JP2015199275A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

記録装置および記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015199275A
JP2015199275A JP2014079714A JP2014079714A JP2015199275A JP 2015199275 A JP2015199275 A JP 2015199275A JP 2014079714 A JP2014079714 A JP 2014079714A JP 2014079714 A JP2014079714 A JP 2014079714A JP 2015199275 A JP2015199275 A JP 2015199275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
recording medium
unit
head
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014079714A
Other languages
English (en)
Inventor
友貴 小林
Tomoki Kobayashi
友貴 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014079714A priority Critical patent/JP2015199275A/ja
Publication of JP2015199275A publication Critical patent/JP2015199275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成で、コスト増加を抑えて、着弾位置の誤差を低減することで高画質の記録が可能な記録装置および記録方法を提供すること。【解決手段】記録ヘッドが打ち込み量演算領域と隣接する記録領域に記録を行う際に、記録タイミング制御回路は、打ち込み量演算領域へのインク打ち込み量と、記録装置が備えるヘッド−記録媒体間距離に関する情報と、に基づいて記録タイミングの補正を行う。【選択図】図8

Description

本発明は、記録タイミングの制御を行う記録装置および記録方法に関する。
記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して記録を行う記録装置では、記録ヘッドと記録媒体との距離が変化すると記録媒体への着弾位置は変化する。従来、記録ヘッドと記録媒体との間の距離は、記録位置に応じてあらかじめ指定された値を用いている。しかし、記録することでインクが記録媒体に染み込む等の影響により、記録媒体に歪みが生じ、記録ヘッドと記録媒体との間の距離に変動が生じる場合がある。このように、記録ヘッドと記録媒体との間の距離に変動が生じると、記録でのインクの着弾位置に誤差が生じてしまい画質を低下させることがある。そこで特許文献1に記載の記録装置では、記録ヘッド上に設けた記録ヘッドと記録媒体との間の距離を検出するセンサにより、記録ヘッドと記録媒体との間の距離を検出し記録タイミングの補正時間を算出して着弾位置の誤差を低減している。
特開2007−331315号公報
しかし、従来技術は記録ヘッドと媒体との間の距離を取得するためにセンサが必要になり構成が複雑になるうえに製造コストも増加してしまう。
よって本発明は、簡単な構成で、コスト増加を抑えて、着弾位置の誤差を低減することで高画質の記録が可能な記録装置および記録方法を提供することを目的とする。
そのため本発明の記録装置は、記録媒体との相対移動に伴って液体を吐出することで記録動作を行う記録手段と、該記録手段の記録動作での単位領域あたりの液体の吐出量を取得する取得手段と、を備えた記録装置において、前記記録手段の吐出のタイミングの補正を行う補正手段を備え、該補正手段は、前記取得手段が取得した、前記記録手段による先行する記録動作における前記吐出量に基づいて、前記記録手段による後続の記録動作における吐出のタイミングの補正を行うことを特徴とする。
本発明によれば記録装置は、記録ヘッドが打ち込み量演算領域と隣接する記録領域に記録を行う際に、記録タイミング制御回路は、打ち込み量演算領域へのインク打ち込み量と、ヘッド−記録媒体間距離に関する情報と、に基づいて記録タイミングの補正を行う。これによって、簡単な構成で、コスト増加を抑えて、着弾位置の誤差を低減することで高画質の記録が可能な記録装置および記録方法を実現することができる。
本発明を適用可能な記録装置の斜視図である。 本実施形態における記録装置の構成を示した図である。 (a)、(b)は、搬送時の記録媒体の断面図を示した図である。 ヘッド−記録媒体間距離とヘッドの位置との関係を示したグラフである。 記録媒体内の記録位置と打ち込み量演算領域の関係を示す図である。 ライン内の打ち込み量カウント幅を示す図である。 吐出タイミングの補正に関するイメージ図である。 本実施形態における記録処理を示したフローチャートである。 (a)、(b)は、1パス記録と2パス記録とを説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用可能な記録装置の斜視図である。記録媒体801は、記録領域に配置された記録媒体送りローラ802およびプラテン810上の不図示のリブ、拍車811により支持され、その送りローラ802がシート送りモータ803によって駆動されることにより、矢印αの副走査方向に搬送される。送りローラ802の記録媒体搬送方向における前方には、これと平行にシャフト804が設けられている。キャリッジ805は、このシャフト804に移動自在にガイドされ、キャリッジモータ806の出力によりベルト807を介して矢印β方向の(副走査方向と交差する)主走査方向に往復移動する。
記録ヘッド移動手段としてのキャリッジ805には、記録ヘッド808および液体(以下、インクともいう)を収容するタンク809が搭載されている。記録ヘッド808はカラー画像用であり、キャリッジ805の走査方向に沿って、黒インク吐出用のヘッド808−BK、シアンインク吐出用のヘッド808−C、マゼンタインク吐出用のヘッド808−M、イエローインク吐出用のヘッド808−Yが配置される。またタンク809として、ブラックインク(BK)用のタンク809−BK、シアンインク(C)用のタンク809−C、マゼンタインク(M)用のタンク809−M、イエローインク(Y)用のタンク809−Yが搭載されている。各インクタンクは、それぞれの色に対応した記録ヘッドにインクを供給する。
また、不図示の記録装置の制御回路(CPU、ASIC)やこれに併設されたROM、RAM等を含む制御部は、例えば、インターフェースを介して外部のホスト装置のコントローラーから記録モードの情報や記録データを受信する。そして記録装置の制御部は、これらの情報や記録データに基づいて、ヘッド駆動回路を介して記録ヘッド808を制御することにより、記録ヘッド808のインク吐出部からインクを吐出させて(記録媒体との相対移動により)、記録媒体801への記録動作を行う。
図2は、本実施形態における記録装置の構成を示した図である。本実施形態の記録装置101は、モータ102、モータ制御回路103、エンコーダ104、ヘッド速度計測回路105、ヘッド位置検出回路106、記録データ生成回路107を備えている。更に記録装置101は、インク打ち込み量計測回路108、距離算出回路109、記録タイミング制御回路110、記録ヘッド(以下、単にヘッドという)を備えた記録部111を備えている。
モータ102は、モータ制御回路103によって駆動され、その挙動はエンコーダ104によってエンコーダ信号に変換される。モータ制御回路103は、ヘッド速度計測回路105によって計測されたヘッド速度をフィードバックしてモータ102の制御を行う。エンコーダ104は、モータ102の動作をエンコーダ信号に変換し、ヘッド速度計測回路105およびヘッド位置検出回路106へ提供する。ヘッド速度計測回路105は、エンコーダ104に提供されたエンコーダ信号からヘッドの速度を算出し、モータ制御回路103にフィードバックを行うとともに、記録タイミング制御回路110にヘッドの速度情報を入力する。ヘッド位置検出回路106は、エンコーダ104に提供されたエンコーダ信号からヘッド位置を算出する。このように算出したヘッド位置は、距離算出回路109へ提供される。記録データ生成回路107は、記録データを生成し記録部111およびインク打ち込み量計測回路108に提供される。
インク打ち込み量計測回路108は、記録データ生成回路107より記録データを受け取り、インクを吐出する数をカウントする。カウントしたインク吐出数は、インク打ち込み量に変換して距離算出回路109に入力される。距離算出回路109はヘッド位置検出回路106により提供されたヘッド位置情報とインク打ち込み量計測回路108により提供されたインク打ち込み量の情報から記録位置におけるヘッドと記録媒体間の距離を算出する。その後、算出した距離情報を記録タイミング制御回路110に提供する。記録タイミング制御回路110は、ヘッド速度計測回路105により提供されたヘッド速度情報と距離算出回路109により提供された距離情報とから記録タイミングを生成する。生成した記録タイミングは、記録部111に提供される。記録部111は、記録データ生成回路107によって生成された記録データを記録タイミング制御回路110によって生成された記録タイミングで記録を行う。
図3(a)、(b)は、搬送時の記録媒体の断面図を示した図である。図3(a)は、記録されていない状態での断面図示しており、図3(b)は、単位面積あたりの記録密度が100%であるDuty100%で記録した際の断面図を示している。記録中の記録媒体801は、高さの異なるリブ202、リブ203によって形成された起伏する形状を備える支持部(ガイド部)によって支えられている。リブ202およびリブ203は、一定のリブ間隔205の間隔で配置されており、(起伏の起部が)一定の周期204毎に周期的に配置されている。記録媒体801は、記録されていない(インクが付与されていない)状態では高さの変動は少なく略平坦な状態を維持しているが、記録がなされ、記録媒体にインクが浸透することで記録媒体に歪みが生じ、高さの変動が大きくなる。
本実施形態では、高さの異なるリブを最適な間隔で配置して、記録媒体を支持することで、インクが浸透した記録媒体の歪み具合を予測しやすくしている。例えば、リブ間隔205の間隔で長さが同一のリブによって記録媒体を支持した場合、記録後のインクが浸透した記録媒体は、リブから浮いて歪む部分と、リブに沿って歪む部分とがあり、歪み具合を予測することが困難になる。そこで、本実施形態のように高さの異なるリブを最適な間隔で配置することで、インクが浸透した記録媒体は、長さの異なるリブに沿って歪むことになり、歪み具合を予測しやすくしている。
図4は、ヘッド−記録媒体間距離とヘッドの位置との関係を示したグラフである。以下、このグラフを用いたインク打ち込み量情報からヘッド−記録媒体間距離を算出する方法を説明する。
本実施形態では、記録装置は、あらかじめ記録媒体に対する複数のインク打ち込み量(記録ヘッドからの吐出量)でインクを付与した場合の記録媒体上の各位置におけるヘッド−記録媒体間距離の情報に関するテーブルを備えている。単位領域あたりの打ち込み量100%時の記録媒体上の所定の位置におけるヘッド−記録媒体間距離(紙間距離)の関係を示したのが波形301である。また、単位領域あたりの打ち込み量50%時の記録媒体上の所定の位置におけるヘッド−記録媒体間距離の関係示したのが波形302であり、0%時の記録媒体上の所定の位置におけるヘッド−記録媒体間距離の関係を示したのが波形303である。このグラフを用いてインク打ち込み量の情報からヘッド−記録媒体間距離を取得することができる。
具体的な例を挙げて説明すると、ヘッドの位置が記録媒体上の位置304であり、位置304における、打ち込み量100%時のヘッド−記録媒体間距離は、点305に対応するヘッド−記録媒体間距離となる。また、打ち込み量50%時のヘッド−記録媒体間距離は、点306に対応するヘッド−記録媒体間距離となり、打ち込み量0%時のヘッド−記録媒体間距離は、点307に対応するヘッド−記録媒体間距離となる。このようにして、打ち込み量X%時のヘッド−記録媒体間距離を取得する。なお、ヘッド−記録媒体間距離を取得するためのテーブルとしては、記録媒体の幅と同じ大きさ分のテーブルでもよいし、リブ周期204の一周期の幅のテーブルでもよい。
また、図4に示したようなグラフのテーブルを、記録媒体の種類ごとに備えて(記憶して)おいてもよいし、記録装置の使用環境ごと(湿度や気温等)に備えていてもよい。当然のことながら、このようなテーブルに関する情報を外部から取得する構成としてもよい。
図5は、記録媒体内の記録位置と打ち込み量演算領域の関係を示す図である。記録領域401に対して記録を行う際には、先行する記録動作によって打ち込み量演算領域(所定領域)402に打ち込まれたインク打ち込み量に基づいて記録を行う。つまり、打ち込み量演算領域402にすでに打ち込まれたインクによって生じた歪みから、後続の記録動作で記録を行う記録領域401の歪みを予測して、その記録領域401の歪みに応じた記録を行う。打ち込み量演算領域402は、記録領域401と隣接する直前のラインとしてもよいし、記録領域401の記録媒体の歪みを生じさせ得る記録済みのラインとしてもよい。本実施形態では直前のラインとして説明する。また、記録領域401および打ち込み量演算領域402の幅は、リブ周期204と合わせている。なお、本実施形態で打ち込み量演算領域402は1ライン分の(1度に記録する)領域(打ち込み量演算領域402と記録領域401との記録媒体の搬送方向における幅が略同一である)としているが、複数分の領域としてもよい。領域403から領域405については後述する。
図6は、ライン内の打ち込み量カウント幅を示す図である。以下、この図を用いて打ち込み量演算領域402のインク打ち込み数のカウント方法を説明する。あるラインにおいてオフセット幅501を設定すると、ラインの記録開始からオフセット幅501の幅のインク打ち込み数をカウントしてメモリ内に格納する。その後、カウント幅502毎にインク打ち込み数をカウントしメモリ内に格納する。なお、ラインの記録終了時にカウント幅502にデータが満たない場合には、記録終了位置までのインク打ち込み数をカウントしてメモリ内に格納する。ここで、オフセット幅501は、ライン記録開始位置からリブ周期204の基準となる位置までの幅で設定し、カウント幅502はリブ周期204を設定する。
このようにして格納された各領域におけるインク打ち込み数から、対応する打ち込み量演算領域402のインク打ち込み数を読み出して、記録領域401の歪みを予測する。そして、予測した歪みに合わせて吐出タイミングを異ならせることで、吐出したインクを所望の位置に付与することができる。
なお、記録媒体の位置により、記録媒体の上端に近い領域403(図5参照)、記録媒体の中央の領域404、記録媒体の下端に近い領域405とに分けて、各領域毎にインク打ち込み数に重み付けをしてもよい。これは、記録媒体の上端に近い領域403や記録媒体の下端に近い領域405では、記録時の搬送において、記録媒体を搬送する搬送ローラから記録媒体の一端部が外れるため端部に歪みが生じやすくなる。そのため、記録媒体の上端に近い領域403や記録媒体の下端に近い領域405は、記録媒体の中央の領域404よりも歪みが多く生じることを想定して重み付けしてもよい。
図7は、吐出タイミングの補正に関するイメージ図である。ヘッド601から突出したインクは、突出速度602で突出される。ヘッド601の移動速度を603とすると、インクは速度602と速度603とを合成した速度で移動する。その結果、インクは経路604を通り位置605に着弾する。このとき、ヘッド601の基準速度を速度606とすると、基準速度でのインクの速度は、速度602と速度606とを合成した速度となり、目標のインクの着弾位置は経路607を通り位置608となる。つまり、ヘッド601の移動速度が遅くなると、予定していた着弾位置は位置608であるのに対して、実際の着弾位置は605となってしまい、着弾位置に誤差が生じる。
そこで、ヘッド速度による着弾位置の誤差を補正するために、吐出タイミングを時間610だけ遅らせる。すると、突出されたインクは経路609を通り608の位置に着弾させることができる。
また、ヘッド速度とは別に、着弾位置に誤差が生じる要因として、ヘッド−記録媒体間の距離がある。ヘッド−記録媒体間の距離が基準距離と異なる場合には、着弾位置に誤差が生じてしまう。ヘッド−記録媒体間の基準距離を距離611、実際のヘッド−記録媒体間の距離を距離612とした場合で確認する。ヘッド速度の誤差を補正して吐出タイミングを時間610だけ遅らせても、吐出されたインクは、目標とする608の位置に対応する位置614ではなく位置613に着弾してしまう。そこで、吐出タイミングをさらに時間615遅らせる。すると、吐出されたインクは経路616を通り、目標着弾位置である位置614に着弾させることができる。
このように、記録ヘッドの移動速度の変動や、ヘッド−記録媒体間の距離の変動に応じてそれぞれ補正を行うことができる。
ヘッドの移動速度の変動は、記録ヘッドの速度を直接監視することで取得することができる。また、ヘッド−記録媒体間の距離の変動は、前述した打ち込み量演算領域402のインク打ち込み数から取得する。
これらの補正は、記録タイミング制御回路110で行なわれ、ヘッドの移動速度の変動やヘッド−記録媒体間の距離の変動に応じて、吐出タイミングの補正を行い、記録タイミングトリガを生成することで、インクの着弾位置の誤差を補正する。
図8は、本実施形態における記録処理を示したフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って本実施形態における記録処理を説明する。記録処理が開始されると、先ずステップS702で、インク打ち込み量によるヘッドと記録媒体間の距離の補正が有効な記録媒体が選択されているかを確認する。これは、記録媒体の種類により記録時の歪み方が異なるため、比較的歪み易い記録媒体等で補正が必要な記録媒体かどうかを確認するものである。そしてステップS702で、補正が有効な記録媒体が選択されている場合は、ステップS703に移行して、対象の領域(打ち込み量演算領域402)のインク打ち込み量を取得し、ステップS704でヘッド−記録媒体間距離の補正を行う。そして、ステップS705で、補正したヘッドと記録媒体間の距離により、記録タイミングの補正を行い、ステップS706で記録処理を行う。ステップS702で、補正が有効でない記録媒体が選択されている場合、つまり、厚手の記録媒体等で歪みの少ない記録媒体の場合には、ステップS706に移行して、記録タイミングの補正を行わず、予め指定されている距離を用いて記録を行う。その後、ステップS707で、全領域の記録が終了していれば、処理を終了し、そうでなければ、再度、ステップS702に戻り、ステップS702以降の処理を継続する。
なお、ステップS702でインク打ち込み量によるヘッド−記録媒体間距離の補正を有効にするか否かは、記録媒体によって選択した(例えば普通紙が選択された場合にのみ補正を有効にする)が、記録装置101に接続されたホストにより選択してもよい。また、補正が有効か否かを選択する方法は、記録媒体の種類の判別の他に、給紙方法(記録媒体の供給源)の選択(例えば下給紙の際にのみ補正を有効にする)であってもよい。つまり、下給紙によって普通紙を給紙するようにセットしておくことで、下給紙から給紙される普通紙にのみ補正を行うことができる。
図9(a)、(b)は、1パス記録と2パス記録とを説明する図である。図9(a)は、ここまで説明してきた、1パス記録に本実施形態を適用した場合の図であり、図9(b)は、同一領域への記録を複数回に分けて行なう多パス記録に本実施形態を適用した場合の図である。
1パス記録の場合には、図9(a)のように、記録領域401と打ち込み量演算領域402は重なることなく、順に記録が行われるが、多パス記録の場合、図9(b)のように記録領域401と打ち込み量演算領域402とが重なる。多パス記録の場合には、既に一部は記録が行われている箇所に記録を行なうため、記録領域401における記録媒体の歪みは、1パス記録の時よりも大きくなる。よって、多パスで記録を行う場合には、多パス用に予め準備されたテーブルを用いて、インク打ち込み量の情報からヘッド−記録媒体間距離を取得する。
なお、本実施形態携帯では、記録ヘッドはキャリッジに搭載されて移動するいわゆるシリアル方式の記録の説明を行ったがこれに限定するものではない。記録媒体の記録幅以上の長さを備えた、固定された記録ヘッドで記録媒体を搬送しながら記録を行ういわゆるライン方式の記録に適用してもよい。
このように、記録ヘッドが打ち込み量演算領域と隣接する記録領域に記録を行う際に、記録タイミング制御回路は、打ち込み量演算領域へのインク打ち込み量と、記録装置が備えるヘッド−記録媒体間距離に関する情報と、に基づいて記録タイミングの補正を行う。これによって、簡単な構成で、コスト増加を抑えて、着弾位置の誤差を低減することで高画質の記録が可能な記録装置および記録方法を実現することができた。
102 モータ
104 エンコーダ
107 記録データ生成回路
109 距離算出回路
110 記録タイミング制御回路
111 記録部
202 リブ
203 リブ
401 記録領域
402 打ち込み量演算領域
805 キャリッジ
808 記録ヘッド
810 プラテン

Claims (12)

  1. 記録媒体との相対移動に伴って液体を吐出することで記録動作を行う記録手段と、該記録手段の記録動作での単位領域あたりの液体の吐出量を取得する取得手段と、を備えた記録装置において、
    前記記録手段の吐出のタイミングの補正を行う補正手段を備え、
    該補正手段は、前記取得手段が取得した、前記記録手段による先行する記録動作における前記吐出量に基づいて、前記記録手段による後続の記録動作における吐出のタイミングの補正を行うことを特徴とする記録装置。
  2. 記録媒体の単位領域あたりへの吐出量ごとの、前記記録手段と記録媒体との距離である紙間距離と、前記記録手段の位置と、に関する情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記補正手段は、前記記録手段による先行する記録動作における前記吐出量と、前記記憶手段に記憶された前記情報と、に基づいて、前記記録手段による後続の記録動作における吐出のタイミングの補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録手段の記録動作による液体の吐出をカウントするカウント手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記カウント手段によってカウントされた結果を前記吐出量として取得することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 高さが所定の形状で起伏するガイド部を備え、該ガイド部によって記録中の記録媒体を支持することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記ガイド部は複数のリブによって形成されていることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記記録手段は、前記記録媒体に対して移動することで記録動作を行い、
    前記記録手段による先行する記録動作で記録される所定領域であって前記取得手段によって単位領域あたりの液体の吐出量を取得される前記所定領域の、前記記録手段が移動する方向における幅は、起伏する前記ガイド部における隣り合う起部と起部との間の距離と対応していることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記所定領域の前記記録手段が移動する方向と交差する方向における長さは、前記記録手段が1度に記録する領域の前記記録手段が移動する方向と交差する方向における長さと略同一であることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 記録媒体の種類を判別する判別手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記記録装置に接続されたホストにより前記記録媒体の種類の情報を取得することで、記録媒体の種類の判別をすることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 記録媒体の供給源により記録媒体の種類の判別をすることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  11. 同一領域への記録を複数回の記録によって行うことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 記録媒体との相対移動に伴って液体を吐出することで記録動作を行う記録工程と、該記録工程における記録動作での単位領域あたりの液体の吐出量を取得する取得工程と、を有する記録方法において、
    前記記録工程における吐出のタイミングの補正を行う補正工程を有し、
    該補正工程は、前記取得工程で取得した、前記記録工程での先行する記録動作における前記吐出量に基づいて、前記記録工程での後続の記録動作における吐出のタイミングの補正を行うことを特徴とする記録方法。
JP2014079714A 2014-04-08 2014-04-08 記録装置および記録方法 Pending JP2015199275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014079714A JP2015199275A (ja) 2014-04-08 2014-04-08 記録装置および記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014079714A JP2015199275A (ja) 2014-04-08 2014-04-08 記録装置および記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015199275A true JP2015199275A (ja) 2015-11-12

Family

ID=54551021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014079714A Pending JP2015199275A (ja) 2014-04-08 2014-04-08 記録装置および記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015199275A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018047699A (ja) * 2016-09-15 2018-03-29 株式会社リコー 液体を吐出する装置および液体吐出方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018047699A (ja) * 2016-09-15 2018-03-29 株式会社リコー 液体を吐出する装置および液体吐出方法
JP6996184B2 (ja) 2016-09-15 2022-01-17 株式会社リコー 液体を吐出する装置および液体吐出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008230069A (ja) インクジェット記録装置および記録位置制御方法
JP2007038649A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
US20110085003A1 (en) Ink jet printing apparatus and print head temperature control method
JP6201860B2 (ja) 液体吐出装置
EP3056345B1 (en) Liquid discharging apparatus and transport amount adjustment method
US8529012B2 (en) Image forming apparatus and method for correcting landing positions of liquid droplets
JP6138569B2 (ja) 記録装置
JP2015096329A (ja) 記録装置および記録位置調整方法
CN107009763B (zh) 液体喷出装置以及输送量调节方法
JP6173121B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP5987411B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2015199275A (ja) 記録装置および記録方法
JP6390958B2 (ja) 記録手段吐出位置調整装置及び画像形成装置
JP2014200951A (ja) 画像記録装置及び記録ヘッド駆動制御方法
JP6375664B2 (ja) 画像形成装置
US9333763B2 (en) Inkjet printer and computer-readable recording medium containing program therefor
JP5915166B2 (ja) 印刷装置、及び、補正方法
JP2005161813A (ja) インクジェット記録装置の印字タイミング補正方法
JP5038473B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
US9738069B2 (en) Inkjet printing apparatus and inkjet printing method
US11390073B2 (en) Liquid discharge apparatus
JP2015136821A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP7251274B2 (ja) 液体吐出装置
JP2012125974A (ja) インクジェット記録装置
US20220097422A1 (en) Image printing apparatus and control method