JP2015201305A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気予熱器において、小型化を図りつつ、高温の空気を燃料電池に供給する。【解決手段】空気予熱器10は、第1の空気流路200と、ガス通路部130〜132と、燃料電池40およびガス通路部の間に配置されて第1の空気流路を通過した空気が流れる第2の空気流路201を備える。第1、第2の空気流路内の空気は、ガス通路部内の排気ガスとの間の熱交換によって加熱され、第2の空気流路内の空気は、燃料電池40から輻射される輻射熱によって加熱される。このように排気ガスおよび輻射熱により加熱された空気が燃料電池40に供給される。【選択図】図4

Description

本発明は、熱交換器に関するものである。
従来、熱交換器では、燃料電池を収納する収納容器と、収納容器の外壁と内壁との間に形成されている排ガス通路と、収納容器の内壁の内側に設けられて燃料電池に供給する空気が流れる空気通路とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいては、空気通路内の空気は、排ガス通路内の排ガスとの間で熱交換されることによって、高温の空気になる。このため、高温の空気を燃料電池に供給することができる。
また、特許文献2の熱交換器は、燃料電池を収納し、かつ反応ガスを流通させる反応ガス流路を外壁と内壁との間に形成してなる収納容器と、収納容器内に収納されて反応ガス流路を通過した反応ガスを収納容器内の燃料電池に供給するための導く反応ガス導入部材とを備える。
反応ガス流路内の反応ガスは、燃料電池から輻射される輻射熱によって加熱される。このため、収納容器は、反応ガスを加熱する熱交換器を構成することになる。さらに、反応ガス導入部材は、燃料電池の下側に反応ガスを導く導入部と、反応ガス流路を通過した反応ガスを集めて導入部に導く反応ガス収集部と、導入部内に配置されて燃料電池から輻射される輻射熱によって反応ガスを加熱する熱交換フィンとを備える。このことにより、反応ガスは、反応ガス流路および熱交換フィンを介して燃料電池の輻射熱によって加熱される。このため、高温の反応ガスを燃料電池に供給することができる。
特開2009−205806号公報 特開2009−158122号公報
上記特許文献1の熱交換器では、燃料電池を収納する収納容器によって、排ガスおよび空気の間の熱交換を実施することにより、高温空気を燃料電池に供給することができるものの、収納容器の大きさによって、熱交換の性能が決まる。このため、熱交換の性能を確保するためには、熱交換器を小型化することが困難になる。
上記特許文献2の熱交換器では、反応ガスを加熱するためには、燃料電池を収納する収納容器と熱交換フィンといった2つタイプの熱交換用部材が必要となり、熱交換器の大型化が避けられない。
本発明は上記点に鑑みて、小型化を図りつつ、排ガスと燃料電池の輻射熱とを利用して、高温の空気を燃料電池に供給するようにした熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空気および燃料ガスの電気化学反応により電気エネルギをそれぞれ発生する複数のセル(41)が積層されている燃料電池(40)に供給する空気を加熱する熱交換器であって、燃料電池に供給される空気が流れる第1の空気流路(200)と、燃料電池と第1の空気流路との間に配置されて燃焼器(50)から排出される排ガスが流れる排ガス通路(130、131、132)と、燃料電池と排ガス通路との間で配置されて第1の空気流路を通過した空気が流れる第2の空気流路(201)と、を備え、第1、第2の空気流路内の空気は、それぞれ、排ガス通路内の排ガスとの間の熱交換によって加熱されるようになっており、第2の空気流路および燃料電池の間にて複数のセルの積層方向に平行に配置されて、かつ燃料電池から輻射される輻射熱を受ける受熱壁(102c)を有し、かつ第2の空気流路を構成する空気流路形成部(102)を備えており、空気流路形成部は、受熱壁で受けた輻射熱によって第2の空気流路内の空気を加熱するようになっており、第2の空気流路を通過した空気が燃料電池に供給されるようになっていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1、第2の空気流路内の空気は、それぞれ、排ガス通路内の排ガスとの間の熱交換によって加熱される。さらに、第2の空気流路内の空気は、燃料電池の輻射熱によって加熱される。このため、燃料電池に高温の空気を供給することができる。
請求項1に記載の発明の熱交換器は、燃料電池を収納する収納容器を用いていない。このため、熱交換器の小型化を図ることができる。
ここで、空気流路形成部の壁部の温度が低い場合には、燃料電池から壁部に伝達される輻射熱が過多となり、燃料電池が冷え過ぎる。
これに対して、請求項1に記載の発明によれば、第1の空気流路において排ガスにより加熱された空気が第2の空気流路に導入される。このため、壁部の温度を所望温度以上に設定することができる。したがって、燃料電池から壁部に伝達される輻射熱が過多となることを防ぐことができる。このため、燃料電池が冷え過ぎることを未然に防止できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における燃料電池システムの全体構成を示す図である。 第1実施形態における燃料電池、および空気予熱器を示す斜視図である。 第1実施形態における空気予熱器の分解図である。 第1実施形態における空気予熱器の模式図である。 (a)、(b)は第1実施形態における空気予熱器の第1空気流路内を示す図である。 (a)、(b)は第1実施形態における空気予熱器の第2空気流路内を示す図である。 (a)、(b)は第1実施形態における空気予熱器の排ガス流路内を示す図である。 本発明の第2実施形態における空気予熱器の模式図である。 第2実施形態における空気予熱器内の熱交換フィンを示す図である。 図10中X−X断面図である。 本発明の第3実施形態における空気予熱器の断面図である。 本発明の第4実施形態における空気予熱器の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に本発明に係る燃料電池システム1の第1実施形態の全体図を示す。本実施形態の燃料電池システム1は、空気予熱器10、改質器20、水蒸発器30、燃料電池40、燃焼器50、排熱回収器60、ポンプ70、71、72、およびインバータ80を備える。
空気予熱器10は、燃焼器50の排ガスと燃料電池40の輻射熱とによってポンプ70から吹き出される空気を加熱する。空気予熱器10には、改質器20を通過した燃焼器50の排ガスが供給される。なお、空気予熱器10の構造の詳細は、後述する。ポンプ70は、空気を空気予熱器10側に圧送する。
改質器20は、触媒の水蒸気改質反応によって、燃料ガスとしての都市ガスから水素を含有する改質ガスを生成する。改質器20の水蒸気改質反応には、水蒸発器30から与えられる水蒸気と燃焼器50の排ガスの熱が用いられる。なお、触媒としては、例えば、ルテニウム、ニッケル等が用いられている。
水蒸発器30は、ポンプ71によって圧送された水を水蒸気にして改質器20に与える。ポンプ72は、都市ガスを圧送して改質器20に供給する。
燃料電池40は、複数のセル41が積層されて構成されている。本実施形態の複数のセル41は、それぞれ、固体酸化物型燃料電池(SOFC)からなるものである。複数のセル41はそれぞれアノードとカソードとの間に配置されている電解質から構成されている。
具体的には、改質器20によって生成される改質ガスは、複数のセル41のアノードに供給される一方、複数のセル41のカソードには、空気予熱器10によって加熱された空気が供給される。このことにより、以下の電気化学反応が起こり、電気エネルギが発生する。
(カソード)1/2O2+2e-→O2-
(アノード)H2+O2-→H2O++2e-
このような電気化学反応によりアノード側では、水蒸気が生成する。この水蒸気を含む未利用燃料が複数のセル41のアノードから燃焼器50に供給される。複数のセル41(図2参照)のカソードを通過した空気も燃焼器50に供給される。燃焼器50は、未利用燃料を空気を用いて燃焼して排ガスを排出する。
排熱回収器60は、燃焼器50の排ガスから熱を回収して給湯システム61に与える。本実施形態の排熱回収器60には、燃焼器50から排出されて改質器20および空気予熱器10を通過した排ガスが供給される。給湯システム61は、排熱回収器60から与えられた熱によって給湯する。インバータ80は、複数のセル41のアノードおよびカソードの間に発生する直流電力を交流電力に変換する。
以下、本実施形態の空気予熱器10の構造について図2〜図7について説明する。
図2に示すように、空気予熱器10は、燃料電池40に対して所定方向(図2中左側)に配置されている。空気予熱器10は、扁平形状に形成されている。空気予熱器10は、燃料電池40の複数のセル41の積層方向に対して平行になるように配置されている。なお、以下、説明の簡素化のために、複数のセル41の積層方向を単に積層方向という。
空気予熱器10は、図3に示すように、箱部100、101、102、および板材103を備える。
箱部100は、箱部101、102、板材103とともに、所定方向に並べられている。以下、箱部100、101、102、および板材103が並ぶ方向を幅方向という。この幅方向は、後述する第1、第2の空気流路200、201が並ぶ方向に相当している。
箱部100は、扁平形状で、かつ燃料電池40側に開口する開口部を有する箱状に形成されている。箱部100は、複数のセル41の積層方向に平行になるように配置されている。箱部100の開口部は、箱部101の後壁101aに覆われている。
箱部100には、空気入口110、および空気出口111a、111bが設けられている。空気入口110は、箱部100の底壁100aのうち積層方向一方側(図3中上側)に配置されている。空気入口110には、配管104が接続されている。配管104は、ポンプ70から送風される空気を空気入口110に導くように形成されている。箱部100内には、空気入口110からの空気が矢印Raの如く、積層方向に空気出口111a、111bに向かって流れる第1の空気流路200が形成されている。
空気出口111a、111bは、箱部100のうち積層方向他方側(図3中下側)に配置されている。空気出口111a、111bは、奥行き方向に並べられている。奥行き方向は、積層方向に対して直交し、かつ幅方向に直交する方向である。空気出口110aには、配管105aが接続されている。空気出口110bには、配管105bが接続されている。
箱部101は、箱部100に対して燃料電池40側に配置されている。箱部101は、扁平形状で、かつ燃料電池40側に開口する開口部を有する箱状に形成されている。箱部101の開口部は、板材103の後壁103bによって覆われている。箱部101には、排ガス入口120が設けられている。そして、排ガス入口120には、改質器20および排ガス配管106を通過した燃焼器50の排ガスが流入する。
箱部101内には、仕切り板121、122が配置されている。仕切り板121、122は、それぞれ、積層方向に平行な方向に延びるように形成されている。仕切り板121、122は、奥行き方向に並べられている。
ここで、箱部101内のうち仕切り板121、122の間には、排ガス入口120から流入した排ガスが積層方向に流れるガス通路部130が形成されている。箱部101内のうち仕切り板121に対してガス通路部130の反対側には、矢印Rbの如く、ガス通路部130を通過した排ガスが積層方向に流れるガス通路部132が形成されている。そして、箱部101内のうち仕切り板122に対してガス通路部130の反対側には、矢印Rcの如く、ガス通路部130を通過した排ガスが積層方向に流れるガス通路部131が形成されている。つまり、ガス通路部130、131、132が奥行き方向にオフセットして配置されることになる。
板材103は、箱部101に対して燃料電池40側に配置されている。板材103は、積層方向および奥行き方向に平行で、かつ幅方向に直交するように配置されている。板材103には、排ガス出口140a、140bが配置されている。排ガス出口140a、140bは、板材103のうち積層方向一方側(図3中上側)に配置されている。排ガス出口140a、140bは、ガス通路部131、132から排出される排気を配管107a、107bに導く。配管107a、107bは、ガス通路部131、132から排出される排気を排熱回収器60に導く。
板材103は、空気入口141a、141bが配置されている。空気入口141a、141bには、配管105a、105bが接続されている。このため、空気入口141a、141bは、第1の空気流路200から空気出口111a、111b、および配管105a、105bを通過した空気を箱部102内に導くことになる。
箱部102は、板材103に対して燃料電池40側に配置されている。箱部102は、扁平形状で、かつ板材103側に開口する開口部を有する箱状に形成されている。箱部102の開口部は、板材103の表壁103aによって覆われている。箱部102の後壁102cは、複数のセル41の積層方向および奥行き方向に対して平行に配置されて、複数のセル41の端面に対向している。箱部102には、空気出口102aが設けられている。箱部102内には、空気入口141a、141bからの空気を積層方向に空気出口102aに向けて流れる第2の空気流路201が設けられている。つまり、箱部102は、板材103とともに、第2の空気流路201を構成する。空気出口102aは、第2の空気流路201を通過した空気を燃料電池40に向けて導く。
なお、本実施形態の箱部100、101、102、および板材103は、アルミニウム、鉄等の金属材料等によって構成されている。
以下、本実施形態の空気予熱器10の箱部100、101、102の内部構成について図4〜図6を参照して説明する。
図4は、空気予熱器10をその奥行き方向から視た模式図である。図5(a)は、箱部100の底壁100aのB矢視図である。図5(b)は、箱部101の後壁101aのA矢視図である。
箱部100内には、熱交換フィン150a、150b、および風邪流れ防止部材151が配置されている。熱交換フィン150aは、第1の空気流路200のうちガス通路部132に対応する領域に配置されている。熱交換フィン150bは、第1の空気流路200のうちガス通路部131に対応する領域に配置されている。熱交換フィン150a、150bは、箱部101の後壁101aに支持されている。
風邪流れ防止部材151は、箱部100内のうちガス通路部130に対応する領域に配置されている。つまり、風邪流れ防止部材151は、箱部100の底壁100aおよび箱部101の後壁101aの間でガス通路部130に対応する領域に配置されている。このため、箱部100のうち風邪流れ防止部材151以外の領域が第1の空気流路200を構成することになる。風邪流れ防止部材151は、空気流れ方向に直交するように配置されている複数の板材から構成されている。複数の板材は、空気流れ方向に並べられている。風邪流れ防止部材151は、箱部100の底壁100aに支持されている。
図6(a)は、箱部102の底壁102bのA矢視図である。図6(b)は、板材103の表壁103aのB矢視図である。
箱部102内には、熱交換フィン152、153a、153bが配置されている。熱交換フィン153aは、第2の空気流路201のうちガス通路部132に対応する領域に配置されている。熱交換フィン153bは、第2の空気流路201のうちガス通路部131に対応する領域に配置されている。熱交換フィン153a、153bは、箱部102の底壁102bに支持されている。
熱交換フィン152は、第2の空気流路201のうちガス通路部130に対応する領域に配置されている。熱交換フィン152は、板材103の表壁103aに支持されている。
図7(a)は、箱部101の底壁101bのB矢視図である。図7(b)は、板材103の後壁103bのA矢視図である。
箱部101内には、熱交換フィン154a、154b、155が配置されている。熱交換フィン154aは、ガス通路部132内に配置されている。熱交換フィン154bは、ガス通路部131内に配置されている。熱交換フィン154a、154bは、箱部101の底壁101bに支持されている。熱交換フィン155は、ガス通路部130内に配置されている。熱交換フィン155は、板材103の後壁103bに支持されている。
なお、本実施形態の熱交換フィン150a、150b、152、153a、153b、154a、154b、155、および風邪流れ防止部材151は、アルミニウム、鉄等の金属材料等によって構成されている。
次に、本実施形態の空気予熱器10の作動について説明する。
まず、燃焼器50から排ガスが改質器20および排ガス配管106を通して空気予熱器10に流れる。この流れた空気は、排ガス入口120から箱部101内に流入する。この排ガスは、ガス通路部130を通過してからガス通路部131、132に分流してから配管107a、107bを通して排熱回収器60に流れる。
一方、箱部100内の空気入口110には、ポンプ70から配管104を通して圧送される空気が流入される。
このとき、風邪流れ防止部材151が、箱部100内のうちガス通路部130に対応する領域に空気が流れることを防止する。このため、空気入口110からの空気は、箱部100内のうちガス通路部131、132に対応する2つの領域に分流する。つまり、空気入口110から流入した空気は、第1の空気流路200に流れる。ここで、第1の空気流路200内の空気は、ガス通路部131、132内の排ガスに対して逆の方向に流れる。
このとき、第1の空気流路200内の空気とガス通路部131、132内の排ガスとが箱部101の底壁101bおよび後壁101aを介して熱交換する。さらに、熱交換フィン150a、150b、154a、154bは、第1の空気流路200内の空気とガス通路部131、132内の排ガスとの間の熱交換を促進する。このため、第1の空気流路200内の空気は、排ガスによって加熱されて温度が上昇する。
この温度上昇した空気は、空気出口111a、111bおよび配管105a、105bを通して第2の空気流路201内に流入する。この流入した空気は、第2の空気流路201内を通して空気出口102aに向けて流れる。このとき、第2の空気流路201内の空気は、ガス通路部130内の排ガスに対して逆の方向に流れる。そして、第2の空気流路201内の空気とガス通路部130内の排ガスとが板材103を介して熱交換する。さらに、熱交換フィン152、155は、第2の空気流路201内の空気とガス通路部130内の排ガスとの間の熱交換を促進する。これにより、第2の空気流路201内の空気は、排ガスによって加熱されて温度が上昇する。
一方、燃料電池40の複数のセル41は、上記電気化学反応に伴って輻射熱をそれぞれの端面から発生する。このため、箱部102の後壁102cは、燃料電池40から輻射熱を受ける。これに伴い、箱部102は、後壁102cで受けた輻射熱を第2の空気流路201内の空気に伝達する。このとき、熱交換フィン153a、153bは、燃料電池40の輻射熱を第2の空気流路201内の空気に伝達することを促進する。これにより、第2の空気流路201内の空気は、輻射熱により加熱されて温度が上昇する。このように温度上昇した空気は、複数のセル41のカソードに供給される。
以上説明した本実施形態によれば、空気予熱器10は、複数のセル41に供給される空気が流れる第1の空気流路200と、燃料電池40と第1の空気流路200との間に配置されて燃焼器50から排出される排ガスが流れるガス通路部130、131、132と、燃料電池40とガス通路部130、131、132との間で配置されて第1の空気流路200を通過した空気が流れる第2の空気流路201とを備える。第1の空気流路200内の空気は、ガス通路部131、132内の排ガスとの間の熱交換によって加熱される。第2の空気流路201内の空気は、ガス通路部130内の排ガスとの間の熱交換によって加熱される。箱部102は、第2の空気流路201および燃料電池40の間にて複数のセル41の積層方向に平行に配置されて、かつ燃料電池40から輻射される輻射熱を受ける後壁102cを有し、かつ第2の空気流路201を構成する。箱部102は、後壁102cで受けた輻射熱によって第2の空気流路201内の空気を加熱する。第2の空気流路201を通過した空気が燃料電池40に供給されるようになっている。
以上により、第1、第2の空気流路200、201を通過する空気は、排ガスによって加熱される。第2の空気流路201を通過する空気は、燃料電池40の輻射熱によって加熱される。このため、高温の空気を燃料電池40に供給することができる。これに加えて、空気予熱器10は、燃料電池40を収納する収納容器を用いることなく、空気を加熱する熱交換器を構成している。このため、空気予熱器10の小型化を図ることができる。したがって、小型化を図りつつ、排ガスと燃料電池40の輻射熱とを利用して、高温の空気を燃料電池に供給するようにした空気予熱器10を提供することができる。
本実施形態では、第1の空気流路200内の空気とガス通路部131、132内の排ガスとは、互いに逆の方向に流れる対向流になっている。このため、第1の空気流路200内の空気とガス通路部132内の排ガスとの間の熱交換の効率を向上することができる。
本実施形態では、第2の空気流路201内の空気とガス通路部130内の排ガスとは、互いに逆の方向に流れる対向流になっている。このため、第2の空気流路201内の空気とガス通路部130内の排ガスとの間の熱交換の効率を向上することができる。
本実施形態では、熱交換フィン150a、150b、154a、154bは、第1の空気流路200内の空気およびガス通路部131、132内の排ガスの間の熱交換を促進する。このため、空気および排ガスの間の熱交換の効率をより向上することができる。
本実施形態では、熱交換フィン152、155は、第2の空気流路201内の空気およびガス通路部130内の排ガスの間の熱交換を促進する。このため、空気および排ガスの間の熱交換の効率をより一層向上することができる。
本実施形態では、熱交換フィン153a、153bと熱交換フィン152とは、奥行き方向にオフセットして配置されている。
例えば、熱交換フィン153a、153bと熱交換フィン152とが接触していると、熱交換フィン152および熱交換フィン153a、153bを通して箱部102と板材103との間で熱が伝達される。すなわち、第2の空気通路201をバイパスして箱部102と板材103との間で熱が伝達する熱バイパスが生じることになる。このため、第2の空気流路201内の空気を排ガスや輻射熱により加熱することを妨げる。
これに対して、本実施形態では、熱交換フィン153a、153bと熱交換フィン152とは、奥行き方向にオフセットして配置されている。このため、箱部102と板材103との間で熱バイパスが生じることを避けることができる。したがって、第2の空気流路201内の空気を輻射熱や排ガスによって効率的に加熱することができる。
本実施形態では、仕切り板121、122は、積層方向に平行な方向に延びるように形成されている。このため、ガス通路部130とガス通路部131、132とが奥行き方向にオフセットして配置される。このため、熱交換フィン154a、154bと熱交換フィン155とが奥行き方向にオフセットして配置されている。
ここで、熱交換フィン154a、154bと熱交換フィン155とが接触していると、熱交換フィン154a、154b、155を介して箱部101および板材103の間で熱が伝達される。すなわち、ガス通路部130、131、132をバイパスして箱部101および板材103の間で熱が伝達される熱バイパスが生じる。このため、第1、第2の空気流路200、201内の空気を排ガスにより加熱することを妨げる。
これに対して、熱交換フィン154a、154bと熱交換フィン155が奥行き方向にオフセットして配置されている。このことにより、第1、第2の空気流路200、201内の空気と排ガスとの間の熱交換の効率を向上することができる。
また、例えば、第2の空気流路201内に流入する空気温度が低い場合には、後壁102cの温度が低くなる。このため、燃料電池40から後壁102cに伝達される輻射熱が過多となり、燃料電池40の温度が低温になる場合がある。
これに対して、本実施形態によれば、第1の空気流路200において排ガスにより加熱された空気が第2の空気流路201に導入される。このため、熱交換フィン150a、150b、153a、153b等によって、第2の空気流路201に導入され温度を調整することができる。このため、箱部102の後壁102cの温度を所望温度以上に調整することができる。したがって、燃料電池40から壁部に伝達される輻射熱が過多となることを防ぐことができる。このため、燃料電池が冷え過ぎることを未然に防止できる。
なお、上記特許文献2では、燃料電池を収納する収納容器の全体に亘って排ガス通路を構成すると、収納容器の全体に亘って温度勾配が生じる。このため、例えば、収納容器の四隅を支持する支持構造にすると、熱歪みが収納容器に生じて収納容器が破損する恐れがある。また、収納容器内に空気を流入する空気入口部側には、排ガスで加熱される前の低温空気が流れる。このため、燃料電池のうち空気入口部側は、低温空気によって冷却されて冷え過ぎる恐れがある。
これに対して、本実施形態では、上述の如く、排ガス通路を構成する収納容器を用いることなくて、空気予熱器10を構成している。このため、燃料電池のうち空気入口部側が冷え過ぎることはない。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、第2の空気流路201において、空気および排ガスの間の熱交換を促進する熱交換フィン153a、153bと、空気および燃料電池40の輻射熱の間の熱交換を促進する熱交換フィン152とを奥行き方向にオフセットした例について説明したが、これに代えて、次のようにする。
図8は、本実施形態の空気予熱器10を奥行き方向から視た模式図である。図9(a)は熱交換フィン152の図8中B矢視図であり、図9(b)は熱交換フィン153の図8中A矢視図である。図10は、図9(a)中X−X断面図である。
図9(a)および図10に示すように、熱交換フィン152は、複数の波形部152cを備える。複数の波形部152cは、それぞれ、幅方向に亘って波形状に形成されている。具体的には、複数の波形部152cは、複数の山部160と複数の谷部161を備える。
複数の山部160は、それぞれ、幅方向一方側に凸となるように形成されている。そして、複数の谷部161は、それぞれ、幅方向他方側に凹むように形成されている。複数の山部160と複数の谷部161とは、山部160と谷部161とが1つずつ交互に位置するように奥行き方向に並べられている。このように構成される複数の波形部152cは、それぞれ、空気の流れ方向(セル41の積層方向)に並べられている。熱交換フィン152は、板材103の表壁103aに支持されている。なお、図9(a)中の10個の波形部152cを示している。
図9(b)に示すように、熱交換フィン153は、それぞれ、幅方向に亘って波形状に形成されて、空気の流れ方向に並べられている複数の波形部153cを備える。複数の波形部153cは、熱交換フィン152と同様に、複数の山部と複数の谷部とから構成され、複数の山部と複数の谷部とは、山部と谷部とが1つずつ交互に位置するように奥行き方向に並べられている。熱交換フィン153は、箱部102の底壁102bに支持されている。なお、図9(b)中の10個の波形部153cを示している。
ここで、波形部152c、153cは、空気流れ方向に1つずつ交互に並べられるように複数の波形部152cと複数の波形部153cとがセル41の積層方向に並べられている。つまり、複数の波形部152cと複数の波形部153cとは、セル41の積層方向にオフセットしている。
以上説明した本実施形態によれば、波形部152c、153cは、空気流れ方向に1つずつ交互に並べられるように複数の波形部152cと複数の波形部153cとがセル41の積層方向に並べられている。したがって、熱交換フィン152、153が燃料電池40の輻射熱や排ガスの熱によって第2の空気流路201内の空気を効率的に加熱することができる。
(第3実施形態)
上記第2実施形態では、熱交換フィン152、153は、波形部152c、153cが、空気流れ方向に1つずつ交互に並べられている例について説明したが、これに代えて、本第3の実施形態では、熱交換フィン152、153を噛み合うように配置した例について説明する。
図11は、図8中XI−XI断面図である。
本実施形態の熱交換フィン152は、複数の山部152dと複数の谷部152eを備える波形状に形成されている。複数の山部152dは、それぞれ、セル41の積層方向に亘って、幅方向一方側(すなわち、箱部102側)に凸になるように形成されている。複数の谷部152eは、それぞれ、セル41の積層方向に亘って、幅方向他方側(すなわち、板材103側)に凹むように形成されている。
本実施形態の熱交換フィン153は、複数の山部153dと複数の谷部153eを備える波形状に形成されている。複数の山部153dは、それぞれ、セル41の積層方向に亘って、幅方向他方側(すなわち、板材103側)に凸になるように形成されている。複数の谷部153eは、それぞれ、セル41の積層方向に亘って、幅方向一方側(すなわち、箱部102側)に凹むように形成されている。
本実施形態の熱交換フィン152の複数の山部152dは、それぞれ、熱交換フィン153の谷部153eのうち対応する谷部153e側に配置されている。熱交換フィン153の複数の山部153dは、それぞれ、熱交換フィン152の複数の谷部152eのうち対応する谷部152e側に配置されている。このことにより、熱交換フィン152、153が噛み合うように配置されることになる。
熱交換フィン152の複数の山部152dは、熱交換フィン153の谷部153eのうち対応する谷部153eに対して間隔を開けて位置する。熱交換フィン153の複数の山部153dは、熱交換フィン152の複数の谷部152eのうち対応する谷部152eに対して間隔を開けて位置する。つまり、熱交換フィン153、152は、隙間を開けて配置されている。
本実施形態では、熱交換フィン152と板材103の表壁103aとの間は、溶接により接合される。ここで、熱交換フィン152を1つの部品で実現することができる。このため、熱交換フィン152と板材103の表壁103aとの間を容易に接合することができる。
本実施形態では、熱交換フィン153と箱部102の底壁102bとの間は、溶接により接合される。ここで、熱交換フィン153を1つの部品で実現することができる。このため、熱交換フィン153と箱部102の底壁102bとの間を容易に接合することができる。
(第4実施形態)
本第4実施形態では、上記第2実施形態の熱交換フィン152、153としてオフセットフィンを用いる例について説明する。
図12に本実施形態の熱交換フィン152(153)の斜視図を示す。
熱交換フィン152は、それぞれ、奥行き(および、幅方向)の断面形状、すなわち、空気流れ方向から見たときの断面形状が凸部300を幅方向の一方側と他方側に交互に位置させて曲折する波形状に形成されて、かつ幅方向で部分的に切り起こされた切り起こし部310を備える。熱交換フィン152は、空気流れ方向から見たときに、切り起こし部310によって形成される波形状部分が、空気流れ方向で隣接する波形状部分に対して、オフセットしているオフセットフィンである。
この熱交換フィン152によって、第2の空気流路201の内部が奥行き方向に平行な方向で、複数の流路に分割(言い換えると、区画)され、さらに、第2の空気流路201の内部で複数に分割された流路は、空気流れ方向で部分的にオフセットしている。すなわち、第2の空気流路201内を複数の流路に分割する壁部301が、空気流れ方向に沿って、千鳥状に配置されている。また、空気流れ方向で熱交換フィン152を見たとき、一方側同士、他方側同士のように、同一側の凸部300であって、空気流れ方向で隣接する凸部300同士は、ずれて配置されている。
本実施形態では、熱交換フィン152は、複数の凸部300が板材103の表壁103aに接している。熱交換フィン152と板材103の表壁103aとの間は、上記第3実施形態と同様、溶接により接合される。ここで、熱交換フィン152を1つの部品で実現することができる。このため、熱交換フィン152と板材103の表壁103aとの間を容易に接合することができる。
また、本実施形態の熱交換フィン153は、熱交換フィン152と同様のオフセットフィンである。熱交換フィン153は、複数の凸部300が箱部102の底壁102bに接している。熱交換フィン153と箱部102の底壁102bとの間は、上記第3実施形態と同様、溶接により接合される。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記第1〜第4の実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
次に、上記第1〜4の実施形態と特許請求の範囲との対応関係について説明する。
空気予熱器10が熱交換器に対応し、箱部102の後壁102cが受熱壁に対応し、箱部102が空気流路形成部に対応し、熱交換フィン150a、150bが第1の熱交換フィンに対応する。熱交換フィン152が第2の熱交換フィンに対応し、熱交換フィン153a、153bが第3の熱交換フィンに対応し、波形部152cが第2の波形部に対応する。波形部153cが第3の波形部に対応し、板材103の表壁103aが第1の壁部に対応し、箱部102の底壁102bが第2の壁部に対応し、波形部152cが第2の波形部に対応し、波形部153cが第3の波形部に対応する。仕切り板121、122が仕切り部材に対応し、板材103の表壁103aが第1の壁部に対応し、箱部102の底壁102bが第2の壁部に対応し、山部152dが第2の山部に対応し、谷部152eが第2の谷部に対応する。山部153dが第3の山部に対応し、谷部153eが第3の谷部に対応し、箱部101の後壁101aが第3の壁部に対応し、箱部100の底壁100aが第4の壁部に対応する。熱交換フィン154a、154bが第4の熱交換フィンに対応し、熱交換フィン155が第5の熱交換フィンに対応し、ガス通路部131、132が第1のガス通路部に対応する。ガス通路部130が第2のガス通路部に対応し、ガス通路部130、131、132が排ガス通路を構成する。
1 燃料電池システム
10 空気予熱器
20 改質器
30 水蒸発器
40 燃料電池
41 セル
50 燃焼器
200 第1の空気流路
201 第2の空気流路
131、132 ガス通路部

Claims (15)

  1. 空気および燃料ガスの電気化学反応により電気エネルギをそれぞれ発生する複数のセル(41)が積層されている燃料電池(40)に供給する空気を加熱する熱交換器であって、
    前記燃料電池に供給される空気が流れる第1の空気流路(200)と、
    前記燃料電池と前記第1の空気流路との間に配置されて燃焼器(50)から排出される排ガスが流れる排ガス通路(130、131、132)と、
    前記燃料電池と前記排ガス通路との間で配置されて前記第1の空気流路を通過した空気が流れる第2の空気流路(201)と、を備え、
    前記第1、第2の空気流路内の空気は、それぞれ、前記排ガス通路内の排ガスとの間の熱交換によって加熱されるようになっており、
    前記第2の空気流路および前記燃料電池の間にて前記複数のセルの積層方向に平行に配置されて、かつ前記燃料電池から輻射される輻射熱を受ける受熱壁(102c)を有し、かつ前記第2の空気流路を構成する空気流路形成部(102)を備えており、
    前記空気流路形成部は、前記受熱壁で受けた輻射熱によって前記第2の空気流路内の空気を加熱するようになっており、
    前記第2の空気流路を通過した空気が前記燃料電池に供給されるようになっていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記排ガス通路は、前記第1の空気流路内の空気との間で熱交換する排ガスが流れる第1のガス通路部(131、132)と、前記第2の空気流路内の空気との間で熱交換する排ガスが流れる第2のガス通路部(130)と、を備え、
    前記第1、第2のガス通路部を仕切る仕切り部材(121、122)を備えることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記仕切り部材は、前記複数のセルの積層方向に平行な方向に延びるように形成されており、
    前記第1、第2のガス通路は、前記積層方向に直交し、かつ前記第1、第2の空気流路の並ぶ方向に対して直交する方向に、並べられていることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記第1の空気流路内の空気と前記第1のガス通路部内の排ガスとは、互いに逆方向に流れるように前記第1の空気流路と前記第1のガス通路部とが構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の熱交換器。
  5. 前記第2の空気流路内の空気と前記第2のガス通路部内の排ガスとは、互いに逆方向に流れるように前記第2の空気流路と前記第2のガス通路部とが構成されていることを特徴とする請求項4に記載の熱交換器。
  6. 前記第1の空気流路内の空気および前記排ガスの間の熱交換を促進する第1の熱交換フィン(150a、150b)と、
    前記第2の空気流路内の空気および前記排ガスの間の熱交換を促進する第2の熱交換フィン(152)と、を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の熱交換器。
  7. 前記受熱壁で受けた輻射熱を前記第2の空気流路内の空気に伝える第3の熱交換フィン(153a、153b)を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の熱交換器。
  8. 前記第2の熱交換フィンは、前記第2の空気流路内の空気流れ方向に対して直交し、かつ前記第1、第2の空気流路の並ぶ方向に対して直交する方向に亘って、波形状に形成されて、前記空気の流れ方向に並べられている複数の第2の波形部(152c)を備え、
    前記第3の熱交換フィンは、前記第2の空気流路内の空気流れ方向に対して直交し、かつ前記第1、第2の空気流路の並ぶ方向に対して直交する方向に亘って、波形状に形成されて、前記空気の流れ方向に並べられている複数の第3の波形部(153c)を備え、
    前記第2、第3の波形部が前記空気の流れ方向に1つずつ交互に位置するように前記複数の第2の波形部と前記複数の第2の波形部とが並べられていることを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
  9. 前記空気流路形成部は、前記排ガス通路側に配置されている第1の壁部(103a)と、前記燃料電池側に配置されている第2の壁部(102b)と、を備え、前記第2の空気流路は、前記第1、第2の壁部の間に形成されており、
    前記第2の熱交換フィンは、前記空気の流れ方向に亘って前記第2の壁部側に凸となる複数の第2の山部(152d)と、前記空気の流れ方向に亘って前記第1の壁部側に凹む複数の第2の谷部(152e)とを備え、
    前記第2の熱交換フィンは、前記第2の山部と前記第2の谷部とが交互に位置するように、前記複数の第2の山部と前記複数の第2の谷部とが、前記第2の空気流路内の空気流れ方向に直交し、かつ前記第1、第2の空気流路の並ぶ方向に直交する直交方向に並べられており、
    前記第3の熱交換フィンは、前記空気の流れ方向に亘って前記第1の壁部側に凸となる複数の第3の山部(153d)と、前記空気の流れ方向に亘って前記第2の壁部側に凹む複数の第3の谷部(153e)とを備え、
    前記第3の熱交換フィンは、前記第3の山部と前記第3の谷部とが交互に位置するように、前記複数の第3の山部と前記複数の第3の谷部とが、前記第2の空気流路内の空気流れ方向に直交し、かつ前記第1、第2の空気流路の並ぶ方向に直交する直交方向に並べられており、
    前記複数の第2の山部は、それぞれ、前記複数の第3の谷部のうち対応する第3の谷部側に位置し、前記複数の第3の山部は、それぞれ、前記複数の第2の谷部のうち対応する第2の谷部側に位置することを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
  10. 前記第2、第3の熱交換フィンは、それぞれ、前記空気の流れ方向に対する直交方向の断面形状が凸部(300)を一方側と他方側に交互に位置させて曲折する波形状に形成されて、かつ前記空気の流れ方向に平行な方向で部分的に切り起こされた切り起こし部(310)を備えるオフセットフィンであることを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
  11. 前記第1の空気流路に対して前記燃料電池側に配置されている第3の壁部(101a)と、
    前記第1の空気流路に対して前記燃料電池の反対側に配置されている第4の壁部(100a)と、を備え、
    前記第3、第4の壁部の間において前記第2のガス通路(130)に対応する領域に、前記空気の流れを止める風流れ防止部材(151)が配置されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1つに記載の熱交換器。
  12. 前記第1の空気流路には、前記第1の熱交換フィンが配置されていることを特徴とする請求項6に記載の熱交換器。
  13. 前記第2の空気流路のうち前記第2のガス通路部に対応する領域には、前記第2の熱交換フィンが配置されていることを特徴とする請求項6に記載の熱交換器。
  14. 前記第2の空気流路のうち前記第1のガス通路部に対応する領域には、前記第3の熱交換フィンが配置されていることを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
  15. 前記第1の空気流路内の空気と前記排ガスとの間の熱交換を促進する第4の熱交換フィン(154a、154b)が前記第1の排ガス通路に配置されており、
    前記第2の空気流路内の空気と前記排ガスとの間の熱交換を促進する第5の熱交換フィン(155)が前記第2の排ガス通路に配置されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1つに記載の熱交換器。
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