JP2015202226A - パンツ型の着用物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用物品のウエスト周りを着用者の身体にフィットさせて体液の漏れを防止することができるとともに、吸液性コアの吸収面積を有効に活用することができ、着用操作が容易なパンツ型の着用物品の提供。【解決手段】着用物品(10)は、前後ウエスト域(11)(12)において非肌対向面側に位置する非伸縮性シート(26)(27)と、肌対向面側に位置する弾性的に伸縮可能な伸縮性シート(41)(42)とを含み、前記伸縮性シートは、吸液性コアの縦方向(Y)の外側であって、吸液構造体(15)の前後端部と平面視において重なって位置し、肌対向面側において前記前後ウエスト域の横方向(X)の全域に延びており、シャーシ(14)の内面には、前記伸縮性シートによる環状の弾性帯が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、パンツ型の着用物品に関する。
従来、シャーシと、該シャーシの肌対向面に取り付けられた吸液構造体とを備えたパンツ型の着用物品は公知である。例えば、特許文献1には、前後ウエスト域及びクロッチ域を画定するシャーシと、該シャーシの肌対向面に取り付けられた吸液性コアを有する吸液構造体とを備え、前後ウエスト域におけるシャーシの肌対向面側に、環状の伸縮性シートが取り付けられたパンツ型の着用物品が開示されており、環状の伸縮性シートの一部は、吸液性コアの長手方向における両端部と平面視において重なっている。
特開2010−279813号公報
特許文献1に開示された着用物品によれば、環状の伸縮性シートによって、着用物品のウエスト周りを着用者の身体にフィットさせて体液の漏れを防止することができる。
特許文献1における着用物品では、他の領域と比して剛性の高い吸液性コアと重なる位置に伸縮性シートが配置されているため、吸液性コアの影響を受けずに前後ウエスト域を着用者の身体にフィットさせるためには、比較的高い伸長応力を有する伸縮性シートを配置する必要がある。しかし、伸縮性シートの伸長応力を高くすると、吸液性コアが横方向の寸法が縮められて実質的にその吸収面積が小さくなったり、ギャザーが形成されて吸液性能が低下する等して吸収面積を有効に活用することができなかった。更に、例えば、ウエスト開口を指で摘んで引っ張り上げるときに、比較的高い伸長応力を有する高伸縮域において指が引っ掛かり難くなり、着用操作がし難いことがあった。
そこで、本発明の目的は、従来の技術の改良であって、着用物品のウエスト周りを着用者の身体にフィットさせて体液の漏れを防止することができるとともに、吸液性コアの吸収面積を有効に活用することができ、着用操作が容易なパンツ型の着用物品の提供にある。
上記課題を達成するために、本発明は、縦方向及び横方向と、肌対向面及びその反対側に位置する非肌対向面とを有し、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域とを有するシャーシと、前記クロッチ域から前記前後ウエスト域へ延びる吸液性コアを有する吸液構造体と、前記前後ウエスト域の両側縁部を連結して画定されるウエスト開口及び一対のレッグ開口とを含むパンツ型の着用物品の改良にある。
本発明は、上記着用物品において、前記前後ウエスト域は、前記非肌対向面側に位置する非伸縮性シートと、前記非伸縮性シートに積層されて前記肌対向面側に位置する弾性的に伸縮可能な伸縮性シートとを含み、前記吸液構造体は、前記縦方向において離間対向する前端部及び後端部を有し、前記吸液構造体の前記前後端部は、前記縦方向において離間対向する前記吸液性コアの前端縁及び後端縁から前記縦方向の外側へ延びており、前記伸縮性シートは、前記吸液性コアの前記縦方向の外側であって、前記吸液構造体の前記前後端部と平面視において重なって位置し、前記肌対向面側において前記前後ウエスト域の前記横方向の全域に延びており、前記シャーシの内面には、前記伸縮性シートによる環状の弾性帯が形成されることを特徴とする。
本発明に係るパンツ型の着用物品の一つ以上の実施形態によれば、前後ウエスト域の肌対向面側に、弾性的に伸縮可能な伸縮性シートを含み、伸縮性シートは、前後ウエスト域の横方向の全域に延びており、シャーシの内面には、伸縮性シートによる環状の弾性帯が形成されるため、着用物品のウエスト周りを着用者の身体にフィットさせて漏れを防止することができる。また、伸縮性シートは、吸液性コアの縦方向の外側であって、吸液構造体の前後端部と平面視において重なって位置しているため、伸縮性シートによって、吸液性コアが横方向に収縮するおそれがなく、吸液性コアの吸収面積を有効に活用することができる。また、伸縮性シートの伸長応力を低くして、伸縮性シートが配置されている領域に指を引っ掛け易くすることができ、その結果、着用操作を容易にすることができる。また、吸液性コアと重ならない位置に伸縮性シートによる環状の弾性帯が形成されることで、着用者の身体に対して前後のバランスを崩すことなく着用物品をフィットさせることができ、位置ずれが生じ難い。更に、糸状の弾性材料に比して身体にフィットする面積が広い伸縮性シートが環状に配置されることで、着用操作において前ウエスト域側を引っ張った際に、後ウエスト域側がたくれることなく、前ウエスト域に追従して引き上げやすくなる。また、素材感が変わることで着用操作時に掴み位置を把握しやすくなって、掴みやすくすることができる。視力が弱い着用者の場合にはその効果が高い。
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本開示に係るパンツ型の着用物品の一例として示す使い捨ておむつの斜視図。 各弾性体の最大伸長時(弾性体の収縮作用によるギャザーがなくなる程度)まで縦方向及び横方向に伸展したおむつの一部破断展開平面図。 おむつの一部破断分解斜視図。 図1のIV−IV線に沿う模式的断面図。 図4のV部位の拡大図。 図4のVI部位の拡大図。 おむつの肌対向面側の状態を示す説明図。 図1のVIII部位をおむつの肌対向面側から視た状態を示す説明図。
下記の実施の形態は、本発明の一例である図1〜4に示すパンツ型の着用物品に関し、発明の不可欠な構成ばかりではなく、選択的及び好ましい構成を含む。図2において、後述する各弾性体は、その収縮力に抗して、横方向X及び縦方向Yへの収縮力により、各弾性体が取り付けられた部材に生じたギャザーが自然な視覚によって実質的に無くなっているように見える程度にまで伸長された状態にある。
図1〜3を参照すると、本発明に係るパンツ型の着用物品の一例である使い捨てのパンツ型おむつ10は、互いに直交する縦方向Y及び横方向Xと、肌対向面及びその反対側の非肌対向面と、横方向Xの長さ寸法を二等分する縦軸Pと、縦方向Yの長さ寸法を二等分する横軸Qとを有し、縦軸Pに関してほぼ対称であり、前ウエスト域11と、後ウエスト域12と、前ウエスト域11および後ウエスト域12の間に位置するクロッチ域13とを含む。
おむつ10は、ベース形態をなすシャーシ14と、シャーシ14の肌対向面側に位置し、クロッチ域13から前後ウエスト域11,12へ延びる吸液構造体15とを含む。シャーシ14は、クロッチ域13を画定する両側縁部が凹曲状を有し、クロッチ域13の最も幅狭の部分は横軸Qよりも前ウエスト域11側へ位置している。前ウエスト域11の側縁部11a,11bと後ウエスト域12の側縁部12a,12bとは、おむつ10の前後方向Zにおいて互いに対向する側縁部が互いに縦方向Yへ断続的に延びるサイドシーム22によって連結されることによって、ウエスト開口23及び一対のレッグ開口24が画定される。サイドシーム22では、例えば、熱又は超音波によるエンボス・デボス加工等の公知の手段によって互いに重なり合うシートどうしが融着される。
<シャーシ>
シャーシ14は、縦方向Yにおいて離間対向する第1及び第2端縁14a,14bと、横方向Xにおいて離間対向する両側縁14c,14dとを有し、肌対向面に位置し、前後ウエスト域11,12及びクロッチ域13を一連に画定する繊維不織布製であって非伸縮性のベースシート25と、非肌対向面側に位置し、縦方向Yにおいて互いに離間対向する繊維不織布製であって、非伸縮性の前ウエストシート(非伸縮性シート)26及び後ウエストシート(非伸縮性シート)27とを含む。
ベースシート25は、縦方向Yにおいて離間対向する前端縁25a及び後端縁25bと、横方向Xにおいて離間対向する両側縁25c,25dとを有する。両側縁25c,25dは、シャーシ14の両側縁14c,14dと重なり、前後ウエスト域11,12における直状部位と、クロッチ域13において、縦軸Pに向かって後ウエスト域12側から前ウエスト域11側により深く凸曲する曲状部位とから形成される。
前ウエストシート26は、前ウエスト域11とクロッチ域13の一部とを形成する略台形状であって、横方向Xへ延びる中間内端縁26a及び外端縁26bと、縦方向Yへ延びる両外側縁26c,26dと、両外側縁26c,26dと中間内端縁26aとを結ぶ両側内端縁26e,26fとから形成される。両側内端縁26e,26fは、外側縁26c,26dから横方向Xへ直状に延びる直状部位と、該直状部位から中間内端縁26aに延びる曲状部位とを有する。前ウエストシート26は、横方向Xへ延びる前折曲線31に沿って内側へ折り曲げられた内層部分32を有し、前折曲線31は、シャーシ14の第1端縁14aに一致する。内層部分32は、ベースシート25の内面に吸液構造体15が配置された状態で、ベースシート25の前端縁25aに沿って内側へ折り曲げられ、ベースシート25及び後記の第1伸縮性シート(伸縮性シート)41の肌対向面に固定される。
後ウエストシート27は、後ウエスト域12とクロッチ域13の一部とを形成する略台形状であって、横方向Xへ延びる中間内端縁27a及び外端縁27bと、外端縁27bから縦方向Yへ延びる両外側縁27c,27dと、両外側縁27c,27dと内端縁27aとを曲状に結ぶ両側内端縁27e,27fとから形成される。後ウエストシート27は、横方向Xへ延びる後折曲線33に沿って内側へ折り曲げられた内層部分34を有し、後折曲線33は、シャーシ14の第2端縁14bに一致する。内層部分34は、ベースシート25の内面に吸液構造体15が配置された状態で、ベースシート25の後端縁25bに沿って内側へ折り曲げられ、ベースシート25及び後記の第2伸縮性シート(伸縮性シート)42の肌対向面に固定される。なお、内層部分32,34は、前後ウエストシート26,27とは別体のシート部材から形成してもよい。
図2〜図4を参照すると、前ウエストシート26とベースシート25との間には、前ウエスト域11において横方向Xへ延びる前ウエスト弾性体(ウエスト弾性体)72が伸長状態で収縮可能に取り付けられる。前ウエストシート26の内層部分32とベースシート25との間には、横方向Xに延びる第1伸縮性シート41が伸長状態で収縮可能に取り付けられる。後ウエストシート27とベースシート25との間には、後ウエスト域12において横方向Xへ延びる後ウエスト弾性体(ウエスト弾性体)74と、後ウエスト域12からクロッチ域13へ向かって湾曲して延びる臀部弾性体76とが伸長状態で収縮可能に取り付けられる。後ウエストシート27の内層部分34とベースシート25との間には、横方向Xに延びる第2伸縮性シート42が伸長状態で収縮可能に取り付けられる。前後ウエスト域11,12は、各弾性体及び各伸縮性シートが配置されることによって、後記の弾性的に伸縮可能な前後ウエスト弾性域71,73及び臀部対応域75を有する。
ベースシート25及び前後ウエストシート26,27としては、質量が約10〜40g/mであり、繊維密度が約0.03〜0.10g/cmである、例えば、スパンボンド繊維不織布、SMS(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド)繊維不織布、エアスルー繊維不織布、プラスチックシート、またはそれらのラミネートシートなどを用いることができる。本実施形態においては、ベースシート25として質量約10〜18g/m、好ましくは質量約13g/mのSMS繊維不織布、前後ウエストシート26,27として質量約15〜25g/m、好ましくは質量約20g/mのスパンボンド繊維不織布を用いることができる。本実施形態においては、前後ウエストシート26,27の外面に、オプションとして格子状のエンボス・デボス加工が施されており、凹凸の模様28が配置される。また、本実施形態においては、クロッチ域13の中央部13Cがベースシート25のみから形成されているが、複数のシートから形成されていてもよい。
おむつ10の各寸法(シャーシ14の対応する寸法と同じ)について言えば、おむつ10の縦方向Yにおける寸法L1は約600〜1000mm、横方向Xにおける寸法W1は約400〜800mm、前ウエスト域11の側縁部11a,11bの縦方向Yにおける寸法L2(後ウエスト域12の側縁部12a,12bの縦方向Yにおける寸法と同じ)は、約80〜150mmである。
<吸液構造体>
図2及び図3を参照すると、吸液構造体15は、縦方向Yに離間対向して横方向Xに延びる前端縁15a及び後端縁15bと、横方向Xにおいて離間対向して縦方向Yに延びる両側縁15cとを有し、前端部16Aと、後端部16Bと、前後端部16A,16B間に位置する中央部16Cとを有する。吸液構造体15は、肌対向面側に位置し、透液性を有する繊維不織布製の身体側ライナ50と、曲状の両側縁を有する吸液性の吸収体51と、一対のバリアカフシート52と、防漏シート53とを含む。
吸収体51は、例えば、フラッフパルプと、吸収性ポリマー粒子等との混合物から形成された吸液性コアと、吸液性コア全体を被包するティッシュペーパ等の液吸収拡散性のコアラップシートとを含む。吸液性コアは、前ウエスト域11において横方向Xに延びる前端縁58aと、前端縁58aと縦方向Yにおいて離間対向し、後ウエスト域12において横方向Xに延びる後端縁58bとを有する。身体側ライナ50、バリアカフシート52及び防漏シート53は、吸液性コアの前端縁58a及び後端縁58bから、それぞれ縦方向Yに延出する前エンドフラップ64A及び後エンドフラップ64Bを形成する。吸液構造体15とシャーシ14(ベースシート25)とは、それらの対向面の少なくとも一方に塗布されたホットメルト接着剤等の公知の接合手段から形成された接合域60を介して互いに接合される。本実施形態においては、接合域60は、縦方向Yにおいて離間した複数の接合部位61,62から構成されているが、吸液構造体15の裏面全体を接合するように連続した接合域であってもよい。
図3を参照すると、一対のバリアカフシート52は、2つに折り畳まれて内面を互いに固定したものであって、身体側ライナ50の肌対向面に固定された、縦方向Yにおいて離間対向する前固定部67a及び後固定部67bと、縦方向Yへ延びる固定側縁部52bと、固定側縁部52bから横方向Xの内側に位置する自由側縁部52aとを有する。バリアカフシート52の自由側縁部52a内には、ストリング状又はストランド状の弾性部材からなり、縦方向Yへ延びるカフ弾性体57が伸長状態で収縮可能に取り付けられる。カフ弾性体57が収縮することによって、自由側縁部52aが身体側ライナ50から着用者の身体側へ離間し、体液の横漏れを防止するための一対の防漏カフが形成される。防漏シート53は、不透液性の繊維不織布、不透液性で透湿性のプラスチックフィルム又はそれらのラミネートシートから形成されており、少なくとも吸収体51の下面のほぼ全体を覆うように配置されており、吸液構造体15の非肌対向面(底面)側から体液が漏れ出るのを防止する。
<各弾性域>
図2、図4及び図5を参照すると、前ウエスト域11は、横方向Xに伸長・収縮可能な前ウエスト弾性域71を有する。前ウエスト弾性域71は、ウエスト開口縁側に位置し、複数条の前ウエスト弾性体72が取り付けられた第1前弾性域71Aと、クロッチ域13側に位置し、複数条の前ウエスト弾性体72が取り付けられた第2前弾性域71Bと、第1及び第2前弾性域71A,71Bの間であって、吸液性コアの縦方向Y外側に位置し、第1伸縮性シート41が取り付けられた第3前弾性域71Cとを有する。
第2前弾性域71Bの中央部であって、平面視において吸液性コアと重なる領域には、非伸縮領域が形成されている。非伸縮領域は、この種の分野において公知の各種方法によって形成することができ、例えば、該領域において前ウエスト弾性体72を非接合とし、それを切断してカットバック(いわゆるスナップバック)させて非連続にしたり、該領域の弾性体を切除又は弾性劣化処理したりすることによって形成することができる。
図2、図4及び図6を参照すると、後ウエスト域12は、横方向Xに伸長・収縮可能な後ウエスト弾性域73を有する。後ウエスト弾性域73は、ウエスト開口縁側に位置し、複数条の後ウエスト弾性体74が取り付けられた第1後弾性域73Aと、クロッチ域13側であって、吸液性コアの縦方向Y外側に位置し、複数条の後ウエスト弾性体74が取り付けられた第2後弾性域73Bと、第1及び第2後弾性域73A,73Bの間に位置し、第2伸縮性シート42が取り付けられた第3後弾性域73Cとを有する。
図2及び図4を参照すると、シャーシ14は、後ウエスト域12からクロッチ域13の一部、具体的には、クロッチ域13における後ウエストシート27の中間内端縁27aまで延びる臀部対応域75を有する。臀部対応域75は、横軸Qへ向かって凸となるように湾曲状に延びる複数条の臀部弾性体76が伸長状態で収縮可能に取り付けられた臀部弾性部77を有する。臀部弾性部77は、臀部弾性体76が後ウエストシート27の中間内端縁27aに沿って横方向Xに直状に延びる直状部と、直状部の両側に位置する傾斜部とを有する。
<各弾性体>
前ウエスト弾性体72は、例えば繊度が約450〜1240dtexであって、収縮又は弛緩された状態から約1.5〜3.5倍に伸長されたストリング状又はストランド状の弾性部材から形成することができる。本実施形態において、第1前弾性域71Aに位置する前ウエスト弾性体72は、例えば、繊度が約780dtex、伸長倍率が約2.8倍の5本の弾性材料からなり、縦方向Yに約6mm間隔で離間して配置され、前折曲線31を介して折り重ねられた前ウエストシート26間に取り付けられる。第2前弾性域71Bに位置する前ウエスト弾性体72は、例えば、繊度が約780dtex、伸長倍率が約3.2倍の6本の弾性材料からなり、縦方向Yに約10mm間隔で離間して配置される。
後ウエスト弾性体74は、例えば繊度が約450〜1240dtexであって、収縮又は弛緩された状態から約1.5〜3.5倍に伸長されたストリング状又はストランド状の弾性部材から形成することができる。本実施形態において、第1後弾性域73Aに位置する後ウエスト弾性体74は、例えば、繊度が約780dtex、伸長倍率が約2.8倍の5本の弾性材料からなり、縦方向Yに約6mm間隔で離間して配置され、後折曲線33を介して折り重ねられた後ウエストシート27間に取り付けられる。第2後弾性域73Bに位置する後ウエスト弾性体74は、例えば、繊度が約940dtex、伸長倍率が約2.8倍の6本の弾性材料からなり、縦方向Yに約10mm間隔で離間して配置される。
臀部弾性体76は、繊度が約500〜800dtexであって、伸長倍率が約1.0〜2.5倍に伸長された複数条のストリング状又はストランド状の弾性部材から形成することができる。
<第1及び第2伸縮性シート>
図2〜図5を参照すると、第1伸縮性シート41は、弾性的に伸長・収縮可能な不織布からなり、横方向Xに延びる内端縁部41a及び外端縁部41bと、縦方向Yに延びる両側縁部41c,41dとを有し、前ウエスト域11の横方向Xの全域に延びる矩形状に形成される。第1伸縮性シート41は、第1端縁14a及び吸液性コアの前端縁58aから所与寸法離間した位置に配置され、例えばスパイラル状に塗布された接着剤からなる接合部65を介して、ベースシート25の肌対向面に取り付けられる。横方向Xに延びる第1伸縮性シート41の内端縁部41a及び外端縁部41bは、ベースシート25に対して非接合である。本実施形態では、第1伸縮性シート41の縦方向Yにおける寸法W2が約50mmであり、内外端縁部41a,41bのそれぞれにおいて、縦方向Yに約7.5mm以内の範囲が非接合となっている。
図2〜図4及び図6を参照すると、第2伸縮性シート42は、弾性的に伸長・収縮可能な不織布からなり、横方向Xに延びる内端縁部42a及び外端縁部42bと、縦方向Yに延びる両側縁部42c,42dとを有し、後ウエスト域12の横方向Xの全域に延びる矩形状に形成される。第2伸縮性シート42は、第2端縁14b及び吸液性コアの後端縁58bから所与寸法離間した位置に配置され、例えばスパイラル状に塗布された接着剤からなる接合部66を介して、ベースシート25の肌対向面に取り付けられる。横方向Xに延びる第2伸縮性シート42の内端縁部42a及び外端縁部42bは、ベースシート25に対して非接合である。本実施形態では、第2伸縮性シート42の縦方向Yにおける寸法W3が約40mmであり、内外端縁部42a,42bのそれぞれにおいて、縦方向Yに約7.5mm以内の範囲が非接合となっている。
第1及び第2伸縮性シート41,42には、例えば、質量が10〜40g/m、より好ましくは、質量15〜30g/mの弾性繊維(弾性フィラメント)から構成されたスパンボンド不織布、エアスルー不織布、ニードルパンチ不織布等、各種公知の製法によって製造された伸縮性の繊維不織布を用いることができる。弾性繊維は、熱可塑性エラストマーやゴムなどを原料とするものであって、特に熱可塑性エラストマーを原料として用いる場合には、通常の熱可塑性樹脂と同様に押出機を用いた溶融紡糸が可能であり、またそのようにして得られた繊維は熱融着させ易く、伸縮性の繊維不織布として好適である。熱可塑性エラストマーとしては、SBS(スチレン・ブタジエン・スチレン)、SIS(スチレン・イソプレン・スチレン)、SEBS(スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン)、SEPS(スチレン・エチレン・プロピレン・スチレン)等のスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーを挙げることができる。これらは、一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。第1及び第2伸縮性シート41,42は、一方向のみに弾性を示すものでもよく、二方向以上に弾性を示すものでもよい。
第1及び第2伸縮性シート41,42の横方向Xにおける伸長倍率は、約1.2〜3.0倍であり、本実施形態では約1.8倍である。第1及び第2伸縮性シート41,42の横方向Xにおける伸長倍率は、前後ウエスト弾性体72,73の横方向Xにおける伸長倍率より低く、また、第3前後弾性域71C,73Cの所定幅における伸長応力は第1前後弾性域71A,73A及び第2前後弾性域71B,73Bの所定幅における伸長応力よりも低くなっている。各弾性域の伸長応力の相関関係は、前ウエスト域11では、第2前弾性域71B>第1前弾性域71A>第3前弾性域71C、後ウエスト域12では、第2後弾性域73B>第1後弾性域73A>第3後弾性域73Cであることが好ましい。
図4を参照すると、第1伸縮性シート41の両側縁部41c,41dと第2伸縮性シート42の両側縁部42c,42dは、それぞれ前後ウエスト域11,12の両側縁部において連結され、環状の弾性帯を形成しており、該弾性帯は、吸液性コアの縦方向Y外側に位置している。図4において前後方向Zに平行に延びる仮想線S1,S2は、第1及び第2伸縮性シート41,42が前後方向Zにおいて互いに対向する領域を示している。このように、第1伸縮性シート41と第2伸縮性シート42とが協働してウエスト周り方向へ延びる環状の弾性帯を形成することによって、おむつ10を着用者の身体に安定的にフィットさせることができる。
かかるフィット性を実現するために、弾性糸を配置することも有効であるが、前後ウエスト域11,12の全体に弾性糸を配置した場合には、弾性糸が配置された部分で局所的に伸長応力を発揮しておむつ10が保持されるので、たとえ複数条の弾性糸で弾性域が形成されていたとしても、着用者に圧迫感を与えるおそれがあり、特に、着用者が成人に比べて肌の弱い乳幼児の場合であって、ウエスト開口からわずかに下方に位置する臍部に当接される領域に弾性糸が配置されている場合には、圧迫感を与えるだけではなく、ゴム痕が付いたり、かぶれの原因となるおそれがある。一方、かかる不利益を避けるために、前後ウエスト域11、12の一部においてウエスト周り方向へ延びる、弾性糸を配置してない非弾性域を形成した場合には、フィット性が低下して、おむつ10のずり下がりを生じるおそれがある。
本実施形態においては、前後ウエスト域11,12において、ウエスト周り方向へ延びる弾性糸を配置していない非配置領域を形成したうえで、該非配置領域に帯状の伸縮性シート41,42を配置することによって、着用者の身体に対する圧迫感を低減させるとともに、フィット性を確保することができる。このように、伸縮性シートによって着用者の身体に対するフィット性を実現するためには、前ウエスト域11に配置された第1伸縮性シート41と後ウエスト域12に配置された第2伸縮性シート42とが、少なくとも互いに部分的に着用状態において前後方向Zに対向していることが好ましい。第1伸縮性シート41と第2伸縮性シート42とが縦方向Yにおいて完全に位置ずれしており、着用状態において部分的にも前後方向Zに対向していない場合には、それら伸縮性シート41,42によるウエスト周り方向へ延びる弾性帯が形成されず、着用者に対する圧迫感の低減とフィット性の確保との両立を実現することができないおそれがあるからである。
また、前後ウエスト域11,12において、吸液性コアと平面視において重なる領域には各伸縮性シート41,42及び各ウエスト弾性体72,74が配置されていない。このように、吸液性コアと平面視において重なる部分に弾性域が形成されていないことによって、弾性域の収縮作用によって吸液性コアを収縮させてその吸液性能を低下させるようなギャザーが形成されるおそれはない。一方、吸液性コアの存在しない前後エンドフラップ64A,64Bにおいては、シャーシ14を安定的に着用者の身体にフィットさせる必要があるところ、前後エンドフラップ64A,64Bには、第2前後弾性域71B,73Bと第3前後弾性域71C,73Cとが位置しており、該領域はそれらの収縮力によって着用者の身体に安定的にフィットされる。また、本実施形態のように、吸液性コアの前端部及び後端部に近接して弾性糸が配置された第2前後弾性域71B,73Bが位置し、該弾性域71B,73Bの縦方向Yの外側に第1及び第2伸縮性シート41,42が配置されていることによって、第1及び第2伸縮性シート41,42の伸長応力が比較的に低くても、第2前後弾性域71B,73Bによって吸液性コアの前後端部から体液が滲出するのを効果的に防止することができる。
また、第3前後弾性域71C,73Cは、ウエスト開口23から所与寸法離間した位置、具体的には、ウエスト開口23から縦方向Yに約30〜80mm離間した位置に有り、着用操作時において、着用者又は着用補助者がウエスト開口縁部を手で把持(グリップ)したときに、指が食い込むように当接する部分である。該当接部分に位置する第3前後弾性域71C,73Cの伸長応力が比較的に低いことによって、伸長応力が比較的に高い場合に比して柔軟であって指を引っ掛け易く、前後ウエスト域11,12の引き上げ操作が容易になる。また、第3前後弾性域71C,73Cの伸長応力を比較的に低くすることによって、ウエスト開口23を拡げ易く、おむつ10の着脱操作が容易になる。
図4を参照すると、前ウエスト域11において、第1前弾性域71Aと第3前弾性域71Cとは縦方向Yにおいて互いに所与寸法離間しており、また、第3前弾性域71Cと第2前弾性域71Bとは縦方向Yにおいて互いに所与寸法離間しており、それらの間には、弾性部材が配置されていない非弾性域(第1及び第2非弾性域)81,82が位置する。後ウエスト域12において、第1後弾性域73Aと第3後弾性域73Cとは縦方向Yにおいて所与寸法離間しており、それらの間には弾性部材が配置されていない非弾性域(第3非弾性域)83が位置する。各非弾性域81,82,83の縦方向Yの寸法R1,R2,R3は、約10mm以上であることが好ましく、本実施形態では、非弾性域81の寸法R1が約21mmであり、非弾性域82の寸法R2が約20mmであり、非弾性域83の寸法R3が11mmである。なお、第3後弾性域73Cと第2後弾性域73Bとの間に、弾性部材が配置されていない非弾性域(第4非弾性域)を形成してもよい。
このように、第1及び第2伸縮性シート41,42と隣接する領域に弾性部材が配置されていない非弾性域81−83が位置することによって、該非弾性域81−83は各弾性域の緩衝域となる。すなわち、縦方向Yにおいて互いに隣接する、第1前後弾性域71A,73Aと第3前後弾性域71C,73C、第3前後弾性域71C,73Cと第2前後弾性域71B,73Bとが、それぞれ離間していることによって、互いに伸長力が直接的に作用して所望の伸長応力が発揮されない(阻害される)のを防止することができる。また、非弾性域は、少なくとも前後ウエスト域11,12のいずれか一方のウエスト域において、伸縮性シートの縦方向Y内側に設けることが好ましく、前ウエスト域11における第1伸縮性シート41の内側に設けることがより好ましい。第1及び第2伸縮性シート41,42の内側に非弾性域を設けることによって、着用操作時において該非弾性域に指を引っ掛けて、第3前後弾性域71C,73Cを手で掴み易くすることができる。成人用のおむつ10では、着用者が前ウエスト域11に指を掛けて着用操作することが多く、特に前ウエスト域11の第1伸縮性シート41の縦方向Y内側に非弾性域(第2非弾性域)82を形成することで、着用操作がより簡易になる。
図4〜図6を参照すると、既述のとおり、第1及び第2伸縮性シート41,42の内端縁部41a,42a及び外端縁部41b,42bは、それぞれ吸液構造体15の前後端部16A,16B及びベースシート25に対して非接合である。このように、各伸縮性シート41,42の内外端縁部41a,41b,42a,42bをベースシート25に接合しないことによって、非弾性域を形成しなくても、隣接する第1及び第2前後弾性域71A,71B,72A,72Bの収縮力が伸縮性シートに直接作用するのを防止することができる。また、内端縁部41a,42aは、弾性作用によって身体へ向かって起立したような状態となり、吸液構造体15の前後端部16A,16Bからウエスト開口23側への排泄物の移動を防止しうる防漏壁(第1防漏壁)としての機能を果たしうる。
また、前ウエストシート26の内層部分32は、第1伸縮性シート41の外端縁部41bを覆っており、内層部分32の内端35は、平面視において第1伸縮性シート41と重なって位置し、かつ、第1伸縮性シート41に対して非接合である。後ウエストシート27の内層部分34は、第2伸縮性シート42の外端縁部42bを覆っており、内層部分34の内端36は、平面視において第2伸縮性シート42と重なって位置し、第2伸縮性シート42に対して非接合である。内端35,36を非接合にすることで、第1及び第2伸縮性シート41,42の内端縁部41a,42aの縦方向Y外側において、排泄物の漏れを防ぐ第2の防漏壁を形成することができ、より確実に漏れを防止することができる。
すなわち、内層部分32,34は非伸縮性であるところ、弾性伸縮性を有する第1及び第2伸縮性シート41、42に固定されることによって、それとともに伸縮され、非接合状態における内端35,36はその収縮作用によってベースシート25から身体側へ向かって起立して第2防漏壁が形成されうる。また、内端35,36の縦方向Yの寸法は、第1及び第2伸縮性シート41,42の内端縁部41a,42aの縦方向Yの寸法よりも大きく、おむつ10の内側において第2防漏壁は第1防漏壁よりも高く、第1防漏壁を越えてウエスト開口23側へ移動した排泄物の漏れを効果的に防止しうる。このように、吸液構造体15の前後エンドフラップ64A,64Bにおいて、フリル状の第1及び第2防漏壁が近接して形成されることによって、おむつ10の内面視は特異な態様を有する(図7参照)。前後ウエスト域11,12のうち、一方のウエスト域に形成される第2防漏壁の縦方向Yにおける寸法(すなわち、非接合状態にある内端の縦方向Yにおける寸法)を他方のウエスト域に形成される第2防漏壁の縦方向Yにおける寸法よりも大きくして、防漏効果を向上させることが可能であり、本実施形態では、前ウエスト域11の第2防漏壁(内端35)の縦方向Yにおける寸法が、後ウエスト域12の第2防漏壁(内端36)のそれよりも大きい。また、第1及び第2伸縮性シート41,42の外端縁部41b,42bは、吸液構造体15から離間して、それを覆う内層部分32,34の内端35,36に当接して、且つ内端35,36を支持し、内端35,36による第2防漏壁の起立を補助する機能をも有する。また、非接合状態にある内端35,36の少なくとも一部が、非接合状態にある外端縁部41b,42bと平面視において重なるように配置してもよい。このように非接合状態にある内端35,36と外端縁部41b,42bとを厚さ方向に重ねることで、第2防漏壁がより身体側へ向かって起立しやすくなる。
図8は、図1に示すおむつ10の前後ウエスト域11,12の側縁部(すなわち、前後ウエスト域11,12の連結部分)を肌対向面側から視た状態を示す説明図である。図4及び図8を参照すると、第1伸縮性シート41の縦方向Yにおける寸法W2と、第2伸縮性シート42の縦方向Yにおける寸法W3とは相違しており、具体的には、寸法W2は約50mm、寸法W3は約40mmであって、前者が後者よりも大きくなっており、第1伸縮性シート41の内端縁44と第2伸縮性シート42の内端縁45とは縦方向Yにおいて互いに位置ずれしている。本実施形態では、第1伸縮性シート41の内端縁44が第2伸縮性シート42の内端縁45よりもクロッチ域13側に位置している。このように、第1伸縮性シート41の寸法W2が第2伸縮性シート42の寸法W3よりも大きいことから、第1伸縮性シート41によって着用者の凸曲状の腹部に対して比較的に広い範囲で前ウエスト域11をフィットさせて、おむつ10の位置ずれを抑えることができる。なお、本発明の効果を奏する限りにおいて、第1伸縮性シート41(又は第3前弾性域71C)と第2伸縮性シート42(又は第3後弾性域73C)とは、少なくとも部分的に着用状態において前後に対向していればよく、本実施形態のように寸法W2が寸法W3よりも大きくてもよいし、後者が前者よりも大きくてもよく、それがほぼ同等の大きさであってもよい。
図2及び図3を参照すると、防漏カフの前端部は、シャーシ14(ベースシート25)と第1伸縮性シート41の間に配置され、防漏カフの後端部は、シャーシ14(ベースシート25)と第2伸縮性シート42の間に配置されており、防漏カフに取り付けられたカフ弾性体57の前端部57a及び後端部57bは、それぞれ平面視において第1及び第2伸縮性シート41,42と重なっていない。このように、カフ弾性体57が第1及び第2伸縮性シート41,42と平面視において重なっていないことによって、各伸縮性シート41,42に縦方向Yへ伸縮するカフ弾性体57の収縮力が間接的に作用してその収縮が阻害されることはない。また、防漏カフの前後固定部67a,67bが第1及び/又は第2伸縮性シート41,42よりも縦方向Yの外側である場合には、防漏カフの起立によってそれに重なって位置する第1及び/又は第2伸縮性シート41,42の内端縁部41a,42aによる第1防漏壁がより安定的に起立される。
図3及び図6を参照すると、後ウエスト域12における第2後弾性域73Bの存在領域において、吸液構造体15はベースシート25に固定されていない非接合域63を有する。このように、吸液構造体15の後端部16Bの一部を非接合とすることによって、複数のシートの接合による柔軟性の低下を抑制するとともに、シャーシ14と吸液構造体15とにおける通気性を向上させることができる。なお、ベースシート25に対して吸液構造体15の前端部16Aの一部を非接合としてもよく、前後端部16A,16Bそれぞれの一部を非接合としてしてもよい。
図2を参照すると、臀部対応域75に配置された臀部弾性体76は、凹曲状を有しており、吸液構造体15の両側には、第2後弾性域73Bと臀部弾性部77とバリアカフシート52の固定側縁部52bとによって囲まれた、表面積が比較的に大きい臀部カバー部78が形成される。具他的には、臀部カバー部78の縦方向Yの最大寸法(後ウエスト弾性体74のうち、最もクロッチ域15側に位置する後ウエスト弾性体と、臀部弾性体76のうち、最もウエスト開口23側に位置する臀部弾性体の直状部との離間寸法。)が後ウエスト域12の縦方向Yの寸法L2の約60〜80%の大きさを有する。臀部対応域75には、横方向Xに直線状に延びる弾性部材が配置されておらず、臀部カバー部78が比較的に大きい表面積を有するため、臀部カバー部78は臀部を強く締め付けることなく、外方へ膨らんだような形態を呈し、おむつ10の背面全体が膨らんで柔らかい下着のような印象を与えることができる。一方、臀部カバー部78よりもウエスト開口縁側には、第1及び第2伸縮性シート41,42によって環状の弾性帯が形成されているため、臀部の締め付けを弱くしていても、おむつ10のずり下がりを防止して着用者の身体に安定的にフィットさせることができる。
<伸長応力の測定方法>
前後ウエスト弾性域71,73の各弾性域の伸長応力は、インストロン ジャパン カンパニーリミテッド社製の引張試験機(INSTRON 型式:5564)を用い、引張速度を100mm/minに設定して、以下の方法で測定した。各弾性域のうちで吸収体と重なることのない部分について、その部分から横方向Xの長さが30〜50mmの試片を切り取って、自然状態にある試片に横方向Xの離間寸法が20mmの一対の標線を記入し、その離間寸法が1.7倍になるまで伸長した時の各試片の伸長力を求めて、比較する。なお、各試片においてその幅寸法であるおむつ10の縦方向Yの寸法が一定でない場合には、各試片についての伸長力を幅30mmである場合の値に換算したときの伸長応力によって各試片を比較する。
本発明の使い捨ておむつ10を構成する各構成部材には、明細書に記載されている材料のほかに、この種の物品において通常用いられている各種公知の材料を制限なく用いることができる。また、明細書及び特許請求の範囲において、「第1」「第2」及び「第3」の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いられる。
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記の事項に整理することができる。
縦方向Y及び横方向Xと、肌対向面及びその反対側に位置する非肌対向面とを有し、前ウエスト域11と、後ウエスト域12と、前後ウエスト域11,12間に位置するクロッチ域13とを有するシャーシ14と、クロッチ域13から前後ウエスト域11,12へ延びる吸液性コアを有する吸液構造体15と、前後ウエスト域11,12の両側縁部を連結して画定されるウエスト開口23及び一対のレッグ開口24とを含むパンツ型のおむつ10において、前後ウエスト域11,12は、非肌対向面側に位置する非伸縮性の前後ウエストシート26,27と、前後ウエストシート26,27に積層されて肌対向面側に位置する弾性的に伸縮可能な第1及び第2伸縮性シート41,42とを含み、吸液構造体15は、縦方向Yにおいて離間対向する前端部16A及び後端部16Bを有し、吸液構造体15の前後端部16A,16Bは、縦方向Yにおいて離間対向する吸液性コアの前端縁58a及び後端縁58bから縦方向Yの外側へ延びており、第1及び第2伸縮性シート41,42は、吸液性コアの縦方向Yの外側であって、吸液構造体15の前後端部16A,16Bと平面視において重なって位置し、肌対向面側において前後ウエスト域11,12の横方向Xの全域に延びており、シャーシ14の内面には、第1及び第2伸縮性シート41,42による環状の弾性帯が形成されることを特徴とする。
上記段落0051に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の態様を含むことができる。
(1)前後ウエスト域11,12のうち、少なくとも一方のウエスト域11は、伸縮性シート41よりもクロッチ域13側に位置し、伸長状態で横方向Xへ収縮可能に取り付けられた複数条のウエスト弾性体72を含み、一方のウエスト域11において、伸縮性シート41とウエスト弾性体72との間には、非弾性領域82が形成される。
(2)第1及び第2伸縮性シート41,42は、縦方向Yにおいて離間対向し、横方向Xに延びる外端縁部41b,42b及び内端縁部41a,42aを有し、外端縁部41b,42b及び内端縁部41a,42aは、吸液構造体15の前後端部16A,16Bと非接合である。
(3)前後ウエストシート26,27は、肌対向面側において、ウエスト開口23からクロッチ域13側へ延びる内層部分32,34を有し、内層部分32,34は、第1及び第2伸縮性シート41,42の外端縁部41b,42bを覆う。
(4)前後ウエストシート26,27の内層部分32,34の内端35,36は、第1及び第2伸縮性シート41,42に対して非接合である。
(5)伸縮性シート41,42は、前ウエスト域11に位置する第1伸縮性シート41と、後ウエスト域12に位置する第2伸縮性シート42とを含み、着用状態において、第1伸縮性シート41の内端縁44と第2伸縮性シート42の内端縁45とが、縦方向Yにおいて互いに位置ずれしている。
(6)第1伸縮性シート41と、第2伸縮性シート42とは、縦方向Yの寸法が異なる。
(7)ウエスト弾性体72は、吸液性コアと平面視において重なる領域において非連続である。
(8)吸液構造体15は、横方向Xに離間して縦方向Yに延びる一対の防漏カフを含み、防漏カフの前端部及び後端部は、シャー14シと伸縮性シート41,42との間に位置する。
(9)吸液構造体15の前後端部16A,16Bのうち、少なくとも一方の端部16Bは、縦方向Yにおいて伸縮性シート42と吸液性コアとの間の領域が、シャーシ14に対して非接合である。
10 使い捨てのパンツ型おむつ(パンツ型の着用物品)
11 前ウエスト域
12 後ウエスト域
13 クロッチ域
14 シャーシ
15 吸液構造体
26 前ウエストシート(非伸縮性シート)
27 後ウエストシート(非伸縮性シート)
32,34 内層部分
41 第1伸縮性シート(伸縮性シート)
42 第2伸縮性シート(伸縮性シート)
58a 吸液性コアの前端縁
58b 吸液性コアの後端縁
72 前ウエスト弾性体(ウエスト弾性体)
74 後ウエスト弾性体(ウエスト弾性体)
41a,42a 内端縁部
41b,42b 外端縁部
X 横方向
Y 縦方向
本発明は、上記着用物品において、前記前後ウエスト域は、ストリング状又はストランド状であって前記横方向へ延びる複数条のウエスト弾性体と、前記非肌対向面側に位置する非伸縮性シートと、前記非伸縮性シートに積層されて前記肌対向面側に位置する弾性的に伸縮可能な伸縮性シートとを含み、前記吸液構造体は、前記縦方向において離間対向する前端部及び後端部を有し、前記吸液構造体の前記前後端部は、前記縦方向において離間対向する前記吸液性コアの前端縁及び後端縁から前記縦方向の外側へ延びており、前記伸縮性シートは、弾性的に伸縮可能な不織布からなり、前記ウエスト弾性体の非配置領域に配置されるとともに、前記吸液性コアの前記縦方向の外側であって、前記吸液構造体の前記前後端部と平面視において重なって位置し、前記肌対向面側において前記前後ウエスト域の前記横方向の全域に延びており、前記シャーシの内面には、前記伸縮性シートによる環状の弾性帯が形成されることを特徴とする。
上記段落に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の態様を含むことができる。
(1)前後ウエスト域11,12のうち、少なくとも一方のウエスト域11は、伸縮性シート41よりもクロッチ域13側に位置し、伸長状態で横方向Xへ収縮可能に取り付けられた複数条のウエスト弾性体72を含み、一方のウエスト域11において、伸縮性シート41とウエスト弾性体72との間には、非弾性領域82が形成される。
(2)第1及び第2伸縮性シート41,42は、縦方向Yにおいて離間対向し、横方向Xに延びる外端縁部41b,42b及び内端縁部41a,42aを有し、外端縁部41b,42b及び内端縁部41a,42aは、吸液構造体15の前後端部16A,16Bと非接合である。
(3)前後ウエストシート26,27は、肌対向面側において、ウエスト開口23からクロッチ域13側へ延びる内層部分32,34を有し、内層部分32,34は、第1及び第2伸縮性シート41,42の外端縁部41b,42bを覆う。
(4)前後ウエストシート26,27の内層部分32,34の内端35,36は、第1及び第2伸縮性シート41,42に対して非接合である。
(5)伸縮性シート41,42は、前ウエスト域11に位置する第1伸縮性シート41と、後ウエスト域12に位置する第2伸縮性シート42とを含み、着用状態において、第1伸縮性シート41の内端縁44と第2伸縮性シート42の内端縁45とが、縦方向Yにおいて互いに位置ずれしている。
(6)第1伸縮性シート41と、第2伸縮性シート42とは、縦方向Yの寸法が異なる。
(7)ウエスト弾性体72は、吸液性コアと平面視において重なる領域において非連続である。
(8)吸液構造体15は、横方向Xに離間して縦方向Yに延びる一対の防漏カフを含み、防漏カフの前端部及び後端部は、シャーシ14と伸縮性シート41,42との間に位置する。
(9)吸液構造体15の前後端部16A,16Bのうち、少なくとも一方の端部16Bは、縦方向Yにおいて伸縮性シート42と吸液性コアとの間の領域が、シャーシ14に対して非接合である。

Claims (10)

  1. 縦方向及び横方向と、肌対向面及びその反対側に位置する非肌対向面とを有し、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域とを有するシャーシと、前記クロッチ域から前記前後ウエスト域へ延びる吸液性コアを有する吸液構造体と、前記前後ウエスト域の両側縁部を連結して画定されるウエスト開口及び一対のレッグ開口とを含むパンツ型の着用物品において、
    前記前後ウエスト域は、前記非肌対向面側に位置する非伸縮性シートと、前記非伸縮性シートに積層されて前記肌対向面側に位置する弾性的に伸縮可能な伸縮性シートとを含み、
    前記吸液構造体は、前記縦方向において離間対向する前端部及び後端部を有し、
    前記吸液構造体の前記前後端部は、前記縦方向において離間対向する前記吸液性コアの前端縁及び後端縁から前記縦方向の外側へ延びており、
    前記伸縮性シートは、前記吸液性コアの前記縦方向の外側であって、前記吸液構造体の前記前後端部と平面視において重なって位置し、前記肌対向面側において前記前後ウエスト域の前記横方向の全域に延びており、
    前記シャーシの内面には、前記伸縮性シートによる環状の弾性帯が形成されることを特徴とする前記着用物品。
  2. 前記前後ウエスト域のうち、少なくとも一方のウエスト域は、前記伸縮性シートよりも前記クロッチ域側に位置し、伸長状態で前記横方向へ収縮可能に取り付けられた複数条のウエスト弾性体を含み、
    前記一方のウエスト域において、前記伸縮性シートと前記ウエスト弾性体との間には、非弾性領域が形成される請求項1記載の着用物品。
  3. 前記伸縮性シートは、前記縦方向において離間対向し、前記横方向に延びる外端縁部及び内端縁部を有し、前記外端縁部及び前記内端縁部は、前記吸液構造体の前記前後端部と非接合である請求項1または2に記載の着用物品。
  4. 前記非伸縮性シートは、前記肌対向面側において、前記ウエスト開口から前記クロッチ域側へ延びる内層部分を有し、前記内層部分は、前記伸縮性シートの前記外端縁部を覆う請求項3記載の着用物品。
  5. 前記非伸縮性シートの前記内層部分の内端は、前記伸縮性シートに対して非接合である請求項4記載の着用物品。
  6. 前記伸縮性シートは、前記前ウエスト域に位置する第1伸縮性シートと、前記後ウエスト域に位置する第2伸縮性シートとを含み、
    着用状態において、前記第1伸縮性シートの内端縁と前記第2伸縮性シートの内端縁とが、前記縦方向において互いに位置ずれしている請求項1〜5のいずれかに記載の着用物品。
  7. 前記第1伸縮性シートと、前記第2伸縮性シートとは、前記縦方向の寸法が異なる請求項6記載の着用物品。
  8. 前記ウエスト弾性体は、前記吸液性コアと平面視において重なる領域において非連続である請求項2記載の着用物品。
  9. 前記吸液構造体は、前記横方向に離間して前記縦方向に延びる一対の防漏カフを含み、
    前記防漏カフの前端部及び後端部は、前記シャーシと前記伸縮性シートとの間に位置する請求項1〜8のいずれかに記載の着用物品。
  10. 前記吸液構造体の前記前後端部のうち、少なくとも一方の端部は、前記縦方向において前記伸縮性シートと前記吸液性コアとの間の領域が、前記シャーシに対して非接合である請求項1〜9のいずれかに記載の着用物品。
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