JP2015202497A - 成形機 - Google Patents

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JP2015202497A JP2014081253A JP2014081253A JP2015202497A JP 2015202497 A JP2015202497 A JP 2015202497A JP 2014081253 A JP2014081253 A JP 2014081253A JP 2014081253 A JP2014081253 A JP 2014081253A JP 2015202497 A JP2015202497 A JP 2015202497A
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中塚 吉久
Yoshihisa Nakatsuka
吉久 中塚
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【課題】電動モータの起動・停止を高精度にフィードバック制御できて、良品を効率よく製造可能な成形機を提供する。【解決手段】ボールねじ機構を構成するねじ軸5を、リブ71と、リブ71を介してその片側に形成された螺旋溝形成部72と、リブ71を介してその他方側に形成された支持部73、ワンウェイクラッチ設定部74及びプーリ設定部75を有する段付き軸状に形成する。螺旋溝形成部72の外面に、ボールを介してナット体を螺合するための螺旋溝76と、ねじ軸5の回転イナーシャを低減するための減肉溝77とを2重螺旋状に形成する。【選択図】図6

Description

本発明は、射出成形機やダイカストマシン等の成形機に係り、特に、射出装置に備えられるボールネジ機構を構成するねじ軸の構造に関する。
射出成形機やダイカストマシン等の成形機には、モータの駆動力を直動体の直進力に変換するためのボールネジ機構が備えられる(例えば、特許文献1参照。)。射出成形機においては、射出用モータの駆動力をスクリュの直進力に変換する機構として用いられ、ダイカストマシンにおいては、射出用モータの駆動力を射出プランジャの直進力に変換する機構として用いられる。
ボールネジ機構は、外面に螺旋溝が形成されたねじ軸と、螺旋溝内に転動自在に収納されたボールを介してねじ軸に螺合されるナット体とから構成される。図11に、従来知られているねじ軸の構成を示す。この図から明らかなように、従来のねじ軸5は、螺旋溝形成部72の外面に1条の螺旋溝76を形成して成る。
特開2012−187609号公報
ところで、成形機の分野においては、近年、精密成形品の製造等に対応するため、射出モータの起動・停止をより高精度に制御することが求められている。射出モータの起動・停止は、射出モータにより回転駆動されるねじ軸のイナーシャの大小によって大きな影響を受ける。即ち、射出モータの出力に比べてねじ軸のイナーシャが小さい場合には、射出モータの起動・停止を迅速に行うことができ、設計通りの射出特性を発揮することができる。これに対して、射出モータの出力に比べてねじ軸のイナーシャが大きい場合には、射出モータの起動・停止に遅れが生じ、設計通りの射出特性を発揮することが困難になる。
従来のねじ軸は、上述したように、螺旋溝形成部72の外面に1条の螺旋溝76のみが形成されており、螺旋溝76の幅及び深さは使用するボールの直径によって定まるので、イナーシャの低減に自ずと限界があり、射出モータの起動・停止特性の改善に貢献するところは小さい。なお、このような問題は、射出モータだけでなく、ボールネジ機構のねじ軸を回転駆動する全ての電動モータについて存在する。
本発明は、このような従来技術の問題を解消するためになされたものであり、その目的は、電動モータの起動・停止を高精度にフィードバック制御できて、良品を効率よく製造可能な成形機を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、軸受を介して固定部材に回転可能に保持されたねじ軸と、当該ねじ軸に螺合され、前記ねじ軸の回転に伴って前後進駆動されるナット体と、当該ナット体に連結された直動体と、前記ねじ軸を回転駆動する電動サーボモータを備えた成形機において、前記ねじ軸の外面に、前記ナット体を螺合するための螺旋溝を形成すると共に、前記ねじ軸の回転イナーシャを低減するための減肉部を形成したことを特徴とする。
かかる構成によると、ねじ軸の外面に減肉部を形成したので、これを回転駆動する電動モータのイナーシャが低減され、電動モータの起動・停止を高精度にフィードバック制御することができる。よって、所望の成形品を効率良く成形することができる。
また本発明は、前記構成の成形機において、前記螺旋溝と前記減肉部とを、前記ねじ軸の外面に2重螺旋状に形成したことを特徴とする。
かかる構成によると、減肉部をねじ軸の外面に螺旋状に形成するので、ねじ軸の長さ方向における重量分布を均一化でき、スクリュの不正な湾曲等を防止できる。
また本発明は、前記構成の成形機において、前記減肉部の幅寸法を、前記螺旋溝の幅寸法よりも大きくしたことを特徴とする。
かかる構成によると、減肉部の幅寸法を螺旋溝の幅寸法よりも大きくしたので、イナーシャの低減効果を高めることができる。
また本発明は、前記構成の成形機において、前記減肉部の幅寸法を、前記螺旋溝とその両側に形成されるランド部との合計の幅寸法と同等にしたことを特徴とする。
かかる構成によると、減肉部の幅寸法を螺旋溝とその両側に形成されるランド部との合計の幅寸法と同等にしたので、減肉部の幅寸法を最大限大きくできて、イナーシャの低減効果をさらに高めることができる。
また本発明は、前記構成の成形機において、前記ねじ軸の断面中央部に、前記ねじ軸の長さ方向の両端に貫通する貫通孔を開設したことを特徴とする。
かかる構成によると、ねじ軸の外面に減肉部を形成すると共に、ねじ軸の断面中央部に貫通孔を開設するので、イナーシャの低減効果をさらに高めることができる。
本発明は、螺旋溝が形成されたねじ軸の外面にねじ軸の回転イナーシャを低減するための減肉部を形成したので、電動モータのフィードバック制御を高精度に行うことができ、所望の成形品を効率良く成形できる。
実施形態に係る電動射出装置の正面側から見た要部断面図である。 実施形態に係る電動射出装置の平面側から見た要部断面図である。 図2の要部拡大図である。 実施形態に係る衝撃緩衝装置の側断面図である。 実施形態に係る衝撃緩衝装置の内面図である。 実施例1に係るねじ軸の斜視図である。 実施例2に係るねじ軸の斜視図である。 実施例3に係るねじ軸の斜視図である。 実施例4に係るねじ軸の斜視図である。 実施例に係るねじ軸と従来例に係るねじ軸の性能を対比する表図である。 従来例に係るねじ軸の斜視図である。 実施形態に係る電動射出装置の背面側から見た斜視図である。 実施形態に係る電動射出装置のモータ設置側から見た側面図である。 実施形態に係るワンウェイクラッチの斜視図である。 実施形態に係るワンウェイクラッチの構成を示す要部断面図である。 実施形態に係るダイカストマシンの動作を示すタイミングチャートである。
以下、本発明に係る電動ダイカストマシンの一実施形態を、図を用いて説明する。
実施形態に係る電動ダイカストマシンは、図1〜図3、図12及び図13に示す電動射出装置1と、図示しない型締装置及び給湯装置を備えており、これらの各装置を適宜のタイミングで連動することにより、所要のダイカスト成形品を連続的に製造するようになっている。型締装置及び給湯装置については、公知に属する事項であり、かつ本発明の要旨でもないので、説明を省略する。
電動射出装置1は、図1〜図3に示すように、所定の間隔を隔てて対向に配置された第1乃至第3の保持プレート(固定部材)2,3,4と、第1及び第2の保持プレート2,3に回転可能に保持されたねじ軸5と、第2及び第3の保持プレート3,4に両端が固定されたガイドバー6と、ねじ軸5に螺合され、ねじ軸5を回転駆動することによりガイドバー6に沿って前後進駆動されるナット体7と、ナット体7の先端部に一端が固定された筒状の連結体8と、連結体8の先端部に一端が固定された射出プランジャ9と、ねじ軸5を回転駆動する射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11と、ねじ軸5と増圧用電動サーボモータ11との間に設けられたワンウェイクラッチ(One-way clutch)12と、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11の駆動を制御するコントローラ13と、コントローラ13の操作パネル13aとを備えている。操作パネル13aは、図2に示すように、電動ダイカストマシンの前面の操作しやすい位置に設置される。
なお、図中の符号14は、射出装置1と型締装置の固定ダイプレートDPとを接続するCフレームを示しており、該Cフレーム14は、図2に示すように、ボルト15,16を用いて第3保持プレート4の外面及び固定ダイプレートDPに固定される。また、Cフレーム14には、図1に示すように、連結体8ひいては射出プランジャ9の前後進位置を検出する位置センサ17が備えられる。位置センサ17としては、光学式、磁気式、磁歪式など、公知に属する適宜の位置センサを用いることができる。上述の電動射出装置1、Cフレーム14及び固定ダイプレートDPは、図1に示すように、電動ダイカストマシンの基台部を構成するフレームF上に配置される。また、射出プランジャ9の先端部は、固定ダイプレートDPに形成された射出スリーブIS内に配置される。
図3に拡大して示すように、第1保持プレート2の中央部内面には、輪状のベアリング保持部2aが突設されており、ねじ軸5の一端部は、当該ベアリング保持部2aの内面とねじ軸5の外面とに挿入されたベアリング(軸受)21を介して、第1保持プレート2に回転可能に保持されている。また、第2保持プレート3の中央部には、円形の開口部3aが開設されており、該開口部3aの周囲からは輪状の段付きボス3bが起立されていて、開口部3a内には、ベアリングホルダ22が摺動可能に嵌入されている。ねじ軸5の中間部は、該ベアリングホルダ22の内面とねじ軸5の外面とに挿入されたアンギュラベアリング(軸受)23及びベアリング(軸受)24を介して、第2保持プレート3に回転可能に保持される。さらに、第3保持プレート4の中央部には、ねじ軸5及び連結体8の貫通孔4aが開設されている。これらの各保持プレート2,3,4は、図2及び図3に示すように、固定部材25により一体化され、電動ダイカストマシンのフレームF上に固定されている。これら保持プレート2,3,4及び固定部材25の周囲は、作業者等の安全を図るため、保護カバー26をもって覆うことが望ましい。
図1乃至図3に示すように、第2保持プレート3に形成された段付きボス3bの内周には、内径がねじ軸5の外径よりも大きいリング状に形成されたロードセルユニット27が、ねじ軸5と同心に配置されている。本例のロードセルユニット27は、図3に拡大して示すように、内輪部27aと外輪部27bとこれら両部の間に形成された弾性変形部27cとを有しており、内輪部27aがベアリングホルダ22にボルト締結されると共に、外輪部27bが段付きボス3bにボルト締結されている。弾性変形部27cには図示しない歪ゲージが貼られており、弾性変形部27cの歪み量、即ち、射出プランジャ9に作用する射出圧力、サージ圧及び増圧圧力が検出される。このように、本実施形態に係る電動射出装置1は、リング状に形成されたロードセルユニット27が、ねじ軸5と同心に配置され、かつベアリングホルダ22と段付きボス3bとの間に設置されているので、ロードセルユニット27の設定スペースを小さくすることができ、電動射出装置1ひいてはこれが搭載される電動ダイカストマシンの小型化を図ることができる。
ガイドバー6は、図2に示すように、その両端部がボルト28をもって第2及び第3の保持プレート3,4に締結される。
また、図1乃至図3に示すように、ナット体7の外周には、一端がガイドバー6に摺動自在に連結されたサージ圧抑制用の衝撃緩衝装置31が備えられる。本例の衝撃緩衝装置31は、図4及び図5に示すように、ナット体7にボルト32を用いて締結される第1部材33と、連結体8にボルト34を用いて締結される第2部材35と、第1部材33と第2部材35との間に設定されたコイルばねなどの弾性体36と、第1部材33及び第2部材35を所要の間隔を隔てて連結する連結ボルト37とから構成される。図5に示すように、第1部材33及び第2部材35は、内面形状が横長の略六角形に形成されており、その中央部にはナット体7を貫通するためのナット体貫通孔38が開設され、該ナット体貫通孔38の周囲の所定位置には、連結ボルト37を貫通するための連結ボルト貫通孔39が開設されている。また、ナット体貫通孔38の周囲の、連結ボルト貫通孔39と干渉しない部分には、複数個(図5の例では、10個)の弾性体収容穴40がほぼ等分に形成されている。さらに、ナット体貫通孔38を介して長径方向の端部には、ガイドバー6を貫通するためのガイドバー貫通孔41が開設され、該ガイドバー貫通孔41内には、すべり軸受(メタル)42が備えられている。
第1部材33は、ナット体貫通孔38内にナット体7を貫通し、かつガイドバー貫通孔41内にガイドバー6を貫通した状態で、ボルト32を用いてナット体7に締結される。したがって、この第1部材33は、ねじ軸5の回転駆動時にナット体7をガイドバー6に沿って移動させる案内部材としての機能も有する。一方、第2部材35は、ナット体貫通孔38内にナット体7を貫通し、かつガイドバー貫通孔41内にガイドバー6を貫通した状態で、ボルト34を用いて連結体8に締結される。したがって、この第2部材35は、ナット体7の前後進運動を連結体8を介して射出プランジャ9に伝達すると共に、射出プランジャ9をガイドバー6に沿って移動させる、動力伝達機構及び案内部材としての機能も有する。
弾性体36は、図4に示すように、例えばコイルばねをもって構成されており、射出工程から増圧工程に切り換える際の溶湯圧力と同等かこれよりも若干(例えば、1.05倍〜1.1倍)大きい圧縮力を付与された状態で、第1部材33及び第2部材35の間に収容される。これにより、射出工程中に弾性体36が縮むことはなく、金属溶湯に所要の射出圧力を付与できると共に、増圧工程においては、増圧圧力を受けて圧縮し、金属溶湯に所要の増圧圧力を付与することができる。また、第1部材33と第2部材35は、サージ圧を受けたときにも密着しない所定の間隔を隔てて組み合わされる。これにより、サージ圧の吸収が可能になる。なお、弾性体36に付与される圧縮力は、連結ボルト37を調整することにより、適宜調整される。
ねじ軸5は、図6に示すように、リブ71と、リブ71を介してその片側に形成された螺旋溝形成部72と、リブ71を介してその他方側に形成された支持部73、ワンウェイクラッチ設定部74及びプーリ設定部75を有する段付き軸状に形成されている。螺旋溝形成部72の外面には、図示しないボールを介してナット体7を螺合するための螺旋溝76と、ねじ軸5の回転イナーシャを低減するための減肉溝77とが2重螺旋状に形成されている。図6の例では、螺旋溝76の幅寸法S1と減肉溝77の幅寸法S2とが、ほぼ同等に形成されている。このように、ねじ軸5を構成する螺旋溝形成部72の外面に減肉溝77を形成すると、ねじ軸5の回転イナーシャを低減できるので、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11の制御性を高めることができ、良品の生産性をより一層高めることができる。この図6に示したねじ軸5を、便宜的に「ねじ軸5A」と表記する。
なお、減肉溝77は、ねじ軸の回転イナーシャを低減するために形成されるものであるので、必ずしも螺旋状に形成する必要はなく、螺旋溝76のランド部78に沿って点状に形成することもできる。
また、螺旋溝76については使用するボールのサイズとの関係で、幅及び深さに自ずと制限があるが、減肉溝77についてはこのような制限はなく、必要に応じて適宜幅と深さを調整することができる。図7の例では、減肉溝77の幅寸法S2を螺旋溝76の幅寸法S1よりも大きくして、図6の例よりも回転イナーシャの低減を図っている。また、図8の例では、減肉溝77の幅寸法S2を、螺旋溝76とその両側に形成されるランド部78との合計の幅寸法S3と同等にして、さらなる回転イナーシャの低減を図っている。さらに、図9の例では、螺旋溝76及び減肉溝77を有するねじ軸5の断面中央部に、ねじ軸5の一端から他端まで貫通する貫通孔79を開設している。これら図7、図8、図9に示したねじ軸5を、それぞれ便宜的に「ねじ軸5B」、「ねじ軸5C」、「ねじ軸5D」と表記する。なお、図9の例では、ねじ軸5Aに貫通孔79が開設したものをねじ軸5Dとしているが、ねじ軸5B又はねじ軸5Cに貫通孔79を開設することもできる。
図10に、図6〜図9に掲げたねじ軸5A〜5Dの重量及び回転イナーシャを、従来例に係るねじ軸5Eの重量及び回転イナーシャと比較して示す。従来例に係るねじ軸5Eは、図11に示すように、螺旋溝形成部72の外面に螺旋溝76のみが形成され、減肉溝77を有していないものである。ねじ軸5A〜5Dの重量及び回転イナーシャは、従来例に係るねじ軸5Eの重量及び回転イナーシャを100としたときの数値である。
図10に示すように、従来例に係るねじ軸5Eに比べて、ねじ軸5A〜5Dの重量は、それぞれ97.2、95.4、79.2、76.4に減少している。また、従来例に係るねじ軸5Eに比べて、ねじ軸5A〜5Dの回転イナーシャは、それぞれ95.4、93.7、64.4、93.9に減少している。これ結果から明らかなように、ねじ軸5A〜5Dの中では、回転イナーシャの低減効果に関して、図8に示したねじ軸5Cが最も優れていると言える。
図3に示すように、ねじ軸5は、リブ71の端面をアンギュラベアリング23の端面に突き当てることにより軸方向の位置決めがなされる。これにより、支持部73がアンギュラベアリング23及びベアリング24を介して第2保持プレート3に回転可能に保持される。また、プーリ設定部75には、所要の連結具43aを介して第1プーリ43が固定される。さらに、ワンウェイクラッチ設定部74には、ワンウェイクラッチ12を介して第2プーリ44が取り付けられる。
図12及び図13に示すように、本例においては、2つの射出用電動サーボモータ10が備えられている。このように、複数の射出用電動サーボモータ10を備えると、1つの大出力の射出用電動サーボモータ10を用いる場合に比べて、射出用電動サーボモータ10の回転イナーシャを低減できるので、射出用電動サーボモータ10のフィードバック制御を安定かつ高精度に行うことができる。
射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11は、図12及び図13に示すように、フレームFよりも上方であって、操作パネル13aの設置側から見てねじ軸5の背面側に設置される。このように、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11を電動射出装置1の側方に配置すると、図1に模式的に示すように、これらの各モータ10、11をフレームF内に配置する場合に比べて、各モータ10、11及びこれに付属する設備のメンテナンスを容易化できると共に、タイミングベルト45、46の短縮化を図ることができて、電動射出装置1の耐久性を高めることができる。また、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11を電動射出装置1の上方に配置する場合に比べて、電動ダイカストマシンの全高を小さくすることができる。
電動射出装置1には、図13に示すように、増圧用電動サーボモータ11によって回転駆動される中間軸61が備えられており、当該中間軸61には、第1中間プーリ62と、これよりも小径の第2中間プーリ63とが固定されている。そして、増圧用電動サーボモータ11の出力軸に固定された駆動側プーリ11aと第1中間プーリ62には、タイミングベルト64が輪掛けされ、第2中間プーリ63と第2プーリ44には、タイミングベルト65が輪掛けされている。これにより、駆動側プーリ11aと第2プーリ44との間に2段の減速機構が配置される。このように、駆動側プーリ11aと第2プーリ44との間に多段の減速機構を配置すると、比較的低出力の増圧用電動サーボモータ11の使用が可能になるので、増圧用電動サーボモータ11の回転イナーシャを低減でき、増圧用電動サーボモータ11のフィードバック制御を安定かつ高精度に行うことができる。
ワンウェイクラッチ12は、図14及び図15示すように、内輪51と、外輪52と、これら内輪51及び外輪52の間に揺動可能に配置された複数のカム53と、カム53を保持するリテーナ54と、カム53を一方向に付勢するばね部材55とから主に構成されている。カム53は、内輪51及び外輪52を特定の一方向に回転する場合において、内輪51の回転速度が外輪52の回転速度よりも高速であるときには、これら内輪51及び外輪52との係合が解除されて、外輪52に対して内輪51が空転する。また、このカム53は、内輪51の回転速度が外輪52の回転速度よりも低速になったときには、内輪51及び外輪52に係合し、内輪51と外輪52とを前記特定の一方向に一体に回転させる。内輪51は、ねじ軸5の外周に固定され、外輪52は、第2プーリ43の内周に固定される。本構成のワンウェイクラッチ12は、構造が簡単で、しかも摩擦クラッチのように断続時に滑りをほとんど生じないので、長期間使用しても経時劣化しにくく、メンテナンスが容易で、ダイカストマシンの耐久性及び信頼性を高めることができる。
コントローラ13は、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11に備えられたエンコーダ10b,11bからの信号、操作パネル13aからの信号、ロードセルユニット27からの信号及び位置センサ17からの信号等を取り込み、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11の起動タイミング、停止タイミング、加速条件、減速条件、回転速度及び回転トルクなど、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11の駆動制御全般を司る。なお、このコントローラ13としては、ダイカストマシン全体の駆動制御を司るマシンコントローラを用いることもできる。
以下、上述のように構成された実施形態に係る電動射出装置1の動作につき、図16を参照しながら説明する。以下の動作は、コントローラ13から出力される指令信号に基づいて行われる。図16(a)の横軸は時間であり、縦軸は衝撃緩衝装置31を構成する弾性体36の圧縮量である。図16(b)の横軸は時間であり、縦軸は射出用電動サーボモータ10に備えられたエンコーダ10bの出力値(実線)と、増圧用電動サーボモータ11に備えられたエンコーダ11bの出力値(破線)と、衝撃緩衝装置31を構成する弾性体36の圧縮量(点線)である。図16(c)の横軸は時間であり、縦軸は射出プランジャ9の速度(実線)と、ロードセルユニット27にて検出された射出プランジャ9の射出推力(破線)と、緩衝装置31を構成する弾性体36の圧縮量(点線)である。図16(d)の横軸は時間であり、縦軸はエンコーダ10bの出力値から算出されるナット体7の前後進位置(実線)と、位置センサ17の出力値から算出される射出プランジャ9の前後進位置(破線)である。図16(e)の横軸は時間であり、縦軸は射出用電動サーボモータ10の出力トルク値(破線)と、増圧用電動サーボモータ11の出力トルク値(実線)である。コントローラ13は、図16に示すように、時間の経過に沿って、低速射出工程、高速射出工程、増圧工程、突出し工程及び後退工程をこの順に実行する。また、高速射出工程の終了から突出し工程の開始までの間で、冷却工程を実行する。
図16(b)に示すように、ダイカストマシンが連続自動運転を実行している状態において、低速射出の開始タイミングに至ると、射出用電動サーボモータ10が所定の回転方向に起動され、その回転速度が予め定められた低速射出用の回転速度に制御される。次いで高速射出の開始タイミングに至ると、射出用電動サーボモータ10が増速され、その回転速度が予め定められた高速射出用の回転速度に制御される。射出用電動サーボモータ10の回転は、駆動側プーリ10a、タイミングベルト45及び第1プーリ43を介してねじ軸5に伝達され、ねじ軸5を低速射出時の回転速度及び高速射出時の回転速度で回転駆動する。ねじ軸5が回転駆動されると、ねじ軸5に螺合されたナット体7が前進駆動され、図16(c)に示すように、ナット体7と衝撃緩衝装置31及び連結体8を介して連結された射出プランジャ9が、所定の低速射出時の前進速度及び高速射出時の前進速度で前進駆動される。これにより、射出スリーブIS内に供給された一定量の溶融金属が、図示しない金型キャビティ内に所定の射出速度で低速射出された後、所定の射出速度で高速射出される。
射出プランジャ9の前進により、射出スリーブIS内の溶融金属が金型キャビティ内に射出されたとき、金型キャビティ内の溶融金属には、衝撃的なサージ圧が作用する。サージ圧が過大であると、製品にバリなどの成形不良が発生しやすくなる。本実施形態に係る電動射出装置1は、衝撃緩衝装置31に備えられた弾性体36でサージ圧を吸収する。即ち、高速射出工程において発生したサージ圧は、射出プランジャ9及び連結体8を介して衝撃緩衝装置31の第2部材35に伝達されるので、図16(a)に示すように、第1部材33と第2部材35との間で弾性体36が圧縮され、その弾性変形によってサージ圧が吸収される。よって、金型キャビティ内の溶融金属に過大なサージ圧が作用せず、良品の製造が可能になる。なお、本実施形態に係る衝撃緩衝装置31は、ナット体7の外周に配置したので、衝撃緩衝装置31とナット体7とを直列に配置した場合に比べて、電動射出装置1ひいては電動ダイカストマシンの全長を短縮することができる。
射出工程の終期に至ると、コントローラ13は、図16(b)に示すように、射出用電動サーボモータ10を減速制御し、最終的には射出用電動サーボモータ10の回転を停止する。また、コントローラ13は、射出用電動サーボモータ10の減速制御を開始する以前に、増圧用電動サーボモータ11の起動を開始し、その回転速度を予め定められて所定の回転速度に保持する。射出用電動サーボモータ10の回転速度は減速制御によって漸減し、増圧用電動サーボモータ11の回転速度は起動制御によって漸増するので、射出用電動サーボモータ10の減速制御中に、射出用電動サーボモータ10の回転速度と増圧用電動サーボモータ11の回転速度は逆転する。
したがって、増圧用電動サーボモータ11を起動した後においても、射出用電動サーボモータ10によって回転駆動されるねじ軸5の回転速度の方が、増圧用電動サーボモータ11によって回転駆動されるねじ軸5の回転速度よりも高速である場合には、ワンウェイクラッチ12が空転し、増圧用電動サーボモータ11の回転力はねじ軸5に伝達されない。よって、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11をこのような回転条件になるように駆動制御することにより、射出工程中の低速射出工程及び高速射出工程が実行される。
この状態からさらに射出用電動サーボモータ10によって回転駆動されるねじ軸5の回転速度が低下し、増圧用電動サーボモータ11によって回転駆動されるねじ軸5の回転速度よりも、射出用電動サーボモータ10によって回転駆動されるねじ軸5の回転速度の方が低速になると、その段階で、ワンウェイクラッチ12が自動的に接続状態に切り替わり、増圧用電動サーボモータ11の回転力がねじ軸5に伝達される。この回転力は、ナット体7によって直進力に変換され、衝撃緩衝装置31及び連結体8を介して射出プランジャ9に伝達される。この増圧用電動サーボモータ11による動力補給により、図16(c)に示すように、金型キャビティ内の溶融金属に所要の増圧圧力が付与され、射出工程に引き続く増圧工程が実行される。これにより、鋳物巣などの成形不良を防止することができる。増圧工程中においては、図16(a)〜(c)に示すように、弾性体36が圧縮状態に保持される。
なお、上述の実施形態においては、射出用電動サーボモータ10の減速制御を開始する以前に増圧用電動サーボモータ11の起動を開始したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、射出用電動サーボモータ10の減速制御を開始すると同時、又はそれ以降に増圧用電動サーボモータ11の起動を開始することもできる。
また、上述の実施形態においては、増圧用電動サーボモータ11の駆動力で増圧工程におけるプランジャ9の推力を得る構成にしたが、図14(e)に示すように、射出用電動サーボモータ10の駆動力及び増圧用電動サーボモータ11の駆動力の総和で、増圧工程におけるプランジャ9の推力を得る構成とすることもできる。
上述したように、増圧工程においては、弾性体36が圧縮されるので、図16(d)に示すように、増圧工程における射出プランジャ9の初期位置からの前進量(前進位置)は、弾性体36の圧縮量だけナット体7の初期位置からの前進量(前進位置)よりも少なくなる。増圧工程における射出プランジャ9の前進位置とナット体7の前進位置との差分Sは、弾性体36の弾性率の大小によって変化する。即ち、弾性体36の弾性率が経時的に劣化した場合には、差分Sは小さくなる方向に変化する。そして、弾性体36の弾性率がある程度まで劣化すると、サージ圧を受けたときに衝撃緩衝装置31を構成する第1部材33と第2部材35とが衝合するようになり、サージ圧の吸収が不可能になるか、不完全になる。
このような不都合を回避するため、実施形態に係るコントローラ13は、弾性体36のメンテナンスが必要となる差分Sの基準値を記憶しており、連続自動運転中に差分Sを繰り返し算出して、算出された差分Sが基準値に達しているか否かの判定を行っている。そして、算出された差分Sが基準値に達したと判定したときには、作業者に弾性体36のメンテナンスが必要である旨のインフォメーションを自動的に発報する。これにより電動ダイカストマシンのオペレータは、弾性体36がメンテナンス時期に至ったことを知ることができるので、不適切な状態での連続自動運転が継続されることがなく、良品を効率的に製造することができる。
突出し工程に至ると、コントロール13は、図示しない型締装置を型開方向に駆動すると共に、図16(b)に示すように、射出用電動サーボモータ10、或いは射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11をフィードバック制御して、図16(c)に示すように、射出プランジャ9を所定の突出し停止位置まで前進させ、その位置に停止させる。これにより、増圧工程時に圧縮されていた弾性体36の復元力により、型開工程の開始時から射出プランジャ9によってビスケットに対して押出方向の圧力がかかり、型開動作にビスケット押出動作を追従させることができる。これにより、固定金型から製品を押し出すことができる。
突出し工程が終了して後退工程に至ると、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11が逆方向に駆動される。このとき、コントロール13は、図16(b)に示すように、増圧用電動サーボモータ11によるねじ軸5の回転速度が、射出用電動サーボモータ10によるねじ軸5の回転速度よりも高速になるように、射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11の駆動を制御する。また、後退工程の終期においては、まず射出用電動サーボモータ10の駆動を停止し、しかる後に増圧用電動サーボモータの駆動を停止して、射出プランジャを所定の初期位置に停止させる。これにより、後退工程において、ワンウェイクラッチ12が接続状態に切り替わることを防止できるので、ナット体7及び射出プランジャ9を所定の初期位置に確実に停止させることができる。よって、所定の成形サイクルを安定に行うことができる。
なお、本発明の要旨は、突出し工程及び後退工程において、ワンウェイクラッチ12が接続状態に切り替わないように射出用電動サーボモータ10及び増圧用電動サーボモータ11の駆動を制御することにあるのであって、他の構成に関しては、前記実施形態に限定されるものではなく、適宜設計変更することができる。
例えば、前記実施形態においては、ねじ軸5として、減肉溝77を有するねじ軸5A〜5Dを用いたが、これに代えて従来例に係るねじ軸5Eを用いることもできる。
また、前記実施形態においては、衝撃緩衝装置31として、コイルばね等の弾性体36を備えたものと用いたが、オイルダンパ、エアダンパ、ガススプリングを備えたものを用いることもできる。
本発明は、射出成形機やダイカストマシンなどの成形機に備えられる電動射出装置に利用できる。
1 電動射出装置
5、5A〜5E ねじ軸
7 ナット体
8 連結体
9 射出プランジャ
10 射出用電動サーボモータ
11 増圧用電動サーボモータ
12 ワンウェイクラッチ
13 コントローラ
27 ロードセルユニット
31 衝撃緩衝装置
36 弾性体
43 第1プーリ
44 第2プーリ
45,46 タイミングベルト
71 リブ
72 螺旋溝形成部
73 支持部
74 ワンウェイクラッチ設定部
75 プーリ設定部
76 螺旋溝
77 減肉溝
F フレーム

Claims (5)

  1. 軸受を介して固定部材に回転可能に保持されたねじ軸と、当該ねじ軸に螺合され、前記ねじ軸の回転に伴って前後進駆動されるナット体と、当該ナット体に連結された直動体と、前記ねじ軸を回転駆動する電動サーボモータを備えた成形機において、
    前記ねじ軸の外面に、前記ナット体を螺合するための螺旋溝を形成すると共に、前記ねじ軸の回転イナーシャを低減するための減肉部を形成したことを特徴とする成形機。
  2. 前記螺旋溝と前記減肉部とを、前記ねじ軸の外面に2重螺旋状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の成形機。
  3. 前記減肉部の幅寸法を、前記螺旋溝の幅寸法よりも大きくしたことを特徴とする請求項2に記載の成形機。
  4. 前記減肉部の幅寸法を、前記螺旋溝とその両側に形成されるランド部との合計の幅寸法と同等にしたことを特徴とする請求項3に記載の成形機。
  5. 前記ねじ軸の断面中央部に、前記ねじ軸の長さ方向の両端に貫通する貫通孔を開設したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の成形機。
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