JP2015199348A - 樹脂成形体の製造方法 - Google Patents
樹脂成形体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015199348A JP2015199348A JP2015068865A JP2015068865A JP2015199348A JP 2015199348 A JP2015199348 A JP 2015199348A JP 2015068865 A JP2015068865 A JP 2015068865A JP 2015068865 A JP2015068865 A JP 2015068865A JP 2015199348 A JP2015199348 A JP 2015199348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- mold
- polycarbonate resin
- injection
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- PHXGAJLBHUUAKB-UHFFFAOYSA-N C1C2OCCC2OC1 Chemical compound C1C2OCCC2OC1 PHXGAJLBHUUAKB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
Description
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、外観品質に優れ、表面硬度や耐傷つき性に優れた成形体を得るための成形方法を提供することにある。
[1]ポリカーボネート樹脂を用いて、樹脂射出成形体を製造する方法であって、下記の要件1及び2を共に満たすことを特徴とする樹脂成形体の製造方法。
要件1:ポリカーボネート樹脂が下記一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を少なくとも含む樹脂である。
[3]前記ポリカーボネート樹脂中の前記一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構成単位と脂環式ジヒドロキシ化合物に由来する構成単位との比率(モル%)が、99:1〜30:70の範囲である[2]に記載の樹脂成形体の製造方法。
[4]前記射出成形用金型が電磁誘導加熱式金型である[1]〜[3]の何れか一項に記載の樹脂成形体の製造方法。
[6]前記ポリカーボネート樹脂にアルミニウム粒子又はマイカ粒子が含まれる[1]〜[5]の何れか一項に記載の樹脂成形体の製造方法。
[7]上記[1]〜[6]の何れか一項に記載の方法で製造された自動車用部品。
<原料>
本発明に用いるポリカーボネート樹脂は、ジヒドロキシ化合物由来の構造単位と、ホスゲン又は炭酸ジエステル由来の構造単位を含む樹脂である必要がある。
本発明に用いるポリカーボネート樹脂は、構造の一部に、ジヒドロキシ化合物由来の構造単位として、下記の一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物(以下、「ジヒドロキシ化合物(1)」と称する場合がある、)由来の構造単位を少なくとも含む。
その他のジヒドロキシ化合物の具体例としては、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコールなどのオキシアルキレングリコール;9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−メチルフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−フェニルフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,5−ジメチルフェニル)フルオレン等のフェニル置換フルオレン等;側鎖に芳香族基を有し、主鎖に芳香族基に結合したエーテル基を有する化合物、下記一般式(2)で表されるスピログリコール等の環状エーテル構造を有するジヒドロキシ化合物(環状エーテル)等が挙げられる。
炭酸ジエステルとしては、通常、下記一般式(3)で表されるものが挙げられ、1種又は2種以上の混合で用いてもよい。
本発明に用いるポリカーボネート樹脂は、上述のジヒドロキシ化合物(1)を含むジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステル(3)とをエステル交換反応により重縮合させて製造することができる。このエステル交換反応で使用されるエステル交換反応触媒(以下、単に「触媒」、「重合触媒」と言うことがある)は、特に限定されないが、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、バリウム又はマグネシウム等の水酸化物、炭酸水素化物、炭酸塩、酢酸塩、ステアリン酸塩、安息香酸塩等、塩基性ホウ素化合物、塩基性リン化合物、塩基性アンモニウム化合物、アミン系化合物等の塩基性化合物の1種又は2種以上が挙げられる。
原料であるジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルの混合の温度は通常80〜250℃、好ましくは90〜200℃、更に好ましくは100〜120℃である。
炭酸ジエステル(3)は、ジヒドロキシ化合物に対して、0.90〜1.20のモル比率、好ましくは、0.95〜1.10のモル比率である。
本発明で用いるポリカーボーネート樹脂は、本発明の効果を損なわない範囲で、フィラーが含まれるポリカーボーネート樹脂組成物であってもよい。フィラーを含有させることにより、樹脂成形体の耐衝撃性、剛性等の機械的強度を向上させるという特徴を発揮することができる。
ポリカーボネート樹脂に対するその他の成分の添加量が多すぎると、本発明の効果が得られない可能性がある。
次に、前記の方法で製造されたポリカーボネート樹脂を射出成形する方法について説明する。
本発明にかかる樹脂成形体の製造方法は、射出成形用金型(以下、単に「金型」と称する。)を用いた製造方法である。本発明を実施するにあたっては、既存の射出成形技術と組み合わせて使用することもできる。例えば、化学発泡成形法、物理発泡成形法、コアバック発泡成形法、ショートショット法、射出圧縮成形法、インサート成形法、ガスインジェクション法等が挙げられる。
射出成形用金型に樹脂を射出する際のキャビティ面の温度は60℃以上であり、好ましくは70℃以上、より好ましくは80℃以上、更に好ましくは90℃以上、特に好ましくは。105℃以上、最も好ましくは120℃以上である。一方、温度の上限は特に限定されないが、通常250℃以下、好ましくは200℃以下、より好ましくは180℃以下、更に好ましくは160℃以下、特に好ましくは150℃以下、最も好ましくは140℃以下である。射出時のキャビティ面の温度が上記範囲にあると成形体の表面硬度や耐傷付き性を向上させることができる。
冷却時間が長すぎると、成形サイクルが長くなり、十分な生産性が得られないという問題が生じる場合があり、冷却時間が短すぎると、成形体内部の冷却が不十分となり、製品取出し時に変形を引き起こしたり、製品取出し後の収縮が大きくなるという問題点を生じる場合がある。
なお、本発明における成形時間とは、樹脂を金型に充填してから金型を開き、樹脂成形体の排出を行うまでの時間を意味し、上記保圧時間と冷却時間の和を意味する。
ABS樹脂やビスフェノールA型ポリカーボネート/ABS樹脂共重合体は、本発明が規定する射出成形時の加熱・冷却工程を行うことでスクラッチ摩擦係数が上昇する(表面の滑り性が悪化)のに対し、本発明が規定するジヒドロキシ化合物(1)に由来する環状構造を有するポリカーボネート樹脂のみスクラッチ摩擦係数が低下(表面の滑り性が良化)した。
これは、本発明のポリカーボネート樹脂に含まれるジヒドロキシ化合物(1)に由来する環状構造に起因する成形体表面での分子配向または金型の高転写による成形体の表面の平滑性向上が寄与し、その結果、表面の滑り性の向上や硬度が増加し、耐傷付き性が向上したと考えられる。
本発明に用いる樹脂射出成形用金型としては、蒸気式、加圧熱水式、オイル式、電磁誘導加熱式等の公知の加熱方法を用いる金型を用いることができるが、キャビティ面を急加熱、急冷却可能な電磁誘導加熱式金型を用いることが好ましい。
電磁誘導加熱式金型としては、図1(a)〜(c)に示すような金型を例として挙げることができる。
この発明の製造方法で製造される樹脂成形体は、自動車用外装材、複雑な形状を持つ自動車用内装材、オーディオ、カーナビゲーション機器、携帯電話、テレビの筐体や枠部材等に、有用に使用することができる。
<ガラス転移温度測定>
以下に記載の方法でガラス転移温度の測定を行った。
動的粘弾性測定装置(商品名:EXSTAR DMS6100、エスアイアイ・ナノテクノロジー(株)製)を使用して、窒素雰囲気下、周波数1Hz、温度範囲−50〜150℃、昇温速度2℃/分の測定条件でポリカーボネート樹脂の動的粘弾性を測定し、得られた温度−tanδ曲線の極大値を示す温度をポリカーボネート樹脂のガラス転移温度(Tg)とした。
成形体の図3(ア)に相当する位置から試験片を切りだし、下記の条件でスクラッチ試験を実施した。試験は2回行いその平均を傷発生荷重とした。また、試験により得られる摩擦係数をスクラッチ摩擦係数とし、下記(1)式より算出した。
・評価試験機:カトーテック(株)製:スクラッチテスターKK−01
・試験条件:
・測定モード:荷重増加モード
・測定速度:100mm/秒
・荷重範囲:1〜100N
・測定長さ:80mm
・先端チップ:Φ1
試験後のサンプル片を観察、分析し、傷発生開始荷重を求めた。
・スクラッチ摩擦係数(SCOF):
SCOF=水平荷重/垂直荷重・・・(1)
(樹脂1:ジヒドロ化合物を含むポリカーボネート樹脂)
イソソルビド(ロケットフルーレ社製、蟻酸含有量5ppm)27.7重量部(0.516モル)、1,4−シクロヘキサンジメタノール(イーストマン社製)13.0重量部(0.221モル)、ジフェニルカーボネート(三菱化学(株)製)59.2重量部(0.752モル)、及び触媒として炭酸セシウム(和光純薬(株)製)2.21×10−4重量部(1.84×10−6モル)を反応容器に投入し、窒素雰囲気下にて、反応の第1段目の工程として、加熱槽温度を150℃に加熱し、15分間攪拌を行い原料を溶解させた。次いで、圧力を常圧から13.3kPaにし、加熱槽温度を190℃まで1時間で上昇させながら、発生するフェノールを反応容器外へ抜き出した。
マトリックス樹脂のペレット100重量部にカーボンブラック2重量部を加え、溶融混練を行い着色樹脂ペレットを得た。
テクノポリマー(株)製:商品名「テクノABS150(黒色)」
(樹脂3 ビスフェノールA型ポリカーボネート/ABS樹脂)
三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製:商品名「ユーピロン MB2212R(黒色)」
<金型装置>
名機製作所(株)製:200t射出成形機に図1(b)〜(c)、図3に示す電磁誘導加熱式金型を取り付けた。
この金型は、肉厚2.5mm、幅250mm×長さ310mmx外周の高さ10mmの箱型形状に、170mm×115mmの角段部、φ20の丸段部2個、φ40の丸段部を有する形状である。
誘導コイル15aとしては、肉厚1mm、外径14mmの銅管を用いた。この誘導コイル15aは、誘導コイル15aとキャビティ面12a、12bとの距離の最大と最小の差が、3mm以内となるように配置した。また、キャビティの対角中心を基準としたとき、最も外側に配される誘導コイルが、キャビティ外周縁から5mm内側までの最外誘導コイル設置範囲Aの範囲内となるように、誘導コイル15aを配置した。
この金型を図示していない電磁誘導加熱装置から銅管に通電し、キャビティ面12a、12bを表1に示す温度に昇温し、次いで、ノズル13a、ランナー・ゲート13bを通じて、キャビティ12内に樹脂を充填した。充填完了後圧力を保持し、図示していない冷却装置から貫通孔18、銅管製誘導コイルに通水して、キャビティ面を冷却し、金型を開いて樹脂成形体を排出した。
樹脂1を、上記射出成形機のホッパーに投入し、シリンダー温度250℃で溶融させた。
その後キャビティ面温度が132℃となったことを確認した後、キャビティ内に射出速度38cm3/secで樹脂を充填し、充填完了後、50MPaの保持圧力で10秒間圧力を保持した。
その後、キャビティ面温度を66℃となるように60秒かけて冷却した後、金型を開いて樹脂成形体を排出した。
樹脂の射出から排出までの時間は70秒であった。
得られた成形体を1日静置した後、図3の(ア)に相当する位置から試験片を切り取り、耐傷付性評価を行った。結果を表1に示す。
[比較例1、参考例1〜4]
表1に示す樹脂及び成形条件とした以外は実施例1と同様に行った。結果を表1に記載した。比較例1、参考例1〜4の何れも樹脂の射出から排出までの時間は120秒以内であった。
また、参考例1〜4より、ABS樹脂やビスフェノールA型ポリカーボネート/ABS樹脂共重合体を用いて、本発明と同様の成形条件を行ってもスクラッチ摩擦係数が増加し、傷発生開始荷重に関しても十分な向上効果は見られなかった。
耐傷付き性に優れた樹脂成形体を得るためには、特定の構造を有するポリカーボネート樹脂と特定の成形条件を組み合わせることが必要であることがわかった。
11a 固定型
11b 可動型
12 キャビティ
12a、12b キャビティ面
13a ノズル穴
13b ランナー・ゲート
14a 磁性金属部
14b 非磁性金属部
15 誘導コイル保持部
15a 誘導コイル
16a、16b 断熱材
17 母型
18 貫通孔
19 エジェクターピン
a、b1、b2 凸部
a’、b1’、b2’ 凹部
p、p’ 溶融樹脂流
A 最外誘導コイル設置範囲
Claims (7)
- 前記ポリカーボネート樹脂が、更に脂環式ジヒドロキシ化合物に由来する構成単位を含むものである請求項1に記載の樹脂成形体の製造方法。
- 前記ポリカーボネート樹脂中の前記一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構成単位と脂環式ジヒドロキシ化合物に由来する構成単位との比率(モル%)が、99:1〜30:70の範囲である請求項2に記載の樹脂成形体の製造方法。
- 前記射出成形用金型が電磁誘導加熱式金型である請求項1〜3の何れか一項に記載の樹脂成形体の製造方法。
- 前記ポリカーボネート樹脂に着色剤が含まれる請求項1〜4の何れか一項に記載の樹脂成形体の製造方法。
- 前記ポリカーボネート樹脂にアルミニウム粒子又はマイカ粒子が含まれる請求項1〜5の何れか一項に記載の樹脂成形体の製造方法。
- 上記請求項1〜6の何れか一項に記載の方法で製造された自動車用部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015068865A JP2015199348A (ja) | 2014-03-31 | 2015-03-30 | 樹脂成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014073251 | 2014-03-31 | ||
JP2014073251 | 2014-03-31 | ||
JP2015068865A JP2015199348A (ja) | 2014-03-31 | 2015-03-30 | 樹脂成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015199348A true JP2015199348A (ja) | 2015-11-12 |
Family
ID=54551068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015068865A Pending JP2015199348A (ja) | 2014-03-31 | 2015-03-30 | 樹脂成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015199348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016027082A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-02-18 | 三菱化学株式会社 | 樹脂成形体の製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011098545A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | ポリカーボネート樹脂成形品の製造方法及び成形品 |
JP2012067293A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-04-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | 樹脂成形品の製造方法 |
JP2013049847A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-03-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | 自動車内装品 |
JP2013203932A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
JP2014208468A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-11-06 | 三菱化学株式会社 | 樹脂成形体の製造方法 |
-
2015
- 2015-03-30 JP JP2015068865A patent/JP2015199348A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011098545A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | ポリカーボネート樹脂成形品の製造方法及び成形品 |
JP2012067293A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-04-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | 樹脂成形品の製造方法 |
JP2013049847A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-03-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | 自動車内装品 |
JP2013203932A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 |
JP2014208468A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-11-06 | 三菱化学株式会社 | 樹脂成形体の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016027082A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-02-18 | 三菱化学株式会社 | 樹脂成形体の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI438087B (zh) | 成形用樹脂片材及成形體 | |
JP6115246B2 (ja) | 自動車内外装部品 | |
JPWO2017171031A1 (ja) | 軽量化及びリブ設計が可能な樹脂組成物による表面性が良好な射出発泡成形体 | |
JP6430684B1 (ja) | 食品用容器の製造方法 | |
JP2008156386A (ja) | ポリカーボネート樹脂組成物および得られるペレット、並びにポリカーボネート樹脂成形体 | |
TWI491665B (zh) | A polycarbonate resin composition, a method for producing the same, and a molded product of the resin composition | |
TWI573837B (zh) | A resin composition and a molded article formed therefrom | |
TW201239029A (en) | Polycarbonate resin composition | |
JP2004291274A (ja) | 無塗装自動車外板用成形品の成形方法および成形品 | |
US20190382541A1 (en) | Method for producing polycarbonate molding compositions with improved thermal processing stability | |
EP3649194A1 (en) | Thermoplastic resin composition with improved uv resistance | |
JPWO2016039243A1 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物及びそれを用いた成形体 | |
JP2015199348A (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
JP6515699B2 (ja) | ポリカーボネート樹脂組成物及びそれよりなる成形品 | |
JP2011099110A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
JP5434571B2 (ja) | 透明樹脂組成物及び透明樹脂成形品 | |
JPH1149937A (ja) | ガスアシスト射出成形用樹脂組成物および成形方法 | |
JP6229781B2 (ja) | ポリカーボネート樹脂組成物及び成形品 | |
JP6716861B2 (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
JP2017074676A (ja) | 成形体の製造方法 | |
CA2656249A1 (en) | Method for producing impact-modified polyalkylene terephthalate/polycarbonate compositions | |
CN112533987B (zh) | 矿物填充的聚碳酸酯-聚对苯二甲酸亚烷基酯组合物、模塑料和具有良好冲击韧性的模制品 | |
JP2014208468A (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
JP2014208455A (ja) | 樹脂成形体の製造方法 | |
CN102485796B (zh) | 聚碳酸酯组成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170508 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180911 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20181218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190307 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20190307 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20190314 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20190319 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20190531 |
|
C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211 Effective date: 20190604 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20190820 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20200128 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20200225 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20200225 |