JP2015196281A - 家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法及び家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体 - Google Patents
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Abstract
【課題】家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法及び該製造方法により得られる家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体を提供する。【解決手段】予熱された金型であって、上記金型は、上部金型と下部金型からなる金型であり、上記金型の上部金型及び下部金型が、それぞれ一側において、互いに枢着され、上記下部金型の内部において、上記軟質発泡体の形状に対応した所定の成形キャビティが形成され、ポリウレタン(PU)合成皮革が、上記成形キャビティ内に固定され、また、上記成形キャビティに、ポリウレタン(PU)液体を、十分に注入し、上記ポリウレタン(PU)液体が、上記成形キャビティにおいて、発泡成形されて、上記ポリウレタン(PU)合成皮革と、互いに熱溶接し、ポリウレタン(PU)合成皮革を含む軟質発泡体が形成される。【選択図】図2
Description
本発明は、家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法及び該製造方法により得られる家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体に関するものであり、さらに詳しくは、大幅に製造時間を低下でき、品質及び使用安全性が向上した軟質発泡体の製造方法、家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体及び金型により製造された皮質層を有する軟質発泡体に関するものである。
壁装飾は、室内装飾において、極めて重要である。従来の壁装飾構造は、木材や布料及び壁紙や防火材等の材料を利用し、装飾作業者により、それぞれを、必要とするサイズに裁断して、壁に粘着又は嵌設することにより、美観や快適な壁装飾が行われてきた。
しかしながら、従来の壁装飾方式は、複雑な工事プロセスや長い工事時間を必要とするため、全体として、工事コストが高くなる場合が多いという問題が指摘されてきた。例えば、装飾に、皮革や布料の材料を使用する場合、皮革や布料に対して、折り線を作ったり、引っ張り紐を接合する必要があった。そして、特に、皮革などの場合、引張り加工等が必要となり、または、ベースとして、フォームや木板或いはパーティクルボードを取り付けることにより、その上で、皮革や布料をフォームや木板或いはパーティクルボードに固定することができるようになり、さまざまな異なる紋様ラインが形成されて、壁装飾の美感を得ることができるという状態にあった。さらに、壁を装飾し直す場合には、作業者が、膨大の人力や時間を使って、それぞれ、取り外さなければならないという煩雑な作業上の問題があった。
従って、本発明の課題は、軟質感、優れた触感を有する家具装飾用具等の室内装飾材料を迅速かつ簡素に製造することができ、また、生産時間及び生産コストの低減可能な前記材料の製造方法及び該製造方法により得られる室内装飾材料を提供することにある。
そこで、本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、予め、異なる大きさや形状の金型を、作製して、同時に、上記軟質発泡体とポリウレタン(PU)合成皮革を成形することにより、迅速且つ簡単に室内装飾材料を製造することができると共に、得られた材料が軟質感などの利点を有するものである点、及び大幅に、生産時間やコストを節約でき、また、配列組立てにより、多様化が実現され、室内装飾の材料としての活用が向上し、さらに、より良い触感が得られ、視覚の質感や使用安全性が改良される点に着目し、かかる知見に基いて本発明を完成した。
すなわち、本発明に係る家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法によれば、予熱された金型であって、上記金型は、上部金型と下部金型からなる金型であり、上記金型の上部金型及び下部金型が、それぞれ、一側により、互いに枢着され、上記下部金型の内部において、上記軟質発泡体の形状に対応した所定の成形キャビティが形成され、ポリウレタン(PU)合成皮革が、上記成形キャビティ内に固定され、また、上記成形キャビティに、ポリウレタン(PU)液体を、十分に注入し、上記ポリウレタン(PU)液体が、上記成形キャビティにおいて、発泡成形されて、上記ポリウレタン(PU)合成皮革と、互いに、熱溶接して、ポリウレタン(PU)合成皮革を含む軟質発泡体が形成されることを特徴とするものである。
本発明に係る家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体を構成する「ポリウレタン(PU)合成皮革」は、ポリウレタンを原料として製造されたシート材料を意味するものであり、編織布にポリウレタン樹脂を表面層樹脂として塗布することにより得られるもののほか、ポリウレタンを原料として得られる皮膜成形体等を包含するものである。製造方法としては、特に限定されるものではなく、ポリウレタン樹脂液を離型紙上で固化させる方法により得られる皮膜成形体、又はポリウレタン樹脂液を布帛上に塗布後、非溶剤中で多孔質層に凝固する方法により得られる皮膜成形体、その他のポリウレタンの皮膜形状成形体を用いることができる。
また、軟質発泡体を、発泡形成により得るための材料成分としての、ポリエーテルポリオールとしては、ポリアルキレングリコール、例えば、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のウレタンポリマー及びポリウレタンの製造において通常用いられるものを採用することができる。メチレンビス(フェニルイソシアネート)についても、トリレンジイソシアネート等の他のイソシアネート、特に、2官能のポリイソシアネートを用いることができる。
かくして、請求項1に係る発明によれば、
予熱された金型であって、上記金型が、上部金型と下部金型からなる金型であり、上記金型の上部金型及び下部金型が、それぞれ、一側において、互いに枢着され、下部金型の内部において、軟質発泡体の形状に対応した所定の成形キャビティが形成されてあり、ポリウレタン(PU)合成皮革が、上記成形キャビティ内に固定され、さらに、上記成形キャビティに、ポリウレタン(PU)液体を十分に注入し、上記ポリウレタン(PU)液体が、上記成形キャビティにおいて、発泡成形されて、上記ポリウレタン(PU)合成皮革と、互いに熱溶接し、ポリウレタン(PU)合成皮革を含む軟質発泡体が形成されることを特徴とする家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
予熱された金型であって、上記金型が、上部金型と下部金型からなる金型であり、上記金型の上部金型及び下部金型が、それぞれ、一側において、互いに枢着され、下部金型の内部において、軟質発泡体の形状に対応した所定の成形キャビティが形成されてあり、ポリウレタン(PU)合成皮革が、上記成形キャビティ内に固定され、さらに、上記成形キャビティに、ポリウレタン(PU)液体を十分に注入し、上記ポリウレタン(PU)液体が、上記成形キャビティにおいて、発泡成形されて、上記ポリウレタン(PU)合成皮革と、互いに熱溶接し、ポリウレタン(PU)合成皮革を含む軟質発泡体が形成されることを特徴とする家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
請求項2に係る発明によれば、
上記成形キャビティは、直接に、所定の図柄及び紋様を形成できることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
上記成形キャビティは、直接に、所定の図柄及び紋様を形成できることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
請求項3に係る発明によれば、
上記金型の加熱温度は、30℃〜40℃の間に制御されることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
上記金型の加熱温度は、30℃〜40℃の間に制御されることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
請求項4に係る発明によれば、
上記金型の成形キャビティの底部には、複数の風孔が形成されてあり、上記風孔が、上記金型の底部内の収納空間まで貫通し、中空風管の一端において、上記収納空間と上記金型の外部とを連通し、もう一端に、吸気設備が接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
上記金型の成形キャビティの底部には、複数の風孔が形成されてあり、上記風孔が、上記金型の底部内の収納空間まで貫通し、中空風管の一端において、上記収納空間と上記金型の外部とを連通し、もう一端に、吸気設備が接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
請求項5に係る発明によれば、
上記ポリウレタン(PU)液体は、ポリエーテルポリオールとメチレンビス(フェニルイソシアネート)とを混合してなるものであることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
上記ポリウレタン(PU)液体は、ポリエーテルポリオールとメチレンビス(フェニルイソシアネート)とを混合してなるものであることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
請求項6に係る発明によれば、
上記金型は、上記上部金型と下部金型の間に、枠が設置され、上記枠の形状が、上記成形キャビティの頂面周辺形状に対応し、上記枠が、上部金型が枢着される下部金型のもう一側に枢着されることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
上記金型は、上記上部金型と下部金型の間に、枠が設置され、上記枠の形状が、上記成形キャビティの頂面周辺形状に対応し、上記枠が、上部金型が枢着される下部金型のもう一側に枢着されることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法
が提供される。
請求項7に係る発明によれば、
ポリウレタン(PU)合成皮革と、ポリエーテルポリオールとメチレンビス(フェニルイソシアネート)とを混合して発泡成形した軟質発泡体と、が含有され、上記ポリウレタン(PU)合成皮革が、上記軟質発泡体の頂面と周辺に熱溶接されることを特徴とする家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体
が提供される。
ポリウレタン(PU)合成皮革と、ポリエーテルポリオールとメチレンビス(フェニルイソシアネート)とを混合して発泡成形した軟質発泡体と、が含有され、上記ポリウレタン(PU)合成皮革が、上記軟質発泡体の頂面と周辺に熱溶接されることを特徴とする家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体
が提供される。
本発明は、上記の通りの構成からなり、後述の通り、ポリウレタン(PU)液体からの軟質発泡体の形成とポリウレタン(PU)合成皮革との融着を同時に行うことができるので、家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体を迅速かつ簡素な作業工程により製造することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためのものであり、本発明は、それらによって限定されるものではない。
本発明によれば、家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法及び該製造方法により得られる家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体が提供される。本発明に係る家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法は、図1〜4に示すように、次のステップから構成される。
本発明に係る発泡体の製造に用いられる金型は予熱されたものが好ましいが、加熱可能なものであり、下記のステップにおいて所定の温度に加熱される。加熱温度は30℃〜40℃が好ましいが、原材料により調整することもできる。
ステップ1;図2〜3(a)に示すように、上記金型10を、摂氏30℃〜40℃の間に加熱する。金型10は、上部金型11と下部金型12が含まれる金型である。上記金型10の上部金型11と下部金型12とが、それぞれ、一側により、互いに枢着される。上記下部金型12の内部に、所定の成形キャビティ20が形成され、上記成形キャビティ20が、上記軟質発泡体30の形状に対応し、上記成形キャビティ20により、直接に、所定の図柄や紋様が形成される。これにより、発泡成形後の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体として、異なる美感や外観が実現される。
ステップ2;図3(b)のように、ポリウレタン(PU)合成皮革40が、上記上部金型11と下部金型12の間に設置される。
ステップ3;図3(c)のように、上記金型10の成形キャビティ20の底部に、複数の風孔13が形成されて、上記風孔13が、上記金型10の底部内の収納空間14まで貫通する。また、中空風管15の一端に、上記収納空間14が連接され、そして、上記金型10の外部へ連通される。そのため、吸気設備を利用して、吸気力を生成することができ、吸気力により、上記中空風管15と収納空間14及び風孔13を経由して、上記ポリウレタン(PU)合成皮革40を、上記成形キャビティ20内において、吸引固定することができる。
ステップ4;図3(d)のように、上記成形キャビティ20内に、ポリウレタン(PU)液体50を注入し、ポリエーテルポリオールとメチレンビス(フェニルイソシアネート)とを混合した後、上記金型10の上部金型11と下部金型12とを型締め、風孔13を用いて、上記金型10内の余剰な空気を排出することにより、上記金型10内の成形キャビティ20が、真空状態になる。
ステップ5;図3(e)のように、上記ポリウレタン(PU)液体50は、同時に、上記成形キャビティ20内において発泡成形に供される。また、上記発泡体と上記ポリウレタン(PU)合成皮革40とを、互いに熱溶融して、ポリウレタン(PU)合成皮革40を有する軟質発泡体30が形成される。
ステップ6;図3(f)のように、上記金型10の上部金型11と下部金型12とを分離し、上記ポリウレタン(PU)合成皮革40を有する軟質発泡体30を、上記金型10から取り出す。余剰なポリウレタン(PU)合成皮革40を、上記軟質発泡体30の周辺に沿って、裁断すると、図4に示す家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体が形成される。
また、図5〜8のように、本発明に係るさらに好ましい実施形態であり、家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体を、より厚くすることが必要である場合、ステップ1において、上記金型10を修正すればよい。すなわち、上記金型10の上部金型11と下部金型12との間に、貫通欠口160を有する枠16を設置すればよい。上記枠16の貫通欠口160の形状が、上記成形キャビティ20の頂面周辺形状に対応し、上記枠16を、上部金型11が枢着された下部金型12のもう一側に枢着すると、生産過程において、上記ポリウレタン(PU)合成皮革40を有する軟質発泡体30の厚さが増加する。 なお、他のステップ2〜ステップ6は、上記と同じであるため、それらの説明を省略する。
上記のステップにより、家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体を製造することができる。かかる軟質発泡体は、ポリウレタン(PU)合成皮革40と、ポリエーテルポリオールとメチレンビス(フェニルイソシアネート)とを混合して発泡成形された軟質発泡体30とを含有し、上記ポリウレタン(PU)合成皮革40が、上記軟質発泡体30の頂面と周辺に結合されたものである。
本発明の効果や利点は、次のとおりである。
1.本発明に係る家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法は、予め、異なるサイズや形状の金型を作製して、異なるサイズや形状の上記軟質発泡体とポリウレタン(PU)合成皮革との融着体とが同時に成形されるため、上記軟質発泡体は、迅速且つ簡単に製造でき、生産コストを低下することができるという利点が得られる。
2.ポリウレタン(PU)とポリエーテルポリオールとが、同一性質の原料であるため、上記ポリウレタン(PU)合成皮革40と軟質発泡体30とが、発泡成形された後、よく結合されて分離することがない利点が得られ、また、上記金型10を、摂氏30℃〜40℃の間に制御することにより、上記ポリウレタン(PU)合成皮革40は、上記金型10の上部金型11と下部金型12の型締めの時、発泡成形された過程において、より柔軟性が実現し、上記ポリウレタン(PU)液体50とポリウレタン(PU)合成皮革40との結合面が、より平滑になる。
3.本発明に係る軟質発泡体の製造方法によれば、図9〜11のように、製造された家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体を、壁板や家具パッド或いは床等に利用でき、幅広く、室内装飾の材料として適用することができる。本発明に係る軟質発泡体は、予め、金型を作って発泡成形させることができるため、大量生産できる。また、例えば、正方形、長方形、円形、三角形或いは菱形等の異なる外観造型のものができ、多様に組み合わせることができ、室内装飾は、より多様化された設計をすることが実現される。
4.本発明によれば(例えば、壁や家具パッド或いは床等に適用される場合)、家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の厚さを増加させることができ、顧客やユーザーに対して、装飾ニーズをより満足させることができる。
1.本発明に係る家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法は、予め、異なるサイズや形状の金型を作製して、異なるサイズや形状の上記軟質発泡体とポリウレタン(PU)合成皮革との融着体とが同時に成形されるため、上記軟質発泡体は、迅速且つ簡単に製造でき、生産コストを低下することができるという利点が得られる。
2.ポリウレタン(PU)とポリエーテルポリオールとが、同一性質の原料であるため、上記ポリウレタン(PU)合成皮革40と軟質発泡体30とが、発泡成形された後、よく結合されて分離することがない利点が得られ、また、上記金型10を、摂氏30℃〜40℃の間に制御することにより、上記ポリウレタン(PU)合成皮革40は、上記金型10の上部金型11と下部金型12の型締めの時、発泡成形された過程において、より柔軟性が実現し、上記ポリウレタン(PU)液体50とポリウレタン(PU)合成皮革40との結合面が、より平滑になる。
3.本発明に係る軟質発泡体の製造方法によれば、図9〜11のように、製造された家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体を、壁板や家具パッド或いは床等に利用でき、幅広く、室内装飾の材料として適用することができる。本発明に係る軟質発泡体は、予め、金型を作って発泡成形させることができるため、大量生産できる。また、例えば、正方形、長方形、円形、三角形或いは菱形等の異なる外観造型のものができ、多様に組み合わせることができ、室内装飾は、より多様化された設計をすることが実現される。
4.本発明によれば(例えば、壁や家具パッド或いは床等に適用される場合)、家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の厚さを増加させることができ、顧客やユーザーに対して、装飾ニーズをより満足させることができる。
以上の説明は、本発明の好適な実施形態であり、本発明は、それらによって限定されるものではない。本発明に係わる特許請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本発明の範囲内に含まれる。
10 金型
11 上部金型
12 下部金型
13 風孔
14 収納空間
15 中空風管
16 枠
160 貫通欠口
20 成形キャビティ
30 軟質発泡体
40 ポリウレタン(PU)合成皮革
50 ポリウレタン(PU)液体
11 上部金型
12 下部金型
13 風孔
14 収納空間
15 中空風管
16 枠
160 貫通欠口
20 成形キャビティ
30 軟質発泡体
40 ポリウレタン(PU)合成皮革
50 ポリウレタン(PU)液体
Claims (7)
- 予熱された金型であって、上記金型が、上部金型と下部金型からなる金型であり、上記金型の上部金型及び下部金型が、それぞれ一側において、互いに枢着され、下部金型の内部において、軟質発泡体の形状に対応した所定の成形キャビティが形成されてあり、ポリウレタン(PU)合成皮革が、上記成形キャビティ内に固定され、さらに、上記成形キャビティにポリウレタン(PU)液体を十分に注入し、上記ポリウレタン(PU)液体が、上記成形キャビティにおいて、発泡成形されて、上記ポリウレタン(PU)合成皮革と、互いに熱溶接し、ポリウレタン(PU)合成皮革を含む軟質発泡体が形成される
ことを特徴とする家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法。 - 上記成形キャビティは、直接に、所定の図柄及び紋様を形成できることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法。
- 上記金型の加熱温度は、30℃〜40℃の間に制御されることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法。
- 上記金型の成形キャビティの底部には、複数の風孔が形成されてあり、上記風孔が、上記金型の底部内の収納空間まで貫通し、中空風管の一端において、上記収納空間と上記金型の外部とが連通し、もう一端に吸気設備が接続されることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法。
- 上記ポリウレタン(PU)液体は、ポリエーテルポリオールとメチレンビス(フェニルイソシアネート)とを混合してなるものであることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法。
- 上記金型は、上記上部金型と下部金型の間に、枠が設置され、上記枠の形状が、上記成形キャビティの頂面周辺形状に対応し、上記枠が、上部金型が枢着される下部金型のもう一側に枢着されることを特徴とする請求項1に記載の家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体の製造方法。
- ポリウレタン(PU)合成皮革と、ポリエーテルポリオールとメチレンビス(フェニルイソシアネート)とを混合して発泡成形した軟質発泡体とが含有され、上記ポリウレタン(PU)合成皮革が、上記軟質発泡体の頂面と周辺に熱溶接されてなることを特徴とする家具装飾用具の皮質層を有する軟質発泡体。
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CN109366672A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-02-22 | 阜阳市伟叶家具有限公司 | 一种表面覆皮家具皮料粘接制作方法 |
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2014
- 2014-03-31 JP JP2014074255A patent/JP2015196281A/ja active Pending
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CN109366672A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-02-22 | 阜阳市伟叶家具有限公司 | 一种表面覆皮家具皮料粘接制作方法 |
CN109366672B (zh) * | 2018-11-23 | 2022-01-14 | 广东开林家具制造有限公司 | 一种表面覆皮家具皮料粘接制作方法 |
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A02 | Decision of refusal |
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