JP2015195397A - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2015195397A
JP2015195397A JP2015139582A JP2015139582A JP2015195397A JP 2015195397 A JP2015195397 A JP 2015195397A JP 2015139582 A JP2015139582 A JP 2015139582A JP 2015139582 A JP2015139582 A JP 2015139582A JP 2015195397 A JP2015195397 A JP 2015195397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
wavelength conversion
solar cell
light
sealing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015139582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6164258B2 (ja
Inventor
小松 正明
Masaaki Komatsu
正明 小松
暢一郎 岡崎
Choichiro Okazaki
暢一郎 岡崎
山本 浩貴
Hirotaka Yamamoto
浩貴 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP2015139582A priority Critical patent/JP6164258B2/ja
Publication of JP2015195397A publication Critical patent/JP2015195397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6164258B2 publication Critical patent/JP6164258B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】波長変換膜の効率を向上し、太陽電池の光電変換効率を向上する。【解決手段】前面ガラス2、封止材3、太陽電池セル4及びバックシート5を有する太陽電池モジュールにおいて、前記封止材3には、近紫外光〜青色光で励起されることにより緑色光〜近赤外光を発光するポリマーで表面コートされた蛍光体を封止した波長変換材料7が混入されており、太陽光のうち太陽電池セル4に向かわない光量が低減するため波長変換の効率が高く、太陽電池の光電変換効率を向上することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、波長変換膜の技術に関し、特に、蛍光体に近紫外光〜青色光を照射して励起し、発光を起こして波長変換を行い、太陽電池に適用して有効な技術に関する。
太陽電池の量子効率は、一般に紫外光〜青色光の領域では緑色光〜近赤外光の領域に比べて低い。従って、太陽電池に到達する光の波長成分のうち、紫外光〜青色光の波長の光を緑色光〜近赤外光の光に波長変換することによって、太陽電池の量子効率の高い波長領域の光を増加させて、太陽電池の効率を向上することができる。従来から太陽電池に光が到達する経路中に波長変換膜を設置することにより、太陽電池の効率が向上することが知られている。例えば、[特許文献1]では、蛍光着色剤を波長変換材料として用いている。また、[特許文献2]では、希土類錯体含有ORMOSIL複合体を用いている。また、[非特許文献1]では、有機金属錯体を用いている。しかしながら、上記の蛍光着色剤及び有機金属錯体では耐久性が不充分であるため、長期間にわたる太陽電池用波長変換材料としての機能の保持が困難である。また、[特許文献3]では蛍光体を用いた太陽電池用波長変換材料が記載されているが、[特許文献3]では具体的な効率向上量の数値が記載されておらず、[特許文献4]でも発電効率の向上の効果は十分ではない。また、[特許文献5]では発光材料を金属酸化物で被覆して光透過率を向上することが記載されているが、[特許文献5]に記載されるように蛍光体の表面コート材料は一般に金属酸化物であり、ポリマーで表面コートされる記載はない。
特開2001−7377号公報 特開2000−327715号公報 特開2003−218379号公報 特開平7−202243号公報 特開2005-147889公報
第58回錯体化学討論会予稿集1PF−011
太陽電池用の波長変換材料には有機金属錯体及び無機系化合物である蛍光体を太陽電池用波長変換材料として用いる取組みがなされている。しかしながら、従来の波長変換材料では発光材料による光散乱が大きいため、太陽電池セルに向かわずに太陽光が入射する側に反射する光の成分が大きい。そのため、従来の波長変換材料では太陽電池の光電変換効率を十分向上するには至っておらず、光電変換効率をさらに向上することが求められている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、波長変換材料に入射する光のうち太陽電池セルに向かう光の量を増加し、太陽電池の光電変換効率を向上することができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明の一つの実施の形態における太陽電池モジュールは、前面ガラス、透明樹脂、太陽電池セル及びバックシートを有している。また、前記前面ガラスは太陽電池用の半強化ガラスであり、反射防止膜を有している場合がある。前記透明樹脂には、近紫外光〜青色光で励起されることにより可視光〜近赤外光を発光する蛍光体が混入されており、前記蛍光体はポリマーで表面コートされた形態を有しており、反射光が低減して太陽電池セルに向かう光量を大きくする。すなわち、上述のような波長変換膜を太陽電池に用いることによって、光電変換効率の高い太陽電池モジュールを作製することができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明では波長変換材料による反射を低減し、太陽電池セルに向かう光量が大きく、太陽電池の光電変換効率を向上することができる。
封止材に波長変換材料を混合した場合の太陽電池モジュールの模式図である。 封止材と太陽電池素子の間に波長変換層を形成した場合の太陽電池モジュールの模式図である。 反射防止膜に波長変換材料を混合した場合の太陽電池モジュールの模式図である。 反射防止膜と前面ガラスの間に波長変換層を形成した場合の太陽電池モジュールの模式図である。 太陽電池モジュールを集光型太陽電池に取り込んだ場合の集光型太陽光発電装置の模式図である。 ポリマーにより表面コートされた蛍光体である波長変換材料の模式図である。 波長変換材料における反射光強度のポリマーの屈折率依存性を示すグラフである。 太陽電池の発電電力増加分の波長変換材料励起端波長依存性を示すグラフである。 光散乱強度の粒径依存性を示すグラフである。
<太陽電池モジュールの構造>
本発明の太陽電池モジュールの構造を図1に示す。太陽電池モジュール1は太陽光が入射する側に設置する前面ガラス2、封止材(透明樹脂)3、太陽電池セル(太陽電池素子)4、及びバックシート5からなり、前面ガラス2の太陽光が入射する側には反射防止膜6が形成されている。反射防止膜はあることが望ましいが、なくてもよい。前面ガラス2はその成分がガラスのほか、ポリカーボネート、アクリル、ポリエステル、フッ化ポリエチレンなど太陽光の入射を妨げないよう透明であれば、これらの材料のものを用いることもできる。
また、封止材3は保護材としての役割があり、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池セル4を覆うように配置されている。封止材としては、EVA(エチレン−ビニル酢酸共重合体)のほか、シリコンのポッテイング材、ポリビニルブチラールなどを用いることもできる。太陽電池セル4としては、単結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太陽電池、薄膜化合物半導体太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池等の様々な太陽電池素子を用いることができる。この太陽電池セル4は太陽電池モジュール1内に1つ乃至複数配置されており、複数配置される場合は電気的にインターコネクタで接続されている。
また、バックシート5としては耐候性、高絶縁性、及び強度を持たせるため、金属層及びプラスチックフィルム層を含有することができる。波長変換材料7は図1に示すように封止材3に混合して用いることができる。この場合には、封止材3が近紫外〜青色光を吸収して、緑色〜近赤外光を放出する波長変換層を構成している。また、波長変換膜を封止材3といっしょに太陽電池モジュールを作製するため、製造工程が簡素化できる。
また、前記波長変換材料7は、少なくとも太陽光が太陽電池セル4に入射する間に存在していればよく、少なくとも前面ガラス2の受光表面及び前面ガラス2と太陽電池セル4との間のいずれかにあればよい。また、波長変換材料7は太陽電池セルに入射する光のみ吸収できればよいので、少なくとも太陽電池セル4への太陽光の入射部に変換された光を供給することができる位置に存在していればよく、太陽電池モジュール1の表面積と同じ面積で均一に存在しなくともよい。
従って、太陽電池モジュールの構造としては、図1に示す構成のほか、図2に示すように封止材3の太陽電池セル側に波長変換層8を形成することができる。波長変換膜8は、波長変換材料7を含む膜である。この場合には波長変換材料7から放出された光の太陽電池素子までの距離が短く、光の拡散を抑えることができる。
また、図3に示すように反射防止膜6を設ける場合は、波長変換材料7を反射防止膜6に混練して用いることができる。この場合には、反射防止膜6といっしょに波長変換膜を作製するため製造工程を簡素化できる。また、前面ガラス2による紫外光の吸収がない前面ガラスの表面に波長変換膜を形成するため、紫外光を可視光〜近赤外光に波長変換することができる。
また、図4に示すように反射防止膜6と前面ガラス2の間に波長変換膜8を形成することができる。この場合には前面ガラス2による紫外光の吸収がない表面に波長変換膜8を形成するため、紫外光を可視光〜近赤外に波長変換することができる。また、上記の構成に集光レンズ9、支持枠10、基板11などを用いて図5のように集光型太陽電池として使用することもできる。波長変換材料によってエネルギーの高い短波長の光をエネルギーの低い長波長の光に変換し、太陽電池素子のバンドギャップ以上の過剰なエネルギーが減少するため、集光型太陽電池として用いても太陽電池素子の温度上昇を抑えることができる。
以上のように光が太陽電池に到達するまでの経路中に、蛍光体を含む材料を設置した構造である太陽電池としては、前面ガラス2や封止材3の材料に混合する方法、適当な溶媒に波長変換材料7を配合して所望の箇所に塗布する方法などが考えられ、太陽電池セル4における太陽光の吸収を妨げず、波長変換材料7の機能を損なわない形態であれば、いずれの方法であってもよい。その中でも、図1に示す波長変換材料7を封止材3に混練して用いる方法は製造方法が簡素化でき、波長変換材料7を設置する方法として優れている。
<ポリマー表面コート発光材料>
波長変換材料として蛍光体材料を用いる場合、蛍光体の大きさが数μmの大きさであると、蛍光体による反射によって太陽電池セルに向かわずに太陽光が入射する側に反射する光の成分が生じる。この場合には波長変換材料として設置した蛍光体材料により、太陽光の成分が入射する側に反射して太陽電池の発電に寄与しない。
蛍光体の表面をポリマーで表面コートすることにより、蛍光体による太陽光の反射を抑えることができる。蛍光体表面をコートする材料としては一般に金属酸化物が知られているが、微粒子として表面コートする場合が多く、光利用効率を上げるためには蛍光体表面を滑らかにコートする材料が好ましい。また、表面コートは作製方法が容易であり、安価に作製できることが好ましい。
図6にポリマーで表面コートした蛍光体である波長変換材料の模式図を示す。すなわち、発光材料である蛍光体71の表面を封止材の屈折率(1.5)より大きく蛍光体71の屈折率(蛍光体組成によるが、蛍光体の屈折率の範囲は1.5〜2.0程度)よりも小さい屈折率のポリマー72で表面コートすることにより、太陽光の反射を低減することができる。ここで、封止材3の屈折率をa、蛍光体71の屈折率をb、表面コートするポリマー72の屈折率をcとすれば、a<c<bである。
図7に蛍光体に表面コートするポリマー72の屈折率を変化させた時の反射光強度の計算結果を示す。封止材3としてEVAを用いた場合、EVAの屈折率は1.48である。また、蛍光体材料としてBaMgAl1017:Eu,Mnを用いた場合、BaMgAl1017:Eu,Mnの屈折率は1.77である。表面コートするポリマー72の屈折率が1.48より大きく1.77より小さい範囲で反射光強度は低下しており、1.62で反射光強度は50%低減する。また、反射光強度が20%低減すれば十分反射光強度を低減する効果が期待できるため、ポリマー72の屈折率は1.51より大きく1.73より小さい範囲がより好ましい。また、蛍光体71の表面にコートするポリマー72の厚さは太陽光成分の紫外光の反射防止を考慮すれば、紫外光のλ/4より厚いことが好ましい。従って、ポリマー72の厚さは70nm以上が好ましい。ここで、ポリマー72とは、一般に分子量が一万以上の高分子で形成されたものを示すが、ここでは所望の厚さにポリマー72が形成されていればよく、分子量が一万以上のものに限定されない。また、ポリマー72の材料組成は樹脂、プラスチック、高分子、重合体などを含み、アクリル樹脂、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂などがあり、光の利用を妨げないものであればよい。この中でも、アクリル樹脂(メタクリル酸メチル樹脂)は紫外光領域の屈折率は文献値(1.49)よりもやや高く、表面コート材料として適当である。また、ポリマー72で表面コートされた発光材料を混合した波長変換膜8は1層でもよく、または重ねて多層構造とすることもできる。
<波長変換材料としての励起端波長、粒径、添加濃度>
太陽電池の量子効率は一般に青色光から近紫外光になり、入射する光の波長が短波長になるにつれて低下する。一方、波長変換材料としては蛍光体の量子効率は0.7〜0.9程度のものが用いられる。太陽光スペクトル強度のある300nm以上に励起帯がある蛍光体の長波長側の励起端波長を変化させた場合の発電電力増加分を試算した結果を図8に示す。ここで、励起端波長とは励起スペクトルにおける長波長側の励起強度が立ち上がる波長のことであり、励起スペクトルのピーク強度の10%となる波長を示すこととする。
波長変換による発電電力の増加は量子効率0.6〜0.9では励起端波長が350〜670nmで見られる。発電電力の増加は励起端波長が430〜500nmの時に最も大きい。すなわち、波長変換材料の量子効率が0.6〜0.9であれば、励起端波長が430〜500nmの範囲の波長変換材料を用いることで、太陽電池の発電電力を最大限向上することができ、量子効率が0.7〜0.9であれば、励起端波長が450〜500nmの範囲の波長変換材料を用いることで、太陽電池の発電電力を最大限向上することができる。また、波長変換材料の量子効率が0.7以上の場合には、励起端波長がさらに410〜600nmのものを用いても、従来の有機錯体(量子効率0.6程度)を用いた波長変換の場合より太陽電池の発電電力を向上することができる。
一方、蛍光体では光学散乱による損失もあり、その程度は粒径と添加濃度に関係する。波長変換材料の粒径と光散乱強度の関係は、太陽光の波長を500nmとすると、光散乱強度はミー散乱によりその半分の250nmの粒径で最大となる。光散乱強度と粒径の関係を図9に示す。
250nmより小さい粒径では散乱強度はレイリー散乱に支配され粒径が小さいほど散乱強度は減少し、また250nmより大きい粒径では幾何光学散乱に支配され、粒径が大きいほど光散乱強度は低下する。粒径が小さいと光散乱強度は低下するが、蛍光体の発光強度が低下するため、また、粒径が大きすぎると添加濃度を多くする必要があり、封止材の機能を損ねるため、10nm〜50μmの粒径範囲が適当である。さらに、蛍光体の発光効率は1μm以下では急激に低下する傾向があり、より好ましくは1μm〜50μmの粒径範囲が適当である。
次に、波長変換材料の封止材中への添加濃度としては、太陽光が入射する側に少なくとも1個の蛍光体粒子が存在し、封止材中に混合された蛍光体に太陽光がまんべんなく当たることが望ましい。添加濃度が過剰だと光学散乱が増加し、また添加濃度が過少だと波長変換されず素通りする光が増加する。そのため、平均粒径2.3μmの蛍光体の場合の添加濃度は2重量%となる。また、平均粒径が5.8μmの蛍光体の場合の添加濃度は5重量%となる。また、平均粒径が1.2μmの蛍光体の場合には添加濃度は1重量%となる。従って、蛍光体の平均粒径が1〜5μmの場合には、添加濃度は1〜5重量%となる。ただし、ここでは蛍光体の必要量を計算した結果であり、この量の前後で最適濃度が存在する。従って、蛍光体の平均粒径をA(μm)とすれば、最適濃度範囲B(重量%)は最適濃度2A/2.3の1/200倍程度から効果が現れ始め、10倍程度まで効果が見られる。従って、蛍光体の濃度は0.004A≦B≦8.7Aの範囲で良好であり、光のストッピング及び光散乱を考慮すれば、より好ましくは最適濃度2A/2.3の1/100倍程度から5倍程度の範囲で波長変換の効果が高い。従って、蛍光体の濃度は0.008A≦B≦4.3Aの範囲で最適になるものと考えられる。また、蛍光体の添加濃度は反射光が大きいと低濃度にするほかないが、ポリマーで表面コートすることによって反射光を低減できるため、波長変換材料の添加濃度は従来よりも高濃度にすることができる。
<波長変換材料に用いる蛍光体組成>
波長変換材料としては、500nm以下の近紫外光〜青色光を500nm〜1100nmの緑色光〜近赤外光に光変換して太陽電池セルに入射させることのできる材料が好ましい。特に太陽光スペクトル強度のある300nm以上に励起帯があり、量子効率が0.7以上あり、励起端波長が410〜600nmにある材料が好ましい。特に励起端波長が430〜500nmにある材料が最も好ましい。さらに、輝度寿命及び耐湿性の点から、各種ディスプレイ、ランプ、及び白色LED等に用いられる無機蛍光体材料が好ましい。ただし、励起帯が近紫外光〜青色光に分布しているものに限る。本発明では、このような観点から励起帯が近紫外光〜青色光に存在し、さらに光変換効率の高い蛍光体材料組成を選定した。
このような蛍光体としては、MMgAl1017:Eu,Mnであり、MはBa,Sr,Caの一種または複数種の元素である蛍光体、または蛍光体の母体材料が(Ba、Sr)SiO、(Ba、Sr、Ca)SiO、BaSiO、SrSiO、(Sr、Ca、Ba)SiO、(Ba、Sr、Ca)MgSi、CaSi、CaZnSi、BaScSi12、CaScSi12のいずれかを含む蛍光体、あるいは蛍光体の母体材料がMAlSiNで表され、MはBa、Sr、Ca、Mgのいずれか一種または複数種の元素である蛍光体などが挙げられる。
また、本発明に用いられる蛍光体の平均粒径は10nm〜50μmであり、発光効率を考慮すれば1μm〜50μmがより好ましい。ここで、蛍光体の平均粒径は、以下のように規定することができる。粒子(蛍光体粒子)の平均粒径を調べる方法としては、粒度分布測定装置で測定する方法及び電子顕微鏡で直接観察する方法などがある。電子顕微鏡で調べる場合を例にとると、平均粒径は以下のように算出することができる。粒子の粒径の変量(・・・、0.8〜1.2μm、1.3〜1.7μm、1.8〜2.2μm、・・・、6.8〜7.2μm、7.3〜7.7μm、7.8〜8.2μm、・・・など)の各区間を階級値(・・・、1.0μm、1.5μm、2.0μm、・・・、7.0μm、7.5μm、8.0μm、・・・)で表し、これをxとする。そして、電子顕微鏡で観察された各変量の度数をfで示すことにすれば、平均値Aは次のように表される。
A=Σx/Σf=Σx/N
ただし、Σf=Nである。本発明の蛍光体では励起帯波長が波長変換材料として適合しているため、太陽電池用波長変換材料として優れた効果を得ることができる。
<波長変換材料の作製>
実施形態1による、ポリマーで表面コートされた蛍光体である波長変換材料を作製した。ポリマーの原料としてメタクリル酸メチルモノマーを用いる。蛍光体はBaMgAl1017:Eu,Mn(粒径6μm)を用い、蛍光体表面を疎水性とするためヘキサメチルジシラザンに浸して乾燥した。メタクリル酸メチルモノマーに疎水処理した蛍光体を投入し、さらに反応開始剤としてV-65を少量投入した。蛍光体と反応開始剤を投入したメタクリル酸メチルモノマーに、さらに界面活性剤を投入し、超音波洗浄機にて分散した。作製したメタクリル酸メチルモノマー溶液に純水を投入して反応溶液とした。回転羽根付きの温度制御炉に反応溶液を容器に入れて投入し、窒素を流しながら温度を54℃に保って反応させて、冷却後水洗、乾燥を行って、本発明に用いる波長変換材料を作製した。
また、蛍光体としては粒径50μmのBaMgAl1017:Eu,Mnを用いることができる。ポリマーの原料としてメタクリル酸メチルモノマーを用いる。蛍光体はBaMgAl1017:Eu,Mn(粒径50μm)を用い、蛍光体表面を疎水性とするためヘキサメチルジシラザンに浸して乾燥した。メタクリル酸メチルモノマーに疎水処理した蛍光体を投入し、さらに反応開始剤としてV-65を少量投入した。蛍光体と反応開始剤を投入したメタクリル酸メチルモノマーに、さらに界面活性剤を投入し、超音波洗浄機にて分散した。作製したメタクリル酸メチルモノマー溶液に純水を投入して反応溶液とした。回転羽根付きの温度制御炉に反応溶液を容器に入れて投入し、窒素を流しながら温度を54℃に保って反応させて、冷却後水洗、乾燥を行って、本発明に用いる波長変換材料を作製した。
また、蛍光体表面に反応開始剤を付けた後に作製することもできる。ポリマーの原料としてメタクリル酸メチルモノマーを用いる。蛍光体はBaMgAl1017:Eu,Mn(粒径6μm)を用い、蛍光体表面を疎水性とするためヘキサメチルジシラザンに浸して乾燥した。また、反応開始剤(V-65)を溶液に溶かして蛍光体を浸し、乾燥した。処理した蛍光体を投入したメタクリル酸メチルモノマーに、さらに界面活性剤を投入し、超音波洗浄機にて分散した。作製したメタクリル酸メチルモノマー溶液に純水を投入して反応溶液とした。回転羽根付きの温度制御炉に反応溶液を容器に入れて投入し、窒素を流しながら温度を54℃に保ち反応させて、冷却後水洗、乾燥を行って、本発明に用いる波長変換材料を作製した。
次に、実施形態2によるポリマーで表面コートされた蛍光体である波長変換材料を作製した。実施形態2による波長変換材料は、蛍光体としてBaMgAl1017:Eu,Mn(粒径1μm)を用い、蛍光体表面を疎水性とするためヘキサメチルジシラザンに浸して乾燥した。他は実施形態1と同様である。
次に、実施形態3によるポリマーで表面コートされた蛍光体である波長変換材料を作製した。実施形態3による波長変換材料は、蛍光体として(Ba,Ca,Sr)MgAl1017:Eu,Mn(粒径6μm)を用い、蛍光体表面を疎水性とするためヘキサメチルジシラザンに浸して乾燥した。他は実施形態1と同様である。
次に、実施形態4によるポリマーで表面コートされた蛍光体である波長変換材料を作製した。蛍光体としては、上述のようにMMgAl1017:Eu,Mnであり、MはBa,Sr,Caの一種または複数種の元素である蛍光体、または蛍光体の母体材料が(Ba、Sr)SiO、(Ba、Sr、Ca)SiO、BaSiO、SrSiO、(Sr、Ca、Ba)SiO、(Ba、Sr、Ca)MgSi、CaSi、CaZnSi、BaScSi12、CaScSi12のいずれかを含む蛍光体、あるいは蛍光体の母体材料がMAlSiNで表され、MはBa、Sr、Ca、Mgのいずれか一種または複数種の元素である蛍光体であり、粒径が1〜50μmの蛍光体は上述の方法と同様にしてポリマー表面コート蛍光体である波長変換材料を作製することができる。その他は実施形態1と同様である。また、蛍光体をコートするポリマーはアクリル樹脂のほか、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂などを用いることができる。
<太陽電池モジュールの作製>
次に、前記波長変換材料を用いて太陽電池モジュールを作製した。以下は第1の実施形態による太陽電池モジュールである。透明樹脂(EVA)に有機過酸化物、架橋助剤及び接着向上材を少量添加し、1.0重量%の割合で(Ba,Ca,Sr)MgAl1017:Eu,Mn蛍光体をアクリル樹脂で表面コートした波長変換材料を混合して、80℃に加熱したロールミルを用いて混練した後、2枚のポリエチレンテレフタレート間にプレスを用いて挟んで、厚さ500μmのEVAを主成分とした封止材3を作製した。また、前記蛍光体組成は1種または複数種の組成を混合して用いてもよい。次に、この封止材3を室温まで放冷し、ポリエチレンテレフタレートフィルムを剥がして、前面ガラス2、太陽電池セル4、バックシート5と共に図1のように積層して、150℃に設定した真空ラミネータで予備圧着した。予備圧着された積層物を155℃のオーブンで30分間加熱し、架橋及び接着を行って太陽電池パネル1を作製した。本発明では波長変換材料として励起帯の適合した蛍光体を用いており、さらに光変換効率の高い波長変換材料を用いており、太陽電池パネルの電流量が大きく、波長変換材料を用いない場合に比べて電流量が10%増加した。
第2の実施形態による太陽電池モジュールを作成した。第2の実施形態では、透明樹脂(EVA)に有機過酸化物、架橋助剤及び接着向上材を少量添加し、2.0重量%の割合で(Ba、Sr)SiO:Eu,蛍光体をポリエチレンで表面コートした波長変換材料を混合して、80℃に加熱したロールミルを用いて混練した他は実施形態1と同様である。本実施形態によって、波長変換材料を用いない場合に比べて電流量が7%増加した。
第3の実施形態による太陽電池モジュールを作成した。透明樹脂(EVA)に有機過酸化物、架橋助剤及び接着向上材を少量添加し、2.0重量%の割合でCaAlSiN:Eu蛍光体を塩化ビニルで表面コートした波長変換材料を混合して、80℃に加熱したロールミルを用いて混練した他は実施形態1と同様である。本実施形態によって、波長変換材料を用いない場合に比べて電流量が5%増加した。
本発明は、薄膜多結晶シリコン太陽電池、薄膜化合物半導体太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池などの太陽電池モジュールに利用することができる。
1 太陽電池モジュール
2 前面ガラス
3 封止材
4 太陽電池素子
5 バックシート
6 反射防止膜
7 波長変換材料
71 蛍光体
72 ポリマー
8 波長変換膜
9 集光レンズ
10 支持枠
11 基板

Claims (3)

  1. 反射防止膜を有する前面ガラスの前記反射防止膜とは逆側に封止材が形成され、
    前記封止材は太陽電池素子を封止しており、
    前記封止材はEVAを主成分としており、前記封止材にはアクリルで被覆された蛍光体が混練されており、
    前記蛍光体は、MMgAl1017:Eu,Mnであり、MはBa,Sr,Caの一種または複数種の元素であり、
    前記封止材の屈折率をa、前記蛍光体の屈折率をbとし、前記アクリル樹脂の屈折率をcとするとき、a<c<bの関係を有することを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 反射防止膜を有する前面ガラスの前記反射防止膜とは逆側に封止材が形成され、
    前記封止材は太陽電池素子を封止しており、
    前記封止材はEVAを主成分としており、前記封止材にはアクリルで被覆された蛍光体が混練されており、
    前記蛍光体の母体材料が(Ba、Sr)SiO、(Ba、Sr、Ca)SiO、BaSiO、SrSiO、(Sr、Ca、Ba)SiO、(Ba、Sr、Ca)MgSi、CaSi、CaZnSi、BaScSi12、CaScSi12のいずれかを含み
    前記封止材の屈折率をa、前記蛍光体の屈折率をbとし、前記アクリル樹脂の屈折率をcとするとき、a<c<bの関係を有することを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の太陽電池モジュールにおいて、
    前記蛍光体の平均粒径が1μm以上、50μm以下であることを特徴とする太陽電池モジュール。
JP2015139582A 2015-07-13 2015-07-13 太陽電池モジュール Expired - Fee Related JP6164258B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015139582A JP6164258B2 (ja) 2015-07-13 2015-07-13 太陽電池モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015139582A JP6164258B2 (ja) 2015-07-13 2015-07-13 太陽電池モジュール

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011097196A Division JP2012230968A (ja) 2011-04-25 2011-04-25 封止材シート及び太陽電池モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015195397A true JP2015195397A (ja) 2015-11-05
JP6164258B2 JP6164258B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=54434121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015139582A Expired - Fee Related JP6164258B2 (ja) 2015-07-13 2015-07-13 太陽電池モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6164258B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107393987A (zh) * 2016-05-11 2017-11-24 张家港康得新光电材料有限公司 封装材料以及光电器件
KR101917533B1 (ko) * 2017-08-31 2018-11-09 주식회사 포스코 컬러 태양광 모듈
KR20210119040A (ko) * 2020-03-24 2021-10-05 한국과학기술연구원 마이크로 태양전지 어레이 및 광변환부재 기반 투명 태양광 윈도우
KR20220107704A (ko) * 2021-01-26 2022-08-02 성균관대학교산학협력단 업컨버전 나노입자를 포함하는 태양전지 모듈 및 이의 제조방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102387997B1 (ko) 2020-05-22 2022-04-20 한국과학기술연구원 형광체가 도핑된 고분자 수지를 구비한 발광형 태양 집광 장치

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202243A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Bridgestone Corp 太陽電池モジュール
JP2002182006A (ja) * 2000-12-19 2002-06-26 Nippon Sheet Glass Co Ltd 反射防止膜、それを備えた基材および光電変換装置
JP2003078156A (ja) * 2001-09-06 2003-03-14 Sharp Corp 薄膜太陽電池及び集光反射素子
JP2005147889A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Toshiba Corp 放射線検出器
JP2006322001A (ja) * 2005-05-16 2006-11-30 Samsung Electro Mech Co Ltd コーティングされたナノ粒子およびそれを利用した電子素子
JP2007049114A (ja) * 2005-05-30 2007-02-22 Sharp Corp 発光装置とその製造方法
JP2009084577A (ja) * 1997-02-24 2009-04-23 Cabot Corp 酸素含有蛍光粉体、該蛍光粉体の製造方法、該蛍光粉体を利用してなる装置
JP2009293035A (ja) * 2005-02-28 2009-12-17 Denki Kagaku Kogyo Kk 蛍光体とその製造方法、およびそれを用いた発光素子
JP2010225977A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池モジュール
JP2010287680A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Mitsubishi Chemicals Corp 発光装置
WO2011006565A1 (de) * 2009-07-11 2011-01-20 Merck Patent Gmbh Co-dotierte silicooxynitride
JP2011054958A (ja) * 2009-08-06 2011-03-17 Mitsubishi Chemicals Corp 半導体発光装置、並びに画像表示装置及び照明装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202243A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Bridgestone Corp 太陽電池モジュール
JP2009084577A (ja) * 1997-02-24 2009-04-23 Cabot Corp 酸素含有蛍光粉体、該蛍光粉体の製造方法、該蛍光粉体を利用してなる装置
JP2002182006A (ja) * 2000-12-19 2002-06-26 Nippon Sheet Glass Co Ltd 反射防止膜、それを備えた基材および光電変換装置
JP2003078156A (ja) * 2001-09-06 2003-03-14 Sharp Corp 薄膜太陽電池及び集光反射素子
JP2005147889A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Toshiba Corp 放射線検出器
JP2009293035A (ja) * 2005-02-28 2009-12-17 Denki Kagaku Kogyo Kk 蛍光体とその製造方法、およびそれを用いた発光素子
JP2006322001A (ja) * 2005-05-16 2006-11-30 Samsung Electro Mech Co Ltd コーティングされたナノ粒子およびそれを利用した電子素子
JP2007049114A (ja) * 2005-05-30 2007-02-22 Sharp Corp 発光装置とその製造方法
JP2010225977A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池モジュール
JP2010287680A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Mitsubishi Chemicals Corp 発光装置
WO2011006565A1 (de) * 2009-07-11 2011-01-20 Merck Patent Gmbh Co-dotierte silicooxynitride
JP2011054958A (ja) * 2009-08-06 2011-03-17 Mitsubishi Chemicals Corp 半導体発光装置、並びに画像表示装置及び照明装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107393987A (zh) * 2016-05-11 2017-11-24 张家港康得新光电材料有限公司 封装材料以及光电器件
KR101917533B1 (ko) * 2017-08-31 2018-11-09 주식회사 포스코 컬러 태양광 모듈
KR20210119040A (ko) * 2020-03-24 2021-10-05 한국과학기술연구원 마이크로 태양전지 어레이 및 광변환부재 기반 투명 태양광 윈도우
KR102449707B1 (ko) 2020-03-24 2022-09-30 한국과학기술연구원 마이크로 태양전지 어레이 및 광변환부재 기반 투명 태양광 윈도우
KR20220107704A (ko) * 2021-01-26 2022-08-02 성균관대학교산학협력단 업컨버전 나노입자를 포함하는 태양전지 모듈 및 이의 제조방법
KR102593584B1 (ko) * 2021-01-26 2023-10-23 성균관대학교산학협력단 업컨버전 나노입자를 포함하는 태양전지 모듈 및 이의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP6164258B2 (ja) 2017-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012230968A (ja) 封止材シート及び太陽電池モジュール
JP5476290B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP6164258B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2018082206A (ja) ダウンコンバージョン材料を含む光透過性熱可塑性樹脂および光起電モジュールにおけるそれらの使用
JP2011181814A (ja) 波長変換材料を有する封止材シートおよびこれを用いた太陽電池
WO2007133344A2 (en) Wavelength-converting phosphors for enhancing the efficiency of a photovoltaic device
KR20100097196A (ko) 광기전 모듈용 광발광 백킹 시트
US8664521B2 (en) High efficiency solar cell using phosphors
TW201139615A (en) Closure material sheet containing wavelength conversion material and solar cell using the same
CN115274900A (zh) 一种量子点光伏背板和双面光伏组件
Ying et al. Thin-film luminescent solar concentrators using inorganic phosphors
CN105684163B (zh) 波长转换型封装材料组合物、波长转换型封装材料层及使用其的太阳能电池模组
JP2012069865A (ja) 太陽電池封止材及びそれを用いた太陽電池モジュール
JP2011204810A (ja) 波長変換部材および光起電装置
WO2015108096A1 (ja) 太陽電池用封止膜及びこれを用いた太陽電池
JP2013128153A (ja) 封止材シートおよび太陽電池モジュール
JP2011181813A (ja) 波長変換材料を有する封止材シートおよびこれを用いた太陽電池
RU2410796C1 (ru) Конструкция фотоэлектрического модуля
JP2014232792A (ja) 波長変換型封止材層およびその製造方法
Lin et al. Silicon solar cells efficiency enhanced in NIR band by coating plasmonics ITO-and UC phosphors-particles layers on back-side surface using spin-on film deposition
JP2014220353A (ja) 太陽電池
WO2015064688A1 (ja) 波長変換型封止材組成物、波長変換型封止材層、および、それを用いた太陽電池モジュール
WO2016067889A1 (ja) 波長変換型太陽電池モジュール
JP2012191068A (ja) 太陽電池モジュールおよびその製造方法
JP2016025108A (ja) 波長変換型封止材層、および、それを用いた太陽電池モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170605

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6164258

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees