添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態における情報処理装置であるサーバ100からなる通信システムのシステム構成図である。図1に示される通り、この通信システムは、サーバ100、携帯端末200、パーソナルコンピュータ300、および地図サーバ400とから構成される。
サーバ100は、携帯端末200から投稿された撮影画像(動画、静止画など)を受信して記憶する。そして、サーバ100は、所定のタイミング、例えば、ユーザからグルーピングの指示を受けると、記憶している撮影画像を所定のルールに従ってグルーピングを行う。
携帯端末200は、スマートフォンや、携帯電話、またはデジタルカメラなど、動画または静止画を撮影して記憶することができる端末である。携帯端末200は、撮影画像を撮影時間、撮影位置などとともにサーバ100に対して登録することができる。
パーソナルコンピュータ300は、携帯端末200などから受け取った撮影画像をサーバ100に登録することができる。
地図サーバ400は、サーバ100がグルーピング処理を実行するに際して、そのサーバ100に対して位置情報に基づく地名や、その位置の属性などを通知することができる。
このようなシステム構成をとる通信システムにおいて、各装置、サーバについて説明する。図2は、本実施形態のサーバ100の機能構成を示すブロック図である。図2に示される通り、サーバ100は、投稿処理部101、コンテンツ記憶部102(記憶手段)、分布パターン記憶部103(分布パターン記憶手段)、分布生成部104(生成手段)、関連性処理部105(グルーピング処理手段)、領域情報記憶部106、グループ情報記憶部107および再生処理部108を含んで構成されている。このサーバ100は、CPU、RAM、ROM等からなるハードウェア構成により実現される。
図3は、サーバ100のハードウェア構成図である。図2に示されるサーバ100は、物理的には、図3に示すように、一または複数のCPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、ハードディスクまたは半導体メモリ等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2における各機能は、図3に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図2に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
投稿処理部101は、ユーザから送信された撮影画像(以下、コンテンツと称する)およびその管理ファイルを受信して、コンテンツ記憶部102に記憶する部分である。
コンテンツ記憶部102は、コンテンツとともにその管理テーブルを記憶する部分である。管理ファイルは、コンテンツのID、撮影者、撮影時刻、および撮影位置等を対応付けた管理テーブルを記憶するものである。図4(a)は、管理テーブルを示す説明図である。図4(a)に示される通り、このコンテンツ記憶部102は、コンテンツID、投稿者、撮影開始時刻、撮影終了時刻、サムネイル、撮影開始位置、撮影開始方位、撮影再開位置、撮影再開方位およびスポット名が対応付けられている。コンテンツIDは、コンテンツを特定するための識別番号であり、投稿者は、コンテンツを撮影したユーザを示す識別番号である。撮影開始時刻は、動画である場合にその撮影開始をした時刻を示し、撮影終了時刻は、その撮影の終了した時刻を示す。なお、撮影再開時刻および撮影境終了時刻も、撮影再開時に携帯端末200において取得しておき、対応付けておいてもよい。
サムネイルは、サムネイル画像の識別番号を示し、このサムネイルは、必要に応じて、コンテンツに基づいて作成されたものである。撮影開始位置(以降、撮影位置と略す)は、撮影された位置を示す。動画撮影の際、その開始した位置を示し、撮影中に移動した場合、その移動先を示すものではないが、撮影中にその移動先を取得しておき、その位置を示すようにしてもよい。撮影開始方位は、撮影した方向を示す。同様に撮影中にその方向が変わった場合には、その方向を取得するようにしておいてもよい。撮影再開位置および撮影再開方位は、撮影が一時中断した場合に、その再開位置および再開方位を示す。スポット名は、その撮影した位置に基づいて定められたものであり、携帯端末200において、撮影位置に基づいてウェブ等から取得された情報である。
分布パターン記憶部103は、スポット毎の人の分布する位置の分布パターンを記憶する部分である。例えば、野球場や陸上競技場では、観客はグランドを囲むようにして分布している。その場所に応じた人の分布の特性が有り、この分布パターン記憶部103は、そのような分布パターンを記憶する。ここでスポットとは、野球場等に限るものではなく、ある地点または地域における特性やそこに配置されている施設を表す属性情報である。例えば、野球場・競技場のほか、川縁や道路などを示す情報である。
図5にその具体例を示す。この分布パターン記憶部103は、各スポットに対応付けて、分布パターン情報としてその形状を示す情報、および分布サイズ情報としてその大きさを示す情報を記憶する。さらに、スポットには、位置情報が対応付けられており、位置に応じた分布パターンの形状およびサイズを特定可能にしている。
例えば、スポットが競技場である場合には、その形状は円形であること、そのサイズは、50メートルから100メートルであることが対応付けられており、位置情報に基づいて、どのように円形で示される分布パターンが配置されるか把握可能にしている。競技場には、観客が観客席にて観戦しているため、その形状は概ね円形であり、そのサイズも100メートルであることが想定されている。
分布生成部104は、コンテンツ記憶部102に記憶されているコンテンツの管理テーブルに関連付けられている撮影位置および撮影時刻に基づいて、その分布パターンを生成する部分である。すなわち、分布生成部104は、同一時間帯におけるコンテンツの撮影位置をコンテンツ記憶部102から取得し、その撮影位置の分布パターンを生成する。
例えば、分布生成部104は、いくつか抽出したコンテンツの撮影位置に基づいて、その形状が何であるかを判断する。例えば、円形であるとか、直線を描いているかなどである。それに基づいて円形である場合には、何らかのランドマークを中心にした分布と考えることができ、また直線である場合には、川や、道路などに沿った分布であると考えることができる。
関連性処理部105は、コンテンツ記憶部102に記憶されているコンテンツのグループ分け処理であるグルーピング処理を、その撮影位置に基づいて行う部分である。例えば、関連性処理部105は、一のコンテンツの撮影位置を中心に所定範囲、例えば半径mの円の中を撮影位置とする他のコンテンツを同じグループとして扱う。さらに、当該他のコンテンツの撮影位置を中心に所定範囲を撮影位置とするまた別のコンテンツを、上記一のコンテンツおよび他のコンテンツと同じグループとして扱う。これを各コンテンツについて連鎖して関連付けを行うことにより、グルーピング処理を行うことができる。
ここで、上述一のコンテンツの撮影位置と同じ領域にいるさらに異なるコンテンツ(上記他のコンテンツとは異なる)を同じグループとして関連付けることが好ましい場合がある。その場合には、一のコンテンツまたは当該一のコンテンツと同じグループとされたコンテンツと、上述異なるコンテンツとが、同じ領域を撮影位置とすると判断できる場合には、当該その異なるコンテンツを同じグループとして扱うためにグルーピング処理を行なう。
なお、関連性処理部105は、あらかじめ定められた同一時間帯に撮影されたコンテンツに対してグルーピング処理を行なうことが望ましいが、それに限るものではない。例えば、一般的には、子供の運動会などでは、同一競技を撮影するに際して、10分とか、20分の間に撮影されたコンテンツに対してグルーピングすることが好ましいが、そのほかの一日中開催されるようなイベントなどでは、1日の間でグルーピングしてもよい。また、規制の移り変わりなどを見たい場合には、時間・期間の制限を掛けることなく、位置情報のみに基づいてグルーピングするようにしてもよい。
領域情報記憶部106は、あらかじめ定義された領域に対する属性を記憶する部分である。例えば、ある領域が公園である場合には、その旨を属性として記憶したり、または属性として、オープンスペースであることを記憶する。図4(b)にその具体例を示す。ここでは、領域ごとに、属性が対応付けて記憶されている。なお、ここでの属性とは、公園や、施設などを示しているが、本質的には、領域ごとの人口密度の特性に基づいて定義付されたものである。
グループ情報記憶部107は、関連性処理部105によりグルーピング処理されたコンテンツのグルーピング情報を記憶する部分である。例えば、グループIDに、複数のコンテンツのコンテンツIDを対応付けたグループ情報を記憶する。
再生処理部108は、グループ情報記憶部107に記憶されているグループ情報に基づいてグルーピング処理されたコンテンツを携帯端末200において再生するため、当該携帯端末200に対して配信する部分である。具体的には、再生処理部108は、携帯端末200から再生要求を受け付けると、コンテンツ記憶部102に記憶されているコンテンツを、グループ情報記憶部107に記憶されているグループ情報で示されるグループ単位で読み出す。そして、携帯端末200に対して、グループ単位で区別されたコンテンツ再生のためのメニュー画面を出力する。ユーザが、携帯端末200で任意のコンテンツを選択すると、再生処理部108はその選択指示を受け取り、選択したコンテンツを携帯端末200に対して配信する。
このようにして、サーバ100は、携帯端末200から取得したコンテンツを、その撮影位置に基づいてグルーピング処理を行なうことができる。その際、単に撮影位置が近傍なもののみを集めてグルーピング処理をするのではなく、同じようなコンテンツでグルーピング処理することができるような仕組みとなっている。以下、そのグルーピング処理の詳細処理についてさらに説明する。
図6から図13は、関連性処理部105におけるグルーピング処理の具体例を示す説明図である。以下、これら図を用いて、関連性処理部105におけるグルーピング処理の具体例について説明する。図6は、単純分布によるグルーピング処理の具体例を示す説明図である。図6に示されるように、位置A、位置B、位置C、および位置Dは、上述した通り、各コンテンツの撮影位置を中心に半径mのグルーピング範囲を撮影位置としているコンテンツを同じグループとしてグルーピング処理がなされている。例えば一のコンテンツの位置Aを中心とした場合、そのグルーピング範囲aに、他のコンテンツの位置Bがある。また、位置Bを中心としたグルーピング範囲bには、位置Aおよび位置Cが含まれている。位置Cおよび位置Dについても同様に、グルーピング範囲cおよびグルーピング範囲dには、それぞれ位置B〜位置Dがそれぞれ含まれることになる。
このように、一のコンテンツのグルーピング範囲にある他のコンテンツのグルーピング範囲にさらに入っているさらに別のコンテンツについては、一のコンテンツと同じグループとするよう、グルーピング処理が行われる。
ここで位置Xは、位置A〜位置Dのいずれを中心とした場合に、グルーピング範囲に入っていない。しかしながら、位置Xは、位置A〜位置Dを含む領域Pと同じ領域に位置している。よって、位置A〜位置Dが属する領域Pの属性に応じて、位置Xを同じグループとして扱うようにグルーピング処理を行うようにしてもよい。例えば公園などのオープンスペースの場合には、位置Xを同じグループとすることの意義がある。なお、図6においては、位置Aから位置Dの全てが同じ領域Pに位置しているが、例えば少なくとも半数の位置が入っている領域の属性に着目し、その領域に他の位置があるか否かを判断するようにしてもよい。
図7は、図6とは異なる方法における単純分布におけるグルーピング処理を示す説明図である。図7に示される通り、位置Aから位置Dは、それぞれの位置を中心としたグルーピング範囲a〜グルーピング範囲dの中に含まれている。ここで、位置Xは、いずれのグルーピング範囲に含まれていない。この場合、位置A〜位置Dに基づいて仮想線Qを生成し、その仮想線Q上に位置Xがある場合、位置Xを位置A〜位置Dと同じグループとして扱うためにグルーピング処理を行なう。なお、仮想線Qの生成方法は種々あるものであり、位置A〜位置Dのうち端部にある位置(この場合、位置Aと位置D)を結んだものを仮想線Qとしてもよいし、位置A〜位置Dのうち2つの位置を結んで得たいくつからの線を平均化したものを仮想線としてもよい。また、仮想線Qの真上に位置する必要はなく、ある程度の幅を持たせ、その幅内にある位置を同じグループとしてグルーピング処理してもよい。
図8は、分布パターンに基づいたグルーピング処理を示す説明図である。図6および図7と同様に、位置A〜位置Dは、そのグルーピング範囲に入っていることを条件に、同じグループであるとして扱うためにグルーピング処理がなされる。ここで、位置A〜位置Dが円状に分布していると判断される場合、ランドマークなどを中心に他の円状の部分に分布している場合が考えられる。
その場合、位置A〜位置Dに基づいて想定される円Rに基づいて、その円Rの線上(または所定幅を持たせたドーナツ状)に分布する位置については、同じグループであるものとして扱うためにグルーピング処理を行なう。図8では、位置Xは、位置A〜位置Dのグルーピング範囲に入らず、またグループ領域Pに入っていないが、位置A〜位置Dに基づいて生成された分布パターン(円R)に含まれるため、位置Xを同じグループとしてグルーピング処理を行なう。
分布パターンの生成方法には、以下の2通りが考えられる。すなわち、分布生成部104は、位置A〜位置Dの位置関係に基づいて、所定の形状を形成できると判断できる場合には、その仮想分布形状を生成する。例えば、位置を結ぶことにより、円弧または円状を形成すると判断できる場合には、その円弧等に基づいて、仮想分布円(円R)を生成する。そして、その仮想分布円の線上または円内に位置Xがある場合には、その位置Xを同じグループとする。
また、別の方法として、あらかじめ分布パターンを記憶しておく方法がある。すなわち、分布生成部104は、コンテンツ記憶部102に記憶されている位置A〜位置Dに関連付けられるスポット情報の分布パターン情報および分布サイズ情報を分布パターン記憶部103から選択する。そして、関連性処理部105は、位置A〜位置Dの位置関係を基準にして、分布パターン情報および分布サイズ情報に基づいて仮想分布形状(ここでは円形:円R)を生成する。例えば、位置A〜位置Dが円弧を形成する位置関係を持っている場合には、その円弧に当てはまるように、仮想分布形状を配置する。そして、その仮想分布形状を形成する線上(またはその線を基準にした所定幅内)を撮影位置とするコンテンツの有無を判断する。ここでは、位置Xがその仮想分布形状に含まれるため、位置Xが同じグループであるものとしてグルーピング処理を行うことができる。
図9は、他の分布パターンに基づいたグルーピング処理を示す説明図である。図9に示されるように、位置A〜位置Dは、図6にて示された通り、同じグルーピング範囲に入っているため、同じグループであるものとしてグルーピング処理がなされている。さらに、位置Xについては、位置A〜位置Dに基づいて生成された仮想線Q1に基づいて、同じグループであるものとして判断される。
しかしながら、位置X1〜位置X4については、仮想線Q1に基づいて同じグループであるとの判断をすることはできない。なお、この場合においても位置X〜位置X4は、相互に同じグルーピング範囲にいると判断できる場合には、これら位置X1〜位置X4は、同じグループとすることができる。
本実施形態においては、関連性処理部105は、仮想線Q1と平行して分布するグループを探す。すなわち、まず、分布生成部104は、位置A〜位置Dに基づいて、分布パターンである仮想線Q1を生成してもよいし、その分布パターン情報や分布サイズ情報で示される仮想線Q1を分布パターン記憶部103から選択してもよい。ここでは、分布形状として、“直線”である仮想線Q1が生成または選択されることになる。一方で、さらに、分布生成部104は、位置X1〜位置X4は同じグループであるとしてグルーピング処理を行なっている。ここでも同様にその分布パターンである仮想線Q2が生成または選択される。
そして、関連性処理部105は、その仮想線Q1と仮想線Q2とが所定距離内にあり、またほぼ平行の状態であると判断できる場合には、仮想線Q2の生成に用いられた位置X1〜位置X4、および位置A〜位置Dを同じグループであるものとしてグルーピング処理を行なう。
図10は、方位情報と分布パターンとを用いたグルーピング処理を示す説明図である。本実施形態においては、各コンテンツは、撮影位置に加えて、撮影方向が関連付けられている。野球場などで観客がグランドの方向(円の中心方向)に対して撮影して得たコンテンツのグルーピングを想定したものである。
まず、上述の通り、分布生成部104は、コンテンツ記憶部102から抽出した位置A〜位置Dに基づいて、相互にグルーピング範囲内にあるとしてグルーピング処理を行い、さらに、その分布パターン情報および分布サイズに基づいて、さらに位置Eが同じグループであるとしてグルーピング処理を行う。ここまでは、図8に示されるグルーピング処理と同じである。
本例においては、関連性処理部105は、さらに位置A〜位置Eを撮影位置とするコンテンツの撮影方向が中心を向いているか否かを判断して、同じグループに属するべきか否かを判断する。一方で、撮影方向が外側方向に向いている場合には、その分布パターン情報に沿って同じグループであると判断したとしても(すなわち、円形の線上に撮影位置があるとしても)、そのコンテンツは同じグループとして扱わない。図9の例では、関連性処理部105は、位置Dにおける撮影方向は円の外側を向いていると判断できるため、同じグループに属するものとしては扱わないようにする。すなわち、関連性処理部105は、グループ情報記憶部107において、同じグループとして扱うためにグルーピング処理をしている、位置A〜位置Eを撮影位置とする複数のコンテンツのグループから、位置Dを撮影位置とするコンテンツを除外する処理を行なう。
図10の例においては、撮影位置の属性として競技場等の観客席が有り、観客がそのグランドやフィールドを撮影しようとするものであると判断された場合に、分布パターンに加えて撮影方向を考慮したグルーピング処理を行なうものである。
図11は、さらに別の例となる方位情報と分布パターンとを用いたグルーピング処理を示す説明図である。ここでの例示は、単に円の内側を撮影方向とするのみならず、仮想分布形状である円R内のある一点またはある範囲を撮影したコンテンツを相互に関連付けを行なうものである。具体的には、図11に示される通り、関連性処理部105は、各3点の位置を起点とした撮影方向に向けた線分に基づいて外接円をそれぞれ生成し、これら外接円の重なり程度に基づいて各位置のグルーピングを行なうものである。
例えば、位置A、B、Cの撮影方向に基づいた線分は、ほぼ一点で交わることになり、外接円の半径は約0となる。本実施形態では、図11に示される通り、このように一点で交わってしまう場合には、所定半径を有する外接円abcを生成する。また、位置A、B、D、位置B、C、D、位置A、C、Dについては、それぞれ上述した通り外接円abd、外接円bcd、外接円acdを生成する。
そして、それぞれの外接円の半径(または面積でもよい)を算出し、その半径が、分布パターン情報および分布サイズ情報に基づいて生成された円(全体の円)の半径(または面積でもよい)の一定割合以下の場合には、撮影範囲が一致していると判断して、グルーピングする。例えば、外接円bceは、全体の円と比較して、その半径が所定割合以上であるため、外接円bceを形成する位置B、C、Eを撮影位置とするコンテンツについては同じグループとしてグルーピング処理は行わない。これは、撮影方向がばらけていると考えることができるためである。
なお、3点の位置を起点とした線分から形成される三角形が鈍角三角形である場合、外接円に代えて当該鈍角三角形の長辺を直径とする円を生成するようにしてもよい。
また、互いに異なる外接円がある一定割合以上重なる場合には、同じ撮影範囲であるコンテンツとして、これら外接円を形成するための線分の起点となる位置を撮影位置とするコンテンツを同じグループとしてグルーピングしてもよい。
また、位置A、C、Eや、位置A、D、Eなどは、全体の円の中で外接円を形成することができないため、これら位置を撮影位置とするコンテンツについては、同じグループとしてグルーピング処理は行わない。
このように、撮影方向に基づいてグルーピング処理を行なうこともできる。
図12は、さらに異なる方法における方位情報と組み合わせたグルーピング方法を説明する説明図である。図9に示された通り、位置A〜位置D、および位置X〜位置X4については、同じグループであるものとしてグルーピング処理がなされている。本例においては、さらにこの中から、撮影方向に基づいて、グルーピング処理を外す処理を行なう。図12においては、位置X3を撮影位置とするコンテンツは、仮想線Q1およびQ2との間を向いておらず、外側を向いている。よって、このような撮影方向を向いているコンテンツについては、同じグループとしてグルーピングすることは適切ではないため、同じグループから外す処理を行なう。すなわち、関連性処理部105は、グループ情報記憶部107から、位置X3を撮影位置とするコンテンツを除外する処理を行なう。
図13は、時間軸を用いたグルーピング方法を説明する説明図である。本例においては、コンテンツA〜Xを仮定している。ここでコンテンツAは、撮影開始時刻t1〜撮影終了時刻t4で撮影されたコンテンツであり、コンテンツBは、撮影開始時刻t2〜撮影終了時刻t5、並びに撮影開始時刻t9〜撮影終了時刻t11で撮影されたものである。他のコンテンツC、コンテンツDおよびコンテンツXについても同様の撮影開始時刻および撮影終了時刻が定義されている。なお、コンテンツBについては、一旦撮影終了時刻t5で撮影を終了し、その後撮影開始時刻t9の時点で再開をしたものであることを示している。
ここで、時刻t6と、時刻t7との間は、どのコンテンツにも含まれていない空白の時間帯である。このような空白の時間帯をグループの区切りとして、コンテンツをグルーピング処理することができる。
図13の例では、関連性処理部105は、その空白の時間帯を判断することにより、コンテンツA、コンテンツB、およびコンテンツXを同じグループG1とするようグルーピングし、一方で、コンテンツB、コンテンツC、およびコンテンツDを同じグループG2としてグルーピング処理を行なうことができる。
なお、ここでは、撮影がなされていない空白の時間帯に基づいてグルーピング処理をしているが、これに限るものではない。撮影時間帯が所定時間以上、重複しているコンテンツを同じグループとしてグルーピング処理を行うようにしてもよい。
このように関連性処理部105は、様々な観点からコンテンツの関連付けを行ってグルーピング処理を行なうことができる。
つぎに、本実施形態の携帯端末200の機能構成について説明する。図14は、その携帯端末200の機能構成を示すブロック図である。携帯端末200は、例えば、携帯電話や、スマートフォン、またはデジタルカメラなどであり、位置測定機能と撮影機能を有したものである。図11に示される通り、この携帯端末200は、カメラ201、マイク202、クロック203、録画部204、GPSセンサ205、方位センサ206、情報取得部207、情報付与部208、記憶部209および通信部210を含んで構成されている。この携帯端末200は、図3に示されるような、一または複数のCPUや、各種メモリとからなるハードウェアで構成されている。以下、各構成要素について説明する。
カメラ201は、ユーザ操作により映像または静止画を撮影する部分である。マイク202は、映像を撮影する際においてその音声を収集する部分である。クロック203は、クロック信号を発信する部分である。
録画部204は、カメラ201で撮影された映像または静止画を、マイク202で集音した音声とともに、所定のデジタルフォーマットにて記録する部分である。
GPSセンサ205は、GPS衛星からのGPS信号を受信する部分であり、方位センサ206は、地磁気等に基づいてその方位を検出する部分である。本実施形態においては、方位センサ206は、撮影方向を検出する。
情報取得部207は、GPSセンサ205および方位センサ206のそれぞれにおいて検出されたGPS信号に基づいて位置情報および時刻情報を算出し、また方位センサ206により検出された方位情報を取得する部分である。
情報付与部208は、録画部204により録画された映像または静止画に対して、撮影開始した時刻を示す撮影開始時刻およびその終了時刻である撮影終了時刻を含んだ時間情報、GPSセンサ205に基づいて測位された撮影位置を示す位置情報、および方位センサ206により検出された撮影方向を示す方位情報を付与する部分である。
記憶部209は、情報付与部208において付与された映像または静止画、並びに時間情報、位置情報、および方位情報を対応付けて記憶する部分である。
通信部210は、ネットワークを介してサーバ100と通信する部分であり、記憶部209に記憶されている映像または静止画、並びに時間情報、位置情報、および方位情報をサーバ100に送信する部分である。
このように構成された携帯端末200の撮影処理について説明する。図15は、携帯端末200の撮影処理を示すフローチャートである。
図12に示される通り、ユーザ操作により録画操作がなされると、録画画面が操作表示部(図示せず)に表示される(S101)。そして、GPSセンサ205により、位置情報および時刻情報の取得処理が行われる(S102)。また、合わせて方位センサ206により、撮影方向も取得される。なお、撮影方向の取得は動画撮影の直前であってもよい。
ここで、情報取得部207により、位置情報および時刻情報が取得されると判断されると、その位置情報および時刻情報が、撮影用の時刻および位置として使用されるために一時保持される。(S104)。
そして、録画部204により、録画開始され、コンテンツの取得処理が行われる(S105)。本処理では、カメラ201による動画撮影により得られた映像が録画されるが、これに限るものではなく、静止画の撮影でもよい。そして、その位置情報および時刻情報が、録画される映像または静止画の位置情報および時刻情報として、撮影した映像とともに記憶部209に記憶される(S106)。
そして、ユーザ操作により投稿処理、すなわちサーバ100に対してアップロード処理される(S114)。
また、S103において、GPSで各種情報が取得できないと判断されると(S103;No)、携帯端末200にて計時される時刻情報が読み出される(S107)。そして、イベント位置による撮影か否かが判断される(S108)。この判断処理は、例えば、ユーザによりイベント位置を検索により取得することで行われてもよいし、カメラで撮影したイベントの看板などから検索して、そのイベント位置を取得することで判断するようにしてもよい。このような判断によりイベント位置で撮影と判断されると、そのイベント位置を位置情報として用いる(S109)。また、イベント位置を選択しない場合には、Wifi測位や、基地局測位などにより位置情報が取得される(S110)。
そして、カメラ201によるコンテンツの取得処理(動画撮影)が行われ(S111)、コンテンツの取得後、情報取得部207により、再度GPSまたはNTPで時刻情報が取得され(S112)、携帯端末200における時刻情報が補正される(S113)。その後、ユーザの任意の操作によりサーバ100に対する投稿処理行われる(S114)。
つぎに、携帯端末200において取得されたコンテンツをサーバ100にアップロードし、グルーピング処理を行なう時の処理について説明する。図16は、サーバ100と携帯端末200との間の処理シーケンスを示すシーケンス図である。
携帯端末200において、図15に示されるように、コンテンツの取得が行われ(S201)、そのコンテンツが記憶部209に記憶される(S202)。そして、ユーザ操作により、サーバ100に対してコンテンツのアップロードが行われる(S204)。
サーバ100において、携帯端末200から送信されたコンテンツが、投稿処理部101により受信され、コンテンツ記憶部102に記憶される(S204)。そして、コンテンツの記憶後すぐに、または、サーバ100のオペレータ操作、または携帯端末200のユーザからの指示に基づいて、関連性処理部105により、グルーピング処理が実行される(S205)。その際、各ユーザから投稿された全コンテンツの投稿リスト(グルーピング処理されていないもの)が合わせて生成され、記憶されるようにしてもよい(S206)。そして、そのグルーピング処理された関連リストがグループ情報記憶部107に記憶される(S207)。
携帯端末200において、ユーザ操作によって、関連リストの閲覧要求がなされると、再生処理部108により、グループ情報記憶部107に記憶されている関連リストが取得され、携帯端末200に対して送信される。携帯端末200においては、送信された関連リストが表示される(S208)。
そして、ユーザ操作により、コンテンツの選択が受け付けられると(S209)、サーバ100に対して再生要求が送信される。サーバ100において、選択されたコンテンツが読み出され、再生処理部108による配信処理が行われる(S211)。携帯端末200においては、コンテンツの再生処理が行われ、ユーザはコンテンツの視聴を行う(S212)。コンテンツの視聴後、その視聴履歴が、履歴記憶部(図示せず)に記憶される(S213)。
このようにして、携帯端末200のユーザは、サーバ100に対して取得したコンテンツをアップロードして記憶させるとともに、グルーピング処理を行ない、そして、そのグルーピング処理をして得られたコンテンツの視聴を行うことができる。
つぎに、図16の処理S205におけるグルーピング処理について説明する。図17は、グルーピング処理を示すフローチャートである。ここでは、関連性処理部105は、コンテンツ記憶部102に記憶されている一のコンテンツの撮影位置を示す位置情報を抽出する(S301)。そして、関連性処理部105は、この位置情報に基づいて、距離mでグルーピング処理を行なうため、他のコンテンツの位置情報を抽出する(S302)。
ここで、関連性処理部105は、距離mによるグルーピング範囲に当該他のコンテンツの位置情報がはいるか否かを判断する(S303)。関連性処理部105は、その位置情報がグルーピング範囲に入ると判断する場合には、グルーピング数がマックスであるか否か、すなわち所定値に達したか否かを判断する(S304)。関連性処理部105は、マックスに達していないと判断すると、そのグルーピング可能な別のコンテンツの位置情報から距離mでさらにグルーピング処理を行なう(S305)。そして、これをグルーピング数がマックスに達するか、またはグルーピングできるものがなくなるまで繰り返し処理を実行する。
処理S303においてグルーピング可能なものがないと判断する場合(S303;NO)、または処理S305において一のコンテンツの位置情報に基づいてグルーピング処理が行われた結果、そのグループに属するコンテンツ数がマックスに達した場合(S304;YES)、関連性処理部105は、さらに、一のコンテンツの位置情報で示される領域の属性が所定の属性を有するものである場合、一のコンテンツの位置情報と同じ領域を撮影位置とする他のコンテンツの有無を判断する(S306)。ここで、他のコンテンツがあると判断すると、当該他のコンテンツを同じグループとしてグルーピング処理を行なう(S307)。
なお、処理S303において、グルーピング処理するものがないと判断する場合、そのグルーピング範囲を大きくして、再度グルーピング処理を行なうようにしてもよい。例えば、グルーピング範囲として半径mの円を想定した場合、その半径mにnを加えた半径m+nをグルーピング範囲として、再度グルーピング処理を行なうようにしてもよい。また、nの値は、一のコンテンツの取得位置の属性に応じて定められたものとしてもよく、例えばオープンスペースであれば大きめの数値を、閉鎖的な場所であれば、小さめの数値とするのがよい。
つぎに、関連性処理部105は、分布パターンに基づいた位置情報を撮影位置するコンテンツを選択する(S309)。ここでは、上述した通り、一のコンテンツの位置情報に基づいて定められた分布パターンを分布パターン記憶部103から抽出してもよいし、処理S302〜処理S305によりグルーピング処理されたコンテンツ群のそれぞれの位置情報に基づいて分布パターンを生成してもよい。
そして、分布パターンに合致する位置情報を撮影位置とするコンテンツが、上述の通りグルーピング処理されたコンテンツ以外にある場合には、そのコンテンツを同じグループとしてグルーピング処理を行なう(S311)。さらに、各コンテンツに対応付けられている撮影方向を示す方位情報に基づいて、所定の条件をみたした方位情報ではないコンテンツについては、グループから除外する処理を行なう(S312)。
このようにして、距離に基づいたグルーピング、同じ領域のグルーピング、分布パターンに基づいてグルーピング、撮影方向に基づいてグルーピングを順次行うことで、適切なグルーピング処理を実現することができる。
つぎに、本実施形態のサーバ100の作用効果について説明する。本実施形態のサーバ100において、コンテンツ記憶部102は、少なくとも、動画などのコンテンツ、および当該コンテンツが取得された取得位置(撮影位置)を対応付けて記憶する。そして、コンテンツ記憶部102に記憶されているコンテンツのうち、一のコンテンツ、当該一のコンテンツの位置情報に基づいて定められたグルーピング範囲内を取得位置とする第2のコンテンツ、当該第2のコンテンツ位置情報に基づいて定められたグルーピング範囲内を取得位置とする第3のコンテンツを同じグループとして、関連性処理部105は、グルーピング処理を行なう。
例えば、図6〜図9に示されるように、位置Aと位置Dとは直接、お互いのグルーピング範囲に入っていない。しかしながら、位置Bや位置Cを介して、間接的にグルーピング範囲に入っている。このような位置A〜位置Dを取得位置とするコンテンツについては同じグループとすることがよい。
これにより、一のコンテンツに対して直接グルーピング範囲に入っていないコンテンツも同じグループとすることができる。これにより、グルーピング範囲を大きくすることなく、同じような内容のコンテンツを同じグループとすることができる。例えば、細長い領域である道路や、川縁などを取得位置とするコンテンツのグルーピングに有効である。
また、本実施形態のサーバ100において、関連性処理部105は、一のコンテンツの取得位置が属する領域内を取得位置とする他のコンテンツを同じグループとしてグルーピング処理を行なう。例えば、図6においては、一のコンテンツの取得位置として位置Aに着目した場合、その位置Aは領域P内にあるものである。同じくこの領域P内に位置Xを取得位置とするコンテンツがあった場合、その位置Xを取得位置とするコンテンツについては、その当該一のコンテンツと同じグループすることがよい。
これにより、一のコンテンツのグルーピング範囲に存在しないだけの同じようなコンテンツを同じグループとすることができる。このようなグルーピング処理は、例えば、公園などオープンスペースなどに有効である。
また、本実施形態のサーバ100において、分布生成部104は、グルーピング処理された各コンテンツの取得位置に基づいて、各コンテンツの取得位置の分布を示す分布パターンを生成する。そして、関連性処理部105は、分布パターンで形成されるグルーピング範囲を取得位置とする他のコンテンツを同じグループとしてグルーピング処理を行なうことで、さらに特別な分布をとるコンテンツのグルーピング処理を行なうことができる。
例えば、図8または図9に示されるように、位置A〜位置Dに基づいて、円状の分布パターンである仮想分布形状や、直線状の分布パターンである仮想分布形状を、分布生成部104は生成することができる。この分布生成部104が生成した仮想分布形状で示される範囲内を取得位置とするコンテンツがある場合、そのコンテンツを同じグループとする。図8や図9においては、位置Xが、その仮想分布形状で示される範囲に含まれるため、この位置Xを取得位置とするコンテンツについては同じグループとしてグルーピング処理を行なう。
なお、サーバ100において、関連性処理部105は、記憶されている一のコンテンツ、当該一のコンテンツの位置情報に基づいて定められたグルーピング範囲に基づいて選択されたコンテンツを同じグループとしてグルーピング処理を行ない、これに基づいて分布パターンを生成して、グルーピング処理を行なってもよい。すなわち、一のコンテンツの取得位置から、直接、所定のグルーピング範囲内を取得位置とするコンテンツの分布パターンに基づいてグルーピング処理を行なってもよい。
この実施形態においては、道路や、川縁でお互いに向かい合った場合におけるコンテンツについては、同じようなコンテンツであり、同じグループとすること望ましい。また、ランドマークタワーや野球場のように、何かを囲むように取得位置がとられる場合にも同様である。このような状況において本実施形態のグルーピング処理は特に有効である。
また、本実施形態のサーバ100において、分布生成部104は、グルーピング処理された複数のコンテンツのそれぞれの取得位置に基づいて、分布パターン記憶部103においてあらかじめ定義された分布パターンから一の分布パターンを決定し、関連性処理部105は、分布生成部104において決定された分布パターンで形成されるグルーピング範囲を取得位置とする他のコンテンツを同じグループとしてグルーピング処理を行なうことで、分布パターンの生成をすることなく、容易にコンテンツのグルーピング処理を行なうことができる。
この例においては、図8および図9に示される通り、位置A〜位置Dに基づいて分布パターンが決定され、この分布パターンに基づいたグルーピング処理を行なうことができる。
また、本実施形態のサーバ100において、関連性処理部105は、グルーピング処理された複数のコンテンツから、さらに、取得位置および取得方向に基づいて取得範囲が一致していないと判断されたコンテンツを同じグループから除外することで、より精度のよいグルーピング処理を行なうことができる。
例えば、図10〜図12に示される通り、コンテンツの取得方向が、所定の条件を満たしていない場合には、そのコンテンツについてはグルーピング処理されたものから除外する。例えば、図10においては、位置Dを取得位置とするコンテンツのみ、他のコンテンツと異なる取得方向としている。よって、このようなコンテンツについては、同じグループにすべきではないため、除外する処理を行なうことが適切である。
また、本実施形態のサーバ100において、一のコンテンツの撮影終了時刻と、他のコンテンツの撮影開始時刻とに基づいて、当該一のコンテンツと他のコンテンツとを同じグループとするか、異なるグループとするかを判断して、グルーピング処理を行なう。これにより、撮影時間帯に基づいたグルーピング処理を行なうことができ、より精度よくコンテンツのグルーピング処理を行なうことができる。
例えば、図13に示される通り、撮影時間に空きがある場合には、それに基づいてコンテンツA、B、Xのグループと、コンテンツB、C、Dのグループとに分けることができる。一方、コンテンツの撮影開始時刻と撮影終了時刻とから、重複している撮影時間帯が所定時間以上のコンテンツを一のグループとして、グルーピング処理を行うようにしてもよい。
なお、サーバ100がグルーピング処理を行なうことを前提に上述実施形態では説明したが、携帯端末200がグルーピング処理を行なうようにしてもよい。すなわち、携帯端末200が、サーバ100から各携帯端末において取得されたコンテンツを収集し、または他の携帯端末から直接コンテンツを取集することで、各携帯端末において取得されたコンテンツを取得し、取得したコンテンツに対してグルーピング処理を行なうようにしてもよい。
また、他の携帯端末において取得されたコンテンツをグルーピング対象とするのではなく、自端末において取得されたコンテンツのみをグルーピングの対象としてもよい。