JP2015202519A - 棒鋼受け渡し装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シフト機構60は、リフタ37の上方にトラフ機構40が配置された状態、および、少なくともリフタ37の上方(領域D1)が開放された状態に、リフタ機構30に対してトラフ機構40を移動可能に構成される。
【選択図】図3
Description
図1に示す棒鋼受け渡し装置1の動作を説明する。以下、リフタ機構30の動作と、トラフ機構40の動作と、シフト機構60の動作と、クランプ機構70の動作と、について説明する。
図3に示すリフタ機構30の動作は次の[動作A1]〜[動作A6]の通りである。[動作A1]太物の棒鋼Bが、棒鋼圧延装置(図示なし)からローラテーブル31上に渡される。[動作A2]ローラ31aを回転駆動させることにより、棒鋼Bは、ローラテーブル31上を棒鋼長手方向Xに移動する。[動作A3]ローラ31aの駆動を止めることで、棒鋼Bは、ローラテーブル31上を自然滑走する。その結果、棒鋼長手方向Xへの棒鋼Bの移動が停止する。[動作A4]棒鋼Bは、ローラテーブル31の上面から、下側Z2に下げられた状態のリフタ37(図3において実線で示すリフタ37参照)の上面に移動する。[動作A5]リフタ37が上側Z1に上げられる(図3において二点鎖線で示すリフタ37参照)。[動作A6]棒鋼Bは、リフタ37の上面から受溝21に移動する。上記[動作A1]〜[動作A6]のように、リフタ機構30を用いて棒鋼Bの受け渡しを行う場合、トラフ機構40を用いる場合に比べ、棒鋼B(製品)にキズが付き難く、品質面で有利である。
図2に示すトラフ機構40の動作は次の[動作B1]〜[動作B7]の通りである。[動作B1]細物の棒鋼Bが、棒鋼圧延装置(図示なし)からトラフ閉状態のトラフ53(空間53s)に渡される(誘導される)。[動作B2]上記[動作B1]のとき、例えば複数本の棒鋼Bそれぞれが別個のトラフ53に渡される。このとき、例えば棒鋼Bの径の太さに応じて、渡されるトラフ53が選択される。なお、上記[動作B1]のとき、1本のみの棒鋼Bが1つのみのトラフ53に渡されてもよい。[動作B3]棒鋼Bは、空間53s内を棒鋼長手方向Xに移動する。ここで、細物の棒鋼Bの圧延速度は、太物の棒鋼Bの圧延速度よりも高速である。そのため、細物の棒鋼Bをローラテーブル31上で移動させた場合、棒鋼Bがローラテーブル31に対して飛び跳ねたり飛び出たりするおそれがある。そこで、細物の棒鋼Bを空間53s内で移動させる。これにより、太物の棒鋼Bに比べて高速の圧延速度に対応できる(トラフ53が棒鋼Bを適切に受け取ることができる)。[動作B4]図示しないピンチローラおよびブレーキにより、棒鋼Bの棒鋼長手方向Xの移動を減速および停止させる。[動作B5]トラフ駆動部55が駆動することにより、トラフ53がトラフ開状態となる。[動作B6]棒鋼Bは、トラフ53からシュート57上に乗り移る。[動作B7]棒鋼Bは、シュート57上を移動し、棒鋼落下ガイド59を通り、受溝21に落下する。上記[動作B5]〜[動作B7]は、トラフ53から棒鋼Bが1本ずつ落下するように行われる。例えば、トラフ装置50が複数設けられる場合、トラフ装置50を1つずつ駆動させる。また例えば、1本のトラフ駆動アーム55eに複数(例えば2つ)のトラフ53が取り付けられる場合、トラフ駆動アーム55eを複数段階(例えば2段階)に回動させる(ダブルアクションを行う)ことで、棒鋼Bを1本ずつ落下させる。
図1および図3に示すシフト機構60の動作は次の通りである。上記のように、シフト機構60は、トラフ使用状態(図1参照)およびトラフ退避状態(図3参照)にトラフ機構40を移動可能に構成される。
図6に示すクランプ機構70の動作には、トラフ機構固定時の動作と、トラフ機構シフト時の動作と、がある。トラフ機構固定時とは、トラフ機構40がフレーム10に対して固定される時である。トラフ機構シフト時とは、トラフ機構40がフレーム10に対して(リフタ機構30に対して)移動する時である。
図1に示す棒鋼受け渡し装置1による効果を説明する。棒鋼受け渡し装置1は、棒鋼Bを冷却する冷却床20と、リフタ機構30と、トラフ機構40と、シフト機構60と、を備える。リフタ機構30は、棒鋼Bを搬送するためのローラテーブル31、および、ローラテーブル31から冷却床20に棒鋼Bを受け渡すためのリフタ37を備える。トラフ機構40は、棒鋼Bを落下させるためのトラフ53、および、トラフ53から落下した棒鋼Bを冷却床20に誘導するための棒鋼落下ガイド59を備える。
[構成1−1]図1および図3に示すように、シフト機構60は、リフタ機構30に対してトラフ機構40を移動可能に構成される。
[構成1−2]図1に示すように、シフト機構60は、リフタ37の上方にトラフ機構40が配置された状態(図1参照)に、トラフ機構40を移動可能に構成される。
[構成1−3]図3に示すように、シフト機構60は、少なくともリフタ37の上方(領域D1)が開放された状態に、トラフ機構40を移動可能に構成される。
[構成2]図3に示すように、シフト機構60は、リフタ37の上方(領域D1)およびローラテーブル31の上方(領域D2)が開放された状態に、リフタ機構30に対してトラフ機構40を移動可能に構成される。
[構成3]シフト機構60によるトラフ機構40の移動は、冷却床搬送方向Y成分(冷却床20での棒鋼Bの搬送方向成分)を含む直線移動である。
[構成4]シフト機構60によるトラフ機構40の移動は、冷却床搬送方向Y成分(冷却床20での棒鋼Bの搬送方向成分)を含む水平方向のみである。
図5に示すように、トラフ機構40は、棒鋼長手方向X(棒鋼Bの長手方向)に延びるように構成される。シフト機構60は、複数のシフト装置65を備える。
[構成5]複数のシフト装置65は、棒鋼長手方向Xに並ぶように配置され、かつ、トラフ機構40の複数の部位に取り付けられる。
[構成6]シフト機構60は、複数のシフト装置65を同期駆動させるシフト装置駆動部67を備える。
20 冷却床
30 リフタ機構
31 ローラテーブル
37 リフタ
40 トラフ機構
53 トラフ
59 棒鋼落下ガイド
60 シフト機構
63 シフト装置
65 シフト装置駆動部
B 棒鋼
Claims (6)
- 棒鋼を冷却する冷却床と、
前記棒鋼を搬送するためのローラテーブル、および、前記ローラテーブルから前記冷却床に前記棒鋼を受け渡すためのリフタを備えるリフタ機構と、
前記棒鋼を落下させるためのトラフ、および、前記トラフから落下した前記棒鋼を前記冷却床に誘導するための棒鋼落下ガイドを備えるトラフ機構と、
前記リフタの上方に前記トラフ機構が配置された状態、および、少なくとも前記リフタの上方が開放された状態に、前記リフタ機構に対して前記トラフ機構を移動可能に構成されるシフト機構と、
を備える、棒鋼受け渡し装置。 - 請求項1に記載の棒鋼受け渡し装置であって、
前記シフト機構は、前記リフタの上方および前記ローラテーブルの上方が開放された状態に、前記リフタ機構に対して前記トラフ機構を移動可能に構成される、
棒鋼受け渡し装置。 - 請求項1または2に記載の棒鋼受け渡し装置であって、
前記シフト機構による前記トラフ機構の移動は、前記冷却床での前記棒鋼の搬送方向成分を含む直線移動である、
棒鋼受け渡し装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の棒鋼受け渡し装置であって、
前記シフト機構による前記トラフ機構の移動方向は、前記冷却床での前記棒鋼の搬送方向成分を含む水平方向のみである、
棒鋼受け渡し装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の棒鋼受け渡し装置であって、
前記トラフ機構は、前記棒鋼の長手方向に延びるように構成され、
前記シフト機構は、複数のシフト装置を備え、
複数の前記シフト装置は、前記棒鋼の長手方向に並ぶように配置され、かつ、前記トラフ機構の複数の部位に取り付けられる、
棒鋼受け渡し装置。 - 請求項5に記載の棒鋼受け渡し装置であって、
前記シフト機構は、複数の前記シフト装置を同期駆動させるシフト装置駆動部を備える、
棒鋼受け渡し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014084672A JP6193172B2 (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 棒鋼受け渡し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014084672A JP6193172B2 (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 棒鋼受け渡し装置 |
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JP2015202519A true JP2015202519A (ja) | 2015-11-16 |
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ID=54596318
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014084672A Active JP6193172B2 (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 棒鋼受け渡し装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105903772A (zh) * | 2016-03-18 | 2016-08-31 | 中冶华天工程技术有限公司 | 冷床上钢气动平衡装置 |
CN108941215A (zh) * | 2018-05-08 | 2018-12-07 | 马鞍山市银鼎机械制造有限公司 | 一种组合式型钢轧机导卫装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4934224U (ja) * | 1972-06-30 | 1974-03-26 | ||
JPH02133204U (ja) * | 1989-04-10 | 1990-11-06 | ||
JPH07290135A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-07 | Kobe Steel Ltd | 冷却床への棒鋼圧延材受渡し方法及び装置 |
-
2014
- 2014-04-16 JP JP2014084672A patent/JP6193172B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP6193172B2 (ja) | 2017-09-06 |
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