JP2015204239A - 表示装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

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【課題】本発明は、歪曲による視認性の低下を抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の一実施形態による表示装置は、第1端部から第2端部まで延在する屈曲可能な第1領域と、第1領域よりも厚い第2領域と、が備えられた基板と、基板上に配置され、第1領域と少なくとも一部が重なり、光を放出する発光層と、を有する。ここで、基板は、剛性を有する第1基板と、第1基板上に設けられ、可撓性を有する第2基板と、を有し、第1領域には第2基板のみが設けられ、第2領域には第1基板及び第2基板が設けられてもよい。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、表示装置形成基板および表示装置の製造方法に関し、開示される一実施形態は基板の構造に関する。
近年、モバイル用途の発光表示装置において、高精細化や低消費電力化に対する要求が強くなってきている。モバイル用途の表示装置としては、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display Device)や、有機EL表示装置等の自発光素子(OLED:Organic Light-Emitting Diode)を利用した表示装置や、電子ペーパー等が採用されている。
その中でも、有機EL表示装置や電子ペーパーは液晶表示装置で必要であったバックライトや偏光板が不要であり、さらに発光素子の駆動電圧が低いため、低消費電力かつ薄型発光表示装置として非常に注目を集めている。また、薄膜だけで表示装置を形成することができるため、折り曲げ可能(フレキシブル)な表示装置を実現することができる。
フレキシブル表示装置は、可撓性を有する基板の上にトランジスタ層や表示層などの薄膜層を形成することで、フレキシブル性を得ることができる(例えば、特許文献1)。しかし、上記のようなフレキシブル表示装置は、フレキシブル性が必要ではない部分も変形してしまうため、表示画面が歪曲して視認性を低下させてしまう場合がある。
特許第5127103号公報
本発明は、歪曲による視認性の低下を抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態による表示装置は、第1端部から第2端部まで延在する屈曲可能な第1領域と、第1領域よりも厚い第2領域と、が備えられた基板と、基板上に配置され、第1領域と少なくとも一部が重なり、光を放出する発光層と、を有する。
また、基板は、剛性を有する第1基板と、第1基板上に設けられ、可撓性を有する第2基板と、を有し、第1領域には第2基板のみが設けられ、第2領域には第1基板及び第2基板が設けられてもよい。
また、基板は、剛性を有する第1基板と、第1基板上に設けられ、可撓性を有する第2基板と、を有し、第1領域の第1基板は、第2領域の第1基板よりも薄くてもよい。
また、基板は可撓性を有し、第1領域の基板は、第2領域の基板よりも薄くてもよい。
また、第1領域は、第1端部と第2端部との間の第3端部に沿って設けられていてもよい。
また、トランジスタ層は、発光層の発光強度を制御する第1トランジスタ及び第1トランジスタの動作を制御する第2トランジスタを有し、第1トランジスタは、基板の発光層の側に配置され、第2トランジスタは、基板の発光層の逆側に配置されてもよい。
また、基板の発光層の逆側において、第2トランジスタに接続され、第2トランジスタを制御する制御回路をさらに有してもよい。
また、基板の発光層の逆側において、第2トランジスタ層に接続され、第2トランジスタに電力を供給するバッテリーをさらに有してもよい。
また、第2領域の内側領域に、第2領域よりも基板が薄い第3領域が設けられ、第3領域には、制御回路が配置されてもよい。
また、第2領域の内側領域に、第2領域よりも基板が薄い第3領域が設けられ、第3領域には、制御回路及びバッテリーが配置されてもよい。
また、第1領域に配置された樹脂層をさらに有してもよい。
また、基板に装着され、第2領域に対応して配置された第1フレームと、第1領域に対応して配置され、第1フレームより剛性が低い第2フレームと、を含むフレームをさらに有してもよい。
本発明の一実施形態による表示装置の製造方法は、基板を準備し、基板の表面側に、光を放出する発光層を形成し、基板の第1端部から第2端部まで延在する第1領域を、基板の裏面側から薄板化する。
また、基板の準備は、第1基板を準備し、第1基板上に、第1基板より剛性が低い第2基板を形成することを含み、発光層を形成した後に、第1領域の第1基板を、第1基板の裏面側から薄板化して除去してもよい。
また、基板の準備は、第1基板を準備し、第1基板上に、第1基板より剛性が低い第2基板を形成することを含み、発光層を形成した後に、第1領域の第1基板を、第1基板の裏面側から薄板化してもよい。
また、基板の準備は、第1基板を準備し、第1基板上に、第1基板より剛性が低い第2基板を形成することを含み、発光層を形成した後に、第1基板と第2基板とを剥離し、第1領域の第2基板を、第2基板の裏面側から薄板化してもよい。
本発明の実施形態1における表示装置の斜視図を示す図である。 本発明の実施形態1における表示装置の平面図を示す図である。 本発明の実施形態1における表示装置のA−B断面図を示す図である。 本発明の実施形態1における表示装置の使用状況の一例の斜視図を示す図である。 本発明の実施形態1における表示装置の使用状況の一例のA−B断面図を示す図である。 本発明の実施形態1における表示装置の製造方法において、基板上にトランジスタ層、発光層、及び封止層を形成する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態1における表示装置の製造方法において、基板の裏面にレジストパターンを形成する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態1における表示装置の製造方法において、基板の裏面を薄膜化する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態1の変形例における表示装置の平面図を示す図である。 本発明の実施形態2における表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態2における表示装置の製造方法において、第1基板上に第2基板を形成する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態2における表示装置の製造方法において、積層基板上にトランジスタ層、発光層、及び封止層を形成する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態2における表示装置の製造方法において、第1基板の裏面にレジストパターンを形成する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態2における表示装置の製造方法において、第1基板を除去する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態3における表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態3における表示装置の製造方法において、支持基板上にプラスチック基板が積層された積層基板上にトランジスタ層、発光層、及び封止層を形成する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態3における表示装置の製造方法において、支持基板上とプラスチック基板との界面で剥離する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態3における表示装置の製造方法において、プラスチック基板の裏面にレジストパターンを形成する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態3における表示装置の製造方法において、プラスチック基板の裏面を薄膜化する工程を示す断面図である。 本発明の実施形態4における表示装置の斜視図を示す図である。 本発明の実施形態4における表示装置の平面図を示す図である。 本発明の実施形態4における表示装置のA−B断面図を示す図である。 本発明の実施形態5における表示装置の斜視図を示す図である。 本発明の実施形態5における表示装置のアセンブリ前の平面図を示す図である。 本発明の実施形態5における表示装置のアセンブリ前のC−D断面図を示す図である。 本発明の実施形態5における表示装置のアセンブリ後のC−D断面図を示す図である。 本発明の実施形態5の変形例における表示装置のC−D断面図を示す図である。 本発明の実施形態6における表示装置の裏面側の平面図を示す図である。 本発明の実施形態6における表示装置のE−F断面図を示す図である。 本発明の実施形態7における表示装置の裏面側の平面図を示す図である。 本発明の実施形態7における表示装置のE−F断面図を示す図である。 本発明の実施形態7の変形例における表示装置のE−F断面図を示す図である。 本発明の実施形態8における表示装置の裏面側の平面図を示す図である。 本発明の実施形態8における表示装置のG−H断面図を示す図である。 本発明の実施形態9における表示装置のA−B断面図を示す図である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
〈実施形態1〉
[実施形態1における表示装置10の構成]
図1乃至5を用いて、本発明の実施形態1における表示装置10の構成を説明する。実施形態1では、表示装置10のトランジスタ層や発光層を基板上に形成した後に、該基板を裏面から薄板化することで、屈曲可能にした構造について説明する。
図1は、本発明の実施形態1における表示装置10の斜視図を示す図である。また、図2は、本発明の実施形態1における表示装置10の平面図を示す図である。また、図3は、本発明の実施形態1における表示装置のA−B断面図を示す図である。図1乃至3に示すように、表示装置10は、基板100と、基板100上に配置されたトランジスタ層130と、トランジスタ層130上の一部の領域に配置された発光層140と、発光層140を覆うように配置された封止層150と、を有する。基板100上に配置されたトランジスタ層130及び発光層140は、画像を表示するためにマトリクス状に配置された複数の画素を構成する。
基板100は、トランジスタ層130、発光層140及び封止層150を形成するための工程に対して耐久性を有する材料を使用することができる。例えば、耐熱性の高いガラス基板や石英基板、耐熱性を向上するために不純物が混入されたプラスチック基板を使用することができる。また、発光層140が基板100方向に光を放出するボトムエミッション型の発光装置の場合は、基板100は透明な材料を使用することができる。基板100としては、ガラス基板、石英基板、一定の剛性を有するプラスチック基板などを使用することができる。プラスチック基板としては、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの材料を使用することができる。
トランジスタ層130は、トランジスタ及び配線を有する。トランジスタはアモルファスシリコントランジスタ、ポリシリコントランジスタ、単結晶シリコントランジスタ、酸化物半導体トランジスタ、有機半導体トランジスタなどを使用することができる。ここで、発光装置は必ずしもトランジスタを有していなくてもよく、例えば、パッシブ型発光装置のように基板100上に配線だけが配置されていてもよい。
発光層140は、有機EL、無機ELなどを使用することができる。また、上記のような自発光の発光層ではなく、電子ペーパーのような反射型の表示層であってもよい。また、表示方法として、発光層140から基板100の方向(下面)に向けて光を放出するボトムエミッション型の表示方法であってもよく、逆に発光層140から基板100とは逆の上面に向けて光を放出するトップエミッション型の表示方法であってもよい。
封止層150は、発光層140に水分や酸素が到達することをブロックする材料を使用することができる。また、可撓性を有する固体封止材料を使用することができる。また、発光層140と封止層150との間に、外部からの水分や酸素が発光層140に到達することをブロックする保護層を配置してもよい。保護層としては、窒化シリコン膜(SiN膜)、酸化アルミニウム膜(Al膜)、窒化アルミニウム膜(AlN膜)などを使用することができる。図1乃至3では、封止層150が端子領域310を除いた全域に配置された構成を例示したが、この構成に限定されず、少なくとも発光層140を覆うように配置されていればよい。また、封止層150を囲むダム材が配置されていてもよい。
図1及び2に示すように、基板100は、表示領域110と表示領域110の周辺に位置する周辺領域120とに分けられる。表示領域110にはトランジスタ層130及び発光層140によって構成される画素がマトリクス状に配置されている。周辺領域120には、表示領域110に配置された各画素を駆動させる駆動回路160が配置されている。図1乃至3では、駆動回路160は、第1端部103及び第2端部104に沿って配置された構成を例示したが、この構成に限定されず、第1端部103、第2端部104に直交する端部に沿って配置されてもよい。
図3に示すように、基板100の裏面、つまりトランジスタ層130が配置された側とは反対の面が薄板化され、周囲よりも薄い第1領域101が設けられている。ここで、第1領域101以外の領域を第2領域102という。詳細は後述するが、第1領域101の基板100の裏面は屈曲可能な厚さまで薄板化されている。さらに図2を参照して換言すると、基板100には、第1端部103から第2端部104まで延在する屈曲可能な第1領域と、第1領域よりも厚い第2領域と、が備えられている。また、基板100の表面にトランジスタ層130及び発光層140が配置され、画像を表示する表示領域110は、第1領域101と少なくとも一部が重なる。換言すると、表示領域110の一部は屈曲可能である。また、第1領域101の基板100と第2領域102の基板100とは連続している。
図3によると、基板100の板厚は、第2領域102に比べて第1領域101の方が薄い。第2領域102の板厚は、好ましくは100μm以上500μm以下であるとよい。より好ましくは100μm以上200μm以下であるとよい。また、第1領域101の板厚は、好ましくは3μm以上50μm以下であると良い。より好ましくは、10μm以上30μm以下であると良い。また、第1領域101の平面方向の幅、つまり図2におけるD1方向の幅は製品の使用に応じて適宜設計することができる。第2領域102の板厚は必ずしも均一である必要はない。基板中央部で薄く、基板端部で厚くなるように、基板の厚さに分布をもたせてもよい。基板の厚さを徐々に変化させることで、基板にかかる応力の集中を防ぎ、基板の破壊を防止できる。
また、図3では、第1領域101と第2領域102との間の基板100の段差部が基板面に対して垂直である構造を例示したが、この構造に限定されず、例えば、該段差部が基板100の裏面に向かって広がるテーパ形状を有していてもよい。
次に、図4及び5を使用して、実施形態1における表示装置10の使用状況の一例について説明する。図4は、本発明の実施形態1における表示装置10の使用状況の一例の斜視図を示す図である。第1領域101は屈曲可能な厚さまで薄板化されているため、図4及び5に示すように、表示装置10は第1領域101付近で曲げることができる。もちろん、図4及び5に示した方向とは逆の方向に曲げることもできる。
一方で、第2領域102は第1領域101に比べて基板100が厚く、剛性が高い。したがって、表示装置10を折り曲げるように外力を加えても、第2領域102は第1領域101に比べて基板100が曲がりにくい。
以上のように、実施形態1における表示装置によると、表示装置10は第1領域101で屈曲可能である。また、表示装置10を屈曲させるように外力を加えても、第2領域102が歪曲することを抑制することができる。したがって、変形させたくない部分に形状保持のための支持部材を設けなくても、歪曲による視認性の低下を抑制することができる表示装置を提供することができる。つまり、従来のフレキシブル表示装置に比べて工程数及び部材数の増加を抑制することができ、製造工程の長期化、コストの上昇、歩留まりの低下、及び材料費の増加などを抑制することができる。
また、第1領域101の基板100と第2領域102の基板100とが連続している、つまり、基板100の第1領域101を薄板化された領域を設けることで、可撓性の基板を形成するなどの工程を追加せずに、短い製造工程、低コストでフレキシブル表示装置を実現することができる。また、第1領域101と第2領域102との間の基板100の段差部をテーパ形状にすることで、屈曲させたときの応力を緩和させることができる。
[実施形態1における表示装置10の製造方法]
次に、図6乃至8を用いて、本発明の実施形態1における表示装置10の製造方法を説明する。図6乃至8に示す断面図は図2のA−B断面図に相当する。
図6は、本発明の実施形態1における表示装置10の製造方法において、基板上にトランジスタ層、発光層、及び封止層を形成する工程を示す断面図である。まず、基板100を準備し、基板100の表面側にトランジスタ層130を形成し、発光層140を形成する。そして、発光層140を覆うように封止層150を形成する。
ここで、基板100とトランジスタ層130との間に、基板100からの不純物がトランジスタ層130に拡散することを抑制するバリア層を形成してもよい。バリア層としては、窒化シリコン膜(SiN膜)、酸化アルミニウム膜(Al膜)、窒化アルミニウム膜(AlN膜)、二酸化ケイ素膜(SiO膜)などを使用することができる。
また、発光層140と封止層150との間に、外部からの水分や酸素が発光層140に到達することをブロックする保護層を形成してもよい。保護層としては、窒化シリコン膜(SiN膜)、酸化アルミニウム膜(Al膜)、窒化アルミニウム膜(AlN膜)、およびこれらの膜に挟まれたアクリルなどの有機物中間層を含む多層膜などを使用することができる。
また、上記の他に、表示装置10に接触した位置座標を検知するタッチセンサや特定波長の光を透過するカラーフィルタを形成してもよい。タッチセンサは抵抗膜方式、静電容量方式、光学式のセンサを使用することができる。これらのタッチセンサは、トランジスタ層130内に形成することもできるが、封止層150の上に設けてもよい。カラーフィルタは、封止層150の上に各画素に対応して設けることができる。
図7は、本発明の実施形態1における表示装置10の製造方法において、基板の裏面にレジストパターンを形成する工程を示す断面図である。図7のように、第1領域101に対応した開口パターンを有するレジスト170を基板100の裏面に形成する。レジスト170を形成する前に、基板100の裏面との密着性を向上させるために、前処理を行ってもよい。例えば、基板100としてガラス基板を使用した場合、ガラス基板の裏面にヘキサメチルジシラザン(HMDS:hexamethyldisilazane)処理などの前処理を行ってもよい。また、レジスト170を形成する前に、基板100の裏面の表面凹凸を大きくする処理を行ってもよい。特に、基板100をウェットエッチングによって長時間エッチングする場合は、基板100とレジスト170との密着性を向上させる処理を行うとよい。また、図7では、基板100の裏面のみにレジスト170を形成する方法を例示したが、この方法に限定されず、基板100、トランジスタ層130、封止層150の側面や表面を覆うようにレジスト170を形成してもよい。
図8は、本発明の実施形態1における表示装置10の製造方法において、基板の裏面を薄板化する工程を示す断面図である。図8のように、裏面側から基板100をエッチングすることで、第1領域の基板100を薄板化する。基板100のエッチングは、ウェットエッチングを使用することができ、例えば、フッ化水素酸、フッ化水素アンモニウム、リン酸、リン酸アンモニウム塩、フッ化水素アンモニウムを含有する薬液を使用することができる。ウェットエッチングする場合は基板100の裏面側だけを選択的に薬液で処理すれば、薬液による発光層140へのダメージを防ぐことができる。基板100の裏面側だけを選択的にエッチングする方法としては、例えば、基板100の表面側の全面にレジストを形成してからウェットエッチングする方法を用いることができる。また、上記の薬液を混合して使用することもできる。また、基板100のエッチングは、ドライエッチングやレーザ加工を使用することもできる。
また、ウェットエッチングを行う前に、レジスト170を利用して基板100に裏面からドーピングを行い、基板100に薬液でエッチングされやすい変質層を形成してもよい。ドーピングによって変質層を形成することで、ウェットエッチングのエッチング時間制御で第1領域101の板厚を制御する方法に比べて、より安定した板厚制御を行うことができる。
図8のレジスト170を除去することで、図3の表示装置10を形成することができる。レジスト170の除去は、一般的なレジスト剥離液、Oプラズマ処理を使用することができる。また、これらを複合して使用することができる。レジスト剥離液を使用する場合は基板100の裏面側だけを選択的に薬液で処理することで、薬液による発光層140へのダメージを防ぐことができる。
以上のように、図6乃至8に示した実施形態1における表示装置10の製造方法によると、トランジスタ層130、発光層140及び封止層150を形成するための基板の一部を薄板化することでフレキシブル表示装置を得ることができる。したがって、より短い製造工程、低コストで、屈曲させたい部分だけを曲げることができ、歪曲による視認性の低下が抑制されたフレキシブル表示装置を実現することができる。
また、実施形態1における表示装置の製造方法によると、従来の製造方法のように剛性を得るための支持基板と、トランジスタ層、発光層、封止層が形成されたフレキシブル基板と、を剥離させる工程がないため、静電気の発生を抑制することができる。その結果、静電破壊によるトランジスタや配線の破壊を低減することができる。
〈実施形態1の変形例〉
次に、実施形態1の変形例について説明する。図9は、本発明の実施形態1の変形例における表示装置11の平面図を示す図である。図9は図2と類似しているが、第1領域101が第1端部105から第2端部106まで延在している、つまり、第1領域101が表示装置11の各端部に対して斜めに設けられている点において図2とは異なる。図9に示すように、第1領域101を設ける位置は、屈曲させたい形状に合わせて自在に設計することができる。
〈実施形態2〉
[実施形態2における表示装置20の構成]
図10を用いて、本発明の実施形態2における表示装置20の構成を説明する。実施形態2では、表示装置の基板を、剛性を有する基板と可撓性を有する基板との積層構造とし、一部の剛性を有する基板を除去することで、屈曲可能にした構造について説明する。
実施形態2における表示装置20の平面図は、図2に示す実施形態1における表示装置10とほぼ同様である。図10は、本発明の実施形態2における表示装置20の断面図を示す図である。図10は図3と類似しているが、基板が、剛性を有する第1基板210と、第1基板210上に設けられ、可撓性を有する第2基板220と、を有する積層構造である点において、図3とは異なる。図10によると、第1領域101には第2基板220のみが設けられ、第2領域102には第1基板210及び第2基板220が設けられている。
図10では、第1領域101には第1基板210が設けられていない構造を例示したが、この構造に限定されず、第1領域101に薄板化された第1基板210が設けられていてもよい。つまり、第1領域101の第1基板210は第2領域102の第1基板210よりも薄くてもよい。また、図10では、第1領域101の第2基板220と第2領域102の第2基板220とは同じ板厚である構造を例示したが、この構造に限定されず、第1領域101の第2基板220が薄板化されていてもよい。
以上のように、実施形態2における表示装置20によると、表示装置20は第1領域101付近で屈曲可能である。また、表示装置20を屈曲させるように外力を加えても、第2領域102が歪曲することを抑制することができる。したがって、歪曲による視認性の低下を抑制することができる表示装置を提供することができる。また、第1領域101は可撓性の第2基板220のみ存在するので、よりフレキシブル性の高い表示装置を得ることができる。また、第1基板210を薄く残す場合であっても、第1領域101の強度は第2基板220で確保されているため、第1領域101の第1基板210の板厚を厳密に制御する必要がなく、プロセス設計が容易になる。
また、剛性を有する第1基板210と可撓性を有する第2基板220とが接した積層構造となっていることで、第1領域101で基板を屈曲させたときに、屈曲による応力は第1基板210と第2基板220との界面付近に集中しやすくなる。その結果、トランジスタ層130や発光層140のかかる応力が緩和されるため、トランジスタや配線への応力の影響を低減することができる。
[実施形態2における表示装置20の製造方法]
次に、図11乃至14を用いて、本発明の実施形態2における表示装置20の製造方法を説明する。図11乃至14に示す断面図は図2のA−B断面図に相当する。以下の説明では、剛性を有する第1基板としてガラス基板を使用し、可撓性を有する第2基板としてプラスチック基板を使用した例について説明する。
図11は、本発明の実施形態2における表示装置20の製造方法において、第1基板上に第2基板を形成する工程を示す断面図である。図11では、まず第1基板210としてガラス基板を準備し、第1基板上に、第1基板よりも剛性が低い第2基板220を形成する。ここで、第2基板220としてプラスチック基板を使用し、例えばポリイミド樹脂やアクリル樹脂などを使用することができる。この場合、プラスチック基板の厚さは、好ましくは3μm以上50μm以下であるとよい。さらに好ましくは、5μm以上20μm以下であるとよい。
ここで、第2基板220を形成する前に第1基板210の表面凹凸を増大する処理を行ってもよい。また、例えば、トップエミッション型の表示装置の場合は、第2基板220は必ずしも透明である必要はない。例えば、トランジスタ形成工程における熱処理への耐性を高めるために、透明度を低下させてしまうような不純物を第2基板220へ混入させてもよい。一方で、トップエミッション型の表示装置の場合は、第2基板220は透明度が高い材質が好ましい。
図12は、本発明の実施形態2における表示装置20の製造方法において、積層基板上にトランジスタ層、発光層、及び封止層を形成する工程を示す断面図である。図12では、積層された基板の表面側にトランジスタ層130を形成し、発光層140を形成する。そして、発光層140を覆うように封止層150を形成する。
ここで、実施形態1と同様に、第2基板220とトランジスタ層130との間にバリア層を形成してもよい。バリア層としては、窒化シリコン膜(SiN膜)、酸化アルミニウム膜(Al膜)、窒化アルミニウム膜(AlN膜)、二酸化ケイ素膜(SiO膜)などを使用することができる。
また、封止層150は、封止層150を形成する前に発光層140を囲むようにダム材を形成し、そのダム材の内部に封止層150を塗布することで形成してもよい。また、封止層150は、第2基板220の全体に塗布し、端子領域310を除去することで形成してもよい。また、発光層140と封止層150との間に、外部からの水分や酸素が発光層140に到達することをブロックする保護層を形成してもよい。保護層としては、窒化シリコン膜(SiN膜)、酸化アルミニウム膜(Al膜)、窒化アルミニウム膜(AlN膜)などを使用することができる。
また、上記の他に、表示装置20に接触した位置座標を検知するタッチセンサや特定波長の光を透過するカラーフィルタを形成してもよい。タッチセンサは抵抗膜方式、静電容量方式、光学式のセンサを使用することができる。これらのタッチセンサは、トランジスタ層130内に形成することもできるが、封止層150の上に設けてもよい。カラーフィルタは、封止層150の上に各画素に対応して設けることができる。
図13は、本発明の実施形態2における表示装置20の製造方法において、第1基板の裏面にレジストパターンを形成する工程を示す断面図である。図13のように、第1領域101に対応した開口パターンを有するレジスト170を第1基板210の裏面に形成する。
ここで、実施形態1と同様に、レジスト170を形成する前に、第1基板210の裏面との密着性を向上させる前処理を行ってもよい。また、第1基板210の裏面だけではなく、第1基板210、第2基板220、トランジスタ層130、封止層150の側面や表面を覆うようにレジスト170を形成してもよい。
図14は、本発明の実施形態2における表示装置20の製造方法において、第1基板を除去する工程を示す断面図である。図14のように、裏面側から第1基板210をエッチングすることで、第1領域101の第1基板210を薄板化して除去する。第1基板210のエッチングは、ウェットエッチングを使用することができる。該ウェットエッチングは、第1基板210のエッチング速度の方が第2基板220のエッチング速度よりも早い条件であることが好ましい。ウェットエッチングに使用する薬液は、フッ化水素酸、フッ化水素アンモニウム、リン酸、リン酸アンモニウム塩、フッ化水素アンモニウムを含有する薬液を使用することができる。
また、上記の薬液を混合して使用することもできる。また、基板100のエッチングは、ドライエッチング、レーザ加工、ショット・ブラスト処理(ウエット、ドライアイス等を含む)によるエッチング法を使用することもできる。ドライエッチングを使用する場合も、第1基板210のエッチング速度の方が第2基板220のエッチング速度よりも早い条件であることが好ましい。
図14のレジスト170を除去することで、図10の表示装置20を形成することができる。レジスト170の除去は、発光層140が形成されている表面を保護した状態で、一般的なレジスト剥離液、Oプラズマ処理を使用することができる。また、これらを複合して使用することができる。
上記の実施形態2における表示装置20の製造方法では、第1領域101の第1基板210を裏面から薄板化して除去する製造方法を例示したが、この製造方法に限定されず、第1領域101に第1基板210を薄く残してもよい。この場合、ウェットエッチングを行う前にレジスト170を利用して第1基板210の裏面からドーピングを行い、第1基板210に薬液でエッチングされやすい変質層を形成してもよい。ドーピングによって変質層を形成することで、ウェットエッチングのエッチング時間制御で第1領域101の板厚を制御する方法に比べて、より安定した板厚制御を行うことができる。
以上のように、図11乃至14に示した実施形態2における表示装置20の製造方法によると、基板が、薄板化して除去したい剛性の第1基板210と残したい可撓性の第2基板220とを有しているため、第1領域101の薄板化の工程が制御しやすくなる。その結果、第1領域101の基板の板厚が基板面内で均一になり、ムラのない良好なフレキシブル性を有する表示装置を得ることができる。
また、表示装置20は、表示装置の製造工程中にフレキシブル基板を支持するために設けられていた支持基板である第1基板の一部を薄板化して除去することでフレキシブル表示装置を得ることができる。したがって、より少ない工程数で屈曲させたい部分だけを曲げることができ、歪曲による視認性の低下が抑制されたフレキシブル表示装置を実現することができる。また、支持基板とフレキシブル基板とを剥離する工程が必要ないため、静電気の発生を抑制することができる。その結果、静電破壊によるトランジスタや配線の破壊を低減することができる。また、より構造が単純であり、低コストで軽量なディスプレイが実現できる。
〈実施形態3〉
[実施形態3における表示装置30の構成]
図15を用いて、本発明の実施形態3における表示装置30の構成を説明する。実施形態3では、可撓性を有するフィルム状のプラスチックを基板とし、該プラスチック基板の一部の領域を薄板化することで、一定の剛性を有する領域と屈曲可能な領域とを有する構造について説明する。
実施形態3における表示装置30の平面図は実施形態1における表示装置10とほぼ同様なので、図2を参照する。図15は、本発明の実施形態3における表示装置30の断面図を示す図である。図15は、図3と類似しているが、基板として可撓性を有するフィルム状のプラスチック基板を使用している点において、図3とは異なる。図15によると、第1領域101のフィルム状のプラスチック基板230は、第2領域102のプラスチック基板230よりも薄い。
ここで、第2領域102のプラスチック基板230は可撓性を有しているが、一定以上の剛性を有していることが好ましい。例えば、第2領域102のプラスチック基板230は、図15の表示装置30を屈曲させる外力が加わっても、第2領域102が歪曲して視認性が低下しない程度の剛性を有していることが好ましい。または、外力によって第2領域102が歪曲しても、使用に影響がない程度の剛性を有していることが好ましい。具体的な剛性の値は使用用途に応じて適宜設計することができる。
以上のように、実施形態3における表示装置によると、表示装置30は第2領域102に比べて第1領域101付近で屈曲しやすい。したがって、表示装置30を屈曲させるように表示装置30に外力を加えても、第1領域101付近が優先的に屈曲するため、第2領域102が歪曲することを抑制することができる。したがって、歪曲による視認性の低下を抑制することができる表示装置を提供することができる。また、第2基板220にもプラスチック基板230を使用することで、軽量で壊れにくい表示装置を得ることができる。
[実施形態3における表示装置30の製造方法]
次に、図16乃至19を用いて、本発明の実施形態3における表示装置30の製造方法を説明する。図16乃至19に示す断面図は図2のA−B断面図に相当する。以下の説明では、剛性を有する支持基板としてガラス基板を使用し、可撓性を有する基板としてプラスチック基板を使用した例について説明する。
図16は、本発明の実施形態3における表示装置30の製造方法において、支持基板上にプラスチック基板が積層された積層基板上にトランジスタ層、発光層、及び封止層を形成する工程を示す断面図である。図16では、まず支持基板240としてガラス基板を準備し、支持基板240上に、支持基板240より剛性が低いプラスチック基板230を形成する。そして、プラスチック基板230上にトランジスタ層130を形成し、発光層140を形成する。そして、発光層140を覆うように封止層150を形成する。
ここで、プラスチック基板230としては、ポリイミド樹脂やアクリル樹脂などを使用することができる。この場合、プラスチック基板230の厚さは、好ましくは3μm以上50μm以下であるとよい。さらに好ましくは、5μm以上20μm以下であるとよい。また、例えば、トップエミッション型の表示装置の場合は、プラスチック基板230は必ずしも透明である必要はない。例えば、トランジスタ形成工程における熱処理への耐性を高めるために、透明度を低下させてしまうような不純物をプラスチック基板230へ混入させてもよい。一方で、トップエミッション型の表示装置の場合は、プラスチック基板230は透明度が高い材質が好ましい。
また、実施形態1と同様に、プラスチック基板230とトランジスタ層130との間にバリア層を形成してもよい。バリア層としては、窒化シリコン膜(SiN膜)、酸化アルミニウム膜(Al膜)、窒化アルミニウム膜(AlN膜)、二酸化ケイ素膜(SiO膜)などを使用することができる。
また、封止層150は、プラスチック基板230の全体に成膜し、端子領域310を除去することで形成してもよい。また、発光層140と封止層150との間に、外部からの水分や酸素が発光層140に到達することをブロックする保護層を形成してもよい。保護層としては、窒化シリコン膜(SiN膜)、酸化アルミニウム膜(Al膜)、窒化アルミニウム膜(AlN膜)、およびこれらの膜に挟まれたアクリルなどの有機物中間層を含む多層膜などを使用することができる。
また、上記の他に、表示装置30に接触した位置座標を検知するタッチセンサや特定波長の光を透過するカラーフィルタを形成してもよい。タッチセンサは抵抗膜方式、静電容量方式、光学式のセンサを使用することができる。これらのタッチセンサは、トランジスタ層130内に形成することもできるが、封止層150の上に設けてもよい。カラーフィルタは、封止層150の上に各画素に対応して設けることができる。
図17は、本発明の実施形態3における表示装置30の製造方法において、支持基板上とプラスチック基板との界面で剥離する工程を示す断面図である。支持基板240とプラスチック基板230との剥離は、例えば、支持基板240の裏面側からレーザ照射を行い、両基板の界面を局所的に加熱することで行うことができる。また、支持基板240とプラスチック基板230とを接着用樹脂で貼り合せ、図16に示す構造を形成した後に支持基板240の裏面側からUV照射を行い、接着用樹脂を変質させることで剥離することもできる。
図18は、本発明の実施形態3における表示装置30の製造方法において、プラスチック基板の裏面にレジストパターンを形成する工程を示す断面図である。図18のように、第1領域101に対応した開口パターンを有するレジスト170をプラスチック基板230の裏面に形成する。
ここで、実施形態1と同様に、レジスト170を形成する前に、プラスチック基板230の裏面との密着性を向上させる前処理を行ってもよい。また、プラスチック基板230の裏面だけではなく、プラスチック基板230、トランジスタ層130、封止層150の側面や表面を覆うようにレジスト170を形成してもよい。
図19は、本発明の実施形態3における表示装置30の製造方法において、プラスチック基板の裏面を薄膜化する工程を示す断面図である。図19のように、裏面側からプラスチック基板230を裏面からエッチングすることで、第1領域のプラスチック基板230を薄板化する。プラスチック基板230のエッチングは、ドライエッチング、Oプラズマ処理、ウェットホーニング処理を使用することができる。ウェットホーニング処理とは、液体をノズル噴射することで、局所的に機械加工する方法である。
図19のレジスト170を除去することで、図15の表示装置30を形成することができる。レジスト170の除去は、一般的なレジスト剥離液、Oプラズマ処理を使用することができる。また、これらを複合して使用することができる。ここで、薬液による発光層140へのダメージを防ぐために、例えば、基板100の表面側の全面にレジストを形成してから薬液処理する方法を用いることができる。
〈実施形態4〉
[実施形態4における表示装置40の構成]
図20乃至22を用いて、本発明の実施形態4における表示装置40の構成を説明する。表示装置40は、実施形態1における表示装置10に対して、ドライバIC300やFPC(Flexible Printed Circuits)400などの外部素子を実装した構造である。ただし、実施形態1の表示装置10の基板構造に限定されず、実施形態2又は3の基板構造を使用してもよい。
図20乃至22に示すように、表示装置40は、実施形態1における表示装置10と同様に、基板100、トランジスタ層130、発光層140、封止層150を有する。ここで、表示装置40は、トランジスタ層130が封止層150から露出された端子領域310に接続されたドライバIC300及びFPC400などの外部素子をさらに有する。FPC400には、駆動回路を制御するコントローラ回路に接続される端子部410が備えられている。
図22に示すように、表示装置40のトランジスタ層130は端子領域310まで延在しており、ドライバIC300およびFPC400などの外部素子がトランジスタ層130の配線に接続されている。上記の外部素子と画素のトランジスタとは、トランジスタ層130の配線を介して電気的に接続されており、外部素子からの制御信号によってトランジスタの動作が制御される。また、図20及び21に示すように、基板100の周辺領域120に配置された駆動回路160は、第2領域102に配置されてもよい。屈曲しない第2領域102に配置することで、屈曲による応力によって駆動回路160の動作に影響が発生することを抑制することができる。
〈実施形態5〉
[実施形態5における表示装置50の構成]
図23乃至27を用いて、本発明の実施形態5における表示装置50の構成を説明する。実施形態5では、実施形態2の基板構造を使用し、表示装置の側部が屈曲した構造について説明する。ただし、実施形態2の基板構造に限定されず、実施形態1又は3の基板構造を使用してもよい。
図23は、本発明の実施形態5における表示装置50の斜視図を示す図である。表示装置50は、最終的な製品状態にアセンブリされた表示装置を示しており、図1に示したドライバIC300やFPC400などの外部素子は筐体内部に格納された状態である。表示装置50の表示領域111及び周辺領域121の両側部は屈曲しており、なめらかな流線型を有するデザインとなっている。表示装置50には、必要に応じて操作ボタン122が設けられていてもよい。
図24は、本発明の実施形態5における表示装置50のアセンブリ前の平面図を示す図である。図24に示す表示装置50は、アセンブリ前の状態を示している。図24は図2と類似しているが、屈曲可能な第1領域101が表示装置50のD2方向の両側部で、図24のD1方向に延びている点において、図2とは異なる。換言すると、表示装置50では、屈曲可能な第1領域101が第1端部107と第2端部108との間の第3端部109に沿って設けられている。
図25は、本発明の実施形態5における表示装置50のアセンブリ前のC−D断面図を示す図である。図25によると、表示装置50の基板は、剛性を有する第1基板210と、第1基板210上に設けられ、可撓性を有する第2基板220と、を有する積層構造である。第1領域101には第2基板220のみが設けられ、第2領域102には第1基板210及び第2基板220が設けられている。また、第1領域101は、第3端部109に設けられている。
図25では、第1領域101には第1基板210が設けられていない構造を例示したが、この構造に限定されず、薄板化された第1基板210が設けられていてもよい。つまり、第1領域101の第1基板210は第2領域102の第1基板210よりも薄くてもよい。また、図25では、第1領域101の第2基板220と第2領域102の第2基板220とは同じ板厚である構造を例示したが、この構造に限定されず、第1領域101の第2基板220が薄板化されていてもよい。
図26は、本発明の実施形態5における表示装置50のアセンブリ後のC−D断面図を示す図である。図23の表示装置50のように、両側部を屈曲させた状態で固定するために支持部材250を配置してもよい。また、屈曲させる領域は表示装置50の側部(第3端部109)に限定されず、上部(第1端部107)や下部(第2端部108)であってもよい。
以上のように、実施形態5における表示装置によると、端部がなめらかな流線型を有するデザインを実現することができる。したがって、使用者の視野に入る見かけ上の周辺領域の幅を小さくすることができる。また、美的外観が良好な表示装置を実現することができる。
〈実施形態5の変形例〉
次に、実施形態5の変形例について説明する。図27は、本発明の実施形態5の変形例における表示装置51のC−D断面図を示す図である。図27は、図25の両端部を第1基板210の端部で折り返した構造である。図27に示す表示装置51では、発光層140が第1基板210の端部に対応する付近まで配置されている。
トランジスタ層130は、表示領域110の各々の画素に配置された発光層の発光強度を制御する第1トランジスタ131と、第1トランジスタ131の動作を制御する第2トランジスタ132と、を有している。ここで、第1トランジスタ131は第1基板210の表面側である発光層140の側に配置され、第2トランジスタ132は第1基板210の裏面側である発光層140の逆側に配置されている。第1トランジスタ131は、例えば各画素に対して配置された選択トランジスタや駆動トランジスタなどが該当する。第2トランジスタ132は、例えば周辺領域120に配置された駆動回路160を構成する回路トランジスタなどが該当する。
図27では、第2基板220が第1基板210の側面及び裏面に接するように折り返された構造を例示したが、折り返し部の曲率半径が小さい場合、特にトランジスタ層130のトランジスタや配線が折り返し部の応力に耐えきれずに破壊される可能性がある。そのような問題を抑制するために、曲率半径を大きくする支持部材が第1基板210の側面又は裏面に設けられてもよい。
以上のように、実施形態5の変形例における表示装置によると、周辺領域に配置された駆動回路を基板の裏面側に配置することができる。したがって、端部に周辺領域がほとんどなく、表示領域が端部付近まで存在する、いわゆる超狭額縁又は額縁レスの表示装置を実現することができる。
〈実施形態6〉
[実施形態6における表示装置60の構成]
図28及び29を用いて、本発明の実施形態6における表示装置60の構成を説明する。実施形態6では、実施形態5の変形例の表示装置51を使用し、ドライバICや駆動回路を制御するコントローラ回路が第1基板210の裏面に配置された構造について説明する。実施形態6では、実施形態2の基板構造を使用して説明するが、実施形態2の基板構造に限定されず、実施形態1又は3の基板構造を使用してもよい。
図28は、本発明の実施形態6における表示装置60の裏面側の平面図を示す図である。また、図29は、本発明の実施形態6における表示装置60のE−F断面図を示す図である。実施形態6における表示装置60は、図27に示す表示装置51の第1基板210の裏面側に制御回路500及びバッテリー600が配置された構造を有する。制御回路500及びバッテリー600は共にFPC400を介してトランジスタ層130に接続されている。制御回路500は、駆動回路160の第2トランジスタ132に接続され、第2トランジスタ132を制御する。また、バッテリー600は、各画素に配置された第1トランジスタ131や駆動回路160の第2トランジスタ132に接続され、第1トランジスタ131や第2トランジスタ132に電力を供給する。
以上のように、実施形態6における表示装置によると、周辺領域に配置された駆動回路を基板の裏面側に配置することができ、さらに制御回路やバッテリーなどの外部素子も基板の裏面側に配置することができる。したがって、端部に周辺領域がほとんどなく、表示領域が端部付近まで存在する、いわゆる超狭額縁又は額縁レスの表示装置を実現することができる。
〈実施形態7〉
[実施形態7における表示装置70の構成]
図30及び31を用いて、本発明の実施形態7における表示装置70の構成を説明する。実施形態7では、実施形態6の表示装置60において、第1基板210の一部が除去されて露出した第2基板220の裏面側に外部素子が配置された構造について説明する。実施形態7では、実施形態2の基板構造を使用して説明するが、実施形態2の基板構造に限定されず、実施形態1又は3の基板構造を使用してもよい。
図30は、本発明の実施形態7における表示装置70の裏面側の平面図を示す図である。また、図31は、本発明の実施形態7における表示装置70のE−F断面図を示す図である。実施形態7の表示装置70は実施形態6の表示装置60と類似しているが、第2領域102の内側領域に、第1基板210が除去された第3領域112が設けられ、第3領域112で第2基板220の裏面側に制御回路500が配置されている点において、実施形態6の表示装置60とは異なる。上記のように、第3領域112では第1基板210が除去されており、第2基板220のみが配置されている。ここで、第1基板210と第2基板220とを併せて基板と定義すると、第3領域112は第2領域102よりも基板の板厚が薄いということもできる。また、制御回路500はFPC400を介してトランジスタ層130に接続されている。
図31では、第3領域112には第1基板210が設けられていない構造を例示したが、この構造に限定されず、薄板化された第1基板210が設けられていてもよい。つまり、第3領域112の第1基板210は第2領域102の第1基板210よりも薄くてもよい。また、図31では、第3領域112の第2基板220と第2領域102の第2基板220とは同じ板厚である構造を例示したが、この構造に限定されず、第3領域112の第2基板220が薄板化されていてもよい。
また、図30及び31では、第3領域112に制御回路500だけが配置された構成を例示したが、この構成に限定されず、実施形態6のようにバッテリーが配置されていてもよい。
以上のように、実施形態7における表示装置によると、周辺領域に配置された駆動回路を基板の裏面側に配置することができ、さらに制御回路やバッテリーなどの外部素子も基板の裏面側に配置することができる。したがって、端部に周辺領域がほとんどなく、表示領域が端部付近まで存在する、いわゆる超狭額縁又は額縁レスの表示装置を実現することができる。また、より薄型の表示装置を実現することができる。
〈実施形態7の変形例〉
次に、実施形態7の変形例について説明する。図32は、本発明の実施形態7の変形例における表示装置71のE−F断面図を示す図である。図32に示す表示装置71は、トランジスタ層130と制御回路500とが、第2基板220に設けられた貫通電極510を介して接続されている。貫通電極510は、制御回路500を第2基板220の裏面に装着する前に、第2基板220に開口部を形成し、そこに導電性材料を埋め込むことで形成することができる。
以上のように、実施形態7の変形例における表示装置によると、FPCを使用せずに制御回路500を表示装置71に実装することができる。したがって、FPCの材料費やFPC圧着工程を削減することができるため、コスト低減の効果が得られる。
〈実施形態8〉
[実施形態8における表示装置80の構成]
図33及び34を用いて、本発明の実施形態8における表示装置80の構成を説明する。実施形態8では、第1領域101によって分離されたそれぞれの第2領域102の内側領域に、それぞれ第3領域112が設けられている。そして、各々の第3領域112にそれぞれ外部素子が配置されている構造について説明する。
図33は、本発明の実施形態8における表示装置80の裏面側の平面図を示す図である。また、図34は、本発明の実施形態8における表示装置80のG−H断面図を示す図である。図33及び34に示す表示装置80では、2つの第2領域102が設けられており、それらの間に第1領域101が設けられている。また、各々の第2領域102の内側領域に、第1基板210が除去された第3領域112が設けられている。各々の第3領域112には、それぞれ制御回路500とバッテリー600とが配置されている。制御回路500とバッテリー600とはそれぞれFPC400を介してトランジスタ層130に接続されている。また、制御回路500とバッテリー600とはFPC401によって互いに接続されている。
図34では、第1領域101及び第3領域112には第1基板210が設けられていない構造を例示したが、この構造に限定されず、薄板化された第1基板210が設けられていてもよい。つまり、第1領域101及び第3領域112の第1基板210は第2領域102の第1基板210よりも薄くてもよい。また、図34では、第1領域101及び第3領域112の第2基板220と第2領域102の第2基板220とは同じ板厚である構造を例示したが、この構造に限定されず、第1領域101及び第3領域112の第2基板220が薄板化されていてもよい。
以上のように、実施形態8における表示装置によると、周辺領域に配置された駆動回路を基板の裏面側に配置することができ、さらに制御回路やバッテリーなどの外部素子も基板の裏面側に配置することができる。したがって、端部に周辺領域がほとんどなく、表示領域が端部付近まで存在する、いわゆる超狭額縁又は額縁レスの表示装置を実現することができる。また、より薄型の表示装置を実現することができる。また、表示装置80は第1領域101で屈曲可能であるが、表示装置80を屈曲させるように外力を加えても、第2領域102が歪曲することを抑制することができる。したがって、歪曲による視認性の低下を抑制することができる表示装置を提供することができる。
〈実施形態9〉
[実施形態9における表示装置90の構成]
図35を用いて、本発明の実施形態9における表示装置90の構成を説明する。実施形態9では、実施形態1における表示装置10にフレームを実装した構造について説明する。実施形態9では、実施形態1の基板構造を使用して説明するが、実施形態1の基板構造に限定されず、実施形態2又は3の基板構造を使用してもよい。
図35は、本発明の実施形態9における表示装置90のA−B断面図を示す図である。図35では、フレーム700が基板100の裏面に装着されている。フレーム700は、剛性を有する第2領域102に対応して配置された第1フレーム701と、屈曲可能な第1領域101に対応して配置された第2フレーム702と、を含む。ここで、第2フレーム702は第1フレーム701より剛性が低い。
また、第1領域101には補強部材720が配置されている。また、第1基板210及び第2基板220の側面部とフレーム700との間には緩衝部材730が配置されている。補強部材720及び緩衝部材730はそれぞれ弾力性を有する樹脂材料を使用することができる。補強部材720は第2フレーム702との間に間隙が設けられるように形成されているが、第1領域101の基板100と第2フレーム702との間を充填するように補強部材720が形成されていてもよい。
以上のように、実施形態8における表示装置によると、フレームが実装されているため、外部から基板やトランジスタ層などの内部の構造物への衝撃を緩和することができる。したがって、外部からの衝撃に対する耐久性が向上する。また、補強部材720が第1領域101に配置されていることで、表示装置を屈曲させたときに第1領域101付近で発生する応力を緩和することができる。その結果、第1領域101付近のトランジスタ層130や発光層140への影響を緩和することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10、11、20、30、40、41、50、60、61、70、80:表示装置
100:基板
101:第1領域
102:第2領域
103、105、107:第1端部
104、106、108:第2端部
109:第3端部
110、111:表示領域
112:第3領域
120、121:周辺領域
122:操作ボタン
130:トランジスタ層
131:第1トランジスタ
132:第2トランジスタ
140:発光層
150:封止層
160:駆動回路
170:レジスト
210:第1基板
220:第2基板
230:プラスチック基板
240:支持基板
250:支持部材
300:ドライバIC
310:端子領域
400、401:FPC
410:端子部
500:制御回路
510:貫通電極
600:バッテリー
700:フレーム
701:第1フレーム
702:第2フレーム
720:補強部材
730:緩衝部材

Claims (16)

  1. 第1面が薄板化され、第1端部から第2端部まで延在する屈曲可能な第1領域と、前記第1領域よりも厚い第2領域と、が備えられた基板と、
    前記基板の前記第1面の反対の第2面の側に、画像を表示し、前記第1領域と少なくとも一部が重なる表示領域と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記基板は、剛性を有する第1基板と、前記第1基板上に設けられ、可撓性を有する第2基板と、を有し、
    前記第1領域の前記第1基板は除去され、
    前記第2領域には前記第1基板及び前記第2基板が設けられることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記基板は、剛性を有する第1基板と、前記第1基板上に設けられ、可撓性を有する第2基板と、を有し、
    前記第1領域の前記第1基板は、前記第2領域の前記第1基板よりも薄いことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記基板は可撓性を有し、
    前記第1領域の前記基板は、前記第2領域の前記基板よりも薄いことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記第1領域は、前記第1端部と前記第2端部との間の第3端部に沿って設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の表示装置。
  6. 前記表示領域に配置された発光層の発光強度を制御する第1トランジスタ及び前記第1トランジスタの動作を制御する第2トランジスタを有し、
    前記第1トランジスタは、前記基板の前記第2面の側に配置され、
    前記第2トランジスタは、前記基板の前記第1面の側に配置されることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記基板の前記第1面の側において、前記第2トランジスタに接続され、前記第2トランジスタを制御する制御回路をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記基板の前記第1面の側において、前記第2トランジスタに接続され、前記第2トランジスタに電力を供給するバッテリーをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第2領域の内側領域に、前記第2領域よりも前記基板が薄い第3領域が設けられ、
    前記第3領域には、前記制御回路が配置されていることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  10. 前記第2領域の内側領域に、前記第2領域よりも前記基板が薄い第3領域が設けられ、
    前記第3領域には、前記制御回路及び前記バッテリーが配置されていることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  11. 前記第1領域に配置された樹脂層をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記基板に装着され、前記第2領域に対応して配置された第1フレームと、前記第1領域に対応して配置され、前記第1フレームより剛性が低い第2フレームと、を含むフレームをさらに有することを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 基板を準備し、
    前記基板の第1面の側に、光を放出する発光層を形成し、
    前記基板の第1端部から第2端部まで延在する第1領域を、前記基板の前記第1面の反対の第2面の側から薄板化することを特徴とする表示装置の製造方法。
  14. 前記基板の準備は、
    第1基板を準備し、
    前記第1基板上に、前記第1基板より剛性が低い第2基板を形成することを含み、
    前記発光層を形成した後に、前記第1領域の前記第1基板を、前記第1基板の前記第2面の側から薄板化して除去することを特徴とする請求項13に記載の表示装置の製造方法。
  15. 前記基板の準備は、
    第1基板を準備し、
    前記第1基板上に、前記第1基板より剛性が低い第2基板を形成することを含み、
    前記発光層を形成した後に、前記第1領域の前記第1基板を、前記第1基板の前記第2面の側から薄板化することを特徴とする請求項13に記載の表示装置の製造方法。
  16. 前記基板の準備は、
    第1基板を準備し、
    前記第1基板上に、前記第1基板より剛性が低い第2基板を形成することを含み、
    前記発光層を形成した後に、前記第1基板と前記第2基板とを剥離し、
    前記第1領域の前記第2基板を、前記第2基板の前記第2面の側から薄板化することを特徴とする請求項13に記載の表示装置の製造方法。
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