行う。画像取得部1000F1は、例えば図2のスキャナ装置1000H4等によって実現される。
コントローラ1000F2は、画像の印字枚数に係る処理、画像の回転処理、画像の拡大処理、及び画像の縮小処理等の印刷形態に係る処理を行う。
コントローラ1000F2は、画像データを色ごとに分解し、画像処理部1000F3に送信する。モノクロ印刷の場合、コントローラ1000F2は、ブラック(K)のデータを画像処理部1000F3に送信する。カラー印刷の場合、コントローラ1000F2は、画像データをブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)のデータに分解し、分解したデータを画像処理部1000F3に送信する。
コントローラ1000F2は、例えば図2の画像処理ASIC1000H3等によって実現される。図2のコントローラ1000F2は、図2のネットワークI/F1000H7等によってPC(Personal Computer)等の外部装置から画像データを入力する。コントローラ1000F2は、画像取得部1000F1から画像データを入力する。
画像処理部1000F3は、画像データを画像処理し、画像の品質を向上させるための処理を行う。画像処理部1000F3は、例えば階調処理を行い、多階調の濃度を再現する処理を行う。画像処理部1000F3は、例えば図2の画像処理ASIC1000H3等によって実現される。
テストパターン生成部1000F4は、各種画質調整に用いるトナーのパターンを形成するためのテストパターンのデータを生成する。テストパターンは、例えば画像の濃度調整の補正、又は色ずれ補正に用いる色合わせのパターン等である。テストパターン生成部1000F4は、例えば図2の画像処理ASIC1000H3等によって実現される。
画素マスク部1000F5は、受信する画像データの画素を間引く間引き処理を行う。画素マスク部1000F5が間引き処理を行うことによって、画像形成装置1000は、トナーの消費量を少なくすることができる、いわゆるトナーセーブ機能を実現できる。また、画素マスク部1000F5は、画像データが入力されない場合、画像と同様のディザを再現し、画像の状態をテストするための出力を行う。画素マスク部1000F5は、例えば図2の画像処理ASIC1000H3等によって実現される。
画像変換部1000F6は、後段のLDドライバ1000F7が処理を行える形式に画像データを変換する処理を行う。画像変換部1000F6は、画素マスク部1000F5が間引き処理を行った画像データに基づいて後段のLDドライバ1000F7がLDのON/OFFの制御を行えるように、画像データをDuty信号に変換する処理を行う。画像変換部1000F6は、変換して生成したDuty信号をLDドライバ1000F7に出力する。画像変換部1000F6は、例えば図2の画像処理ASIC1000H3等によって実現される。
LDドライバ1000F7は、Duty信号に基づいてLDの点灯制御を行う。LDドライバ1000F7は、LDのON/OFFによって、図1の感光体120y〜120c上に静電潜像の形成を行う。LDドライバ1000F7は、例えば図2の画像処理ASIC1000H3等、及び制御装置(図示せず)等によって実現される。
ディザリングデータ生成部1000F8は、いわゆるディザリングを行うためのデータを生成する。
ディザリング設定記憶部1000F9は、ディザリングデータ生成部1000F8が処理を行うための設定、及びデータを記憶する。
ディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリングデータ生成部1000F8に係る詳細は、後述する。
ディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリングデータ生成部1000F8は、例えば図2の画像処理ASIC1000H3等によって実現される。
図3で説明した各機能は、図2のCPU1000H2によって制御される。図2の画像処理ASIC1000H3は、図3で説明した各機能に対応したレジスタを設置する。図2のCPU1000H2は、レジスタの値を設定することによって各機能のパラメータを変更する等の制御を実現する。
<ディザリングに係る回路の切り替え>
図4は、本発明の一実施形態に係るディザリングに係る回路の送信先の切り替えの一例を説明するブロック図である。
図4は、図3で説明した各ブロックの回路の送信先を切り替える場合を例に説明している。図4は、画像形成装置1000がモノクロ印刷を行う場合、即ちブラック(K)の1色を用いる場合を例に説明している。
画像形成装置1000は、切替部1000F10を有する。
切替部1000F10は、ディザリングデータ生成部1000F8の送信先をテストパターン生成部1000F4、又は画素マスク部1000F5のいずれかに切り替える。切替部1000F10は、例えば図2の画像処理ASIC1000H3等によって実現される。
切替部1000F10が送信先を切り替えることによって、画像形成装置1000は、ディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリング設定記憶部1000F9を共通化して使用できる。ディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリング設定記憶部1000F9の回路を共通して使用することによって、画像形成装置1000は、個別に回路を有する場合と比較して回路の規模を小さくすることができる。
切り替えは、例えば図2の画像処理ASIC1000H3が送信先を決定するレジスタを有し、図2のCPU1000H2がレジスタの値を変更することによって実現される。
切り替えは、画像形成が行われる際にアサート(Assert)される画像領域信号を切替部1000F10に入力することで実現される。即ち、画像領域信号がアサートされている画像形成を行う場合、切替部1000F10は、ディザリングデータ生成部1000F8の送信先を画素マスク部1000F5にする。画像領域信号がアサートされていない場合、切替部1000F10は、ディザリングデータ生成部1000F8の送信先をテストパターン生成部1000F4にする。なお、切り替えは、画像領域信号に代えてテストパターンを生成するか否かを制御する信号であるテストパターン信号を使用して実現されてもよい。
画像領域信号による切り替えによって、画像形成装置1000は、図2のCPU1000H2によるレジスタの書き込み処理等のソフト制御を減らすことができる。
なお、実施形態は、カラー印刷、即ちブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)の4色を用いる場合でもよい。ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)の4色を用いる場合、画像形成装置1000は、図4に図示する構成を4色分有する。図4に図示する構成が複数ある場合、画像形成装置1000は、各構成の有するディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリング設定記憶部1000F9を共通化する構成としてもよい。
図4に図示する構成が複数ある場合、ディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリング設定記憶部1000F9を共通化することで、画像形成装置1000は、回路の規模を小さくすることができる。
<ディザリング>
ディザリングは、画像形成を行う場合、多階調の濃度を表現するために用いられる手法である。ディザリングは、画像データに対して所定の条件に基づいて画素マトリクス内のドット(dot)を増加、又は減少させる手法である。ディザリングは、ドットの増加、又は減少によって、多くの階調、即ち濃度の濃淡を画像形成の際、表現することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係るディザリングの一例を説明する図である。図5は、8行8列の画素マトリクスを例に説明している。
図5(a)は、本発明の一実施形態に係るディザリングによって濃度33パーセントを表現する場合の一例を説明する図である。
図5(b)は、本発明の一実施形態に係るディザリングによって濃度50パーセントを表現する場合の一例を説明する図である。
図5(c)は、本発明の一実施形態に係るディザリングによって濃度66パーセントを表現する場合の一例を説明する図である。
画像形成装置1000がディザリングを行うためには、画像形成装置1000は、画素マトリクスのサイズ等の設定、及び画素マトリクス内の画像データの配置の指定を行う必要がある。図5の場合、画素マトリクス内の画像データの配置の指定は、1画素に対して1ビット(bit)のデータ容量を必要とする。即ち、図5の場合、ディザリングは、8行×8列×1ビット=64ビットのデータ容量を必要とする。
中間調の濃度補正は、ディザリングによって複数の階調を表現する必要がある。濃度補正に必要なデータ容量は、表現する階調のディザリングに係るデータ容量の総和である。
<中間調の濃度補正>
図6は、本発明の一実施形態に係る中間調の濃度補正の一例を説明する図である。
図6では、中間調の濃度補正は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)の4色について4階調の濃度を補正する場合である。
図示するように中間調の濃度補正は、図1の中間転写ベルト130上の検出センサ5a〜5cに対応する位置にトナーのテストパターンを形成して行う。
各テストパターンは、図5の画素マトリクスを主走査方向、及び副走査方向に適用して間引き処理を実現することによって、形成される。よって、テストパターンは、図5の画素マトリクスを用いることによって形成できる。
検出センサ5a〜5cは、形成されたテストパターンを検出する。画像形成装置1000は、検出センサ5a〜5cが検出した濃度が予め定められている濃度になるように図2の画像処理ASIC1000H3のパラメータを変更等する。
中間調の濃度補正では、画像形成装置1000は、生成するテストパターンの階調の種類を多くすることによって、濃度補正の精度を良くすることができる。
画像形成装置1000は、図5の画素マトリクスを用いることで中間調の濃度補正を実現することができる。よって、画像形成装置1000は、図4のディザリングデータ生成部1000F8が生成するディザリングのデータを画素マスク部1000F5が間引き処理を行うことによって中間調の濃度補正を実現できる。
画像形成装置1000は、切替部1000F10によって画素マスク部1000F5が間引き処理を行うデータを切り替えることができる。即ち、画像形成装置1000は、ディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリング設定記憶部1000F9の送信先をテストパターン生成部1000F4と、画素マスク部1000F5と、で切り替えることができる。切り替えによって、ディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリング設定記憶部1000F9は、テストパターン生成部1000F4、及び画素マスク部1000F5で共通化して使用することができる。画像形成装置1000は、テストパターン生成部1000F4、及び画素マスク部1000F5でディザリングデータ生成部1000F8、及びディザリング設定記憶部1000F9を共通して使用するため、回路の規模を小さくすることができる。
なお、実施形態は、各処理の一部、又は全部が例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)等のプログラマブル・デバイス(PD)で実現された形態でもよい。また、実施形態は、各処理の一部、又は全部がASICで実現された形態でもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1000 画像形成装置
101 光学装置
102 像形成装置
103 転写装置
110 ポリゴンミラー
111a、111b 走査レンズ
112y、112k、112m、112c 反射ミラー
113y、113k、113m、113c WTLレンズ
114y、114k、114m、114c 反射ミラー
115y、115k、115m、115c 反射ミラー
120y、120k、120m、120c 感光体
121y、121k、121m、121c 現像器
122y、122k、122m、122c 帯電器
130 中間転写ベルト
131a、131b、131c 搬送ローラ
132y、132k、132m、132c 一次転写ローラ
133 二次転写ベルト
134a、134b 搬送ローラ
135 搬送ローラ
136 定着装置
137 定着部材
138 搬送ローラ
139 クリーニング装置
T 記録媒体収容装置
BM、Y、K、M、C 光ビーム
D、E 矢印
P 記録媒体
P2 印刷物
1000H1 記憶装置
1000H2 CPU
1000H3 画像処理ASIC
1000H4 スキャナ装置
1000H5 プリンタ装置
1000H6 操作装置
1000H7 ネットワークI/F
1000F1 画像取得部
1000F2 コントローラ
1000F3 画像処理部
1000F4 テストパターン生成部
1000F5 画素マスク部
1000F6 画像変換部
1000F7 LDドライバ
1000F8 ディザリングデータ生成部
1000F9 ディザリング設定記憶部
1000F10 切替部
特開2012−195715号公報

Claims (6)

  1. 画像データに基づく画像、及びテストパターンを画像形成する画像形成装置であって、
    前記画像データの画素の間引き処理を行う間引き処理手段と、
    前記テストパターンのデータを生成する生成処理を行う生成処理手段と、
    ディザリングに係るデータを生成するディザリングデータ生成手段と、を有し、
    前記間引き処理手段は、
    前記画像データに基づく画像を画像形成する場合、
    前記ディザリングデータ生成手段から前記ディザリングに係るデータを取得し、
    前記生成処理手段は、
    前記テストパターンを画像形成する場合、
    前記間引き処理手段が前記ディザリングに係るデータを取得するのと共通の前記ディザリングデータ生成手段から前記ディザリングに係るデータを取得する画像形成装置。
  2. 前記ディザリングデータ生成手段に係る設定、及び用いるデータを記憶する記憶手段を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ディザリングデータ生成手段の前記ディザリングに係るデータの送信先を切り替える切替手段を有する請求項1、又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記切替手段は、
    前記切り替えを画像形成が行われる際にアサートされる信号によって行う請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 画像データに基づく画像、又はテストパターンを画像形成する画像形成手段を複数有し、
    前記画像形成手段は、前記ディザリングデータ生成手段を共通して使用する請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 画像データに基づく画像、及びテストパターンを画像形成する画像形成装置に行わせる画像形成方法であって、
    前記画像形成装置は、
    ディザリングに係るデータを生成するディザリングデータ生成手段を有し、
    前記画像形成装置に、
    前記画像データの画素の間引き処理を行わせる間引き処理手順と、
    前記テストパターンのデータを生成する生成処理を行わせる生成処理手順と、を有し、
    前記間引き処理手順は、
    前記画像データに基づく画像を画像形成する場合、
    前記ディザリングデータ生成手段から前記ディザリングに係るデータを取得させ、
    前記生成処理手順は、
    前記テストパターンを画像形成する場合、
    前記間引き処理手順で前記ディザリングに係るデータを取得させるのと共通の前記ディザリングデータ生成手段から前記ディザリングに係るデータを取得させる画像形成方法。
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