JP2015198937A - インターロック式ジッパー引き手を持つ手荷物ケース - Google Patents

インターロック式ジッパー引き手を持つ手荷物ケース Download PDF

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Abstract

【課題】インターロック式ジッパー引き手を有する手荷物用品を提供する。【解決手段】開閉線114、134の周囲に沿って配置されたジッパー130、136を有する、1つ以上の開閉線114、134を含む。各ジッパー130、136は、関連するジッパー引き手146、148を有する2つのジッパースライダ142、144を含む。少なくとも1つのジッパー引き手146は係合機構162を含み、少なくとももう1つのジッパー引き手148はその中に係合機構162を貫通して受けられる大きさの開口178を含む。係合機構162は、開口178を介して、手荷物用品に取り付けられたロック166上のジッパー引き手受器172の中に配置されて、両方のジッパー引き手146、148をロック166へ固定する。【選択図】図2

Description

本発明は手荷物用品に関し、特に手荷物用品用のインターロック式ジッパー引き手に関する。
手荷物関係商品、特に手荷物ケース(スーツケース)は内部の包囲された空間を画定する。内部の包囲空間は、手荷物ケースの外部からジッパーを利用してアクセスされることが多い。ジッパーは手荷物ケースの内部にアクセスするのに便利な機構であるが、包囲空間内に保持された物品に対して不正アクセスをすることも比較的容易である。そのような不正アクセスに対処するために、不正利用者によるジッパー操作を防ぐ様々な手荷物ケース用のジッパーロックシステムが開発されてきた。
ジッパーのロックシステムの一つとして、複数のジッパースライダを相互にロックするものがある。そのようなシステムの例は、米国特許第4,395,891号明細書、米国特許出願公開第2005/0109072号明細書、米国特許第4,350,375号明細書、および中国実用新案登録第201403621号明細書に示されている。米国特許出願公開第2005/0109072号明細書および米国特許第4,395,891号明細書では、共通の開閉線に沿った2つのジッパースライダを相互にロックするロックシステムが組み込まれている。ただしこのような構成では、残念ながらジッパースライダを通常のジッパースライダより大きくする必要がある。さらに、これらのシステムでは非常に特殊なジッパースライダを必要とすることも望ましくない。米国特許第4,350,375号明細書では、ジッパーのジッパー引き手の1つにロックプレートが結合され、このロックプレートはもう一方のジッパー引き手の突起に結合するように構成されている。この構成では結果的に不当に大きなロックプレートを1つのジッパーに取り付けることになり、またもう一方のジッパー引き手の突起は、ユーザがこの引き手を掴んでジッパースライダを動かそうとする際にユーザに潜在的な傷害の危険性を与える。さらに、この構成は同一の開閉線上のジッパースライダ同士のロックに限定されることも望ましくない。中国実用新案登録第210403621号明細書では、ジッパースライダの相互固定に通常の南京錠を必要とする。このロックシステムでは、南京錠がジッパースライダに結合されていないときにはユーザが南京錠の所在を把握していなければならないので好ましくない。さらに、南京錠が誤配置されると、ユーザはジッパースライダを相互固定することができない。
別のジッパーロックシステムとして、手荷物ケースにロックを固定的に取り付ける方法がある。このシステムでは、ジッパー引き手はロックに固定されて、固定されたジッパー引き手のジッパースライダはそのジッパートラックに沿う移動が阻止される。通常、各ジッパー引き手に対してロック上にスロットを提供することにより、ジッパー引き手がロックに固定される。穴またはスロットを含むジッパー引き手の端部がそのスロット内に配置され、ロック内に保持されたピンやフックなどがジッパー引き手の穴またはスロット内に配置される。ピンやフックがジッパー引き手の穴またはスロット内に配置されると、ユーザが最初に正しい組合せをロックに入力するか、開錠するために鍵を利用するかしない限り、ピンまたはフックは穴から外れる移動が阻止される。ロックとジッパー引き手はさらに、ピンまたはフックがジッパー引き手の穴またはスロットから抜けない限りジッパー引き手がロックのスロットから外れないような構成となっている。こうしてジッパー引き手はロックに効果的に固定される。このロック構成の様々なタイプの構造及び操作の詳細は、米国特許第5,557,954号明細書、米国特許第6,807,832号明細書、欧州特許第1914369号明細書、国際公開第2008/34006号明細書に詳述されている。
このロックシステムの問題は、ロックに固定される各ジッパー引き手には、スロットとピンかフックが必要なことである。したがって、例えば4つのジッパー引き手を同時に1つのロックに固定しようとする場合、スロットとピンまたはフックを4つ必要とする。さらに、同時に固定される引き手の数が増えるとともに、ロックの複雑さとロックに必要な部品点数とが不本意に増加する。そしてさらに、すべてのジッパー引き手をロックに固定できるようにするためにはロックの寸法が大きくならざるを得ず、これはロックの重量を不本意に増大させる。そのような重量増加は比較的些細に見えるが、手荷物ケースに必要以上に重い部品があればそれらは積もり積もって手荷物ケース全体の重量を増大させ、結果として、航空会社の重量制限などのような各種の重量要求に合わせるために、ユーザが手荷物ケースに詰めることのできる物品の重量を減らすことになる。
米国特許第4,395,891号明細書 米国特許出願公開第2005/0109072号明細書 米国特許第4,350,375号明細書 中国実用新案登録第201403621号明細書 米国特許第5,557,954号明細書 米国特許第6,807,832号明細書 欧州特許第1914369号明細書 国際公開第2008/34006号 米国特許第4,790,156号明細書 国際公開第2013/037912号 オーストラリア特許出願公開第2010201766号明細書
したがって、改良された手荷物ケースの提供が望まれる。より具体的には、上記の課題への取り組みと既存構成に対するより広範な改良や代替とのいずれかまたは両方を行った、手荷物ケース用の改良されたジッパーロックシステムの提供が望まれる。
本発明によれば添付の特許請求の範囲に記載の手荷物用品が提供される。
本発明の一実施形態によれば、手荷物用品が少なくとも2つのジッパースライダと1つのロックを含んでよい。ロックは手荷物用品に取り付けられ、ロックには少なくとも1つのジッパー引き手受器が含まれてよい。少なくとも2つのジッパースライダの1つは、細長い本体に結合された係合機構を含む、第1ジッパー引き手に結合されていてもよい。少なくとも2つのジッパースライダの別の1つは、係合機構を貫通させて受容できる大きさの開口を持った細長い本体を含む第2ジッパー引き手に結合されていてもよい。少なくとも1つのジッパー引き手受器は係合機構を受容できる大きさとなっていてもよい。第2ジッパー引き手は、第1ジッパー引き手を第2ジッパー引き手の上に重ねて、係合機構を開口に貫通させて少なくとも1つのジッパー引き手受器内に配置させることによってロックに固定されてもよい。
ある実施形態では、第1ジッパー引き手は、第1開閉線に沿って配置される第1ジッパーの一部である。任意選択により、第1開閉線は、手荷物用品の主面に平行であり、略垂直な面に沿って手荷物用品を分割し、手荷物用品を蓋部と基部とに分離して手荷物用品内部の包囲空間へアクセス可能とする。
ある実施形態では、手荷物用品はポケットをさらに含み、第2ジッパー引き手は第2開閉線に沿って位置する第2ジッパーの一部であり、第2開閉線はポケットへのアクセスを与える。
ある実施形態では、第2ジッパー引き手は第2開閉線に沿って位置する第2ジッパーの一部であり、第2開閉線(234)は手荷物用品の主面に平行で、第2の略垂直な面に沿って手荷物用品を分割する。好ましくは、そのような実施形態においては、第1開閉線は手荷物用品を基部と中間部に分離して手荷物用品内部の包囲空間へのアクセスを可能とし、第2開閉線は手荷物用品を中間部と蓋部に分離して手荷物用品内部の包囲空間へのアクセスを可能とする。
ある実施形態においては、4つのジッパースライダと2つのジッパー引き手受器があってもよい。4つのジッパースライダのうちの第3のジッパースライダは、細長い本体に結合した係合機構を含む別の第1ジッパー引き手に結合していてもよい。4つのジッパースライダのうちの第4のジッパースライダは、別の第1ジッパー引き手の係合機構を貫通させて受容できる大きさの開口を有する細長い本体を含む別の第2ジッパー引き手に結合していてもよい。別の第2ジッパー引き手は、別の第1ジッパー引き手を別の第2ジッパー引き手の上に重ねて、その別の第1ジッパー引き手の係合機構を別の第2ジッパー引き手の開口に貫通させて2つのジッパー引き手受器の1つの中に配置させることによってロックに固定されてもよい。好ましくは、この別の第1ジッパー引き手は第1ジッパーの一部であり、別の第2ジッパー引き手は第2ジッパーの一部である。
ある実施形態では、第2ジッパー引き手もまた第1ジッパーの一部である。
好ましくは、係合機構がループを含んでいる。ループは、ロック開口を画定する略U字形または弓形のいずれかであってよい。任意選択により、少なくとも1つのジッパー引き手受器の1つはスロットである。好ましくはピンまたはフックがスロットと動作的に関連して、ループがスロット内にある場合に第1のジッバー引き手と任意選択で第2ジッパー引き手をロックへ固定するために、ロック開口を貫通して配置される。
手荷物用品のある実施形態では、ロックは組合せダイアル及び鍵穴の少なくとも1つを含んでいてもよく、好ましくは両方の構造を含んでいる。
手荷物用品のある実施形態では、各第1ジッパー引き手は、略平坦な上面及び下面を有する細長い本体を備え、その上面及び下面はその間に延在する細長い本体の側壁によって結合されており、かつ好ましくは各第1ジッパー引き手が、各第1ジッパー引き手の細長い本体内に形成された、細長い本体の長さに略平行なスロットをさらに備えている。
手荷物用品は好ましくは、前壁、後壁、側壁、上端壁、下端壁がすべて剛直で自立型である硬質手荷物ケースであるか、前壁、後壁、側壁、上端壁、下端壁の少なくともあるものの少なくともある部分が可撓性材料である軟質手荷物ケースであるか、のいずれかである。
例示としての以下の添付図面を参照して、本発明を説明する。
インターロック式ジッパー引き手を備えた手荷物ケースの正面斜視図である。 ロックに結合される前のインターロック式ジッパー引き手を示す、図1の手荷物ケースの上部分の拡大斜視図である。 ロックに結合されたインターロック式ジッパー引き手を示す、図1の手荷物ケースの上部分の拡大斜視図である。 1つのジッパーがロックに結合された状態を示す、図1の手荷物ケースの上部分の拡大斜視図である。 別の方式のインターロック式ジッパー引き手を示す、手荷物ケースの斜視図である。 さらに別の方式のインターロック式ジッパー引き手を示す、手荷物ケースの上部分の斜視図である。 インターロック式ジッパー引き手がロックに結合された状態を示す、図6の手荷物ケースの上部分の別の斜視図である。
図1では、手荷物ケース100のような、インターロック式ジッパー引き手のある手荷物用品の実施形態は、ユーザの持ち物を収納するための手荷物ケース100の包囲された内容積を画定する複数の壁から形成された一般的に直方体構造を含む。手荷物ケース100は、手荷物ケース100の主面たる前面及び後面を形成する対向する前壁、後壁102、104と、手荷物ケース100の側面を形成する対向する側壁106、108と、手荷物ケース100の上面、下面を形成する対向する上端壁、下端壁110、112とを含んでいてよい。全体として、壁102、104、106、108、110、112が手荷物ケース100の外側構造を画定し、それが包囲された内容積を画定する。
手荷物ケース100は、外部構造が織物などの一般的に柔軟な材料で形成された、普通ソフトケースとして知られる種類の物であってもよい。これらの柔軟な材料はフレームやボードで支えられて、手荷物ケース100の形状を維持していてもよい。フレームは、プラスチック、複合材料、金属、あるいはその他の構造材料を使用して形成されていてもよいし、ボードは一般的にはポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)などのプラスチックで形成されていてもよい。手荷物ケース100は図にはソフトケースとして示されているが、外部構造とケースの壁が比較的剛性の高い、一般的にハードケースとして知られる種類の物であってもよい。ハードケースに関しては、手荷物ケース100の外部構造が、例えばプラスチック(例えば、複合プラスチック、アクリロニトリルブタジエンスチレン、高分子、熱可塑性樹脂など)であってもよく、また押出加工、モールド成形、ブロー成形などによって製造されていてもよい。手荷物ケース100はまた、混合型であって、ソフトケースとハードケースの特徴が組合わされて、ある部分は硬質で、他の部分は軟質である手荷物ケース100となっていてもよい。または、手荷物ケースは、ビジネス用カバン、パソコン用カバン、または開口部がジッパーで固定されるそのほかの類似の種類のカバンであってもよい。ただし好ましくは、手荷物ケース100はジッパーで閉じられるスーツケースである。
手荷物ケース100は、主面に平行な第1開閉線114を持つ、略垂直な面に沿って分割されてもよい。手荷物ケース100は、前壁102を含む蓋部116と、後壁104を含む基部118とを含んでよい。図1に示す実施形態において、第1開閉線114は前面よりも後面に近く配置されて、基部118が後壁104と、側壁106、108、上端壁110、下端壁112の半分未満とを含み、蓋部116が前壁102と、側壁106、108、上端壁110、下端壁112の半分超とを含むようになっていてもよい。他の実施形態においては、第1開閉線114は他の所望位置にあって、中間部により近いか、前面により近くなっていてもよい。第1開閉線114が中間部により近い場合には、基部118には後壁104と、側壁106、108、上端壁110、下端壁112の約半分とが含まれ、蓋部116には前壁102と、側壁106、108、上端壁110、下端壁112の約半分とが含まれる。第1開閉線114が前面により近い場合には、蓋部116には主として前壁102が含まれ、基部118には後壁104と、側壁106、108、上端壁110、下端壁112の大部分とが含まれる。
手荷物ケース100は、伸縮ハンドルを含んでもよく、これは手荷物ケース100の上端壁110よりも上に、ユーザが保持するのに好適な高さの位置まで延伸させることができる。伸縮ハンドルは手荷物ケース100を引いたり、ある方向に向けたり、ホイール移動させたりするのに使用できる。本実施形態の手荷物ケース100においては、伸縮ハンドルは、把持部が手荷物ケース100の後面に平行となっていて、ユーザがハンドルを用いて手荷物ケース100を押したり引いたりする。この実施形態において伸縮ハンドルは、手荷物ケース100の後面に隣接し、かつその中央部において、手荷物ケース100から折畳み式に延伸する。そして、把持部によって1つの上端で相互接続される2つの平行チューブを含んでいる。伸縮ハンドルは、手荷物ケース100の上端壁110を実質的に超えない、後退位置まで移動可能であり、そこでは把持部は上端壁110とほぼ同一面かそれに近い位置にある。手荷物ケース100はまた、手荷物ケース100を容易に運んだり持ち上げたりすることができるように、1つ以上の固定キャリーハンドルを備えていてもよい。上部固定ハンドル120は図に示すように上端壁110上に配置されていてもよい。この代わりまたはこれに追加して、1つ以上の固定ハンドルが、手荷物ケース100の右側壁108、左側壁106、下端壁112の少なくとも1つに配置されてもよい。
スピナーホイールアセンブリ122が、手荷物ケース100の下面近くの少なくとも1つの壁面、これは下端壁112であることが多いが、に取り付けられてもよい。各スピナーホイールアセンブリ122は手荷物ケース100の隅に近接して配置されてもよい。各スピナーホイールアセンブリ122は、スピナーフォークブラケット126に回転可能に取り付けられてホイール軸を中心に回転する1つ以上のスピナーホイール124を含んでもよい。ホイール軸は一般的に水平で、手荷物ケース100の下端壁112に平行となっており、スピナーフォークブラケット126は手荷物ケース100の下端壁112に回転可能に取り付けられて、手荷物ケース100の下端壁112に直交する、ほぼ垂直な回転軸を中心として回転してよい。そのような構成とすることで、スピナーホイール124は、2つの直交する軸、すなわち水平のホイール軸と垂直のスピナー軸を中心に回転可能となる。
これに代わる実施形態では、スピナーホイールアセンブリ122は、手荷物ケース100の後壁104の近くにそれぞれ取り付けられた一対の固定軸ホイールで置き換えられてもよい。固定軸ホイールは、後壁104にほぼ平行な、共通のほぼ水平な固定軸を中心に回転する。各固定軸ホイールは手荷物ケース100の下端隅に配置されてもよい。すなわち、各固定軸ホイールは、手荷物ケース100の下端で1つの側壁106、108の近くに配置されてもよい。固定軸ホイールの周辺の縁と端部は手荷物ケース100の下端壁112から所定の距離だけ飛び出しており、固定軸ホイールと、手荷物ケース100の前面に近い、手荷物ケース100の下端から突き出ている1つ以上の脚とで、手荷物ケース100が地面の上に直立状態で支持されるようになっている。
蓋部116は側壁に沿ってヒンジ128によって通常の方法で基部118に接続されていてもよい。手荷物ケース100は第1開閉線114で開かれて内容積にアクセスされてもよい。ヒンジ128は、布片で、ジッパー付きまたはジッパーなし、あるいは他の任意の周知の方法で形成されていてもよい。ある実施例では、手荷物ケース100は左側壁106または右側壁108に沿ってヒンジ接続されていてもよい。別の実施例では、手荷物ケース100は、手荷物ケース100の底面またはその他の任意の面に沿ってヒンジ接続されていてもよい。第1開閉線114の周囲に沿って配置された第1ジッパー130が蓋部116を基部118に固定して手荷物ケース100を開閉する。
手荷物ケース100はさらに、手荷物ケースの包囲された内部を小さい部分に分けるポケット132を含んでもよい。ポケット132へは第2開閉線134により、手荷物ケース100の外表面からアクセスしてもよい。第2開閉線134は、第2開閉線134に沿って配置された第2ジッパー136を利用して選択的に開閉を行うことができる。
図2〜4では、第1ジッパー130と第2ジッパー136が、それぞれ第1ジッパートラック138と第2ジッパートラック140を含んでもよい。第1ジッパートラック138と第2ジッパートラック140のそれぞれには一対のジッパーテープが含まれ、そこには1つ以上のジッパースライダ142、144を利用して選択的にインターロックできるインターロック歯があってよい。図に示す手荷物ケース100の実施形態においては、第1ジッパー130が2つの第1ジッパースライダ142を含み、第2ジッパー136が2つの第2ジッパースライダ144を含んでいる。これに代わる実施形態においては、第1ジッパー130と第2ジッパー136の少なくとも一方が、1つの第1ジッパースライダ142と第2ジッパースライダ144とをそれぞれ含んでいてもよい。第1ジッパー130については、各第1ジッパースライダ142が、第1ジッパースライダ142に結合した第1ジッパー引き手146を含み、第1ジッパースライダ142の第1ジッパートラック140に沿う移動を可能とする。第1ジッパー130と同様に、第2ジッパー136のための各第2ジッパースライダ144が、第2ジッパースライダ144に結合した第2ジッパー引き手148を含み、第2ジッパースライダ144の第2ジッパートラック140に沿う移動を可能とする。
第1ジッパー130に関しては、各第1ジッパー引き手146が本体150を含んでよい。本体150は、上面及び下面152がその上面及び下面152の間に延伸する本体の側壁154により結合されている細長い本体であってよい。上面及び下面152は図2に示すように略平坦であって互いに平行であるか、または上面及び下面152が本体150の長手軸の周りに捩じられるか曲げられたような他の形態となっていてもよい。本体150は、第1ジッパースライダ142から、第1ジッパー引き手146の自由端156までの距離によって画定される長さを持ち、また細長い本体150の側壁154同士の間の距離によって画定される幅を持っていてもよい。長さは幅よりも大きくてもよい。本体150に対するそのような構成は、第1ジッパー引き手146を使って、各第1ジッパースライダ142を第1ジッパートラック138に沿って移動させるときに、ユーザが比較的掴みやすい物体を提供する。本体150の自由端で、本体150は任意選択で曲がっていて、細長い本体150の長手軸に対してほぼ横方向に延びていてもよい。第1ジッパー引き手146を使って各第1ジッパースライダ142を第1開閉線114に沿って移動させるためにユーザが把持するのに都合のよいものでありさえすれば、本体150は他の構成も可能である。
任意選択により、スロット158またはその類似物が各第1ジッパー引き手146の本体150に形成されて、第1ジッパー引き手146の重量を軽減してもよい。このスロット158は一般的に本体150の長さに平行となっていて、第1ジッパースライダ142上のスライダループ160またはそれに類似のものがこのスロット158も貫通して、第1ジッパー引き手146を各第1ジッパースライダ142に結合させてもよい。
各第1ジッパー引き手146はさらに、本体150から延伸する係合機構162を含んでもよい。ある実施形態においては、係合機構は本体150の下の平坦面から横方向に、本体150の側壁154に略平行に延伸してもよい。他の実施形態では、係合機構162は本体150の側壁154から横方向に、本体150の上面及び下面152の少なくとも1つに略平行に延伸してもよい。係合機構はロック開口164を画定し、ロック開口164が手荷物ケース100に取り付けられたロック166のピンやフックなどを貫通させて受けて第1ジッパー引き手146をロック166に固定することができるようになっていてもよい。
係合機構は、ループ、突起または任意のその他の好適な構造であってよい。係合機構162がループ形状である場合には、ループは一般的にU字形、弓形、またはその他の任意の好適な形状であって、第1ジッパー引き手146の自由端156に近接して配置されていてもよい。ループ162は、それ自身で、または本体150と一体となって、ロック開口164を画定してもよい。
ロック166は組合せダイアル168と鍵穴170を備えていてもよい。ロック166はさらに、ロック166のハウジング174内に画定されて、第1ジッパー引き手146の係合機構162の少なくとも一部を受ける、ジッパー引き手受器172を含んでもよい。ジッパー引き手受器は、スロットまたは穴、または係合機構162の少なくとも部分を受けることができるその他の任意の好適な構造となっていてよい。
操作時に係合機構162の十分な部分がジッパー引き手受器172の内部に配置されると、ロック166のハウジング174内に保持されたピンやフックなどがロック開口164を通して配置され、係合機構162がジッパー引き手受器172から外れることを阻止して、第1ジッパー引き手146をロック166に固定してもよい。ロック166と第1ジッパー引き手146はさらに、ピンやフックなどをロック開口164から取り去るまでは、第1ジッパー引き手146をロック166のジッパー引き手受器172から外すことができないように構成されている。こうして第1ジッパー引き手146がロック166に効果的に固定される。さらに、ピンやフックなどがロック開口164内に配置されると、ユーザが最初にロックの組合せダイアル168を使って正しい組合せを入力するか、鍵穴170に挿入した鍵を利用してロック166のハウジング174内に保持されているロック機構を解放しない限り、ピンやフックなどがロック開口164から外れる運動は阻止される。
係合機構162を持ったそれぞれの第1ジッパー引き手146に対して、1つのジッパー引き手受器172があってもよい。したがって、図1に示す手荷物ケース100の実施形態では係合機構162を有する第1ジッパー引き手146が2つあるので、ロック166には2つのジッパー引き手受器172がある。各ジッパー引き手受器172には、各ジッパー引き手受器172が受容したそれぞれの係合機構162をロック166に固定するためのピンやフックなどが含まれてもよい。
第2ジッパー136に関しては、各第2ジッパー引き手146には係合機構162がないことを除けば、各第2ジッパー引き手148は第1ジッパー引き手146とほぼ同じであってよい。こうして各第2ジッパー引き手148は、スロットなどのような開口178を持つ、細長い本体のような本体176の形態であってよい。ただし各第2ジッパー引き手148に関しては、開口178が第1ジッパー引き手148のループ162を貫通させて受けられるほどの大きさである。さらに、第1と第2のジッパー引き手146、148の本体150、176の長さは十分長くなっていて、各本体150、176上の第1ジッパー引き手146の係合機構162と第2のジッパー引き手148の開口178との配置が、第1ジッパー引き手146が第2ジッパー引き手148に重なった時に第1ジッパー引き手146の本体150から延びる係合機構162が第2のジッパー引き手148の開口178を貫通するようになっている。これにより、第2ジッパー引き手148が実質的に掛け金として機能するので、対応する第1ジッパー引き手146を用いて第2ジッパー引き手148をロック166に固定することが可能となる。
具体的には第2ジッパー引き手148がロック166と対応する第1ジッパー引き手146との間に配置されて、第1ジッパー引き手146が第2ジッパー引き手148の上に重なるようになっていてもよい。第1ジッパー引き手146の係合機構162は、第2ジッパー引き手148にある開口178を突き抜けてロック166のジッパー引き手受器172の中に入り、第1ジッパー引き手146をロック166に固定するようになっていてもよい。こうすれば、まず第1ジッパー引き手146をロック166から外さなければ、係合機構162を第2ジッパー引き手148の開口178から外すことができないので、第2ジッパー引き手148がロック166に固定される。このようなシステムの利点は、手荷物ケース100に固定取付けされたロック166の1つのジッパー引き手受器172を用いて、2つのジッパー引き手146、148をロック166に固定できることである。こうして、図1〜4に示す手荷物ケース100の実施形態に関しては、ロック166上の2つのジッパー引き手受器172を利用して4つのジッパー引き手146、148をロック166に同時固定することができる。このとき2つのジッパー引き手146は第1ジッパースライダ142に関連し、残りの2つのジッパー引き手148は第2ジッパースライダ144に関連する。
図4に示すように、ユーザは所望により第1ジッパー引き手146のみをロック166に固定することも可能である。具体的には、第2ジッパー引き手148の開口178に第1ジッパー引き手146の係合機構162を通さずに、第1ジッパー引き手の係合機構162を単純にロック166のジッパー引き手受器172の中へ挿入してもよい。この構成では、関連する第2ジッパー引き手148のロック166への固定なしに、第1ジッパー引き手146がロック166へ固定され、ユーザは図4に示すように第1ジッパー引き手146のみをロック166に固定することが可能となる。
第1ジッパー引き手146に係合機構162があるとして説明および図示し、また、第2ジッパー引き手148に係合機構162を受ける大きさの開口178があるとして説明および図示したが、対応する第1と第2のジッパー引き手146、148のそれぞれに対して、1つのジッパー引き手146、148が係合機構162を持ち、もう1つが好適な大きさの開口178を持っていさえすれば、第1ジッパー引き手146と第2ジッパー引き手148は任意の組合せで係合機構162と、その係合機構162用の大きさの開口178を持っていてもよい。例えば、2つの第2ジッパー引き手148が係合機構162を持ち、2つの第1ジッパー引き手146がその係合機構162を貫通して受けられる大きさの開口178を持っていてもよい。別の例としては、1つの第1ジッパー引き手146が係合機構162を持ち、対応する第2ジッパー引き手148が好適な大きさの開口178を持ち、そして、もう1つの第1ジッパー引き手146が好適な大きさの開口178を持ち、それに対応する第2ジッパー引き手148が係合機構162を持っていてもよい。
図5は、インターロック方式のジッパー引き手を有する、手荷物ケース200のような手荷物用品の別の実施形態を示している。手荷物ケース200には、上壁、下壁、左側壁、右側壁に沿って手荷物ケースの周囲の周りに延在して、蓋部216を基部218から分離する中間部290が含まれることを除くと、第2の実施形態の手荷物ケース200は第1の実施形態の手荷物ケース100とほぼ同じであってよい。さらにこの第2の実施形態では、第1開閉線214が中間部と基部218の間に配置されて、手荷物ケース200を開閉するのに基部218を中間部290に固定し、第2開閉線234が中間部290と蓋部216の間に配置されて、手荷物ケース200を開閉するのに蓋部216を中間部290に固定する。したがってこの第2の実施形態では、第1と第2の開閉線214、234のそれぞれは手荷物ケース200の主面に平行であり、手荷物ケース200をほぼ垂直面に沿って分割する。さらに、第1開閉線214は手荷物ケース200を基部218と中間部290の間で分離して、手荷物ケース200内の包囲空間へのアクセスを可能とし、第2開閉線234は手荷物ケース200を中間部290と蓋部216の間で分離して、これもまた手荷物ケース200内の包囲空間へのアクセスを可能とする。
手荷物ケース200の第1の実施形態と同様に、手荷物ケース200の第2の実施形態は、それぞれ第1開口線214、第2開口線234に関連する第1ジッパー230と第2ジッパー236とを含んでいてもよい。手荷物ケース200の第2の実施形態に関しては、第1ジッパー230と第2ジッパー236が、手荷物ケース200の第1の実施形態の第1ジッパー130と第2ジッパー136と実質的に同じであり、実質的に同様に作用する。こうして、手荷物ケース200の第1の実施形態と同様に、第1ジッパー230と第2ジッパー236のそれぞれに対する2つのジッパー引き手246、248を、1つのジッパー引き手受器172を用いてロック166に同時に固定することができる。さらに、手荷物ケース100の第1の実施形態と同様に、4つのジッパー引き手246、248を同時にロック166に固定するために、ロック166に2つのジッパー引き手受器172が含まれてもよい。ここで、2つのジッパー引き手246が第1ジッパー230に関連しており、残りの2つのジッパー引き手248が第2ジッパー236に関連している。
図6と図7は、インターロック方式のジッパー引き手を有する、手荷物ケース300のような手荷物用品の別の実施形態を示している。この実施形態において手荷物ケース300はハードケース構造であってもよい。手荷物ケース300には、手荷物ケース300の蓋部316を手荷物ケース300の基部318に固定するための、第1開閉線314に係わる第1ジッパー330が含まれている。第1ジッパー330には2つの第1ジッパースライダ342が含まれてもよい。各ジッパースライダ342には関連するジッパー引き手346a、346bが含まれ、これを第1ジッパー引き手346aと第2ジッパー引き手346bと呼んでもよい。各ジッパー引き手346a、346bには、概して細長の本体350が含まれ、これは第1ジッパースライダ342に関連するジッパー引き手346a、346bの近くで湾曲し、第1ジッパースライダ342同士が相互に隣接して配置された場合に第1ジッパー引き手346aが第2ジッパー引き手346bの上に重なるようになっていてもよい。さらに、上記の実施形態と同様に、第1ジッパー引き手346aが、ロック用開口364を画定し得る係合機構362を含み、これがロック366の第2ジッパー引き手受器372の中に受容され、第2ジッパー引き手346bが、その中を貫通して係合機構362を受けるような寸法となっている開口378を含んでいてもよい。したがってこの実施形態においては、1つのジッパー引き手受器372を用いて第1ジッパー330に関連する2つのジッパー引き手346a、346bをロック366に結合する。
より具体的には、第2ジッパー引き手346bは第1ジッパー引き手346aとの間に配置されてもよい。前の実施形態に関して既述したように、係合機構362は、第2ジッパー引き手346bの開口378を貫通してロック366のジッパー引き手受器372の内部に配置されて第1ジッパー引き手346aをロック366に固定し、そうすることで第2ジッパー引き手346bをロック366に固定してもよい。ジッパー引き手346a、346bをロック366に固定することで、関連する第1ジッパースライダ342の第1開閉線314に沿う移動が阻止される。さらに、手荷物ケース100の第1と第2の実施形態と同様に、第1ジッパー引き手346aをロック366から解放するまでは、両方のジッパー引き手346a、346bがロック366に固定されたままになる。
本発明による装置および関連する方法を、操作原理を説明するために特定の実施形態を参照して記述した。したがって上記の記述は説明のためのものであって、限定のためのものではない。本明細書による教示を見れば、記述した実施形態に対する様々な修正や変更が当業者には明らかであろう。当業者は例えば、本明細書には明示的に表示または記述されていないが、記述された原理を具現化し、それゆえ本発明の趣旨と範囲内にある、様々なシステム、構成、および方法を考案することは可能であろう。したがって、そのような開示した実施形態のすべての変更、変形、修正は、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲内にあることが意図されている。
適切である場合には、共通の構造及び方法の特徴に対して共通の参照用語が用いられる。ただし、類似または同一の構造または方法の要素に対して、記述上の目的により固有の参照用語が使用されることもある。そのように、類似または同一の構造または方法の要素に対する共通または異なる参照用語の使用は、本明細書において記述する以上の類似性または相違性を意味することを意図していない。
すべての相対的で方向性を持つ参照用語(上方、下方、上方向、下方向、左、右、左方向、右方向、上部、底部、側、上、下、前、中間、後、垂直、水平などを含む)は、本明細書で記述した特定の実施形態を読者が理解する助けとするための例として与えられるものである。これらは、特許請求の範囲に明記されない限りは、特に本発明の位置、方向、又は利用に関する要求または制限として理解されるべきではない。接続に関する参照用語(取り付ける、連結する、接続する、接合する、など)は、広義に理解されるべきであって、要素同士の接続、及び要素同士の相対運動の間に中間的な部材が含まれていてもよい。そのように、接続を表す参照用語は、特許請求の範囲に明記されない限り、必ずしも2つの要素が直接接続されていて相互に固定関係にあることを暗示するものではない。
本発明の原理および操作方式が好適な実施形態により説明され図示された。ただし、本発明はその技術的思想と範囲から乖離することなしに、具体的に説明されて図示されたものとは違う形で実行され得ることを理解されたい。
ジッパーのロックシステムの一つとして、複数のジッパースライダを相互にロックするものがある。そのようなシステムの例は、米国特許第4,395,891号明細書、米国特許出願公開第2005/0109072号明細書、米国特許第4,350,375号明細書、および中国実用新案登録第201403621号明細書に示されている。米国特許出願公開第2005/0109072号明細書および米国特許第4,395,891号明細書では、共通の開閉線に沿った2つのジッパースライダを相互にロックするロックシステムが組み込まれている。ただしこのような構成では、残念ながらジッパースライダを通常のジッパースライダより大きくする必要がある。さらに、これらのシステムでは非常に特殊なジッパースライダを必要とすることも望ましくない。米国特許第4,350,375号明細書では、ジッパーのジッパー引き手の1つにロックプレートが結合され、このロックプレートはもう一方のジッパー引き手の突起に結合するように構成されている。この構成では結果的に不当に大きなロックプレートを1つのジッパーに取り付けることになり、またもう一方のジッパー引き手の突起は、ユーザがこの引き手を掴んでジッパースライダを動かそうとする際にユーザに潜在的な傷害の危険性を与える。さらに、この構成は同一の開閉線上のジッパースライダ同士のロックに限定されることも望ましくない。中国実用新案登録第201403621号明細書では、ジッパースライダの相互固定に通常の南京錠を必要とする。このロックシステムでは、南京錠がジッパースライダに結合されていないときにはユーザが南京錠の所在を把握していなければならないので好ましくない。さらに、南京錠が誤配置されると、ユーザはジッパースライダを相互固定することができない。
図2〜4では、第1ジッパー130と第2ジッパー136が、それぞれ第1ジッパートラック138と第2ジッパートラック140を含んでもよい。第1ジッパートラック138と第2ジッパートラック140のそれぞれには一対のジッパーテープが含まれ、そこには1つ以上のジッパースライダ142、144を利用して選択的にインターロックできるインターロック歯があってよい。図に示す手荷物ケース100の実施形態においては、第1ジッパー130が2つの第1ジッパースライダ142を含み、第2ジッパー136が2つの第2ジッパースライダ144を含んでいる。これに代わる実施形態においては、第1ジッパー130と第2ジッパー136の少なくとも一方が、1つの第1ジッパースライダ142と第2ジッパースライダ144とをそれぞれ含んでいてもよい。第1ジッパー130については、各第1ジッパースライダ142が、第1ジッパースライダ142に結合した第1ジッパー引き手146を含み、第1ジッパースライダ142の第1ジッパートラック138に沿う移動を可能とする。第1ジッパー130と同様に、第2ジッパー136のための各第2ジッパースライダ144が、第2ジッパースライダ144に結合した第2ジッパー引き手148を含み、第2ジッパースライダ144の第2ジッパートラック140に沿う移動を可能とする。
第2ジッパー136に関しては、各第2ジッパー引き手148には係合機構162がないことを除けば、各第2ジッパー引き手148は第1ジッパー引き手146とほぼ同じであってよい。こうして各第2ジッパー引き手148は、スロットなどのような開口178を持つ、細長い本体のような本体176の形態であってよい。ただし各第2ジッパー引き手148に関しては、開口178が第1ジッパー引き手146のループ162を貫通させて受けられるほどの大きさである。さらに、第1と第2のジッパー引き手146、148の本体150、176の長さは十分長くなっていて、各本体150、176上の第1ジッパー引き手146の係合機構162と第2のジッパー引き手148の開口178との配置が、第1ジッパー引き手146が第2ジッパー引き手148に重なった時に第1ジッパー引き手146の本体150から延びる係合機構162が第2のジッパー引き手148の開口178を貫通するようになっている。これにより、第2ジッパー引き手148が実質的に掛け金として機能するので、対応する第1ジッパー引き手146を用いて第2ジッパー引き手148をロック166に固定することが可能となる。

Claims (15)

  1. 手荷物用品であって、
    少なくとも2つのジッパースライダ(142、144、342)と、
    少なくとも1つのジッパー引き手受器(172、372)を含み、前記手荷物用品に取り付けられたロック(166、366)と、
    を備え、
    前記少なくとも2つのジッパースライダの1つ(142、342)は、細長い本体(150、350)に結合した係合機構(162、362)を備える第1ジッパー引き手(146、246、346a)に結合しており、
    前記少なくとも2つのジッパースライダの別の1つ(144、342)は、前記係合機構(162、362)を貫通させて受容できる大きさの開口(178、378)を有する細長い本体(176、350)を備える第2ジッパー引き手(148、248、346b)に結合しており、
    前記少なくとも1つのジッパー引き手受器(172、372)は前記係合機構(162、362)を受容できる大きさとなっており、
    前記第2ジッパー引き手(148、346b)は、前記第1ジッパー引き手(146、246、346a)を前記第2ジッパー引き手(148、248、346b)の上に重ねて、前記係合機構(162、362)を前記開口(178、378)に貫通させて前記少なくとも1つのジッパー引き手受器(172、372)内に配置させることによって前記ロック(166、366)に固定される、ことを特徴とする、手荷物用品。
  2. 前記第1ジッパー引き手(146、246、346a)は、第1開閉線(114、214、314)に沿って配置された第1ジッパー(130、230、330)の一部である、請求項1に記載の手荷物用品。
  3. 前記第1開閉線(114、214、314)は、前記手荷物用品の主面に平行であり、略垂直な面に沿って前記手荷物用品を分割し、前記手荷物用品を蓋部(116)と基部(118)とに分離して前記手荷物用品内部の包囲空間へアクセス可能とする、請求項2に記載の手荷物用品。
  4. 前記手荷物用品はポケット(132)をさらに含み、前記第2ジッパー引き手(148)は第2開閉線(134)に沿って配置される第2ジッパー(136)の一部であり、前記第2開閉線(134)は前記ポケット(132)へのアクセスを与える、請求項2及び請求項3のいずれか一項に記載の手荷物用品。
  5. 前記第2ジッパー引き手(248)は第2開閉線(234)に沿って配置される第2ジッパー(236)の一部であり、前記第2開閉線(234)は前記主面に平行であり、第2の略垂直な面に沿って前記手荷物用品を分割する、請求項2及び請求項3のいずれか一項に記載の手荷物用品。
  6. 前記第1開閉線(214)は前記手荷物用品を基部(218)と中間部(290)に分離して前記手荷物用品内部の包囲空間へのアクセスを可能とし、前記第2開閉線(234)は前記手荷物用品を前記中間部(290)と蓋部(216)に分離して前記手荷物用品内部の包囲空間へのアクセスを可能とする、請求項5に記載の手荷物用品。
  7. 前記少なくとも2つのジッパースライダ(142、144)は4つのジッパースライダ(142、144)を備え、
    前記4つのジッパースライダ(142)のうちの第3のジッパースライダは、細長い本体(150)に結合した係合機構(162)を備える別の第1ジッパー引き手(146、246)に結合しており、
    前記4つのジッパースライダ(144)のうちの第4のジッパースライダは、前記別の第1ジッパー引き手(146、246)の前記係合機構(162)を貫通させて受容できる大きさの開口(178)を有する細長い本体(176)を備える別の第2ジッパー引き手(148、248)に結合しており、
    前記少なくとも1つのジッパー引き手受器(172)は、2つのジッパー引き手受器(172)からなり、
    前記別の第2ジッパー引き手(148)は、前記別の第1ジッパー引き手(146、246)を前記別の第2ジッパー引き手(148、248)の上に重ねて、前記別の第1ジッパー引き手(148、248)の前記係合機構(162)を前記別の第2ジッパー引き手(148)の開口(178)に貫通させて前記2つのジッパー引き手受器(172)の1つの中に配置させることによって前記ロック(166)に固定される、請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の手荷物用品。
  8. 前記別の第1ジッパー引き手(146、246)は前記第1ジッパー(130、230)の一部であり、前記別の第2ジッパー引き手(148)は前記第2ジッパー(136、246)の一部である、請求項7に記載の手荷物用品。
  9. 前記第2ジッパー引き手(346b)もまた前記第1ジッパー(330)の一部である、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の手荷物用品。
  10. 前記係合機構(162、362)はループを備え、前記ループは好ましくは、ロック開口(164、364)を画定する略U字形または弓形のいずれかである、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の手荷物用品。
  11. 前記少なくとも1つのジッパー引き手受器(173、372)の1つはスロットを備え、好ましくはピンまたはフックが前記スロットと動作的に関連しており、前記ループが前記スロット内にある場合に、前記第1ジッパー引き手(146、246、346a)と任意選択で前記第2ジッパー引き手(148、248、346b)とを前記ロック(166)へ固定するために前記ピンまたは前記フックが前記ロック開口(164、364)を貫通して配置される、請求項10に記載の手荷物用品。
  12. 前記ロック(166、366)は、組合せダイアル(168)及び鍵穴(170)の少なくとも1つを含んでいる、請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の手荷物用品。
  13. 各第1ジッパー引き手(146、246)は、略平坦な上面及び下面(152)を有する細長い本体(150)を備え、前記上面及び下面(152)は、前記上面及び下面の間に延在する前記細長い本体(150)の側壁(154)によって結合されており、かつ好ましくは各第1ジッパー引き手(146、246)は、各第1ジッパー引き手(146、246)の前記細長い本体(150)内に形成され、前記細長い本体(150)の長さに略平行であるスロット(158)をさらに備える、請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の手荷物用品。
  14. 硬質の手荷物ケースを備え、前記手荷物ケースの前壁、後壁、側壁、上端壁、下端壁(102、104、106、108、110、112)はすべて剛直で自立型である、請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の手荷物用品。
  15. 軟質の手荷物ケースを備え、前記手荷物ケースの前壁、後壁、側壁、上端壁、下端壁(102、104、106、108、110、112)のうちの少なくともあるものの少なくともある部分は可撓性材料である、請求項1〜請求項14のいずれか一項に記載の手荷物用品。
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