JP2015204413A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トランジスタのオン/オフによって発生する少数キャリアの拡散を防止する。【解決手段】半導体基板100の一主面上に配置され、各々の側面が分離絶縁膜106を介して互いに対向する第1結晶層102及び第2結晶層104と、第1結晶層102上で分離絶縁膜106に隣接して配置された第1拡散層120aと、第2結晶層104上で分離絶縁膜106に隣接して配置され、第1拡散層120aと分離絶縁膜106を挟んで互いに対向する第2拡散層120bと、第1拡散層120aと第2拡散層120bとの両方に接触し、第1及び第2拡散層120a,120bを連続的に覆う導電材料からなるコンタクトプラグ132を備える。本発明によれば、共通のソース/ドレイン領域となる拡散層が分離絶縁膜106によって仕切られていることから、トランジスタのオン/オフによって発生する少数キャリアの拡散が防止される。【選択図】図2

Description

本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特に、共通の拡散層を有し、互いに近接して配置された2つのトランジスタを備える半導体装置及びその製造方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体装置においては、メモリセルの縮小に伴い、プレーナ構造のアクセストランジスタを用いることが困難となっている。これは、プレーナ構造のアクセストランジスタを用いた場合、短チャネル効果の顕在化によってサブスレショルドリーク電流が増大するという問題が発生するからである。
このため、近年においては、半導体基板にゲートトレンチを形成し、ゲートトレンチの内部にゲート電極が埋め込まれた構造を有する溝型構造のアクセストランジスタが採用されている(特許文献1参照)。溝型構造のアクセストランジスタは、プレーナ構造のアクセストランジスタに比べてチャネル長を十分に確保することができるため、サブスレショルドリーク電流を低減することができる。
また、DRAMにおいては、1つの活性領域内に3つの不純物拡散層が設けられ、両端に位置する2つの不純物拡散層がそれぞれセルキャパシタに接続され、中央に位置する1つの不純物拡散層がビット線に接続される。活性領域は、半導体基板に設けられた素子分離領域によって区画される。素子分離領域の例は、例えば特許文献2に記載されている。また、特許文献3には、半導体基板とエピタキシャル層の間に設けられた絶縁膜を素子分離領域の一部として用いる方法が提案されている。
特開2012−133439号公報 特開2002−203895号公報 特開2009−130246号公報
近年、半導体装置の微細化がさらに進行しており、これに伴って隣接する2つのトランジスタの間隔が狭くなっている。このため、同じ活性領域に形成された2つのトランジスタの一方がオン/オフすることにより発生する少数キャリアが拡散し、他方のトランジスタの特性を変化させるという問題が生じている。
本発明の一側面による半導体装置は、それぞれが半導体基板の一主面上に配置され、各々の側面が分離絶縁膜を介して互いに対向する、第1結晶層及び第2結晶層と、前記第1結晶層上で、前記分離絶縁膜に隣接して配置された第1拡散層と、前記第2結晶層上で、前記分離絶縁膜に隣接して配置され、前記第1拡散層と前記分離絶縁膜を挟んで互いに対向する第2拡散層と、前記第1拡散層と前記第2拡散層との両方に接触し、前記第1及び第2拡散層を連続的に覆う導電材料と、を備える。
本発明の他の側面による半導体装置は、一主面を有する半導体基板と、前記一主面から第1の深さまでフィールド絶縁膜で埋設された溝型素子分離領域と、前記溝型素子分離領域に囲まれた島状の活性領域と、前記島状活性領域を第1素子領域及び第2素子領域に区画し、前記一主面から下方に向かい、前記第1の深さより浅い第2の深さまで延在する分離絶縁膜と、前記第1素子領域上で前記分離絶縁膜に隣接して配置された第1拡散層と、前記第2素子領域上で前記分離絶縁膜に隣接して配置され、前記第1拡散層と前記分離絶縁膜を挟んで互いに対向する第2拡散層と、前記第1及び第2拡散層の両方と接触し、前記第1拡散層から前記第2拡散層に渡って連続して延在する導電材料と、を備える。
本発明のさらに他の側面による半導体装置は、第1導電型を有する半導体基板と、それぞれが前記半導体基板の一主面上に配置され、各々の側面が分離絶縁膜を介して互いに対向し、それぞれ前記第1導電型を有する第1結晶層及び第2結晶層と、前記第1結晶層上で、前記分離絶縁膜に隣接して配置され、前記第1導電型と異なる第2導電型を有する第1拡散層と、前記第2結晶層上で、前記分離絶縁膜に隣接して配置され、前記第1拡散層と前記分離絶縁膜を挟んで互いに対向し、前記第2導電型を有する第2拡散層と、前記第1拡散層と前記第2拡散層との双方と接触し、前記第1拡散層上から前記第2拡散層上に渡って連続して延在する導電材料と、を備える。
本発明による半導体装置の製造方法は、半導体基板上にマスク絶縁層を形成する工程と、前記マスク絶縁層を選択的に除去し前記半導体基板上に第1露出面を形成する工程と、前記マスク絶縁層の側面に分離絶縁膜が形成された状態で、前記第1露出面からエピタキシャル成長させることにより第1結晶層を形成する工程と、前記第1結晶層の表面に保護膜を形成する工程と、前記マスク絶縁層を選択的に除去し、前記半導体基板上の前記第1露出面とは異なる領域に第2露出面を形成する工程と、前記マスク絶縁層の側面に前記分離絶縁膜が形成された状態で、前記第2露出面からエピタキシャル成長させることにより第2結晶層を形成する工程と、を備える。
本発明によれば、共通のソース/ドレイン領域となる拡散層が分離絶縁膜によって仕切られていることから、トランジスタのオン/オフによって発生する少数キャリアの拡散を防止することが可能となる。これにより、隣接するトランジスタのチャネル間の距離が非常に近接している場合であっても、電気特性の相互干渉を抑制することが可能となる。
本発明の第1の実施形態による半導体装置の構造を説明するための平面図である。 図1に示すA−A'線に沿った断面図である。 図1に示すB−B'線に沿った断面図である。 図1に示すC−C'線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の構造を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の変形例による製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の変形例による製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の変形例による製造方法を説明するための工程図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の半導体装置の寸法関係とは異なる場合がある。
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体装置の構造を説明するための平面図である。また、図2は図1に示すA−A'線に沿った断面図であり、図3は図1に示すB−B'線に沿った断面図であり、図4は図1に示すC−C'線に沿った断面図である。但し、図面の見やすさを考慮して、図1に示す平面図は、キャパシタ158が形成される前の状態を示している。
図1〜図4に示すように、本実施形態による半導体装置は、半導体基板100上に規則的に配列された複数の活性領域ARを備える。半導体基板100は、例えばp型にドープされた単結晶シリコンからなる。図1に示す例では、複数の活性領域ARがY方向及びX'方向に繰り返し配列されている。X'方向は、個々の活性領域ARの長手方向である。
活性領域ARは、フィールド絶縁膜108によって区画された島状の領域であり、半導体基板100上に設けられた第1結晶層102と第2結晶層104を有している。第1結晶層102と第2結晶層104は、それぞれ第1素子領域及び第2素子領域を構成する。フィールド絶縁膜108は、活性領域ARの側面を囲む部分と、素子分離領域を構成する溝内に埋め込まれた部分を有し、これらの部分は連続して延在する。第1結晶層102及び第2結晶層104は、エピタキシャル成長によって形成された例えばp型の単結晶シリコンからなる。
第1結晶層102は、X方向に隣接する活性領域ARの列において一体的に形成される。例えば、図1に示す活性領域列AR1の右側に位置する第1結晶層102は、活性領域列AR2の左側に位置する第1結晶層102と一体的に形成される。同様に、第2結晶層104は、X方向に隣接する活性領域ARの列において一体的に形成される。例えば、活性領域列AR2の右側に位置する第2結晶層104は、活性領域列AR3の左側に位置する第2結晶層104と一体的に形成される。
第1結晶層102と第2結晶層104の間には、これらを分離する分離絶縁膜106が設けられている。したがって、第1結晶層102と第2結晶層104は、各々の側面が分離絶縁膜106を介して互いに対向している。分離絶縁膜106は、半導体基板100の主面に対して垂直な薄い絶縁膜であり、図1に示すように各活性領域ARの中央を分断するよう、平面視でY方向に延在する。分離絶縁膜106の膜厚は、2nm〜10nmの範囲とすることが好ましく、約5nmとすることがより好ましい。分離絶縁膜106の材料としては、窒化シリコンを用いることができるが、分離絶縁膜106の材料として窒化シリコンよりも比誘電率が低い材料を選択することが望ましい。窒化シリコンよりも比誘電率が低い材料としては、窒化ガリウムや炭化シリコンを挙げることができる。
活性領域ARは、長手方向の中央に位置する第1拡散層120a及び第2拡散層120bと、長手方向の両端に位置する第3拡散層120cを含んでいる。第1拡散層120a及び第2拡散層120bは、分離絶縁膜106によって2つに分離されており、それぞれ対応するアクセストランジスタのソース/ドレイン領域として機能する。但し、第1拡散層120a及び第2拡散層120bは、これらを連続的に覆う第1コンタクトプラグ132によって短絡されているため、電気的には同電位となる。
第1拡散層120a及び第2拡散層120bと第3拡散層120cとの間には、第1結晶層102及び第2結晶層104に形成されたゲート溝に埋め込まれたゲート絶縁膜110、第1導電層112及び第2導電層114が設けられている。第1導電層112は、窒化チタン(TiN)などのバリアメタルからなり、第2導電層114はタングステン(W)などの金属材料からなる。第1導電層112及び第2導電層114は、アクセストランジスタのゲート電極として機能し、その上部はゲートキャップとなる埋め込み絶縁層118で覆われている。ゲート溝は、第1結晶層102及び第2結晶層104を横断するよう、Y方向に延在する。したがって、ゲート溝は、第1結晶層102及び第2結晶層104のみならず、フィールド絶縁膜108にも形成され、これらの下部にY方向に延在するゲート電極が埋め込まれる。
これにより、第1拡散層120a及び第2拡散層120bからなるソース/ドレイン領域、第2拡散層120cからなるソース/ドレイン領域、第1導電層112及び第2導電層114からなるゲート電極、ゲート絶縁膜110、並びに、第1結晶層102又は第2結晶層104からなるチャネル領域によって、1つの活性領域AR内には2つのアクセストランジスタが形成される。これら2つのアクセストランジスタは、分離絶縁膜106に対してミラー対称となるように配置される。
第1拡散層120a及び第2拡散層120bは、第1コンタクトプラグ132を介して、蛇行しながらX方向に延在するビット線127に接続される。第1コンタクトプラグ132は、例えば、リンがドープされた多結晶シリコンによって構成される。ビット線127は、第3導電層124、第4導電層125及び第6導電層126が積層された構造を有している。第3導電層124は、例えばチタンシリサイド(TiSi)などの金属シリサイドからなる。第4導電層125は、例えば窒化チタン(TiN)などのバリアメタルならなる。第5導電層126は、例えばタングステン(W)などの金属材料からなる。ビット線127の上面は第2絶縁層128で覆われ、ビット線127及び第2絶縁層128の側面は側面絶縁層130で覆われている。
第3拡散層120cは、層間絶縁層135に埋め込まれた第2コンタクトプラグ140を介して、キャパシタ158に接続されている。キャパシタ158は、エッチングストッパー145を貫通して設けられた下部電極150と、上部電極156と、これらの間に設けられた容量絶縁膜152を含む。また、隣接する2つの下部電極150は、倒壊を防止するためのサポート層154によって連結されている。
そして、キャパシタ158の上部には、層間絶縁層160を介して金属配線164が設けられている。金属配線164は、層間絶縁層160に設けられたスルーホールプラグ162を介して上部電極156に接続されている。
以上が本実施形態による半導体装置の構造である。このように、本実施形態による半導体装置は、1つの活性領域ARが分離絶縁膜106によって第1結晶層102と第2結晶層104に分離された構造を有している。これにより、活性領域ARの中央に位置する第1拡散層120a及び第2拡散層120bに分離される。第1拡散層120aは一方のアクセストランジスタのソース/ドレイン領域として機能し、第2拡散層120bは他方のアクセストランジスタのソース/ドレイン領域として機能する。そして、これら第1拡散層120a及び第2拡散層120bは、分離絶縁膜106によって分離されることから、アクセストランジスタのオン/オフによって発生する少数キャリアの拡散が防止される。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について、図5〜図20を参照しながら説明する。図5〜図20は、いずれも図1に示したA−A'線に沿った断面に相当する。
まず、図5に示すように、単結晶シリコンからなる半導体基板100上に、例えば酸化シリコンからなるマスク絶縁層101を形成する。次に、フォトリソグラフィー技術によってマスク絶縁層101をパターニングすることにより、半導体基板100の主面の一部を露出させる。
次に、図6に示すように、例えばCVD法を用いて全面に薄い分離絶縁膜106を形成する。これにより、露出した半導体基板100の表面、マスク絶縁層101の側面および上面が分離絶縁膜106で覆われる。分離絶縁膜106の材料としては、上述の通り、窒化シリコン、窒化ガリウム、炭化シリコンなどが挙げられる。
次に、図7に示すように、異方性のドライエッチングによって分離絶縁膜106をエッチバックする。これにより、半導体基板100表面及びマスク絶縁層101の上面に形成された分離絶縁膜106が除去され、マスク絶縁層101の側面にのみ分離絶縁膜106が残存する。
次に、図8に示すように、選択エピタキシャル成長法によって、露出した半導体基板100表面に第1結晶層102を選択的に成長させる。したがって、半導体基板100が単結晶シリコンからなる場合、第1結晶層102も単結晶シリコンによって構成される。選択エピタキシャル成長においては、第1結晶層102の上面がマスク絶縁層101の上面とほぼ同一平面を成すよう、第1結晶層102を成長させることが好ましい。また、エピタキシャル成長中にボロンあるいはリンなどの不純物を添加しても良い。
選択エピタキシャル成長は、下地材料によってインキュベーション時間(核形成されて結晶成長が始まるまで時間)が異なる現象を利用して選択性を実現することができる。例えばシリコンの選択エピタキシャル成長としては、シリコンを含むガスと塩素を含むガスを混合して用いて高温減圧下で行う技術が知られており、この種の技術ではガスの流量、成長温度及び圧力を調整することによって、シリコン上、酸化シリコン上および窒化シリコン上のそれぞれのインキュベーション時間が変化することが知られている。
ここで、分離絶縁膜106が第1結晶層102に覆われる前に分離絶縁膜106上で結晶成長が始まると、第1結晶層102内にデバイスの電気特性を損なうような結晶欠陥が生じるため、分離絶縁膜106上のインキュベーション時間は十分な長さを確保することが重要である。一方、マスク絶縁層101の上面については、多少の結晶核あるいは多結晶膜が形成された場合でも、第1結晶層の成長後にCMP(Chemical Mechanical Polish)技術を用いて除去し平坦化すればよい。
次に、図9に示すように、第1結晶層102の表面を窒化することにより、第1結晶層102の表面に表面保護膜107を形成する。
次に、図10に示すように、残存するマスク絶縁層101をエッチングによって除去する。マスク絶縁層101が酸化シリコンからなる場合、フッ酸に浸漬することによってマスク絶縁層101を選択的に除去することができる。これにより、マスク絶縁層101によって覆われていた半導体基板100の表面が露出される。尚、本工程においては、表面保護膜107及び分離絶縁膜106を残存させる必要がある。このため、マスク絶縁層101のエッチングにおいては、表面保護膜107及び分離絶縁膜106に対して十分なエッチング選択比を確保する必要がある。
次に、図11に示すように、2回目の選択エピタキシャル成長法によって、露出した半導体基板100表面に第2結晶層104を選択的に成長させる。選択エピタキシャル成長においては、第2結晶層104の上面が第1結晶層102の上面とほぼ同一平面を成すよう、第2結晶層104を成長させることが好ましい。また、エピタキシャル成長中にボロンあるいはリンなどの不純物を添加しても良い。
第2結晶層104のエピタキシャル成長においても、第1結晶層102と同様、インキュベーション時間が下地材料に依存する現象を利用した選択エピタキシャル成長法を用いることができる。つまり、分離絶縁膜106が第2結晶層104に覆われる前に分離絶縁膜106上で結晶成長が始まると、第2結晶層104内にデバイスの電気特性を損なうような結晶欠陥が生じるため、分離絶縁膜106上のインキュベーション時間は、第1結晶層102と同様に、十分な長さを確保することが重要である。一方、表面保護膜107の上面に多少の結晶核あるいは多結晶膜が形成されても、第2結晶層104の成長後にCMP技術を用いて除去し平坦化すればよい。
次に、図12に示すように、表面保護膜107を除去する。ここで、表面保護膜107の上面にエピタキシャル成長によって結晶核あるいは多結晶膜が形成されている場合には、CMP技術を用いて結晶核または多結晶膜を除去しながら、表面保護膜107も除去し平坦化することが好ましい。また、第1結晶層102上面と第2結晶層104の上面に高低差がある場合には、上記CMP工程にて平坦化しても良い。
次に、図13に示すように、第1結晶層102及び第2結晶層104を貫通して半導体基板100まで達する深さD1の溝を開口した後、その溝をフィールド絶縁膜108で埋設して素子分離領域を形成する。フィールド絶縁膜108で囲まれた領域は活性領域ARであり、分離絶縁膜106によって分離された第1結晶層102及び第2結晶層104によって構成されることになる。
次に、図14に示すように、不純物をイオン注入することにより、第1結晶層102及び第2結晶層104の各々の表面に拡散層120を形成する。ここで、第1結晶層102及び第2結晶層104の各々がボロンをドープしたp型シリコンである場合、それらの表面にリンをイオン注入することによってn型の拡散層120を形成することができる。
次に、図15に示すように、第1結晶層102及び第2結晶層104のそれぞれに深さD2のゲート溝GTを形成する。各ゲート溝GTの深さD2は、フィールド絶縁膜108の深さD1よりも浅く、半導体基板100に達することなく第1結晶層102及び第2結晶層104の途中で終端している。ここで、ゲート溝GTの底部と半導体基板100との距離W1は、分離絶縁膜106を挟んで互いに対向するゲート溝GT同士の間隔W2よりも大きくする方が好ましい。このようなゲート溝GTを形成することにより、拡散層120は、第1拡散層120a、第2拡散層120b及び第3拡散層120cに分離される。
次に、図16に示すように、ゲート溝GTの内面にゲート絶縁膜110を形成し、続いて第1導電層112及び第2導電層114を順次形成する。ゲート絶縁膜110は熱酸化によって形成することができる。また、第2導電層114については、ゲート溝GTを完全に埋設する膜厚で形成する。次に、異方性エッチングにより、第1結晶層102、第2結晶層104及びフィールド絶縁膜108上に形成された第1導電層112及び第2導電層114を除去し、さらにエッチングを続けて、第1及び第2導電層112,114の上面が第1及び第2結晶層102,104の上面よりも低くなるようエッチングする。第1及び第2導電層112,114の上面の位置は、拡散層120a〜120cの底面近傍とすることが好ましい。ただし、第1導電層112の上面が拡散層120a〜120cの底面よりも下がらないようエッチング量を調整することにより、ゲート絶縁膜110を挟んで拡散層120a〜120cと第1導電層112とが水平方向に対向する部分を残すことが必要である。
次に、図17に示すように、ゲート溝GTを埋設するとともに、拡散層120a,120b,120c及びフィールド絶縁膜108を覆う、埋め込み絶縁層118を形成する。
次に、図18に示すように、埋め込み絶縁層118をパターニングすることにより、第1拡散層120a、第2拡散層120b及び分離絶縁膜106を露出させる開口を形成する。その後、開口を埋設するように導電材料(例えばリンドープ多結晶シリコン)を形成し、埋め込み絶縁層118の上面に形成された余剰な導電材料をCMP技術により研磨除去する。これにより、開口に残存した導電材料が第1コンタクトプラグ132となる。第1コンタクトプラグ132は、第1拡散層120a及び第2拡散層120bのそれぞれと直接接触している。
次に、図19に示すように、第3導電層124、第4導電層125、第5導電層126及び第2絶縁層128を順次形成し、フォトリソグラフィー技術により所望の形状にパターニングすることによって、ビット線127を形成する。続いて、絶縁膜を形成し異方性エッチングによりエッチバックすることにより側面絶縁層130を形成し、さらに第2絶縁層128及び側面絶縁層130をマスクとして埋め込み絶縁層118を除去する。
次に、図20に示すように、第1層間絶縁層135を形成した後、所望の位置に開口を設けることによって第3拡散層120cを露出させる。そして、この開口を導電材料で埋設することにより、第2コンタクトプラグ140を形成する。その後、全面にエッチングストッパー145を形成する。
その後は、一般に良く知られた方法を用いて、キャパシタ158等を形成すれば、図2に示す構造を有するDRAMセルが完成する。
このように、本実施形態による半導体装置は、第1結晶層102と第2結晶層104をエピタキシャル成長法によって順次形成することにより、薄い分離絶縁膜106を介してこれらが水平方向に対向する構造を得ることができる。また、本実施形態による半導体装置の製造方法によれば、第1結晶層102と第2結晶層104がいずれもエピタキシャル成長法によって形成されることから、活性領域ARに形成される2つのアクセストランジスタの特性は均一となる。
図21は、本発明の第2の実施形態による半導体装置の構造を説明するための断面である。
図21に示すように、本実施形態による半導体装置は、分離絶縁膜106の上端が第1コンタクトプラグ132に接しておらず、分離絶縁膜106の上端と第1コンタクトプラグ132の底面との間に拡散層120が存在する点において、第1の実施形態による半導体装置と相違する。その他の点は、第1の実施形態による半導体装置と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態による半導体装置は、分離絶縁膜106の上端が第1コンタクトプラグ132に接していないことから、拡散層120と第1コンタクトプラグ132との接触面積を拡大することができる。これにより、コンタクト抵抗が低減されるとともに、抵抗値のばらつきを抑制することができる。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図4〜図12に示した工程を行った後、図22に示すように、選択エピタキシャル成長法により、第1結晶層102及び第2結晶層104の各々の表面に第3結晶層105aを形成する。このとき、分離絶縁膜106上にはエピタキシャル成長しないため、第1結晶層102と第2結晶層104の境界部には窪み形状部Pが生じる。
次に、図23に示すように、窪み形状部Pを埋設するように導電材料(例えば多結晶シリコン)を成膜し、CMP技術により余剰な導電材料を除去する。これにより、第3結晶層105a及び多結晶層105bの表面が平坦化される。
次に、図24に示すように、図13に示した工程と同様、第3結晶層105a及び多結晶層105bの各々の表面から、第1結晶層102及び第2結晶層104を貫通して半導体基板100まで達する深さの溝を開口した後、その溝をフィールド絶縁膜108で埋設して素子分離領域を形成する。
次に、図25に示すように、図14に示した工程と同様、不純物をイオン注入することにより、拡散層120を形成する。このとき、拡散層120は第3結晶層105a及び多結晶層105bの双方を通り抜けて、第1結晶層102及び第2結晶層104に到達させることが肝要である。また、第3結晶層105a及び多結晶層105bがそれぞれノンドープのシリコンであり、第1結晶層102及び第2結晶層104の各々がボロンをドープしたp型シリコンである場合、それらの表面にリンをイオン注入してn型の拡散層120を形成することができる。
その後は、図15〜図19に示した工程と同様の工程を行えば、図26に示す構造が得られる。そして、図20に示した工程と同様の工程を行えば、図21に示す第2の実施形態による半導体装置を得ることができる。
このように、本実施形態においては、エピタキシャル成長法によって第3結晶層105aを形成する工程を追加することにより、コンタクト抵抗を低減させることが可能となる。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の変形例について説明する。
まず、図4〜図12に示した工程を行った後、図27に示すように、第1結晶層102及び第2結晶層104の表面にCVD法を用いて多結晶層105bを形成する。多結晶層105bは分離絶縁膜106の上面にも形成されることから、多結晶層105bは平坦に形成される。
次に、図28に示すように、図13に示した工程と同様、多結晶層105bの表面から、第1結晶層102及び第2結晶層104を貫通して半導体基板100まで達する深さの溝を開口した後、その溝をフィールド絶縁膜108で埋設して素子分離領域を形成する。
次に、図29に示すように、図14に示した工程と同様、不純物をイオン注入することにより、拡散層120を形成する。このとき、拡散層120は多結晶層105bを通り抜けて、第1結晶層102及び第2結晶層104に到達させることが肝要である。また、多結晶層105bがノンドープのシリコンであり、第1結晶層102及び第2結晶層104の各々がボロンをドープしたp型シリコンである場合、その表面にリンをイオン注入してn型の拡散層120を形成することができる。
その後は、図15〜図19に示した工程と同様の工程を行えば、図26に示す構造が得られる。そして、図20に示した工程と同様の工程を行えば、図21に示す第2の実施形態による半導体装置を得ることができる。
このように、変形例による製造方法では、第3結晶層105aをエピタキシャル成長させる工程が省略されていることから、工程数を削減することができる。但し、回路動作時に多結晶層105bまで空乏化しないよう、拡散層120の接合位置を十分に深くする必要がある。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
100 半導体基板
101 マスク絶縁層
102,104 結晶層
105a 結晶層
105b 多結晶層
106 分離絶縁膜
107 表面保護膜
108 フィールド絶縁膜
110 ゲート絶縁膜
112,114 導電層
118 絶縁層
120,120a,120b,120c 拡散層
124〜126 導電層
127 ビット線
128 絶縁層
130 側面絶縁層
132 コンタクトプラグ
135 層間絶縁層
140 コンタクトプラグ
145 エッチングストッパー
150 下部電極
152 容量絶縁膜
154 サポート層
156 上部電極
158 キャパシタ
160 層間絶縁層
162 スルーホールプラグ
164 金属配線
AR 活性領域
AR1〜AR3 活性領域列
GT ゲート溝
P 窪み形状部

Claims (25)

  1. それぞれが半導体基板の一主面上に配置され、各々の側面が分離絶縁膜を介して互いに対向する、第1結晶層及び第2結晶層と、
    前記第1結晶層上で、前記分離絶縁膜に隣接して配置された第1拡散層と、
    前記第2結晶層上で、前記分離絶縁膜に隣接して配置され、前記第1拡散層と前記分離絶縁膜を挟んで互いに対向する第2拡散層と、
    前記第1拡散層と前記第2拡散層との両方に接触し、前記第1及び第2拡散層を連続的に覆う導電材料と、を備える半導体装置。
  2. 前記第1結晶層及び前記第2結晶層のそれぞれは、前記半導体基板の一主面上からエピタキシャル成長した単結晶体を含む、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体基板の一主面は溝を有する素子分離領域と、前記素子分離領域に囲まれた活性領域と、に区画され、
    前記活性領域上に配置され、前記第1結晶層及び前記第2結晶層とそれらの間に挟まれた前記分離絶縁膜からなる、島状の活性領域を備え、
    前記島状の活性領域の側面を囲み、前記活性領域の上部から前記素子分離領域の前記溝内へ連続して延在するフィールド絶縁膜が配置されてなる、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体基板、前記第1結晶層及び前記第2結晶層はいずれも第1導電型を有する、請求項1乃至3の何れか一つに記載の半導体装置。
  5. 前記第1及び第2拡散層はいずれも前記第1導電型と異なる第2導電型を有する、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1結晶層内に配置された下部と上部を有する第1ゲート溝と、
    前記第1ゲート溝の内面を覆う第1ゲート絶縁膜と、
    前記第1ゲート溝の下部を埋設し、前記第1ゲート絶縁膜を介して前記第1結晶層と対向する第1ゲート電極と、を備える請求項1乃至5の何れか一つに記載の半導体装置。
  7. 前記第2結晶層内に配置された下部と上部を有する第2ゲート溝と、
    前記第2ゲート溝の内面を覆う第2ゲート絶縁膜と、
    前記第2ゲート溝の下部を埋設し、前記第2ゲート絶縁膜を介して前記第2結晶層と対向する第2ゲート電極と、を備える請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1拡散層と、前記第1ゲート溝内の前記第1ゲート電極及び前記第1ゲート絶縁層とを含む、第1トランジスタと、
    前記第2拡散層と、前記第2ゲート溝内の前記第2ゲート電極及び前記第2ゲート絶縁層とを含む、第2トランジスタと、を更に備える請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第1及び第2トランジスタは、前記分離絶縁膜に対してミラー対称となるように配置されてなる、請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1及び第2ゲート溝のそれぞれの上部を埋設する埋め込み絶縁層を、更に備える請求項7乃至9の何れか一つに記載の半導体装置。
  11. 前記分離絶縁膜は、少なくともシリコンと窒素を含有する材料から成る、請求項1乃至10の何れか一つに記載の半導体装置。
  12. 前記分離絶縁膜は、窒化ガリウムおよび炭化シリコンの何れか一つの材料から成る、請求項1乃至10の何れか一つに記載の半導体装置。
  13. 前記第1及び第2トランジスタの各々に電気的に接続された第1キャパシタおよび第2キャパシタを更に備え、2つのDRAMメモリセルを構成する、請求項8乃至10の何れか一つに記載の半導体装置。
  14. 前記分離絶縁膜が前記導電材料に接している、請求項1乃至13の何れか一つに記載の半導体装置。
  15. 前記分離絶縁膜の上端が前記導電材料の底面から離れている、請求項1乃至13の何れか一つに記載の半導体装置。
  16. 一主面を有する半導体基板と、
    前記一主面から第1の深さまでフィールド絶縁膜で埋設された溝型素子分離領域と、
    前記溝型素子分離領域に囲まれた島状の活性領域と、
    前記島状活性領域を第1素子領域及び第2素子領域に区画し、前記一主面から下方に向かい、前記第1の深さより浅い第2の深さまで延在する分離絶縁膜と、
    前記第1素子領域上で前記分離絶縁膜に隣接して配置された第1拡散層と、
    前記第2素子領域上で前記分離絶縁膜に隣接して配置され、前記第1拡散層と前記分離絶縁膜を挟んで互いに対向する第2拡散層と、
    前記第1及び第2拡散層の両方と接触し、前記第1拡散層から前記第2拡散層に渡って連続して延在する導電材料と、を備える半導体装置。
  17. 前記第1及び第2素子領域のそれぞれは、その各々が前記一主面から前記第2の深さまで延在する第1エピタキシャル層及び第2エピタキシャル層から成る、請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記第1素子領域内に配置され、その深さが前記第2の深さより浅い第1ゲート溝と、
    前記第2素子領域内に配置され、その深さが前記第2の深さより浅い第2ゲート溝と、
    前記第1及び第2ゲート溝のそれぞれの内面を覆うゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜を介して前記第1及び第2ゲート溝のそれぞれの下部を埋設するゲート電極と、を更に備える請求項17に記載の半導体装置。
  19. 前記第1及び第2ゲート溝の各々は前記第1及び第2エピタキシャル層内のそれぞれから前記フィールド絶縁膜内まで連続して延在し、前記ゲート電極は第1及び第2エピタキシャル層内のそれぞれから前記フィールド絶縁膜内に渡って連続して前記第1及び第2ゲート溝のそれぞれの下部を埋設する、請求項18に記載の半導体装置。
  20. 第1導電型を有する半導体基板と、
    それぞれが前記半導体基板の一主面上に配置され、各々の側面が分離絶縁膜を介して互いに対向し、それぞれ前記第1導電型を有する第1結晶層及び第2結晶層と、
    前記第1結晶層上で、前記分離絶縁膜に隣接して配置され、前記第1導電型と異なる第2導電型を有する第1拡散層と、
    前記第2結晶層上で、前記分離絶縁膜に隣接して配置され、前記第1拡散層と前記分離絶縁膜を挟んで互いに対向し、前記第2導電型を有する第2拡散層と、
    前記第1拡散層と前記第2拡散層との双方と接触し、前記第1拡散層上から前記第2拡散層上に渡って連続して延在する導電材料と、を備える半導体装置。
  21. 前記第1結晶層及び前記第2結晶層のそれぞれは、前記半導体基板の一主面上からエピタキシャル成長した単結晶体を含む、請求項20に記載の半導体装置。
  22. 前記第1結晶層及び前記第2結晶層のそれぞれに配置されたゲート溝と
    前記ゲート溝の内面を覆うゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜を介して前記ゲート溝の下部を埋設するゲート電極と、を更に備える請求項21に記載の半導体装置。
  23. 半導体基板上にマスク絶縁層を形成する工程と、
    前記マスク絶縁層を選択的に除去し前記半導体基板上に第1露出面を形成する工程と、
    前記マスク絶縁層の側面に分離絶縁膜が形成された状態で、前記第1露出面からエピタキシャル成長させることにより第1結晶層を形成する工程と、
    前記第1結晶層の表面に保護膜を形成する工程と、
    前記マスク絶縁層を選択的に除去し、前記半導体基板上の前記第1露出面とは異なる領域に第2露出面を形成する工程と、
    前記マスク絶縁層の側面に前記分離絶縁膜が形成された状態で、前記第2露出面からエピタキシャル成長させることにより第2結晶層を形成する工程と、を備える半導体装置の製造方法。
  24. 前記分離絶縁膜を挟んで互いに対向する第1拡散層及び第2拡散層を、前記第1結晶層及び前記第2結晶層のそれぞれに形成する工程を、更に備える請求項23に記載の半導体装置の製造方法。
  25. 前記第1拡散層と前記第2拡散層との両方と接触し、前記第1拡散層から前記第2拡散層に渡って連続して延在する導電材料を形成する工程を、更に備える請求項24に記載の半導体装置の製造方法。
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