JP2015202931A - ゴムベルト - Google Patents

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慎哉 武藤
Shinya Muto
慎哉 武藤
小林 英治
Eiji Kobayashi
英治 小林
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Abstract

【課題】摩耗量を簡単に確実に把握する上で有利なゴムベルトを提供する。
【解決手段】コンベヤベルト10は、ベルト本体14を有し、ベルト本体14は、補強層16と、補強層16を挟む一対のカバーゴム層18と、摩耗視認部材20とを備えている。摩耗視認部材20は、ベルト本体14と識別できる色を有するものであり、上部カバーゴム層18Aに埋め込まれ、上部カバーゴム層18Aの厚さ方向に沿って断面積が次第に変化する形状で形成されている。摩耗視認部材20は、上部カバーゴム層18Aの表面から離れるにつれて断面積が次第に大きくなるように形成されている。上部カバーゴム層18Aの摩耗量が増加するに従って上部カバーゴム層18Aの表面から露出する摩耗視認部材20の断面積が次第に大きくなる。
【選択図】図1

Description

本発明はゴムベルトに関する。
被搬送物を運搬するベルトコンベヤ装置に用いられるコンベヤベルトや、動力伝達用のゴムベルトは、使用するにつれて摩耗するため、ゴムベルトの摩耗量が一定量を上回ったならば、ゴムベルトを新品に交換する必要がある。
従来、ゴムベルトの摩耗量を把握するために、超音波厚さ測定機(特許文献1)を用いてゴムベルトの厚さを測定することがなされている。
特開2013−279340号公報
しかしながら、超音波厚さ測定機を用いてゴムベルトの摩耗量を測定する場合、以下の様な問題点がある。
ゴムベルトの設置場所まで超音波厚さ測定機を持ち運ぶ必要があり、測定準備に要する手間がかかる。
測定に際しては、超音波厚さ測定機の探触子とゴムベルトの表面との間にグリセリンなどの接触媒質を塗布すると共に、測定毎に校正作業を要するため、測定に手間がかかる。
超音波厚さ測定機の探触子は、測定対象に当て付ける部分がある程度の大きさを有しているため、ゴムベルトの同一箇所の厚さを測定する場合、探触子を同一箇所に正確に位置決めすることが難しく、測定場所にばらつきが生じやすい。
ゴムベルトの表面状態が荒れて凹凸が発生している場合は、厚さ測定が困難となる。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、摩耗量を簡単に確実に把握する上で有利なゴムベルトを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ベルト本体を有するゴムベルトであって、前記ベルト本体と識別できる色を有する摩耗視認部材が設けられ、前記摩耗視認部材は、前記ベルト本体に埋め込まれ、前記ベルト本体の厚さ方向に沿って断面積が次第に変化する形状で形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記ベルト本体は、補強層と、前記補強層の上に設けられたカバーゴム層とを備え、前記摩耗視認部材は、前記カバーゴム層に埋め込まれていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記摩耗視認部材は、前記ベルト本体の表面から離れるにつれて断面積が次第に大きくなるように形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ベルト本体が摩耗するに従ってベルト本体から露出する摩耗視認部材の断面積が変化するため、摩耗視認部材を視認するだけでゴムベルトの摩耗量を簡単に確実に把握する上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、摩耗視認部材を視認するだけでカバーゴム層の摩耗量を簡単に確実に把握する上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、ゴムベルトの摩耗量をより明確に把握する上で有利となる。
実施の形態に係るゴムベルトを用いたベルトコンベヤ装置の断面図である。 実施の形態に係るゴムベルトの断面図である。 (A)〜(E)は実施の形態に係るゴムベルトから露出する摩耗視認部材の断面積の変化を示す説明図である。 ゴムベルトの変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。
なお、本実施の形態では、ゴムベルトがベルトコンベヤ装置を構成するコンベヤベルトである場合について説明する。
図1に示すように、コンベヤベルト10は、コンベヤベルト10の長手方向に間隔をおいて複数配置されたトラフローラ12に掛装されている。トラフローラ12は、コンベヤベルト10の幅方向の中央に配置された中央ローラ12Aと、中央ローラ12Aの両側に配置された傾斜ローラ12B、12Cとで構成され、コンベヤベルト10が中央ローラ12A、傾斜ローラ12B、12C上で移動することでコンベヤベルト10上に載置された被搬送物Mが搬送される。
図2に示すように、コンベヤベルト10は、ベルト本体14を有し、ベルト本体14は、補強層16と、補強層16を挟む一対のカバーゴム層18と、摩耗視認部材20とを備えている。
補強層16は、コンベヤベルト10の張力を保持するためのものであり、複数のスチールコードあるいは有機繊維と、それらを覆うクッションゴムとで構成されている。
スチールコード、有機繊維、クッションゴムには、従来公知の様々な材料が使用可能である。
一対のカバーゴム層18は、被搬送物M、例えば、鉄鉱石、石炭、石灰石などの鉱物、土砂、粉体が載置される搬送面を形成する上部カバーゴム層18Aと、搬送面の反対面の面を形成しトラフローラ12に接触する下部カバーゴム層18Bとで構成されている。
したがって、上部カバーゴム層18Aは、被搬送物Mとの摩擦により摩耗する。
摩耗視認部材20は、ベルト本体14と識別できる色を有するものであり、本実施の形態では、上部カバーゴム層18Aに埋め込まれ、上部カバーゴム層18Aの厚さ方向に沿って断面積が次第に変化する形状で形成されている。
例えば、ベルト本体14の色が黒色であれば、摩耗視認部材20の色は、白色や黄色や橙色とすればよい。
本実施の形態では、摩耗視認部材20は、上部カバーゴム層18Aの表面から離れるにつれて断面積が次第に大きくなるように形成されている。
より詳細には、摩耗視認部材20は、軸線を上部カバーゴム層18Aの厚さ方向に一致させ、頂点を補強層16と反対方向に向けた円錐形を呈している。
したがって、図3(A)〜(E)に示すように、上部カバーゴム層18Aの摩耗量が増加するに従って上部カバーゴム層18Aの表面から露出する摩耗視認部材20の断面積が次第に大きくなる。
なお、摩耗視認部材20は、上部カバーゴム層18Aの厚さ方向に沿って断面積が次第に変化する形状で形成されていればよく、摩耗視認部材20の形状は円錐形に限定されるものではない。
また、本実施の形態では、図1に示すように、摩耗視認部材20は、コンベヤベルト10の幅方向に間隔をおいた複数箇所に設けられている。
このようにすることで、コンベヤベルト10の幅方向に間隔をおいた複数箇所の摩耗状態を的確に把握する上で有利となっている。
なお、摩耗視認部材20を設ける箇所や数は、任意に定めれば良い。例えば、摩耗が激しいコンベヤベルト10の幅方向の中央部分には摩耗視認部材20を多く設け、摩耗がそれほど激しくないコンベヤベルト10の幅方向の両側寄りには摩耗視認部材20を少なく設ければ、摩耗の激しい箇所の摩耗量を的確に測定しつつ、摩耗視認部材20の数を抑制する上で有利となる。
なお、コンベヤベルト10は、予め型により成形された摩耗視認部材20を、未加硫状態の上部カバーゴム層18A内に配置したのち、上部カバーゴム層18A、補強層16、下部カバーゴム層18Bを積層した状態で加硫することによって製造される。
本実施の形態によれば、ベルト本体14の上部カバーゴム層18Aが被搬送物Mとの摩擦などにより摩耗するに従って上部カバーゴム層18Aから露出する摩耗視認部材20の断面積が変化するため、摩耗視認部材20を視認するだけで上部カバーゴム層18Aの摩耗量を簡単に確実に把握する上で有利となる。
すなわち、大掛かりな超音波厚さ測定機が不要となるため、超音波厚さ測定機をコンベヤベルト10の設置場所まで持ち運ぶ必要がなく、測定準備に要する手間を省く上で有利となる。
また、グリセリンなどの接触媒質を使用する必要がなく、測定毎の校正作業を要しないため、上部カバーゴム層18Aの摩耗量を簡単に把握する上で有利となる。
また、摩耗視認部材20が上部カバーゴム層18Aに埋め込まれているため、同一箇所における摩耗量を確実に把握する上で有利となる。
ゴムベルトの表面状態が荒れて凹凸が発生している場合であっても摩耗量を確実に把握する上で有利となる。
なお、図4に示すように、摩耗視認部材20の断面形状は、上部カバーゴム層18Aの表面から離れるにつれて摩耗視認部材20の断面積が次第に小さくなるようにしてもよい。
このようにした場合は、上部カバーゴム層18Aの摩耗量が増加するに従って上部カバーゴム層18Aの表面から露出する摩耗視認部材20の断面積が次第に小さくなるため、上部カバーゴム層18Aの摩耗量を簡単に確実に把握する上で有利となる。
しかしながら、本実施の形態のように、摩耗視認部材20を、上部カバーゴム層18Aの表面から離れるにつれて断面積が次第に大きくなるように形成すると、上部カバーゴム層18Aの摩耗量が増加した際に摩耗視認部材20がより視認しやすくなり、上部カバーゴム層18Aの摩耗量をより明確に把握する上で有利となる。
また、本実施の形態では、搬送面を形成する上部カバーゴム層18Aに摩耗視認部材20を設けた場合について説明したが、搬送面の反対面の面を形成する下部カバーゴム層18Bにも摩耗視認部材20を設けてもよい。
この場合は、トラフローラ12との摩擦によって摩耗する下部カバーゴム層18Bの摩耗量を簡単に確実に把握する上で有利となる。
また、本実施の形態では、ベルト本体14が、補強層16と、補強層16を挟む一対のカバーゴム層18とを備える場合について説明したが、カバーゴム層が補強層16の一方の面を覆う場合についても本発明は無論適用可能であり、その場合は、カバーゴム層に摩耗視認部材20を設ければよい。
また、ベルト本体14が単一のゴム層のみで構成されている場合についても本発明は無論適用可能であり、その場合は、ゴム層に摩耗視認部材20を設ければよい。
また、本実施の形態では、ゴムベルトがコンベヤベルト10である場合について説明したが、本発明は動力伝達用のゴムベルト、例えば、歯付ベルトなどにも適用可能である。
歯付ベルトの場合、摩耗が激しい歯の部分に摩耗視認部材20を設けることで、歯付ベルトの摩耗量を簡単に確実に把握する上で有利となる。
10 コンベヤベルト(ゴムベルト)
14 ベルト本体
16 補強層
18 カバー層
18A 上部カバー層
18B 下部カバー層
20 摩耗視認部材

Claims (3)

  1. ベルト本体を有するゴムベルトであって、
    前記ベルト本体と識別できる色を有する摩耗視認部材が設けられ、
    前記摩耗視認部材は、前記ベルト本体に埋め込まれ、前記ベルト本体の厚さ方向に沿って断面積が次第に変化する形状で形成されている、
    ことを特徴とするゴムベルト。
  2. 前記ベルト本体は、補強層と、前記補強層の上に設けられたカバーゴム層とを備え、
    前記摩耗視認部材は、前記カバーゴム層に埋め込まれている、
    ことを特徴とする請求項1記載のゴムベルト。
  3. 前記摩耗視認部材は、前記ベルト本体の表面から離れるにつれて断面積が次第に大きくなるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のゴムベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106927186A (zh) * 2015-12-30 2017-07-07 山西凤凰胶带有限公司 管式传送带

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JPH107219A (ja) * 1996-06-21 1998-01-13 Yasutaka Yamashita 耐摩耗ブロック及びその摩滅程度の簡易識別方法

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