JP2015194211A - ディスクブレーキ - Google Patents

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亮 宇佐美
Akira Usami
亮 宇佐美
中山 信一
Shinichi Nakayama
信一 中山
一博 高田
Kazuhiro Takada
一博 高田
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Abstract

【課題】ケーブル支持部材の小型化、軽量化が可能となるディスクブレーキの提供。
【解決手段】操作ワイヤ88により回動するレバー部材77と、操作ワイヤ88の操作時に操作ワイヤ88を内包するケーブル86の端部を支持するケーブル支持部材85と、レバー部材77とケーブル支持部材85との間に係止され、レバー部材77を一回転方向に付勢するスプリング90とを備え、ケーブル支持部材85が、キャリパ15に固定される第1の部位151と、第1の部位151からディスク12の軸方向に沿ってディスク12から離間する方向に延出し、ディスク12の回転方向における第1の側部173にケーブル86を支持し、ディスク12の回転方向における第1の側部173とは反対側の第2の側部174にスプリング90を係止する第2の部位152と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等を制動するためのディスクブレーキに関する。
レバー部材の回転によってピストンの移動方向に押圧力を発生させる押圧機構を有するディスクブレーキがある。このようなディスクブレーキにおいて、レバー部材を回転させるためのケーブルをガイドするとともにレバー部材との間にスプリングを支持するケーブルガイドが設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−264478号公報
ケーブルを支持するケーブル支持部材の歩留まり向上が要望されている。
したがって、本発明は、ケーブル支持部材の歩留まり向上が可能となるディスクブレーキの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ケーブル支持部材が、キャリパに固定される第1の部位と、前記第1の部位からディスクの軸方向に沿って前記ディスクから離間する方向に延出し、前記ディスクの回転方向における第1の側部にケーブルを支持し、前記ディスクの回転方向における前記第1の側部とは反対側の第2の側部にスプリングを係止する第2の部位と、を備えている。
本発明のディスクブレーキによれば、ケーブル支持部材の歩留まり向上が可能となる。
ディスクブレーキを示す側面図。 ディスクブレーキを示す側断面図。 ディスクブレーキを示す背面図。 ディスクブレーキのケーブル支持部材を示すもので、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は下面図。 ディスクブレーキのケーブル支持部材の打ち抜き加工時の部品取りのパターンを示す平面図。 ディスクブレーキのケーブル支持部材の他の例を示すもので、(a)は正面図、(b)は下面図。 図6のX矢視図。
本発明に係る一実施形態のディスクブレーキを図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本実施形態のディスクブレーキ10を示すものである。図1に示すように、ディスクブレーキ10は、車両の非回転部に固定されるキャリア11と、ディスク12の両側に配置された状態でキャリア11に摺動可能に支持される一対のパッド13,13と、キャリア11にディスク12の軸線方向に沿って摺動可能となるように、ディスク12の周方向両側の図3に示す摺動案内部14,14に支持されて図1,図2に示す一対のパッド13,13を両側から挟持するキャリパ15とで構成されている。
図2に示すように、キャリパ15は、筒部20と筒部20の一端を閉塞する底部21とを有し一方のパッド13のディスク12に対し反対側に開口部22を対向させる有底筒状のシリンダ23と、このシリンダ23の径方向における一側からディスク12の外周部を跨いでディスク12の軸線方向に沿って延出するディスクパス部24と、このディスクパス部24のシリンダ23に対し反対側から他方のパッド13のディスク12に対し反対側に対向するようにディスク12の径方向の内方に向け延出する爪部25とを有するキャリパ部材26を有している。以下、筒部20の内周面をボア27と呼ぶ。
キャリパ部材26の底部21には、ボア27の中央位置にボア27の軸線方向に沿って貫通する中央貫通穴31が形成されており、ボア27の半径方向におけるこの中央貫通穴31よりも外側位置にボア27側から所定の深さ位置までピン穴32が形成されている。このピン穴32には、円柱状の回止ピン33が嵌合固定されている。中央貫通穴31は、ボア27側の端部が大径となる段差状をなしている。
筒部20のボア27には、最も底部21側に一定径の底穴34が形成されており、この底穴34の開口部22側に底穴34よりも大径の中径穴35が底穴34と同軸状に形成されている。中径穴35の軸方向中間位置には、中径穴35よりも大径の円環状の係合溝36が中径穴35と同軸状に形成されている。
また、筒部20のボア27には、中径穴35よりも開口部22側に、係合溝36よりも大径の大径穴37が中径穴35と同軸状に形成されており、この大径穴37よりも開口部22側に、大径穴37よりも小径で係合溝36よりも大径の摺動穴38が大径穴37と同軸状に形成されている。さらに、筒部20のボア27には、この摺動穴38の開口部22側の端部近傍に、摺動穴38よりも大径の円環状のシール溝39が摺動穴38と同軸状に形成されており、このシール溝39よりも開口部22側に、摺動穴38よりも大径の円環状のブーツ溝40が摺動穴38と同軸状に形成されている。
また、キャリパ15は、有蓋筒状に形成されて蓋側をパッド13側に向けてシリンダ23のボア27を構成する摺動穴38に摺動可能に嵌合されるピストン45と、シリンダ23のシール溝39に保持されて、ピストン45とシリンダ23のボア27との隙間をシールする円環状のピストンシール46と、一端がシリンダ23のブーツ溝40に嵌合され、他端がピストン45の外周部に嵌合された伸縮可能なブーツ47とを有している。
キャリパ15は、シリンダ23とピストン45との間に導入されるブレーキ液圧によって、ピストン45をシリンダ23の摺動穴38内で摺動させてシリンダ23からパッド13の方向に突出させる。これによって、ピストン45と爪部25とで一対のパッド13,13を両側から押圧することになり、円板状のディスク12にこれらパッド13,13を接触させる。
ピストン45は、ブレーキペダルへの踏み込み操作による通常制動時には、図示せぬマスタシリンダからシリンダ23内に導入されるブレーキ液圧でシリンダ23から爪部25の方向に突出させられることにより一対のパッド13,13をディスク12に押圧させて制動力を発生させるものであるが、シリンダ23内には、ピストン45をこのようなブレーキ液圧ではなく機械的に推進することにより一対のパッド13,13をディスク12に押圧させて制動力を発生させる押圧機構51が配置されている。押圧機構51は、シリンダ23内に形成された係合溝36に係合される係止部材53によって、シリンダ23内に係止される。
押圧機構51は、シリンダ23の底部21の中央貫通穴31に挿入され底部21から一部を外側に突出させつつ残りの部分がキャリパ部材26のシリンダ23内に配置されるボール&ランプ機構52を有している。このボール&ランプ機構52は、シリンダ23内に配置されて底部21に当接する固定ランプ部材55と、固定ランプ部材55の底部21とは反対側に設けられるボール56と、ボール56を固定ランプ部材55との間に保持する移動ランプ部材57とを有している。
固定ランプ部材55は、その径方向の中央に軸線方向に貫通する貫通穴61が形成されており、また、径方向の貫通穴61の外側位置にも軸線方向に貫通する回止穴62が形成されている。さらに、固定ランプ部材55には、底部21とは反対側に円周方向位置により深さが変わるランプ溝63が形成されており、外周面に径方向外方に突出する突起部64が形成されている。固定ランプ部材55は、底部21に当接する際に、回止穴62に、底部21のピン穴32に嵌合された回止ピン33を挿通させることになり、これにより、シリンダ23に対して回り止めされる。
移動ランプ部材57は、軸部68と、軸部68の一端から軸部68と同軸をなして径方向に広がる円板部69とを有しており、円板部69の軸部68側の面には、ボール保持凹部70が形成されている。移動ランプ部材57の軸部68には、先端側に全周にわたってセレーション71が形成され、セレーション71よりもさらに先端側の端部にオネジ72が形成されている。
この移動ランプ部材57は、固定ランプ部材55のランプ溝63にボール56を配置した状態でボール56をボール保持凹部70に収容しつつ軸部68を固定ランプ部材55の貫通穴61に挿通させることになり、軸部68をさらに底部21の中央貫通穴31に挿通させて、底部21よりも外側に突出させる。ここで、底部21の中央貫通穴31には、カラー73およびOリング74が嵌合されており、移動ランプ部材57は、軸部68においてこれらOリング74およびカラー73の内側に挿入されることになり、Oリング74が移動ランプ部材57とシリンダ23との隙間をシールする。
移動ランプ部材57の軸部68のセレーション71およびオネジ72は、シリンダ23から外側に突出することになり、セレーション71にはレバー部材77が嵌合穴78において嵌合され、オネジ72にはレバー部材77を移動ランプ部材57に取り付けるナット79が螺合されている。レバー部材77は、セレーション71によって移動ランプ部材57の軸部68に回転不可に嵌合することになり、ナット79が軸部68に締結されると、移動ランプ部材57に一体に固定される。
シリンダ23の底部21の爪部25に対し反対側には、円筒状の突出部80が中央貫通穴31と同軸状をなして突出するように形成されており、この突出部80の内側には軸カバー81が嵌合されている。この軸カバー81は、内側に軸部68を嵌合させるとともにレバー部材77のシリンダ23側の面に当接して軸部68を覆う。
シリンダ23の底部21の外側には、突出部80を嵌合穴84に嵌合させてケーブル支持部材85が取り付けられており、このケーブル支持部材85には図3に示すケーブル86の端部がこの端部を覆う端末具87を介して連結されている。このケーブル86は、チューブ状をなしており、その内側に操作ワイヤ88が内包されている。操作ワイヤ88の球状の端部89がレバー部材77に係止されている。この操作ワイヤ88は、その操作時にケーブル86内に引き込まれることによってレバー部材77を回動させることになり、その際にケーブル支持部材85はケーブル86の端部を端末具87を介して支持する。ケーブル支持部材85とレバー部材77との間には、操作ワイヤ88のケーブル86への引き込み方向とは反対となる一回転方向にレバー部材77を付勢するスプリング90が介装されている。このスプリング90は、操作ワイヤ88の操作に対する反力を発生させるものである。
図2に示すように、レバー部材77がシリンダ23の外側で移動ランプ部材57に一体に結合されることになり、運転室内に設けられたパーキングブレーキレバーまたはパーキングブレーキペダルからなる図示略の操作部材が操作され、図3に示す操作ワイヤ88がケーブル86内に引き込まれて、レバー部材77が回転入力を受けると、図2に示すボール&ランプ機構52は、このレバー部材77に結合された移動ランプ部材57がレバー部材77と一体に回転することになる。そして、この移動ランプ部材57の回転に応じて、そのボール保持凹部70に保持されたボール56が固定ランプ部材55のランプ溝63を円周方向に移動して移動ランプ部材57を軸線方向に直動作動させることになる。つまり、ボール&ランプ機構52は、レバー部材77の回転運動を移動ランプ部材57の直動運動に変換する。また、運転室内に設けられた操作部材への操作が解除されると、レバー部材77は図3に示すスプリング90で戻される。
図2に示すように、押圧機構51は、シリンダ23内において、ボール&ランプ機構52の移動ランプ部材57の円板部69の軸部68に対し反対側に配置される円環状の滑動板91と、この滑動板91の円板部69に対し反対側に配置され、移動ランプ部材57の直動押圧力を受承してシリンダ23の軸線方向に移動するプッシュロッド92とを有している。つまり、プッシュロッド92は、シリンダ23内に配置されて、ボール&ランプ機構52の直線運動で同様に直線運動する。
プッシュロッド92は、移動ランプ部材57の円板部69の軸部68とは反対の端面と略同径をなし、移動ランプ部材57の直動押圧力を滑動板91を介して受承する円板状のフランジ部95と、フランジ部95の中央から移動ランプ部材57とは反対側に軸状に突出する、オネジ96が外周部に形成されたネジ軸部97とを有している。プッシュロッド92には、フランジ部95の中央に、ネジ軸部97とは反対に突出する位置決め凸部98が形成されている。この位置決め凸部98は、プッシュロッド92が移動ランプ部材57との間に滑動板91を挟持する際に、滑動板91の内周部に嵌合されることになり、これにより滑動板91を中央に位置決めして保持する。
押圧機構51は、プッシュロッド92の一部を覆うように設けられたカバー部材101と、プッシュロッド92のフランジ部95とカバー部材101との間に介装されてプッシュロッド92をボール&ランプ機構52の方向に向けて押圧するプッシュロッド付勢スプリング102とを有している。言い換えれば、カバー部材101は、プッシュロッド付勢スプリング102をプッシュロッド92との間で保持する。これらカバー部材101およびプッシュロッド付勢スプリング102もシリンダ23内に配置されている。
カバー部材101は、環状蓋部105と、この環状蓋部105の外周端縁から軸線方向一側に延出する胴部106とを有するカップ状をなしている。胴部106の軸方向の中間位置には、径方向外方に突出して係止部材53に係止される係止片部107が形成されており、胴部106の環状蓋部105とは反対側には、固定ランプ部材55の突起部64を嵌合させる規制溝108が形成されている。
カバー部材101は、上記したように、シリンダ23の係合溝36に保持された係止部材53の底部21側に、係止片部107において係止されており、その結果、開口部22の方向への移動が規制される。また、カバー部材101は、規制溝108に固定ランプ部材55の突起部64を嵌合させることで、シリンダ23に対する回転が規制される。
上記したプッシュロッド92は、カバー部材101に対し、図示略の回転規制機構で回転が規制されて軸方向移動可能となっており、よって、移動ランプ部材57の直動押圧力を受承すると、そのネジ軸部97が、シリンダ23に対する回転が規制された状態で、移動ランプ部材57の直動押圧力を伝達して直動出力することになる。
押圧機構51は、シリンダ23内に配置されてプッシュロッド92のネジ軸部97のオネジ96に、内周部に形成されたメネジ111で螺合される筒状のクラッチ部材112を有している。クラッチ部材112は、先端側にピストン45に嵌合する嵌合部114が形成されており、この嵌合部114と軸方向に隣り合って径方向に延出する押圧フランジ部115が形成されている。押圧フランジ部115の嵌合部114側の外周部はテーパ状に形成されており、クラッチ部材112は、この部分でピストン45を軸方向に押圧する。クラッチ部材112の嵌合部114にはリング状のクラッチ部材シール116が保持されている。このクラッチ部材シール116は、クラッチ部材112の嵌合部114とピストン45との間の隙間をシールする。クラッチ部材112は、メネジ111が形成された内周部の軸方向の嵌合部114側の端部が蓋体117で閉塞されている。
ここで、ボール&ランプ機構52の移動ランプ部材57を回転運動させることにより、移動ランプ部材57をプッシュロッド92側に直動移動させると、移動ランプ部材57で押圧されてプッシュロッド92が軸線方向に直動移動し、このプッシュロッド92で押圧されてクラッチ部材112が軸線方向に直動移動して、クラッチ部材112がピストン45をシリンダ23に対しパッド13側に強制的に摺動させる。つまり、クラッチ部材112は、移動ランプ部材57の直動押圧力をピストン45に伝達する。その結果、押圧機構51はピストン45の移動方向に押圧力を発生させて、この押圧力でピストン45を移動させる。なお、プッシュロッド92のネジ軸部97のオネジ96とクラッチ部材112のメネジ111とは、互いに回転せずに所定量軸方向に移動可能なクリアランスを有している。
押圧機構51は、シリンダ23内においてクラッチ部材112とプッシュロッド92との位置調整を行うアジャスト機構121を有している。このアジャスト機構121は、ピストン45の内周部に係止されるC字状の止め輪122によってピストン45とクラッチ部材112の押圧フランジ部115との間に支持されており、ピストン45がシリンダ23内に導入されたブレーキ液圧によって軸方向に移動する際には、実質的には停止状態にあるプッシュロッド92に対し、クラッチ部材112を回転させながらピストン45に追従させて軸方向に移動させる。また、アジャスト機構121は、プッシュロッド92が軸線方向に直動する際には、クラッチ部材112をプッシュロッド92に対し回転させることがなく、その結果、ネジ軸部97のオネジ96とメネジ111とによってクラッチ部材112をプッシュロッド92と一体に直動させる。
このような構成のキャリパ15は、図示せぬパーキングブレーキレバーあるいはパーキングブレーキペダル等の操作部材が操作されることによりレバー部材77が回動しこれに連結されたボール&ランプ機構52の移動ランプ部材57が回転すると、移動ランプ部材57がボール56を固定ランプ部材55のランプ溝63内で移動させることになり、ボール56で押されて直動移動する。すると、移動ランプ部材57により押圧されて、プッシュロッド92が、シリンダ23に対し非回転でディスク12の方向に移動する。すると、このプッシュロッド92と一体にクラッチ部材112が移動して、ピストン45をディスク12の方向に移動させることになり、このピストン45の移動によって機械的に一対のパッド13,13をディスク12に押し付ける。
他方、通常のブレーキペダルによるブレーキ操作でブレーキ液圧がシリンダ23とピストン45との間に導入されると、ピストン45にはピストンシール46による受圧面積に対し液圧が作用してディスク12の方向への推進力が発生することになるが、クラッチ部材112にもクラッチ部材シール116による受圧面積に対し液圧が作用してディスク12の方向への推進力が発生し、初期においてはメネジ111およびプッシュロッド92のネジ軸部97のオネジ96における螺合のクリアランス分回転せずに軸線方向に移動してピストン45を押すことになる。
そして、さらにブレーキ液圧がシリンダ23内に導入されて、所定液圧以上になると、クラッチ部材112へ作用する液圧でクラッチ部材112がピストン45に押し付けられることになり、ピストン45に液圧が作用してディスク12の方向への推進力が発生することになり、クラッチ部材112にも液圧が作用してディスク12の方向への推進力が発生することになる。
図3は、図示せぬパーキングブレーキレバーあるいはパーキングブレーキペダル等の操作部材が操作されていない非作動状態を示している。この非作動状態にあるときレバー部材77はスプリング90の付勢力でケーブル支持部材85に当接し、停止している。レバー部材77について、この非作動状態をもって説明する。レバー部材77は、移動ランプ部材57の軸部68に直交するように広がって軸部68に連結される平板状の基板部131と、基板部131の一端部に設けられて操作ワイヤ88の端部89を係止するワイヤ係止部132とを有している。
基板部131は、図2に示す嵌合穴78が形成されて移動ランプ部材57の軸部68に連結される連結板部135と、図3に示すように移動ランプ部材57の中心軸に直交する線上で連結板部135からディスク12の回転方向の一側に延びる一方の腕板部136と、この線に沿って連結板部135から腕板部136とは逆方向に延びる他方の腕板部137とを有している。
一方の腕板部136は、連結板部135から離れるほどディスク12の中心からの距離が大きくなっている。他方の腕板部137は、一方の腕板部136の延長線よりもディスク12の径方向の外側にオフセットしており、腕板部136の延長線と平行をなして連結板部135から延出している。この腕板部137の連結板部135に対し反対側の先端部には、ディスク径方向の外側から内側に向けて凹む凹部138が形成されることにより、鉤状のスプリング係止部139が形成されている。このスプリング係止部139にスプリング90の一端が係止される。
ワイヤ係止部132は、基板部131の腕板部136の連結板部135とは反対側の端部から、腕板部136の延長方向に沿って延出する延出板部141を有している。この延出板部141は、図1に示すように、腕板部136から離れるほどディスク12の軸方向においてキャリパ部材26から離れるように傾斜している。ワイヤ係止部132は、延出板部141の腕板部136に対し反対側の端部から、腕板部136の延長方向に平行に延出した後、ディスク12の軸方向においてキャリパ部材26から離れる側に折り返される形状の折返板部142を有している。折返板部142には、図3に示すように、ディスク12の径方向の外側部分にディスク12の径方向内側に向け凹むワイヤ係止凹部143が形成されている。このワイヤ係止凹部143が、操作ワイヤ88の球状の端部89を係止する。操作ワイヤ88は、端部89よりもケーブル86側の部分が折返板部142の内側を通ってディスク径方向の内方に延出する。
ケーブル支持部材85は、キャリパ15に固定される固定部151(第1の部位)と、ケーブル86を支持しスプリング90を係止する支持係止部152(第2の部位)と、レバー部材77の回転を規制するストッパ部153とを有している。
固定部151は、図4(c)に示すように嵌合穴84および挿通穴161が形成された平板状の固定板部157と、図4(b),(d)に示すように固定板部157から延出する湾曲板部158と、湾曲板部158の固定板部157に対し反対側の端部から延出する湾曲板部159とを有している。
固定板部157は、図2に示すように嵌合穴84の内側にキャリパ15の突出部80を嵌合させた状態で、図3に示すボルト162が、図4(c)に示す挿通穴161に挿通された後、図3に示すキャリパ部材26の底部21に形成された図示略のネジ穴に螺合される。これにより、ケーブル支持部材85がキャリパ部材26に固定される。
この固定状態で、固定板部157は、移動ランプ部材57の中心軸に直交するように広がっており、移動ランプ部材57の径方向に沿ってディスク12の中心側に向けて延出している。図1に示すように、湾曲板部158は、固定板部157のディスク12の径方向内側の端縁部から、ディスク12の軸方向においてディスク12に近づく側に延出しており、固定板部157のディスク12側でディスク12の回転方向に沿う中心軸を中心として湾曲している。湾曲板部159は、湾曲板部158の固定板部157に対し反対側の端縁部から、ディスク12の軸方向においてディスク12に近づく側に延出した後、ディスク12から離れる方向に延出しており、そのディスク12とは反対側でディスク12の回転方向に沿う中心軸を中心として湾曲している。湾曲板部158と湾曲板部159とは湾曲の中心軸を平行させており、湾曲板部159の湾曲板部158に対し反対側の端部は、ディスク12の軸方向に沿っている。
支持係止部152は、固定部151の湾曲板部159の湾曲板部158に対し反対側の端縁部からディスク12の軸方向に沿ってディスク12から離れる方向に延出している。支持係止部152は、全体として、固定板部157と直交する方向に沿っている。支持係止部152は、湾曲板部159に繋がり、図3に示すようにディスク12の回転方向に沿う平板状の基板部171(基部)と、基板部171のディスク12の回転方向におけるレバー部材77のワイヤ係止部132と同側の端縁部からレバー部材77の回転中心(つまり移動ランプ部材57の中心)とは反対側に延出する平板状の中間板部172(中間部)と、中間板部172の基板部171に対し反対側の端縁部からディスク12の回転方向において基板部171から離れる方向に延出する平板状の側板部173(第1の側部)とを有している。また、支持係止部152は、基板部171の中間板部172に対し反対側の端縁部からレバー部材77の腕板部137側に延出する平板状の側板部174(第2の側部)を有している。
側板部173は、その中間板部172に対し反対側の先端部が、基板部171の延長線に交差するように基板部171に対して傾斜している。側板部173には、図4(a),(e)に示すように、取付穴177が板厚方向に貫通して形成されている。図3に示すように、この取付穴177に端末具87が挿入状態で取り付けられており、この端末具87にケーブル86の端部が連結されている。よって、側板部173は、支持係止部152においてディスク12の回転方向における一方の側部に設けられており、支持係止部152は、この側板部173にケーブル86を支持している。
図4(c)に示すように、側板部174は、基板部171に対しその板厚方向において中間板部172とは反対側に延出している。側板部174には、図4(a),(b),(e)に示すように、その固定部151とは反対側から固定部151側に凹みさらに基板部171とは反対方向に凹むL字状の凹部178が形成されており、これにより、鉤状のスプリング係止部179が形成されている。図3に示すように、このスプリング係止部179と、レバー部材77のスプリング係止部139との間にスプリング90が介装されている。
スプリング90は、円柱状をなすように螺旋状に巻かれたコイル部181と、コイル部181の軸方向の両端に形成された一対のフック部182およびフック部182とを有している。スプリング90は、一方のフック部182がレバー部材77のスプリング係止部139の凹部138の底位置に係止されており、他方のフック部182が図1に示すようにケーブル支持部材85のスプリング係止部179の凹部178の底位置に係止されている。よって、支持係止部152は、図3に示すように、ディスク12の回転方向における側板部173とは反対側の側板部174にスプリング90を係止している。
図1に示すように、ストッパ部153は、固定部151の支持係止部152とは反対側の端部からディスク12の軸方向に沿ってディスク12から離間する方向に延出している。ストッパ部153は、図3に示すように、非作動状態にあるときスプリング90の付勢力により腕板部136を支持係止部152から離す方向に回転するレバー部材77の腕板部136の支持係止部152に対し反対側に当接して、それ以上のレバー部材77の回転を規制する。
そして、この状態から、パーキングブレーキレバーまたはパーキングブレーキペダルからなる図示略の操作部材が操作され、操作ワイヤ88がケーブル86内に引き込まれると、レバー部材77は、スプリング90を引き伸ばしながら回動することになる。すると、図2に示すように、レバー部材77に連結されたボール&ランプ機構52の移動ランプ部材57を回転させる。その結果、移動ランプ部材57がボール56を固定ランプ部材55のランプ溝63内で移動させることになり、ボール56で押されて直動移動する。すると、移動ランプ部材57により押圧されて、プッシュロッド92が、シリンダ23に対し非回転でディスク12の方向に移動し、このプッシュロッド92と一体にクラッチ部材112が移動して、ピストン45をディスク12の方向に移動させることになり、このピストン45の移動によって機械的に一対のパッド13をディスク12に押し付ける。
ケーブル支持部材85は、図5に示すように、平板状の板材190から打ち抜かれた中間形成体85’が曲げ加工されることによって形成される。この中間形成体85’は、図4に示す固定板部157、湾曲板部158および湾曲板部159が形成されて固定部151となる前の平板状の中間形成部151’と、図4に示す基板部171、中間板部172、側板部173および側板部174が形成されて支持係止部152となる前の平板状の中間形成部152’と、図4に示すストッパ部153となる前の中間形成部153’とを有している。
図5に示すように、このような中間形成体85’が一枚の板材190から複数打ち抜かれて形成される。このとき、複数の中間形成体85’は、板材190の幅方向の位置を合わせるとともに、すべての中間形成部152’が互いに平行をなし、すべての中間形成部151’の中間形成部152’側の部分が互いに平行をなし、すべての中間形成部151’の中間形成部153’側の部分が互いに平行をなし、すべての中間形成部153’が互いに平行をなすように、板材190に対する部品取りのパターンが設定される。
上記した特許文献1に記載の技術は、ケーブルガイドのキャリパへ固定される固定部の側部にスプリング支持部が形成されており、このスプリング支持部よりもさらに固定部がディスクの中心方向に延出し、固定部の先端側から先端板部が延出している。このようにケーブルガイドが大きくなっている。
これに対し、本実施形態のディスクブレーキ10は、ケーブル支持部材85が、キャリパ15に固定される固定部151からディスク12の軸方向に沿ってディスク12から離間する方向に延出する支持係止部152の、ディスク12の回転方向における一側の側板部173にケーブル86を支持し、ディスク12の回転方向における側板部173とは反対側の側板部174にスプリング90を係止する構造になっている。よって、固定部がスプリング支持部よりもさらにディスクの中心方向に延出する特許文献1に記載のケーブルガイドよりも、ケーブル支持部材85の小型化、軽量化が可能となる。また、小型化が可能となることにより、同じ板材190からの打ち抜き成形時の部品取りの数を多くでき、歩留まりを向上できる。
また、本実施形態のディスクブレーキ10は、ケーブル支持部材85の支持係止部152が、固定部151に繋がる基板部171からレバー部材77の回転中心とは反対の方向に延出してケーブル86を支持する側板部173に繋がる中間板部172を備えている。よって、固定部151の長さをさらに短くすることができ、ケーブル支持部材85のさらなる小型化、軽量化が可能となる。
また、本実施形態のディスクブレーキ10は、ケーブル支持部材85の支持係止部152が、固定部151に繋がる基板部171からスプリング90を係止する側板部174がレバー部材77の方向に延出している。よって、ディスク12の軸方向に沿う支持係止部152の側板部174にスプリング90を係止しても、スプリング90の付勢力に対する側板部174の剛性を高めることができる。
本実施形態のディスクブレーキ10において、ケーブル支持部材85にかえて図6および図7に示すケーブル支持部材85Aを用いることも可能である。このケーブル支持部材85Aについて、ケーブル支持部材85との相違部分を中心に以下に説明する。なお、ケーブル支持部材85と共通する部位については、同一称呼、同一の符号で表す。
図6および図7に示すケーブル支持部材85Aは、キャリパ15(図1参照)に固定される固定部151A(第1の部位)と、ケーブル86(図3参照)を支持しスプリング90(図3参照)を係止する支持係止部152A(第2の部位)と、レバー部材77の回転を規制する、ケーブル支持部材85と同様のストッパ部153とを有している。
固定部151Aは、ケーブル支持部材85と同様の嵌合穴84および挿通穴161を有する固定板部157Aと、固定板部157Aの嵌合穴84とは反対側の端部から図7に示すように延出する湾曲板部158Aとを有している。湾曲板部158Aは、固定板部157からその板厚方向の一側に延出しており、固定板部157のこの一側に配置される中心軸を中心に湾曲している。
固定部151Aは、図6に示す固定板部157Aが、嵌合穴84の内側に、キャリパ15(図2参照)の突出部80を嵌合させた状態で、ボルト162(図3参照)が挿通穴161に挿通された後、キャリパ部材26の底部21(図3参照)に形成された図示略のネジ穴に螺合される。これにより、ケーブル支持部材85Aがキャリパ部材26(図3参照)に固定される。
固定部151Aがキャリパ部材26に取り付けられた状態で、支持係止部152Aは、固定部151Aの湾曲板部158Aの固定板部157Aに対し反対側の端縁部からディスク12(図3参照)の軸方向に沿ってディスク12から離れる方向に延出する。支持係止部152Aは、全体として、固定板部157Aと直交する方向に沿っている。支持係止部152Aは、図6に示すように湾曲板部158Aに繋がる平板状の基板部171A(基部)と、基板部171Aの一側の端縁部から延出する、ケーブル支持部材85と同様の側板部173(第1の側部)と、基板部171の側板部173に対し反対側の端縁部から延出する平板状の側板部174A(第2の側部)とを有している。支持係止部152Aにおいては、ケーブル支持部材85と同様の側板部173から基板部171Aが、側板部173から離れるほど嵌合穴84に近づくように傾斜している。
図6(a)に示すように、側板部174Aは、基板部171Aに対し基板部171Aの板厚方向における側板部173Aの延出方向とは逆方向に延出しており、基板部171Aから、レバー部材77の回転中心と一致する嵌合穴84の中心とは反対の方向に延出している。これにより、固定板部157Aがさらに小型化されている。側板部174Aは、図7に示すように、基板部171Aの固定板部157Aとは反対側の端部から延出する板部201と、板部201の基板部171Aとは反対側から固定板部157Aの方向に延出する板部202とを有している。板部202には、その基板部171A側に基板部171Aとは反対側に向けて凹む凹部178Aが形成されており、これにより、鉤状のスプリング係止部179Aが形成されている。このスプリング係止部179Aにスプリング90(図3参照)の一方のフック部182を係止する。
このケーブル支持部材85Aも、支持係止部152Aの、ディスク12(図3参照)の回転方向における一側の側板部173Aにケーブル86(図3参照)を支持し、ディスク12の回転方向における側板部173Aとは反対側の側板部174Aにスプリング90(図3参照)を係止する構造になるため、小型化、軽量化が可能となる。
また、このケーブル支持部材85Aは、側板部174Aが、固定部151Aに繋がる基板部171Aからレバー部材77の回転中心となる嵌合穴84の中心に対し反対の方向に延出しているため、同じ長さのスプリング90を係止する場合に、固定部151Aをさらに小型化できる。よって、ケーブル支持部材85Aは、さらなる小型化、軽量化が可能となる。
以上に述べた本実施形態は、ディスクの両側に配置される一対のパッドと、前記一対のパッドを摺動可能に支持するキャリアと、前記キャリアに支持され、ピストンを有底筒状のシリンダのボアに摺動可能に嵌合させると共に前記ピストンの移動によって前記一対のパッドを前記ディスクに接触させるキャリパと、前記シリンダの底部から突出して前記ピストンの移動方向に押圧力を発生させる押圧機構と、前記押圧機構に連結され、操作ワイヤにより回動するレバー部材と、前記操作ワイヤの操作時に当該操作ワイヤを内包するケーブルの端部を支持するケーブル支持部材と、前記レバー部材と前記ケーブル支持部材との間に係止され、前記レバー部材を一回転方向に付勢するスプリングと、を備え、前記ケーブル支持部材は、前記キャリパに固定される第1の部位と、前記第1の部位から前記ディスクの軸方向に沿って前記ディスクから離間する方向に延出し、前記ディスクの回転方向における第1の側部に前記ケーブルを支持し、前記ディスクの回転方向における前記第1の側部とは反対側の第2の側部に前記スプリングを係止する第2の部位と、を備えている。これにより、ケーブル支持部材の小型化、軽量化が可能となる。また、小型化が可能となることにより、ケーブル支持部材の同じ板材からの打ち抜き成形時の部品取りの数を多くでき、歩留まりを向上できる。
また、前記第2の部位が、前記第1の部位に繋がる基部から前記レバー部材の回転中心とは反対の方向に延出して前記第1の側部に繋がる中間部を備えることにより、ケーブル支持部材のさらなる小型化、軽量化が可能となる。
また、前記第2の側部が、前記第1の部位に繋がる基部から前記レバー部材の回転中心とは反対の方向に延出することにより、ケーブル支持部材のさらなる小型化、軽量化が可能となる。
10 ディスクブレーキ
11 キャリア
12 ディスク
13 パッド
15 キャリパ
21 底部
23 シリンダ
27 ボア
45 ピストン
51 押圧機構
77 レバー部材
85,85A ケーブル支持部材
86 ケーブル
88 操作ワイヤ
90 スプリング
151,151A 固定部(第1の部位)
152,152A 支持係止部(第2の部位)
171,171A 基板部(基部)
172 中間板部(中間部)
173,173A 側板部(第1の側部)
174,174A 側板部(第2の側部)

Claims (3)

  1. ディスクの両側に配置される一対のパッドと、
    前記一対のパッドを摺動可能に支持するキャリアと、
    前記キャリアに支持され、ピストンを有底筒状のシリンダのボアに摺動可能に嵌合させると共に前記ピストンの移動によって前記一対のパッドを前記ディスクに接触させるキャリパと、
    前記シリンダの底部から突出して前記ピストンの移動方向に押圧力を発生させる押圧機構と、
    前記押圧機構に連結され、操作ワイヤにより回動するレバー部材と、
    前記操作ワイヤの操作時に当該操作ワイヤを内包するケーブルの端部を支持するケーブル支持部材と、
    前記レバー部材と前記ケーブル支持部材との間に係止され、前記レバー部材を一回転方向に付勢するスプリングと、を備え、
    前記ケーブル支持部材は、
    前記キャリパに固定される第1の部位と、
    前記第1の部位から前記ディスクの軸方向に沿って前記ディスクから離間する方向に延出し、前記ディスクの回転方向における第1の側部に前記ケーブルを支持し、前記ディスクの回転方向における前記第1の側部とは反対側の第2の側部に前記スプリングを係止する第2の部位と、を備える、ディスクブレーキ。
  2. 前記第2の部位は、前記第1の部位に繋がる基部から前記レバー部材の回転中心とは反対の方向に延出して前記第1の側部に繋がる中間部を備える、請求項1記載のディスクブレーキ。
  3. 前記第2の側部は、前記第1の部位に繋がる基部から前記レバー部材の回転中心とは反対の方向に延出する、請求項1記載のディスクブレーキ。
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