JP2015194036A - 外壁材の接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外壁の防水性能が低下しにくい外壁材の接合構造を提供する。
【解決手段】隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2間に形成される目地3と、目地3に配置される目地材4とを備える。目地材4は金属製であって、接触部43を備える。接触部43は、外壁材1の端縁14の表面に、目地3に沿って略線接触されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外壁材の接合構造に関し、詳しくは、隣接する外壁材の目地部分又は出隅部分の構造に関する。
従来、建物の外壁として、複数枚の外壁材を縦横に並べて形成されたものが提案されている。この場合、隣り合う外壁材の間には目地が形成される。目地にはシーリング材が充填され、外壁の防水性能や意匠性はこのシーリング材により確保されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−93086号公報
しかし、シーリング材は経年劣化等により破断、変色することがあり、この場合、雨水が目地から浸入して外壁の防水性能が低下しやすかった。また、意匠性が低下しやすかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、外壁の防水性能や意匠性が低下しにくい外壁材の接合構造を提供することを目的とするものである。
本発明に係る外壁材の接合構造は、隣り合って配置される外壁材と、前記外壁材の端面間に形成される目地と、前記目地に配置される目地材とを備え、前記目地材は金属製であって、接触部を備え、前記接触部は、前記外壁材の端縁に、前記目地に沿って略線接触されていることを特徴とする。
本発明は、前記目地材が、前記目地の開口を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の端部から閉塞部の裏面側に突出する支持部とを備え、前記閉塞部と前記支持部の間の角は鋭角に形成され、前記支持部の外面部分が前記接触部として機能することが好ましい。
本発明は、前記目地材が、前記目地の開口を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の端部から閉塞部の裏面側に突出する支持部とを備え、前記閉塞部と前記支持部の間の角は鋭角に形成され、前記閉塞部と前記支持部の境界部分が前記接触部として機能していることが好ましい。
本発明は、前記目地材が、当該目地材を介して隣り合って配置される外壁材の端縁表面を覆うように前記目地の開口を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の端部から外壁材の表面に向かって突出する突出部とを備え、前記突出部の先端が前記接触部として形成されていることが好ましい。
本発明に係る外壁材の接合構造は、所定の角度で隣り合って配置される外壁材と、前記外壁材の端面が臨む出隅空間と、前記出隅空間に配置される出隅部材とを備え、前記出隅部材は金属製であって、接触部を備え、前記接触部は、前記出隅空間の開口縁部の表面に、前記出隅空間に沿って略線接触されていることを特徴とする。
本発明では、目地材又は出隅部材が金属製であるため、シーリング材よりも経年劣化を少なくすることができ、目地材又は出隅部材の破断、変色が生じにくくなる。しかも、本発明は、目地材又は出隅部材は接触部により外壁材と略線接触しているため、面で接触する場合に比べて、雨水がその表面張力等で目地や出隅空間に留まるのを抑制しやすくなる。従って、本発明は外壁の防水性能が低下しにくい。
本発明の第一の実施の形態の一例を示す断面図である。 外壁材の一例を示す斜視図である。 目地材の一例を示す一部の斜視図である。 図4Aは第一の実施の形態の一例を示す正面図、図4Bは図4AのA−A‘線の断面図、図4Cは支持体の一例を示す斜視図である。 留め具の一例を示す正面図である。 留め具の他の一例を示す正面図である。 本発明の第二の実施の形態を示す断面図である。 同上の目地材の一例を示す一部の斜視図である。 本発明の第三の実施の形態を示す断面図である。 同上の目地材の一例を示す一部の斜視図である。 本発明の第四の実施の形態を示す断面図である。 同上の目地材の一例を示す一部の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
(第一の実施の形態)
図1には第一の実施の形態の一例が示されている。この外壁材の接合構造は、隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2間に形成される目地3と、目地3に配置される目地材4とを備えて形成されている。
外壁材1はいわゆるサイディング材であって、セメントを含有する成形材料の硬化物である窯業系サイディング材を例示することができる。また外壁材1は金属系サイディング材や樹脂系サイディング材などであってもよい。外壁材1の表面にはレンガ調、木目調、石調などの凹凸模様や、印刷や塗装などによる化粧が施されている。図2のように、外壁材1は、例えば、矩形平板状に形成されている。外壁材1の上端には受け部11が設けられている。受け部11の厚みは外壁材1の中央部の厚みよりも薄く形成されている。受け部11は外壁材1の厚み方向の裏面側に偏って形成されている。受け部11は外壁材1の横方向の全長にわたって設けられている。また、外壁材1の下端には重ね部15が形成されている。重ね部15の厚みは外壁材1の中央部の厚みよりも薄く形成されている。重ね部15は外壁材1の厚み方向の表面側に偏って形成されている。重ね部15は外壁材1の横方向の全長にわたって設けられている。重ね部15の後側において、外壁材1の下端には突起部13が設けられている。突起部13の下端面は重ね部15の下端面よりも上に位置している。突起部13は外壁材1の横方向の全長にわたって設けられている。外壁材1の端面2は外壁材1の側端面(横方向の端面)である。この端面2は外壁材1の縦方向の全長にわたって平坦面に形成されている。
目地3は、横方向で隣り合う外壁材1の端面2の間に形成される。目地3の幅寸法(対向する端面2の間の寸法)は3〜15mmにすることができるが、これに限定されるものではない。目地3は外壁材1の縦方向の全長にわたって形成される。
図3のように、目地材4は金属製であって、例えば、金属板を折り曲げ加工することにより形成される。目地材4は耐食性が高いことが好ましく、例えば、ガルバリウム鋼板(登録商標)、アルミニウム材、フッ素樹脂系塗装鋼板などで形成される。目地材4は縦方向に長尺に形成され、目地材4の縦方向の寸法は、目地3の縦方向の寸法と同等あるいは目地3の縦方向の寸法よりも長いことが好ましい。目地材4の厚み(板厚)は0.3〜2mmにするのが好ましいが、これに限定されるものではない。
目地材4は閉塞部40と支持部41と固定部42とを備えている。閉塞部40は目地3の開口30を塞ぐものである。従って、閉塞部40の幅寸法(横方向の寸法)は目地3の幅寸法と同じかやや大きく形成されている。閉塞部40は目地材4の全長にわたって形成されている。支持部41は閉塞部40の横方向の端部に設けられている。支持部41は閉塞部40の後方(裏面側)に突出して形成されている。支持部41は目地材4の全長にわたって形成されている。支持部41は閉塞部40の横方向の両方の端部に一つずつ設けられている。二つの支持部41は対向して形成されている。各支持部41の外面は接触部43として形成されている。各支持部41と閉塞部40の間の角(劣角)は鋭角に形成されている。支持部41と閉塞部40の間の角度θ1、θ2は60〜85°であることが好ましい。角度θ1、θ2が60°未満であると、閉塞部40が支持部41で支持されにくくなって、目地材4が変形しやすくなる。また、閉塞部40の幅が広くなりすぎる。角度θ1、θ2が85°よりも大きくなると、支持部41が外壁材1の端面2に面で接触しやすくなって、目地材4が外壁材1の端縁14(表面側端縁12)に線接触しにくくなる。角度θ1、θ2は同じであっても良いし、異なっていても良い。固定部42は支持部41の後端(閉塞部40と接続されていない方の端部)に設けられている。固定部42は各支持部41に一つずつ形成されている。固定部42は目地材4の全長にわたって形成されている。固定部42の先端(支持部41と接続されていない方の端部)は閉塞部40よりも外側(側方)に突出している。固定部42は閉塞部40と平行となるように形成されている。
図4は、上記の外壁材1と目地材4とを備えた外壁を示している。
外壁材1は壁下地5に留め具6により取り付けられている。壁下地5は防水壁51と支持体52とを備えて形成されている。防水壁51はコンクリートあるいは多数のレンガやブロックや石材を積み上げて形成されている。防水壁51は防水性能が高く、表面(屋外側の面)から裏面(屋内側の面)まで雨水がほとんど通過しないように形成されている。支持体52は防水壁51の表面側(屋外側)に設けられている。図4Cのように、支持体52は、例えば、複数の縦支持体520と固定支持体521とを備える。縦支持体520は縦方向に長く形成されている。固定支持体521の一端は縦支持体520の背面に突出して設けられている。固定支持体521の他端部は防水壁51に固定されており、これにより、支持体52は防止壁51に固定されている。縦支持体520や固定支持体521はスチールなどの金属製であって、例えば、円管、角管、L型鋼、C型鋼、H型鋼、T型鋼、Z型鋼などが挙げられる。図1では、縦支持体520は断面略ハット状に形成されており、縦支持体520の表面には取り付け板522が設けられている。
留め具6はステンレススチールなどの金属製であって、図5のように、固定板60、載置片61,上向き片62、下向き片63、当接部64を備えて形成されている。固定板60は平板状に形成され、厚み方向に貫通する固定孔66が設けられている。載置片61は固定板60の縦方向の中央部に前方に水平に突出して形成されている。上向き片62は載置片61の先端から上方に突出して形成されている。上向き片62は留め具6の横方向の略全長にわたって設けられている。下向き片63は載置片61の先端から下方に突出して形成されている。下向き片63は留め具6の横方向に並んで二つ設けられている。当接部64は固定板60の両方の側端部に設けられている。当接部64の前面は固定板60の前面より前方に位置している。また当接部64の前面は上向き片62や下向き片63よりは後方に位置している。
図1、図4A及び図4Bに示された外壁において、目地材4は縦支持体520の表面に取り付けられている。この場合、目地材4の固定部42が縦支持体520にビス、リベット等の固定具で固定されたり、溶接等で固定されたりする。目地材4は縦支持体520の縦方向に沿って長く配置されている。また留め具6は、目地材4が取り付けられた後に、縦支持体520に取り付けられる。取り付け板522がある場合、留め具6は、取り付け板522を介して縦支持体520に取り付けられる。この場合、二つの留め具6が目地材4を挟むように横方向に並べて取り付けられる。また複数の留め具6が縦方向に並べて取り付けられる。縦方向に並ぶ留め具6の間隔は外壁材1の高さ寸法とほぼ同じである。留め具6の目地材4側の側端部は固定部42の表面に配置される。留め具6は固定孔66からビス、リベット等の固定具を縦支持体520に打ち込んで固定される。
そして、複数枚の外壁材1が留め具6により縦支持体520に留付けられることによって外壁が形成される。この場合、留め具6の下側に配置される外壁材1はその受け部11が留め具6の下向き片63に引っ掛けられる。また留め具6の上側に配置される外壁材1はその突起部13が留め具6の載置片61に載置され、突起部13が留め具6の上向き片62に引っ掛けられる。また、上の外壁材1の重ね部15が下の外壁材1の受け部11の表面側(前面側)に配置される。このようにして複数枚の外壁材1が縦方向に並んで取り付けられる。
また複数枚の外壁材1が横方向にも並べて取り付けられる。この場合、外壁材1の裏面が留め具6の当接部64の前面に接触する。また横方向で隣り合う外壁材1は端面(側端面)2同士が対向して配置される。対向する端面2の間は目地(縦目地)3として形成される。この目地3には目地材4の閉塞部40と支持部41とが配置されている。閉塞部40は目地3の開口30から目地3の外側に突出して配置されている。閉塞部40は目地3から約2mm突出している。そして、目地材4の接触部43である支持部41の外面と外壁材1の端縁14とが略線接触している。図1のものでは、目地材4の支持部41の外面(接触部43)と外壁材1の表面側端縁12(目地3の開口縁部であって、外壁材1の表面側の角部)とが略線接触している。ここで、略線接触とは、正確に線状に接触している場合だけでなく、不連続に接触していても良い。すなわち、略線接触とは、支持部41の外面と外壁材1の端縁14とが面状に接触していない状態をいう。目地材4の接触部43と外壁材1の表面側端縁12は、目地3の長手方向(縦方向)に沿って目地3の全長にわたって略線接触している。二つの接触部43のうち、一方の接触部43は、横方向で隣り合う外壁材1のうちの一方の外壁材1の表面側端縁12に略線接触する。他方の接触部43は、横方向で隣り合う外壁材1のうちの他方の外壁材1の表面側端縁12に略線接触する。このようにして本実施の形態の外壁材の接合構造が形成される。
本実施の形態では、隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2間に形成される目地3と、目地3に配置される目地材4とを備える。また、目地材4は金属製であって、接触部43を備える。また、接触部43は、外壁材1の表面側端縁12に、目地3に沿って略線接触されている。これにより、本実施の形態では、目地材4が金属製であるため、樹脂製のシーリング材よりも経年劣化を少なくすることができ、目地材4の破断が生じにくくなる。しかも、目地材4は接触部43により外壁材1の表面側端縁12と略線接触しているため、面で接触する場合に比べて、雨水がその表面張力や毛細管現象等で目地3に留まるのを抑制しやすくなる。また、外壁を表面側から見た際に、外壁材1の表面側端縁12と目地材4の閉塞部40との間に隙間を生じにくくなる。従って、本実施の形態では、外壁の防水性能や意匠性が低下しにくい。尚、本実施の形態では、外壁材1の屋内側に防水壁51が形成されているため、この防止壁51で外壁の防水性を確保することができる。
また本実施の形態では、目地材4が、目地3の開口30を塞ぐ閉塞部40と、閉塞部40の端部から閉塞部40の裏面側に突出する支持部41とを備える。また、閉塞部40と支持部41の間の角は鋭角に形成される。また、支持部41の外面部分が接触部43として機能している。これにより、目地材4の支持部41が外壁材1の端縁14と面接触しにくくなって、接触部43が外壁材1の端縁14と略線接触しやすくなり、外壁の防水性や意匠性が損なわれにくい。
尚、留め具6は、図5のような短尺のものの他に、長尺のものも用いられる。長尺の留め具6は、図6のように、横長に形成される固定板60と、固定板60の上端に前方へ突出して設けられる当接部64と、固定板60の下端に前方へ突出して設けられる上向き片62及び下向き片63とを備えている。固定板60には厚み方向で貫通する複数の固定孔66が横方向に並んで形成されている。上向き片62と下向き片63は横方向に交互に並べて形成されている。上向き片62は上方に突出して形成されている。下向き片63は下方に突出して形成されている。
長尺の留め具6は、隣り合う目地材4の間に配置される。留め具6は固定孔66からビス、リベット等の固定具を壁下地5の縦支持体520に打ち込んで固定される。取り付け板522がある場合、留め具6は、取り付け板522を介して縦支持体520に取り付けられる。留め具6の下側に配置される外壁材1はその受け部11が留め具6の下向き片63に引っ掛けられる。また留め具6の上側に配置される外壁材1はその突起部13が留め具6の載置片61に載置され、突起部13が留め具6の上向き片62に引っ掛けられる。また、上の外壁材1の重ね部15が下の外壁材1の受け部11の表面側(前面側)に配置される。このようにして複数枚の外壁材1が縦方向に並んで取り付けられる。
長尺の留め具6では、外壁材1を横方向の略全長にわたって保持して壁下地5に取り付けることができる。従って、長尺の留め具6は、短尺の留め具6に比べて、外壁材1を強固に壁下地5に取り付けることができる。長尺の留め具6は、ビルの高層に取り付けられる外壁材1に適用されるのが好ましい。また、ビルの高層の外壁材1は、長尺の留め具6で壁下地5に取り付けられるのに加えて、ビス、リベット等の固定具でも壁下地5に固定されることが好ましい。
(第二の実施の形態)
図7には第二の実施の形態の一例が示されている。この外壁材の接合構造は目地材4の形状及び接触部43と外壁材1の接触構造が第一の実施の形態と異なる。
この外壁材の接合構造は、隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2間に形成される目地3と、目地3に配置される目地材4とを備えて形成されている。
外壁材1及びその端面2及び目地3は、第一の実施の形態と同様に形成されている。目地材4はその形状以外が第一の実施の形態と同様に形成されている。
図8のように、目地材4は閉塞部40と支持部41と固定部42とを備えている。閉塞部40は目地3の開口30を塞ぐものである。従って、閉塞部40の幅寸法(横方向の寸法)は目地3の幅寸法と同じに形成されている。閉塞部40は目地材4の全長にわたって形成されている。支持部41は閉塞部40の横方向の端部に設けられている。支持部41は閉塞部40の後方(裏面側)に突出して形成されている。支持部41は目地材4の全長にわたって形成されている。支持部41は閉塞部40の横方向の両方の端部に一つずつ設けられている。二つの支持部41は対向して形成されている。各支持部41と閉塞部40の境界部分は接触部43として形成されている。接触部43は目地材4の全長にわたって線状に形成されている。各支持部41と閉塞部40の間の角(劣角)は鋭角に形成されている。支持部41と閉塞部40の間の角度θ1、θ2は60〜85°であることが好ましい。角度θ1、θ2が60°未満であると、閉塞部40が支持部41で支持されにくくなって、目地材4が変形しやすくなる。また、閉塞部40の幅が広くなりすぎる。角度θ1、θ2が85°よりも大きくなると、支持部41が外壁材1の端面2に面で接触しやすくなって、目地材4が端面2に線接触しにくくなる。角度θ1、θ2は同じであっても良いし、異なっていても良い。固定部42は支持部41の後端(閉塞部40と接続されていない方の端部)に設けられている。固定部42は各支持部41に一つずつ形成されている。固定部42は目地材4の全長にわたって形成されている。固定部42の先端(支持部41と接続されていない方の端部)は閉塞部40よりも外側(側方)に突出している。固定部42は閉塞部40と平行となるように形成されている。第二の実施の形態における目地材4は、第一の実施の形態の目地材4に比べて、閉塞部40と固定部42の間の寸法が小さく形成されている。
外壁材1は壁下地5に留め具6により取り付けられている。壁下地5及び留め具6は第一の実施の形態と同様に形成されている。また留め具6及び目地材4は第一の実施の形態と同様に壁下地5に取り付けられる。また第一の実施の形態と同様にして、複数枚の外壁材1が留め具6により縦支持体520に留付けられることによって外壁が形成される。
複数枚の外壁材1は横方向に並べて取り付けられる。この場合、外壁材1の裏面が留め具6の当接部64の前面に接触する。また横方向で隣り合う外壁材1は端面(側端面)2同士が対向して配置される。対向する端面2の間は目地(縦目地)3として形成される。この目地3には目地材4の閉塞部40と支持部41とが配置されている。閉塞部40は目地3の開口30から目地3の外側に突出しないように配置されている。そして、目地材4の接触部43は外壁材1の端縁14とが略線接触している。図7のものでは、目地材4の接触部43と外壁材1の目地3の端面2とが略線接触している。目地材4の接触部43と外壁材1の端面2は、目地3の長手方向(縦方向)に沿って目地3の全長にわたって略線接触している。二つの接触部43のうち、一方の接触部43は、横方向で隣り合う外壁材1のうちの一方の外壁材1の端面2に略線接触する。他方の接触部43は、横方向で隣り合う外壁材1のうちの他方の外壁材1の端面2に略線接触する。このようにして本実施の形態の外壁材の接合構造が形成される。
この実施の形態では第一の実施の形態と同様に、隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2間に形成される目地3と、目地3に配置される目地材4とを備える。また、目地材4は金属製であって、接触部43を備える。また、接触部43は、外壁材1の端縁14である目地3の開口縁部、すなわち端面2に、目地3に沿って略線接触されている。これにより、本実施の形態では、目地材4が金属製であるため、樹脂製のシーリング材よりも経年劣化を少なくすることができ、目地材4の破断が生じにくくなる。しかも、目地材4は接触部43により外壁材1の端縁14と略線接触しているため、面で接触する場合に比べて、雨水がその表面張力や毛細管現象等で目地3から浸入しにくくなる。また、外壁の表面側から見て外壁材1の端面2と閉塞部40との間に隙間が生じにくい。従って、本実施の形態では、外壁の防水性能が低下しにくいとともに、意匠性が低下しにくい。尚、本実施の形態では、外壁材1の屋内側に防水壁51が形成されているため、この防止壁51で外壁の防水性を確保することができる。
また本実施の形態では、目地材4が、目地3の開口30を塞ぐ閉塞部40と、閉塞部40の端部から閉塞部40の裏面側に突出する支持部41とを備えている。また閉塞部40と支持部41の間の角は鋭角に形成されている。また閉塞部40と支持部41の境界部分が接触部43として機能している。これにより、目地材4の支持部41が外壁材1の端縁14と面接触しにくくなって、接触部43が外壁材1の端縁14と略線接触しやすくなり、外壁の防水性が損なわれにくい。
(第三の実施の形態)
図9には第三の実施の形態の一例が示されている。この外壁材の接合構造は目地材4の形状及び接触部43の外壁材1への接触構造が第一及び第二の実施の形態と異なる。
この外壁材の接合構造は、隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2間に形成される目地3と、目地3に配置される目地材4とを備えて形成されている。
外壁材1及びその端面2及び目地3は、第一及び第二の実施の形態と同様に形成されている。目地材4はその形状以外が第一及び第二の実施の形態と同様に形成されている。
図10のように、目地材4は閉塞部40と支持部41と固定部42とを備えている。閉塞部40は外壁材1の端縁14および目地3の開口30を塞ぐものである。従って、閉塞部40の幅寸法(横方向の寸法)は目地3の幅寸法よりも大きく形成されている。閉塞部40は目地材4の全長にわたって形成されている。閉塞部40の両端には折り返し部44が設けられている。折り返し部44は閉塞部40の両端それぞれから閉塞部40の裏面側に折り返して形成されている。折り返し部44は目地材4の全長にわたって形成されている。閉塞部40と折り返し部44の境界部分は突出部45として形成されている。突出部45は閉塞部40の両端から後方に向かって突出して形成されている。突出部45は目地材4の全長にわたって形成されている。突出部45の先端は鋭角に形成され、この先端が接触部43として形成されている。接触部43は目地材4の全長にわたって線状に形成されている。支持部41は折り返し部44の端部(閉塞部40と接続していない方の端部)に設けられている。支持部41は折り返し部44の後方に突出して形成されている。支持部41は目地材4の全長にわたって形成されている。支持部41は折り返し部44の端部に一つずつ設けられている。二つの支持部41は対向して形成されている。固定部42は支持部41の後端(折り返し部44と接続されていない方の端部)に設けられている。固定部42は各支持部41に一つずつ形成されている。固定部42は目地材4の全長にわたって形成されている。固定部42の先端(支持部41と接続されていない方の端部)は接触部43よりも外側(側方)に突出していてもよい。固定部42は閉塞部40と平行となるように形成されている。
外壁材1は壁下地5に留め具6により取り付けられている。壁下地5及び留め具6は第一の実施の形態と同様に形成されている。また留め具6及び目地材4は第一の実施の形態と同様に壁下地5に取り付けられる。また第一の実施の形態と同様にして、複数枚の外壁材1が留め具6により縦支持体520に留付けられることによって外壁が形成される。
複数枚の外壁材1は横方向に並べて取り付けられる。この場合、外壁材1の裏面が留め具6の当接部64の前面に接触する。また横方向で隣り合う外壁材1は端面(側端面)2同士が対向して配置される。対向する端面2の間は目地(縦目地)3として形成される。この目地3には目地材4の支持部41が配置されている。閉塞部40は目地3の開口30の外側に配置されている。そして、外壁材1の側端部は折り返し部44と固定部42の間に配置されている。また目地材4の接触部43は外壁材1の端縁14に線接触している。接触部43は、目地3の長手方向(縦方向)に沿って目地3の全長にわたって外壁材1の表面に線接触している。二つの接触部43のうち、一方の接触部43は、横方向で隣り合う外壁材1のうちの一方の外壁材1の表面に接触する。他方の接触部43は、横方向で隣り合う外壁材1のうちの他方の外壁材1の表面に接触する。このようにして本実施の形態の外壁材の接合構造が形成される。
本実施の形態では第一の実施の形態と同様に、隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2間に形成される目地3と、目地3に配置される目地材4とを備える。また、目地材4は金属製であって、接触部43を備える。また、接触部43は、外壁材1の端縁14である目地3の開口縁部の表面(目地3の開口30の近傍における外壁材1の表面)に、目地3に沿って線接触されている。これにより、本実施の形態では、目地材4が金属製であるため、樹脂製のシーリング材よりも経年劣化を少なくすることができ、目地材4の破断や変色が生じにくくなる。しかも、目地材4は接触部43により目地3の開口縁部の表面と略線接触しているため、面で接触する場合に比べて、雨水がその表面張力や毛細管現象等で目地3付近に留まるのを抑制することができる。また、外壁を表面側から見た際に、外壁材1の端縁14と目地材4の閉塞部40との間に隙間を生じにくくなる。従って、本実施の形態では、外壁の防水性能や意匠性が低下しにくい。尚、本実施の形態では、外壁材1の屋内側に防水壁51が形成されているため、この防止壁51で外壁の防水性を確保することができる。
また本実施の形態では、目地材4が、当該目地材4を介して隣り合って配置される外壁材1の端縁14表面を覆うように目地3の開口30を塞ぐ閉塞部40と、閉塞部40の端部から外壁材1の表面に向かって突出する突出部45とを備える。また、突出部45の先端が接触部43として機能している。これにより、目地材4の閉塞部40や突出部45が外壁材1の表面と面接触しにくくなって、接触部43が外壁材1の表面に略線接触しやすくなり、外壁の防水性や意匠性が損なわれにくい。
(第四の実施の形態)
図11には第四の実施の形態の一例が示されている。この外壁材の接合構造は建物の出隅の構造に関するものであり、この点で第一乃至第三の実施の形態と異なる。
この外壁材の接合構造は、所定の角度で隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2が臨む出隅空間7と、出隅空間7に配置される出隅部材8とを備えて形成されている。外壁材1及びその端面2は、第一乃至第三の実施の形態と同様に形成されている。
出隅空間7は、所定の角度で隣り合う外壁材1の端面2の間に形成される。ここで所定の角度とは一般的に90°であるが、これに限定されるものではない。出隅空間7は端面2で囲まれていない二つの側面が開口70として形成されている。各開口70は対向する端面2の幅寸法と同じである。出隅空間7は外壁材1の縦方向の全長にわたって形成される。
出隅部材8は金属製であって、例えば、金属板を折り曲げ加工することにより形成される。出隅部材8は耐食性が高いことが好ましく、例えば、ガルバリウム鋼板(登録商標)、アルミニウム材、フッ素樹脂系塗装鋼板などで形成される。出隅部材8は縦方向に長尺に形成され、出隅部材8の縦方向の寸法は、出隅空間7の縦方向の寸法と同等あるいは出隅空間7の縦方向の寸法よりも長いことが好ましい。出隅部材8は厚み(板厚)は0.3〜2mmにするのが好ましいが、これに限定されるものではない。
図12のように、出隅部材8は閉塞部80と支持部81と固定部82とを備えている。閉塞部80は出隅空間7の開口70を塞ぐものである。従って、閉塞部80の幅寸法(横方向の寸法)は開口70の幅寸法よりも大きく形成されている。閉塞部80は出隅部材8の全長にわたって形成されている。出隅部材8は二つの閉塞部80を備えている。二つの閉塞部80は互いに側端部同士が接続されている。二つの閉塞部80の間の角(劣角)の角度は、隣り合う外壁材1の間の角度と同じであり、一般的には90°である。閉塞部40の端部(互いに接続されていない方の端部)には折り返し部84が設けられている。折り返し部84は各閉塞部80の端部から閉塞部80の裏面側に折り返して形成されている。折り返し部84は出隅部材8の全長にわたって形成されている。閉塞部80と折り返し部84の境界部分は突出部85として形成されている。突出部85は各閉塞部80の端部から後方に向かって突出して形成されている。二つの突出部85は出隅部材8の全長にわたって形成されている。突出部85の先端は鋭角に形成され、この先端が接触部83として形成されている。各接触部83は出隅部材8の全長にわたって線状に形成されている。支持部81は各折り返し部84の端部(閉塞部80と接続していない方の端部)に設けられている。支持部81は折り返し部84の後方に突出して形成されている。二つの支持部81は出隅部材8の全長にわたって形成されている。支持部81は折り返し部84の端部に一つずつ設けられている。二つの支持部81は略直角に配置して形成されている。固定部82は支持部81の後端(折り返し部84と接続されていない方の端部)に設けられている。固定部82は各支持部81に一つずつ形成されている。固定部82は出隅部材8の全長にわたって形成されている。固定部82の先端(支持部81と接続されていない方の端部)は接触部83よりも外側(側方)に突出している。各固定部82はそれと対向する閉塞部80と平行となるように形成されている。
外壁材1は壁下地5に留め具6により取り付けられている。壁下地5及び留め具6は第一の実施の形態と同様に形成されている。また留め具6は第一及び第二の実施の形態と同様に壁下地5に取り付けられる。また第一及び第二の実施の形態と同様にして、複数枚の外壁材1が留め具6により縦支持体520に留付けられることによって外壁が形成される。出隅部材8は縦支持体520に取り付けられる。出隅部材8の固定部82はスペーサ53の表面に固定される。スペーサ53は縦支持体520の直交する二面に設けられている。
複数枚の外壁材1は横方向に並べて取り付けられる。この場合、外壁材1の裏面が留め具6の当接部64の前面に接触する。また横方向で隣り合う外壁材1は端面(側端面)2同士が所定の角度(一般的には90°)を介して配置される。端面2の臨む空間は出隅空間7として形成される。この出隅空間7には出隅部材8の支持部81が配置されている。二つの閉塞部80は出隅空間7の二つの開口70の外側にそれぞれ配置されている。そして、外壁材1の側端部は折り返し部84と固定部82の間に配置されている。また出隅部材8の接触部83は、外壁材1の端縁14である出隅空間7の開口縁部の表面(出隅空間7の開口70の近傍における外壁材1の表面)に線接触している。接触部83は、出隅空間7の長手方向(縦方向)に沿って出隅空間7の全長にわたって外壁材1の表面に線接触している。二つの接触部83のうち、一方の接触部83は、横方向で隣り合う外壁材1のうちの一方の外壁材1の表面に接触する。他方の接触部83は、横方向で隣り合う外壁材1のうちの他方の外壁材1の表面に接触する。このようにして本実施の形態の外壁材の接合構造(出隅構造)が形成される。
本実施の形態では、所定の角度で隣り合って配置される外壁材1と、外壁材1の端面2が臨む出隅空間7と、出隅空間7に配置される出隅部材8とを備える。また、出隅部材8は金属製であって、接触部83を備える。また、接触部83は、出隅空間7の開口縁部の表面に、出隅空間7に沿って略線接触されている。これにより、本実施の形態では、出隅部材8が金属製であるため、樹脂製のシーリング材よりも経年劣化を少なくすることができ、出隅部材8の破断が生じにくくなる。しかも、出隅部材8は接触部83により出隅空間7の開口縁部の表面と線接触しているため、面で接触する場合に比べて、雨水がその表面張力や毛細管現象等で出隅空間7付近に留まるのを抑制しやすくなる。また、外壁を表面側から見た際に、外壁材1の端縁14と出隅部材8の閉塞部80との間に隙間を生じにくくなる。従って、本実施の形態では、外壁の防水性能や意匠性が低下しにくい。尚、本実施の形態では、外壁材1の屋内側に防水壁51が形成されているため、この防止壁51で外壁の防水性を確保することができる。
また本実施の形態では、出隅部材8が、出隅空間7の開口70を塞ぐ閉塞部80と、閉塞部80の両端から後方に向かって突出する突出部85とを備える。また、突出部85の先端が接触部83として形成されている。これにより、出隅部材8の閉塞部80や突出部85が外壁材1の表面と面接触しにくくなって、接触部83が外壁材1の表面に略線接触しやすくなり、外壁の防水性が損なわれにくい。
1 外壁材
14 端縁
2 端面
3 目地
4 目地材
40 閉塞部
41 支持部
43 接触部
45 突出部
7 出隅空間
8 出隅部材
80 閉塞部
83 接触部

Claims (5)

  1. 隣り合って配置される外壁材と、前記外壁材の端面間に形成される目地と、前記目地に配置される目地材とを備え、前記目地材は金属製であって、接触部を備え、前記接触部は、前記外壁材の端縁に、前記目地に沿って略線接触されていることを特徴とする外壁材の接合構造。
  2. 前記目地材が、前記目地の開口を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の端部から閉塞部の裏面側に突出する支持部とを備え、前記閉塞部と前記支持部の間の角は鋭角に形成され、前記支持部の外面部分が前記接触部として機能してなることを特徴とする請求項1に記載の外壁材の接合構造。
  3. 前記目地材が、前記目地の開口を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の端部から閉塞部の裏面側に突出する支持部とを備え、前記閉塞部と前記支持部の間の角は鋭角に形成され、前記閉塞部と前記支持部の境界部分が前記接触部として機能してなることを特徴とする請求項1に記載の外壁材の接合構造。
  4. 前記目地材が、当該目地材を介して隣り合って配置される外壁材の端縁表面を覆うように前記目地の開口を塞ぐ閉塞部と、前記閉塞部の端部から外壁材の表面に向かって突出する突出部とを備え、前記突出部の先端が前記接触部として機能してなることを特徴とする請求項1に記載の外壁材の接合構造。
  5. 所定の角度で隣り合って配置される外壁材と、前記外壁材の端面が臨む出隅空間と、前記出隅空間に配置される出隅部材とを備え、前記出隅部材は金属製であって、接触部を備え、前記接触部は、前記出隅空間の開口縁部の表面に、前記出隅空間に沿って略線接触されていることを特徴とする外壁材の接合構造。
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