JP2015206666A - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 介護施設において要介護者が異常行動をとったり、移動中に突然体調不良になったりした際に的確に介護者に通知することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】 第1空間(検知範囲210A)にいる検知対象者(要介護者300)を検知可能な第1人感センサ、及び第2空間(検知範囲210B)にいる検知対象者を検知可能な第2人感センサによって検知された検知対象者の検知時間差に基づいて、該検知対象者の移動状態を特定し、移動状態情報として出力可能な移動状態特定部(CPU120)と、前記第1人感センサまたは前記第2人感センサによる検知対象者の検知結果に基づいて電子端末(携帯端末400)に初期通知を送信し、前記移動状態情報に基づいて該電子端末に移動状態通知を送信することができる送信部(140)と、を備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明の一態様は、介護施設などで要介護者の移動状態を検知して介護者に通知可能な情報処理装置などに関する。
従来から、人の移動を検知する方法として、複数の焦電センサを利用する方法が知られている。この方法では、例えば焦電センサA及びBを利用し、最初に焦電センサAで人が検知され、次に焦電センサBで人が検知された場合には、焦電センサAからBの方向に人が移動したことを検知している。例えば、特許文献1には、上記方法を利用して、所定の空間に人がいるかどうかを判定可能な人検知センサについて開示されている。
一方で、近年、介護施設で上記のような焦電センサを利用した人検知システムが採用されることがある。このような人検知システムによれば、要介護者の移動状態を検知し、徘徊などの異常行動が検知されたときに介護者が対応することの補助などが可能である。
特開2006−112851号公報
しかしながら、介護施設では、要介護者が徘徊行動などの異常行動をしたり、突然の体調不良になったりすることがあり、単純な構成の人検知システムを導入するだけでは、介護者による的確な対応が容易ではないケースがあった。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の手段1は、
第1空間(検知範囲210A)にいる検知対象者(要介護者300)を検知可能な第1人感センサ(焦電センサアレイ200)、及び第2空間(検知範囲210B)にいる検知対象者を検知可能な第2人感センサ(焦電センサアレイ200)によって検知された検知対象者の検知時間差(図3参照)に基づいて、該検知対象者の移動状態を特定し、移動状態情報として出力可能な移動状態特定部(CPU120)と、
前記第1人感センサまたは前記第2人感センサによる前記検知対象者の検知結果に基づいて電子端末(携帯端末400)に初期通知を送信し、前記移動状態情報に基づいて該電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信することができる送信部(140)と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置である。
また、本発明の手段7は、
第1空間(検知範囲210A)にいる検知対象者(要介護者300)
を検知可能な第1人感センサ(焦電センサアレイ200)、及び第2空間(検知範囲210B)にいる検知対象者を検知可能な第2人感センサ(焦電センサアレイ200)によって検知された検知対象者の検知時間差(図3参照)に基づいて、該検知対象者の移動状態を特定し、移動状態情報として出力するステップと、
前記第1人感センサまたは前記第2人感センサによる前記検知対象者の検知結果に基づいて電子端末(携帯端末400)に初期通知を送信するステップと、
前記移動状態情報に基づいて前記電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信するステップと、を備える
ことを特徴とする情報処理方法である。
上記構成の情報処理装置、または情報処理方法によれば、第1または第2人感センサが検知対象者(要介護者)を検知したときに初期通知を送信することによって、危険状態が発生する可能性があることを介護者に知らせることができる。これによって、介護者が早期に危険状態が発生する可能性がある場所に向かうなどの対応が可能となる。そして、送信部が電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信することによって、電子端末を保持する介護者が、危険状態が発生したことを知ることができ、先の初期通知と合わせて適時適切な対応が可能となる。
本発明の手段2は、
前記移動状態特定部(CPU120)は、
前記第1人感センサまたは前記第2人感センサが前記検知対象者を検知した後、前記第1人感センサ及び前記第2人感センサが前記検知対象者を検知しなくなったとき(図3参照)、最後に前記検知対象者を検知した前記第1人感センサまたは前記第2人感センサがそれぞれ検知する前記第1空間または前記第2空間の方向に前記検知対象者が移動したと判定し、移動方向情報として出力可能であり、
前記送信部(140)は、前記移動方向情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信可能である
ことを特徴とする手段1の情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、電子端末(携帯端末400)を保持する介護者は、初期通知の後に、移動方向情報に基づく移動状態通知を受信するため、要介護者の移動方向に対応した適切な対応が可能となる。
本発明の手段3は、
前記第1空間と前記第2空間とが一部重なっており、
前記移動状態特定部(CPU120)は、
所定のタイミングでの前記第1人感センサ及び前記第2人感センサによる前記検知対象者の検知結果に基づいて決定された危険レベル情報を出力可能であり(図7参照)、
前記送信部は、前記危険レベル情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信可能である
ことを特徴とする手段1の情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、電子端末(携帯端末400)を保持する介護者は、初期通知の後に、危険レベル情報に基づく移動状態通知を受信するため、危険レベルに応じた適切な対応が可能となる。
本発明の手段4は、
前記第1空間(検知範囲212A)と前記第2空間(検知範囲212B)とが一部重なっており(図8参照)、
前記移動状態特定部(CPU120)は、
前記第1人感センサ及び前記第2人感センサが前記検知対象者(要介護者300)を検知した後、前記第1人感センサ及び前記第2人感センサが前記検知対象者を検知しなくなったとき(時間T22または時間T32)、前記第1人感センサ及び前記第2人感センサによって検知されなくなった前記検知対象者の検知時間差(時間T22−T21、または時間T32−T31)が所定の時間未満である場合に、前記検知対象者が第1方向(図8の矢印610の方向)に移動したと判定し、前記移動方向情報として出力可能である
ことを特徴とする手段2の情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、例えばT字路での要介護者の移動方向を特定可能となり、要介護者の移動方向に対応した介護者によるより適切な対応が可能となる。
本発明の手段5は、
前記移動状態特定部(CPU120)は、
前記第1人感センサ及び前記第2人感センサによる検知対象者の検知時間差に基づいて前記検知対象者の移動速度を検出し、移動速度情報として出力可能であり、
前記送信部は、前記移動速度情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信可能である
ことを特徴とする手段1乃至手段4のいずれかの情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、電子端末(携帯端末400)を保持する介護者は、初期通知の後に、移動速度情報に基づく移動状態通知を受信するため、要介護者の移動速度に応じた適切な対応が可能となる。
本発明の手段6は、
前記移動状態特定部(CPU120)は、
前記第1人感センサまたは前記第2人感センサが前記検知対象者を検知した後、所定の時間以上の期間、前記第1人感センサまたは前記第2人感センサが前記検知対象者を検知し続けるとき、危険情報を出力可能であり、
前記送信部は、前記危険情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信可能である
ことを特徴とする手段1乃至手段5のいずれかの情報処理装置である。
上記構成の情報処理装置によれば、電子端末(携帯端末400)を保持する介護者は、要介護者が移動できない状態になっている可能性があることを示す通知を受信するため、要介護者の状態に対するより適切な対応をすることが可能となる。
介護システムの全体構成の概念図。 サーバの構成の具体例を示す図。 焦電センサアレイによる検知状態を示す図。 携帯端末での初期通知の表示例を示す図。 携帯端末での移動状態通知の表示例を示す図。 2つの検知範囲が重なっている介護システムの構成を示す図。 焦電センサアレイによる検知範囲と危険レベルとの関係を示す図。 T字路での焦電センサアレイの検知範囲を示す図。 焦電センサアレイによる検知状態を示す図。 焦電センサアレイによる検知状態を示す図。 焦電センサアレイによる検知状態を示す図。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態1
(1)介護システムの構成例
(2)介護システムの動作例
(3)特徴
2.実施形態2
3.実施形態3
4.実施形態4
5.実施形態5
6.補足事項
<1.実施形態1>
まず、本発明の実施形態1について、図1乃至図5を参照しながら説明する。まず、図1及び図2を参照しながら本実施形態の介護システムの構成について説明し、その後、図3乃至図5を参照しながら本実施形態の介護システムの動作について説明する。
<(1)介護システムの構成例>
図1は、本実施形態の介護システムの全体の概念図である。図1に示すように、介護システムは、サーバ100、焦電センサアレイ200、及び携帯端末400を含んで構成される。
<焦電センサアレイ200>
焦電センサアレイ200は、焦電センサA及び焦電センサBの2つの焦電センサを含んで構成される。焦電センサA及び焦電センサBは、それぞれ検知範囲210A及び検知範囲210Bにいる人を検知可能に構成される。各焦電センサは、要介護者300を検知することを目的に、例えば介護施設の廊下などに配置される。焦電センサアレイ200は、各焦電センサによる検知結果を、サーバ100に無線または有線で送信可能に構成される。なお、焦電センサアレイ200は、介護施設の複数個所に設置することが好ましい。
<サーバ100>
図2は、サーバ100の構成の具体例を示す図である。図2に示すように、サーバ100は、受信部110、CPU120、メモリ130、及び送信部140を含んで構成される。サーバ100は、複数の焦電センサアレイ200に無線または有線で情報を受信し、複数の携帯端末400に無線で情報を送信可能に構成される。
<受信部110>
受信部110は、焦電センサアレイ200から送信された検知結果を無線または有線で受信し、この検知結果をCPU120に出力可能に構成される。受信部110は、有線LANまたは無線LANなどの通信手段で焦電センサアレイ200に接続される。
<CPU120>
CPU120は、受信部110から入力された、焦電センサアレイ200による検知結果を、CPU120が備える内部タイマで得られた時間情報と共に、メモリ130に記憶させることができるよう構成される。この時間情報は、焦電センサアレイ200による検知結果に関連付けられた検知時間情報としてメモリ130に記憶される。CPU120は、メモリ130に記憶された焦電センサアレイ200の検知結果及び検知時間情報から、焦電センサアレイ200によって検知された要介護者(検知対象者)の検知時間差に基づいて、要介護者の移動状態を特定可能に構成される。移動状態とは、要介護者が移動した方向、移動していない状態(不動状態)、及び要介護者の移動速度などを含む。CPU120は、このようにして特定した移動状態に基づいて、携帯端末400に送信する移動状態情報を生成し、送信部140に出力する。CPU120による移動状態情報の生成を含むより具体的な例については後述する。
<メモリ130>
メモリ130は、CPU120から受け取った、焦電センサアレイ200による検知結果及び検知時間情報を記憶可能に構成される。メモリ130は、焦電センサアレイ200が介護施設に複数配置されているときは、焦電センサアレイ200のそれぞれに対応させて、上記検知結果及び検知時間情報を記憶する。
<送信部140>
送信部140は、CPU120からの指示に基づいて、携帯端末400に移動状態通知を無線で送信可能に構成される。
<携帯端末400>
携帯端末400は、サーバ100から無線で移動状態情報を受信可能に構成された端末であって、各介護者によって1台ずつ保持されている。携帯端末400は、表示画面を備えて構成される。携帯端末400は、携帯電話またはスマートフォンなどの通信機能を備える電子機器であってもよい。
<(2)介護システムの動作例>
次に、図3乃至図5を参照しながら、本実施形態の動作例について説明する。ここでは、焦電センサアレイ200が要介護者300を検知し、サーバ100が携帯端末400に初期通知及び移動状態通知を送信する動作について具体的に説明する。
要介護者300が、検知範囲210Aまたは210Bに入ると、焦電センサアレイ200の各焦電センサは要介護者の存在を検知し、検知状態を逐次サーバ100に送信する。
図3は、焦電センサアレイ200による要介護者の検知状態を示す図である。図3では、焦電センサA及び焦電センサBによる要介護者300の検知状態の時間経過を示している。図3に示す例では、時間T1で焦電センサAによる要介護者300の検知が開始され、その後焦電センサBによる検知が開始され、焦電センサAによる検知が終了し、時間T2で焦電センサBによる検知が終了する。焦電センサA及び焦電センサBによる要介護者300の検知が重なっている時間は、要介護者300は検知範囲210A及び検知範囲210Bの間にいることを示している。この例では、要介護者300は、検知範囲210Aの方向から検知範囲210Bの方向へと移動しており、焦電センサアレイ200による要介護者の検知状態から、その要介護者の移動状態を把握できる。
焦電センサアレイ200は、時間T1で要介護者300を検知したら、検知結果をサーバ100に送信する。この検知結果を受信したサーバ100のCPU120は、検知結果を検知時間情報と共にメモリ130に記憶させ、同時に、送信部140を介して携帯端末400に初期通知を送信する。初期通知には、要介護者300を検知した焦電センサアレイ200の場所に関する情報が含まれている。初期通知を受信した携帯端末400の表示画面には、上記初期通知に従って、要介護者300を検知した場所に関する情報が表示される。
図4は、上記の初期通知を受信した携帯端末400の表示画面での表示例を示す図である。図4に示すように、携帯端末400の表示画面には、要介護者300を検知した場所を示す検知表示500が、介護施設の地図と共に表示される。携帯端末400を保持している介護者410は、この携帯端末400の表示画面の表示により要介護者300がどこにいるかを知り、要介護者300のもとへ向かうなどの行動をとることができる。ただし、この時点では、介護者410は、要介護者300がどの方向に向かっているのかが分からないため、要介護者300が危険な状態にあるか否かは判断しづらい。
焦電センサアレイ200は、時間T2で要介護者300の検知を終了したら、検知結果をサーバ100に送信する。この検知結果を受信したサーバ100のCPU120は、検知結果を検知時間情報と共にメモリ130に記憶させ、メモリ130に記憶された過去の検知結果及び検知時間情報に基づいて、要介護者300の移動状態を特定する。すなわち、CPU120は、要介護者300を最後に検知した焦電センサAまたはBがそれぞれ検知する検知範囲210Aまたは210Bの方向に要介護者300が移動したと判定可能である。CPU120は、この要介護者300の移動状態を、移動状態情報として、送信部140に出力する。送信部140は、この移動状態情報に基づいて移動状態通知を携帯端末400に送信する。ここでの移動状態通知には、要介護者300の移動方向に関する移動状態情報が含まれている。移動状態通知を受信した携帯端末400の表示画面には、上記移動状態情報に基づいて、要介護者300の移動方向を示す情報が表示される。
図5は、上記の移動状態通知を受信した携帯端末400の表示画面での表示例を示す図である。図5に示すように、携帯端末400の表示画面には、要介護者300を検知した場所及び要介護者300の移動方向を示す移動方向表示510が、介護施設の地図と共に表示される。携帯端末400を保持している介護者410は、この携帯端末400の表示画面の表示により要介護者300の移動方向を知り、要介護者300のもとへ向かうなどの行動をとることができる。この時点では、要介護者410は、要介護者300が向かっている方向が分かるため、要介護者300が危険な状態にあるか否かを判断可能である。例えば、要介護者300が介護施設の出口に向かっている、または屋上などの危険な場所に向かっている場合には、危険な状態となり得る可能性があると判断可能である。
<(3)特徴>
以上、説明したような構成の介護システムによって、焦電センサアレイ200の検知結果に基づく初期通知及び移動状態通知の送信が行われる。すなわち、本実施形態の介護システムを構成する情報処理装置(サーバ100)は以下のような特徴を持つ。
本実施形態の情報処理装置(サーバ100)は、第1空間(検知範囲210A)にいる検知対象者(要介護者300)を検知可能な第1人感センサ(焦電センサアレイ200の焦電センサA)、及び第2空間(検知範囲210B)にいる検知対象者を検知可能な第2人感センサ(焦電センサアレイ200の焦電センサB)によって検知された検知対象者の検知時間差(図3参照)に基づいて、該検知対象者の移動状態(移動方向)を特定し、移動状態情報として出力可能な移動状態特定部(CPU120)と、
第1人感センサまたは第2人感センサによる検知対象者の検知結果に基づいて電子端末(携帯端末400)に初期通知を送信し、移動状態情報に基づいて該電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信することができる送信部(140)と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
また、本実施形態の情報処理装置(サーバ100)は、(1)第1空間(検知範囲210A)にいる検知対象者(要介護者300)を検知可能な第1人感センサ(焦電センサアレイ200の焦電センサA)、及び第2空間(検知範囲210B)にいる検知対象者を検知可能な第2人感センサ(焦電センサアレイ200の焦電センサB)によって検知された検知対象者の検知時間差(図3参照)に基づいて、該検知対象者の移動状態(移動方向)を特定し、移動状態情報として出力するステップと(CPU120による処理)、(2)第1人感センサまたは第2人感センサによる検知対象者の検知結果に基づいて電子端末(携帯端末400)に初期通知を送信するステップと(送信部140による処理)、(3)移動状態情報に基づいて電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信するステップと(送信部140による処理)、を備えることを特徴とする情報処理方法である。
上記構成の情報処理装置(サーバ100)、または情報処理方法(サーバ100による処理)によれば、第1または第2人感センサが検知対象者(要介護者300)を検知したときに初期通知を送信することによって、危険状態が発生する可能性があることを介護者が知ることができる(図4参照)。これによって、介護者が早期に危険状態が発生する可能性がある場所に向かうなどの対応が可能となる。そして、送信部が電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信することによって、電子端末を保持する介護者が、危険状態が発生したことを知ることができ(図5参照)、先の初期通知と合わせて参照されることで、介護者410による適時適切な対応が可能となる。
また、上記構成の情報処理装置(サーバ100)では、移動状態特定部(CPU120)は、第1人感センサ(焦電センサアレイ200の焦電センサA)または第2人感センサ(焦電センサアレイ200の焦電センサB)が検知対象者(要介護者300)を検知した後、第1人感センサまたは第2人感センサが検知対象者を検知しなくなったとき、最後に検知対象者を検知した第1人感センサまたは第2人感センサがそれぞれ検知する第1空間(検知範囲210A)または第2空間(検知範囲210B)の方向に検知対象者が移動したと判定し、移動方向情報として出力可能であり、送信部140は、移動方向情報に基づいて電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信可能であることを特徴としている。
上記構成の情報処理装置によれば、電子端末(携帯端末400)を保持する介護者410は、初期通知の後に、移動方向情報に基づく移動状態通知を受信するため、要介護者300の移動方向に対応した適切な対応が可能となる。
<2.実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図6及び図7を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1と比較して、焦電センサアレイ200の焦電センサA及びBがそれぞれ検知する検知範囲が互いに重なっていること、及びCPU120が要介護者の危険レベルを判定することを特徴としている点で相違する。以下の本実施例に関する説明では、この実施形態1との相違点についての説明を行い、実施形態1と同様の内容についてはその説明を省略する場合がある。
図6は、焦電センサアレイ200の焦電センサA及び焦電センサBのそれぞれの検知範囲が重なっている介護システムを示す図である。図6に示すように、検知範囲211A及び212Bは互いに重なっている。そのため、焦電センサアレイ200は、要介護者300がいる場所を3つのパターンに分けて特定可能となる。すなわち、焦電センサA及び焦電センサBのいずれか一方が要介護者300を検知した場合には、要介護者300は焦電センサAと焦電センサBとの中間付近にはおらず、検知範囲211Aまたは211Bの外側に近い場所にいることを示している。また、焦電センサA及び焦電センサBの双方が要介護者300を検知した場合には、要介護者300は焦電センサAと焦電センサBとの中間付近にいることを示している。
図7は、焦電センサアレイ200の焦電センサA及びBのそれぞれの検知範囲と、この検知範囲に対応してCPU120が判定する危険レベルとを示した概念図である。図7に示すように、各センサの検知範囲はその一部が重なっている(図6参照)。CPU120は、この図7に示すように、各センサの検知範囲に応じて、小中大の危険レベルを判定する。より具体的には、検知範囲211Bの先が介護施設の出口などの危険になりやすい場所であるため、CPU120は、要介護者が検知範囲211Bで検知された場合にはより危険な状態であることを示す「危険レベル大」と判定する。CPU120は、所定の時間間隔で危険度レベルを判定する。
本実施形態の介護システムでは、CPU120は、上記のように危険レベルを判定したら、この判定結果である危険レベル大、中または小を示す情報を危険レベル情報として送信部140に出力する。そして、送信部140は、この危険レベル情報に基づいて移動状態通知を携帯端末400に送信する。移動状態通知を受信した携帯端末400の表示画面には、上記危険レベル情報に基づいて、要介護者300の危険レベルを示す情報が表示される。
以上、説明したような構成の介護システムによって、焦電センサアレイ200の検知結果に基づく初期通知及び移動状態通知の送信が行われる。すなわち、本実施形態の介護システムを構成する情報処理装置(サーバ100)は以下のような特徴を持つ。
本実施形態の情報処理装置(サーバ100)では、第1空間(検知範囲211A)と第2空間(検知範囲211B)とが一部重なっており、移動状態特定部(CPU120)は、所定のタイミングでの第1人感センサ及び第2人感センサによる検知対象者の検知結果に基づいて決定された危険レベル情報を出力可能であり、送信部140は、危険レベル情報に基づいて電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信可能であることを特徴としている。
上記構成の情報処理装置によれば、電子端末(携帯端末400)を保持する介護者410は、初期通知の後に、危険レベル情報に基づく移動状態通知を受信するため、危険レベルに応じた適切な対応が可能となる。
<3.実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について、図8乃至図10を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1と比較して、CPU120がT字路での要介護者300の移動方向を判定する点で相違する。以下の本実施例に関する説明では、この実施形態1との相違点についての説明を行い、実施形態1と同様の内容についてはその説明を省略する場合がある。
図8は、T字路に配置された焦電センサA及びB(いずれも図示せず)によって検知される検知範囲212A及び212B、及びこのT字路を移動する要介護者300を示す図である。図8に示すように、以下の具体例の説明において、要介護者300は矢印600に沿ってT字路を直進、または矢印610に沿ってT字路を曲がるよう移動するものとする。T字路に配置された焦電センサ(図示せず)は、サーバ100と有線または無線で通信可能に構成される。
図9は、要介護者300が矢印600に沿ってT字路を直進するときの、焦電センサA及びBによる検知状態を示す図である。図10は、要介護者300が矢印610に沿ってT字路を曲がって移動するときの、焦電センサA及びBによる検知状態を示す図である。要介護者300が矢印600に沿ってT字路を直進するとき(図9参照)、焦電センサAによる検知終了(時間T21)から焦電センサBによる検知終了(時間T22)までの時間は、T21とT22との時間差から求められる。一方、要介護者300が矢印610に沿ってT字路を曲がって移動するとき(図10参照)、焦電センサAによる検知終了(時間T31)から焦電センサBによる検知終了(時間T32)までの時間は、T31とT32との時間差から求められる。これらの図9及び図10から分かるように、焦電センサAによる検知終了と焦電センサBによる検知終了との時間差に基づいて、要介護者300がT字路を直進したか曲がったかを含め、要介護者300の移動方向を特定可能である。
上記処理において、要介護者300がT字路を矢印610の方向に移動したか否かは、焦電センサA及びBの双方が要介護者300を検知した後、焦電センサA及びBの一方が要介護者300の検知を終了した時間(時間T21または時間T31)と、焦電センサA及びBの他方が要介護者300の検知を終了した時間(時間T22または時間T32)との時間差が予め決められた所定の時間(例えば3秒)未満か否かに基づいて判定可能である。
上記のとおり、本実施形態の介護システムを構成する情報処理装置(サーバ100)は以下のような特徴を持つ。
本実施形態の情報処理装置(サーバ100)では、第1空間(検知範囲212A)と第2空間(検知範囲212B)とが一部重なっており(図8参照)、移動状態特定部(CPU120)は、第1人感センサ及び第2人感センサが検知対象者(要介護者300)を検知した後、第1人感センサ及び第2人感センサが前記検知対象者を検知しなくなったとき(時間T22または時間T32)、第1人感センサ及び第2人感センサによって検知されなくなった検知対象者の検知時間差(時間T22−T21、または時間T32−T31)が所定の時間未満である場合に、検知対象者が第1方向(矢印610の方向)に移動したと判定し、移動方向情報として出力可能であることを特徴としている。この移動方向情報は、実施形態1と同様に、移動状態通知としてサーバ100から携帯端末400に送信される。
上記構成の情報処理装置によれば、例えばT字路での要介護者300の移動方向を特定可能となり、要介護者300の移動方向に対応した介護者410によるより適切な対応が可能となる。
<4.実施形態4>
次に、本発明の実施形態4について、図11を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1と比較して、CPU120が要介護者300の移動速度を検出する点で相違する。以下の本実施例に関する説明では、この実施形態1との相違点についての説明を行い、実施形態1と同様の内容についてはその説明を省略する場合がある。なお、焦電センサアレイ200は、実施形態1で説明した図1と同様に配置される。
図11は、焦電センサアレイ200による要介護者の検知状態を示す図であり、実施形態1の図3に対応する。図11に示されるように、焦電センサアレイ200は、時間T41で焦電センサAが要介護者300の検知を開始し、時間T42で焦電センサBが要介護者の検知を開始し、時間T43で焦電センサAが要介護者300の検知を終了し、時間T44で焦電センサBが要介護者300の検知を終了している。ここで、CPU120は、例えば時間T41と時間T44との時間差に基づいて要介護者300の移動速度を検出し、移動速度情報として送信部140に出力する。移動速度情報は、要介護者300の実際の移動速度を示してもよいが、所定の速度以上であったら、要介護者300の移動速度が速いことを警告するような情報であることが好ましい。送信部140は、この移動速度情報に基づいて、介護者410が保持する携帯端末400に移動状態通知を送信する。
上記のとおり、本実施形態の介護システムを構成する情報処理装置(サーバ100)は以下のような特徴を持つ。
本実施形態の情報処理装置(サーバ100)では、移動状態特定部(CPU120)は、第1人感センサ(焦電センサアレイ200の焦電センサA)及び第2人感センサ(焦電センサアレイ200の焦電センサB)による検知対象者(要介護者300)の検知時間差に基づいて検知対象者の移動速度を検出し、移動速度情報として出力可能であり、送信部140は、移動速度情報に基づいて電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信可能であることを特徴としている。
上記構成の情報処理装置によれば、電子端末(携帯端末400)を保持する介護者410は、初期通知の後に、移動速度情報に基づく移動状態通知を受信するため、要介護者300の移動速度に応じた適切な対応が可能となる。
なお、要介護者300の移動速度は、焦電センサAまたはBによる検知開始タイミング及び検知終了タイミングの中から適宜選択された情報に基づいて検出可能である。
<5.実施形態5>
次に、本発明の実施形態5について説明する。本実施形態は、実施形態1と比較して、CPU120が要介護者300が移動していない状態を検知する点で相違する。以下の本実施例に関する説明では、この実施形態1との相違点についての説明を行い、実施形態1と同様の内容についてはその説明を省略する場合がある。なお、焦電センサアレイ200は、実施形態1で説明した図1と同様に配置される。
上記の別の実施形態では、いずれも要介護者300が移動し続けることを前提に説明してきたが、移動中に要介護者300が転倒するなどして移動できない状態となることがある。このとき、焦電センサアレイ200では、焦電センサAまたはBが要介護者300を一定時間以上、検知し続ける状態となる。この場合、要介護者300が転倒するなどして移動できない危険な状態となっている可能性があるため、サーバ100のCPU120は、危険情報を出力する。送信部140は、この危険情報に基づいて、介護者410が保持する携帯端末400に移動状態通知を送信する。携帯端末400の表示画面に表示された、危険情報を含む移動状態通知による情報を見た介護者410は、要介護者300が危険な状態になっている可能性があることを理解し、要介護者300の検知現場へ移動し、必要な処置を採ることができる。
上記のとおり、本実施形態の介護システムを構成する情報処理装置(サーバ100)は以下のような特徴を持つ。
本実施形態の情報処理装置(サーバ100)では、移動状態特定部(CPU120)は、第1人感センサまたは第2人感センサが検知対象者(要介護者300)を検知した後、所定の時間以上の期間、第1人感センサまたは第2人感センサが検知対象者を検知し続けるとき、危険情報を出力可能であり、送信部140は、危険情報に基づいて電子端末(携帯端末400)に移動状態通知を送信可能であることを特徴としている。
上記構成の情報処理装置によれば、電子端末(携帯端末400)を保持する介護者は、要介護者が移動できない状態になっている可能性があることを示す通知を受信するため、要介護者の状態に対するより適切な対応をすることが可能となる。
<6.補足事項>
以上、本発明の各実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態は、それぞれ組み合わせて実施することが可能である。例えば、CPU120が、実施形態2の危険レベル情報と、実施形態4の移動速度情報とを出力し、送信部140はこの双方を携帯端末400に送信するようにしてもよい。また、例えば(1)初期通知、(2)危険度レベルの通知、及び(3)要介護者の移動方向を示す通知を、送信部140が携帯端末400に送信するようにしてもよい。このように、携帯端末400が複数の情報の組み合わせを受信することによって、介護者410はより適切な処置を採りやすくなる。
また、上記実施形態でCPU120が出力する情報、またはこれらの情報の組み合わせから危険度を判定し、所定の危険度以上のときだけ携帯端末400に移動状態通知を送信する構成とすることもできる。この構成によれば、例えば要介護者300が介護施設の出口方向に走っているなどの危険度が高い状態だけを携帯端末400を保持する介護者410に通知することとなるため、特に危険な状態にのみ介護者410が対応する環境とすることが可能である。
また、上記実施形態では、焦電センサアレイ200が焦電センサA及び焦電センサBを含む構成について説明したが、焦電センサAと焦電センサBとは互いに別の構成であってもよい。
また、焦電センサアレイ200は必ずしも2つの焦電センサによって構成される必要はなく、3つ以上の焦電センサによって構成されてもよい。3つ以上の焦電センサを備える構成では、要介護者の移動速度や移動方向をより細かく検知可能となる。
また、要介護者を検知するセンサは、必ずしも焦電センサである必要はなく、焦電センサ以外の人感センサを採用してもよい。ただし、焦電センサを採用することは、検知感度及びコストの面で好ましい。
また、上記の実施形態では、初期通知を行った後に移動状態通知を送信する構成とすることを前提として説明しているが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。すなわち、初期通知を行うことなく、移動状態通知のみを行う構成とすることも考えられる。ただし、既に説明したように、初期通知を行う構成とすることは、介護者が適時適切な対応を採りやすくなるため好ましい。
また、上記のような情報処理装置を構成する焦電センサアレイ200は、介護施設の出入り口に設置することが効果的である。これによれば、要介護者が介護施設を出ようとするときに適切な処置を採りやすくすることができる。また、焦電センサアレイ200を介護施設の各階の階段付近に設置することも効果的である。
また、上記実施形態の介護システムでは、複数の携帯機器が含まれる構成とすることができる。この場合、サーバ100は、これらの複数の携帯機器に所定の通知を送信する構成となる。特に、例えば介護施設の階またはエリアごとに担当の介護者が決められており、サーバ100は要介護者の検知場所を担当する介護者が保持する携帯機器に所定の通知を送信する構成とすることが、より好ましい。
本発明は、介護システムとして好適に適用される。
100…サーバ
110…受信部
120…CPU
130…メモリ
140…送信部
200…焦電センサアレイ
210A、210B、211A、211B、212A、212B…検知範囲
300…要介護者
400…携帯端末
410…介護者
500…検知表示
510…移動方向表示

Claims (7)

  1. 第1空間にいる検知対象者を検知可能な第1人感センサ、及び第2空間にいる検知対象者を検知可能な第2人感センサによって検知された検知対象者の検知時間差に基づいて、該検知対象者の移動状態を特定し、移動状態情報として出力可能な移動状態特定部と、
    前記第1人感センサまたは前記第2人感センサによる検知対象者の検知結果に基づいて電子端末に初期通知を送信し、前記移動状態情報に基づいて該電子端末に移動状態通知を送信することができる送信部と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記移動状態特定部は、
    前記第1人感センサまたは前記第2人感センサが前記検知対象者を検知した後、前記第1人感センサまたは前記第2人感センサが前記検知対象者を検知しなくなったとき、最後に前記検知対象者を検知した前記第1人感センサまたは前記第2人感センサがそれぞれ検知する前記第1空間または前記第2空間の方向に前記検知対象者が移動したと判定し、移動方向情報として出力可能であり、
    前記送信部は、前記移動方向情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1空間と前記第2空間とが一部重なっており、
    前記移動状態特定部は、
    所定のタイミングでの前記第1人感センサ及び前記第2人感センサによる前記検知対象者の検知結果に基づいて決定された危険度レベル情報を出力可能であり、
    前記送信部は、前記危険度レベル情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1空間と前記第2空間とが一部重なっており、
    前記移動状態特定部は、
    前記第1人感センサ及び前記第2人感センサが前記検知対象者を検知した後、前記第1人感センサ及び前記第2人感センサが前記検知対象者を検知しなくなったとき、前記第1人感センサ及び前記第2人感センサによって検知されなくなった前記検知対象者の検知時間差が所定の時間未満である場合に、前記検知対象者が第1方向に移動したと判定し、前記移動方向情報として出力可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記移動状態特定部は、
    前記第1人感センサ及び前記第2人感センサによる検知対象者の検知時間差に基づいて前記検知対象者の移動速度を検出し、移動速度情報として出力可能であり、
    前記送信部は、前記移動速度情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記移動状態特定部は、
    前記第1人感センサまたは前記第2人感センサが前記検知対象者を検知した後、所定の時間以上の期間、前記第1人感センサまたは前記第2人感センサが前記検知対象者を検知し続けるとき、危険情報を出力可能であり、
    前記送信部は、前記危険情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 第1空間にいる検知対象者を検知可能な第1人感センサ、及び第2空間にいる検知対象者を検知可能な第2人感センサによって検知された検知対象者の検知時間差に基づいて、該検知対象者の移動状態を特定し、移動状態情報として出力するステップと、
    前記第1人感センサまたは前記第2人感センサによる検知対象者の検知結果に基づいて電子端末に初期通知を送信するステップと、
    前記移動状態情報に基づいて前記電子端末に移動状態通知を送信するステップと、を備える
    ことを特徴とする情報処理方法。
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