JP2015201555A - 点火コイル用磁気回路及び点火コイル装置 - Google Patents

点火コイル用磁気回路及び点火コイル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】体格の増加を伴うことなく永久磁石の磁化力を有効に利用して磁束密度を高めた点火コイル用磁気回路と点火コイル装置を提供する。
【解決手段】一次コイル20の内側に配設した中心コア10と二次コイル30の外側を取り囲むように配設した外周コア13と、中心コア10の断面積よりも大きい断面積の永久磁石12とによって閉磁路を構成し、中心コア10の端部に少なくとも両側面方向に張り出し、永久磁石12が中心コア10の側面から露出する表面までの磁路を形成する鍔部11を具備し、鍔部11を構成する電磁材料が、少なくとも中心コア10の側面から永久磁石12に向かう磁化ベクトルと一致する方向の磁化容易ベクトルを含むようにする。
【選択図】図3A

Description

本発明は、内燃機関用の点火プラグに高電圧を供給するための点火コイルに用いられる点火コイル用磁気回路及び点火コイル装置に関するものである。
一般的に内燃機関に用いられる点火コイルは、所定の巻回比で巻回され同心に配設した一次コイルと、二次コイルとからなり、一次コイルの内側に配設した中心コアと、二次コイルの外側に配設した外周コアと、中心コアと外周コアとの間のエアギャップに配設した永久磁石とを組み合わせた点火コイル用磁気回路が設けられている。
点火コイル装置には、内燃機関の運転状況に応じてエンジン制御装置から発信された点火信号にしたがって、直流電源から点火コイルの一次コイルへの通電を制御するためのイグナイタと点火コイルとが筐体内に一体的に収容されている。
点火コイルの一次コイルに流れる電流の通電と遮断によって点火コイル用磁気回路に発生する磁束が変化し二次コイルに高圧電流が発生し、内燃機関の点火プラグに供給され、内燃機関に導入した混合気の点火が行われる。
点火コイル用磁気回路を構成する中心コアと外周コアとには、珪素鋼板を所定の形状に打ち抜いて積層した積層電磁鋼板や磁性金属粉末の表面を絶縁材料で被覆した粉末を圧縮・成形・熱処理した圧粉コアが広く用いられている。
点火コイル用磁気回路に配設した永久磁石は、一次コイルへの通電によって点火コイル用磁気回路に発生する磁束と逆向きの磁束を与え、一次コイルへの通電を開閉したときの磁束変化量を大きくしている。
中心コアの断面積よりも大きい断面積の永久磁石を用いることで、永久磁石の磁化力が大きくなり、中心コアに流れる逆バイアス磁束の磁束密度を高くでき、磁束変化量を大きくし点火コイルの二次電圧、及び二次エネルギーを増加させることができる。
近年、燃焼室内に導入する吸気量を増やした過吸気エンジンや、燃焼室内に導入する混合気の空燃比を高くした希薄燃焼エンジン等の難着火性内燃機関の着火性向上を図るべく、点火コイルで発生させる二次電圧、及び二次エネルギーの要求値が高くなってきている。一方で、エンジンへの搭載性は補機部品の増加で点火コイル装置の小型化も要求されている。
このため、永久磁石の断面積の拡大による逆バイアス磁束の増加には点火コイル体格が大きくなり、エンジン搭載の都合により点火コイル体格には限界があり、限られた断面積の永久磁石の逆バイアスによる磁束密度をできるだけ有効に利用する必要がある。
特許文献1には、一次コイル及び二次コイルと、一次コイル及び二次コイルを貫通するセンタ鉄心と、該センタ鉄心と閉磁路を構成するべく周囲に配設された環状のサイド鉄心とを有すると共に、点火コイル用磁気回路の前記センタ鉄心とサイド鉄心の突き合わせ部でギャップ部或いは磁石を形成する点火コイルにおいて、永久磁石の逆バイアスによる磁束密度を高くするために、その突き合わせ部の断面積を拡大したT型形状のセンタ鉄心を採用した点火コイルを提案している。またT型形状のセンタ鉄心を一次コイル及び二次コイルを貫通するI形部分と、前記サイド鉄心と突き合わせる拡大部分とを組み合わせて構成することにより、打ち抜き加工による加工廃材の削減を図った内燃機関用点火コイルが開示されている。
特開2003−332152号公報
ところが、特許文献1にあるように、電磁鋼板を打ち抜いてT形状としたセンタ鉄心を拡大部分とI形部分とによって形成する場合には、永久磁石による拡大部分の磁化ベクトルとI形部分の磁化ベクトルとを電磁鋼板の磁化容易ベクトルとを一致させるのが望ましい。
しかし、特許文献1の構造ではセンタ鉄心の拡大部分がI形部分の端部から外側にはみ出した部分に流れる磁化ベクトルとその部分を構成する電磁鋼板の磁化容易ベクトルとが一致せず、特に拡大部分の磁化ベクトルが電磁鋼板の磁化容易ベクトルと異なる。
このため、拡大部分と永久磁石の断面積を大きくした場合、逆バイアスによる磁束密度の損失が発生し、有効に利用できなかった。
そこで本発明は、かかる実情に鑑み、内燃機関の点火コイルに用いられる点火コイル用磁気回路において、中心コアの断面積よりも断面積を大きくした永久磁石の磁化力を有効に利用することのできる点火コイル用磁気回路と、これを用いた点火コイル装置を提供することを目的とする。
本発明の点火コイル用磁気回路は、 内燃機関の点火を行う点火プラグに高電圧を供給するための点火コイルに用いられる点火コイル用磁気回路であって、前記点火コイルが同心に配設した一次コイル(2)と二次コイル(3)とからなり、前記点火コイル用磁気回路(1、1a〜1h)が、前記一次コイルの内側に配設され、軸状の中心コア(10)と、前記二次コイルの外側を取り囲むように配設した外周コア(13)と、前記中心コアの一方の端と前記外周コアとの間に設けた永久磁石(12)とによって閉磁路を構成し、前記永久磁石の断面積が前記中心コアの断面積よりも大きい断面積を有し、前記中心コアが前記永久磁石と接する端部において、前記中心コアの少なくとも両側面方向に張り出し、前記永久磁石が前記中心コアの側面から露出する表面までの磁路を形成する鍔部(11、11a〜11g)を具備し、前記鍔部を構成する電磁材料が、少なくとも前記中心コアの側面から前記永久磁石に向かう磁化ベクトルと一致する方向の磁化容易ベクトルを含むようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、前記中心コアの断面積よりも大きい断面積の永久磁石を用いて、中心コアの端部に前記鍔部を設けることで、前記永久磁石の磁化力を大きくし、前記中心コアに流れる逆バイアス磁束の磁束密度を高くする際に、前記中心コアから前記永久磁石に向かう方向の磁化ベクトルと前記鍔部内の磁化ベクトルとを電磁材料の磁化容易ベクトルと一致させることで、前記永久磁石によって付与される逆バイアス磁束密度の損失を低減し、前記中心コアに流れる磁束密度を効果的に高くすることができる。
本発明の第1の実施形態における点火コイル用磁気回路を用いた点火コイルの概要を示す縦断面図 図1A中B−Bに沿った点火コイル装置の横断面図 本発明の要部であり、図1Aの点火コイル装置に用いられる点火コイル用磁気回路及び点火コイルの構成例を示す展開斜視図 第1の実施形態における点火コイル用磁気回路に形成される磁束の概要を示す縦断面模式図 第1の実施形態における点火コイル用磁気回路に形成される磁束の概要を示す横断面模式図 比較例1として示す従来の中心コアの一端に側面方向にのみ広がる鍔部を一体的に設けた点火コイル用磁気回路における縦段面方向の磁束密度分布を示す解析図とその一部拡大図 実施例1として示す中心コアの一端において、外周の全周に亘って張り出し、傾斜面を有する断面三角形の鍔部を有する点火コイル用磁気回路における縦段面方向の磁束密度分布を示す解析図とその一部拡大図 実施例2として示す中心コアの一端において、外周の全周に亘って張り出す断面矩形の鍔部を有する点火コイル用磁気回路における縦段面方向の磁束密度分布を示す解析図とその一部拡大図 比較例と共に本発明の実施例1及び実施例2の磁束密度向上効果を示す特性図 比較例と共に本発明の実施例におけるバイアス磁石の磁化力を一定とした時の磁化曲線を示す特性図 比較例1における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す横断面模式図 実施例1における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す横断面模式図 実施例1における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す縦断面模式図 実施例2における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す横断面模式図 実施例2における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す縦断面模式図 比較例2における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す横断面模式図 比較例2における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す縦断面模式図 実施例3における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す横断面模式図 実施例4における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す横断面模式図 実施例5における点火コイル用磁気回路を構成する電磁材料の結晶方向と磁化容易ベクトルと磁化ベクトルとの関係を示す横断面模式図 実施例3の点火コイル用磁気回路1bの要部である鍔部と中心コアの外形を示す斜視図 実施例4、5の点火コイル用磁気回路1c、1dの要部である鍔部と中心コアの外形を示す斜視図 実施例3、4、5の鍔部と中心コアとを一次コイルのスプールを兼ねたケース20eに収容した実施例6の点火コイル用磁気回路1eを示す斜視図 実施例7の点火コイル用磁気回路1fの要部である鍔部と中心コアの外形を示す斜視図 実施例8の点火コイル用磁気回路1gの要部である鍔部と中心コアの外形を示す斜視図
以下、本発明の実施形態における点火コイル用磁気回路1、1a〜1f比較例として示す点火コイル用磁気回路1z、1yについて説明する。
なお、以下の説明において、第1の実施形態における点火コイル用磁気回路1と共通する構成については同じ符号を付し、各実施例の特徴的な部分には、それぞれの点火コイル用磁気回路1a〜1gに対応してアルファベット小文字でa〜gの枝番を付し、比較例1、2として示す点火コイル用磁気回路1z、1yには、それぞれ、アルファベット小文字でz、yの枝番を付して区別してある。
本発明は、内燃機関の点火を行う点火プラグに高電圧を供給するための点火コイルに用いられる点火コイル用磁気回路である。
点火コイルは、同心に配設した一次コイル2と二次コイル3とからなる。
点火コイル用磁気回路1は、一次コイル2の内側に配設した軸状の中心コア10と、二次コイル3の外側を取り囲むように配設した外周コア13と、中心コア10の一方の端と外周コア13との間に設けた永久磁石12とからなり、閉磁路を構成している。
永久磁石12の断面積が中心コア10の断面積よりも大きくなるように形成されている。
中心コア10が永久磁石12と接する端部において、中心コア10の少なくとも両側面方向に張り出し、永久磁石12が中心コア10の側面から露出する表面までの磁路を確保するように鍔部11が設けられている。
本発明では、鍔部11を構成する電磁材料が、少なくとも中心コア10の側面から永久磁石12に向かう磁化ベクトルと一致する方向の電磁材料の磁化容易ベクトルを含むようにしたことを特徴とする。
具体的には、永久磁石12の磁化ベクトルと同一方向の磁化ベクトルを有する中心コア10の永久磁石側の端部に、無方向性の電磁材料からなり、中心コア10の全周を覆うように設けた鍔部11、若しくは、二方向性の電磁材料からなり、中心コア10の積層方向に直交する両側面方向に配設した鍔部11a、又は、一方向性の電磁材料からなり、磁化ベクトルを中心コア10の磁化ベクトルに対して所定の角度で傾けて、中心コア10の端部側面から永久磁石12に向かって広がる磁化ベクトルに合わせて形成した鍔部11とのいずれかを設けたことを特徴とするものである。
なお、図中に矢印と共に付したX、Y、Zの符号は、それぞれ、中心コア10の長手方向をX軸方向とし、中心コア10の積層方向をZ軸方向、中心コア10の積層方向に直交する方向をY軸方向として示したものである。なお、図15は、中心コア10hの積層方向をY方向としている。
図1A、図1B、図2を参照して本発明の第1の実施形態における点火コイル用磁気回路1を用いた点火コイル装置6の概要について説明する。
点火コイル装置6は、内燃機関に設けた図略の点火プラグに高電圧を印加するための昇圧コイルとして用いられる。
点火コイル装置6は、点火コイル用磁気回路1と、同心に配設した一次コイル2と二次コイル3と、一次コイル2への通電を制御するイグナイタ4とを筐体5内に収容して構成されている。
本発明の要部である点火コイル用磁気回路1は、中心コア10と、鍔部11と、永久磁石12と、外周コア13とからなり、閉磁路を構成している。
中心コア10は、一方向に磁化容易ベクトルが揃えられた電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いて積層して、柱状に形成された積層電磁鋼板が用いられている。
永久磁石12は、中心コア10の断面積よりも大きな断面積に形成され、中心コア10の一方の端部に接するように配置されている。
本実施形態における鍔部11は、中心コア10の一方の端で、中心コア10の積層方向と、積層方向に直交する方向との両方向に張り出して、中心コア10の端部を全周に亘って覆うように形成されている。
また、鍔部11には中心コア10との位置決め孔が設けられ、中心コア10に鍔部11を保持している。
鍔部11が永久磁石12と接する側は、永久磁石12の外形と同じかそれ以上の大きさに形成され、永久磁石12と接しない反対側は対向面側に向かって先細りとなる傾斜が設けられている。
本実施形態における鍔部11は、磁性金属粉末の表面を絶縁材料で被覆した粉末を圧縮し、所定の形状に成形した後、熱処理した、いわゆる圧粉コアによって構成されている。
一次コイル2は、公知の絶縁性樹脂からなる筒状の一次スプール20と、その周囲に所定の一次巻回数(N1)で巻回された一次巻線21とによって構成されている。
二次コイル3は、一次コイル2の外周を覆うように配設され、公知の絶縁性樹脂からなる筒状の二次スプール30と、その周囲に所定の二次巻回数(N2)で巻かれた二次巻線31とによって構成されている。
一次巻線21の一方の端は、コネクタターミナル42を介して略図の電源電圧に接続され、他方の端はイグナイタ4を介して略図のアース帯に接続されている。二次巻線31の一方の端は、略図のダイオードなどの整流素子を介して電源電圧に接続され、他方の端は、中継線32及び出力端子33を介して、図略の点火プラグに接続されるようになっている。
なお、本発明において、一次コイル2を構成する一次スプール20の材質、形状、一次巻線21の断面形状、巻回方法や、二次コイル2を構成する二次スプール30の材質、形状、二次巻線31の断面形状、巻回方法等を特に限定するものではない。
イグナイタ4には、内燃機関の運転状況に応じて図略のECUから発信された点火信号にしたがって、一次コイル21への通電を開閉制御するための図略の半導体スイッチ(例えば、IGBT等)、半導体スイッチを駆動するためのドライバ、一次コイル21へ通電する電圧を制御するためのDC−DCコンバータ等、所定の回路が内蔵された御回路モジュール40と、端子41と、外部との接続を図るコネクタ端子42と、コンデンサ43等によって構成されている。
さらに、本発明において、イグナイタ4に内蔵される制御回路を特に限定するものではなく、適宜変更可能である。
筐体5は、PPS、PBT、エポキシ樹脂等の公知の樹脂材料からなり、本発明に係る点火コイル用磁気回路1、一次コイル2、二次コイル3、イグナイタ4等を一体的に収容する収容部50と、外周コア13の上面を覆いつつ、イグナイタ4と一次コイル2との接続を図る配線部材等を配設するためのコアカバー51と、エポキシ樹脂等の公知の樹脂材料からなり、外部との電気絶縁性及び水分の侵入防止を図る封止部材52と、外部に設けた図略の点火プラグとの接続を図る高圧タワー53と、コネクタ端子42を覆いつつ相手側との勘合を図るコネクタハウジング54等によって構成されている。
図3A、図3Bに示すように、点火コイル用磁気回路1は閉磁路を形成し、永久磁石12は、一次コイル21への通電によって点火コイル用磁気回路1に発生する磁束と逆向きの磁束を与え、一次コイルへ21の通電を開閉したときの磁束変化量を大きくしている。
本実施形態における点火コイル用磁気回路1では、中心コア10の端部と永久磁石12とが接続される位置において、鍔部11が中心コア10の側面方向のみならず積層方向にも設けられ、全周に亘って中心コア10の端部を覆っており、しかも鍔部11が無方向性の圧粉コアによって構成され、鍔部11を構成する磁性材料の磁化容易ベクトルがランダムな方向となっているので、中心コア10の断面積よりも大きな断面積を有する永久磁石12によって付与される逆バイアス磁束が、鍔部11を通過する際の損失が抑制され、点火コイル用磁気回路1に流れる磁束密度を高くできることが判明した。
図4A、図4B、図4C、図5A、図5B、図6図7A、図7B、図8A、図8Bを参照して、比較例と共に本発明の効果について説明する。
比較例1として示す点火コイル用磁気回路1z、実施例1として示す点火コイル用磁気回路1、実施例2として示す点火コイル用磁気回路1aは、いずれも同じ断面積の永久磁石12を設け、中心コア10、外周コア13も同じ構成のものを用いており、本発明の要部である鍔部の形状及び構成材料を変えたものである。
比較例1、実施例1、実施例2について、永久磁石12によって形成される逆バイアス磁束の磁束密度を比較した。
図4A、図6に示すように、比較例1では、中心コア10zの一方の端部に延設して端部を側面方向にのみ張り出した鍔部11zを設け、積層方向には鍔部を設けていない。
また、比較例1では、一方向性の電磁鋼板が用いられている。
図4B、図7A、図7Bに示すように、実施例1では、中心コア10の一方の端部に、側面方向のみならず積層方向にも張り出す鍔部11を設けてある。鍔部11は、磁性粉末の表面を絶縁材料で被覆した粉末を圧縮・成形し、熱処理した圧粉コアによって構成され、図4Bに示すように、断面三角形状又は台形に形成され、永久磁石12側から先細りとなるような傾斜面を有している。
図4C、図8A、図8Bに示すように、実施例2では、中心コア10の一方の端部に、側面方向のみならず積層方向にも張り出す鍔部11aを設けてある。鍔部11aは、磁性粉末の表面を絶縁材料で被覆した粉末を圧縮・成形し、熱処理した圧粉コアによって構成され、断面矩形に形成されている。
図4Aに示すように、比較例1では、中心コア10zの中心部の磁束密度が低く、永久磁石12が中心コア10zの表面から露出した位置で漏れ磁束が多くなっているのが分かる。
比較例1では、中心コア10zの端部において積層方向に鍔部が形成されていないため、中心コア10zの積層方向の表面と永久磁石12が中心コア10zの表面から露出する部分との間に磁路が形成されていないためと考えられる。
加えて、図6に示すように、比較例1では、鍔部11zが一方向性磁性鋼板で形成されており、しかも、中心コア10と同じ方向の磁化容易ベクトルとなっている。
このため、逆バイアス磁束を大きくするため永久磁石12の断面積を大きくして、中心コア10の側面方向へ張り出すように鍔部11zを形成しても、中心コア10の側面から鍔部11zを通って永久磁石12に向かう磁化ベクトルが、鍔部11zを構成する磁性材料の結晶の磁化困難方向(例えば、鉄の場合、111面)と一致することになり、永久磁石12の断面積を大きくしても拡大した部分に発生する磁束を有効に利用することができないためと推察される。
これは一方向性の電磁鋼板を用いて、鍔部11zと中心コア10とを一体的に形成した場合や、左右の鍔部をつなげて、中心コアの横切るように設けた拡大部と中心コアとを組み合わせて形成した場合も同様である。
図4Bに示すように、実施例1では、中心コア10を流れる磁束密度が高く、断面方向に均一に分布しており、外周コア13と鍔部11との間の漏れ磁束も少なくなっていることが判明した。
これは、図7A、図7Bに示すように、鍔部11を構成する磁性材料が無方向の圧粉コアによって構成されているので、中心コア10の端部において全周に亘って設けられた鍔部11内の磁化容易ベクトルがランダムに向かっており、中心コア10の端部表面から永久磁石12に向かう磁化ベクトルと一致する磁路が必ず含まれるためと考えられる。
また、磁化の程度が中間的な方向(例えば、鉄の場合(110)面)となる磁化中間ベクトルと磁化ベクトルとが一致するものも含まれている。
図4Cに示すように、実施例2では、中心コア10に流れる磁束密度が比較例1よりも高くなることが判明した。
しかし、実施例2では、図4Cに示すように、比較例1よりも少ないものの、実施例1よりは、外周コア13と鍔部11aとの間の漏れ磁束が多いことが判明した。
これは、図8A、8Bに示すように、鍔部11aの磁化容易ベクトルがランダムに向かっており、中心コア10の端部表面から永久磁石12に向かう磁化ベクトルと一致する磁路が必ず含まれるため実施例1と同様の効果を発揮するものと考えられる。
図5A、図5Bに示すように、永久磁石12から一定の磁化力H(A/m)の磁界を作用させたときに、比較例1における磁束密度B(T)を100とすると、実施例5では、103.5%、実施例1では、107.5%磁束密度が高くできることが判明した。
なお、後述する、実施例2、比較例2、実施例3、実施例4では、それぞれ106.5%、105%、102%、103%であった。
ここで、図9A、図9Bを参照して、比較例2として示す点火コイル用磁気回路1yについて説明する。
比較例2では、無方向性の圧粉コアではなく、一方向性の積層電磁鋼板を用いて、実施例2と同じ形状とした鍔部11yを設けている。
このような場合には、図9Aに示すように、側面方向に張り出した鍔部11y内では、磁化ベクトルと磁化困難化ベクトル(例えば、(111)面)とが一致してしまい、図9Bに示すように磁化ベクトルの成分の内、磁化中間ベクトル及び磁化容易ベクトルと一致する成分のみが有効となり、永久磁石12の断面積を拡大した効果があまり得られない。
図10、13を参照して、実施例3として示す点火コイル用磁気回路1bについて説明する。
点火コイル用磁気回路1bでは、永久磁石12b及び外周コア13の高さを中心コア10bの積層方向の高さに揃え、中心コア10bの磁石側の端部に両側面方向にのみ広がる鍔部11bを形成してある。鍔部11bは、磁性金属粉末に絶縁性被覆を施した無方向性電磁材料を三角柱状若しくは台形柱状に圧縮・形成し、熱処理した圧粉コアによって構成されている。
鍔部11bと中心コア10とは、溶接固定されている。また、中心コア10の側面の一部を鍔部11b側に突出させ、鍔部11bと勘合するようにしても良い。
本実施例によれば、図10に示すように、鍔部11b内を透過する磁化ベクトルと磁化容易ベクトルとが一致する磁路が含まれているので、同一構造である比較例1に比べて、効率よく逆バイアスをかけることができる。
さらに、本実施形態においては、積層方向には、永久磁石12bを拡大せず、中心コア10の高さと同じとし、その分のスペースにイグナイタ4等を載置する等して、点火コイル装置6b全体の体格を小型化することができる。
図11及び図14を参照して、実施例4として示す点火コイル用磁気回路1cについて説明する。
本実施形態においては、鍔部11cを無方向性の電磁鋼板を所定形状に打ち抜いて積層した無方向性積層コアによって構成し、その他の部分については、実施例3と同様の構成となっている。
鍔部11cは、中心コア10の積層方向に直交する側面方向に向かって張り出し、左右両側に設けられている。
本実施例によれば、鍔部11cが無方向性であるので、前述の鍔部11bを圧粉コアによって形成した実施例3と同様の効果を発揮できる。
図12、図14に実施例5として示す点火コイル用磁気回路1dについて説明する、
点火コイル用磁気回路1dでは、一方向性電磁鋼板を用いながら、鍔部11dの磁化容易ベクトルが中心コア10の磁化容易ベクトルに対して、所定の角度(例えば、45°)で傾くように、材料となる一方向性の電磁鋼板の磁化容易ベクトルに対して鍔部11dを所定の角度(例えば、45°)傾けて打ち抜き、積層・形成した点が相違する。
このように、鍔部11dの磁化容易ベクトルが中心コア10の磁化容易ベクトルに対して傾いて設けられているので、中心コア10の側面から永久磁石12bに向かう磁化ベクトルと鍔部11dの磁化容易ベクトルとが一致し、効率良く磁化バイアスすることができる。
図15を参照して、実施例6として示す点火コイル用磁気回路1eについて説明する。本実施例では、一次コイル21を巻き回するための一次スプール20eを磁気コアを収容するための筐体として利用し、前述の鍔部11b、11c、11dと中心コア10とを圧入することで、前述の溶接や入れ子構造としなくても、鍔部11b、11c11dと中心コア10とを密接させつつ固定することができる。
なお、一次スプール20dの形状を特に限定するものではなく、外周に、一次コイルを巻回するためのフランジを形成しても良い。
さらに、鍔部11b、11c、11dと中心コア10とを所定のキャビティを形成した金型内に配設し、キャビティ内に樹脂を充填固化するインサート成形によってスプール20dの形成を行うようにしても良い。
図16を参照して、実施例7として示す点火コイル用磁気回路1fについて説明する。本実施例では、鍔部11fが、中心コア10の積層方向の一方向に対して突出していない形状とした、無方向性の圧粉コアによって構成されている。
このような構成とすることで、磁束密度の向上を図りつつ、中心コア10の積層上方向の体格を抑制することができる。
図17を参照して、本発明の実施例8として示す点火コイル用磁気回路1gについて説明する。
前記実施例1から8においては、中心コア10の積層方向を点火コイル装置6のZ軸方向としたが、本実施例においては、中心コア10hの積層方向を点火コイル装置6gのY軸方向とした点が相違する。
また、本実施例においては、図略の外周コア13gが中心コア10gの積層方向に直交するZ軸方向に広がるように配設され、Y軸方向の体格を小さくするように構成されている。
なお、本実施例は、前記実施例1から7のいずれにも採用し得るものである。
本実施形態においても、前期実施形態における点火コイル用磁気回路1、1a〜1fと同様の効果を発揮し得る。
加えて本実施例においては、Y軸方向の体格を抑制することができる。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、永久磁石の断面積を中心電極の断面積よりも大きくして中心コアに流れる磁束密度高くする際に、鍔部を構成する電磁材料が、少なくとも前記中心コアの側面から永久磁石に向かう磁化ベクトルと一致する方向の磁化容易ベクトルを含むようにする本発明の趣旨に反しない限りにおいて、適宜変更し得るものである。
例えば、本発明においては、中心コア10の一方の端部が永久磁石12接する側に鍔部11を設けることが必須であるが、中心コア10の他方の端部が外周コア13と接する側にも鍔部を設けるようにしても良い。
この場合においても、永久磁石12の側に設けた鍔部11と同様、鍔部を構成する電磁材料が外周コア13から中心コア10に向かう磁化ベクトルが一致する方向の磁化容易ベクトルを含むように構成するのが望ましい。
1 点火コイル用磁気回路
10 中心コア
11 鍔部
12 永久磁石
13 外周コア
2 一次コイル
20 一次スプール
21 一次巻線
3 二次コイル
30 二次スプール
31 二次巻線
32 中継線
33 出力端子
4 イグナイタ
40 制御回路モジュール
41 端子
42 コネクタターミナル
43 コンデンサ
5 筐体
50 ハウジング
51 コアカバー
52 封止部材
53 高圧タワー
54 コネクタハウジング

Claims (6)

  1. 内燃機関の点火を行う点火プラグに高電圧を供給するための点火コイルに用いられる点火コイル用磁気回路であって、
    前記点火コイルが同心に配設した一次コイル(2)と二次コイル(3)とからなり、前記点火コイル用磁気回路(1、a〜1g)が、前記一次コイルの内側に配設され、軸状の中心コア(10)と、前記二次コイルの外側を取り囲むように配設した外周コア(13)と、前記中心コアの一方の端と前記外周コアとの間に設けた永久磁石(12)とによって閉磁路を構成し、
    前記永久磁石の断面積が前記中心コアの断面積よりも大きい断面積を有し、前記中心コアが前記永久磁石と接する端部において、
    前記中心コアの少なくとも両側面方向に張り出し、前記永久磁石が前記中心コアの側面から露出する表面までの磁路を形成する鍔部(11、11a〜11e)を具備し、
    前記鍔部を構成する電磁材料が、少なくとも前記中心コアの側面から前記永久磁石に向かう磁化ベクトルと一致する方向の磁化容易ベクトルを含むようにしたことを特徴とする点火コイル用磁気回路(6、6a〜6g)
  2. 前記鍔部が、磁性金属粉末の表面を絶縁材料で被覆した粉末を圧縮・成形し、熱処理した圧粉コアによって構成された請求項1に記載の点火コイル用磁気回路
  3. 前記鍔部が前記中心コアの端部において、前記中心コアの積層方向の少なくとも一方向にも張り出し、前記永久磁石が前記中心コアの積層方向の少なくともいずれか一方から露出する表面までの磁路を確保するように形成された請求項2に記載の点火コイル用磁気回路
  4. 前記鍔部が、無方向性の電磁鋼板からなる請求項1に記載の点火コイル用磁気回路
  5. 前記鍔部が、一方向性の電磁鋼板からなり、磁化容易ベクトルを前記中心コアの磁化容易ベクトルに対して所定の角度で傾けて形成された請求項1に記載の点火コイル用磁気回路
  6. 内燃機関に設けた点火プラグへの高電圧を供給する点火コイル装置であって、同心に配設した一次コイル(2)と、二次コイル(3)と、点火コイル用磁気回路と、前記一次コイルへの通電を制御するイグナイタ(4)とを筐体(5)内に一体的に収容した点火コイル装置であって、
    前記点火コイル用磁気回路(1、1a〜1g)が、請求項1ないし5のいずれかに記載の点火コイル用磁気回路であることを特徴とする点火コイル装置
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