JP2015200133A - 転圧機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】後処理装置の負荷掛けを転圧作業に影響することなく実施可能な転圧機械を提供する。
【解決手段】エンジンに連結された走行用の油圧回路の走行用油圧ポンプと、走行用の油圧回路とは別に設けた吸散水用の油圧回路の油圧源を成し、エンジンに連結された吸散水用油圧ポンプと、吸散水用油圧ポンプよって駆動する吸散水用油圧モータと、吸散水用油圧モータの回転に伴って回転する吸散水用水ポンプとを備え、吸散水用の油圧回路は、吐出管路と、戻り管路とを備えた転圧機械において、エンジンの排気管路の途中に後処理装置を設け、吐出管路上に連通もしくは遮断に切り換えて吸散水用油圧モータを駆動もしくは停止する切換弁を備え、吐出管路から分岐し、戻り管路に合流するバイパス管路上には、切換弁が遮断状態のときに、後処理装置内の温度を上昇可能に設定した所定圧力でリリーフする負荷発生用リリーフ弁を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、路面を締め固めるための転圧機械に関する。
ディーゼルエンジン(以下エンジンと示す)を搭載した建設機械において、排気ガス中の粒子状物質を除去するために、エンジンの排気管路の途中に後処理装置を設け、メインとなる駆動用の油圧回路上に油圧ポンプの吐出圧を遮断する切換弁を設け、この切換弁を強制的に遮断することにより油圧ポンプに負荷を与え、油圧ポンプの駆動源となるエンジンに負荷を掛けること(強制再生)によって後処理装置中の排気ガスの温度を粒子状物質の燃焼に必要な温度となるようにした構成が開示されている。
国際公開WO2012/029606号公報
ところで、油圧ショベルやホイールローダのような建設機械においては、掘削時などの作業時はエンジンに対する負荷が大きいために、作業中にエンジンに対する負荷掛け(自動再生)が可能である。しかしながら、転圧機械の作業形態は、舗装面の転圧のために前進、後進を繰り返すに留まるため、転圧機械のエンジンに対する負荷は非常に小さく作業中のエンジンに対する負荷掛け(自動再生)は期待できない。それは、転圧機械の作業時に走行用の油圧回路上で負荷を得ようとすると、走行速度に影響が出てしまうためである。結果として、強制的な負荷掛け(強制負荷)の頻度が多くなってしまう。この強制的な負荷掛けは転圧機械を停止しての動作となるため、転圧作業に使用できない時間が増加する。
本発明の目的は、後処理装置の負荷掛けを、転圧作業に影響することなく実施可能な転圧機械を提供することにある。
本発明の転圧機械は、前後の車輪の少なくとも一方が転圧輪を成し、この転圧輪により走行する車体と、この車体上に設けられ駆動源となるエンジンと、前記エンジンの出力軸に連結され、走行用の油圧回路の走行用の油圧モータを駆動する走行用油圧ポンプと、前記エンジンの出力軸に連結され、散水用の油圧回路の散水用油圧モータを駆動する散水用油圧ポンプとを備えた転圧機械において、前記エンジンの排気管路の途中には、前記エンジンから排出される排気ガス中の粒子状物質を除去可能にする後処理装置を設け、前記散水用の油圧回路には、散水用ポンプに対し負荷を発生させることにより後処理装置に対し負荷掛けを行う負荷掛け装置を備えてある。
本発明の転圧機械は、前後の車輪の少なくとも一方が転圧輪を成し、この転圧輪により走行する車体と、この車体上に設けられ駆動源となるエンジンと、前記エンジンの出力軸に連結され、走行用の油圧回路の油圧源となる走行用油圧ポンプと、前記走行用の油圧回路とは別に設けた散水用の油圧回路の油圧源を成し、前記エンジンの出力軸に連結された散水用油圧ポンプと、この散水用油圧ポンプから吐出される吐出圧によって駆動する散水用油圧モータと、この散水用油圧モータの回転軸に連結されこの回転軸の回転に伴って回転し散水用水回路の駆動源を成す散水用水ポンプとを備え、前記散水用の油圧回路は、前記散水用油圧モータの下流側に設けられたタンクと、前記散水用油圧ポンプと前記散水用油圧モータとの間を連結する吐出管路と、前記散水用油圧モータと前記タンクとの間を連結する戻り管路とを備えた転圧機械において、前記エンジンの排気管路の途中には、前記エンジンから排出される排気ガス中の粒子状物質を除去可能にする後処理装置を設け、前記吐出管路上には、連通状態もしくは遮断状態に切り換えて散水用油圧モータを駆動もしくは停止する切換弁を備え、この切換弁の上流側にて前記吐出管路から分岐し、前記戻り管路に合流するように設けたバイパス管路を有し、このバイパス管路上には、前記切換弁が遮断状態のときに、前記後処理装置内の温度を上昇可能に設定した所定圧力でリリーフする負荷発生用リリーフ弁を設けてある。
また、本発明の転圧機械は、請求項2に係り、前記切換弁の下流側には、前記吐出管路から分岐し、前記戻り管路に合流するように設けた他のバイパス管路を備え、この他のバイパス管路上に連通状態もしくは遮断状態に切り換わる他の切換弁を設け、この他の切換弁が連通状態になることに遅延して前記切換弁が遮断状態に切り換わるように設定して構成してある。
さらに、本発明の転圧機械は、請求項2又は3に係り、前記切換弁の下流側には、タンクへ連通可能に設けた前記散水用の油圧回路を保護する回路保護用リリーフ弁を備えて構成してある。
また、本発明の転圧機械は、前後の車輪の少なくとも一方が転圧輪を成し、この転圧輪により走行する車体と、この車体上に設けられ駆動源となるエンジンと、前記エンジンの出力軸に連結され、走行用の油圧回路の油圧源となる走行用油圧ポンプと、前記走行用の油圧回路とは別に設けた散水用の油圧回路の油圧源を成し、前記エンジンの出力軸に連結された散水用油圧ポンプと、この散水用油圧ポンプから吐出される吐出圧によって駆動する散水用油圧モータと、この散水用油圧モータの回転軸に連結されこの回転軸の回転に伴って回転し散水用水回路の駆動源を成す散水用水ポンプとを備え、前記散水用の油圧回路は、前記散水用油圧モータの下流側に設けられたタンクと、前記散水用油圧ポンプと前記散水用油圧モータとの間を連結する吐出管路と、前記散水用油圧モータと前記タンクとの間を連結する戻り管路とを備えた転圧機械において、前記エンジンの排気管路の途中には、前記エンジンから排出される排気ガス中の粒子状物質を除去可能にする後処理装置を設け、前記吐出管路上には、電磁比例型リリーフ弁を備え、この電磁比例型リリーフ弁の下流側には、前記吐出管路から分岐し、前記戻り管路に合流するように設けたバイパス管路を有し、このバイパス管路上には、連通状態もしくは遮断状態に切り換えて散水用油圧モータを停止もしくは駆動する切換弁を設け、この切換弁を遮断状態にした状態で、前記電磁比例型リリーフ弁を、前記後処理装置内の温度を上昇可能に設定した所定圧力でリリーフするように設定して構成してある。
本発明によれば、走行に影響を及ぼすことなく、後処理装置の負荷掛けを行うことができる。
本発明の実施形態に係るタイヤローラの全体構造を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係るタイヤローラの回路構成を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係るタイヤローラの回路構成を示す回路図である。 本発明の第3実施形態に係るタイヤローラの回路構成を示す回路図である。
以下、本発明に係る搭乗式転圧ローラ車両の一実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、搭乗式転圧ローラ車両としてのタイヤローラ車両を示し、このタイヤローラ車両は車体を備える。この車体1の前部及び後部には前側転圧ローラ2f及び後側転圧ローラ2rが設けられている。これら前側及び後側転圧ローラ2f、2rは車体1の幅方向に隣接して複数ずつ配置され、タイヤローラ車両の車輪(タイヤ)を兼用している。即ち、前側及び後側転圧ローラ2f、2rはそれぞれ操向輪及び駆動輪であり、前側転圧ローラ2fの操向はキャノピー型の運転席3に配置されたステアリングハンドル4により可能となっている。運転席3は車体1の上面に設けられ、このため、車体1の側面には運転席3に対する運転者の乗降を助けるステップが設けられている。
また、前側及び後側転圧ローラ2f、2rには車輪散水器としてのタイヤ散水ノズル5及びスクレーパ6がそれぞれ割り当て設けられている。タイヤ散水ノズル5は対応する転圧ローラ2のローラ面近傍に配置されて、そのローラ面に向けて散水することができ、一方、スクレーパ6はそのローラ面にアスファルト舗装の結合材が付着するのを防止する。更に、車体1の後部には路面散水器として複数の路面散水ノズル7が配置され、これら路面散水ノズル7は車体1の後方の路面に向けて散水可能となっている。
図2は、本発明の第1実施形態に係るタイヤローラの回路構成を示す回路図である。
この図2に示した油圧回路は、閉回路により構成された走行用の油圧回路と、開回路により構成された吸散水用の油圧回路とから成る。これら油圧回路とは独立して吸散水用の水回路が設けられている。
走行用の油圧回路は、駆動源としてのエンジン10と、このエンジン10により駆動され正逆回転可能な油圧ポンプ11と、この油圧ポンプ11に対し一対の油圧管路11a,11bにそれぞれ並列接続された走行用の油圧モータ12a,12bを備えている。
給散水用の油圧回路は、走行用の油圧回路とは独立して設けられ、エンジン10により駆動される固定容量型の油圧ポンプ13(以下ギヤポンプと示す)と、このギヤポンプ13に対し吐出管路13aを介し接続された吸散水用の油圧モータ14と、この吸散水用の油圧モータ14に対し戻り管路13bを介して接続された作動油タンク15とを大略備えている。
吸散水用の水回路は、上述した吸散水用の油圧モータ14の回転に伴って回転し、吸散水用の水回路の駆動源を成す吸散水用の水ポンプ20と、供給管路20aを介して接続したスプリンクラパイプ21と、このスプリンクラパイプ21に設けた複数の路面散水ノズル7と、水タンク22とから成っている。
エンジン10の排気管路10aの途中には、エンジン10から排出される排気ガス中の粒子状物質を除去可能に構成された後処理装置10bを設けている。
吐出管路13a上には、負荷用方向制御弁16を備えている。この負荷用方向制御弁16に対し吐出管路13aの上流側で分岐し、戻り管路13bに接続されたバイパス管路13cを設け、このバイパス管路13c上には、負荷発生用リリーフ弁17を設けている。
また、負荷用方向制御弁16に対し下流側の吐出管路13aから分岐し、戻り管路13bに接続された2つのバイパス管路13d,13eを設け、負荷用方向制御弁16に近い側(上流側)のバイパス管路13dには吸散水用方向制御弁18を、吸散水用の油圧モータ14に近い側(下流側)のバイパス管路13eには吸散水用の油圧回路を保護する回路保護用リリーフ弁19を備えている。
ここで、負荷用方向制御弁16は、連通及び遮断の2位置に切換え可能に設けた電磁式切換弁より成り、この負荷用方向制御弁16に対しコントローラ50より指令信号i1が指令されると、中立時連通した状態から、遮断する位置に切り換えられるように構成されている。
負荷発生用リリーフ弁17は、後述する回路保護用リリーフ弁19に設定されたリリーフ圧に比べて高く設定された所定圧力に達すると、リリーフするように設定されたばねを有する弁である。この負荷発生用リリーフ弁に設定された所定圧力(リリーフ圧)は、負荷用方向制御弁16が遮断位置に位置するときに、後処理装置内の温度を上昇可能に設定したリリーフ圧であって、このリリーフ圧に達するとリリーフするように、負荷発生用リリーフ弁17における上述のばねに対しばね力を予め設定してある。なお、このリリーフ圧は、ギヤポンプ13が耐え得る耐圧限界内に設定してある。
吸散水用方向制御弁18は、負荷用方向制御弁16と同様に、連通及び遮断の2位置に切換え可能に設けた電磁式切換弁より成り、この電磁式切換弁に対し指令信号が指令されると、中立時連通した状態から、遮断する位置に切り換えられるように構成されている。ここで、負荷用方向制御弁16が連通位置に選択されているときに、吸散水用方向制御弁18が連通位置に切り換えられた状態では、吸散水用の油圧モータ14にはギヤポンプ13からの吐出圧は供給されないため吸散水用の油圧モータ14は回転しない。一方、負荷用方向制御弁16が連通位置に選択されているときに、吸散水用方向制御弁18が遮断位置に切り換えられた状態では、吸散水用の油圧モータ14に対しギヤポンプ13からの吐出圧が供給され吸散水用の油圧モータ14が回転し、吸散水用の水ポンプ20が駆動する。
回路保護用リリーフ弁19は、吸散水用の油圧回路を保護するために設けられた弁であって、吐出管路13aの圧力が所定圧力に達するとリリーフするように設定されている。
次に、上記構成の本実施の形態における転圧機械の動作を説明する。
エンジン10を始動し、走行用油圧ポンプ11が駆動されると、走行用の油圧ポンプ11からの吐出圧により走行用の油圧モータ12a,12bが回転し、車体が前進もしくは後進する。このとき、吸散水モードスイッチがONされると、エンジン10の出力軸に連結したギヤポンプ13から吐出される圧油が吐出管路13aを介し、吸散水用の油圧モータ14に導かれ、吸散水用の油圧モータ14が回転する。これに応じて、水ポンプ20が駆動し、水タンク内の水が水ポンプにより吸い上げられ吐出され、供給管路22aを通じてスプリンクラパイプ21を介し路面散水ノズル7から散水される。吸散水モードスイッチがONの状態では、負荷用方向制御弁16は連通位置が選択され、かつ、吸散水用方向制御弁18は遮断位置が選択されるように、負荷用方向制御弁16と吸散水用方向制御弁18のそれぞれに対しコントローラ50から指令信号i1,i2が出力される。
ここで、吸散水モードスイッチがOFFの状態では、負荷用方向制御弁16は連通位置が選択され、かつ、吸散水用方向制御弁18は連通位置が選択されるように、コントローラ50から指令信号i2が吸散水用方向制御弁18へ出力されることにより、ギヤポンプ13からの圧油はタンク15へ導かれ、吸散水用の油圧モータ14は回転されず、水ポンプ20は回転しない。よって、水ポンプから水は供給されず、路面散水ノズル7からは散水されない。
一方、転圧などの作業中に、吸散水モードスイッチがONされた状態で、後処理装置10b内に粒子状物質が蓄積されてくると、後処理装置10bの前後に設けられた圧力センサ(図示せず)による前後差圧が所定値に達する。次に、吸散水モードスイッチ(図示せず)をOFFに選択した場合は、負荷掛けモード(本明細書では単に負荷掛けと示すことがある)が自動的に選択される。負荷掛けモードが選択されると、吸散水用方向制御弁18は連通位置が選択され、これに遅延して負荷用方向制御弁16は遮断位置に切り換わる。このとき、負荷用方向制御弁16及び負荷発生用リリーフ弁17の上流側の管路内の圧力は、負荷発生用リリーフ弁17に設定したリリーフ圧力まで上昇する。これにより、エンジン10の負荷が増大し、後処理装置10b内の温度が上昇し粒子状物質が燃焼されることにより後処理装置の自動再生が行われ、後処理装置10内の粒子状物質が低減もしくは消滅される。
なお、戻り管路13b上には、ギヤポンプ13の耐圧を超えない油圧機器、例えば、閉回路により構成された走行用の油圧回路へ圧油をチャージする油圧機器などを追加してもよい。
以上、説明した本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)走行速度に影響を与えない後処理装置の負荷掛け(自動再生)
走行用の油圧回路に対して独立した吸散水用の油圧回路において、油圧回路上に圧力を発生する構成としたことにより、走行速度に影響を及ぼさないで、後処理装置内の粒子状物質を低減もしくは消滅させる負荷掛け(自動再生)を行うことができる。これにより、転圧作業に影響を及ぼさないで負荷掛け(自動再生)を行うことができ、強制再生による転圧作業ができない時間を抑制し、後処理装置を搭載しない転圧機械と同様に転圧作業を行うことができる。
(2)キャビテーションの抑制
吸散水モードが選択された状態から負荷掛けモードが選択されたときに、吸散水用方向制御弁18は連通位置が選択され、これに遅延して負荷用方向制御弁16は遮断位置に切り換わるように構成したため、負荷用方向制御弁16と吸散水用の油圧モータ14との間の管路が負圧になるのを抑制でき、キャビテーションを抑制することができる。これにより、吸散水用の油圧モータ14がキャビテーションによって破損する可能性を抑制することができる。
(3)簡素な回路構成
本発明によれば、既存の吸散水用の油圧回路を利用して後処理装置の負荷掛けを行うことができるので、簡素な回路構成で実現することができる。
図3は、本発明の第2実施形態に係るタイヤローラの回路構成を示す回路図である。第1実施形態との違いは、第1実施形態における負荷用方向制御弁16の替りに電磁比例リリーフ弁30を設け、第1実施形態における吸散水用方向制御弁18の替りに吸散水用方向制御弁18aを設けた構成とし、第1実施形態における負荷発生用リリーフ弁17及びバイパス管路13cを排除した構成となっている。第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を用い、もしくは、説明を省略する。
電磁比例リリーフ弁30は、後処理装置10bの負荷掛けの際には、回路保護用リリーフ弁19に設定されたリリーフ圧に比べて高い所定圧力に達した際にリリーフするリリーフ圧が設定され、吸散水モードで使用するときにはリリーフ圧がゼロになるように設定されている。このリリーフ圧は、ギヤポンプ13が耐え得る耐圧限界内に設定してあり、後処理装置内の温度を上昇させ自動再生が可能なエンジンの負荷が得られるように、第1実施形態中の負荷発生用リリーフ弁17におけるリリーフ圧と同等のリリーフ圧が設定される。電磁比例リリーフ弁30に指令される信号としてコントローラ50から指令信号i3として電流が流され、この電流の大きさに比例してばね力が大きくなるように構成されている。具体的には、負荷掛けの際には、吐出管路13aの圧力がギヤポンプ13の耐圧を超えないように設定した電流を流すことで、大きなばね力が設定されるようになっている。また、登坂路での転圧作業や、気温の高いところでの転圧作業など、必要とされる負荷に応じた最適な電流値を設定することにより、最適な制御が得られるようになっている。
吸散水用方向制御弁18aは、吸散水モードで使用するときには、コントローラ50からの指令信号i4により遮断位置が選択され、吸散水モードが選択されていないときには、指令信号i4により連通位置が選択されるように構成されている。また、負荷掛けの際には、吸散水用方向制御弁18aは指令信号i4により遮断位置が選択されるように構成してある。
負荷掛けに必要とされる負荷が得られるように、電磁比例リリーフ弁30に対して上流側の吐出管路13a上にその負荷に相当する圧力を発生させ得るに見合った電流値が、電磁比例リリーフ弁30には設定してあり、この電流値に相当する電流としての指令信号i3がコントローラ50から電磁比例リリーフ弁30に指令されることで吐出管路13aが絞られるように構成してある。このような構成により、吸散水用方向制御弁18aが遮断位置に選択された状態で電磁比例リリーフ弁30により吐出管路13aを絞ることで、吸散水作業を停止することなく、後処理装置の負荷掛けを行うことができるようになっている。なお、負荷掛けを行うに際し、吸散水作業を継続する必要がなければ、負荷掛けするときに、吸散水用方向制御弁18aが連通位置に選択されるように構成してもよい。
以上の構成により、第2実施形態によれば、以下の効果を有する。
第1実施形態と同様の作用効果を有すると共に、第1実施形態の構成に比べて、負荷発生用リリーフ弁17及び1つのバイパス管路13cを省略して構成できるため、より簡素な構成で油圧回路を構成することができる。
さらに、吸散水用方向制御弁18aが遮断位置に選択された状態で電磁比例リリーフ弁30により吐出管路13aを絞るように構成したことで、吸散水作業を停止することなく、後処理装置の負荷掛けを行うことができる。
図4は、本発明の第3実施形態に係るタイヤローラの回路構成を示す回路図である。第1実施形態との違いは、第1実施形態における吸散水用方向制御弁18、回路保護用リリーフ弁19及びバイパス管路13d,13eを排除した構成とし、第1実施形態における負荷発生用リリーフ弁17の替りに電磁比例リリーフ弁17aを設けた構成としている。第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を用い、もしくは、説明を省略する。
電磁比例リリーフ弁17aは、吐出管路13aと戻り管路13bとを連通するバイパス管路13c上に備えられ、吸散水用の油圧回路を保護するリリーフ弁の機能を備えるとともに、負荷用方向制御弁16aの遮断状態と合わせて、バイパス管路を遮断することで、吐出管路13aの上流側に圧力を発生させて、負荷掛け(自動再生)を行う機能を有する。負荷掛けモード時には、後処理装置内の温度を上昇可能に設定した所定圧力でリリーフするように電磁比例リリーフ弁17aの電流値が設定されている。
吸散水モードがONのときには、電磁比例リリーフ弁17aに対してはコントローラ50から指令信号i6が指令され(電流が流され)、吐出管路13aと戻り管路13bとは遮断されるように構成され、負荷用方向制御弁16aは、連通位置が選択されるように指令信号i5が指令されるように構成している。
吸散水モードがONの状態からOFFに切り換えられたときには、電磁比例リリーフ弁17aに対してはコントローラ50からの指令信号i6が遮断され(電流がゼロになり)、吐出管路13aと戻り管路13bとは連通されるように構成されている。このとき、負荷用方向制御弁16aは、連通位置が選択された状態を維持するように設定されている。
吸散水モードがONの状態から、コントローラ50より負荷掛けモードに切り換える指令されたときには、以下の手順により電磁比例リリーフ弁17aと負荷用方向制御弁16aとが切換えられる。
電磁比例リリーフ弁17aに対し指令信号i6として電流がゼロの指令がなされることで電磁比例リリーフ弁17aは連通位置が選択され、バイパス管路13cは吐出管路13aと戻り管路13bとが連通する状態になる。このとき、負荷用方向制御弁16aは連通位置を維持した状態に保持されるように指令信号i5が負荷用方向制御弁16aへ指令される。その後、予め設定された所定時間経過後、吸散水用の油圧モータ14は停止状態もしくは停止状態に近い低回転の状態になり、負荷用方向制御弁16aと電磁比例リリーフ弁17aとが遮断位置に切り換えられる。吐出管路13aの上流側に圧力が発生し、キャビテーションを抑制しながら、負荷掛けに必要とされる負荷が得られるような構成になっている。
以上の構成により、第3実施形態によれば、以下の効果を有する。
第1実施形態と同様の作用効果を有すると共に、第1実施形態及び第2実施形態の構成に比べて、より少ない部品点数により簡素な構成で油圧回路を構成することができる。
上述した第1実施形態における負荷用方向制御弁16と負荷発生用リリーフ弁17,また第2実施形態における電磁比例リリーフ弁30,第3実施形態における負荷用方向制御弁16aと電磁比例リリーフ弁17aは、いずれもギヤポンプ13に負荷を発生させる負荷掛け装置を成している。
上述した第1実施形態及び第2実施形態では、負荷掛けを実施する際には、吸散水を停止する構成で説明したが、負荷用方向制御弁16、16aのそれぞれに絞り位置を追加した構成にすることで負荷掛けと散水作業とを同時に行うことができる構成にしてもよい。
上述した各実施形態では、吸散水用の油圧回路、吸散水用の油圧ポンプ、吸散水用のモータ、吸散水用方向制御弁、吸散水用の水ポンプを用いて説明したが、それぞれ散水用の油圧回路、散水用の油圧ポンプ、散水用のモータ、散水用方向制御弁、散水用の水ポンプとしても良い。
なお、上述した実施形態は、タイヤローラを例に挙げ説明したが、振動ローラ、タンデムローラ、マカダムローラ等の他の転圧機械に適用できることは言うまでもない。
10 エンジン
10b 後処理装置
11 走行用の油圧ポンプ
13 吸散水用の油圧ポンプ
14 吸散水用の油圧モータ
16 負荷用方向制御弁
17 負荷発生用リリーフ弁(負荷掛け装置)
18 吸散水用方向制御弁(負荷掛け装置,切換弁)
19 回路保護用リリーフ弁
20 吸散水用の水ポンプ
21 スプリンクラパイプ
30 電磁比例リリーフ弁(負荷掛け装置)
16a 負荷用方向制御弁(負荷掛け装置)
17a 電磁比例リリーフ弁(負荷掛け装置)

Claims (5)

  1. 前後の車輪の少なくとも一方が転圧輪を成し、
    この転圧輪により走行する車体と、
    この車体上に設けられ駆動源となるエンジンと、
    前記エンジンの出力軸に連結され、走行用の油圧回路の走行用の油圧モータを駆動する走行用油圧ポンプと、
    前記エンジンの出力軸に連結され、散水用の油圧回路の散水用油圧モータを駆動する散水用油圧ポンプとを備えた転圧機械において、
    前記エンジンの排気管路の途中には、前記エンジンから排出される排気ガス中の粒子状物質を除去可能にする後処理装置を設け、
    前記散水用の油圧回路には、散水用ポンプに対し負荷を発生させることにより後処理装置に対し負荷掛けを行う負荷掛け装置を備えたことを特徴とする転圧機械。
  2. 前後の車輪の少なくとも一方が転圧輪を成し、
    この転圧輪により走行する車体と、
    この車体上に設けられ駆動源となるエンジンと、
    前記エンジンの出力軸に連結され、走行用の油圧回路の油圧源となる走行用油圧ポンプと、
    前記走行用の油圧回路とは別に設けた散水用の油圧回路の油圧源を成し、前記エンジンの出力軸に連結された散水用油圧ポンプと、
    この散水用油圧ポンプから吐出される吐出圧によって駆動する散水用油圧モータと、
    この散水用油圧モータの回転軸に連結されこの回転軸の回転に伴って回転し散水用水回路の駆動源を成す散水用水ポンプとを備え、
    前記散水用の油圧回路は、
    前記散水用油圧モータの下流側に設けられたタンクと、
    前記散水用油圧ポンプと前記散水用油圧モータとの間を連結する吐出管路と、
    前記散水用油圧モータと前記タンクとの間を連結する戻り管路とを備えた転圧機械において、
    前記エンジンの排気管路の途中には、前記エンジンから排出される排気ガス中の粒子状物質を除去可能にする後処理装置を設け、
    前記吐出管路上には、連通状態もしくは遮断状態に切り換えて散水用油圧モータを駆動もしくは停止する切換弁を備え、
    この切換弁の上流側にて前記吐出管路から分岐し、前記戻り管路に合流するように設けたバイパス管路を有し、
    このバイパス管路上には、前記切換弁が遮断状態のときに、前記後処理装置内の温度を上昇可能に設定した所定圧力でリリーフする負荷発生用リリーフ弁を設けたことを特徴とする転圧機械。
  3. 前記切換弁の下流側には、前記吐出管路から分岐し、前記戻り管路に合流するように設けた他のバイパス管路を備え、この他のバイパス管路上に連通状態もしくは遮断状態に切り換わる他の切換弁を設け、この他の切換弁が連通状態になることに遅延して前記切換弁が遮断状態に切り換わるように設定して構成したことを特徴とする請求項2に記載の転圧機械。
  4. 前記切換弁の下流側には、タンクへ連通可能に設けた前記散水用の油圧回路を保護する回路保護用リリーフ弁を備えて構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の転圧機械。
  5. 前後の車輪の少なくとも一方が転圧輪を成し、
    この転圧輪により走行する車体と、
    この車体上に設けられ駆動源となるエンジンと、
    前記エンジンの出力軸に連結され、走行用の油圧回路の油圧源となる走行用油圧ポンプと、
    前記走行用の油圧回路とは別に設けた散水用の油圧回路の油圧源を成し、前記エンジンの出力軸に連結された散水用油圧ポンプと、
    この散水用油圧ポンプから吐出される吐出圧によって駆動する散水用油圧モータと、
    この散水用油圧モータの回転軸に連結されこの回転軸の回転に伴って回転し散水用水回路の駆動源を成す散水用水ポンプとを備え、
    前記散水用の油圧回路は、
    前記散水用油圧モータの下流側に設けられたタンクと、
    前記散水用油圧ポンプと前記散水用油圧モータとの間を連結する吐出管路と、
    前記散水用油圧モータと前記タンクとの間を連結する戻り管路とを備えた転圧機械において、
    前記エンジンの排気管路の途中には、前記エンジンから排出される排気ガス中の粒子状物質を除去可能にする後処理装置を設け、
    前記吐出管路上には、電磁比例型リリーフ弁を備え、
    この電磁比例型リリーフ弁の下流側には、前記吐出管路から分岐し、前記戻り管路に合流するように設けたバイパス管路を有し、
    このバイパス管路上には、連通状態もしくは遮断状態に切り換えて散水用油圧モータを停止もしくは駆動する切換弁を設け、
    この切換弁を遮断状態にした状態で、前記電磁比例型リリーフ弁を、前記後処理装置内の温度を上昇可能に設定した所定圧力でリリーフするように設定して構成したことを特徴とする転圧機械。
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