JP2015199703A - 固形粉末化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】
化粧持ちに優れながらも、化粧を落とす際には通常の洗顔料でも簡単に洗い流すことが可能であり、且つ、滑らかな伸び広がりと、小道具等への取れにも優れる固形粉末化粧料を提供すること。
【解決手段】
(a)デキストリンと脂肪酸とのエステル化物であって、デキストリンのグルコースの平均重合度が3〜150であり、脂肪酸が炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸の1種又は2種以上を全脂肪酸に対して50mol%より多く100mol%以下、及び、炭素数2〜22の直鎖飽和脂肪酸、炭素数6〜30の直鎖又は分岐の不飽和脂肪酸及び炭素数6〜30の環状の飽和又は不飽和脂肪酸よりなる群から選ばれる1種又は2種以上を全脂肪酸に対して0mol%以上50mol%未満を含有し、グルコース単位当たりの脂肪酸の置換度が1.0〜3.0であるデキストリン脂肪酸エステル 0.5〜10質量%、(b)HLB10〜15の非イオン性界面活性剤 0.1〜5質量%、(c)粉体、を含有する固形粉末化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、固形粉末化粧料に関するものであり、更に詳しくは、化粧持ちに優れながらも、化粧落としの際には通常の洗顔料でも簡単に洗い流すことが可能であり、また、滑らかな伸び広がりで、小道具等への取れ易さにも優れた固形粉末化粧料に関するものである。
アイカラーやパウダーファンデーション等の固形粉末化粧料は、粉体成分に油性成分を添加混合した化粧料基材を、皿等の容器に充填成型してなる化粧料であり、使用方法が簡便な上に携帯性にも優れるため、消費者に好まれている。固形粉末化粧料に求められる品質としては、化粧持ち、ぼかし易さ等の使用性、負担感のなさ等の使用感など、多岐に渡るが、近年では、化粧を落としたいときには簡単に洗い流すことができるという洗浄性の良さも強く求められている。
このような顧客ニーズを受け、粉体の洗浄性を向上させる技術としては、表面処理粉体を用いる技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。しかしながら、これらの技術では、粉体の肌への付着性が低下することで化粧持ちが悪くなったり、粉体が疎水化されることで、逆に水での洗浄性が低下する等の懸念があった。
一方、化粧持ちを向上させる技術としては、表面処理粉体や固形及び/又は半固形油剤を用いる技術(特許文献3参照)や膨潤性有機変性粘土鉱物等のゲル化剤を用いる技術(特許文献4参照)が提案されている。しかしながら、これらの技術では、肌への密着感や成型性は良好なものの、滑らかな伸び広がりや小道具への取れ等の使用性については、満足のいくものではなかった。
特開2007−210903号公報 特開2012−121835号公報 特開2010−37213号公報 特開2010−235513号公報
従って従来技術では、洗浄性の良さと化粧持ちの良さという相反する品質を両立し、且つ、使用性が良好な固形粉末化粧料を実現することは困難であった。すなわち本発明は、化粧持ちに優れながらも、化粧を落とす際には通常の洗顔料でも簡単に洗い流すことが可能であり、且つ、滑らかな伸び広がりと、小道具等への取れにも優れる固形粉末化粧料を提供することを課題とするものである。
上記実状に鑑み、本発明者らは鋭意研究を行った結果、適度なタック性を有する特定のデキストリン脂肪酸エステルと、HLB10〜15の非イオン性界面活性剤とを組合せることにより、化粧持ちに優れながらも、水での洗浄性も良好であり、さらには、滑らかな伸び広がりで、小道具等への取れにも優れた固形粉末化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、
(1)(a)デキストリンと脂肪酸とのエステル化物であって、デキストリンのグルコースの平均重合度が3〜150であり、脂肪酸が炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸の1種又は2種以上を全脂肪酸に対して50mol%より多く100mol%以下、及び、炭素数2〜22の直鎖飽和脂肪酸、炭素数6〜30の直鎖又は分岐の不飽和脂肪酸及び炭素数6〜30の環状の飽和又は不飽和脂肪酸よりなる群から選ばれる1種又は2種以上を全脂肪酸に対して0mol%以上50mol%未満を含有し、グルコース単位当たりの脂肪酸の置換度が1.0〜3.0であるデキストリン脂肪酸エステル 0.5〜10質量%;
(b)HLB10〜15の非イオン性界面活性剤 0.1〜5質量%;
(c)粉体;
を含有する固形粉末化粧料に関するものである。
本発明の固形粉末化粧料は、化粧持ちに優れながらも、化粧を落とす際には通常の洗顔料でも簡単に洗い流すことが可能なものであり、また、滑らかな伸び広がりで、小道具等への取れ易さについても優れるものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の固形粉末化粧料に使用される成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルは、適度なタック性を有した皮膜を形成することにより、化粧持ちを高める成分である。デキストリンと脂肪酸とのエステル化物であり、デキストリンへの脂肪酸の置換度は、グルコース単位当たり1.0〜3.0であり、好ましくは1.2〜2.8である。この置換度が1.0未満であると液状油等への溶解温度が100℃以上と高くなり、着色や特異な臭いが生じ、好ましくない。
また、成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルは、次の特性を有する。
(1)液状油に混合したときに液状油がゲル化しない。
「液状油がゲル化しない」とは、ASTM D445測定方法による40℃における動粘度が8mm2/sである流動パラフィンを液状油とする場合、デキストリン脂肪酸エステルを5質量%含有する該流動パラフィンを100℃で溶解し、24時間後25℃で粘度を測定したとき、粘度が、Yamco DIGITAL VISCOMATE粘度計VM−100A(振動式)(山一電機社製)の検出限界以下であることを意味する。なお、ゲル化する場合には、粘度が検出されることで確認できる。
(2)成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルが形成する皮膜が特定範囲のタック性を有する。
「タック性」を、支持体に該デキストリン脂肪酸エステルを塗布し、もうひとつの支持体を相互に離れた状態から面接触させた後に、後退させて別離させ、後退を開始してから完全に別離するまでの接触点にかかる荷重変化(最大応力値)で表す場合、該デキストリン脂肪酸エステルを40質量%含有する軽質流動イソパラフィン溶液をガラス板に400μm厚のアプリケーターで成膜し、乾燥させた皮膜に、テクスチャーアナライザー、たとえば、テクスチャーアナライザーTA.XTplus(Stable Micro Systems社製)を用いて、プローブとして直径12.5mm円柱状のポリアセタール樹脂(Delrin(登録商標)デュポン社製)製プローブを使用し、100gの荷重をかけ10秒保持後に0.5mm/秒で離したときの荷重変化、すなわちタック性が30〜1,000gである。
成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルに用いられるデキストリンは、グルコース平均重合度3〜150、特に10〜100のデキストリンが好ましい。グルコース平均重合度が2以下では、得られたデキストリン脂肪酸エステルがワックス様となって油剤への溶解性が低下する。また、グルコース平均重合度が150を超えると、デキストリン脂肪酸エステルの油剤への溶解温度が高くなる、又は溶解性が悪くなる等の問題を生ずることがある。デキストリンの糖鎖は直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれでもよい。
成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルに用いられる脂肪酸は、炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸の1種又は2種以上を必須とし、さらに炭素数2〜22の直鎖飽和脂肪酸、炭素数6〜30の直鎖又は分岐の不飽和脂肪酸、及び炭素数6〜30の環状の飽和又は不飽和脂肪酸よりなる群から選ばれる1種又は2種以上(以下、これら炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸以外の脂肪酸をまとめて表すときは「その他の脂肪酸」という)を含有してもよいものである。
脂肪酸の組成割合は、全脂肪酸に対して、炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸の1種又は2種以上が50mol%より多く100mol%以下、好ましくは55mol%以上100mol%以下であり、その他の脂肪酸は、0mol%以上50mol%未満、好ましくは、0mol%以上45mol%以下である。
炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸としては、例えば、イソ酪酸、イソ吉草酸、2−エチル酪酸、エチルメチル酢酸、イソヘプタン酸、2−エチルヘキサン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、イソトリデカン酸、イソミリスチン酸、イソパルミチン酸、イソステアリン酸、イソアラキン酸、イソヘキサコサン酸等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を適宜選択又は組み合わせて使用することができる。これらのうち、炭素数12〜22のものが好ましく、特にイソステアリン酸が好ましく、構造の違い等の限定は特にない。
本発明において、イソステアリン酸とは、分岐したステアリン酸の1種、又は2種以上の混合物を意味する。例えば5,7,7−トリメチル−2−(1,3,3−トリメチルブチル)−オクタン酸は、イソブチレン2量体のオキソ反応により炭素数9の分岐アルデヒドとし、次いでこのアルデヒドのアルドール縮合により炭素数18の分岐不飽和アルデヒドとし、次いで水素添加、酸化することにより製造することができ(以下、「アルドール縮合型」と略す)、これは例えば日産化学工業社より市販されている。2−ヘプチルウンデカン酸はノニルアルコールをガーベット反応(Guerbet反応、ゲルベ反応ともいう)により二量化し、酸化することにより製造することができ、これは例えば三菱化学社より市販されており、分岐位置の若干異なる類似混合物として、日産化学工業社より市販され、さらに出発アルコールが直鎖飽和ではない2箇所メチル分岐したタイプも同様に日産化学社より市販されている(以下総じて「ガーベット反応型」と略す)。また、メチル分岐イソステアリン酸は、例えばオレイン酸のダイマー製造時の副産物として得られるもので〔例えばJ.Amer.Oil Chem.Soc.,51,522(1974)に記載〕、例えば米国エメリー社などから市販されていたものがあげられる(以下「エメリー型」と略す)。エメリー型イソステアリン酸の出発物質であるダイマー酸のさらに出発物質は、オレイン酸だけでなく、リノール酸、リノレン酸等も含まれる場合がある。本発明においては特にこのエメリー型がより好ましい。
また、炭素数2〜22の直鎖飽和脂肪酸としては、例えば、酢酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を適宜、選択又は組み合わせて使用することができる。これらの中でも、炭素数8〜22のものが好ましく、特に炭素数12〜22のものが好ましい。
炭素数6〜30の直鎖又は分岐の不飽和脂肪酸としては、例えば、モノエン不飽和脂肪酸としては、シス−4−デセン(オブツシル)酸、9−デセン(カプロレイン)酸、シス−4−ドデセン(リンデル)酸、シス−4−テトラデセン(ツズ)酸、シス−5−テトラデセン(フィセテリン)酸、シス−9−テトラデセン(ミリストレイン)酸、シス−6−ヘキサデセン酸、シス−9−ヘキサデセン(パルミトレイン)酸、シス−9−オクタデセン(オレイン)酸、トランス−9−オクタデセン酸(エライジン酸)、シス−11−オクタデセン(アスクレピン)酸、シス−11−エイコセン(ゴンドレイン)酸、シス−17−ヘキサコセン(キシメン)酸、シス−21−トリアコンテン(ルメクエン)酸等が挙げられ、ポリエン不飽和脂肪酸としては、ソルビン酸、リノール酸、ヒラゴ酸、プニカ酸、リノレン酸、γ−リノレン酸、モロクチ酸、ステアリドン酸、アラキドン酸、EPA、イワシ酸、DHA、ニシン酸、ステアロール酸、クレペニン酸、キシメニン酸等が挙げられる。
炭素数6〜30の環状の飽和又は不飽和脂肪酸は、環状構造を基本骨格の少なくとも一部に有する炭素数6〜30の飽和又は不飽和脂肪酸を意味し、例えば9,10−メチレン−9−オクタデセン酸;アレプリル酸、アレプリン酸、ゴルリン酸、α−シクロペンチル酸、α−シクロヘキシル酸、α−シクロペンチルエチル酸、α−シクロヘキシルメチル酸、ω−シクロヘキシル酸、5(6)−カルボキシ−4−ヘキシル−2−シクロヘキセン−1−オクタン酸、マルバリン酸、ステルクリン酸、ヒドノカルピン酸、ショールムーグリン酸などが挙げられる。
次に、成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルの製造方法について説明する。
製造方法としては、特に限定されず、公知の製法を採用することができるが、たとえば以下のようにして製造することができる。
(1)グルコースの平均重合度が3〜150であるデキストリンと、炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸誘導体の1種又は2種以上を全脂肪酸誘導体に対して50mol%より多く100mol%以下、及び、炭素数2〜22の直鎖飽和脂肪酸誘導体、炭素数6〜30の直鎖又は分岐の不飽和脂肪酸誘導体及び炭素数6〜30の環状の飽和又は不飽和脂肪酸誘導体よりなる群から選ばれる1種又は2種以上(以下、これらの脂肪酸誘導体をまとめて表すときは「その他の脂肪酸誘導体」という)を全脂肪酸誘導体に対して0mol%以上50mol%未満を含有する脂肪酸誘導体とを反応させる。
(2)グルコースの平均重合度が3〜150であるデキストリンと、炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸誘導体の1種又は2種以上とを反応させ、次いで、その生成物とその他の脂肪酸誘導体とを反応させる。その場合、全脂肪酸誘導体に対して炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸誘導体の1種又は2種以上を50mol%より多く100mol%以下、及び、その他の脂肪酸誘導体を全脂肪酸誘導体に対して0mol%以上50mol%未満使用する。
上記デキストリンとのエステル化反応に使用される脂肪酸誘導体としては、例えば、上記脂肪酸のハロゲン化物、酸無水物等が用いられる。
(1)及び(2)のいずれの場合も、まず、デキストリンを反応溶媒に分散し、必要に応じて触媒を添加する。これに、上記脂肪酸のハロゲン化物、酸無水物等を添加して反応させる。(1)の製造法の場合は、これらの酸を混合して同時に添加反応させ、(2)の製造法の場合は、まず反応性の低い分岐飽和脂肪酸誘導体を反応させた後、次いでその他の脂肪酸誘導体を添加反応させる。
成分(a)の製造にあたり、これらのうちの好ましい方法を採用することができる。反応溶媒にはジメチルホルムアミド、ホルムアミド等のホルムアミド系;アセトアミド系;ケトン系;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族化合物系;ジオキサン等の溶媒を適宜使用することができる。反応触媒としてはピリジン、ピコリン等の3級アミノ化合物などを用いることができる。反応温度は原料脂肪酸等により適宜選択されるが、0℃〜100℃の温度が好ましい。
このような成分(a)の市販品としては、「ユニフィルマHVY」(千葉製粉社製)等が挙げられる。
本発明における成分(a)の含有量は、固形粉末化粧料中0.5〜10質量%(以下単に「%」と記す)であり、2〜6%が好ましい。0.5%未満の場合は、化粧持ちが不十分であり、10%を超える場合には、洗浄性や滑らかな伸び広がりが得られない。
本発明の固形粉末化粧料に使用される成分(b)の非イオン性界面活性剤は、化粧膜あるいは粉体表面の疎水性を抑えて、洗浄性と肌への付着性を高めるものである。通常化粧料に用いられるものであれば、いずれのものも使用することができるが、その1種又は2種以上を組合せて総合したHLBが10〜15であるものが選択される。HLBが10未満であると、小道具への取れ易さが得られず、洗浄性も悪くなり、またHLBが15を超えると、滑らかな伸び広がりが得られず、化粧持ちも悪くなり、使用性や化粧効果が損なわれる。
非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、N−アルキルジメチルアミンオキシドポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル等が挙げられ、1種又は2種以上を用いることができる。それらの中でも、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルが好ましく、さらに、ポリオキシエチレン(20)水添ヒマシ油、モノステアリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(60)ソルビット、がより好ましい。
本発明における成分(b)の含有量は固形粉末化粧料中0.1〜5%であり、好ましくは1〜3%である。含有量が0.1%未満では洗浄性が悪く、5%以上では化粧持ちが悪くなる。
また、成分(a)と成分(b)の含有質量比(a):(b)が1:4〜40:1の範囲であると、成分(b)の分散性により、成分(a)が化粧料中に均一に分散することで、滑らかな伸び広がりと、小道具への取れ易さに優れるため好ましい。
本発明の固形粉末化粧料に使用される成分(c)粉体は、固形粉末化粧料の主成分であり、通常の化粧料に用いられるものであれば特に限定されず、例えば球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的には、着色剤として、酸化チタン、酸化亜鉛、黒酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、タール系色素等、感触調整剤として、酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、炭化珪素、窒化硼素、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−メタクリル酸共重合体パウダー、塩化ビニリデン−メタクリル酸共重合体パウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジン、ウレタンパウダー等が挙げられる。また、真珠光沢顔料として、オキシ塩化ビスマス、マイカチタン、酸化鉄被覆マイカ、酸化鉄被覆マイカチタン、有機顔料被覆マイカチタン、アルミニウムパウダー等、紫外線遮断剤として、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、酸化セリウム、微粒子酸化チタン被覆マイカチタン、微粒子酸化亜鉛被覆マイカチタン、硫酸バリウム被覆マイカチタン等の複合粉体等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。なお、これらの粉体は、分散性や付着性を改良するために、シリコーン類、フッ素化合物類、金属石鹸類、油剤類等の表面処理剤で通常公知の方法により、表面処理して用いても良い。
本発明における成分(c)の含有量は、特に限定されないが、固形粉末化粧料中50〜95%が好ましい。
また、本発明の固形粉末化粧料には、上記必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、成分(a)以外の油剤、一価アルコール類、多価アルコール類、水溶性高分子、トリメチルシロキシケイ酸等の油溶性被膜形成剤、パラオキシ安息香酸誘導体、フェノキシエタノール等の防腐剤、紫外線吸収剤、保湿剤、抗菌剤、香料、塩類、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、清涼剤、抗炎症剤、美肌用成分(美白剤、細胞賦活剤、肌荒れ改善剤、血行促進剤、皮膚収斂剤、抗脂漏剤等)、ビタミン類、アミノ酸類、核酸、ホルモン、包接化合物等を適宜、含有することができる。
油剤としては、例えば、パラフィンワックス、セレシンワックス、オゾケライト、マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、フィッシャトロプスワックス、ポリエチレンワックス、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン等の炭化水素系類、カルナウバロウ、ミツロウ、ラノリンワックス、キャンデリラ等の天然ロウ類、2−エチルヘキサン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、リンゴ酸ジイソステアアリル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)等のエステル類、ステアリン酸、ベヘニン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類、N−ラウロイルーL−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のアミノ酸誘導体類、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤類等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。
本発明の固形粉末化粧料は、特に限定されないが、ファンデーション、アイカラー、頬紅、白粉、コンシーラー、アイブロウ等のメーキャップ化粧料に好適に用いられる。また次に示す方法により、スティック状等の立体形状とすることもできる。
本発明の固形粉末化粧料の製造方法としては、特に限定されないが、成分(c)の粉体と、成分(a)及び(b)を含む油剤を混合した後、粉砕し、乾式で圧縮成型する方法、また、成分(c)の粉体と、成分(a)及び(b)を含む油剤と揮発性溶媒とを混合してスラリー状とし、これを充填成型した後、該揮発性溶媒を除去して成型する湿式成型方法等が挙げられる。湿式成型方法において、揮発性溶媒とは、常圧における沸点が260℃以下の揮発性化合物が好ましく、具体的には、水、もしくはエチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブタノールのような低沸点アルコール、イソドデカン、イソヘキサデカン、軽質流動イソパラフィン等の低沸点炭化水素油、低重合度のジメチルポリシロキサン、メチルトリメチコン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の低沸点の鎖状もしくは環状シリコーン油、低沸点パーフルオロポリエーテル等の低沸点フッ素化合物等が挙げられ、これらは単独もしくは二種以上の混合物として用いられる。また、水に化粧料基剤の油性成分を分散させた、エマルジョンの形態にして使用することもできる。湿式充填方法における、揮発性溶媒の混合量は、成型前の混合物を容器又は中皿に充填するために、流動性を付与する程度に任意に選択されるが、化粧料基材100質量部(以下、単に「部」と示す。)に対して揮発性溶媒10〜150部を用いることが好ましい。この範囲であれば、揮発性溶媒の除去が良好である。また、揮発性溶媒を除去する方法は、そのまま乾燥したり、スラリーを充填後に加圧し、該揮発性溶媒を吸収体あるいは排出孔を通して除去する方法を採用することもできる。
以下に実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[製造例1:デキストリンイソステアリン酸(エメリー型)エステル]
平均グルコース重合度30のデキストリン21.41g(0.132mol)をジメチルホルムアミド71g、3−メチルピリジン62g(0.666mol)とからなる混合溶媒に70℃で分散させ、イソステアリン酸クロライド(エメリー型)120g(0.396mol)を30分かけて滴下した。滴下終了後、反応温度を80℃として5時間反応させた。反応終了後、反応液をメタノールに分散させ、上層を除去した。半固形分をメタノールで数回洗浄後、乾燥して淡黄色の樹脂状物質107gを得た。(仕込み時分岐飽和脂肪酸60mol%) 尚、エメリー型の出発原料はコグニス社製のEMARSOL873を用いた。本原料の脂肪酸組成は分岐脂肪酸が60mol%、その他の脂肪酸が40mol%(パルミチン酸10mol%を含む)のものを用いた。
置換度は2.2、イソステアリン酸60mol%、その他の脂肪酸40mol%(内パルミチン酸10mol%)、粘度は0mPa・s、タック性は161gであった。
実施例1〜9及び比較例1〜4:アイカラー
表1に示す組成のアイカラーを下記製造方法に従って調製した。得られたアイカラーについて、下記評価方法1及び2により評価を行った。その結果を併せて表1に示す。
(製造方法)
A.成分9〜18を70℃に加熱し、均一混合する。
B.成分1〜8をスーパーミキサーで均一混合する。
C.Bを攪拌しながら、Aを添加し、均一分散して化粧料基材を得る。
D.Cの化粧料基材100部に対して、精製水50部を添加し、均一に混合し、スラリー状とする。
E.Dを金皿に充填し、表面に吸い取り紙を置き、加圧して精製水の一部を除去する。
F.Eを室温で一昼夜乾燥し、精製水を完全に除去して、アイカラーを得た。
(評価方法1)
化粧品評価専門パネル20名に前記実施例及び比較例のアイカラーを使用してもらい、「化粧持ち」、「滑らかな伸び広がり」、「化粧料の取れ易さ」について、各自が下記の基準に従って5段階評価し、サンプル毎に評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。なお、化粧持ちについては、アイカラー塗布直後の状態と、日常生活6時間後の状態とを比較し、評価した。
<評価基準>
(評価結果):(評点)
非常に良好:5点
良好 :4点
普通 :3点
やや不良 :2点
不良 :1点
<判定基準>
(評点の平均点) :(判定)
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満: ○
1.5以上〜3.5未満: △
1.5未満 : ×
(評価方法2)「洗浄性」
人口皮革(2cm×2cm)に前記実施例及び比較例のアイカラーを同様な面積、膜厚になるように塗布し、規格瓶にぬるま湯(40℃)を45gとサンプルを塗布した人口皮革を入れ、同様な振幅になるように50回振とうさせた。振とう後に人口皮革に残ったサンプル量を目視にて観察し、下記の表2の基準に基づいて4段階で評価した。
<判定基準>
(判定):(評価)
◎ :化粧料がほとんど残っていない
○ :化粧料が少し残っている
△ :化粧料が残っている
× :振とう前と変化なし
(結果)
表1の結果から明らかなように、本発明の実施品である実施例1〜9のアイカラーは、「化粧持ち」、「滑らかな伸び広がり」、「化粧料の取れ易さ」、「洗浄性」の全ての項目に優れた固形粉末化粧料であった。一方、成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルをイソノナン酸イソトリデシルに置き換えた比較例1では、化粧持ちの点で満足のいくものは得られず、成分(a)のデキストリン脂肪酸エステルの代わりにワセリンを用いた比較例2では、滑らかな伸び広がりと化粧料の取れ易さの点でも満足のいくものは得られなかった。また、成分(b)のHLB10〜15の非イオン性活性剤の代わりに、HLB4付近の非イオン性活性剤を用いた比較例3、4では、化粧料の取れ易さ及び洗浄性において満足のいくものが得られなかった。
実施例10:ファンデーション
下記の処方および製法によりファンデーションを製造した。
(成分) (%)
1.マイカ 残量
2.硫酸バリウム 14
3.酸化チタン 14
4.窒化ホウ素 5
5.ベンガラ 1
6.黄酸化鉄 2
7.黒酸化鉄 0.5
8.雲母チタン 1
9.ヘクトライト 0.5
10.ワセリン 2
11.流動パラフィン 2.5
12.PEG−20水添ヒマシ油 0.2
13.メトキシケイ皮酸エチルヘキシル 0.5
14.防腐剤 適量
15.製造例1のデキストリン脂肪酸エステル 2
(製造方法)
A.成分9〜15を75℃に加熱し、均一混合する。
B.成分1〜8をスーパーミキサーで均一混合する。
C.Bを攪拌しながら、Aを添加し、均一分散して化粧料基材を得る。
D.Cの化粧料基材100部に対して、揮発性溶媒(軽質流動イソパラフィン)50部を添加し、均一混合し、スラリー状とする。
E.Dを金皿に充填し、表面に吸い取り紙を置き加圧して溶媒の一部を除去する。
F.Eを70℃の恒温槽に10時間放置し、溶媒を完全に除去して、ファンデーションを得た。
(結果)
得られたファンデーションは、化粧持ちに優れながらも、洗浄性が良好であり、さらには、滑らかな伸び広がりで、小道具への取れ易さにも優れたものであった。
実施例11:白粉
(成分) (%)
1.酸化チタン 20
2.セリサイト 残量
3.硫酸バリウム 5
4.無水ケイ酸 3
5.ナイロンパウダー *1 3
6.防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル) 0.2
7.ジイソステアリン酸ジグリセリル 2
8.製造例1のデキストリン脂肪酸エステル 1
9.モノステアリン酸デカグリセリル ※2 0.4
10.流動パラフィン 0.3
11.ローズマリーエキス 0.01
12.香料 0.1
*1:オルガソールEXD(平均粒子径10μm:アトフィナ・ジャパン社製)
*2:NIKKOL Decaglyn 1−SV(日光ケミカルズ社製)
(製造方法)
A:成分1〜6を混合する。
B:成分7〜12を混合、70℃まで加熱し溶解する。
C:AにBを加えて均一分散し、粉砕後、化粧料基材を得た。
D:化粧料基材100部に対して、揮発性溶媒(精製水)60部を添加し、混合した。
E:Dを金皿に充填後、多孔質プレスヘッドにて圧縮成型し、室温で一昼夜乾燥し、溶媒を除去して白粉を得た。
(結果)
得られた白粉は、化粧持ちに優れながらも、洗浄性が良好であり、さらには、滑らかな伸び広がりで、小道具への取れ易さにも優れたものであった。
実施例12:ほほ紅
(成分) (%)
1.シリコーン処理セリサイト 残量
2.金属石鹸処理タルク 20
3.合成金雲母 5
4.無水ケイ酸 2
5.赤226 0.2
6.黄酸化鉄 2
7.黒酸化鉄 0.2
8.雲母チタン 10
9.酸化チタン被覆ガラス末 *3 3
10.ヒアルロン酸 0.01
11.防腐剤 適量
12.流動パラフィン 3
13.ジメチコン 2
14.デキストリン脂肪酸エステル *4 1
15.モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1
16.香料 0.1
*3:マイクログラスメタシャシン MT1080RY(日本板硝子社製)
*4:ユニフィルマHVY(千葉製粉社製)
(製造方法)
A:成分1〜11を混合する。
B:成分12〜16を混合、70℃まで加熱し溶解する。
C:AにBを加えて均一分散し、粉砕後、化粧料基材を得た。
D:Cを金皿に充填後、プレスを行い、ほほ紅を得た。
(結果)
得られたほほ紅は、化粧持ちに優れながらも、洗浄性が良好であり、さらには、滑らかな伸び広がりで、小道具への取れ易さにも優れたものであった。

Claims (3)

  1. (a)デキストリンと脂肪酸とのエステル化物であって、デキストリンのグルコースの平均重合度が3〜150であり、脂肪酸が炭素数4〜26の分岐飽和脂肪酸の1種又は2種以上を全脂肪酸に対して50mol%より多く100mol%以下、及び、炭素数2〜22の直鎖飽和脂肪酸、炭素数6〜30の直鎖又は分岐の不飽和脂肪酸及び炭素数6〜30の環状の飽和又は不飽和脂肪酸よりなる群から選ばれる1種又は2種以上を全脂肪酸に対して0mol%以上50mol%未満を含有し、グルコース単位当たりの脂肪酸の置換度が1.0〜3.0であるデキストリン脂肪酸エステル 0.5〜10質量%;
    (b)HLB10〜15の非イオン性界面活性剤 0.1〜5質量%;
    (c)粉体;
    を含有する固形粉末化粧料。
  2. 前記成分(a)と前記成分(b)の含有質量比(a):(b)が1:4〜40:1の範囲である請求項1記載の固形粉末化粧料。
  3. 前記成分(b)が、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の固形粉末化粧料。
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