JP2015203437A - 空気弁 - Google Patents

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寧 森園
Yasushi Morisono
寧 森園
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Abstract

【課題】フロート弁体が常に安定して動作する空気弁を得る。
【解決手段】液体配管の頂部又は第1及び第2の液体配管の間に設けられるものであって、内部に前記液体配管内の液体を貯留可能な液体収納空間を有し、前記液体収納空間の下部に前記液体配管と接続可能な液体流入側開口部を有し、かつ前記液体収納空間の上部に液体流出側開口部を有するものであって、前記液体流入側開口部の段面積が前記液体流出側開口部の断面積より小さく形成された弁箱と、前記弁箱内に設けられ、前記弁箱内に前記液体が流入することで得られる浮力により前記液体流出側開口部側に浮き上り、前記弁箱内に前記液体が流入したとき前記液体流出側開口部を塞いで前記弁箱内の液体流出が阻止されるフロート弁体と、前記弁箱の液体流入側開口部と前記液体配管との間に設けられ、前記液体配管から前記弁箱内に流入される前記液体の速度を減速する液体速度減速部とを具備したもの。
【選択図】図1

Description

本実施形態は、液体配管系に配設され、液体配管系に溜まる空気が自動的に排出される空気弁(空気抜弁)に関する。
空気弁は、給水・給湯、空調、各種機器での空気混入による騒音の防止、初期通水時の空気排出による、スムーズな給水や各種機器・装置の立上げと安定運転、空気による配管材・機器の腐食防止、空気混入によるウォータハンマ・水栓での水はね防止の目的で使用されている。
従来の空気弁は、弁体がフロートにつながった構造となっており、フロートは液体の上に浮いた構造となっている。この空気弁において、空気が流入して液位が下がると、フロートも下がって弁体が開き、液圧により空気を外部に排出する。また、空気の排出により液位が上昇すると、フロートも浮き上がり再び弁体が閉の状態に戻る。さらに、空気弁の入り口側が負圧になると、空気弁内部の液位が下がるので、弁体が開いて空気が導入される。
特開2011−21636号公報 特開平7−280118号公報
従来の空気弁では、液体の流入速度が速いとフロートの跳ね上りが発生することや、構成部品点数が多く、動作上、設計上の信頼性と、メンテナンスを行うのに手間がかかると言う問題があった。
本実施形態は、上記の問題点を改善するためなされたもので、液体の流入速度が速くてもフロート弁体が常に安定して動作する空気弁を提供することを目的とする。
本実施形態の1例は、液体配管の頂部に設けられるものであって、内部に前記液体配管内の液体を貯留可能な液体収納空間を有し、前記液体収納空間の下部に前記液体配管と接続可能な液体流入側開口部を有し、かつ前記液体収納空間の上部に液体流出側開口部を有するものであって、前記液体流入側開口部の断面積が前記液体流出側開口部の断面積より小さく形成された弁箱と、前記弁箱内に設けられ、前記弁箱内に前記液体が流入することで得られる浮力により前記液体流出側開口部側に浮き上り、前記弁箱内に前記液体が流入したとき前記液体流出側開口部を塞いで前記弁箱内の液体流出が阻止されるフロート弁体と、前記弁箱の液体流入側開口部と前記液体配管との間に設けられ、前記液体配管から前記弁箱内に流入される前記液体の速度を減速する液体速度減速部とを具備した空気弁である。
本実施形態の空気弁の概略構成を示す断面図。 本実施形態の空気弁の具体例を示す部分断面図。 本実施形態の空気弁の要部の変形例を説明するための図。
以下、実施の形態について説明するが、初めに本実施形態の第1の例の概略構成は、液体配管の頂部に設けられるものであって、内部に前記液体配管内の液体を貯留可能な液体収納空間を有し、前記液体収納空間の下部に前記液体配管と接続可能な液体流入側開口部を有し、かつ前記液体収納空間の上部に液体流出側開口部を有するものであって、前記液体流入側開口部の断面積が前記液体流出側開口部の断面積より小さく形成された弁箱と、前記弁箱内に設けられ、前記弁箱内に前記液体が流入することで得られる浮力により前記液体流出側開口部側に浮き上り、前記弁箱内に前記液体が流入したとき前記液体流出側開口部を塞いで前記弁箱内の液体流出が阻止されるフロート弁体と、前記弁箱の液体流入側開口部と前記液体配管との間に設けられ、前記液体配管から前記弁箱内に流入される前記液体の速度を減速する液体速度減速部とを具備した空気弁である。
本実施形態の第2の例の概略構成は、液体配管の頂部又は第1及び第2の液体配管3、11の間に設けられるものであって、以下の構成を具備した空気弁である。すなわち、図1に示すように内部に液体を貯留可能な液体収納空間2を有し、液体収納空間2の下部に液体が流通する液体配管3と接続可能な液体流入側開口部4を有し、かつ液体収納空間2の上部につば12を有すると共につば12の中央位置に液体流出側開口部5が形成されたものであって、液体流入側開口部4の断面積が液体流出側開口部5の断面積より小さく、いわゆるラッパ状に形成された弁箱1を備えている。
さらに、弁箱1内に設けられ、弁箱1内に液体が流入することで得られる浮力により液体流出側開口部5側に浮き上り、弁箱1内に液体が流入したとき液体流入側開出部5を塞いで弁箱1内の液体流出が阻止される球状のフロート弁体6を備えている。
また、弁箱1の液体流入側開口部4と液体配管3との間に設けられ、液体配管3から弁箱1内に流入される液体の速度を減速する液体速度減速部、具体的には管状部材からなる、2個のブッシング7、8とニップル9を備えている。ブッシング7は、ニップル9の外周面に形成されているオネジ21が螺合するようにメネジ22が形成されている。ブッシング8は、ニップル9の外周面に形成されているオネジ21が螺合するようにメネジ23が形成されている。
ここで使用するニップル9は、孔内径が3〜7mmのものを使用する。
弁箱1内の液体収納空間2を形成している内壁面に、フロート弁体6が所定範囲内を上下動できるように、各々が上下方向に延びる複数(ここでは4個)のガイド10が形成されている。各ガイド10の上部と、つば12の下面、つまり弁箱1の液体収納空間2を形成している箱体内壁面との間に、ストップリング13が設けられ、これによりフロート弁体6の上動範囲が規定される。
弁箱1の頭部の外周面、すなわちつば12側の外周面にオネジ14が形成され、このオネジ14に後述するキャップナット15に形成されているメネジ16が螺合可能になっている。キャップナット15は、円筒状の小径部17とこれと一体の円筒状の大径部18を備え、大径部18の内周面には前記メネジ16が形成されている。
キャップナット15の大径部18の内側である、小径部17との連結部と弁箱1のつば12との間にシート19が設けられている。
このように高さの低い位置に配設されている液体配管3と、高さの高い位置に配設されている液体配管11の間に、球状のフロート弁体6を弁箱1に有する空気弁本体を垂直に設けるものであって、弁箱1に有する液体流出側開口部5が上で、かつ液体流入側開口部4が下になるように空気弁本体を接続し、空気弁本体と液体配管3の間に、液体速度減速部材である、ブッシング7、8と、ニップル9の組合わせを接続したので、液体配管3からの液体速度が減速されて空気弁本体に流入され、フロート弁体6が常に安定して確実に動作する空気弁を提供することができる。
図2は、空気弁本体として弁箱、ストップリング、シート、キャップナットを備えたボールチャッキ弁30を使用し、液体速度減速部材としてブッシング37、38と、ニップル39を組み合わせた実施形態である。ボールチャッキ弁30は、弁箱31、ストップリング32、シート33、キャップナット34、ボール35を備えている。図2において、40はブッシングである。
図2の実施形態によれば、市販の部材である、ボールチャッキ弁30、ブッシング37、38と、ニップル39を組み合わせた空気弁であるので、手軽に実現が可能である。
図3の実施形態は、前述の液体速度減速部材とは異なる例で、異径ニップル50と、ブッシング60を組み合わせた例である。この場合も、図1の実施形態、図2の実施形態と同様な効果が得られる。
さらに、前述の実施形態の弁箱と、フロート弁体の全てを、ポリプロピレン製樹脂で構成してもよい。ポリプロピレン製樹脂は、比重が水より小さいので液体として水を使用できると共に、システム全体の軽量化が図れる。
1…弁箱、2…液体収納空間、3…液体配管、4…液体流入側開口部、5…液体流出側開口部、6…フロート弁体、7、8…ブッシング、9…ニップル、10…ガイド、11…液体配管、 13…ストップリング、14…オネジ、15…キャップナット、16…メネジ、17…小径部、 18…大径部、19…シート、21…オネジ、22…メネジ、23…メネジ、30…ボールチャッキ弁、37.38…ブッシング、39…ニップル、50…異径ニップル、60…ブッシング

Claims (7)

  1. 液体配管の頂部に設けられるものであって、内部に前記液体配管内の液体を貯留可能な液体収納空間を有し、前記液体収納空間の下部に前記液体配管と接続可能な液体流入側開口部を有し、かつ前記液体収納空間の上部に液体流出側開口部を有するものであって、前記液体流入側開口部の断面積が前記液体流出側開口部の断面積より小さく形成された弁箱と、
    前記弁箱内に設けられ、前記弁箱内に前記液体が流入することで得られる浮力により前記液体流出側開口部側に浮き上り、前記弁箱内に前記液体が流入したとき前記液体流出側開口部を塞いで前記弁箱内の液体流出が阻止されるフロート弁体と、
    前記弁箱の液体流入側開口部と前記液体配管との間に設けられ、前記液体配管から前記弁箱内に流入される前記液体の速度を調整する液体速度調整部と、
    を具備したことを特徴とする空気弁。
  2. 液体配管の頂部に設けられるものであって、内部に前記液体配管内の液体を貯留可能な液体収納空間を有し、前記液体収納空間の下部に前記液体配管と接続可能な液体流入側開口部を有し、かつ前記液体収納空間の上部に液体流出側開口部を有するものであって、前記液体流入側開口部の断面積が前記液体流出側開口部の断面積より小さく形成された弁箱と、
    前記弁箱内に設けられ、前記弁箱内に前記液体が流入することで得られる浮力により前記液体流出側開口部側に浮き上り、前記弁箱内に前記液体が流入したとき前記液体流出側開口部を塞いで前記弁箱内の液体流出が阻止されるフロート弁体と、
    前記弁箱の液体流入側開口部と前記液体配管との間に設けられ、前記液体配管から前記弁箱内に流入される前記液体の速度を減速する液体速度減速部と、
    を具備したことを特徴とする空気弁。
  3. 前記液体速度調整部又は前記液体速度減速部は、管状部材で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気弁。
  4. 前記液体速度調整部又は前記液体速度減速部は、前記液体配管に接合される第1のブッシングと、前記弁箱の液体流入側開口部に接合される第2のブッシングと、前記第1及び前記第2のブッシングに接合される二ップルで構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気弁。
  5. 前記液体速度調整部又は前記液体速度減速部は、前記液体配管に接合される異径ニップルと、前記異径ニップルと前記弁箱の液体流入側開口部に接合されるブッシングと、で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気弁。
  6. 前記弁箱と、前記フロート弁体とをボールチャッキ弁で構成したことを特徴とする請求項1記載の空気弁。
  7. 前記弁箱と、前記フロート弁体と、ポリプロピレン製樹脂で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気弁。
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