JP2015199306A - 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 過去の確認時間実績を基に一部目チェックの確認時間を自動で予測することで、より精度の高いスケジューラ表示を実現する。【解決手段】受け付けた複数の印刷ジョブの印刷処理スケジュールを表示する印刷装置において、入力された作業者に対応づけて登録されたページ単位の確認時間と受け付けた印刷ジョブのページ数に基づいて、新規に受け付ける印刷ジョブの一部目の印刷が終了してから、入力された作業者により一部目の印刷の確認を終了するまでの確認時間を算出する。さらに、印刷ジョブから算出した印刷処理時間と、算出した確認時間とを識別できる印刷処理スケジュールを表示手段に表示することを特徴とする。【選択図】 図6

Description

本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
大量部数の高速印刷が実現できるようなプリンタ(印刷装置)が実用化されている。それに伴い、Print On Demand(POD)という産業が形成され、プリンタを用いて多種多彩な印刷成果物を作成する印刷業者が存在している。
そのようなPOD印刷分野では、プリンタを効率よく運用するためにプリンタに投入する印刷ジョブの印刷順を制御するスケジューラが重要な役割を持っている。
ここで、スケジューラでの表示内容としては、1)各ジョブの印刷時間を表示する、2)ジョブ表示を用いて印刷順番の計画を立てる、3)納期があるジョブなどは、スケジューラ表示を元に印刷順順番を変更する、などの機能が要求されている。そのため、スケジューラのジョブ完了予想時刻は精度が高い必要がある。ジョブの完了予測時刻を精度よく求める技術としては、オペレータの能力を基に、印刷を開始するまでの準備時間を手動で入力し、それを基にスケジューラに表示技術がある(特許文献1)。
特開2008−177910号公報
プリンタの機能の一つとして、一部目チェックがある。一部目チェックとは、50部の印刷物を出力する必要がある場合には、まず一部のみを出力し、一旦印刷を止める機能である。プリンタのオペレータが一部出力した成果物が所定の印刷物であるかの確認を行う。そして、チェックで問題が無ければ再度印刷指示を行うと、プリンタは、前記例では、49部の残りの部を印刷する。
しかしながら、特許文献1の技術では、一部目のチェックにかかるオペレータの時間をスケジュールに反映することまでは考慮していないため、一部目のチェックを考慮したスケジュールを生成することができなかった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、各作業者の過去の確認時間実績を基に一部目チェックの確認時間を自動で予測することで、より精度の高いスケジューラ表示を実現できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の印刷装置は以下に示す構成を備える。
受け付けた複数の印刷ジョブの印刷処理スケジュールを表示する印刷装置であって、特定の作業者が部単位で印刷された印刷結果を確認するのに要するページ単位の確認時間を各作業者に対応づけて記憶手段に登録する登録手段と、前記印刷ジョブの一部目の印刷が終了する際に、印刷された結果を確認する作業者を入力する入力手段と、前記印刷ジョブについて指定された部数の印刷を完了するために要する印刷処理時間を算出する第1の算出手段と、前記入力手段により入力された作業者に対応づけて登録されたページ単位の確認時間と受け付けた印刷ジョブのページ数に基づいて、新規に受け付ける印刷ジョブの一部目の印刷が終了してから、入力された作業者により一部目の印刷の確認を終了するまでの確認時間を算出する第2の算出手段と、前記第1の算出手段が算出した印刷処理時間と、前記第2の算出手段が算出した確認時間とを識別できる印刷処理スケジュールを表示手段に表示する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、各作業者の過去の確認時間実績を基に一部目チェックの確認時間を自動で予測することで、より精度の高いスケジューラ表示を実現することができる。
印刷システムの構成を示す図である プリンタのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 プリンタのソフトウェア機能ブロック図である。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。 操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 操作部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。 ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明を適用できる印刷システムの構成を示す図である。以下、本実施形態では、受け付けた複数の印刷ジョブの印刷処理スケジュールを後述するように表示する機能を備えている印刷装置を例とする。
図1において、プリンタ100は、ネットワーク101を経由してPCクライアント102から投入される印刷ジョブを画像形成する。なお、本実施形態では画像形成装置をプリンタと呼ぶ。但し、画像形成装置はプリンタに限定されるものではなく、コピー、スキャンやFAXなど様々な機能を全て、あるいは一部搭載したMFP(マルチファンクションプリンタ)であってもよい。
ネットワーク101は、プリンタ100、PCクライアント102が接続したネットワークである。例えばイーサネット(登録商標)ワークなどLAN接続を実現するネットワークである。
PCクライアント102は、ネットワーク101に接続している。ネットワーク101を介して、プリンタ100対して印刷ジョブの印刷指示を行うことができる。
図2は、図1に示したプリンタ100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、プリンタ100は、CPU201を備えたコントローラ部200、スキャナ部202、外部I/F203、操作部204、圧縮伸長部205、ROM206、RAM207、HDD208、およびプリンタ部209を備える。コントローラ部200で制御される各種制御プログラムは、ROM206に記憶され、必要に応じてRAM207に読み出されCPU201で制御実行される。さらにプリンタ部209は、画像形成部210、CPU211、給紙部212、排紙部213、センサ214を備える。センサ214は、排紙部213に排出された紙が取り除かれたかどうかを電気的に検知する。
図3は、図1におけるプリンタ100のソフトウェア機能ブロック図である。なお、図3の各ソフトウェアは、図2のROM206に格納され、CPU201が実行する。
図3において、301は画像形成装置である。302はScan機能部で、スキャナ部202を用いた読取制御モジュールを実行することで、紙文書を読み取り、二値または多値画像データに変換する機能を有する。
303はPrint機能部で、、先にScan機能部302により読み取られ、画像データに変換された画像を、プリンタ部209に対するコマンドを付加してプリンタ部209に出力する機能を有する。
304はジョブ制御機能部で、Scan機能部302から受信した画像データを印刷ジョブとしてキューイングする。また、ネットワーク機能部305から受けた印刷ジョブをキューイングする。加えて、ジョブ制御機能部304は、キューイングされている印刷ジョブのスケジュール管理を行い、UI機能部306に表示する。
また、キューイングされている印刷ジョブに対して一部目チェックをUI機能部306より指示された場合には後ほど述べる詳細手順にしたがって、スケジュール管理を行い、その結果を同様にUI機能部306のスケジューラ表示に反映させる。UI機能部306でジョブが選択された場合には、そして、順次Print機能部303や、後述するネットワーク機能部305に対して適宜出力する。
305はネットワーク機能部を表し、TCP/IP、HTTP、FTP、LDAP、SNMP、SMTP、SSL、SMB等の各種ネットワークプロトコル機能を有する。たとえば、外部I/F203を経由してPCクライアント102の印刷ジョブを受信する。
306はユーザインターフェース(UI)機能部である。ユーザインターフェース機能部は、プリンタ301の操作部204のユーザによる入出力を管理する。加えて、操作部204上に入力フィールド、出力メッセージフィールド等を表示し、ユーザからの入力フィールドに対する入力値を受け取り、他機能部に通知する。また他機能部からのユーザに対するメッセージを予めデザインされた画面に表示する機能を有する。
図4は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本制御は、プリンタ100上のCPU201により実行されるジョブ制御部304により実現される。具体的には、印刷完了時に印刷が完了した処理が一部目チェック印刷であったかを判断しその場合にはチェック開始時刻を記録する処理例である。また、この処理はプリンタ100のROM206に記憶されたプログラムに従って処理される。
まず、CPU201は、印刷完了時に印刷が完了した処理が一部目チェック印刷であったかを判断する(s401)。一部目チェックの場合にはs402へ。そうでないとCPU201が判断した場合には、処理を終了する。
次に、一部目チェックの場合には、s402でCPU201は、現在の時刻を一部目チェックのチェック開始時刻として、ジョブ番号と共にHDD208に記録して、本処理を終了する。
図5は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本制御は、プリンタ100上のCPU201により実行されるジョブ制御部304により実現される。具体的には、一部目チェックジョブに対してオペレータがチェックを完了して、残りの部数の印刷指示を指示した時のチェック時間を計算し蓄積するフローチャートである。また、この処理はプリンタ100のROM206に記憶されたプログラムに従って処理される。
ここで、図5のフローチャートの説明をする前に、関連する図9のCPU201により操作部204に表示される待ち状態ジョブリスト表示とチェック後の印刷指示方法について説明する。
図9は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図9において、ジョブリスト901には、オペレータの印刷指示を待っている3つの待ち状態ジョブがリストアップされている場合に対応する。ここで一部目チェックが完了したJob2について印刷を続行する場合には、オペレータは、Job2の選択ボタン902を押下しJob2を選択する。そして、印刷指示ボタン903を押下して、印刷を指示する。その印刷実行指示を受けて、以下に示すようにCPU201は図5のフローチャートに基づきチェック時間を計算する。
まず、CPU201は、印刷指示されたジョブが一部目チェック設定された印刷のジョブであったかの判断をする(s501)。一部目チェックの印刷ジョブであるとCPU201が判断した場合、s502に移り、そうでないとCPU201が判断した場合はs504に移る。
次に、s502では、一部目チェック設定された印刷ジョブの場合であるので、CPU201は、図4のs402でHDD208に記録した該当ジョブの一部目チェック印刷の出力完了時刻つまり、一部目チェック開始時刻をジョブ番号を検索キーとして読み出す。そして、現在の時刻からチェック開始時刻を差し引きチェック時間を算出する。その上でs503に移る。
そして、s503では、CPU201はs502で算出したチェック時間をページ数で割った1ページ当たりの確認時間を、後ほど図7で示すUIで設定される一部目チェックを実施するオペレータ情報に紐づけてHDD208に蓄積する。そしてs504に移る。最後に、s504では、CPU201は図9で印刷指示したジョブの印刷をPrint機能部303に指示し実際の印刷が実行される。
なお、s503でチェック時間をページ数で割っているが、このページ数とは、実際の印刷に用いられた用紙枚数ではない。印刷物を読む人が認識する単位を一ページとする。例えば、2in1印刷をした場合には、一枚の用紙には二ページ分が面づけされて印刷される。そのため具体的には、7ページのドキュメントを2in1の両面で印刷した場合には、2枚の用紙が印刷成果物として出力されるが、確認ページ数としては、印刷すべき7ページ+白紙となる1ページの合計8ページとなる。本実施形態では、印刷ジョブにレイアウト印刷(2in1)が指定されている場合、全体のページ数のレイアウト数で除算したページ数から確認時間を算出する。
図11は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本制御は、プリンタ100上のCPU201により実行されるジョブ制御部304により実現される。具体的には、一部目チェックジョブに対してオペレータがチェックを行い、印刷成果物に問題があり該当ジョブの削除を指示した時のチェック時間を計算し蓄積する処理例である。また、この処理はプリンタ100のROM206に記憶されたプログラムに従って処理される。
ここで、図11のフローチャートの説明をする前に、関連する図9のCPU201により操作部204に表示される待ち状態ジョブリスト表示とチェック後の削除指示方法について説明する。
ジョブリスト901には、オペレータの印刷指示を待っている待ち状態ジョブがリストアップされている。ここで一部目チェックが完了したJob2についてジョブ削除する場合には、オペレータは、Job2の選択ボタン902を押下しJob2を選択する。そして、削除指示ボタン904を押下して、削除を指示する。その削除指示を受けて、以下に示すようにCPU201は図11のフローチャートに基づきチェック時間を計算する。
まず、CPU201は、削除指示されたジョブが一部目チェック設定された印刷のジョブであったかの判断をする(s1101)。一部目チェックの印刷ジョブであるとCPU201が判断した場合、s1102に移り、そうでないとCPU201が判断した場合、s1104に移る。
次に、s1102では、一部目チェック設定された印刷ジョブの場合であるCPU201は、図4のs402でHDD208に記録した該当ジョブの一部目チェック印刷の出力完了時刻つまり、一部目チェック開始時刻をジョブ番号を検索キーとして読み出す。そして、現在の時刻から差し引きチェック時間を算出する。その上でs1103に移る。
そして、s1103では、CPU201はs1102で算出したチェック時間をページ数で割った一ページ当たりの確認時間を、後ほど図7で示すUIで設定される一部目チェックを実施するオペレータ情報に紐づけてHDD208に蓄積する。そしてs1104に移る。
最後に、s1104では、CPU201は図9で削除指示したジョブの印刷をジョブリストから削除して終了する。
図7は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面の一例を示す図である。以下、CPU201により操作部204に表示される印刷ジョブの属性情報(Properties)の表示(701)とその属性指示方法について説明する。本画面では、印刷待ちとなる後続の印刷ジョブの一部目の印刷の確認を先行する印刷ジョブの処理と並列して実行する要求を受付けるための並列チェック、チェック者、一部目チェックを指定する画面として機能する。
図7において、オペレータが一部目チェックの印刷ジョブとする場合には、一部目チェックボタン702を押下する。すると一部目チェック設定Window711が表示される。そして、一部目チェックをする場合には、Onボタン712を押下する。しない場合にはOffボタン713を押下する。
また、チェック者714は、実際に一部目チェックを行うオペレータ名を入力する。また、後ほど図6のs604で詳細を述べる並列チェックに関連して、並列チェックOnボタン715は、並列チェックOnモードを。並列チェックOffボタン716は、並列チェックOffモードを示している。
各デフォルト値は、一部目チェックはOff、チェック者はジョブ投入者、並列チェックOffとなっている。
図7の例では、オペレータが操作部204に対して操作して、一部目チェックOn、チェック者:OperatorB、並列チェックOffと設定した画面である。そして、上記の設定を完了後、オペレータはOKボタン720を押下して、Properties701のOKボタン731を押下し、印刷ジョブの属性情報を変更し、印刷実行指示(図示せず)を行うことができる。
図6は、本実施形態を示す印刷装置の制御方法を説明するフローチャートである。本制御は、プリンタ100上のCPU201により実行されるジョブ制御部304により実現される。具体的には、投入されたジョブが一部目チェック設定されたジョブの場合に、図4,図5のフローチャートの処理で過去のHDD208に蓄積されたチェック時間を基に、該当ジョブのチェック時間を予測するフローチャートである。また、この処理はプリンタ100のROM206に記憶されたプログラムに従って処理される。
まず、s601では、CPU201は投入されたジョブが、一部目チェック実行指示されたジョブが新規印刷指示投入されたか判断する(s601)。一部目チェックジョブであるとCPU201が判断した場合、s602に、それ以外のジョブであるとCPU201が判断した場合にはs607に移る。
そして、s602では、一部目チェックジョブの場合で、CPU201は図5のs503で蓄積したHDD208の過去のオペレータ(作業者)のチェック時間を読み出す。ここで選択するオペレータは、図7の714で設定されたチャック者であるオペレータを示す。なお、HDD208には、特定の作業者が部単位で印刷された印刷結果を確認するのに要するページ単位の確認時間を各作業者に対応づけて登録されている。
加えて、s603では、CPU201は前記s602の過去のチェック時間より該当ジョブのチェック時間を計算・推測をする。
具体的な計算方法としては以下の計算式を用いて計算する。
[チェック時間]=t_α×Page[新規投入ジョブの一部のページ数]
t_α:オペレータαの過去の一ページ当たりのチェック時間t
Page:新規投入ジョブの一部のページ数
次に、s604では、CPU201は、投入された印刷ジョブの一部目チェック設定が、並行チェック設定されているかを判断する。並行チェックが選択されているとCPU201が判断した場合には(図7の並列チェックOn 715の場合)、s606に、されていないとCPU201が判断した場合(図7の並列チェックOff 716の場合)、s605に移る。
s605では、並列チェックOffの場合で、CPU201は、一部目チェック時間を逐次実行で直列にスケジュールし、s608へ処理を移る。
一方、s606では、並列チェックOnの場合で、CPU201は、先行ジョブの印刷時に一部目チェックを並列でスケジュールする。新規投入ジョブより前にスケジュールされているジョブに、一部目チェックのジョブがあれば、直近の一部目チェックのジョブの一部目チェック印刷の直後に一部目チェック印刷を割り当てる。
そして、チェック処理については、先行ジョブの印刷時に並列でスケジュールする。ここで、直列スケジュールと並列スケジュールの詳細については、後ほど図10に示すUI画面を用いてスケジューラ表示について説明する。そして処理をs608に移る。S607は、通常ジョブであるため、CPU201は投入された印刷ジョブを逐次実行するスケジュールを行う。そしてs608に移る。
最後に、s608では、CPU201がs605,s606で作成したスケジュールに基づきUI機能部306に対してスケジュール表示を行うよう指示をする。そして処理を終了する。
図8は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面の一例を示す図である。以下、CPU201により操作部204に表示される印刷ジョブのスケジューラ表示例を説明する。本UI画面は、図6のフローチャートのs607によって、作成指示しUI機能部306で表示したものである。なお、本例は、印刷処理時間と作業者の確認時間とを視覚的に識別可能に表示した例を示している。
図8のスケジューラ表示は、Job1(ジョブ802),Job2(ジョブ803),Job3(ジョブ804),Job4(ジョブ805)の4つのジョブがプリンタ100に投入されている状態である。特に、本画面では、シート種別毎にジョブスケジュールを一覧表示した例である。
スケジューラ表示の左はじの821が現在の時刻を示し、図8の場合では9:00である。そして、現時点ではJob1は印刷中を示している。Job2〜Job4は印刷待機中を示している。
また、Job1の列のA4普通紙100g/m2行の811部分は、Job1がA4普通紙/100g/m2を用いるジョブであることを示している。
加えて、Job2は、A4/コート紙/157g/m2を用いたジョブであり、一部目チェックのジョブであり、スケジューラ表示812は、Job2の一部目チェックの印刷処理時間を示している。なお、各部の印刷ジョブの印刷処理時間は、印刷速度を決定づけるエンジン処理能力、各ページのオブジェクトをラスタライズするRIP処理時間、等のパラメータを考慮して、指定された部数の処理時間を算出する。一例を挙げれば、印刷枚数×印刷部数/印刷速度等である。
続くスケジューラ表示813は812で印刷した一部目のオペレータによる一部目チェック時間を示している。そしてスケジューラ表示814は、オペレータの一部目チェック完了後に残りの部数の印刷指示をした場合Job2のスケジューラ表示となる。また、スケジューラ表示815は、同様に、A4普通紙/100g/m2を用いたジョブであることを示している。
最後にスケジューラ表示816は、A3/コート紙/100g/m2を用いたジョブであることを示している。
図10は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面の一例を示す図である。以下、CPU201により操作部204に表示される印刷ジョブのスケジューラ表示処理を説明する。なお、本UI画面は、図6のフローチャートのs607によって、CPU201により作成指示しUI機能部306で表示したものである。また、本画面は、受け付けた後続の印刷ジョブの一部目の印刷処理と、一部目の印刷の確認処理とを先行する印刷ジョブの印刷処理時間内に割り当てるようにスケジュールを表示する例である。
図10に示すUI画面は、図8に示すUI画面に表示されるスケジューラ表示との違いは、先行ジョブの印刷時に一部目チェックを並列スケジュールする点である。具体的には、オペレータは印刷ジョブ実行時に図7の並列チェック On715を選択する。加えて、図6のジョブ制御部304のチェック時間を予測時にs606によって並列スケジュールした場合である。
図10のスケジューラ表示は、Job1(ジョブ1002),Job2(ジョブ1003),Job3(ジョブ1004),Job4(ジョブ1005)がプリンタ100に投入されている状態である。現在の時刻は9:00でJob1(ジョブ1002)は印刷中を示している。Job2〜Job4は印刷待機中を示している。
また、また、Job1の列のA4普通紙100g/m2行の1011部分は、Job1がA4普通紙/100g/m2を用いるジョブであることを示している。加えて、Job2は、A4/コート紙/157g/m2を用いたジョブであり、一部目チェックのジョブであり、スケジューラ表示1012は、Job2の一部目チェックの印刷処理時間を示している。つづくスケジューラ表示1013は1012で印刷した一部目のオペレータによる一部目チェック時間を示している。そしてスケジューラ表示1014は、オペレータの一部目チェック完了後に残りの部数の印刷指示をした場合Job2のスケジューラ表示となる。
ここで、スケジューラ表示1012とスケジューラ表示1013の間に空き時間があり、A4/普通紙/100g/m2にJob3の一部目チェックの印刷処理を示すスケジューラ表示1015が割当たっている。また、スケジューラ表示1014に並ぶ形で、スケジューラ表示1016で一部目チェック時間を示している。これは、図6に示したs604で一部目チェックを並列チェックがYesとなり、s606で並列スケジュールされたことによる。そして、スケジューラ表示1017はJob3の残りの部数の印刷を示す。最後に、スケジューラ表示1018はJob4の印刷処理を示している。
本実施形態では、s603の該当ジョブ計算式の別な計算式として、ジョブの重要度と確認時間(重要なジョブほど確認時間がかかる)の相関から次の式を用いることもできる。下記の式では、ジョブ毎の重要度の指標としてメディア種を置いている。このことで、ジョブの重要度による確認時間が変わることを予想時間に反映することができる。

[チェック時間]=Media_t_α×Page[新規投入ジョブの一部のページ数]
ここで、Media_t_αは、メディア種tの1ページあたりのオペレータαの過去の確認平均時間を示す。また、Pageは新規投入ジョブの一部のページ数を示す。
本実施形態では、ジョブ投入後の待ち状態ジョブに対して、一部目チェックの設定を行っているが(図7に示した一部目チェックWindow711)、PCクライアント102で行うジョブの投入時のドライバの設定画面(図示せず)で行ってもよい。
本実施形態では、待ち受け状態ジョブのジョブ毎に一部目チェックのOn/Off(図7の712,713)やチェック者設定(図7の714)、並列チェックのOn/Off(図7の715,716)をしているが、プリンタ100の共通標準設定として、On/Off・チェック者設定ができてもよい。
本実施例では、s503の実績蓄積時と、s603の蓄積された実績値からチェック時間を計算・推測する場合には、単にページ数のみを用いている。しかし、CPU201はジョブのフィニッシング形態がサドル製本(中閉じ製本印刷)の場合には、確認ページ数は2倍になる。そのため、フィニッシング形態がサドル製本の場合には、s503,s603の処理でサドル製本時には、ページ数を2倍として計算することもできる。これにより、チェック時間の計算・推測の精度を向上することができる。
本実施形態では、s503の実績蓄積時と、s603の蓄積された実績値からチェック時間を計算・推測する場合には、白紙ページを含めたページ数を用いて、チェック時間の計算・推測を行っている。その代わりに、ジョブのPDLをビットマップに変換(RIP)した結果、白紙ページがある場合には、その分の白紙ページを減らした分のページ数を実際のページ数として計算することもできる。これにより、チェック時間の計算・推測の精度を向上することができる。
本実施形態では、s603の蓄積された実績値として、オペレータの過去の蓄積実績値を用いている。しかし、新任のオペレータで過去の実績値が無い場合には別のオペレータの実績値を、それもない場合には、デフォルト値を用いて計算する。それによって、実績値が無い場合でもチェック時間の計算・推測を行うことができる。
本実施形態では、チェック開始時刻として、一部目チェックの出力が完了した時刻(s402)を用いている。しかし、実際にはオペレータが他の作業のためオペレータが着手できないでトレーに放置されている時間も含まれる可能性がある。そのため、プリンタ100のプリンタ部209の排紙部 213のセンサ214で一部目チェックの紙が取り除かれた時刻をチェック開始時刻としてs402の代わりにHDD208に記録することもできる。これにより、チェック時間の計算・推測の精度を向上することができる。
本実施形態では、s503で過去のチェック時間の蓄積をしているが、オペレータは習熟してチェック時間が短くなる可能性が高い。そのため、s503で過去のチェック時間すべてを蓄積するのではなく、最近のチェック時間のみを蓄積してもよい。具体的には最近の3ヶ月間のみのチェック時間を蓄積しそれ以前のチェック時間はHDD208に書き込み時に適宜削除することもできる。これにより、チェック時間の計算・推測の精度を向上することができる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
100は印刷装置

Claims (8)

  1. 受け付けた複数の印刷ジョブの印刷処理スケジュールを表示する印刷装置であって、
    特定の作業者が部単位で印刷された印刷結果を確認するのに要するページ単位の確認時間を各作業者に対応づけて記憶手段に登録する登録手段と、
    前記印刷ジョブの一部目の印刷が終了する際に、印刷された結果を確認する作業者を入力する入力手段と、
    前記印刷ジョブについて指定された部数の印刷を完了するために要する印刷処理時間を算出する第1の算出手段と、
    前記入力手段により入力された作業者に対応づけて登録されたページ単位の確認時間と受け付けた印刷ジョブのページ数に基づいて、新規に受け付ける印刷ジョブの一部目の印刷が終了してから、入力された作業者により一部目の印刷の確認を終了するまでの確認時間を算出する第2の算出手段と、
    前記第1の算出手段が算出した印刷処理時間と、前記第2の算出手段が算出した確認時間とを識別できる印刷処理スケジュールを表示手段に表示する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 印刷待ちとなる後続の印刷ジョブの一部目の印刷の確認を先行する印刷ジョブの処理と並列して実行する要求を受け付ける受付手段を備え、
    前記制御手段は、受け付けた後続の印刷ジョブの一部目の印刷処理と、一部目の印刷の確認処理とを先行する印刷ジョブの印刷処理時間内に割り当てるようにスケジュールを表示することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記印刷ジョブにレイアウト印刷が指定されている場合、前記第2の算出手段は、全体のページ数のレイアウト数で除算したページ数から確認時間を算出することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記印刷ジョブに製本印刷が指定されている場合、前記第2の算出手段は、全体のページ数を2倍とするページ数から確認時間を算出することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 前記印刷ジョブに白紙ページが含まれる場合、前記第2の算出手段は、全体のページ数から白紙ページを差し引いたページ数から確認時間を算出することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 前記制御手段は、シート種別毎にジョブスケジュールを一覧表示することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 受け付けた複数の印刷ジョブの印刷処理スケジュールを表示する印刷装置の制御方法であって、
    特定の作業者が部単位で印刷された印刷結果を確認するのに要するページ単位の確認時間を各作業者に対応づけて記憶手段に登録する登録工程と、
    前記印刷ジョブの一部目の印刷が終了する際に、印刷された結果を確認する作業者を入力する入力工程と、
    前記印刷ジョブについて指定された部数の印刷を完了するために要する印刷処理時間を算出する第1の算出工程と、
    前記入力工程により入力された作業者に対応づけて登録されたページ単位の確認時間と受け付けた印刷ジョブのページ数に基づいて、新規に受け付ける印刷ジョブの一部目の印刷が終了してから、入力された作業者により一部目の印刷の確認を終了するまでの確認時間を算出する第2の算出工程と、
    前記第1の算出工程が算出した印刷処理時間と、前記第2の算出工程が算出した確認時間とを識別できる印刷処理スケジュールを表示手段に表示する制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載の印刷装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018190298A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成制御装置、画像形成制御方法および画像形成制御プログラム

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