JP2015202760A - 操舵制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる車型の車両でも同じ位置を走行させることができる操舵制御装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載されて車両の進行方向前方の車線情報を取得する車線情報取得部3と、車両の運動情報を取得する運動情報取得部4と、車線情報取得部3が取得した車線情報に基づいて将来の車両の目標位置を算出する目標位置算出部52と、運動情報取得部4が取得した現在の車両の運動情報に基づいて将来の車両の推定位置を算出する推定位置算出部53と、目標位置算出部52が算出した目標位置を補正する補正部54と、目標位置と推定位置との差分に基づいて車両の操舵制御を行う操舵制御部55と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の操舵制御を行う操舵制御装置に関する。
従来から、車両の操舵制御行う操舵制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。この操舵制御装置は、車両前端部に設置されたカメラにより撮像された車両前方の路面の画像データに基づいて目標位置を算出するとともに、現在の車速及びヨーレートに基づいて予測位置を算出し、この目標位置と予測位置との差分を算出する。そして、この算出した目標操舵角に基づいて操舵制御を行う。
特開2013−023051号公報
ところで、一つの車両製造メーカでは、単一の車型の車両だけでなく異なる車型の車両も製造している。このような場合、コスト低減の観点から異なる車型の車両にも同じ操舵制御装置を搭載する場合がある。
しかしながら、車型の違いによりホイールベースが異なると、カーブ進行中は、アッカーマンジオメトリにより車両の回頭角が異なる。なお、アッカーマンジオメトリとは、遠心力を無視できる低車速で旋回する場合に、車輪に横滑りが生じないためには、各車輪が共通の一点を中心に旋回しなければならないことをいう。車両の回頭角が異なると、カメラの撮像方向が異なるため、カメラで撮像した画像データに基づいて算出される目標位置も異なる。一方、車速及び車両に発生するヨーレートは、車両の回頭角が異なっても同じである。このため、ホイールベースの異なる車両において同じ操舵制御装置を搭載すると、目標位置と推定位置とに差が生じてしまい、同じ位置を走行させることができなくなるという問題がある。
なお、特許文献1には、車両の動特性が変動した場合にも目標位置に安定して走行させるために、車両重量及び前輪のコーナリングパワーを加味して目標操舵角を算出することが記載されている。しかしながら、特許文献1に記載のものは、車型の異なる車両に対応したものではないため、車型の異なる車両に同じ位置を走行させることができない。
そこで、本発明は、異なる車型の車両でも同じ位置を走行させることができる操舵制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る操舵制御装置は、車両の操舵制御を行う操舵制御装置であって、車両に搭載されて車両の進行方向前方の車線情報を取得する車線情報取得部と、車両の運動情報を取得する運動情報取得部と、車線情報取得部が取得した車線情報に基づいて将来の車両の目標位置を算出する目標位置算出部と、運動情報取得部が取得した現在の車両の運動情報に基づいて将来の車両の推定位置を算出する推定位置算出部と、目標位置算出部が算出した目標位置を補正する補正部と、目標位置と推定位置との差分に基づいて車両の操舵制御を行う操舵制御部と、を備える。
本発明に係る操舵制御装置では、操舵制御部は、目標位置と推定位置との差分に基づいて操舵制御を行うが、目標位置は、補正部により補正することができる。これにより、車型に応じて目標位置が異なる場合であっても、車型に応じて目標位置を補正することができるため、異なる車型の車両でも同じ位置を走行させることができる。
一実施形態では、記補正部は、車両のホイールベースに応じて目標位置算出部が算出した目標位置を補正してもよい。目標位置は車両のホイールベースによって変わるため、車両のホイールベースに応じて目標位置を補正することで、目標位置の補正精度を高めることができる。
また、一実施形態では、運動情報取得部は、車両の運動情報として速度及びヨーレートを取得してもよい。推定位置は速度及びヨーレートに基づいて算出できるため、車両の運動情報として速度及びヨーレートを取得することで、推定位置を適切に算出することができる。
本発明によれば、異なる車型の車両でも同じ位置を走行させることができる。
実施形態に係る操舵制御装置の概略構成を示すブロック図である。 異なる車型の車両の一例を示す概略図である。 図2に示す各車両に搭載された撮像装置の撮像方向を示す図である。 異なる車型の車両における目標位置のズレ量を説明するための図である。 目標操舵角を算出するための制御ロジックを示す図である。 操舵制御装置の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る操舵制御装置は、運転者が病気等により運転できなくなった場合等に、運転者に代わって、又は、運転者の運転支援として、車両の操舵制御を行うものである。車両操舵制御の態様としては、例えば、現在走行している車線から外れないように車両を当該車線に保持するレーンキープや、現在走行している車線から路肩側の車線への車線変更が挙げられる。なお、以下の説明では、車両操舵制御としてレーンキープを行う場合について説明する。
図1は、実施形態に係る操舵制御装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施形態に係る操舵制御装置1は、ステアリングシステム2の回転駆動制御を行うことで車両の操舵制御を行う装置であり、車線情報取得部3と、運動情報取得部4と、制御部5と、を備えている。
ステアリングシステム2は、操舵輪に連結されたギアボックス21に連結されたステアリングシャフト22に、運転者が操舵操作を行うステアリングホイール23が接続されている。そして、回転駆動装置24によりステアリングシャフト22を回転駆動可能になっている。回転駆動装置24は、モータなどの電動機により構成されている。回転駆動装置24とステアリングシャフト22とは、遊星歯車等の歯車機構により接続されており、回転駆動装置24によりステアリングシャフト22を回転駆動することが可能となっている。
車線情報取得部3は、車両に搭載されて車両の進行方向前方の車線情報を取得するものである。車線情報とは、車線を区画する左右の区画線の情報であって、自車両が走行する車線や当該車線に隣接する車線を区画する左右の区画線の情報である。区画線の情報は、例えば、自車両を中心とした座標軸における区画線の座標情報で表わすことができる。車線情報取得部3の搭載位置は、特に限定されるものではないが、車両の前端部に搭載することで、車両の進行方向前方の車線情報を適切に取得することができる。車線情報取得部3としては、カメラ等の撮像装置や各種レーダを用いることができる。車線情報取得部3として撮像装置を用いる場合、車線情報取得部3は、例えば、当該撮像装置により撮像した画像データを画像解析して区画線を抽出し、この注出した区画線から車両の進行方向前方の車線情報を取得することができる。車線情報取得部3としてレーダを用いる場合、車線情報取得部3は、例えば、当該レーダにより区画線を検出し、この注出した区画線から車両の進行方向前方の車線情報を取得することができる。なお、以下の説明では、車線情報取得部3として撮像装置を用いる場合について説明する。そして、車線情報取得部3は、取得した車線情報を制御部5に送信する。
運動情報取得部4は、車両の運動情報を取得するものである。運動情報取得部4は、運動情報として、速度及び車両に発生しているヨーレートを取得する。なお、運動情報取得部4は、運動情報として、速度及びヨーレート以外の情報を取得してもよい。車速は、例えば、各車輪の回転速度を検出し、各車輪の回転速度から車両の車速を算出することにより求めることができる。ヨーレートは、ヨーレートセンサにより車両に発生しているヨーレートを求めることができる。そして、運動情報取得部4は、取得した運動情報を制御部5に送信する。
制御部5は、車線情報取得部3及び運動情報取得部4から送信された情報に基づいて、ステアリングシステム2の回転駆動装置24の回転駆動制御を行うものである。このため、制御部5は、自動操舵要否判断部51と、目標位置算出部52と、推定位置算出部53と、補正部54と、操舵制御部55と、の機能を備えている。なお、制御部5は、主にCPU等の演算装置とメモリ等の記憶装置とにより構成されており、予め記憶された様々なプログラムに従って各種制御を行うものである。
自動操舵要否判断部51は、運転者に代わって、又は、運転者の運転支援として、車両の操舵制御を行うか否かを判断する機能を有する。例えば、運転者が急病等により運転できなくなった場合は、車両の操舵制御を行うものと判断する。運転者が急病等により運転できなくなっているか否かは、例えば、運転席や助手席などに設置した非常ボタンの操作に基づいて判断してもよく、車室内に設置したカメラにより撮像した運転者の顔画像の分析結果に基づいて判断してもよい。
目標位置算出部52は、車線情報取得部3が取得した車線情報に基づいて将来の車両の目標位置を算出する機能を有する。将来の車両の目標位置とは、所定時間後(τ時間後)の車両の目標位置であって、例えば、5秒後の車両の目標位置とすることができる。目標位置算出部52は、レーンキープの操舵制御を行う場合は、現在走行している車線の幅方向中央部を目標位置とする。車線変更の操舵制御を行う場合は、現在走行している車線の路肩側に隣接する車線の幅方向中央部を目標位置とする。なお、目標位置は、必ずしも車線の幅方向中央部である必要はなく、左側の区画線側に寄った位置であってもよく、右側の区画線側に寄った位置であってもよい。
推定位置算出部53は、運動情報取得部4が取得した現在の車両の運動情報に基づいて将来の車両の推定位置を算出する機能を有する。将来の車両の推定位置とは、将来の車両の目標位置と同様に、所定時間後(τ時間後)の車両の推定位置であって、例えば、5秒後の車両の推定位置とすることができる。
ここで、車両前後方向をx軸とし、x軸に直交する方向(車両横方向)をy軸とした座標軸を考える。また、車速をV、ヨーレートをγ、y軸方向におけるτ秒後の車両の推定位置をy、x軸方向におけるτ秒後の車両の推定位置lとする。そして、推定位置算出部53は、運動情報取得部4から車両の運動情報として車速及びヨーレートを取得すると、次の式(1)及び式(2)を演算することにより、τ秒後の車両の推定位置y及び推定位置lを算出する。なお、この算出した推定位置y及び推定位置lが、τ秒後の車両の推定位置となる。
=τ・V・γ/2 …(1)
=τ・V …(2)
補正部54は、目標位置算出部52が算出した目標位置を補正する機能を有する。つまり、目標位置算出部52が算出する目標位置は車型に応じて異なることから、補正部54は、車型に応じた目標位置の補正係数を設定し、この設定した補正係数により目標位置算出部52が算出した目標位置を補正する。
ここで、図2〜図4を参照して、補正部54による目標位置の補正について説明する。図2は、異なる車型の車両の一例を示す概略図である。図3は、図2に示す各車両に搭載された撮像装置の撮像方向を示す図である。図4は、異なる車型の車両における目標位置のズレ量を説明するための図である。
まず、図2(a)に示す車型の車両Aと、図2(b)に示す車型の車両Bと、を考える。車両Aと車両Bとは全長が同じであるが、車両Aは前1軸×後2軸の3軸車(FR)、車両Bは前2軸×後2軸の4軸車(FW)となっており、車両AのホイールベースWB1よりも車両BのホイールベースWB2の方が長くなっている。
カーブ進行中においては、図3に示すように、車両Aと車両Bとで回頭角が異なることから、車両Aに搭載された撮像装置の撮像方向a1と車両Bに搭載された撮像装置の撮像方向b1とが異なり、撮像方向b1は撮像方向a1よりもカーブの外側を向く。すると、車線の幅方向中央部を目標位置とする場合、車両Aの撮像装置の撮像方向a1から所定時間後における目標位置までの距離a2と、車両Bの撮像装置の撮像方向b1から所定時間後における目標位置までの距離b2と、が異なり、その結果、車両Aと車両Bとでは、目標位置算出部52が算出する目標位置が異なってしまう。
一方、車速及びヨーレートは、車両の回頭角が異なっても変わらないため、車両Aの推定位置算出部53が算出した推定位置と車両Bの推定位置算出部53が算出した推定位置とは同じとなる。
このため、図4に示すように、目標位置算出部52が算出した目標位置と推定位置算出部53が算出した推定位置との間のズレ量εは、車型(特にホイールベース)に応じて異なる。
そこで、補正部54は、このズレ量εが、車型の違いに依らず一定となるように、車型に応じた目標位置の補正係数を設定する。この補正係数は、予め実験等により求めておくことができる。そして、補正部54は、このように設定した補正係数により目標位置算出部52が算出した目標位置を補正する。
操舵制御部55は、目標位置と推定位置とのズレ量(差分)に基づいて車両の操舵制御を行う機能を有する。つまり、操舵制御部55は、補正部54が補正した目標位置と推定位置算出部53が算出した推定位置とのズレ量に基づいて、車両の操舵制御を行う。
図5は、車両の操舵制御を行うための制御ロジックを示す図である。図5に示すように、操舵制御部55は、PI(Proportional Integral)制御を行うPI制御部56と、ステアリングシステム2の回転駆動装置24の回転駆動制御を行う駆動指令部57と、を備えている。
PI制御部56は、比例制御(P制御)を行うP項56aと、積分制御(I制御)を行うI項56bと、を備えている。PI制御部56は、目標位置と推定位置とのズレ量に基づくPI制御により目標とするべき操舵角である目標操舵角を算出し、ズレ量が所定の閾値以上である場合に、駆動指令部57から回転駆動装置24を回転駆動する指令を出力する。なお、PI制御部56としては、PI制御を行う公知の制御装置を用いることができる。
ここで、回転駆動装置24の回転駆動制御としては、回転角度を指令する場合と、トルクを指令する場合とがある。何れの場合も、ズレ量が所定の閾値以上である場合に指令を出力するが、回転角度を指令する場合は、トルクを指令する場合よりも閾値を小さくすることができる。例えば、回転角度を指令する場合は、ズレ量の閾値を±100mmとし、トルクを指令する場合は、ズレ量の閾値を±200mmとする。
そして、駆動指令部57から回転駆動装置24に指令が出力されると、回転駆動装置24が回転駆動することによりステアリングシャフト22が回転して自動操舵が行われ、推定位置算出部53によりτ秒後の推定位置が算出される。
次に、図6を参照して、操舵制御装置1の処理動作について説明する。図6は、操舵制御装置の処理動作を示すフローチャートである。
図6に示す操舵制御装置1の処理動作は、自動操舵要否判断部51が車両の操舵制御を行うと判断することにより開始され、車両の操舵制御を終了するための終了条件が満たされるまでの間、所定時間間隔で繰り返し行われる。終了条件が満たされる場合としては、例えば、自動操舵要否判断部51が車両の操舵制御を終了すると判断した場合や、車両のエンジンスイッチがOFFにされた場合等がある。
図6に示すように、操舵制御装置1では、まず、車線情報取得部3が、車両の進行方向前方の車線情報を取得するとともに(ステップS1)、運動情報取得部4が、車両の運動情報を取得する(ステップS2)。なお、ステップS1とステップS2とは、何れを先に処理してもよく、平行して処理してもよい。
次に、制御部5の目標位置算出部52が、ステップS1において取得した車線情報に基づいて将来の車両の目標位置を算出するとともに(ステップS3)、制御部5の推定位置算出部53が、ステップS2において取得した車両の運動情報に基づいて将来の車両の推定位置を算出する(ステップS4)。
次に、制御部5の補正部54が、ステップS3で算出した目標位置を補正する(ステップS5)。ステップS5では、車型に応じた目標位置の補正係数によりステップS3で算出した目標位置を補正する。
次に、制御部5の操舵制御部55が、ステップS5で補正した目標位置とステップS4で算出した推定位置とのズレ量を算出し、当該ズレ量に基づくPI制御により目標操舵角を算出する(ステップS6)。
次に、制御部5の操舵制御部55が、ステップS6で算出したズレ量が所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS7)。
ズレ量が所定の閾値以上であると判断した場合(ステップS7:YES)、操舵制御部55が、回転駆動装置24を回転駆動する(ステップS8)。そして、操舵制御装置1の処理動作を一旦終了し、再度ステップS1から繰り返す。
一方、ズレ量が所定の閾値未満であると判断した場合(ステップS7:NO)、操舵制御部55が回転駆動装置24を回転駆動することなく、操舵制御装置1の処理動作を一旦終了し、再度ステップS1から繰り返す。
このように、本実施形態によれば、操舵制御部55は、目標位置と推定位置との差分に基づいて操舵制御を行うが、目標位置は、補正部54により補正することができる。これにより、車型に応じて目標位置が異なる場合であっても、車型に応じて目標位置を補正することができるため、異なる車型の車両でも同じ位置を走行させることができる。また、目標位置を補正部54により補正するため、図5のαの部分として一般的なステアリング制御ロジックを用いたとしても、異なる車型の車両に同じ位置を走行させることができる。
また、目標位置は車両のホイールベースによって変わるため、車両のホイールベースに応じて目標位置を補正することで、目標位置の補正精度を高めることができる。
また、推定位置は速度及びヨーレートに基づいて算出できるため、車両の運動情報として速度及びヨーレートを取得することで、推定位置を適切に算出することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、車線情報取得部及び運動情報取得部の具体的な構成を説明したが、車線情報取得部及び運動情報取得部は、それぞれ車線情報及び運動情報を取得できれば如何なる構成であってもよい。
また、上記実施形態では、操舵制御部の具体的な制御態様を説明したが、操舵制御部は目標位置と推定位置との差分に基づいて車両の操舵制御を行うことができれば如何なる制御態様であってもよい。
また、上記実施形態では、一つの制御装置で全ての機能を実現するものとして説明したが、これらの機能を複数の制御装置で実現してもよく、一つの機能を複数の制御装置で実現してもよい。
また、上記実施形態では、操舵制御装置の処理動作を具体的に説明したが、各ステップの処理順序は適宜変更することができ、例えば、各ステップの処理順序を適宜入れ替えてもよく、2以上のステップを並行して行ってもよい。
1…操舵制御装置、2…ステアリングシステム、21…ギアボックス、22…ステアリングシャフト、23…ステアリングホイール、24…回転駆動装置、3…車線情報取得部、4…運動情報取得部、5…制御部、51…自動操舵要否判断部、52…目標位置算出部、53…推定位置算出部、54…補正部、55…操舵制御部、56…PI制御部、56a…P項、56b…I項、57…駆動指令部、A…車両、B…車両。

Claims (3)

  1. 車両の操舵制御を行う操舵制御装置であって、
    前記車両に搭載されて前記車両の進行方向前方の車線情報を取得する車線情報取得部と、
    前記車両の運動情報を取得する運動情報取得部と、
    前記車線情報取得部が取得した前記車線情報に基づいて将来の前記車両の目標位置を算出する目標位置算出部と、
    前記運動情報取得部が取得した現在の前記車両の運動情報に基づいて将来の前記車両の推定位置を算出する推定位置算出部と、
    前記目標位置算出部が算出した前記目標位置を補正する補正部と、
    前記目標位置と前記推定位置との差分に基づいて前記車両の操舵制御を行う操舵制御部と、
    を備える、
    操舵制御装置。
  2. 前記補正部は、前記車両のホイールベースに応じて前記目標位置算出部が算出した前記目標位置を補正する、
    請求項1に記載の操舵制御装置。
  3. 前記運動情報取得部は、車両の運動情報として速度及びヨーレートを取得する、
    請求項1又は2に記載の操舵制御装置。
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