JP2015194885A - 通信システムおよび中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置やサーバ装置などが接続されている通信システム等を提供すること。
【解決手段】中継装置は、登録サーバ装置識別情報と第1のアクセス対象情報とを、互いに関連付けて記憶する。情報処理装置は、選択サーバ装置のアクセス対象となる第2の画像処理装置を識別する第2のアクセス対象情報を、選択サーバ装置へ送信する。選択サーバ装置は、受信した第2のアクセス対象情報と、選択サーバ装置を識別する選択サーバ装置識別情報と、を中継装置へ送信する。中継装置は、第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、選択サーバ装置識別情報によって識別される選択サーバ装置と、の組み合わせが、第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、登録サーバ装置識別情報によって識別される登録サーバ装置と、の組み合わせと一致する場合に、選択サーバ装置に、画像処理装置へアクセスさせる。
【選択図】図2

Description

本明細書では、画像処理装置やサーバ装置などが接続されている通信システム等を開示する。
プリンタ等の機能をクライアント装置に利用させるためのクライアントソフトウェアをクライアント装置に送信しておき、機能利用の際は、クライアントソフトウェアをクライアント装置に実行させることで認証処理を実施するシステムが知られている。また、関連する技術が、特許文献1に開示されている。
特開2008-4073号公報
上記技術では、クライアントソフトウェアを用いた機能利用をクライアント装置に強制することになる。すると、クライアント装置に適切に機能を利用させることが困難となる場合がある。
本明細書に記載されている通信システムは、複数の画像処理装置、複数のサーバ装置、情報処理装置および中継装置を備える通信システムであって、中継装置は、複数の画像処理装置、情報処理装置およびサーバ装置とネットワークを介して接続することが可能とされており、複数のサーバ装置の各々は、複数の画像処理装置へ中継装置を介してアクセス可能な装置であり、複数のサーバ装置の各々は、自身が登録サーバ装置として選択されることに応じて、登録サーバ装置を識別する登録サーバ装置識別情報を中継装置へ送信する登録サーバ装置識別情報送信手段を備え、情報処理装置は、登録サーバ装置のアクセス対象となる第1の画像処理装置を識別する第1のアクセス対象情報を、登録サーバ装置識別情報と関連付けられている状態で中継装置へ送信する第1のアクセス対象情報送信手段を備え、中継装置は、登録サーバ装置識別情報送信手段によって送信された登録サーバ装置識別情報と、第1のアクセス対象情報送信手段によって送信された第1のアクセス対象情報と、を互いに関連付けて中継装置が備える中継装置記憶部に記憶させる第1の記憶制御手段を備え、情報処理装置は、複数のサーバ装置のうちから選択された選択サーバ装置のアクセス対象となる第2の画像処理装置を識別する第2のアクセス対象情報を、選択サーバ装置へ送信する第2のアクセス対象情報送信手段をさらに備え、選択サーバ装置は、第2のアクセス対象情報送信手段によって送信されてきた第2のアクセス対象情報を受信することに応じて、受信した第2のアクセス対象情報と、選択サーバ装置を識別する選択サーバ装置識別情報と、を中継装置へ送信する選択サーバ装置識別情報送信手段を備え、中継装置は、選択サーバ装置識別情報送信手段によって送信されてきた第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、選択サーバ装置識別情報送信手段によって送信されてきた選択サーバ装置識別情報によって識別される選択サーバ装置と、の組み合わせが、中継装置記憶部に記憶されている第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、中継装置記憶部に記憶されている登録サーバ装置識別情報によって識別される登録サーバ装置と、の組み合わせと一致する場合に、選択サーバ装置に、第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置へアクセスさせるアクセス制御手段をさらに備えることを特徴とする。
上記構成によると、情報処理装置が、第1アクセス情報が識別する画像処理装置と通信することが可能な中継サーバに、複数のサーバ装置のうちの選択サーバ装置に関連付けた状態の第1アクセス情報を送信することで、複数の画像処理装置のうちの第1アクセス情報が識別する画像処理装置へ、中継サーバを介してアクセスを認可することができる。すなわち、情報処理装置から第1アクセス情報を送信することで、選択サーバ装置に、中継サーバを介しての画像処理装置へのアクセス権限を適切に与えることが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、選択サーバ装置識別情報として、トークン情報を用いることができる。これにより、通信システムのセキュリティを向上させることが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、登録サーバ装置が第1の画像処理装置へアクセスするために、ユーザの許可が必要となる。セキュリティを向上させることが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、登録サーバ装置識別情報とアクセス対象情報とを互いに関連付けて取り扱うことが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、情報処理装置で入力を受け付けたアクセス対象情報に基づいて、通信システムを制御することが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、画像処理装置が備える複数の機能ごとに、アクセス権限を設定することができる。これにより、機能の重要度に応じて、アクセス権限の範囲を設定することが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、上位サーバ装置が備える機能の範囲内において、上位サーバ装置から下位サーバ装置にアクセス権限を設定することができる。これにより、ユーザがアクセス権限を設定する手間を省くことが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、第1の選択機能や第2の選択機能を、登録サーバ装置や選択サーバ装置によって選択することが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、第1の選択機能識別情報や第2の選択機能識別情報を、登録サーバ装置や選択サーバ装置から送信することが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、選択サーバ装置のアクセス対象となる画像処理装置を識別する情報として、ユーザ識別情報や画像処理装置識別情報を用いることが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、登録サーバ装置識別情報などを送信する一連の処理の中で、許可受付画面情報を情報処理装置へ送信することができる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、アクセスキー情報を介して、トークン情報の生成を制御することができる。トークン情報が傍受される危険性を低減させることができるため、通信システムのセキュリティを向上させることが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、登録サーバ装置識別情報とアクセス対象情報とを互いに関連付けて取り扱うことが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、登録サーバ装置識別情報を予め中継装置記憶部に記憶させておくことができる。
本明細書に実施形態として記載されている通信システム等によれば、選択サーバ装置から第2の画像処理装置へ処理実行命令を送信するプッシュ処理を実行することが可能となる。
上記の技術を実現するための中継装置も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 サービステーブルの一例を示す図である。 ユーザテーブルの一例を示す図である。 トークンテーブルの一例を示す図である。 認可テーブルの一例を示す図である。 実施例2の通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 実施例3の通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。
<システムの構成>
図1に示されるように、通信システム2は、ルータ7および8と、多機能機10および11と、仲介サーバ60と、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120と、PC40と、サービス管理サーバ50を備えている。多機能機10は、LAN4およびルータ7を介してインターネット6に接続されている。多機能機11は、ルータ8を介してインターネット6に接続されている。また、仲介サーバ60および第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120も、インターネット6に接続されている。
<多機能機10の構成>
多機能機10は、印刷機能、FAX機能、スキャン機能、コピー機能、等の多機能を実行可能である。多機能機10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、印刷実行部18と、スキャン実行部19と、制御部20と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を多機能機10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークインターフェース16は、LAN4を介してルータ7に接続されている。ネットワークインターフェース16は、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120の各々と通信することが可能である。印刷実行部18は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。スキャン実行部19は、CCD、CIS等のスキャン機構を備える。制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。メモリ24は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどはtangibleな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種である、コンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。メモリ24は、アプリケーションプログラム25およびプロトコルスタック26を記憶している。メモリ24には、ロックフラグ、サービス変更情報、などが記憶される。ロックフラグやサービス変更情報の内容は、後述する。
CPU22は、メモリ24に格納されているアプリケーションプログラム25に従って、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120が提供する、後述する各種のサービスを利用するための処理を実行する。CPU22は、メモリ24に格納されているプロトコルスタック26に従って、HTTP(Hyper Text Transfer Protocolの略)や、XMPP over BOSH(eXtensible Messaging and Presence Protocol over Bidirectional-streams Over Synchronous HTTPの略)、などのプロトコル処理を実行する。CPU22は、プロトコル処理によって、後述するXMPP over BOSHに従ったセッション確立や、HTTPに従ったコネクション確立などを行う。なお、XMPP over BOSHに従ったセッションのことを、XMPPセッションとも記載する。また、XMPP over BOSHは、セッション確立型プロトコルの例である。多機能機10がXMPPセッションの確立を要求する情報を仲介サーバ60に送信し、仲介サーバ60が受信し、続いて、多機能機10がXMPPセッションの確立を要求する情報を定期的に仲介サーバに送信し、仲介サーバが受信することで、仲介サーバから送信したHTTPリクエストが、ルータ7を越えて、多機能機10へ伝達する、サーバプッシュを行うことが可能となる。
なお、多機能機11の構成も、多機能機10の構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本明細書における記載上の注意点を説明する。本明細書において、「多機能機10のCPU22が、各種の情報を送信または受信する」という記載は、「多機能機10のCPU22が、ネットワークインターフェース16を介して各種の情報を出力または取得する」という技術内容を含んでいるものとする。なお、仲介サーバ60のCPU72およびネットワークインターフェース62についても、同様の注意点が存在する。また、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120の各々についても、同様の注意点が存在する。
ここで、「データ」および「情報」の文言の定義を説明する。本明細書では、「データ」と「情報」では「情報」を「データ」の上位概念として用いている。そのため、「Aデータ」を「A情報」と言い換えてもよい。また、「情報」は、「データ」としての形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)が異なっていても、同一の意味内容と認識される限り、同一の情報として取り扱われる。例えば、印刷部数が2部であることを示す情報として装置が扱う限り、"COPY=2"というテキスト形式のデータと、"10"というバイナリ形式のデータとは、同じ情報である。但し、上記の「データ」および「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取扱いも許容される。
<仲介サーバ60の構成>
仲介サーバ60は、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120とは別体に構成されているサーバである。仲介サーバ60は、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120と多機能機10および11との間のアクセスを仲介するためのサーバである。仲介サーバ60は、多機能機10および11のベンダによって提供されるサーバである。仲介サーバ60は、ネットワークインターフェース62と、制御部70と、を備える。
制御部70は、CPU72と、メモリ74と、を備える。メモリ74には、アプリケーションプログラム75、プロトコルスタック78、サービステーブルT1、ユーザテーブルT2、認可テーブルT11が記憶されている。メモリ74は、メモリ24と同様に、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。CPU72は、アプリケーションプログラム75に従って、後述する各種の処理を実行する。CPU22がプロトコルスタック78に従って実行する処理の内容は、多機能機10のプロトコルスタック26について説明した内容に準ずる。
図5に、サービステーブルT1の一例を示す。サービス名511は、第1〜第3サービスの各々の名称である。サービス識別情報512は、第1〜第3サービスの各々を識別するための情報である。サービステーブルT1は、仲介サーバ60の管理者や、第1〜第3サービスサーバ100〜120の運営者等によって、予め仲介サーバ60に記憶されていてもよい。
図6に、ユーザテーブルT2の一例を示す。ユーザ名521は、ユーザテーブルT2に登録されているユーザの名称を示す情報である。仲介サーバ用ユーザID522は、ユーザテーブルT2に登録されているユーザの各々を識別するための情報である。仲介サーバ用パスワード523は、ユーザ認証(S165参照)を行う際に用いられる情報である。多機能機識別情報524は、ユーザテーブルT2に登録されているユーザが所有している多機能機を識別するための情報である。搭載機能情報525は、ユーザが所有している多機能機が搭載している機能の種類を示す情報である。ユーザ名521〜搭載機能情報525は、互いに関連付けられた状態でユーザテーブルT2に記憶されている。ここでは1ユーザが1デバイスを所有しているが、複数所有しても良い。また、所有する多機能機ごとに搭載機能情報は異なっていても良い。
ユーザテーブルT2は、ユーザが仲介サーバ60のユーザアカウント(すなわち、仲介サーバ用ユーザID522、および、仲介サーバ用パスワード523)を作成することに応じて記憶されるテーブルである。具体例を説明する。仲介サーバ60へのユーザ登録を希望するユーザは、PC40などの情報通信端末を用いて仲介サーバ60にアクセスする。そして、ユーザ名521〜搭載機能情報525までの情報を、ユーザテーブルT2に登録する。これによりユーザ登録が完了し、ユーザアカウントが作成される。以後、ユーザ登録されたユーザは、ユーザアカウントを用いることにより、仲介サーバ60でユーザ認証を受けることが可能となる。
<PC40の構成>
PC40の構成を説明する。PC40は、CPU41、メモリ42、ネットワークインターフェース47、表示部48、操作部49、等を有する。表示部48は、様々な情報を表示することができる。操作部49は、キーボードやマウスによって構成される。ユーザは、操作部49を操作することによって、様々な指示や情報をPC40に入力することができる。ネットワークインターフェース47は、インターネット6に接続されている。
<第1〜第3サービスサーバの構成>
第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120の各々は、第1〜第3サービスの各々を提供するサーバである。第1〜第3サービスは、遠隔操作サービスである。遠隔操作サービスは、多機能機10および11が備えている複数の機能(例:情報取得、印刷機能、FAX機能、スキャン機能、など)の少なくとも一部の機能の実行を、インターネット6を介して、サービス側から遠隔操作するサービスである。
第1サービスサーバ100の構成を説明する。第1サービスサーバ100は、制御部102を備えている。制御部102は、CPU103およびメモリ104を備えている。メモリ104には、トークンテーブルT21が記憶されている。図7に、トークンテーブルT21の一例を示す。第1サービス用ユーザID541は、ユーザAおよびBの各々を識別するための情報であり、第1サービスにユーザ登録するために用いられる情報である。トークン情報542およびリフレッシュトークン情報543の内容については、後述する。トークンテーブルT21内の情報は、後述するS240において登録される。
またメモリ104には、スコープ情報が記憶されている。スコープ情報は、多機能機が備える複数の機能のうち、第1サービスサーバ100が遠隔操作することができる機能を示す情報である。スコープ情報は、第1サービスサーバ100の運営者によって、予めメモリ104に記憶されるとしてもよい。本実施形態の説明例では、印刷機能を示すスコープ情報が、メモリ104に記憶されている場合を説明する。すなわち、第1サービスサーバ100が提供する第1サービスが、遠隔操作によって印刷を実行することができるサービスである場合を説明する。スコープ情報は単一の機能を示すのみにとどまらず、複数の機能を示しても良い。つまり、ここでは印刷機能を示すスコープ情報を例示したが、印刷ならびにスキャンの両方を行うサービスであれば、スコープ情報は印刷機能とスキャン機能の両方を示す情報となる。
なお、第2サービスサーバ110および第3サービスサーバ120の内容は、第1サービスサーバ100と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<サービス管理サーバ50の構成>
サービス管理サーバ50は、実施例2で説明する代理認可処理を実行するサーバである。サービス管理サーバ50は、制御部52を備えている。制御部52は、CPU53およびメモリ54を備えている。
<登録プロセス>
図2および図3のシーケンス図を用いて、登録プロセスの内容について説明する。登録プロセスは、仲介サーバ60が備える認可テーブルT11に、遠隔操作を許可するサービスを記憶させるプロセスである。
例として、ユーザAが、遠隔操作を許可する登録サービスとして、第1サービスサーバ100が提供する第1サービスを登録する場合を説明する。また、ユーザAが、多機能機10を所有している場合を説明する。また、ユーザAが、多機能機10が備える複数の機能のうち、印刷機能およびスキャン機能について、遠隔操作を許可する場合を説明する。また、ユーザAが、PC40を用いて登録処理を実行する場合を説明する。また、サービステーブルT1(図5参照)およびユーザテーブルT2(図6参照)が、仲介サーバ60に記憶されている場合を説明する。
ユーザAは、事前準備として、第1サービスを提供する第1サービスサーバ100に、ユーザAの第1サービス用ユーザIDおよび第1サービス用パスワードを登録しておく必要がある。すなわちユーザAは、第1サービスのユーザアカウントを取得しておく必要がある。
S90においてユーザAは、多機能機10への遠隔操作を許可する登録サービスのURLを、操作部49を介してPC40へ入力する。本実施例の説明例では、第1サービスサーバ100のURLが、PC40へ入力される。
S100において、PC40のCPU41は、第1サービスサーバ100のURLに基づいて、インターネット6を介して第1サービスサーバ100にアクセスする。そしてCPU41は、認可要求情報を第1サービスサーバ100へ送信する。認可要求情報は、第1サービス用ユーザIDを含んでいる。第1サービス用ユーザIDは、ユーザAが第1サービスサーバ100にログインするために用いられる情報である。第1サービスユーザIDは、様々な方法によって取得されてもよい。例えば、ログイン画面を表示部48に表示し、第1サービスユーザIDの入力を操作部49を介して受け付けることで取得されてもよい。また、第1サービスユーザIDが、メモリ42に予め記憶されていてもよい。
S110において、第1サービスサーバ100のCPU103は、サービス画面情報、および、第1のリダイレクト情報をPC40へ返信する。サービス画面情報は、後述するサービス画面をPC40の表示部48に表示させるための情報である。第1のリダイレクト情報は、PC40のアクセス先を、第1サービスサーバ100から仲介サーバ60へ変更させるための情報である。第1のリダイレクト情報は、スコープ情報、登録サービス識別情報、登録サービスURL、ステート情報、を含んでいる。スコープ情報は、メモリ104から読み出される情報である。本実施例の説明例では、スコープ情報は、印刷機能を示している。登録サービス識別情報は、登録サービスである第1サービスを識別するための情報である。登録サービスURLは、登録サービスである第1サービスのURLを示す情報である。ステート情報は、ユーザセッション情報を伝達するために用いられる情報である。ユーザセッション情報は、第1サービスサーバ100にアクセスしたユーザAの識別や行動の捕捉のために用いられる固有の識別情報である。
S115において、PC40のCPU41は、サービス画面情報に基づいて、サービス画面を表示部48に表示させる。サービス画面には、仲介サーバ60にリダイレクトすることをユーザに報知する情報が表示されてもよい。
S120においてCPU41は、第1のリダイレクト情報に基づいて、認可要求情報を仲介サーバ60へ送信する。認可要求情報は、スコープ情報、登録サービス識別情報、登録サービスURL、ステート情報、を含んでいる。これにより、第1サービスサーバ100からPC40に送信された登録サービス識別情報などが、互いに関連付けられている状態で、仲介サーバ60へ転送される。
S130において、仲介サーバ60のCPU72は、認可要求情報を受信する。そして、登録サービス識別情報とスコープ情報とを、認可テーブルT11に記憶させる(図8の領域R1参照)。また、登録サービスURLをメモリ24に一時的に記憶させる。
S140においてCPU72は、ログイン画面情報をPC40へ送信する。ログイン画面情報は、ログイン画面をPC40の表示部48に表示させるための情報である。S150において、PC40のCPU41は、ログイン画面情報に基づいて、ログイン処理を受け付けるためのログイン画面を表示部48に表示させる。ログイン処理は、ユーザAが仲介サーバ60のユーザ認証を得るための処理である。
S155においてCPU41は、ユーザAによる、仲介サーバ用ユーザIDおよび仲介サーバ用パスワードの入力を受け付ける。S160においてCPU41は、仲介サーバ用ユーザIDおよび仲介サーバ用パスワードを、仲介サーバ60へ送信する。
S165において、仲介サーバ60のCPU72は、ユーザの認証が成功したか否かを判断する。具体的には、多機能機10から送信されてきた仲介サーバ用ユーザIDおよび仲介サーバ用パスワードが、ユーザテーブルT2(図6参照)に記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S165:NO)には、S170へ進む。S170においてCPU103は、認証失敗情報をPC40へ送信する。S172においてPC40のCPU41は、仲介サーバ60でのユーザ認証に失敗したことを示すエラー画面を、表示部14に表示する。そしてフローを終了する。
一方、S165において肯定判断される場合には(S165:YES)、S175へ進む。S175においてCPU72は、受信した仲介サーバ用ユーザIDを、メモリ74に一時的に記憶させる。
S180においてCPU72は、認可受付画面情報をPC40へ送信する。認可受付画面情報は、認可受付画面をPC40の表示部48に表示させるための情報である。認可受付画面は、登録サービスに多機能機10への遠隔操作を許可するか否かについて、ユーザAの最終的な認可入力を受け付けるための画面である。
S190において、PC40のCPU41は、認可受付画面情報に基づいて、認可受付画面を表示部48に表示させる。S195においてCPU41は、ユーザAによる認可入力を受け付ける。例えば、認可受付画面に表示されているOKボタンへのタップ入力が検出されることによって、認可入力を受け付けてもよい。
S200においてCPU41は、許可情報を仲介サーバ60へ送信する。許可情報は、登録サービスに多機能機10への遠隔操作を行わせるための、最終的な許可が出されたことを示す情報である。
S205において、仲介サーバ60のCPU72は、S175で一時的に記憶させていた仲介サーバ用ユーザIDを、S130で記憶させた登録サービス識別情報およびスコープ情報と関連付けて、認可テーブルT11に記憶させる(図8の領域R2参照)。このように、複数の情報間で関連付けができる理由は、S100からS200まで行われている通信が一連の処理として行われているため、すべての通信が共通のユーザセッション情報で関連付けられているためである。
S207においてCPU72は、アクセスキー情報を生成する。アクセスキー情報は、ワンタイムのランダムな文字列であってもよい。そして、生成したアクセスキー情報を、S130で記憶させた登録サービス識別情報およびスコープ情報と関連付けて、認可テーブルT11に記憶させる(図8の領域R3参照)。これにより、登録サービス識別情報554、スコープ情報555、仲介サーバ用ユーザID553、アクセスキー情報556、が互いに関連付けられた状態で、認可テーブルT11に記憶される。
S210においてCPU72は、第2のリダイレクト情報をPC40へ送信する。第2のリダイレクト情報は、S210で記憶させた登録サービスURLで示されるアクセス先にアクセスすることを、PC40に要求するための情報である。第2のリダイレクト情報は、登録サービスURL、アクセスキー情報、ステート情報、を含んでいる。
S220において、PC40のCPU41は、第2のリダイレクト情報に含まれていた、アクセスキー情報およびステート情報を、登録サービスである第1サービスを提供する第1サービスサーバ100へ送信する。当該送信処理は、第2のリダイレクト情報に含まれている登録サービスURLに基づいて行われる。
S230において、第1サービスサーバ100のCPU103は、トークン情報要求情報を仲介サーバ60へ送信する。トークン情報要求情報は、トークン情報の発行を仲介サーバ60に要求するための情報である。トークン情報要求情報は、アクセスキー情報および登録サービス識別情報を含んでいる。
S235において、仲介サーバ60のCPU72は、S230で受信したトークン情報要求情報に含まれているアクセスキー情報と同一のアクセスキー情報が、登録サービス識別情報と関連付けられた状態で認可テーブルT11に記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S235:NO)には処理を終了し、肯定判断される場合(S235:YES)にはS238へ進む。
S238においてCPU72は、トークン情報およびリフレッシュトークン情報を生成する。トークン情報は、登録サービスを提供する第1サービスサーバ100を識別するための情報である。リフレッシュトークン情報は、後述するトークン情報のリフレッシュ処理で使用される情報である。トークン情報およびリフレッシュトークン情報は、それぞれ、固有の文字列である。
S240においてCPU72は、生成したトークン情報およびリフレッシュトークン情報を、仲介サーバ用ユーザIDと関連付けて、認可テーブルT11に記憶させる(図8、領域R4参照)。これにより、登録サービス識別情報554、スコープ情報555、仲介サーバ用ユーザID553、アクセスキー情報556、トークン情報551、リフレッシュトークン情報552が、互いに関連付けられた状態で、認可テーブルT11に記憶される。アクセスキー情報は、トークン情報の取得後は不要なので、破棄しても良い。
S250においてCPU72は、レスポンス情報を第1サービスサーバ100へ送信する。レスポンス情報は、S230で受信したトークン情報要求情報に対する応答情報である。レスポンス情報は、S238で生成されたトークン情報およびリフレッシュトークン情報を含んでいる。
S260において、第1サービスサーバ100のCPU103は、受信したトークン情報およびリフレッシュトークン情報を、第1サービス用ユーザIDと関連付けて、トークンテーブルT21に記憶させる(図7の領域R11参照)。ユーザAの第1サービス用ユーザIDと、認可テーブルT11に記憶されているユーザAの仲介サーバ用ユーザIDとは、異なっていてもよい。これにより、トークン情報542およびリフレッシュトークン情報543と、第1サービス用ユーザID541が、互いに関連付けられた状態で、トークンテーブルT21に記憶される。
S270においてCPU103は、認可完了画面情報をPC40へ送信する。認可完了画面情報は、認可完了画面をPC40の表示部48に表示させるための情報である。S280において、PC40のCPU41は、認可完了画面情報に基づいて、認可完了画面を表示部48に表示させる。認可完了画面には、登録サービスの登録が完了したことを示す画像が表示されてもよい。
またS310において、第1サービスサーバ100のCPU103は、多機能機一覧情報の要求情報を仲介サーバ60へ送信する。S315において、仲介サーバ60のCPU72は、多機能機一覧情報を生成する。多機能機一覧情報は、第1サービスサーバ100が遠隔操作することが許可されている1つ以上の多機能機を示す情報である。多機能機一覧情報の生成方法の一例を説明する。CPU103は、トークン情報を含んだ多機能機一覧情報の要求情報を送信する(S310)。CPU72は、認可テーブルT11に登録されている、トークン情報551を抽出する。次に、抽出したトークン情報551に対応する仲介サーバ用ユーザID553を特定する。そして、ユーザテーブルT2を用いて、仲介サーバ用ユーザIDに関連付けられている多機能機識別情報524を抽出することで、多機能機一覧情報が生成される(S315)。
S320においてCPU103は、仲介サーバ60から多機能機一覧情報を受信する。S325においてCPU103は、受信した多機能機一覧情報をメモリ104に記憶させる。そして、登録プロセスが終了する。
<機能利用プロセス>
図4のシーケンス図を用いて、機能利用プロセスの内容について説明する。機能利用プロセスは、1つ以上の登録サービスのうちから、処理を実行させるサービスを選択サービスとして選択するとともに、選択サービスから多機能機を遠隔操作して処理を実行するプロセスである。
例として、ユーザAが、選択サービスとして第1サービスを選択する場合を説明する。また、ユーザAが、多機能機10を所有している場合を説明する。
S330においてPC40のCPU41は、第1サービスサーバ100のURLに基づいて、インターネット6を介して第1サービスサーバ100にログインする。ログインは、PC40で入力を受け付けた第1サービス用ユーザIDおよび第1サービス用パスワードを、第1サービスサーバ100へ送信することで行われてもよい。
S335において、第1サービスサーバ100のCPU103は、サービス画面情報をPC40へ返信する。サービス画面情報には、S325でメモリ104に記憶された多機能機一覧情報が含まれていてもよい。S340において、PC40のCPU41は、サービス画面情報に基づいて、サービス画面を表示部48に表示させる。例えば、サービス画面には、選択サービスである第1サービスが遠隔操作することが許可されている操作可能多機能機の一覧が表示されるとしてもよい。
S343においてCPU41は、ユーザAによる、遠隔操作実行指示の入力を受け付ける。遠隔操作実行指示の入力受付では、操作対象多機能機、選択ファイル、等の選択入力が受け付けられる。操作対象多機能機は、遠隔操作によって各種処理を実行させる多機能機である。操作対象多機能機の選択は、S340で一覧表示された操作可能多機能機のうちから何れかの多機能機を選択することによって行われてもよい。選択ファイルは、操作対象多機能機に各種処理を実行させる際に用いられるファイルである。例えば、操作対象多機能機に印刷処理を実行させる場合には、選択ファイルは、印刷用の画像ファイルであってもよい。ここでは印刷の例を示したが、印刷機能とスキャン機能をそれぞれ有しているサービスであれば、このときにユーザによって利用機能の選択が行われても良い。
S345においてCPU41は、処理実行命令情報を第1サービスサーバ100へ送信する。処理実行命令情報は、操作対象多機能機に、選択機能を用いた特定の処理を実行させる情報である。印刷処理実行命令情報は、操作対象多機能機を示す操作対象多機能機識別情報、選択ファイルの保存場所を示す選択ファイルURL、を含んでいる。印刷処理実行命令情報は、S330のログイン時に入力された第1サービス用ユーザIDを含んでも良い。もしくは、中継サーバ用ユーザIDを含んでも良い。
S347において、第1サービスサーバ100のCPU103は、処理実行命令情報に基づいて、多機能機10を遠隔操作してもよいか否かを判断する。当該判断は、処理実行命令情報に含まれている第1サービス用ユーザIDと同一の第1サービス用ユーザIDが、トークンテーブルT21(図7参照)に記憶されているか否かによって行われてもよい。否定判断される場合(S347:NO)にはS349へ進み、CPU72は、エラー情報をPC40へ送信する。S365においてPC40のCPU41は、処理実行命令に失敗したことを示すエラー画面を、表示部14に表示する。そしてフローを終了する。
一方、S347において肯定判断される場合(S347:YES)には、CPU103は、トークンテーブルT21から、処理実行命令情報に含まれている第1サービス用ユーザIDと関連付けられているトークン情報を読み出す。またCPU103は、メモリ104からスコープ情報を読み出す。そして、S350へ進む。S350においてCPU103は、機能利用要求情報を仲介サーバ60へ送信する。機能利用要求情報は、選択サービスである第1サービスを示すサービス識別情報、選択ファイルURL、操作対象多機能機識別情報、選択機能識別情報、トークン情報、を含んでいる。選択機能識別情報は、選択機能を示す情報である。選択機能は、操作対象多機能機に実行させる機能として選択される機能である。選択機能は、メモリ104から読み出されたスコープ情報によって決定されてもよい。本実施形態の説明例では、印刷機能が、選択機能に該当する。これにより、機能利用要求情報と操作対象多機能機識別情報とが、互いに関連付けられた状態で送信される。
S355においてCPU72は、操作対象多機能機識別情報と同一の多機能機を示している多機能機識別情報524を、ユーザテーブルT2(図6参照)内から特定する。
S360においてCPU72は、機能利用要求情報で遠隔操作が指示された多機能機を、遠隔操作してよいか否かを、トークン情報を確認することで判断する。具体的には、機能利用要求情報に含まれているトークン情報と、S355で特定した多機能機識別情報と、の組み合わせが、認可テーブルT11に記憶されているか否かを判断する。
本実施例の説明例では、機能利用要求情報に含まれているトークン情報(図7の領域R31)と多機能機識別情報(図6の領域R32)の組み合わせが特定される。また、図8の認可テーブルT11では、領域R41のトークン情報551が特定される。また認可テーブルT11において、ユーザAが特定される(領域R2参照)。そして、ユーザAが所有する多機能機を識別する多機能機識別情報が、図6のユーザテーブルT2で特定される(領域R32参照)。以上より、本実施例の説明例では、S360において肯定判断される。
S360において否定判断される場合(S360:NO)にはS361へ進み、CPU72は、エラー情報をPC40へ送信する。そしてS365へ進む。一方、S360において肯定判断される場合(S360:YES)にはS362へ進む。
S362においてCPU72は、機能利用要求情報によって使用することが要求されている機能を、多機能機10で遠隔操作することが可能であるか否かを判断する。具体的には、機能利用要求情報に含まれている選択機能識別情報が示している選択機能が、認可テーブルT11に記憶されているスコープ情報の範囲内であるか否かを判断する。
本実施例の説明例では、選択機能識別情報は印刷機能を示しており、認可テーブルT11のスコープ情報(図8、領域R51参照)は印刷機能およびスキャン機能を示している。したがって、S362において肯定判断される。
S362で否定判断される場合(S362:NO)にはS363へ進み、CPU72は、エラー情報をPC40へ送信する。そしてS365へ進む。一方、S362において肯定判断される場合(S362:YES)には、S370へ進む。
S370においてCPU72は、機能利用指示情報を多機能機10へ送信する。機能利用指示情報は、選択ファイルURLを含んでいる。機能利用指示情報は、選択ファイルURLで指定されるファイルを用いて、選択機能識別情報で特定される機能を用いた処理を実行することを、多機能機10に指示するための情報である。機能利用指示情報は、XMPPメッセージ情報として多機能機10に送信される。また機能利用指示情報は、仲介サーバ60と多機能機10との間で確立しているXMPPコネクションを用いて、多機能機10へ送信される。XMPPコネクションを確立する処理については、周知であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
S380において、多機能機10のCPU22は、機能利用指示情報に基づいて、処理を実行する。本実施例の説明例では、選択ファイルURLで指定されるファイルを用いて、印刷処理が実行される。
そして機能利用プロセスが終了する。
<実施例1の効果>
本明細書に開示されている技術では、登録プロセス(図2、3参照)において、仲介サーバ60が備える認可テーブルT11に、登録サービス識別情報と仲介サーバ用ユーザIDを記憶させることができる(S240)。登録サービス識別情報は、登録サービスを提供するサービスサーバを識別する情報である。仲介サーバ用ユーザIDは、登録サービスによる遠隔操作を許可する多機能機を識別する情報である。そして、機能利用プロセス(図4参照)において、仲介サーバ60は、サービス識別情報と操作対象多機能機識別情報を、遠隔操作を実行する選択サービスから受信することができる(S350)。サービス識別情報は、選択サービスを提供するサービスサーバを識別する情報である。操作対象多機能機識別情報は、遠隔操作の実行対象となる多機能機を識別する情報である。そして仲介サーバ60は、S350において遠隔操作の実行を指示されたサービスサーバと多機能機の組み合わせが、認可テーブルT11に記憶されている場合には(S360:YES)、遠隔操作対象の多機能機へ機能利用指示情報を送信し(S370)、遠隔操作を実行することができる。(S380)。これにより、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120の各々に、多機能機10または11への遠隔操作の実行を認可する処理を、仲介サーバ60を用いることによって実現することができる。遠隔操作を実行するためのソフトウェアの使用などを、ユーザに強制することがないため、ユーザの利便性を高めることができる。
仲介サーバ60は、登録サービスを提供するサービスサーバを認可するためのトークン情報を生成し(S238)、仲介サーバ用ユーザIDとともに認可テーブルに記憶させることができる(S240)。また、生成したトークン情報を、登録サービスを提供するサービスサーバのトークンテーブルにも記憶させておくことができる。(S260)。そして、遠隔操作を実行するサービスサーバが選択された場合には(S330)、選択されたサービスサーバは、トークンテーブルに記憶されていたトークン情報を、サービス識別情報や操作対象多機能機識別情報と一緒に、仲介サーバ60に送信する(S350)。仲介サーバ60は、サービスサーバから送信されてきたトークン情報が、認可テーブルに登録済みである場合には(S360:YES)、トークン情報を送信してきたサービスサーバに遠隔操作を許可することができる。これにより、サービスサーバに遠隔操作を許可する処理を、トークン情報を用いて実行することができるため、セキュリティを向上させることができる。
多機能機への遠隔操作を許可するための認証情報として、ユーザIDやパスワードなどの個人情報を、第1〜第3サービスを提供するサービスサーバに渡す場合には、セキュリティ性の低下が問題となる。個人情報の漏えいや盗用の恐れがあるためである。本明細書に開示されている技術では、サービスサーバに遠隔操作を認可する処理を、仲介サーバ60で行うことができる。すなわち、サービスサーバに遠隔操作を認可するためには、ユーザは仲介サーバ60の認証情報(すなわち、仲介サーバ用ユーザIDおよび仲介サーバ用パスワード)を用いて仲介サーバ60にログインし(S160)、遠隔操作の許可を入力する(S195、S200)。すると、仲介サーバ60からサービスサーバに、遠隔操作を認証するための情報であるトークン情報が渡される(S250)。すなわちこの構成では、遠隔操作を許可するための認証情報として、個人情報(すなわち、仲介サーバ用ユーザIDおよび仲介サーバ用パスワード)に代えて、トークン情報をサービスサーバに渡すことができる。これにより、セキュリティ性を向上させることが可能となる。また、サービスサーバは、トークン情報を記憶していれば、仲介サーバ60を介して遠隔操作が可能である。すると、遠隔操作の指示入力を受け付けるサービス画面情報(S340)の表示内容等は、サービスサーバ側で自由に定めることができるため、サービスサーバの運営の自由度を高めることが可能となる。
第1サービスサーバ100は、PC40からアクセス要求が来ると(S100)、登録サービス識別情報を含んだ第1のリダイレクト情報をPC40へ返信する(S110)。PC40は、第1のリダイレクト情報に基づいて、認可要求情報を仲介サーバ60へ送信する(S120)。仲介サーバ60は、認可要求情報の受信に応じて、ログイン画面情報をPC40へ送信する(S140)。PC40は、仲介サーバ用ユーザIDおよび仲介サーバ用パスワードを、仲介サーバ60へ送信する(S160)。仲介サーバ60は、認証が成功すると(S165:YES)、認可受付画面情報をPC40へ送信する(S180)。これにより、登録サーバ装置識別情報(S110)と、仲介サーバ用ユーザID(S160)とを、一連のリクエストとレスポンスの通信によって送受信することができる。したがって、共通のユーザセッション情報で関連付けることができるため、登録サーバ装置識別情報(S110)と仲介サーバ用ユーザIDとを互いに関連付けて取り扱うことが可能となる。
トークン情報がPC40に送信されてしまうと、トークン情報が傍受されたり改ざんされてしまうおそれがある。本明細書に開示されている技術では、仲介サーバ60がアクセスキー情報を生成して(S207)、PC40へ送信する(S210)と、PC40は、アクセスキー情報を第1サービスサーバ100へ転送する(S220)。そして、第1サービスサーバ100は、アクセスキー情報とともに、トークン情報要求情報を仲介サーバ60へ送信する(S230)。すなわち、アクセスキー情報を介して、トークン情報の生成を制御することができるため、トークン情報がPC40に送信されることがない。これにより、通信システムのセキュリティを向上させることが可能となる。
本明細書に開示されている技術では、機能利用要求情報によって遠隔操作することが要求されている機能が、遠隔操作が認可された1つ以上の機能の範囲内であるか否かをスコープ情報を用いて判断し、肯定判断される場合(S362:YES)に、遠隔操作を実行することができる(S370)。これにより、多機能機が備える複数の機能ごとに、遠隔操作の実行権限を設定することができる。従って、機能の重要度に応じて、実行権限の範囲を設定することが可能となる。例えば、ランニングコストの高い印刷機能は信頼の置けるサービスのみに遠隔操作を認可し、ランニングコストの低いスキャン機能は広く様々なサービスへ遠隔操作を認可することが可能となる。
遠隔操作による処理の実行を指示する機能利用指示情報を、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120側から直接に多機能機10や11に送信することができない場合がある。第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120側から情報を送信する場合には、HTTPリクエスト情報を多機能機10へ送信することになるが、多機能機10の外部から送信されてくるHTTPリクエスト情報は、ルータ7や8のファイアウォール等によって遮断されるためである。本明細書に開示されている技術では、XMPPコネクションを、多機能機10および11と仲介サーバ60との間で確立することができる。そして、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120から出力(S350)される機能利用要求情報を、仲介サーバ60を介して多機能機10へ送信(S370)することができる。これにより、多機能機10および11と仲介サーバ60との間のXMPPコネクションを用いて機能利用要求情報を送信することができるため、XMPPメッセージ情報である機能利用要求情報を、ファイアウォール等を超えて多機能機10および11へ送信することができる。したがって、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120側から多機能機10および11を遠隔操作することが可能となる。
実施例2では、サービス管理サーバ50を用いた代理認可処理について説明する。代理認可処理は、登録サービスに遠隔操作を認証する処理を、ユーザに代理してサービス管理サーバ50が実行する処理である。なお、実施例2で使用する通信システム2の構成は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
<ユーザ登録プロセス>
図9のシーケンス図を用いて、登録プロセスの内容について説明する。登録プロセスは、サービス管理サーバ50へユーザ登録を行うプロセスである。例として、ユーザAが、サービス管理サーバ50へユーザ登録を行う場合を説明する。
サービス管理サーバ50へのユーザ登録を希望するユーザAは、PC40を用いてサービス管理サーバ50にアクセスする。S404において、PC40のCPU41は、ユーザ登録要求情報をサービス管理サーバ50へ送信する。S405において、サービス管理サーバ50のCPU53は、ユーザ登録画面情報をPC40へ返信する。S408においてCPU41は、ユーザ登録画面情報に基づいて、ユーザ登録画面を表示部48に表示させる。ユーザ登録画面には、サービス管理サーバ50へのユーザ登録の登録受付を行うための画面である。
S409においてCPU41は、ユーザAによるユーザ登録の入力を受け付ける。ユーザ登録では、サービス管理サーバ用ユーザID、サービス管理サーバ用パスワード、前述した仲介サーバ用ユーザID、などの入力を受け付けてもよい。S410においてCPU41は、ユーザ登録情報をサービス管理サーバ50へ送信する。ユーザ登録情報は、サービス管理サーバ用ユーザID、サービス管理サーバ用パスワード、仲介サーバ用ユーザID、などを含んでいる。S415においてCPU53は、ユーザ登録情報をメモリ54に記憶する。これにより、ユーザAの、サービス管理サーバ50へのユーザ登録が完了する。
<代理認可プロセス>
図9のシーケンス図を用いて、代理認可プロセスの内容について説明する。例として、ユーザAが、遠隔操作を許可する登録サービスとして、第1サービスサーバ100が提供する第1サービスを登録する場合を説明する。また、ユーザAが、多機能機10を所有している場合を説明する。
S420においてユーザAは、サービス管理サーバ用ユーザIDおよびサービス管理サーバ用パスワードを、操作部49を介してPC40へ入力する。S430においてCPU41は、ログイン要求情報をサービス管理サーバ50へ送信する。S435においてCPU53は、登録サービス選択受付画面情報をPC40へ返信する。S440においてCPU41は、登録サービス選択受付画面を表示部48に表示させる。
S445においてCPU41は、遠隔操作を許可する登録サービス、および、遠隔操作を認可する機能の入力を受け付ける。S450においてCPU41は、入力情報をサービス管理サーバ50へ送信する。
S455においてCPU53は、メモリ54に記憶されているユーザAのユーザ登録情報から、ユーザAの仲介サーバ用ユーザIDを読み出す。S460においてCPU53は、代理認可要求情報を仲介サーバ60へ送信する。代理認可要求情報は、登録サービス識別情報、スコープ情報、S455で読み出された仲介サーバ用ユーザID、を含んでいる。
S462においてCPU72は、アクセスキー情報を生成する。そして生成したアクセスキー情報を、代理認可要求情報に含まれている登録サービス識別情報、スコープ情報および仲介サーバ用ユーザIDと関連付けて、認可テーブルT11に記憶させる。S465においてCPU72は、アクセスキー情報をサービス管理サーバ50へ送信する。S470においてCPU53は、アクセスキー情報を第1サービスサーバ100へ送信する。S480においてCPU103は、トークン情報要求情報を仲介サーバ60へ送信する。以降の処理内容は、図3のS235以降の処理内容と同様であるため、説明を省略する。
<リフレッシュ処理>
トークン情報のリフレッシュ処理を説明する。リフレッシュ処理の実行条件が満たされると、S490において第1サービスサーバ100のCPU103は、リフレッシュ要求情報を仲介サーバ60へ送信する。リフレッシュ処理の実行条件は、例えば所定時間が経過することで満たされてもよい。リフレッシュ要求情報は、第1サービスサーバ100を識別するサービス識別情報、リフレッシュトークン情報、を含んでいる。リフレッシュトークン情報は、前述したS260で記憶された情報である。
S493において仲介サーバ60のCPU72は、リフレッシュ要求情報に基づいて、新たなトークン情報およびリフレッシュトークン情報を生成し、認可テーブルT11に記憶させる。S496においてCPU72は、新たなトークン情報およびリフレッシュトークン情報を含んだレスポンス情報を、第1サービスサーバ100へ送信する。S498においてCPU103は、受信したトークン情報およびリフレッシュトークン情報を、トークンテーブルT21に記憶させる。
リフレッシュ処理では、サービス管理サーバ50による代理認可を不要とすることができる。したがって、サービス管理サーバ50の処理負担を軽減することができる。
<実施例2の効果>
本明細書に開示されている技術では、ユーザが登録サービスや遠隔操作を認可する機能を選択することに応じて(S445)、サービス管理サーバ50が、登録サービスの遠隔操作の許可を得るための処理を実行することができる(S460)。これにより、実施例1のS155で説明したように、登録サービスに遠隔操作を許可するために、仲介サーバ用ユーザIDや仲介サーバ用パスワードなどの情報をユーザが入力する必要がない。よって、利便性を高めることができる。
例えば、第1〜第3サービスが有料サービスであり、サービス管理サーバ50が第1〜第3サービスを購入するための購入サイトを運営している場合を想定する。この場合、サービス管理サーバ50が代理認可処理を実行することによって、ユーザは、サービス管理サーバ50にアクセスしてサービスを購入するだけで、購入したサービスを用いた遠隔操作を実行することが可能となる。ユーザが、購入したサービスに対しても認可処理を行う必要がない。ユーザの利便性を高めることができる。
実施例3では、事前登録処理について説明する。事前登録処理は、ユーザが予め、仲介サーバ60に対して登録サービスを登録しておく処理である。なお、実施例3で使用する通信システム2の構成は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
<サービスサーバ登録プロセス>
図10のシーケンス図を用いて、サービスサーバ登録プロセスの内容について説明する。S500において、第1サービスサーバ100のCPU103は、事前登録要求情報を仲介サーバ60へ送信する。S500の処理は、定期的に行われてもよいし、第1サービスサーバ100が起動されることに応じて行われてもよい。事前登録要求情報は、登録サービス識別情報およびスコープ情報を含んでいる。
S501において、仲介サーバ60のCPU72は、事前登録要求情報に含まれている登録サービス識別情報およびスコープ情報を、認可テーブルT11に記憶させる。S502においてCPU72は、登録完了通知情報を第1サービスサーバ100へ送信する。これにより、第1サービスサーバ100を仲介サーバ60に登録するプロセスが完了する。
なお、第1サービスサーバ100の登録プロセスと同様のプロセスにより、第2サービスサーバ110および第3サービスサーバ120も、仲介サーバ60に登録される。
<ユーザ認可プロセス>
図10のシーケンス図を用いて、ユーザ認可プロセスの内容について説明する。例として、ユーザAが、遠隔操作を許可する登録サービスとして、第1サービスサーバ100が提供する第1サービスを登録する場合を説明する。
S520においてユーザAは、仲介サーバ用ユーザIDおよび仲介サーバ用パスワードを、操作部49を介してPC40へ入力する。S530においてCPU41は、ログイン要求情報を仲介サーバ60へ送信する。
S535において、仲介サーバ60のCPU72は、登録サービス選択受付画面情報をPC40へ返信する。S540においてCPU41は、登録サービス選択受付画面を表示部48に表示させる。登録サービス選択受付画面は、前述したサービスサーバ登録プロセスによって仲介サーバ60に記憶されている第1〜第3サービスのうちから、登録サービスを選択する入力を受け付ける画面である。
S545においてCPU41は、遠隔操作を許可する登録サービスの選択を受け付ける。S550においてCPU41は、選択されたサービスを示す選択サービス情報と、仲介サーバ用ユーザIDを、仲介サーバ60へ送信する。
S556においてCPU72は、アクセスキー情報を生成する。また、選択サービス情報に基づいて、認可テーブルT11に記憶されている登録サービス識別情報およびスコープ情報を特定する。そして、生成したアクセスキー情報と、受信した仲介サーバ用ユーザIDを、登録サービス識別情報およびスコープ情報と関連付けて、認可テーブルT11に記憶させる。
S565においてCPU72は、アクセスキー情報および仲介サーバ用ユーザIDを第1サービスサーバ100へ送信する。S580においてCPU103は、トークン情報要求情報を仲介サーバ60へ送信する。以降の処理内容は、図3のS235以降の処理内容と同様であるため、説明を省略する。
<実施例3の効果>
本明細書に開示されている技術では、登録サービス識別情報およびスコープ情報を予め認可テーブルT11に記憶させておくことができる(S501)。ユーザの手間を省くことができるため、利便性を高めることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例が含まれる。
<第1変形例>
図2のS160において、仲介サーバ用ユーザIDを仲介サーバ60に送信するとしたが、この形態に限られない。遠隔操作の実行対象となる多機能機を識別することができる情報であれば、何れの形態の情報を仲介サーバ60に送信してもよい。例えば、遠隔操作の実行対象となる多機能機の多機能機識別情報を、仲介サーバ60に送信してもよい。そしてS240では、仲介サーバ用ユーザIDに代えて、多機能機識別情報が、登録サービス識別情報などと関連付けられた状態で認可テーブルT11に記憶されてもよい。
<第2変形例>
実施例2および図9で説明した代理認可処理は、サービス管理サーバ50を用いた形態に限られない。第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120を用いて代理認可処理を実行してもよい。この場合、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120には、上位サービスサーバと下位サービスサーバが含まれていてもよい。そして、下位サービスサーバに対して遠隔操作を認証する処理を、ユーザに代理して、上位サービスサーバが実行してもよい。また、下位サービスサーバが遠隔操作することができる多機能機の機能の種類は、上位サービスサーバが遠隔操作することができる多機能機の機能の種類に包含されていてもよい。
例として、第2サービスサーバ110が上位サービスサーバであり、第1サービスサーバ100が下位サービスサーバである場合を説明する。この場合、図9のシーケンス図において、サービス管理サーバ50を、第2サービスサーバ110と読み替えればよい。
S460において、第2サービスサーバ110は、代理認可要求情報を仲介サーバ60へ送信する。代理認可要求情報は、第2サービスサーバ110のサービス識別情報、登録サービス識別情報(すなわち、下位サービスサーバである第1サービスサーバ100のサービス識別情報)、スコープ情報、仲介サーバ用ユーザID、を含んでいてもよい。
S462において、アクセスキー情報を生成する。このとき、下位サービスサーバに遠隔操作を認可させる機能の範囲が、上位サービスサーバが遠隔操作することができる機能の範囲内であるか否かを判断し、肯定判断される場合にアクセスキー情報を生成するとしてもよい。当該判断は、スコープ情報で示される機能の範囲と、第2サービスサーバ110が遠隔操作することができる機能の範囲とを比較することで行われてもよい。
第2変形例に記載されている通信システム等によれば、上位サービスサーバが備える機能の範囲内において、上位サービスサーバから下位サービスサーバに、遠隔操作の権限を設定することができる。これにより、ユーザが遠隔操作の権限を設定する手間を省くことが可能となる。また、サービス管理サーバ50を設置する必要をなくすことができる。
<第3変形例>
多機能機10の遠隔操作は、PC40から各種の情報(例:S345の処理実行命令情報)が送信されることに応じて行われる形態に限られない。第1サービスサーバ100が定期的に多機能機10を遠隔操作するとしてもよい。例えば第1サービスサーバ100は、予め定められた所定期間(例:1日)が経過するたびに、S350において機能利用要求情報を仲介サーバ60へ送信してもよい。このとき使用される機能は、例えば、多機能機10に記憶されている各種の情報(例:プリント積算枚数情報)を取得する機能であってもよい。多機能機10は、S380において、メモリ24に記憶されている各種の情報を、仲介サーバ60を介して第1サービスサーバ100へ送信するとしてもよい。これにより、第1サービスサーバ100から多機能機10を監視することが可能となる。例えば第1サービスサーバ100が、遠隔操作による印刷サービスである場合には、プリント積算枚数や多機能機の状態を監視することが可能となる。
<その他の変形例>
S110において、PC40のアクセス先を仲介サーバ60に設定する方法は、リダイレクトを用いた方法に限られず、リンクを用いた方法であってもよい。また、S210においても同様に、リンクを用いることができる。
登録サービスURLを第1サービスサーバ100から仲介サーバ60へ送信し(S110、S120)、仲介サーバ60のメモリ24に一時的に記憶(S130)させる形態に限られない。例えば、登録サービスURLを予めメモリ24に記憶させておいてもよい。
S370において、仲介サーバ60から多機能機10へ機能利用要求情報を送信する方法は、XMPPコネクションを用いた方法に限られない。ファイアウォールを越えることができる方法であれば、何れの方法を用いてもよい。
第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120の各々が、第1〜第3サービスの各々を提供する形態を説明したが、この形態に限られない。1つのサーバが複数のサービスを提供してもよい。
仲介サーバ60と通信可能に接続される多機能機は、多機能機10および11に限られず、3台以上存在してもよい。インターネット6に接続されるサービスサーバは、第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120に限られず、4台以上存在してもよい。通信システム2に含まれる機器として、多機能機10および11を例に挙げたが、これに限らない。指示データなどに基づいて、所定の画像を刺繍、キルティングするミシンでもよい。画像データに基づいた作品、製品を形成するために、飾り縫い、縫製などをおこなうミシンでもよい。指示データなどに基づいて、吹き付け、削りだしなどで、3D画像を生成する3Dプリンタでもよい。何らかの情報を定期的に取得するセンサ装置でも良い。
スコープ情報は、予め第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120に記憶される形態に限られず、例えばユーザによって入力されてもよい。例えばS90において、遠隔操作を行う機能の種類の入力を受け付けてもよい。S100において、S90で入力された機能を示すスコープ情報を、サービスサーバ100に送信するとしてもよい。S110において第1サービスサーバ100は、PC40から受信したスコープ情報を第1のリダイレクト情報に含ませるとしてもよい。これにより、遠隔操作対象の機能を、ユーザによって選択することが可能となる。
S350において送信される選択機能識別情報は、様々な方法によって決定されてもよい。例えば、S343において、ユーザによる選択機能の入力が受け付けられてもよい。そして、入力された選択機能に基づいて決定された選択機能識別情報が、S345においてPC40からサービスサーバ100へ送信されるとしてもよい。これにより、遠隔操作対象の機能を、ユーザによって選択することが可能となる。
S310において送信される多機能機一覧情報の要求情報は、サービスを識別する情報(例:登録サービス識別情報)と、ユーザを識別する情報(例:仲介サーバ用ユーザID)とを含んでいてもよい。仲介サーバ60のCPU72は、これらの情報を組み合わせて使用することで、多機能機一覧情報を生成することができる(S315)。また、このときトークン情報を含まないとしても良い。
図5のサービステーブルT1、図6のユーザテーブルT2、図7のトークンテーブルT21、図8の認可テーブルT11、の各々は、一例である。様々な記憶態様で、これらの情報を記憶してもよい。また、図6のユーザテーブルT2において、1のユーザに対して、複数の多機能機識別情報524および搭載機能情報525が関連付けられて記憶されていてもよい。
スコープ情報を使用しない形態としてもよい。この場合、S362の処理を省略することができる。アクセスキー情報を使用しない形態としてもよい。この場合、アクセスキーに代えてトークン情報を通信するとしてもよい。
S362の処理を省略することができる。以上より、一般的に言うと、通信システム2は、「登録サーバ装置識別情報送信手段」と、「第1のアクセス対象情報送信手段」と、「第1の記憶制御手段」と、「第2のアクセス対象情報送信手段」と、「選択サーバ装置識別情報送信手段」と、「アクセス制御手段」と、を少なくとも備えていれば良い。具体例としては、通信システム2は、S120、S160、S240、S345、S350、S370、を少なくとも実行すればよい。
認可の対象は、特定の多機能機のみであっても良いし、自分の所有する多機能機全てであっても良い。さらに、特定の機能識別情報でも良い。これは、特定の機能(たとえば印刷)であれば、自分の所有する多機能機全てに対して認可する、という例である。また、多機能機と機能識別情報の組み合わせであっても良い。
第1サービスサーバ100〜第3サービスサーバ120は、サーバ装置の一例である。仲介サーバ60は、中継装置の一例である。多機能機10および11は、画像処理装置の一例である。PC40、サービス管理サーバ50、上位サーバ装置は、情報処理装置の一例である。登録サービス識別情報は、登録サーバ装置識別情報の一例である。S110、S120を実行するCPUは、登録サーバ装置識別情報送信手段の一例である。仲介サーバ用ユーザID、多機能機識別情報は、第1のアクセス対象情報の一例である。S160を実行するCPUは、第1のアクセス対象情報送信手段の一例である。メモリ74は、中継装置記憶部の一例である。S240を実行するCPUは、第1の記憶制御手段の一例である。操作対象多機能機識別情報は、第2のアクセス対象情報の一例である。S345を実行するCPUは、第2のアクセス対象情報送信手段の一例である。S350を実行するCPUは、選択サーバ装置識別情報送信手段の一例である。S370を実行するCPUは、アクセス制御手段の一例である。仲介サーバ用ユーザIDは、第1ユーザ識別情報の一例である。仲介サーバ用ユーザIDは、第2ユーザ識別情報の一例である。第1サービス用ユーザIDは、第2ユーザ識別情報の一例である。トークンは、第2ユーザ識別情報の一例である。S238を実行するCPUは、トークン情報生成手段の一例である。S240を実行するCPUは、第3の記憶制御手段の一例である。S250を実行するCPUは、トークン情報送信手段の一例である。S260を実行するCPUは、トークン情報記憶制御手段の一例である。S180を実行するCPUは、許可受付画面情報送信手段の一例である。S200を実行するCPUは、許可情報送信手段の一例である。登録サービスURLは、宛先情報の一例である。S120を実行するCPUは、転送手段の一例である。S207を実行するCPUは、アクセスキー情報記憶制御手段の一例である。S210およびS220を実行するCPUは、アクセスキー情報送信手段の一例である。S230を実行するCPUは、トークン情報要求情報送信手段の一例である。サービス管理サーバ50は、管理装置の一例である。ユーザ登録画面、登録サービス選択受付画面は、第1の入力受付画面の一例である。S405、S435を実行するCPUは、第1の入力受付画面情報送信手段の一例である。S410、S450を実行するCPUは、第1の管理情報送信手段の一例である。S460を実行するCPUは、第2の管理情報送信手段の一例である。S120を実行するCPUは、第1の選択機能識別情報送信手段の一例である。S345を実行するCPUは、第2の選択機能識別情報送信手段の一例である。S501を実行するCPUは、第4の記憶制御手段の一例である。登録サービス選択受付画面は、第2の入力受付画面の一例である。S535を実行するCPUは、第2の入力受付画面情報送信手段の一例である。S550を実行するCPUは、選択情報送信手段の一例である。
6:インターネット、10および11:多機能機、14:表示部、22および72および103:CPU、40:PC、60:仲介サーバ、100〜120:第1〜第3サービスサーバ

Claims (27)

  1. 複数の画像処理装置、複数のサーバ装置、情報処理装置および中継装置を備える通信システムであって、
    前記中継装置は、前記複数の画像処理装置、前記情報処理装置および前記サーバ装置とネットワークを介して接続することが可能とされており、
    前記複数のサーバ装置の各々は、前記複数の画像処理装置へ前記中継装置を介してアクセス可能な装置であり、
    前記複数のサーバ装置の各々は、自身が登録サーバ装置として選択されることに応じて、登録サーバ装置を識別する登録サーバ装置識別情報を前記中継装置へ送信する登録サーバ装置識別情報送信手段を備え、
    前記情報処理装置は、前記登録サーバ装置のアクセス対象となる第1の画像処理装置を識別する第1のアクセス対象情報を、前記登録サーバ装置識別情報と関連付けられている状態で前記中継装置へ送信する第1のアクセス対象情報送信手段を備え、
    前記中継装置は、前記登録サーバ装置識別情報送信手段によって送信された前記登録サーバ装置識別情報と、前記第1のアクセス対象情報送信手段によって送信された前記第1のアクセス対象情報と、を互いに関連付けて前記中継装置が備える中継装置記憶部に記憶させる第1の記憶制御手段を備え、
    前記情報処理装置は、前記複数のサーバ装置のうちから選択された選択サーバ装置のアクセス対象となる第2の画像処理装置を識別する第2のアクセス対象情報を、前記選択サーバ装置へ送信する第2のアクセス対象情報送信手段をさらに備え、
    前記選択サーバ装置は、前記第2のアクセス対象情報送信手段によって送信されてきた前記第2のアクセス対象情報を受信することに応じて、受信した前記第2のアクセス対象情報と、前記選択サーバ装置を識別する選択サーバ装置識別情報と、を前記中継装置へ送信する選択サーバ装置識別情報送信手段を備え、
    前記中継装置は、前記選択サーバ装置識別情報送信手段によって送信されてきた前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、前記選択サーバ装置識別情報送信手段によって送信されてきた前記選択サーバ装置識別情報によって識別される選択サーバ装置と、の組み合わせが、前記中継装置記憶部に記憶されている前記第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、前記中継装置記憶部に記憶されている前記登録サーバ装置識別情報によって識別される登録サーバ装置と、の組み合わせと一致する場合に、前記選択サーバ装置に、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置へアクセスさせるアクセス制御手段をさらに備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記中継装置は、
    前記登録サーバ装置を識別するためのトークン情報を生成するトークン情報生成手段と、
    生成した前記トークン情報を、前記第1のアクセス対象情報送信手段によって送信された前記第1のアクセス対象情報と関連付けて前記中継装置記憶部に記憶させる第3の記憶制御手段と、
    生成した前記トークン情報を前記登録サーバ装置へ送信するトークン情報送信手段と、
    をさらに備え、
    前記登録サーバ装置は、前記トークン情報送信手段によって送信されてきた前記トークン情報を、前記登録サーバ装置が備えるサーバ装置記憶部に記憶させるトークン情報記憶制御手段をさらに備え、
    前記選択サーバ装置の前記選択サーバ装置識別情報送信手段は、前記選択サーバ装置を識別するためのトークン情報が前記選択サーバ装置のサーバ装置記憶部に記憶されている場合には、前記トークン情報を前記中継装置へ送信し、
    前記中継装置の前記アクセス制御手段は、受信したトークン情報が、中継装置記憶部内において何れかのアクセス対象情報と関連付けられて記憶されている場合には、当該関連付けられて記憶されているアクセス対象情報によって識別される画像処理装置に対して、前記選択サーバ装置をアクセスさせることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記中継装置は、前記登録サーバ装置の前記第1の画像処理装置へのアクセス許可の入力を受け付けるための許可受付画面を前記情報処理装置が備える表示部に表示させるための許可受付画面情報を、前記情報処理装置へ送信する許可受付画面情報送信手段を備え、
    前記情報処理装置は、前記許可受付画面情報を受信することに応じて前記許可受付画面を前記表示部に表示させ、前記アクセス許可の入力を受け付けることに応じて、前記登録サーバ装置の前記第1の画像処理装置へのアクセスが許可されたことを示す許可情報を前記中継装置へ送信する許可情報送信手段を備え、
    前記中継装置の前記トークン情報生成手段は、前記許可情報を受信することに応じて、前記トークン情報を生成し、
    前記サーバ装置の前記登録サーバ装置識別情報送信手段は、前記登録サーバ装置識別情報を、前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記登録サーバ装置識別情報を受信したことに応じて、前記登録サーバ装置識別情報を前記中継装置に送信する転送手段を備え、
    前記中継装置の前記許可受付画面情報送信手段は、前記転送手段によって送信された前記登録サーバ装置識別情報を受信したことに応じて、前記許可受付画面情報を前記情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記サーバ装置の前記登録サーバ装置識別情報送信手段は、前記中継装置を宛先とした宛先情報と、前記登録サーバ装置識別情報とを、前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記中継装置を宛先とした前記宛先情報と、前記登録サーバ装置識別情報と、を受信したことに応じて、前記登録サーバ装置識別情報を前記中継装置に送信する転送手段を備え、
    前記情報処理装置の前記第1のアクセス対象情報送信手段は、前記転送手段が前記登録サーバ装置識別情報を送信する処理と関連して前記第1のアクセス対象情報を前記中継装置へ送信することで、前記登録サーバ装置識別情報と前記第1のアクセス対象情報とが互いに関連付けられている状態を実現することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の通信システム。
  5. 前記通信システムは、前記中継装置および前記情報処理装置と前記ネットワークを介して接続することが可能とされている管理装置をさらに備えており、
    前記管理装置は、前記登録サーバ装置を識別する前記登録サーバ装置識別情報、および、前記第1の画像処理装置を識別する前記第1のアクセス対象情報の入力を受け付けるための第1の入力受付画面を前記情報処理装置が備える表示部に表示させるための第1の入力受付画面情報を、前記情報処理装置へ送信する第1の入力受付画面情報送信手段を備え、
    前記情報処理装置は、前記第1の入力受付画面情報を受信することに応じて前記第1の入力受付画面を前記表示部に表示させ、前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報の入力を受け付けることに応じて、前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報を前記管理装置へ送信する第1の管理情報送信手段を備え、
    前記管理装置は、前記情報処理装置から受信した前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報を、前記中継装置へ送信する第2の管理情報送信手段を備え、
    前記中継装置の前記第1の記憶制御手段は、前記第2の管理情報送信手段によって送信された前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報送信手段と、を互いに関連付けて前記中継装置記憶部に記憶させ、
    前記第2の管理情報送信手段が前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報を前記中継装置へ送信することによって、前記登録サーバ装置識別情報と前記第1のアクセス対象情報とが互いに関連付けられている状態を実現することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の通信システム。
  6. 前記複数の画像処理装置の各々は、複数の機能を備えており、
    前記情報処理装置は、前記複数の機能のうちから選択された第1の選択機能であって、前記第1の画像処理装置で実行される前記第1の選択機能を識別する第1の選択機能識別情報を、前記登録サーバ装置識別情報と関連付けられている状態で前記中継装置へ送信する第1の選択機能識別情報送信手段をさらに備え、
    前記中継装置の前記第1の記憶制御手段は、前記第1の選択機能識別情報送信手段によって送信された前記第1の選択機能識別情報を、前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報に関連付けて、前記中継装置記憶部にさらに記憶させ、
    前記情報処理装置は、前記複数の機能のうちから選択された第2の選択機能であって、前記第2の画像処理装置で実行される前記第2の選択機能を識別する第2の選択機能識別情報を、前記第2のアクセス対象情報と関連付けられている状態で前記選択サーバ装置へ送信する第2の選択機能識別情報送信手段をさらに備え、
    前記中継装置の前記アクセス制御手段は、前記第2の選択機能識別情報送信手段によって送信されてきた前記第2の選択機能識別情報によって識別される前記第2の選択機能が、前記中継装置記憶部に記憶されている前記第1の選択機能識別情報によって識別される前記第1の選択機能の範囲内であることをさらに条件として、前記選択サーバ装置に、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置へアクセスさせることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の通信システム。
  7. 前記複数のサーバ装置には、上位サーバ装置と下位サーバ装置が含まれており、
    前記下位サーバ装置が備える1以上の機能は、前記上位サーバ装置が備える1以上の機能に包含されており、
    前記情報処理装置は前記上位サーバ装置であり、
    前記登録サーバ装置は前記下位サーバ装置であり、
    前記情報処理装置の前記第1の選択機能識別情報送信手段は、前記複数の機能のうちから選択された第1の選択機能であって、前記上位サーバ装置が備える1以上の機能に包含される前記第1の選択機能を識別する第1の選択機能識別情報を、前記中継装置へ送信することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 複数の画像処理装置、サーバ装置、情報処理装置および中継装置を備える通信システムであって、
    前記中継装置は、前記複数の画像処理装置、前記情報処理装置および前記サーバ装置とネットワークを介して接続することが可能とされており、
    前記サーバ装置は、前記複数の画像処理装置へ前記中継装置を介してアクセス可能な装置であり、
    前記サーバ装置は、前記サーバ装置を識別する第1のサーバ装置識別情報を前記中継装置へ送信する第1のサーバ装置識別情報送信手段を備え、
    前記情報処理装置は、前記サーバ装置のアクセス対象となる画像処理装置を識別する第1のアクセス対象情報を、前記第1のサーバ装置識別情報と関連付けられている状態で前記中継装置へ送信する第1のアクセス対象情報送信手段を備え、
    前記中継装置は、前記第1のサーバ装置識別情報送信手段によって送信された前記第1のサーバ装置識別情報と、前記第1のアクセス対象情報送信手段によって送信された前記第1のアクセス対象情報と、を互いに関連付けて前記中継装置が備える中継装置記憶部に記憶させる第1の記憶制御手段を備え、
    前記サーバ装置は、前記サーバ装置のアクセス対象となる画像処理装置を識別する第2のアクセス対象情報と、前記サーバ装置を識別する第2のサーバ装置識別情報と、を前記中継装置へ送信する第2のサーバ装置識別情報送信手段を備え、
    前記中継装置は、前記第2のサーバ装置識別情報送信手段によって送信されてきた前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、前記第2のサーバ装置識別情報送信手段によって送信されてきた前記第2のサーバ装置識別情報によって識別されるサーバ装置と、の組み合わせが、前記中継装置記憶部に記憶されている前記第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、前記中継装置記憶部に記憶されている前記第1のサーバ装置識別情報によって識別されるサーバ装置と、の組み合わせと一致する場合に、前記サーバ装置に、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置へアクセスさせるアクセス制御手段をさらに備えることを特徴とする通信システム。
  9. 前記複数の画像処理装置の各々は、複数の機能を備えており、
    前記複数の機能のうちから選択された第1の選択機能であって、前記第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置で実行される前記第1の選択機能は、予め前記サーバ装置に設定された内容に基づいて、前記サーバ装置によって選択され、
    前記複数の機能のうちから選択された第2の選択機能であって、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置で実行される前記第2の選択機能は、予め前記サーバ装置に設定された内容に基づいて、前記サーバ装置によって選択されることを特徴とする請求項8に記載の通信システム。
  10. 前記サーバ装置の前記第1のサーバ装置識別情報送信手段は、前記第1の選択機能を識別する前記第1の選択機能識別情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記サーバ装置の前記第2のサーバ装置識別情報送信手段は、前記第2の選択機能を識別する前記第2の選択機能識別情報を、前記中継装置に送信する、ことを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
  11. 前記中継装置は、
    前記サーバ装置を識別するためのトークン情報を生成するトークン情報生成手段と、
    生成した前記トークン情報を、前記第1のアクセス対象情報送信手段によって送信された前記第1のアクセス対象情報と関連付けて前記中継装置記憶部に記憶させる第1のトークン情報記憶制御手段と、
    生成した前記トークン情報を前記サーバ装置へ送信するトークン情報送信手段と、
    をさらに備え、
    前記サーバ装置は、前記トークン情報送信手段によって送信されてきた前記トークン情報を、前記サーバ装置が備えるサーバ装置記憶部に記憶させる第2のトークン情報記憶制御手段をさらに備え、
    前記サーバ装置の前記第2のサーバ装置識別情報送信手段は、前記サーバ装置を識別するためのトークン情報が前記サーバ装置のサーバ装置記憶部に記憶されている場合には、前記トークン情報を前記中継装置へ送信し、
    前記中継装置の前記アクセス制御手段は、受信したトークン情報が、中継装置記憶部内において何れかのアクセス対象情報と関連付けられて記憶されている場合には、当該関連付けられて記憶されているアクセス対象情報によって識別される画像処理装置に対して、前記サーバ装置をアクセスさせることを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の通信システム。
  12. 複数の画像処理装置、複数のサーバ装置、情報処理装置とネットワークを介して通信可能な通信インターフェースと、
    記憶部と、
    前記複数のサーバ装置のうちから選択された登録サーバ装置から、前記登録サーバ装置を識別する登録サーバ装置識別情報を前記通信インターフェースを介して受信する登録サーバ装置識別情報受信手段と、
    前記登録サーバ装置のアクセス対象となる第1の画像処理装置を識別する第1のアクセス対象情報を、前記登録サーバ装置識別情報と関連付けられている状態で、前記情報処理装置から前記通信インターフェースを介して受信する第1のアクセス対象情報受信手段と、
    前記登録サーバ装置識別情報受信手段によって受信された前記登録サーバ装置識別情報と、前記第1のアクセス対象情報受信手段によって受信された前記第1のアクセス対象情報と、を互いに関連付けて前記記憶部に記憶させる第1の記憶制御手段と、
    前記複数のサーバ装置のうちから選択された選択サーバ装置のアクセス対象となる第2の画像処理装置を識別する第2のアクセス対象情報であって、前記情報処理装置から前記選択サーバ装置へ送信される前記第2のアクセス対象情報と、前記選択サーバ装置を識別する選択サーバ装置識別情報と、を前記選択サーバ装置から前記通信インターフェースを介して受信する選択サーバ装置識別情報受信手段と、
    前記選択サーバ装置識別情報受信手段によって受信された前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、前記選択サーバ装置識別情報受信手段によって受信された前記選択サーバ装置識別情報によって識別される選択サーバ装置と、の組み合わせが、前記記憶部に記憶されている前記第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、前記記憶部に記憶されている前記登録サーバ装置識別情報によって識別される登録サーバ装置と、の組み合わせと一致する場合に、前記選択サーバ装置に、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置へアクセスさせるアクセス制御手段と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  13. 複数のユーザを識別する複数のユーザ識別情報の各々と、前記複数の画像処理装置のうちの1つ以上を識別する1つ以上の画像処理装置識別情報と、を互いに関連付けて前記記憶部に記憶させる第2の記憶制御手段をさらに備え、
    前記第1のアクセス対象情報受信手段は、前記情報処理装置を操作する第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を含む前記第1のアクセス対象情報を前記情報処理装置から受信し、
    前記選択サーバ装置識別情報受信手段は、前記選択サーバ装置のアクセス対象となる第2の画像処理装置を識別する第2の画像処理装置識別情報を含む前記第2のアクセス対象情報を受信し、
    前記アクセス制御手段は、
    前記第1のアクセス対象情報に含まれる前記第1ユーザ識別情報が前記記憶部に記憶されている場合に、前記第1ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記1つ以上の画像処理情報を特定することで、前記第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置を特定し、
    前記第2のアクセス対象情報に含まれる前記第2の画像処理装置識別情報によって前記第2の画像処理装置を特定することを特徴とする請求項12に記載の中継装置。
  14. 複数のユーザを識別する複数のユーザ識別情報の各々と、前記複数の画像処理装置のうちの1つ以上を識別する1つ以上の画像処理装置識別情報と、を互いに関連付けて前記記憶部に記憶させる第2の記憶制御手段をさらに備え、
    前記第1のアクセス対象情報受信手段は、前記情報処理装置を操作する第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を含む前記第1のアクセス対象情報を前記情報処理装置から受信し、
    選択サーバ装置識別情報受信手段は、前記情報処理装置を操作する第2ユーザを識別する第2ユーザ識別情報を含む前記第2のアクセス対象情報を前記選択サーバ装置から受信し、
    前記アクセス制御手段は、
    前記第1のアクセス対象情報に含まれる前記第1ユーザ識別情報が前記記憶部に記憶されている場合に、前記第1ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記1つ以上の画像処理情報を特定することで、前記第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置を特定し、
    前記第2のアクセス対象情報に含まれる前記第2ユーザ識別情報が前記記憶部に記憶されている場合に、前記第2ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記1つ以上の画像処理情報を特定することで、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置を特定することを特徴とする請求項12に記載の中継装置。
  15. 前記第1のアクセス対象情報受信手段は、前記登録サーバ装置のアクセス対象となる第1の画像処理装置を識別する第1の画像処理装置識別情報を含む前記第1のアクセス対象情報を前記情報処理装置から受信し、
    前記選択サーバ装置識別情報受信手段は、前記選択サーバ装置のアクセス対象となる第2の画像処理装置を識別する第2の画像処理装置識別情報を含む前記第2のアクセス対象情報を受信し、
    前記アクセス制御手段は、前記第1のアクセス対象情報に含まれる前記第1の画像処理装置識別情報によって前記第1の画像処理装置を特定し、前記第2のアクセス対象情報に含まれる前記第2の画像処理装置識別情報によって前記第2の画像処理装置を特定することを特徴とする請求項12に記載の中継装置。
  16. 前記中継装置は、
    前記登録サーバ装置を識別するためのトークン情報を生成するトークン情報生成手段と、
    生成した前記トークン情報を、前記第1のアクセス対象情報送信手段によって送信された前記第1のアクセス対象情報と関連付けて前記記憶部に記憶させる第3の記憶制御手段と、
    生成した前記トークン情報を前記登録サーバ装置へ送信して前記登録サーバ装置が備えるサーバ装置記憶部に記憶させるトークン情報送信手段と、
    をさらに備え、
    前記選択サーバ装置識別情報受信手段は、前記選択サーバ装置を識別するためのトークン情報が前記選択サーバ装置のサーバ装置記憶部に記憶されている場合には、前記トークン情報を前記選択サーバ装置から受信し、
    前記アクセス制御手段は、受信したトークン情報が、記憶部内において何れかのアクセス対象情報と関連付けられて記憶されている場合には、当該関連付けられて記憶されているアクセス対象情報によって識別される画像処理装置に対して、前記選択サーバ装置をアクセスさせることを特徴とする請求項12〜15の何れか1項に記載の中継装置。
  17. 前記登録サーバ装置の前記第1の画像処理装置へのアクセス許可の入力を受け付けるための許可受付画面を前記画像処理装置が備える表示部に表示させるための許可受付画面情報を、前記情報処理装置へ送信する許可受付画面情報送信手段と、
    前記登録サーバ装置の前記第1の画像処理装置へのアクセスが許可されたことを示す許可情報を前記情報処理装置から前記通信インターフェースを介して受信する許可情報受信手段と、
    をさらに備え、
    前記トークン情報生成手段は、前記許可情報を受信することに応じて、前記トークン情報を生成することを特徴とする請求項16に記載の中継装置。
  18. 前記許可受付画面情報送信手段は、前記サーバ装置から前記情報処理装置へ送信され、その後に前記情報処理装置から前記中継装置へ転送された前記登録サーバ装置識別情報を受信したことに応じて、前記許可受付画面情報を前記情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項17に記載の中継装置。
  19. 前記登録サーバ装置識別情報受信手段によって前記登録サーバ装置識別情報が受信されるとともに、前記第1のアクセス対象情報受信手段によって前記第1のアクセス対象情報が受信されることに応じて、アクセスキー情報を生成し、生成した前記アクセスキー情報を前記登録サーバ装置識別情報と関連付けて前記記憶部に記憶させるアクセスキー情報記憶制御手段と、
    生成した前記アクセスキー情報を前記登録サーバ装置へ送信するアクセスキー情報送信手段と、
    前記アクセスキー情報送信手段によって前記アクセスキー情報を送信することに応じて、前記トークン情報を前記中継装置に要求するためのトークン情報要求情報であって、前記アクセスキー情報および前記登録サーバ装置識別情報を含む前記トークン情報要求情報を、前記登録サーバ装置から受信するトークン情報要求情報受信手段と、
    をさらに備え、
    前記トークン情報生成手段は、前記トークン情報要求情報受信手段によって受信された前記トークン情報要求情報に含まれる前記アクセスキー情報および前記登録サーバ装置識別情報が、前記記憶部に互いに関連付けられて記憶されている場合に、前記トークン情報を生成することを特徴とする請求項16〜18の何れか1項に記載の中継装置。
  20. 前記第1のアクセス対象情報受信手段は、前記サーバ装置から前記情報処理装置へ送信され、その後に前記情報処理装置から前記中継装置へ転送された前記登録サーバ装置識別情報と関連して前記第1のアクセス対象情報を受信することで、前記登録サーバ装置識別情報と前記第1のアクセス対象情報とが互いに関連付けられている状態を実現することを特徴とする請求項12〜19の何れか1項に記載の中継装置。
  21. 前記複数の画像処理装置の各々は、複数の機能を備えており、
    前記登録サーバ装置識別情報受信手段は、前記複数の機能のうちから選択された第1の選択機能であって、前記第1の画像処理装置で実行される前記第1の選択機能を識別する第1の選択機能識別情報を、前記登録サーバ装置識別情報と関連付けられている状態で前記情報処理装置から受信し、
    前記第1の記憶制御手段は、前記登録サーバ装置識別情報受信手段によって受信された前記第1の選択機能識別情報を、前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報に関連付けて、前記記憶部にさらに記憶させ、
    選択サーバ装置識別情報受信手段は、前記複数の機能のうちから選択された第2の選択機能であって、前記第2の画像処理装置で実行される前記第2の選択機能を識別する第2の選択機能識別情報を、前記第2のアクセス対象情報と関連付けられている状態で前記情報処理装置から受信し、
    前記アクセス制御手段は、前記選択サーバ装置識別情報受信手段によって受信された前記第2の選択機能識別情報によって識別される前記第2の選択機能が、前記記憶部に記憶されている前記第1の選択機能識別情報によって識別される前記第1の選択機能の範囲内であることをさらに条件として、前記選択サーバ装置に、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置へアクセスさせることを特徴とする請求項12〜20の何れか1項に記載の中継装置。
  22. 前記複数のサーバ装置には、上位サーバ装置と下位サーバ装置が含まれており、
    前記下位サーバ装置が備える1以上の機能は、前記上位サーバ装置が備える1以上の機能に包含されており、
    前記情報処理装置は前記上位サーバ装置であり、
    前記登録サーバ装置は前記下位サーバ装置であり、
    前記登録サーバ装置識別情報受信手段は、前記複数の機能のうちから選択された第1の選択機能であって、前記上位サーバ装置が備える1以上の機能に包含される前記第1の選択機能を識別する第1の選択機能識別情報を、前記情報処理装置から受信することを特徴とする請求項21に記載の中継装置。
  23. 前記複数のサーバ装置の各々を識別するサーバ装置識別情報を、前記複数のサーバ装置の各々から受信して前記記憶部に記憶させる第4の記憶制御手段と、
    前記第4の記憶制御手段によって前記記憶部に記憶された前記複数のサーバ装置のうちから前記選択サーバ装置を選択する入力を受け付けるとともに、前記第1の画像処理装置を識別する前記第1のアクセス対象情報の入力を受け付けるための第2の入力受付画面を前記画像処理装置が備える表示部に表示させるための第2の入力受付画面情報を、前記情報処理装置へ送信する第2の入力受付画面情報送信手段と、
    を備え、
    前記登録サーバ装置識別情報受信手段は、前記第2の入力受付画面情報送信手段によって前記第2の入力受付画面情報を送信したことに応じて、前記登録サーバ装置識別情報を受信し、
    前記第1のアクセス対象情報受信手段は、前記第2の入力受付画面情報送信手段によって前記第2の入力受付画面情報を送信したことに応じて、前記第1のアクセス対象情報を受信し、
    前記第1の記憶制御手段は、受信した前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報送信手段と、を互いに関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記登録サーバ装置識別情報受信手段および前記第1のアクセス対象情報受信手段の各々が前記登録サーバ装置識別情報および前記第1のアクセス対象情報の各々を受信することによって、前記登録サーバ装置識別情報と前記第1のアクセス対象情報とが互いに関連付けられている状態を実現することを特徴とする請求項12〜22の何れか1項に記載の中継装置。
  24. 前記選択サーバ装置識別情報受信手段は、前記情報処理装置から送信される処理実行命令であって、前記第2の画像処理装置に各種の処理を実行させる前記処理実行命令を、前記第2のアクセス対象情報と関連付けられている状態で前記選択サーバ装置から受信し、
    前記アクセス制御手段は、前記選択サーバ装置識別情報受信手段で受信した前記処理実行命令を、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置へ、インターネットを介して送信することを特徴とする請求項12〜23の何れか1項に記載の中継装置。
  25. 複数の画像処理装置、サーバ装置、情報処理装置とネットワークを介して通信可能な通信インターフェースと、
    記憶部と、
    前記サーバ装置から、前記サーバ装置を識別する第1のサーバ装置識別情報を前記通信インターフェースを介して受信する第1のサーバ装置識別情報受信手段と、
    前記サーバ装置のアクセス対象となる画像処理装置を識別する第1のアクセス対象情報を、前記第1のサーバ装置識別情報と関連付けられている状態で、前記情報処理装置から前記通信インターフェースを介して受信する第1のアクセス対象情報受信手段と、
    前記第1のサーバ装置識別情報受信手段によって受信された前記第1のサーバ装置識別情報と、前記第1のアクセス対象情報受信手段によって受信された前記第1のアクセス対象情報と、を互いに関連付けて前記記憶部に記憶させる第1の記憶制御手段と、
    前記サーバ装置のアクセス対象となる画像処理装置を識別する第2のアクセス対象情報と、前記サーバ装置を識別する第2のサーバ装置識別情報と、を前記サーバ装置から前記通信インターフェースを介して受信する第2のサーバ装置識別情報受信手段と、
    前記第2のサーバ装置識別情報受信手段によって受信された前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、前記第2のサーバ装置識別情報受信手段によって受信された前記第2のサーバ装置識別情報によって識別されるサーバ装置と、の組み合わせが、前記記憶部に記憶されている前記第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置と、前記記憶部に記憶されている前記第1のサーバ装置識別情報によって識別されるサーバ装置と、の組み合わせと一致する場合に、前記サーバ装置に、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置へアクセスさせるアクセス制御手段と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  26. 前記複数の画像処理装置の各々は、複数の機能を備えており、
    前記複数の機能のうちから選択された第1の選択機能であって、前記第1のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置で実行される前記第1の選択機能は、予め前記サーバ装置に設定された内容に基づいて、前記サーバ装置によって選択され、
    前記複数の機能のうちから選択された第2の選択機能であって、前記第2のアクセス対象情報によって識別される画像処理装置で実行される前記第2の選択機能は、予め前記サーバ装置に設定された内容に基づいて、前記サーバ装置によって選択されることを特徴とする請求項25に記載の中継装置。
  27. 前記中継装置は、
    前記サーバ装置を識別するためのトークン情報を生成するトークン情報生成手段と、
    生成した前記トークン情報を、前記第1のアクセス対象情報送信手段によって送信された前記第1のアクセス対象情報と関連付けて前記記憶部に記憶させるトークン情報記憶制御手段と、
    生成した前記トークン情報を前記サーバ装置へ送信して前記サーバ装置が備えるサーバ装置記憶部に記憶させるトークン情報送信手段と、
    をさらに備え、
    前記第2のサーバ装置識別情報受信手段は、前記サーバ装置を識別するためのトークン情報が前記サーバ装置のサーバ装置記憶部に記憶されている場合には、前記トークン情報を前記サーバ装置から受信し、
    前記アクセス制御手段は、受信したトークン情報が、記憶部内において何れかのアクセス対象情報と関連付けられて記憶されている場合には、当該関連付けられて記憶されているアクセス対象情報によって識別される画像処理装置に対して、前記サーバ装置をアクセスさせることを特徴とする請求項25または26に記載の中継装置。
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