JP2015192475A - モータ駆動装置、モータ駆動装置の電源選定方法、およびプログラム - Google Patents

モータ駆動装置、モータ駆動装置の電源選定方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動作に適した電源容量を選定することが可能なモータ駆動装置、モータ駆動装置の電源選定方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】駆動電源容量決定部14は、
各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータ12(−1〜−n)ごとに要求されるトルクに関する情報TIを取得し、この取得したトルクに関する情報に応じた、適用されるモータごとの電源容量PCから各動作パターンの動作に必要な動作電源容量OPCを取得する動作電源容量取得部141と、各動作パターンの中で、必要となる動作電源容量OPCの最大値をカバーできるように、共通電源部13の電源容量DPCを決定する電源容量決定部142と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータを駆動するためのモータ駆動ユニットを複数台備え、1個の電源ユニットから複数のモータ駆動ユニットに電力を供給するモータ駆動装置、モータ駆動装置の電源選定方法、およびプログラムに関するものである。
同一機能を有する複数のモータ駆動ユニットを連結させることで構成された多軸のモータ駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このモータ駆動装置は、複数のモータ駆動ユニットに加えて、1個の電源ユニットを備えており、1個の電源ユニットから複数のモータ駆動ユニットに電力が供給される。
また、この種の多軸モータ駆動装置は、1個のモータ駆動ユニットが、モータの駆動部および電源ユニットを備えてメインの電源付きモータ駆動ユニット(メインアンプ)として構成され、他のモータ駆動ユニットはモータの駆動部を備えてサブのモータ駆動ユニット(サブアンプ)として構成される場合もある。
この場合も、モータ駆動装置では、メインのモータ駆動ユニットに配置された1個の電源ユニットから複数のモータ駆動ユニットに電力が供給される。
このように、多軸モータ駆動装置では、複数のモータ駆動ユニット対して共通の電源ユニット(共通電源部)が使用される。
特開2008−295217号公報
ところで、多軸モータ駆動装置は、その機種においてモータ駆動ユニットの軸構成によって必要となる電源付きモータ駆動ユニット(メインアンプ)の電源容量が異なるが、従来、電源容量を選定するツールが存在していない。
このため、ユーザによってどのような仕様の電源容量のモータ駆動ユニットを採用すればよいか不明であるため、ユーザにとっては動作に適した電源容量の最適なシステムを構築することが困難となっている。
共通電源部(たとえばコンバータ)を用いて複数のモータ駆動ユニットを動作させようとすると、最悪の場合を考慮して各軸の瞬時最大電力を基に共通コンバータの容量を決定している。
このため、大きなコンバータが必要となり、低コスト化、低スペース化を実現することが困難となり、この場合も動作に適した電源容量の最適なシステムを構築することが困難となっている。
本発明は、動作に適した電源容量を選定することが可能なモータ駆動装置、モータ駆動装置の電源選定方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の観点は、所定台数のモータを駆動するためのモータ駆動ユニットを複数備えたモータ駆動装置であって、前記複数のモータ駆動ユニットに電力を供給する共通電源部と、前記所定台数のモータを駆動するための駆動電源容量を決定する駆動電源容量決定部と、を含み、前記各モータは、複数の動作パターンに応じて駆動可能であり、前記各モータは、当該動作パターンに合わせて必要なモータ定格出力が決められ、前記駆動電源容量決定部は、前記各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得し、当該取得したトルクに関する情報に応じた前記適用されるモータごとの電源容量から各動作パターンの動作に必要な動作電源容量を取得する動作電源容量取得部と、前記各動作パターンの中で、必要となる前記動作電源容量の最大値をカバーできるように、前記共通電源部の電源容量を決定する電源容量決定部と、を含む。
これにより、各モータ軸の瞬時最大電力を基に共通電源部の容量を決めると必要以上に大きな電源が必要となるが、動作パターンごとに、動作するモータの必要な電源容量を取得(算出)するので、動作に適した電源容量を決定することができる。
好適には、前記駆動電源容量決定部で決定された電源容量および前記モータ定格出力に基づいて、必要な電源容量を満たす動作内容に適応した前記各モータ駆動ユニットの機種を選定する最適モータ駆動ユニット選定部を有する。
これにより、必要以上に大きな電源を設定することがなく、動作内容に適応した各モータ駆動ユニットの機種を選定することができる。
好適には、前記動作電源容量取得部は、前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を下記式により求める。
動作に必要な電源容量[W]=
Σ(各軸モータの定格出力[W]*
{要求される動作のトルク指令値[%]/瞬時最大トルク指令値[%]})
なお、要求される動作のトルク指令値[%]および瞬時最大トルク指令値[%]は次式で与えられる。
[要求される動作のトルク指令値[%]=
要求されるトルク(N・m)/定格トルク(N・m)]
[瞬時最大トルク指令値[%]=
瞬時最大トルク(N・m)/定格トルク(N・m)]
これにより、起動時のように、過渡状態の短時間に限られた場合を想定したモータの瞬時最大トルク指令値を使用して算出していることから、必要以上に大きな電源を設定することがなく適切な電源容量とすることができる。
好適には、前記動作電源容量取得部は、前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を下記式により求める。
動作に必要な電源容量[W]=
Σ(各軸モータの定格出力[W]*
{要求される動作のトルク[N・m]/瞬時最大トルク[N・m]})
これにより、起動時のように、過渡状態の短時間に限られた場合を想定したモータの瞬時最大トルクを使用して算出していることから、必要以上に大きな電源を設定することがなく適切な電源容量とすることができる。
好適には、前記動作電源容量取得部は、適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するに際し、モータ軸に接続される負荷の位置を保持する仕事量と、モータ軸に接続される負荷の位置を変化させる仕事量との両方を加味して取得する。
これにより、負荷の位置を保持する場合、負荷の位置を変化させる場合の両方を考慮しているので、動作パターンにおいて、全ての仕事を考慮しており、動作パターンに応じた仕事量からトルクに関する情報を取得することができる。
好適には、前記動作電源容量取得部は、適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するに際し、モータ軸の方向を条件に加味して取得する。
これにより、負荷の位置を保持する場合、負荷の位置を変化させる場合において、重力方向を考慮し、動作パターンに応じた仕事量からトルクに関する情報を取得することができる。
好適には、前記複数のモータ駆動ユニットのうち、1つのモータ駆動ユニットは、前記共通電源部を含み、当該共通電源部は、他の前記モータ駆動ユニットにも電力を供給する。
これにより、装置の低コスト化、低スペース化を実現することが可能となる。
好適には、前記電源容量の決定または/およびモータ駆動ユニットの選定に関する処理は、表計算ソフトウェアに従って行われる。
これにより、一般的な環境で、かつ、簡単な操作で必要な電源容量を算出することができる。
本発明の第2の観点は、所定台数のモータを駆動するためのモータ駆動ユニットを複数備え、前記複数のモータ駆動ユニットに共通電源部から電力を供給するモータ駆動装置における、前記所定台数のモータを駆動するための前記共通電源部の電源容量を決定して電源を選定する電源選定方法であって、前記各モータを、複数の動作パターンに応じて駆動可能とし、前記各モータの定格出力を、当該動作パターンに合わせて決定する定格出力決定ステップと、前記各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するトルク情報取得ステップと、当該取得したトルクに関する情報に応じた前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を取得する電源容量取得ステップと、前記モータごとの電源容量から各動作パターンの動作に必要な動作電源容量を取得する動作電源容量取得ステップと、前記各動作パターンの中で、必要となる前記動作電源容量の最大値をカバーできるように、前記共通電源部の電源容量を決定する電源容量決定ステップと、を含む。
これにより、各モータ軸の瞬時最大電力を基に共通電源部の容量を決めると必要以上に大きな電源が必要となるが、動作パターンごとに、動作するモータの必要な電源容量を取得(算出)するので、動作に適した電源容量を決定することができる。
本発明の第3の観点は、所定台数のモータを駆動するためのモータ駆動ユニットを複数備え、前記複数のモータ駆動ユニットに共通電源部から電力を供給するモータ駆動装置における、前記所定台数のモータを駆動するための前記共通電源部の電源容量を決定して電源を選定する電源選定処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記各モータを、複数の動作パターンに応じて駆動可能とし、前記各モータの定格出力を、当該動作パターンに合わせて決定する定格出力決定処理と、前記各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するトルク情報取得処理と、前記取得したトルクに関する情報に応じた前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を取得する電源容量取得処理と、前記モータごとの電源容量から各動作パターンの動作に必要な動作電源容量を取得する動作電源容量取得処理と、前記各動作パターンの中で、必要となる前記動作電源容量の最大値をカバーできるように、前記共通電源部の電源容量を決定する電源容量決定処理と、を含むモータ駆動装置の電源選定処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
これにより、簡単な操作で必要な電源容量を算出することができ、しかも、動作パターンごとに、動作するモータの必要な電源容量を取得(算出)するので、動作に適した電源容量を決定することができる。
本発明によれば、動作に適した電源容量を選定することができる。
本発明の実施形態に係る多軸モータ駆動装置の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る多軸モータ駆動装置における駆動電源容量決定部の構成例を示す図である。 モータと負荷との関係の一例を模式的に示す図であって、本実施形態に係るトルクに関する情報を取得するに際し、負荷等の関係やモータ軸の方向の条件を加味して取得する例を説明するための図である。 本実施形態に係る駆動電源容量決定、並びにモータ定格出力および動作内容によって適切なモータ駆動ユニットの機種を選定するための「多軸選定ソフトウェア」に従った、入力フィールド、結果表示フィールド等を含むテーブル化した画面表示例を示す図である。 本実施形態における電源容量決定およびアンプ(モータ駆動ユニット)機種選定の動作について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
以下では、本実施形態に係る多軸モータ駆動装置の全体構成および機能ついて説明した後、動作に適した電源容量を決定して選定する電源の決定(選定)系についての構成および処理について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る多軸モータ駆動装置の構成例を示す図である。
[多軸モータ駆動装置の概要]
図1の多軸モータ駆動装置10は、モータ駆動ユニット11−1〜11−n(nは2以上の整数、本例では最大32)、モータ12−1(M1)〜12−n(Mn)、共通電源部13、駆動電源容量決定部14、および最適モータ駆動ユニット選定部15を含んで構成されている。
図1の多軸モータ駆動装置10は、同一機能を有する複数のモータ駆動ユニット11−1〜11−n(nは2以上の整数、本例では最大32)を連結させることで構成されている。
各モータ駆動ユニット11−1〜11−nには、駆動対象のモータ12−1〜12−nが駆動可能に接続されている。
図1の多軸モータ駆動装置10においては、モータ駆動ユニット11−1にはモータ12−1が接続され、モータ駆動ユニット11−2にはモータ12−2が接続され、モータ駆動ユニット11−3にはモータ12−3が接続され、モータ駆動ユニット11−4にはモータ12−4が接続され、同様にして、モータ駆動ユニット11−nにはモータ12−nが接続されている。
モータ12−1は第1軸X1を備え、モータ12−2は第2軸X2を備え、モータ12−3は第3軸X3を備え、モータ12−4は第4軸X4を備え、同様にして、モータ12−nは第n軸Xnを備えている。
本実施形態において、各モータ12−1〜12−nは、複数の動作パターンに応じて駆動可能である。
各モータ12−1〜12−nは、この動作パターンに合わせて必要なモータ定格出力が決められる。
本実施形態において、モータ定格出力は、50W、100W、200W、400W、750Wが採用される。なお、モータ定格出力としては、さらに、1000W、1500W、2000W等、仕様に合わせて採用される。
本実施形態では、駆動電源容量決定部14において、モータ定格出力を入力し与えると、定格出力に対応する代表的なモータ機種が対応付けて指定(表示)されるように構成されている。
たとえば、モータ定格出力50Wに対応してモータ機種「M*500*2****」が指定される。
モータ定格出力100Wに対応してモータ機種「M*101*2****」が指定される。
モータ定格出力200Wに対応してモータ機種「M*201*2****」が指定される。
モータ定格出力400Wに対応して「M*401*2**」が指定される。
モータ定格出力750Wに対応してモータ機種「M*751*2****」が指定される。
本実施形態の多軸モータ駆動装置10は、複数のモータ駆動ユニット11−1〜11−nに加えて、1個の共通電源部13を備えており、1個の共通電源部13から複数のモータ駆動ユニット11−1〜11−nに電力が供給される。
多軸モータ駆動装置10においては、1個のモータ駆動ユニット11−1が、図示しないモータの駆動部および共通電源部(電源ユニット)13を備えてメインの電源付きモータ駆動ユニット(メインアンプ)として構成され、他のモータ駆動ユニット11−2〜11−nは図示しないモータの駆動部を備えてサブのモータ駆動ユニット(サブアンプ)として構成されている。
多軸モータ駆動装置10では、メインのモータ駆動ユニット11−1に配置された1個の共通電源部13から複数のモータ駆動ユニット11−1〜11−nに電力が供給される。
図1の多軸モータ駆動装置10において、共通電源部13から、モータ駆動ユニット11−1に対して電力P1が供給され、モータ駆動ユニット11−2に対して電力P2が供給され、モータ駆動ユニット11−3に対して電力P3が供給され、モータ駆動ユニット11−4に対して電力P4が供給され、同様にして、モータ駆動ユニット11−nに対して電力Pnが供給される。
このように、多軸モータ駆動装置10では、複数のモータ駆動ユニット11−1〜11−nに対して共通の電源ユニットである共通電源部13が使用される。
本実施形態の多軸モータ駆動装置10においては、共通電源部13を用いて複数のモータ駆動ユニットを動作させようとする場合に、動作に適した電源容量を選定することが可能となり、ひいては低コスト化、低スペース化を実現することができるように駆動電源容量決定部14が設けられている。
[駆動電源容量決定部14の構成および機能]
駆動電源容量決定部14は、所定台数のモータ12(−1〜n)を駆動するための駆動電源容量を決定する機能を有する。
図2は、本発明の実施形態に係る多軸モータ駆動装置における駆動電源容量決定部の構成例を示す図である。
図2の駆動電源容量決定部14は、動作電源容量取得部141、および電源容量決定部142を主構成要素として有している。
本実施形態の多軸モータ駆動装置10は、動作電源容量取得部141、電源容量決定部142、および最適モータ駆動ユニット選定部15から、あるいはこれらに対してアクセス可能な入力部16、記憶部17、および表示部18を含んで構成されている。
動作電源容量取得部141は、各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータ12(−1〜−n)ごとに要求されるトルクに関する情報TIを取得し、この取得したトルクに関する情報に応じた、適用されるモータごとの電源容量PCから各動作パターンの動作に必要な動作電源容量OPCを取得する。
動作電源容量取得部141は、取得した各動作パターンに対応した動作電源容量OPCを表示部18に表示し、また、電源容量決定部142に供給する。
本実施形態において、動作電源容量取得部141は、適用されるモータごとの動作に必要な電源容量PCを下記式(1)により求める。
動作に必要な電源容量PC[W]=
Σ(各軸モータの定格出力[W]*
{要求される動作のトルク指令値[%]/瞬時最大トルク指令値[%]})
・・・(1)
なお、瞬時最大トルク指令値はモータ定格出力によって変化する。
モータ定格出力が50Wおよび100Wの場合は瞬時最大トルク指令値は350%となる。
モータ定格出力が200W、400W、および700Wの場合は瞬時最大トルク指令値は300[%]となる。
式(1)の右辺の第2項{要求される動作のトルク指令値[%]/瞬時最大トルク指令値[%]}が動作パターンに適用されるモータ12(−1〜−n)ごとに要求されるトルクに関する情報TIに相当する。
この情報TIは、指定の動作において、トルクの最大能力値のうちの必要なトルクの割合を求めている情報であり、このトルクに関連する情報TIに基づいてモータの定格出力から動作に必要な電源容量PCが求められる。
換言すれば、各モータの動作に必要な電源容量PCは、その動作で必要とされるトルクの割合をモータ定格出力に適用して導出される。
なお、要求される動作のトルク指令値[%]および瞬時最大トルク指令値[%]は次式で与えられる。
[要求される動作のトルク指令値[%]=
要求されるトルク(N・m)/定格トルク(N・m)]
[瞬時最大トルク指令値[%]=
瞬時最大トルク(N・m)/定格トルク(N・m)]
上記式(1)を採用することにより、起動時のように、過渡状態の短時間に限られた場合を想定したモータの瞬時最大トルク指令値を使用して算出していることから、必要以上に大きな電源を設定することがなく適切な電源容量PCとすることができる。
また、動作電源容量取得部141は、適用されるモータごとの動作に必要な電源容量PCを上記式(1)に代えて下記式(2)により求めるように構成することも可能である。
動作に必要な電源容量PC[W]=
Σ(各軸モータの定格出力[W]*
{要求される動作のトルク[N・m]/瞬時最大トルク[N・m]})
・・・(2)
式(2)の右辺の第2項{要求される動作のトルク[N・m]/瞬時最大トルク[N・m]}が動作パターンに適用されるモータ12(−1〜−n)ごとに要求されるトルクに関する情報TIに相当する。
この場合、起動時のように、過渡状態の短時間に限られた場合を想定したモータの瞬時最大トルクを使用して算出していることから、必要以上に大きな電源を設定することがなく適切な電源容量とすることができる。
なお、トルクに関する情報TIを取得するに際し、負荷等の関係やモータ軸の方向の条件を加味して取得するように構成することも可能である。
図3は、モータと負荷との関係の一例を模式的に示す図であって、本実施形態に係るトルクに関する情報TIを取得するに際し、負荷等の関係やモータ軸の方向の条件を加味して取得する例を説明するための図である。
動作電源容量取得部141は、適用されるモータMごとに要求されるトルクに関する情報TIを取得するに際し、図3に示すように、モータ軸Xに接続される負荷LDの位置を保持する仕事量と、モータ軸Xに接続される負荷LDの位置を変化させる仕事量との両方を加味して取得することも可能である。
これにより、負荷LDの位置を保持する場合、負荷LDの位置を変化させる場合の両方を考慮しているので、動作パターンにおいて、全ての仕事を考慮しており、動作パターンに応じた仕事量からトルクに関する情報を取得することができる。
また、動作電源容量取得部141は、適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報TIを取得するに際し、モータ軸Xの方向を条件に加味して取得する。
これにより、負荷LDの位置を保持する場合、負荷LDの位置を変化させる場合において、重力方向を考慮し、動作パターンに応じた仕事量からトルクに関する情報を取得することができる。
電源容量決定部142は、各動作パターンの中で、必要となる動作電源容量OPCの最大値をカバーできるように、共通電源部13の電源容量DPCを決定する。
電源容量決定部142は、決定した駆動電源容量DPCを表示部18に表示し、また、最適モータ駆動ユニット選定部15に供給する。
最適モータ駆動ユニット選定部15は、電源容量決定部142で決定された駆動電源容量DPCおよびモータ定格出力に基づいて、必要な電源容量を満たす動作内容に適応した各モータ駆動ユニット11(−1〜−n)の機種(アンプの機種)を選定する。
最適モータ駆動ユニット選定部15は、選定したモータ駆動ユニット11(−1〜−n)の機種を、たとえばモータ軸に対応させて表示部18に表示する。
入力部16は、キーボードやマウス等により構成され、駆動電源容量決定のための情報、たとえばモータ軸数、モータ定格出力、動作番号、各動作パターンのモータごとのトルク指令値等を入力するために用いられる。
記憶部17は、たとえば不揮発性メモリにより構成され、モータ定格出力、モータ定格出力に対応したモータ機種、モータ駆動ユニットの機種等の各種情報が記憶されている。
記憶部17には、モータ駆動ユニット情報は、電源容量に対応する機種情報も記憶されている。
表示部18は、液晶表示装置等により構成され、駆動電源容量決定、並びにモータ定格出力および動作内容によって適切なモータ駆動ユニット(アンプ)の機種を選定するための「多軸選定ソフトウェア」に従った、入力フィールド、結果表示フィールド等を含むテーブル化した画面を表示する。
図4は、本実施形態に係る駆動電源容量決定、並びにモータ定格出力および動作内容によって適切なモータ駆動ユニットの機種を選定するための「多軸選定ソフトウェア」に従った、入力フィールド、結果表示フィールド等を含むテーブル化した画面表示例を示す図である。
本実施形態の多軸選定ソフトウェア」は、いわゆる表計算ソフトウェアを基礎に構築することが可能であり、これにより、一般的な環境で、かつ、簡単な操作で必要な電源容量を算出することができるように構成されている。
図4は、「多軸選定ソフトウェア」に従った、入力フィールド、結果表示フィールド等を含むテーブル化した表示部18における画面180の表示例を示している。
この画面180のテーブル1800は、モータ軸フィールド1801、モータ定格出力フィールド1802、モータ機種フィールド1803、モータ軸方向フィールド1804、動作フィールド1805、トルク指令値フィールド1806、動作電源容量合計出力フィールド1807、駆動(必要)電源容量フィールド1808、およびアンプ(モータ駆動ユニット)機種フィールド1809を含んで形成されている。
モータ軸フィールド1801には、入力部16によりモータの軸数が入力される。本実施形態では最大32軸まで入力可能である。
図4の例では、一覧で表示させるのは6軸(X1〜X6)までとして形成されている。
モータ定格出力フィールド1802は、ボックス(ComboBox)CBXの中から値を選択すると、モータ定格出力を表示する。
図4の例では、第1軸X1のモータ定格出力は「750W」、第2軸X2のモータ定格出力は「750W」、第3軸X3のモータ定格出力は「400W」、第4軸X4のモータ定格出力は「200W」、第5軸X5のモータ定格出力は「200W」として表示されている。
モータ機種フィールド1803は、モータ定格出に対応する代表的なモータ機種を表示する。
図4の例では、第1軸X1(750W)に対応するモータ機種として「M*751*2****」、第2軸X2(750W)に対応するモータ機種として「M*751*2****」、第3軸X3(400W)に対応するモータ機種として「M*401*2****」、第4軸X4(200W)に対応するモータ機種として「M*201*2****」、第5軸X5(200W)に対応するモータ機種として「M*201*2****」が表示されている。
モータ軸方向フィールド1804は、モータ軸の動作方向が入力される。たとえばボックス(ComboBox)CBXで内容、すなわち水平、垂直を選択できるように構成されている。
図4の例では、第1軸X1の動作方向は「水平」、第2軸X2の動作方向は「水平」、第3軸X3の動作方向は「鉛直」、第4軸X4の動作方向は「水平」、第5軸X5の動作方向は「水平」が選択されている。
動作フィールド1805は、動作パターンごとの動作番号(OP1〜OP8・・・)が入力される。本実施形態では最大20番まで入力可能である。
図4の例では、一覧で表示させるのは8番(OP1〜OP8)までとして形成されている。
トルク指令値フィールド1806は、動作OP1〜OP8において、動作に必要なトルク指令値が入力される。なお、トルク指令値フィールド1806は、チェックボックス(CheckBox)CBにチェックを入れてから動作に必要なトルク指令値を入力するように構成することも可能である。この場合、チェックを入れないと値を入力できないように構成することも可能である。
図4の例では、第1動作OP1において、第1軸X1のトルク指令値として「70」、第2軸X2のトルク指令値として「100」、第3軸X3のトルク指令値として「20」が入力されている。
第2動作OP2において、第3軸X3のトルク指令値として「20」、第4軸X4のトルク指令値として「200」、第5軸X5のトルク指令値として「150」が入力されている。
第3動作OP3において、第3軸X3のトルク指令値として「20」、第4軸X4のトルク指令値として「200」、第5軸X5のトルク指令値として「150」が入力されている。
第4動作OP4において、第1軸X1のトルク指令値として「150」、第2軸X2のトルク指令値として「250」、第3軸X3のトルク指令値として「20」が入力されている。
第5動作OP5において、第3軸X3のトルク指令値として「180」が入力されている。
第6動作OP6において、第1軸X1のトルク指令値として「70」、第2軸X2のトルク指令値として「100」、第3軸X3のトルク指令値として「20」が入力されている。
第7動作OP7において、第1軸X1のトルク指令値として「150」、第2軸X2のトルク指令値として「250」、第3軸X3のトルク指令値として「20」が入力されている。
第8動作OP8において、第3軸X3のトルク指令値として「220」が入力されている。
動作電源容量合計出力フィールド1807は、モータ定格出力・トルク指令値から動作番号ごと動作電源容量の合計出力を表示する。
図4の例では、第1動作OP1の合計出力は「452」、第2動作OP2の合計出力は「260」、第3動作OP3の合計出力は「260」、第4動作OP4の合計出力は「1027」、第5動作OP5の合計出力は「240」、第6動作OP6の合計出力は「452」、第7動作OP7の合計出力は「1027」、第8動作OP8の合計出力は「293」として表示されている。
駆動電源容量フィールド1808は、動作電源容量合計出力フィールド1807で表示した合計出力で最も値が大きい数値を表示する。
図4の例では「1027」が表示されている。
アンプ(モータ駆動ユニット)機種フィールド1809は、モータ定格出力、駆動(必要)電源容量を考慮して適切なアンプ(モータ駆動ユニット)の機種を表示する。
図4の例では、第1軸X1(750W)に対応するアンプ(モータ駆動ユニット)機種として「DA23C**」、第2軸X2(750W)に対応するアンプ(モータ駆動ユニット)機種として「DA230**」、第3軸X3(400W)に対応するアンプ(モータ駆動ユニット)機種として「DA230**」、第4軸X4(200W)に対応するアンプ(モータ駆動ユニット)機種として「DA210**」、第5軸X5(200W)に対応するアンプ(モータ駆動ユニット)機種として「DA210**」が表示されている。
[電源容量決定およびアンプ(モータ駆動ユニット)機種選定の動作]
次に、本実施形態における電源容量決定およびアンプ(モータ駆動ユニット)機種選定の動作について説明する。
図5は、本実施形態における電源容量決定およびアンプ(モータ駆動ユニット)機種選定の動作について説明するためのフローチャートである。
まず、モータ軸フィールド1801にモータの軸数が入力され(ステップST1)、モータ定格出力フィールド1802において、軸ごとにモータ定格出力が選択され入力され、そのモータ定格出力が表示される(ステップST2)。
そして、モータ機種フィールド1803には、モータ定格出に対応するモータ機種が表示され(ステップST3)、モータ軸方向フィールド1804には、モータ軸の動作方向が入力される(ステップST4)。
さらに、動作フィールド1805には、動作パターンごとの動作番号(OP1〜OP8・・・)が入力される(ステップST5)。
そして、トルク指令値フィールド1806に、動作OP1〜OP8において、動作に必要なトルク指令値が入力される(ステップST6)。
このトルク指令値入力後、動作ごとの動作電源容量合計出力が計算され(ステップST7)、その結果が対応する動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される(ステップST8)。
ステップST7およびST8の処理は、次のように行われる。
[第1動作OP1]
第1動作OP1では、第1軸X1、第2軸X2、および第3軸X3が使用される。
この場合、第1軸X1の第1動作OP1に必要な電源容量PC11[W]は(1)式により、750[W]*{70(%)/300(%)}=175となる。
第2軸X2の第1動作OP1に必要な電源容量PC12[W]は(1)式により、750[W]*{100(%)/300(%)}=250となる。
第3軸X3の第1動作OP1に必要な電源容量PC13[W]は(1)式により、400[W]*{20(%)/300(%)}=26.7≒27となる。
したがって、第1動作OP1に必要な動作電源容量OPC1は、175+250+27=452[W]となる。
この値が第1動作OP1の合計出力として動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される。
[第2動作OP2]
第2動作OP2では、第3軸X3、第4軸X4、および第5軸X5が使用される。
この場合、第3軸X3の第2動作OP2に必要な電源容量PC23[W]は(1)式により、400[W]*{20(%)/300(%)}=26.7≒27となる。
第4軸X4の第2動作OP2に必要な電源容量PC24[W]は(1)式により、200[W]*{200(%)/300(%)}=133.3≒133となる。
第5軸X5の第2動作OP2に必要な電源容量PC25[W]は(1)式により、200[W]*{150(%)/300(%)}=100となる。
したがって、第2動作OP2に必要な動作電源容量OPC2は、27+133+100=260[W]となる。
この値が第2動作OP2の合計出力として動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される。
[第3動作OP3]
第3動作OP3では、第3軸X3、第4軸X4、および第5軸X5が使用される。
この場合、第3軸X3の第3動作OP3に必要な電源容量PC33[W]は(1)式により、400[W]*{20(%)/300(%)}=26.7≒27となる。
第4軸X4の第3動作OP3に必要な電源容量PC34[W]は(1)式により、200[W]*{200(%)/300(%)}=133.3≒133となる。
第5軸X5の第3動作OP3に必要な電源容量PC35[W]は(1)式により、200[W]*{150(%)/300(%)}=100となる。
したがって、第3動作OP3に必要な動作電源容量OPC3は、27+133+100=260[W]となる。
この値が第3動作OP3の合計出力として動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される。
[第4動作OP4]
第4動作OP4では、第1軸X1、第2軸X2、および第3軸X3が使用される。
この場合、第1軸X1の第4動作OP4に必要な電源容量PC41[W]は(1)式により、750[W]*{150(%)/300(%)}=375となる。
第2軸X2の第4動作OP4に必要な電源容量PC42[W]は(1)式により、750[W]*{250(%)/300(%)}=625となる。
第3軸X3の第4動作OP4に必要な電源容量PC43[W]は(1)式により、400[W]*{20(%)/300(%)}=26.7≒27となる。
したがって、第4動作OP4に必要な動作電源容量OPC4は、375+625+27=1027[W]となる。
この値が第4動作OP4の合計出力として動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される。
[第5動作OP5]
第5動作OP5では、第3軸X3が使用される。
この場合、第3軸X3の第5動作OP5に必要な電源容量PC53[W]は(1)式により、400[W]*{180(%)/300(%)}=240となる。
したがって、第5動作OP5に必要な動作電源容量OPC5は、240[W]となる。
この値が第5動作OP5の合計出力として動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される。
[第6動作OP6]
第6動作OP6では、第1軸X1、第2軸X2、および第3軸X3が使用される。
この場合、第1軸X1の第6動作OP6に必要な電源容量PC61[W]は(1)式により、750[W]*{70(%)/300(%)}=175となる。
第2軸X2の第6動作OP6に必要な電源容量PC62[W]は(1)式により、750[W]*{100(%)/300(%)}=250となる。
第3軸X3の第6動作OP6に必要な電源容量PC63[W]は(1)式により、400[W]*{20(%)/300(%)}=26.7≒27となる。
したがって、第6動作OP6に必要な動作電源容量OPC6は、175+250+27=452[W]となる。
この値が第6動作OP6の合計出力として動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される。
[第7動作OP7]
第7動作OP7では、第1軸X1、第2軸X2、および第3軸X3が使用される。
この場合、第1軸X1の第7動作OP7に必要な電源容量PC71[W]は(1)式により、750[W]*{150(%)/300(%)}=375となる。
第2軸X2の第7動作OP7に必要な電源容量PC72[W]は(1)式により、750[W]*{250(%)/300(%)}=625となる。
第3軸X3の第7動作OP7に必要な電源容量PC73[W]は(1)式により、400[W]*{20(%)/300(%)}=26.7≒27となる。
したがって、第7動作OP7に必要な動作電源容量OPC7は、375+625+27=1027[W]となる。
この値が第7動作OP7の合計出力として動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される。
[第8動作OP8]
第8動作OP8では、第3軸X3が使用される。
この場合、第3軸X3の第8動作OP8に必要な電源容量PC83[W]は(1)式により、400[W]*{220(%)/300(%)}=293.3≒293となる。
したがって、第8動作OP8に必要な動作電源容量OPC8は、293[W]となる。
この値が第8動作OP8の合計出力として動作電源容量合計出力フィールド1807に表示される。
この例では、第1動作OP1〜第8動作OP8の動作ごとに計算したトータルの電源容量PC1〜PC8のうち、第4動作OP4の動作電源容量OPC4および第7動作OP7の動作電源容量OPC7が最大値「1027」となることから、この値が必要な電源容量として選定される(ステップST9)。
この選定した駆動電源容量DPCが駆動電源容量フィールド1808に表示される。
そして、トータルで必要な電源容量、各軸のモータ定格出力値から適切なサーボアンプ(モータ駆動ユニット)の機種が選定される(ステップST10)。
この選定したアンプ(モータ駆動ユニット)の機種がアンプ(モータ駆動ユニット)機種フィールド1809に表示される。
[実施形態の効果]
上述したように、本実施形態においては、以下の効果を得ることができる。
本実施形態においては、基本的に、モータ駆動装置10は、動作電源容量取得部141および電源容量決定部142を含む駆動電源容量決定部14を有する。
動作電源容量取得部141は、各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータ12(−1〜−n)ごとに要求されるトルクに関する情報TIを取得し、この取得したトルクに関する情報に応じた、適用されるモータごとの電源容量PCから各動作パターンの動作に必要な動作電源容量OPCを取得する。
電源容量決定部142は、各動作パターンの中で、必要となる動作電源容量OPCの最大値をカバーできるように、共通電源部13の電源容量DPCを決定する。
したがって、本実施形態によれば、各モータ軸の瞬時最大電力を基に共通電源部13の容量を決めると必要以上に大きな電源が必要となるが、動作パターンごとに、動作するモータの必要な電源容量を取得(算出)するので、動作に適した電源容量を決定することができる。
また、本実施形態では、電源容量決定部142で決定された電源容量およびモータ定格出力に基づいて、必要な電源容量を満たす動作内容に適応した各モータ駆動ユニット(アンプ)の機種を選定する最適モータ駆動ユニット選定部15を有する。
これにより、本実施形態によれば、必要以上に大きな電源を設定することがなく動作内容に適応した各モータ駆動ユニットの機種を選定することができる。
すなわち、ユーザにとって必要なモータ駆動ユニット(サーボアンプ)機種を選定することができるため、ユーザによってどのような仕様の電源容量のモータ駆動ユニットを採用すればよいか明瞭となり、ユーザにとって便利なものとなっている。
また、本実施形態において、動作電源容量取得部141は、適用されるモータごとの動作に必要な電源容量PCを上記した式(1)により求める。
上記式(1)を採用することにより、起動時のように、過渡状態の短時間に限られた場合を想定したモータの瞬時最大トルク指令値を使用して算出していることから、必要以上に大きな電源を設定することがなく適切な電源容量PCとすることができる。
また、動作電源容量取得部141は、適用されるモータごとの動作に必要な電源容量PCを上記式(1)に代えて下記式(2)により求めるように構成することも可能である。
この場合、起動時のように、過渡状態の短時間に限られた場合を想定したモータの瞬時最大トルクを使用して算出していることから、必要以上に大きな電源を設定することがなく適切な電源容量とすることができる。
さらに、本実施形態では、動作電源容量取得部141は、適用されるモータMごとに要求されるトルクに関する情報TIを取得するに際し、図3に示すように、モータ軸Xに接続される負荷LDの位置を保持する仕事量と、モータ軸Xに接続される負荷LDの位置を変化させる仕事量との両方を加味して取得することも可能である。
これにより、負荷の位置を保持する場合、負荷の位置を変化させる場合の両方を考慮しているので、動作パターンにおいて、全ての仕事を考慮しており、動作パターンに応じた仕事量からトルクに関する情報を取得することができる。
また、動作電源容量取得部141は、適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報TIを取得するに際し、モータ軸Xの方向を条件に加味して取得することも可能である。
これにより、負荷の位置を保持する場合、負荷の位置を変化させる場合において、重力方向を考慮し、動作パターンに応じた仕事量からトルクに関する情報を取得することができる。
また、本実施形態では、複数のモータ駆動ユニット11−1〜11−nのうち、1つのモータ駆動ユニット11−1は、共通電源部13を含み、共通電源部13は、他のモータ駆動ユニットにも電力を供給する。
したがって、本実施形態によれば、装置の低コスト化、低スペース化を実現することが可能となる。
さらに、本実施形態では、電源容量の決定およびモータ駆動ユニット(アンプ)の選定に関する処理は、表計算ソフトウェアに従って行われる。
これにより、一般的な環境で、かつ、簡単な操作で必要な電源容量を算出することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることはいうまでもない。
たとえば、上述した実施形態では、モータ6軸に対しての操作例を示したが、モータ軸を増やして使用しても良い。たとえば最大32軸まで可能である。
また、本実施形態では、8動作までの操作例を示したが、動作数を増やしても良い。たとえば最大20動作まで増やすことが可能である。
なお、以上詳細に説明した方法は、上記手順に応じたプログラムとして形成し、CPU等のコンピュータで実行するように構成することも可能である。
また、このようなプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体、この記録媒体をセットしたコンピュータによりアクセスし上記プログラムを実行するように構成可能である。
10・・・モータ駆動装置、11−1〜11−n・・・モータ駆動ユニット、12−1〜12−n・・・モータ、13・・・共通電源部、14・・・駆動電源容量決定部、141・・・動作電源容量取得部、142・・・電源容量決定部、15・・・最適モータ駆動ユニット選定部、16・・・入力部、17・・・記憶部、18・・・表示部。

Claims (16)

  1. 所定台数のモータを駆動するためのモータ駆動ユニットを複数備えたモータ駆動装置であって、
    前記複数のモータ駆動ユニットに電力を供給する共通電源部と、
    前記所定台数のモータを駆動するための駆動電源容量を決定する駆動電源容量決定部と、を含み、
    前記各モータは、複数の動作パターンに応じて駆動可能であり、前記各モータは、当該動作パターンに合わせて必要なモータ定格出力が決められ、
    前記駆動電源容量決定部は、
    前記各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得し、当該取得したトルクに関する情報に応じた前記適用されるモータごとの電源容量から各動作パターンの動作に必要な動作電源容量を取得する動作電源容量取得部と、
    前記各動作パターンの中で、必要となる前記動作電源容量の最大値をカバーできるように、前記共通電源部の電源容量を決定する電源容量決定部と、を含む
    モータ駆動装置。
  2. 前記駆動電源容量決定部で決定された電源容量および前記モータ定格出力に基づいて、必要な電源容量を満たす動作内容に適応した前記各モータ駆動ユニットの機種を選定する最適モータ駆動ユニット選定部を有する
    請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 前記動作電源容量取得部は、
    前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を下記式により求める
    請求項1または2記載のモータ駆動装置。
    動作に必要な電源容量[W]=
    Σ(各軸モータの定格出力[W]*
    {要求される動作のトルク指令値[%]/瞬時最大トルク指令値[%]})
  4. 前記動作電源容量取得部は、
    前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を下記式により求める
    請求項1または2記載のモータ駆動装置。
    動作に必要な電源容量[W]=
    Σ(各軸モータの定格出力[W]*
    {要求される動作のトルク[N・m]/瞬時最大トルク[N・m]})
  5. 前記動作電源容量取得部は、
    適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するに際し、モータ軸に接続される負荷の位置を保持する仕事量と、モータ軸に接続される負荷の位置を変化させる仕事量との両方を加味して取得する
    請求項1から4のいずれか一に記載のモータ駆動装置。
  6. 前記動作電源容量取得部は、
    適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するに際し、モータ軸の方向を条件に加味して取得する
    請求項1から5のいずれか一に記載のモータ駆動装置。
  7. 前記複数のモータ駆動ユニットのうち、1つのモータ駆動ユニットは、
    前記共通電源部を含み、当該共通電源部は、他の前記モータ駆動ユニットにも電力を供給する
    請求項1から6のいずれか一に記載のモータ駆動装置。
  8. 前記電源容量の決定または/およびモータ駆動ユニットの選定に関する処理は、表計算ソフトウェアに従って行われる
    請求項1から7のいずれか一に記載のモータ駆動装置。
  9. 所定台数のモータを駆動するためのモータ駆動ユニットを複数備え、前記複数のモータ駆動ユニットに共通電源部から電力を供給するモータ駆動装置における、前記所定台数のモータを駆動するための前記共通電源部の電源容量を決定して電源を選定する電源選定方法であって、
    前記各モータを、複数の動作パターンに応じて駆動可能とし、前記各モータの定格出力を、当該動作パターンに合わせて決定する定格出力決定ステップと、
    前記各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するトルク情報取得ステップと、
    前記取得したトルクに関する情報に応じた前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を取得する電源容量取得ステップと、
    前記モータごとの電源容量から各動作パターンの動作に必要な動作電源容量を取得する動作電源容量取得ステップと、
    前記各動作パターンの中で、必要となる前記動作電源容量の最大値をカバーできるように、前記共通電源部の電源容量を決定する電源容量決定ステップと、を含む
    モータ駆動装置の電源選定方法。
  10. 前記電源容量決定ステップで決定された電源容量および前記モータ定格出力に基づいて、必要な電源容量を満たす動作内容に適応した前記各モータ駆動ユニットの機種を選定する最適モータ駆動ユニット選定ステップを有する
    請求項8記載のモータ駆動装置の電源選定方法。
  11. 前記電源容量取得ステップは、
    前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を下記式により求める
    請求項9または10記載のモータ駆動装置の電源選定方法。
    動作に必要な電源容量[W]=
    Σ(各軸モータの定格出力[W]*
    {要求される動作のトルク指令値[%]/瞬時最大トルク指令値[%]})
  12. 前記電源容量取得ステップは、
    前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を下記式により求める
    請求項9または10記載のモータ駆動装置の電源選定方法。
    動作に必要な電源容量[W]=
    Σ(各軸モータの定格出力[W]*
    {要求される動作のトルク[N・m]/瞬時最大トルク[N・m]})
  13. 前記電源容量取得ステップは、
    適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するに際し、モータ軸に接続される負荷の位置を保持する仕事量と、モータ軸に接続される負荷の位置を変化させる仕事量との両方を加味して取得する
    請求項9から12のいずれか一に記載のモータ駆動装置の電源選定方法。
  14. 前記電源容量取得ステップは、
    適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するに際し、モータ軸の方向を条件に加味して取得する
    請求項9から13のいずれか一に記載のモータ駆動装置の電源選定方法。
  15. 前記電源容量の決定または/およびモータ駆動ユニットの選定に関する処理は、表計算ソフトウェアに従って行われる。
    請求項9から14のいずれか一に記載のモータ駆動装置の電源選定方法。
  16. 所定台数のモータを駆動するためのモータ駆動ユニットを複数備え、前記複数のモータ駆動ユニットに共通電源部から電力を供給するモータ駆動装置における、前記所定台数のモータを駆動するための前記共通電源部の電源容量を決定して電源を選定する電源選定処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記各モータを、複数の動作パターンに応じて駆動可能とし、前記各モータの定格出力を、当該動作パターンに合わせて決定する定格出力決定処理と、
    前記各動作パターンにおいて、動作パターンに適用されるモータごとに要求されるトルクに関する情報を取得するトルク情報取得処理と、
    前記取得したトルクに関する情報に応じた前記適用されるモータごとの動作に必要な電源容量を取得する電源容量取得処理と、
    前記モータごとの電源容量から各動作パターンの動作に必要な動作電源容量を取得する動作電源容量取得処理と、
    前記各動作パターンの中で、必要となる前記動作電源容量の最大値をカバーできるように、前記共通電源部の電源容量を決定する電源容量決定処理と、を含む
    モータ駆動装置の電源選定処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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